JP3247422B2 - プラスチック材料メッシュ構造体 - Google Patents

プラスチック材料メッシュ構造体

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JP3247422B2
JP3247422B2 JP13264192A JP13264192A JP3247422B2 JP 3247422 B2 JP3247422 B2 JP 3247422B2 JP 13264192 A JP13264192 A JP 13264192A JP 13264192 A JP13264192 A JP 13264192A JP 3247422 B2 JP3247422 B2 JP 3247422B2
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フランク・ブライアン・マーサー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D28/00Producing nets or the like, e.g. meshes, lattices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の背景]この発明は、最も厚い点に
おいて約2mm以上の厚さを有し、隣接する穴の間のス
トランド形成領域を規定する穴のパターン及びストラン
ド形成領域の間の接続領域とを有するプラスチックの出
発材料を準備する工程と、前記出発材料を副次的方向に
延伸して、副次的ストランド形成領域を延伸し、薄化
し、配向させ、もって副次的配向ストランドを形成する
工程と、前記材料を前記副次的方向に対して一般的に直
角な主方向に延伸して、主ストランド形成領域を延伸
し、薄化し、配向させ、もって副次的配向ストランドに
対して一般的に直角に延在する主配向ストランドを形成
する工程とを有し、この主方向の延伸は、薄化が概念上
の接合領域を完全に通ってその領域の他の側において配
向された主ストランドまで広がり、かつ股部を回って各
副次的ストランドまで広がって、股部において配向が各
股部の回りに走る方向になるまで続けられ、それによ
り、各主ストランド及び副次的ストランドを接続する配
向された股部を伴う配向された接続部が形成される、2
軸的にかつ分子的に配向された一体的なプラスチック材
料メッシュ構造体の製造方法に関する。結果として生じ
た主方向の延伸は、結果として生じた副次的方向の延伸
よりも実質的に大きい。各接続部において、中央のより
厚い領域が存在する。この領域は通常、主ストランドの
中点よりも薄化される。上記中央のより厚い領域の両側
には、通常接続中心よりも薄い領域が存在する。
【0002】この発明は、また、最も厚い点において約
1mm以上の厚さを有し、主方向において副次的方向よ
りも実質的に大きい強度を有する2軸的にかつ分子的に
配向された一体的なプラスチック材料メッシュ構造体で
あって、主方向に延びる主配向ストランドと、副次的方
向に延びる副次的配向ストランドと、夫々の主ストラン
ド及び副次的ストランドの間の配向された接続部とを有
し、夫々の主ストランド及び副次的ストランドは各股部
の回りを走る方向の配向を伴った配向された股部によっ
て相互に接続されており、各接続部においてその両側に
おける領域よりも実質的に厚く各副次的ストランドの軸
上に位置するより厚い領域が存在し、より厚い領域は副
次的方向に平行な方向に沿う長さよりも実質的に大きい
主方向に平行な方向に沿う長さを有している、2軸的に
かつ分子的に配向された一体的なプラスチック材料メッ
シュ構造体に関する。
【0003】この発明のメッシュ構造体は、主方向が機
械方向(machine direction)であり、かつ主引張り力
が機械方向に付与されるような適用のためのものであ
り、このメッシュ構造体は機械方向において、交差する
方向よりも実質的に大きな強度を有する。例えば、メッ
シュ構造体を鉛直な壁面に取り付けた場合には、主引張
り力は面に直角である。主ストランドは主引張り力を受
けるものであり、交差するストランドは一般的に主スト
ランドに対して直角である。
【0004】機械方向に可能な限り大きく配向させるこ
とは望ましいが、機械方向に付与することができる延伸
度は、交差する方向に曲げた際に機械方向に割れ得る又
は裂け得る接続部を形成する危険性、又はその中心部に
おいてくぼみをつけた接続部を形成する危険性によって
制限される。このようなくぼみは、メッシュ構造体の交
差方向強度をかなり減少させる。
【0005】米国特許第4,374,798号及びヨー
ロッパ公報EP−A−0418104は、上述したよう
なタイプの方法及びメッシュ構造体を開示している。
【0006】[定義]「MD」は機械方向であり、「T
D」は交差方向である。MDはメッシュ構造体を製造す
る際に生成されるメッシュ構造体の長尺体又はロールの
長手方向である。
【0007】出発材料の穴は貫通したものであっても貫
通していないものであってもよい。もし穴が貫通してな
いものであれば、穴の中のフィルム又は膜のいずれかが
延伸によって破壊されるか、又は薄膜として残存する。
穴の大きさは、夫々のタンジェントライン(後述する)
の間で測定される。
【0008】「配向された」という用語は、分子的に配
向されたことを意味する。一般的に、配向されたストラ
ンドを例にとった場合には、好ましい配向方向はストラ
ンドの長手方向である。
【0009】「一軸」及び「二軸」は、夫々「一軸的配
向された」及び「二軸的配向された」を意味する。「一
軸的配向された」は、構造体の表面において一つの方向
における材料の延伸が存在するが、直角方向での結果と
して生じる実質的な材料の延伸が存在しないことを意味
する。
【0010】「厚い」及び「薄い」という用語は、材料
又はメッシュ構造体の面に対して通常の大きさを意味す
る。別に明記されていなければ、厚さは最も厚い点での
端面の間の距離である。しかし、立ち上がった端面か、
又は傾斜した若しくは羽状の端面かは無視され、同様に
表面の小さな溝、及び表面からの関係のない突起はいず
れも無視される。一部分の薄化を他の部分の薄化と比較
する場合には、薄化はそのパーセンテージ(元の厚さに
対して)で示し、絶対的な測定値ではない。
【0011】「幅」は、着目するゾ−ンの主軸に対して
直角方向の長さであり、「狭い」はこの長さに関するも
のである。
【0012】「くぼみ」は、接続領域n.j.z.(以下に定
義する)または接続のより厚い領域の主方向中心線にお
けるくぼみであり、くぼみの各端部において、同じ中心
線上でかつ同じn.j.z.または接続部の中に、より肉厚の
部分が存在する。
【0013】「タンジェントライン」は、ストランド形
成領域のいずれかの側における穴の端部に正接する概念
上の線である。押し出された出発材料において、及び型
押し又はモールド成形された出発材料において、穴は通
常鉛直な(すなわち出発材料の面に垂直な)面をもたな
い。押し出された出発材料では、良好な近似として、平
面図における穴、すなわち材料の面に直角な方向で見た
場合に最も小さな穴径に正接する概念上の線としてタン
ジェントラインを採用することができ、この際にフィル
ム及び羽状の端部は無視する。
【0014】型押し又はモールド成形された出発材料で
は、穴が通常傾斜した側面を有している場合に、良好な
近似として、タンジェントラインが穴の側面の半分の点
に正接する線として、又は、もし傾斜が各面によって違
うならば、各傾斜の半分の点の間の途中の点に正接する
線として採用されることができる。貫通していない穴の
フィルム又は膜は無視される。
【0015】「接続領域」又は「njz」は、MDに平
行な各一対のタンジェントラインと、TDに平行な各一
対のタンジェントラインとの間に規定される出発材料の
領域である。メッシュ構造体における接続領域は、出発
材料の接続領域から形成された構造体表面の領域であ
る。
【0016】「厳格に一平面の」は、出発材料又はメッ
シュ構造体がその表面に平行な中間の面に関して対称で
あることを意味する。一般的に、一平面の出発材料は、
延伸することにより一平面のメッシュ構造体となる。
【0017】「厳格に平坦な」出発材料は一平面すなわ
ち平行な両面を有している。
【0018】「出発材料」は、最初の延伸を開始する直
前の材料である。
【0019】「パンチアウト」は、穴がパンチングによ
り形成されるか又は材料の除去を含まない他の方法によ
るかにかかわらず、特定の方向における穴の最大径(す
なわち、各タンジェントラインの間)の、それと同じ方
向における穴ピッチに対する比である。
【0020】「全体的な延伸比」は、出発材料の全体の
長さに適用される延伸比である。「結果的延伸比」は、
起こり得る全ての収縮後の最終製品の延伸比である。
「結果的面積延伸比」は、MD及びTDにおける全体的
な結果的延伸比の積である。概念的な接続領域又は接続
部のために与えられる全ての延伸比は、MDに沿って表
面上で、通常は接続中心線上で測定される。延伸比(又
は配向)が特定の点のために述べられている場合には、
それはその点を中心とする有限な長さ又は領域で決定さ
れる。全ての結果として生じた延伸比は緩和の後、又は
アニールを実施する場合にはアニールした後に測定され
る。
【0021】「浸食」は、すでに実質的に配向された領
域から配向されていない又は実質的に配向されていない
領域に実質的な配向が進行することをいい、通常急激な
厚さの増加によって表される。
【0022】「PP」はポリプロピレンであり、「P
E」はポリエチレンであり、「HDPE」は高密度ポリ
エチレンであり、「PET」はポリエチレンテレフタレ
ート(ポリエステル)である。
【0023】「土壌」という用語は、岩、石、砂利、
砂、土、粘土、アスファルトのようなバインダーで保持
された混合体を含む。
【0024】メッシュ構造体の「強度」は、単位幅あた
りの機械方向(MD)の最大強度であり、通常の引張り
試験において例えばkN/m(幅)で測定される。
【0025】「経済指数」は、幅mあたり、単位主さあ
たり、単位面積あたりの製品のMD強度であり、MDに
沿ってkN/m/kg/m2 で測定される。
【0026】「トゥルースライン」は、出発材料に施さ
れた(通常はプリント又は書き込みによって)平行な複
数の線であり、通常夫々MD及びTDに平行な2方向で
ある。
【0027】「45°点」は、接続部の中心を通りMD
に対して45°の線上の点である。
【0028】[本発明]上述したタイプの方法による上
述したタイプのメッシュ構造体の20年間の商業的生産
の後、接続部の中央に許容されないクラックや著しいく
ぼみが導入されることなくMD延伸をかなり増加させる
方法を見出した。
【0029】この発明に係る方法は、2軸的にかつ分子
的に配向された一体的なプラスチック材料メッシュ構造
体の製造方法であって、最も厚い点において約2mm以
上の厚さを有し、実質的に正方形又は長方形をなす格子
に存在する穴のパターン及び接続領域を有し、前記格子
は各隣接する穴の間のストランド形成領域を規定し、前
記接続領域は前記ストランド形成領域間に設けられてい
るプラスチックの出発材料を準備する工程と、前記出発
材料を交差方向に延伸して、前記ストランド形成領域を
延伸し、薄化し、前記ストランド形成領域を交差方向に
配向させ、もって交差配向ストランドを形成する工程
と、前記材料を主方向すなわち機械方向に延伸して、前
記ストランド形成領域を延伸し、薄化し、前記ストラン
ド形成領域を主方向に配向させ、もって前記交差ストラ
ンドに対して一般的に直角に延在する主方向すなわち機
械方向に配向されたストランドを形成する工程とを有
し、前記各主ストランド形成領域は前記接続領域が薄化
され始める前に有意な程度まで薄化され、かつこの主ス
トランド形成領域の薄化は前記接続領域に達し、この機
械方向の延伸は、接続領域に実質的なくぼみが形成され
ることなく、薄化が概念上の接合領域を完全に通ってそ
の領域の他の端部において配向された主ストランドまで
広がって接続領域の端部における延伸比がその中央部に
おける延伸比よりも100%を超えて大きくならないよ
うになるまで、薄化が股部を回って各交差ストランドま
で広がって股部において配向が各股部を回って走る方向
になるまで、接続領域の最も厚い部分の厚さが約30%
を超えて減少するまで、そして主方向における接続領域
の長さが少なくとも約2.5:1の比になるまで続けら
れ、前記接続領域の全体が実質的に狭ばまり、これによ
り配向された接続部、及び主ストランドと交差ストラン
ドとを接続する連続的に配向された股部を形成し、機械
方向に沿って実質的に一軸的に配向されて機械方向に沿
ってメッシュ構造体の端から端までの実質的に一軸的な
連続的な配向を提供する各接続部における中央領域が存
在し、かつ前記中央領域の両側であって各交差ストラン
ド形成領域の端部又はその近傍の領域に実質的に二軸的
な配向を形成し、結果的な機械方向の延伸が実質的に結
果的な交差方向の延伸よりも大きく、少なくとも接続領
域が実質的に広げられる部分の機械方向の延伸が前記交
差方向の延伸の後に生じて前記部分の機械方向延伸の間
に交差方向の延伸がメッシュ構造体の配向挙動に影響を
与え、前記部分の機械方向延伸の間に交差方向に沿う実
質的な収縮が生じる。
【0030】また、この発明に係るメッシュ構造体は、
第1に、最も厚い点において約1mm以上の厚さを有
し、機械方向において交差方向よりも実質的に大きい強
度を有する2軸的にかつ分子的に配向された一体的なプ
ラスチック材料メッシュ構造体であって、機械方向に延
びる主配向ストランドと、交差方向に延びる交差配向ス
トランドと、夫々の主ストランド及び交差ストランドの
間の配向された接続部とを有し、前記接続部の最も厚い
部分は延伸によりその厚さが少なくとも約30%減少
し、各主ストランド及び交差ストランドは各股部の回り
を走る方向の配向を伴った連続的に配向された股部によ
って相互に接続され、各接続部においてその両側におけ
る二軸配向領域よりも実質的に厚く各交差ストランドの
軸上に位置するより厚い領域が存在し、メッシュ構造体
の面に対して垂直でかつ機械方向に対して45°の接続
部の中心を通る線に沿う断面で見た場合に、二軸配向領
域はその回りの股部に徐々に合体し、より厚い領域は交
差方向に平行な方向に沿う長さよりも実質的に大きい主
方向に平行な方向に沿う長さを有し、より厚い領域は機
械方向に沿って実質的に一軸的配向され、より厚い領域
は実質的なくぼみを規定せず、接続部の端部に適用され
る機械方向の延伸比は接続部の中央に適用される延伸比
よりも約100%を越えて大きくなく、これにより実質
的に一軸的な連続した配向がメッシュ構造体の端から端
まで提供される。
【0031】第2に、最も厚い点において約1mm以上
の厚さを有し、機械方向において交差方向よりも実質的
に大きい強度を有する2軸的にかつ分子的に配向された
一体的なプラスチック材料メッシュ構造体であって、機
械方向に延びる主配向ストランドと、交差方向に延びる
交差配向ストランドと、夫々の主ストランド及び交差ス
トランドの間の配向された接続部とを有し、前記接続部
の最も厚い部分は延伸によりその厚さが少なくとも約3
0%減少し、各主ストランド及び交差ストランドは各股
部の回りを走る方向の配向を伴った連続的に配向された
股部によって相互に接続され、各接続部においてその両
側における二軸配向領域よりも実質的に厚く各交差スト
ランドの軸上に位置するより厚い領域が存在し、より厚
い領域は交差方向に平行な方向に沿う長さよりも実質的
に大きい機械方向に平行な方向に沿う長さを有し、より
厚い領域は機械方向に沿って実質的に一軸的配向され、
より厚い領域は実質的なくぼみを規定せず、前記各二軸
配向領域の最も薄い点の厚さは、各二軸配向領域の回り
の股部の45°点の厚さの約40%よりも小さくなく、
又は45°点同士で厚さが異なる場合に、各二軸配向領
域の回りの股部のより薄い45°点の厚さよりも小さく
なく、接続部の端部に適用される機械方向の延伸比は接
続部の中央に適用される延伸比よりも約100%を越え
て大きくなく、これにより実質的に一軸的な連続した配
向がメッシュ構造体の端から端まで提供される。
【0032】さらに、上述のメッシュ構造体を埋め込ん
だ土壌の強化方法、及び上述のメッシュ構造体を埋め込
むことにより強化された粒子状材料の塊を有する粒子材
料とメッシュ構造とを備えた複合的土木工学構造体が提
供される。
【0033】メッシュ構造体の単位幅あたりの引張り特
性はかなり改善される。そして、HDPE及びPPによ
り、夫々255及び316kN/m/kg/m2の経済
指数を達成することができる。この発明のメッシュ構造
体は、連続的製造方法の場合に、全体に亘って(多分端
部は除いて)極めて均一であり、極めて類似した接合部
の形態及び極めて類似した接合部の延伸比を有してい
る。この発明のメッシュ構造体は、接合部の配向の程度
が高く、かつ個々の接続部の中及び構造体全体に亘って
いずれもより均一な配向を有しているので、高いクリー
プ抵抗を有しており、極めて良好な応力伝達路を与え
る。
【0034】この発明は、実質的な製造中に裂ける危険
性又は最終的なメッシュ構造体における実質的なクラッ
クが生じることなく、TDパンチアウトを約20%、2
5%又は30%に減少させることが可能となる。TDパ
ンチアウト及びnjzの幅の減少は両方とも最終製品の
幅に影響を与える。より低いTDパンチアウトは、より
大きい単位幅あたりのMD強度を与える。しかしなが
ら、より広いがより低い強度の材料は、より高いTDパ
ンチアウトを有することにより及びより小さいMD延伸
(従って、より小さいTD収縮)を与えることにより製
造することができる。一般的に、より広い製品は、適当
な穴の形状とピッチ、及び適当なTD延伸比により得る
ことができる。
【0035】一般的に、結果として生じる全体的なMD
延伸比を約5:1又は6:1より大きくすることがで
き、また結果的面積延伸比を約5:1、8:1又は1
0:1よりも大きくすることができる。主(すなわちM
D)ストランドの中間点すなわち最も薄い点での結果的
延伸比は、約7:1、8:1、9:1又は11:1より
大きくすることができる。HDPEを用いると、結果と
して生じる全体的なMD延伸比を約7:1以上にするこ
と、及び結果的MD延伸比を主ストランドの中間点では
6:1、8:1又は10:1以上、接合部中心の表面で
は3.5:1又は4.5:1以上にすることが可能であ
る。PPを用いると、結果として生じる全体的なMD延
伸比を約7:1又は8:1以上にすることが可能であ
る。PETを用いると、一般的に手に入る樹脂を伴っ
て、結果として生じる全体的なMD延伸比を約3.5:
1以上にすることが可能である。ポリオレフイン、例え
ばHDPE又はPPは、PETの延伸比の2乃至3倍の
比まで延伸させる。一般的に、結果的MD延伸比はTD
における延伸比の少なくとも2倍であり、ポリオレフィ
ンでは約2.5、3、4、又は5倍である。もしTDピ
ッチが最終製品において出発材料におけるよりも小さけ
れば、結果的面積延伸比は結果的MD延伸比よりも小さ
い。
【0036】[延伸挙動]少なくともnjzが引張られ
ている部分におけるMD延伸の間、実質的な収縮がTD
に沿って確保され、主ストランド形成領域はnjzが薄
化し始める前にかなりの程度又は高い程度に薄化し、主
ストランドの薄化はnjzの端部に達し又はそこを通過
する。
【0037】TD延伸は、njzに少し影響するか影響
しない限り、交差ストランド形成領域及び交差ストラン
ド形成領域の端部又はその近傍のより広い領域を配向さ
せる。MD延伸において、njzが広がり始める前に主
ストランド形成領域はかなりの程度まで引張られ、すな
わち、njzを広げるために主ストランド形成領域より
も実質的に大きな延伸力及び延伸回数が必要とされ、次
いで、njzの両端が広がり始め、又はnjz全体が独
立の存在として広がって、njz及び特にその中央部は
実質的にくびれてくぼみを形成することがない。すなわ
ちnjzが実質的にその中央から降伏しない。主ストラ
ンドは、njzが実質的に広がる前に十分に延伸され、
又は主ストランドの延伸がnjzが延伸している間又は
その後に継続し得る。
【0038】延伸が継続している際、njzの全体が配
向され、njzの比較的大きな引っ張りが存在する。実
質的なTD収縮が確保された際、njzの全体が二軸製
品において出発材料よりも常に実質的により狭くなる。
この幅の減少は少なくとも30、40又は50%であ
る。事実、njzの実質的な狭化はnjzの長さの実質
的な増加及び接続部中央すなわちより厚い部分の一軸的
配向が存在することを示し、結果として部分的に実質的
なTD収縮が生じる。
【0039】各接続部に形成される中央領域すなわちよ
り厚い領域は、一般的に特にMD端部に関してはnjz
に対応する。中央領域すなわちより厚い領域の両側は、
本来交差ストランド形成領域の端部であった材料のいく
らかを含み得る。
【0040】
【プロファイル及び接合部の配向】中央領域すなわちよ
り厚い領域、又はnjzは、製品において、好ましくは
その端部よりも実質的に広い部分を有しておらず、そし
てさらに好ましくは一般的にMDに沿って平行な両側を
有している。この場合の平行は若干狭くなること、若干
は張り出すこと、及びキューピッドの弓を排除しない。
最終的な接合部を通るMDに平行でかつ構造体に直角な
中心線に沿った領域は、TDに平行な軸に沿った領域と
はかなり異なる。接続部の中央は、交差ストランドの中
間点よりも薄化され得る。
【0041】中央領域すなわちより厚い領域は、MDに
沿って実質的に一軸的に実質的に配向される。これはM
Dに沿ってメッシュ構造体の端から端まで実質的に一軸
的な連続的な配向を提供し、かつ主ストランド及び前記
中央領域すなわちより厚い領域はメッシュ構造体を完全
に通って走る平行リブを形成する。厳格に平坦な出発材
料により、接続部の中央は、MD中心線上のnjzのい
かなる他の部分よりも実質的により多く薄化しない。す
なわち実質的により多く薄化しない。さらに一般的にい
うと、中央領域すなわちより厚い領域には実質的なくぼ
みが存在しない。好ましくは、接続部中央は薄化の程度
が最も小さい、すなわち最も少なく配向された部分(出
発材料が厳格に平坦ならば接続部の最も厚い部分)であ
るが、場合によっては、njzの両端又は片端よりもわ
ずかに多く薄化しても、すなわちわずかに多く配向して
もよい。MD中心線に沿って、njzの長さ全体に亘っ
て比較的均一な程度の配向が存在する。従って、njz
の片端又は両端又は両端部での延伸比は、中央部よりも
約100%、60%又は50%を越えて大きくならない
ことが好ましく、40%又は20%を越えて大きくなら
ないことが好ましい(例えば、中央部の延伸比が5:1
ならば、端部での延伸比6:1は20%大きい)。片端
又は両端又は両端部の厚さ減少(パーセントで表され
る)は、中央部の厚さ減少の2倍又は1.75倍を越え
ないこと、又はPPでは約2.5倍を越えないことが好
ましい。少くとも表面において、njzの中央部からn
jzの両端又は両端部へのMD延伸比が漸進的に増加す
るか、又は増加せず(MDに沿った方向で考慮した場
合)、主ストランドの中央部へのMD延伸比は漸進的に
増加し、増加の比は急激には変化しない。njz又は接
続部は、従来ストランドと呼ばれていた部分の中へかな
りの距離で広がる。
【0042】中央領域すなわちより厚い領域は、少くと
もその幅よりも2倍又は2.5倍の長さを有している。
中央領域すなわちより厚い領域は各端部において凹角を
有している。これは、プラスチック材料が端部の側部か
らよりも端部の中央部から浸食されるからである。凹角
は広範囲に亘っており、夫々より厚い領域の長さの約1
/3を越えて広がっており、より厚い領域は一般的にH
形を有している。
【0043】[二軸領域]MD延伸は、実質的なMD配
向を交差ストランド形成領域の端部又はその近傍(この
部分はすでにTDに沿って実質的に配向している)に注
入し、そのような領域に実質的に二軸的な配向を形成す
る。この意味において、TD延伸はより後のMD延伸の
間において構造体の配向挙動に影響する。このような領
域は、中央領域すなわちより厚い領域の両側及び各交差
ストランドの軸すなわち中心線上に存在し、比較的小さ
い。このような二軸領域はTDにおいて曲げた場合にお
いて高いクラック抵抗性を有している。これらの領域は
少くとも表面上であって全体的に又は主にnjzの外側
に存在し、交差ストランドの端部と接続部の中央領域す
なわちより厚い領域との間に存在する。もっとも、これ
らは最終的なMDでの延伸の間に接続部に向かって引っ
張られる。通常、二軸領域は接続部中央領域よりも薄
い。より薄い二軸領域は、より大きい可撓性をMDに交
差する方向に与えることができ、クラックに対する耐性
を増加させることができる。
【0044】交差ストランドの中心線に沿って各二軸領
域に進行する場合に、厚さの減少が存在する可能性があ
る。少くともより薄い領域すなわち中央領域に到達する
までには大きな薄化は存在しない。
【0045】配向された股部は主ストランドの端部と各
交差ストランドの端部との間に形成される。一般的に、
股部の材料はnjzからもたらされず、従って股部は接
続部の一部を適切に構成しない。股部の厚さは交差スト
ランドの厚さと同じオーダーか又は大まかには同じ厚さ
であり得る。良好な近似のためには、股部の厚さは、い
ずれかの傾斜した又は羽状の端部、又は突起した端部の
内側で測定することができる。しかしさらに正確には、
股部が一軸的に配向した際に、X線回折テストを実施す
ることができ、端部近傍の一軸的に配向された領域のも
っとも厚い部分を股部の厚さとして採用することができ
る。もし股部が異なる厚さの場合には、より薄い股部を
測定する。股部は通常実質的に接続部中央領域よりも薄
い。二軸領域は、その最も薄い点又は各交差ストランド
の軸に沿った最も薄い点において、各二軸領域の回りの
股部の45°点よりも薄くなり得るが、実質的なくぼみ
又は薄い部分は避けられなければならず、二軸領域の厚
さは股部の45°点の厚さの40%、50%又は60%
又は70%以上である。もし二軸領域が薄すぎる場合に
は、薄い部分が分離し得、裂け目の開始点として作用す
る。一旦裂け目が開始されると、それは各ストランドに
沿って進行し、メッシュ構造体を分離させる結果とな
る。裂け目の開始点がないことが、MD及びTD両方に
沿って引張り応力に対する抵抗性の点で重要である。メ
ッシュ構造体が一旦土壌に埋め込まれると、MD応力に
対する抵抗性が最も要求されるが、メッシュ構造体は、
製造の間、及び取扱いの際、また土壌と合体される際に
TD応力を受ける。さらに、二軸領域は、土壌と合体す
る際に粒子状材料によって分離する原因となり得る。メ
ッシュ構造体の面に対して垂直でかつMDに対して45
°の接続部の中心を通る線に沿う断面で見た場合に、股
部は徐々に二軸領域と合体する。換言すると勾配は急激
に変化せず、それが股部から二軸領域中へ通った場合に
滑らかな遷移点が存在し、厚さの変化速度は急激には変
化しない。視覚的には、股部はフィラメントの形態では
なく、二軸領域とは明らかに区別される。
【0046】[TD延伸]TDに沿った延伸はそれほど
大きくないことが必要であるから、MDに沿った延伸の
間に配向されていない又はわずかに配向されたnjzは
その端部が広がる前にその中央部においてかなり降伏す
ることに抵抗するに十分強くはない。TD延伸の間に付
与され得る配向の最大量は、より少く配向された材料
(すなわち交差ストランドの残部における材料よりもよ
り少く配向された材料)が交差ストランド形成領域の端
部及びnjzの近傍においてまだ残存することを確実に
し、かつnjzが交差ストランド形成領域と出会う部分
に浸食が生じ得るがnjzがTDに沿ってあまり配向降
伏しないことを確実にする量である。これは最終的な延
伸の間においてnjzの実質的なくびれ及びnjzの中
央領域に実質的なくぼみを形成することを回避する。そ
れにもかかわらず、TDに沿った延伸の量は上述の二軸
領域の形成を許容するに十分である必要がある。すなわ
ち、TDに沿った延伸操作の終りにおいて、交差ストラ
ンドの端部においては必要はないが配向された材料が近
傍に存在していなければならず、このような配向された
材料はTDに沿って配向されている。最終的な延伸の間
に形成された二軸領域は、上述のより少く配向された材
料を有している。もし2段階の製造方法が実施される場
合には(後述する)、最初の延伸の間に付与され得る配
向の最大量は、二回目すなわち最後の延伸においてnj
zが広がる前に主ストランド形成領域の実質的な配向又
は薄化をまだ許容する量である。もっとも、njzが主
ストランド形成領域に出会う部分にいくらかの浸食が生
じ得る。一般的に、最大配向は、接続部の部分のTDの
面に沿った断面領域がそれらの降伏点における主ストラ
ンド形成領域の断面領域よりも強いことを確実にする量
である。
【0047】TDに沿って延伸した場合に、配向はタン
ジェントラインを越えて進むが、それほど強くはない。
TDに沿った延伸は、完全にnjzを通って一つの交差
ストランド形成領域からnjzの他の側の交差ストラン
ド形成領域へ配向が侵入するように、又はメッシュ構造
体の表面における各側において、その侵入がnjzの幅
の25%より大きくなるようにすることができる。しか
し、タンジェントラインを越えて進むこと、及びタンジ
ェントラインの中の距離がタンジェントラインにおける
材料の厚さの約10%、25%又は40%(又はnjz
の幅の約5%、10%又は20%)と同等である必要は
ない。TDに沿う全体の延伸は、約2.5:1、3:
1、4:1又は5:1又はそれ以上に至るまで行い得
る。
【0048】[MD延伸]主ストランドは、njzが実
質的に延伸し始める前に、実質的に又は高い程度まで延
伸され得る(例えば主ストランドの中間点すなわち最も
薄い部分は少くとも約50%又は60%薄化する)。
【0049】njz又は接続部は、端から端まで測定し
た際に、通常少くとも約2.5:1の比で延伸される。
PETではおそらく約2.5:1が最大である。PPは
PE(特にHDPE)のようなポリオレフィンでは一般
的にnjz又は接続部は少くとも約3.5:1、4:
1、又は4.5:1の比で、及び少くとも約5:1又は
5.5:1の比で延伸され得る。njzの片端又は両端
又は端部、又は接続部中央領域すなわちより厚い領域の
片端又は両端又は端部は、好ましくは少くとも約4:1
又は5:1に比で延伸される。接続部又はnjz中央は
ストランド中間点よりも低い配向の程度(約3:1乃至
約5:1又はそれ以上)を有し得る。njz又は接続部
の最も厚い部分、例えば厳格に平坦な出発材料における
その中央は少なくとも約30%又は約30%を越えて厚
さが減少し、厚さの減少は約40%から約50%又は6
0%又はそれ以上までであり得る。主ストランドの中間
点での延伸比は、特にPE(特にHDPE)又はPET
では、しばしば概念上の接続部中央での延伸比より約2
30%又は150%又は100%を越えて大きくはなら
ない。もし出発材料が厳格に平坦であるならば、接続部
の最も厚い点における厚さの主ストランドの中間点の厚
さに対する比は、約2.5:1又は2:1を越えないこ
とが可能である。接続部の最も厚い点における厚さの交
差ストランドの中間点の厚さに対する比は、約5:1、
4:1、3:1、2.5:1又は2:1を越えないこと
が可能であるが、この比は1:1近くまで低いこと、又
はそれよりも低いことが可能である。例えば交差ストラ
ンドの中間点は接続部の最も厚い点よりも薄いことが可
能であった。断面をとられた出発材料では、その比はか
なり高くなり得、例えば10:1又は8:1又は6:1
である。
【0050】MDに沿った延伸は、少くともnjzに実
質的な延伸が付与された場合に、設備の本来的な制限を
有し、例えば20、25、30、49、又は50%又は
それ以上のTDに沿った収縮を許容する。しかしなが
ら、引張り長さと幅との間には関係があり、もし引張り
長さが幅に関して短すぎるならば、不十分な収縮によっ
ていくつかの変則的な接続部がメッシュ構造体の中央で
生成される可能性がある。収縮の間、njzがMDに沿
って伸びた際に、材料はもともと交差ストランド形成領
域の端部にあった材料から接続部の方向へ引張られる。
これはまたTDに沿った結果として生じる全体の延伸比
の減少の影響を有し、TDピッチは、最終製品におい
て、出発材料においてよりも少ないかもしれない。すな
わち、TDに沿って結果てきな収縮が存在するかもしれ
ない。
【0051】
【延伸の方法】小さい最後のすなわち2回目のTD延伸
を付与することができるが、一般的に最終延伸はMD延
伸である。
【0052】[二段階の方法]単純な方法においては、
出発材料はTDに沿った最初の延伸が与えられ、続いて
MDに沿った2回目の延伸が与えられる。
【0053】[三段階の方法]好ましい方法において
は、出発材料はMDに沿った最初の延伸が与えられ、続
いてTDに沿った2回目の延伸及びMDに沿った3回目
の延伸が与えられる(ここでは3段階の方法という)。
もしこれがなされたならば、材料が延伸機に達した際に
材料が軽くなる程TD延伸のための延伸機に要求される
パワーはより少ない。さらに、3回目の延伸(MD延
伸)において付与される延伸比はより少ないことが可能
であり、例えば全体的に1.2:1、2:1、2.5:
1又は3:1である。また、歪みの速度を許容限界内に
保ちながら、高い生産速度を維持することができる。最
初のMD延伸の間に付与され得る最大の配向は、njz
を実質的に降伏させることなく2回目のTD延伸におい
て交差ストランド形成領域を降伏させること及び配向さ
せることをまだ許容する配向である。もっとも、いくら
かの浸食がnjzが交差ストランド形成領域に出会う部
分に生じ得る。
【0054】一般的に、もっとも大きい配向は、接続部
における領域において配向された又はより小さく配向さ
れた材料の断面領域を交差ストランド形成領域の最小の
断面領域よりもまだ強い状態にする量である。延伸の程
度は、3回目のMD延伸が上述したような方法で実行で
きないような、又はこの発明の製品が得られないような
ものにすべきではない。最初のMD延伸の間、njzの
全ての部分に実質的な広がりが存在しないが、njzの
中央部へいくらかの配向が侵入できることが望ましい。
好ましくは最初のMD延伸は薄化又は配向が各タンジェ
ントラインを実質的に越えて進まないようなものであ
る。しかしながら、最初のMD延伸において、主ストラ
ンドは、最後のMD延伸において主ストランドのさらな
る薄化又は配向の前にnjzが広がる程度に、薄化又は
配向される可能性があり、また、主ストランドのさらな
る薄化又は配向は生じる必要がない。
【0055】[製造の実施]通常の製造の実施において
は、メッシュ構造体は長い巻き取られたMD長尺体とし
て形成される。延伸と延伸との間で冷却する必要はな
く、全てのすなわち2つの又は3つの延伸操作は冷却す
ることなくインラインで実行される。
【0056】[穴]穴は適当であればどのような方法で
も形成することができ、例えばパンチング、モールド成
形、又は型押しで形成することができ、押し出しの間に
形成することもできる。例えば、フランス特許第2,1
31,842号、又は米国特許第3,252,181号
に記載された方法である。穴は、角部又はスパンドレル
(すなわち接続領域の外側)に材料を残して、二軸領域
を形成すること及びメッシュ構造体における接続部の回
りの良好な股部を形成することを補助し、かつ最終的な
延伸の間にMD交差ストランドが分離し又はクラックが
入りやすくなるいかなる傾向をも減少させるといった形
状を有していることが望ましい。適当な穴の形状は、た
る状及び疑似楕円を含んでいる。一般的に、交差ストラ
ンド形成領域の端部広げることにより、TD延伸の間に
その領域は端部から(各タンジェントラインから)十分
に間隔をおかれた点において降伏し、また、TD配向の
より良い制御を達成することができる。しかしながら、
このような制御のためには、交差ストランド形成領域は
あまり広すぎない(MD長さ)ことが必要である。も
し、交差ストランド形成領域の幅又はその端部の幅が大
きすぎるならば、MDに沿って延伸された場合に交差ス
トランドの端部近傍で分離が発生するかもしれない。実
際には、交差ストランドの端部はMDに沿って引張られ
て分離する。他方、もし交差ストランド形成領域の幅が
小さすぎるならば、二軸領域が形成されないかもしれな
い。接続部の剪断試験の結果はより広い交差ストランド
を有することにより良好になるので、交差ストランド形
成領域は満足な配向が達成される最大の幅を有する可能
性がある。
【0057】好ましい出発材料において、全ての穴は実
質的に正方形又は長方形の格子の上にある。しかしなが
ら、この発明は全ての穴が同じ正方形又は長方形の格子
上にはないより複雑な穴のパターンを有する出発材料で
あっても適用することができる。
【0058】[出発材料]出発材料は、厳格に平坦であ
る必要はなく、例えば一般的にヨーロッパ公報EP−A
−0 418 104に開示されたようなものである。さ
らに、出発材料は実質的に一平面でなくてもよい。も
し、njzが交差ストランド形成領域の端部よりも厚
く、又は交差ストランド形成領域からずれている(TD
に沿う断面をとればわかるように)ならば、厚さの程度
又は比又はずれの変化が(例えば、傾斜した表面で)二
軸配向が前記二軸領域において達成されない程大くない
必要がある。急激な又は大きすぎる変化は交差ストラン
ドの端部の抑制効果を減少させるほどこのような領域に
支配的な一軸的配向(MDに沿って)を引き起こす。
【0059】出発材料は実質的な配向が存在していない
ことが好ましい。もっとも、溶融流れ配向は存在し得
る。出発材料は適切な熱可塑性材料のいずれも使用する
ことができ、例えばPET、又はHDPEのようなポリ
オレフィン、PP及びHDPEとPPとの共重合体であ
る。外皮又は表面層を施すこともでき、例えば紫外線安
定化があり又は積層も許容される。
【0060】一つの好ましい出発材料において、主スト
ランド形成領域及びnjzは交差ストランド形成領域よ
りも厚い。出発材料は主ストランド形成領域及び接続領
域を備えた互いに平行なリブを有することが可能であ
る。このリブは出発材料の片面又は両面から突出するこ
とができる。
【0061】交差配向ストランドが夫々全部が又は部分
的に二つの一般的には重ねられたストランドに分離さ
れ、交差ストランド形成領域の中間を通ってMDに土っ
て形成された溝を有する押出しされた出発材料から形成
されたメッシュ構造体が入手できる。上記二つの一般的
には重ねられたストランドは、面内で構造体を見た際
に、夫々相対的にMDに沿っていくらかずれていてもよ
い。この発明はこのような出発材料に適用することがで
きる。このような方法で製造された構造体は、この発明
の効果を有することが基体される。これらは、この発明
に従って、接続部、交差ストランド及び二軸領域を有す
るものとして考慮することができる。
【0062】出発材料の形態がどのようなものであって
も、主ストランド形成領域は降伏点を提供するためによ
り狭い部分を有することができる。例えば米国特許第
4,590,029号又は第4,743,486号に記
載されている。これは、3段階方法の最初のMD延伸に
おいて出発材料が比較的低い延伸比までより容易に均一
に延伸されることを許容する。上述したリブを形成した
出発材料に降伏点を提供するために、穴が主ストランド
形成領域においてリブをいくらか狭くさせることができ
る。
【0063】出発材料は、ジオグリッドとして使用され
るメッシュ構造体にとって十分に厚い。例えば、その最
も厚い点で約2、2.5、又は3mm以上、又は4又は6
mm以上であり、また特に3段階方法を用いるならば、1
0mmまで又はそれ以上を用いることができる。大まかに
言って、通常の製造において期待される最大厚さ減少
は、約50%又は60%又はそれ以上であり、それゆえ
2、2.5又は3mmの厚さの出発材料は夫々約1、1.
25又は1.5mm又はそれ以下の厚さを有する製品を生
成する。少なくともメッシュ構造体を作るために通常用
いられるプラスチック材料にとってより小さい厚さで材
料の挙動が変わること、及びここで予想されるよりかな
り薄い出発材料を用いてこの発明のような構造体を達成
する必要はなく、従来の出発材料、延伸温度及び延伸比
にとって、出発材料の最小の厚さ2mmは安全な値として
採用されることが信じられている。
【0064】
【試験】出発材料の挙動は用いられる樹脂、厚さ、延伸
温度、穴の形状及び穴のピッチのような多数のファクタ
ーによって変化するので、テストピースをつくって配向
挙動が達成されるかどうかを確かめなければならない。
【0065】生産ラインにおいて試験を実施する前に、
実験室サンプルを製造して試験することができる。トゥ
ルースラインを施すことは、配向挙動を観察するために
大きな助けとなる。
【0066】
【好適な態様】添付図面を参照しつつ、実施例によりこ
の発明をさらに説明する。
【0067】図面において、等高線ハッチングを用いて
いる場合は、急勾配(厚さが増加)を示し、ハッチング
線は勾配の上方に広がっている。
【0068】1以上のnjz又は延伸された材料の接合
部が示される場合には、実際にはこれらに若干の相違は
あるが、一般的に全てのnjz又は延伸された材料は同
一のものとして示される。連続する部分又は拡大部を示
す図面に描かれた接続部は一般的に同じ接続部ではな
く、トゥルースラインはいくらか異なる位置にある。例
えば、図5と図7とを比較することができる。
【0069】また、以下に示す表は図1〜14及び図3
1の(c)に示された材料を詳細に説明している。な
お、図17、図16、図20、図25、図30のローマ
数字及びアルファベットの大文字で番号を示した線は、
その線に沿って断面図をとったことを示すものであり、
その番号は対応する断面図の図番を表すものである。
【0070】(図1〜9)図2〜5のトゥルースライン
は、少なくとも構造体表面における配向の進行を示す。
図1及び2に示すように、厳格に平坦な出発材料1は、
概念上の矩形の格子上に穴2、及び図2に示す耳部3を
有している。MD(機械方向)はN−S方向(紙面の上
下)であり、TD(交差方向)はE−W方向(紙面の横
方向)である。MDタンジェントライン4,5及びTD
タンジェントライン6,7が示されている。TD方向に
夫々隣接する穴2の間にMD又は主ストランド形成領域
8が存在し、MD方向に夫々隣接する穴2の間にTD又
は交差ストランド形成領域9が存在する。njz(接続
領域)10は各1対のタンジェントライン4,5及びタ
ンジェントライン5,6の間に規定される。
【0071】図3に示すように、出発材料1は最初にM
Dに延伸され、一軸(一軸的配向された)メッシュ構造
体11が形成される。トゥルールラインの動きから、形
成されたMDストランド12からnjz10に配向が侵
入するが、その程度は大きくないことがわかる。表面に
おいて、トゥルースラインがnjzの各端部で移動し、
njz10の長さの中央40%においてそれらがわずか
に移動する。耳部3は多少全体的に延伸され、例えば
3:1の全体的な延伸がメッシュ構造体に付与されるな
らば、耳部の厚さは約50%に減少する。最初のMD延
伸において、交差方向に対する束縛は存在しないが、n
jz10を横切って配向が侵入することがほとんどない
ので、TDの収縮はほとんどない。
【0072】2回目のTD延伸を実施するために各耳部
3を幅出機に保持させ、二軸(二軸的配向された)メッ
シュ構造体13を形成する。図4に示すように、TD又
は交差ストランド14はnjz10に侵入するが、その
侵入は中心には達しず、その程度は大きくない。表面に
おいて、トゥルースラインはnjz10の各側部におい
て移動するが、njz10の幅の中央40%にそれらは
移動しない。
【0073】図5は、さらにMD延伸を行った後の最終
的な二軸メッシュ構造体15を示す。TDに対する束縛
は存在せず、かなりのTDの収縮が生じ、TDストラン
ド14は短縮してより短いTDストランド14´が形成
され、一方MDストランド12は長くなってより長いM
D又は主ストランド12´を形成する。図7は、MDの
延伸比を示すのみならず、厚さ測定の結果を示してお
り、この測定値はトゥルースラインの間隔の測定値から
計算している。厚さはmmで与えられ、大部分小数点1
位で示している。
【0074】図5におけるトゥルースラインを観察する
ことによりわかるように、TDストランド形成領域9は
延伸されて薄化し、配向されてTD配向ストランド14
´を形成する。MDストランド形成領域8は延伸されて
薄化し、配向されてTDストランド14´に対して直角
に延在するMD配向ストランド12´を形成する。図3
に示すように、MDストランド12は、njz10が薄
化し始める前にかなりの程度配向する。図5において、
njz10の端部に侵入するMDストランド12の薄化
及び延伸は、薄化がnjz10を完全に通って、njz
10の他の側における配向されたMDストランド12´
まで広がるまで続けられる。さらに、各MDストランド
12´及びTDストランド14´の隣接する端部を相互
接続する股部16が形成され、配向は股部16を回って
通り、各股部16を回って走る方向となる。延伸は、n
jz10の長さがMDにおいてかなりの比率で増加し各
接続部が配向するまで続けられる。
【0075】各接続部において、TDストランド14´
の軸上に、中央又は厚肉領域17(図5参照)が存在
し、この領域17はnjz10におおよそ対応し、かつ
その両側の二軸領域18よりも実質的に厚い。厚肉領域
17は、TDストランド14´に平行な方向に沿う長さ
よりも実質的に大きいMDストランド12´に平行な方
向に沿う長さを有しており、一般的にMDに平行側部を
有している。出発材料1及び二軸メッシュ構造体15に
おいて、各タンジェントライン4及び5の間の距離と、
各タンジェントライン6及び7の間の距離との違いによ
って導かれるように、njz10の長さが4.38:1
の比に増加し、njz10の全体の幅が、最初の幅の5
1%に狭くなる。距離はMDストランド及びTDストラ
ンドの中心線すなわち軸において測定した。厚肉領域1
7の全体は、実質的にMDに平行な方向に一軸的に実質
的に配向される。これはTDトゥルースラインの大きな
動きから、及びMDトゥルースラインの最後の位置から
決定され得る。厚肉領域17の長さ全体にわたり、TD
トゥルースラインの外側のわずかな開口はいずれもTD
延伸(図4)の後に完全に除去され、MDトゥルースラ
インは出発材料におけるよりもより接近する。厚肉領域
17は、主ストランド12´及び交差ストランド14´
の中間点よりも厚い。njz10の中央は、実質的にn
jz10の他の部分よりも薄化されず、メッシュ構造体
15の残りの部分よりもわずかに厚い。二軸領域18は
TDストランド14´よりも薄く、股部16の45°点
よりも薄く、図9の45°部に示すように徐々に股部1
6に合体する。図9は股部45°点の厚みを測定した場
合について示す。MDストランド12´から接合部中央
へ一回通った際の厚み増加の比は、njz10の配向が
比較的均一であるので、規則的であり急激ではない。緩
やかな厚さの増加は図7で与えられる延伸比及び図8の
(a)から理解することができる。MDに沿ってメッシ
ュ構造体15の端から端まで連続的な一軸的配向が存在
している。
【0076】図7において、MDストランド中間点は線
19で示されている。
【0077】(図10及び11)図10及び11は、図
1の出発材料1及び2を用いた交互的な2段階の方法を
示す。この方法は最初のTD延伸によりTDに配向され
た構造体21を形成し、次いで最終的なMD延伸を行
う。最終的なメッシュ構造体15(図11)の接続部の
形態は図5〜9で示したのと同様である。
【0078】(図12〜14)図12〜14に示す3段
階の方法は、図1及び2の出発材料を用いた図3〜5に
示す方法に対応する。しかし、図12では、先ず、少な
くとも表面において、配向が完全にnjz10を通って
侵入する程度のMD延伸が実施される。次ぎのTD延伸
(図13)において、TD配向は図4におけるよりも若
干多く侵入する。最終的なメッシュ構造体15(図1
4)の接続部の形態は図5〜9で示したのと同様であ
る。
【0079】(図15)図15は片面にリブが形成され
た形態の第2の出発材料1を示し、トラフ33を伴った
リブ32が設けられている。穴2はトラフ33に形成さ
れ、トラフ33のベースよりも広いが、リブ32を実質
的に狭めない。リブ32とトラフ33との間は、適切な
二軸的配向によって二軸領域18(図5参照)が形成さ
れ得るように傾斜している。
【0080】(図16〜19)図16〜19は第3の出
発材料1及び仕上げられたメッシュ構造体15を示して
おり、この場合の出発材料1は片面にリブ32を有して
いる。リブ32は、ストランド形成領域及びnjzの中
心を走っているが、二軸領域18(図5参照)が形成さ
れ得るように傾斜する肩を有している。接続部はそれら
の中心に沿って走るMDリブを有しているが、接続部の
一般的な形態及び接続部の配向は図5〜9のものと同様
である。
【0081】(図20〜23)図20及び21の第4の
出発材料1は、各面にリブ32を有しており、厳格に一
平面である。他方しかし、出発材料は図16及び17に
示すものと類似しており、最終的なメッシュ構造体15
(図22及び23)は図18及び19に示すものと類似
している。図23にはトゥルースラインが示されていな
いが、MD中心線に沿って出発材料1のMD中心線上の
等間隔の点に対応する点が見られる。接続部のMD中心
線に沿う延伸比の変化は小さい。
【0082】(図24)図24は、以下の表に示す実施
例8の製品を示す。厚肉部17の両側は厳格に平行では
なく、キューピッドの弓の形状に若干似た形状を有し、
端部が中央部よりも若干広くなっている。
【0083】(図25〜31)図29及び図30は、い
ずれも以下の表に示す実施例11の製品の面を示してい
る。開口された材料は押出しにより形成され、マンドレ
ル全体に拡張されて図25〜27の出発材料1が得られ
た出発材料1は均一な厚さではなく、TDストランド形
成領域9の中心線に関して厳格には対称ではない。ま
た、出発材料1は各面で同じプロファイルを有してはい
ない。しかし出発材料1は実質的に一平面上にある。図
28の(b)及び図30に示すように、各面の延伸挙動
は似ているが同一ではない。しかし、出発材料1は実質
的に一平面である。図27におけるnjz10の最も厚
い部分がnjz10の中央(中間点)からMDに沿って
ずれたので、図31の(a)に示すように、図29に示
す接続部17の最も厚い部分は中央部41からMDに沿
ってずれたものである。図31の(c)は、二軸領域1
8が各二軸領域18の周囲の股部16に徐々に合体する
ことを示し、また股部45°点の厚さを測定したところ
を示している。
【0084】(図32)図32は、穴2のいくつかの好
適な形状を描いている。股部16を形成する間、穴2の
形状は角部及びスパンドレルにおいて材料にそのまま残
存する。
【0085】[例]いくつかの例を以下の表1〜6に示
す。
【0086】例1〜3、6〜10、11及び12におい
て、出発材料は厳格に平坦であり、例4及び5は夫々図
17及び21に示すような出発材料を有し、例11は図
25に示すような出発材料を有し、押出しの際に穴を形
成した例11以外は全て打ち抜きにより穴を形成した。
特定の領域に関係しない限りは、延伸比は全体的なもの
である。
【0087】形成される穴の詳細は以下の通りである。
【0088】・円……直径12.7mm・たる状(図32
の上列左から2つ目)……9.5mm(TD)、15.9
mm(MD)・デアボロ状(図32の上列中央)……9.
5mm(TD)、15.9mm(MD)、各側の括れ0.5
mm・楕円……10mm(TD)、19mm(MD)・オーバ
ル(図32の上列及び下列の右端。これらは2つの典型
的な形状を示すが、出発材料に形成される形状に変化が
許容される)……6.4〜6.6mm(TD)、4.4〜
4.5mm(MD)各例において、メッシュ構造体の製品
は交差方向(TD)よりも機械方向(MD)のほうがか
なり高い強度を有している。
【0089】なお、「−」は等価の測定又は試験を行わ
なかったことを示す。
【0090】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【0091】[プラント]米国特許第4,374,79
8号の図11に描かれたプラントを上述の2段階の方法
に用いることができる。また、米国特許第4,374,
798号の図11aに描かれたプラントを、もしその後
に第2のMD延伸機が続くならば、上述3段階の方法に
用いることができる。延伸の開始時において幅4mの構
造体のための最終的なMD延伸の引張り長さは、5,1
0又は15m又はそれ以上であり得る。
【0092】(使用)この発明のメッシュ構造体は多く
のことなる目的のために、特にMDに沿って高い引張り
強度が要求される場合に使用することができる。しかし
ながら、原理的使用は、垂直壁、急傾斜、及び堤防の基
礎のような強化され又は補強された土におけるジオグリ
ッドとしてである。これらは粒子状材料の塊及びジオグ
リッドによってもたらされた補強を有する複合的土木工
学構造体を形成する。
【0093】ヨーロッパ公報EP−A−0 418 10
4の図36及びその説明には、地面の強化又は補強の適
用の適切な例が示されている。描かれた一軸ジオグリッ
ドはこの発明に係るジオグリッドによって置き換えるこ
とができる。一般的に、柔軟でかつ一体的なジオグリッ
ドは適切に配置される。例えば垂直壁又は急傾斜の後の
強化された土において、主ストランドは一般的に壁又は
傾斜に対して直角である。メッシュの開口は、主ストラ
ンドに平行な方向に沿って、主ストランドの中間点にお
けるその幅の数倍の大きさを有する。土木工学的構造体
において、ジオグリッドは粒子状材料の塊の中に埋め込
まれ、各ジオグリッドの下の塊の部分、各ジオグリッド
の上の塊の部分、及びメッシュの開口の中及びメッシュ
開口にかみ合う塊の部分を伴う。この方法において、塊
の部分はジオグリッドの上面及び下面に直接接触し、ま
たメッシュの開口の端部に直接接触する。ジオグリッド
は粒子状材料に関して良好な耐スリップ特性(かみあい
特性)を有し、良好な応力伝達路を提供する。さらに、
主ストランド及び接続部の組み合わせが、粒子状材料及
びジオグリッドの両方が工学的構造の全体的な強度にか
なり寄与するように加重下において粒子状材料の変形が
制限されることを許容するMD引張り変形特性を有す
る。
【0094】この発明は上述した実施例により説明した
が、それに限らずこの発明の思想の範囲内において種々
変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の出発材料を示す斜視図。
【図2】図1に示す出発材料の平面図。
【図3】図2の出発材料に最初のMD延伸を与えた場合
のメッシュ構造体の平面図。
【図4】図3のメッシュ構造体がTDに延伸された場合
のメッシュ構造体の平面図。
【図5】図4のメッシュ構造体が次いでTDに延伸され
た場合のメッシュ構造体の平面図。
【図6】図5から等高線ハッチングを除いたメッシュ構
造体の平面図。
【図7】厚さ及び延伸比の記載を伴う、図5のメッシュ
構造体を拡大して示す図。
【図8】図7のメッシュ構造体の断面図。
【図9】図7のメッシュ構造体の45°線に沿った断面
図。
【図10】図1の出発材料に最初のTD延伸を与えた場
合のメッシュ構造体の平面図。
【図11】図10のメッシュ構造体がさらにMD延伸さ
れた場合のメッシュ構造体の平面図。
【図12】延伸比が異なる以外は図3と同じ延伸を行っ
た場合のメッシュ構造体の平面図。
【図13】延伸比が異なる以外は図4と同じ延伸を行っ
た場合のメッシュ構造体の平面図。
【図14】延伸比が異なる以外は図5と同じ延伸を行っ
た場合のメッシュ構造体の平面図。
【図15】第2の出発材料を示す断面図。
【図16】第3の出発材料を示す斜視図。
【図17】図16の出発材料の断面図。
【図18】図16の出発材料がTDに延伸され、さらに
MDに延伸された場合のメッシュ構造体を示す斜視図。
【図19】厚さ及び延伸比の記載を伴う、図18のメッ
シュ構造体の平面図。
【図20】第4の出発材料を示す斜視図。
【図21】図20の出発材料の断面図。
【図22】図20の出発材料がTDに延伸され、さらに
MDに延伸された場合のメッシュ構造体を示す斜視図。
【図23】厚さ及び延伸比の記載を伴う、図22のメッ
シュ構造体の平面図。
【図24】他のメッシュ構造体を示す平面図。
【図25】第5の出発材料を示す平面図。
【図26】図25の出発材料の穴のない部分の断面図。
【図27】図25の出発材料の穴の存在する部分の断面
図。
【図28】図25の出発材料に最初のTD延伸を与えた
場合の平面図。
【図29】図28の(a)のメッシュ構造体がさらにM
Dに延伸された場合のメッシュ構造体を示す平面図。
【図30】図28の(b)のメッシュ構造体がさらにM
Dに延伸された場合のメッシュ構造体を示す平面図。
【図31】図29のメッシュ構造体の断面図。
【図32】いくつかの用いられる穴の形状を示す図。
【符号の説明】
1……出発材料、2……穴、3……耳部、4,5,6,
7……タンジェントライン、8……MDストランド形成
領域、9……TDストランド形成領域、10……接続領
域(njz)、11……一軸メッシュ構造体、12,1
2´……MDストランド、13,15……二軸メッシュ
構造体、14,14´……TDストランド、16……股
部、17……厚肉領域、18……二軸領域、32……リ
ブ、33……トラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キース・フレイザー・マーティン イギリス国、ビービー6・9ビーワイ、 ランカシャー、ブラックバーン、ホーリ ー・ウィスウェル、タスカース・クロフ ト 3 (72)発明者 ケネス・ガードナー イギリス国、ビービー2・7ビーエック ス、ランカシャー、ブラックバーン、ラ マック、ウィニー・レーン 29 (56)参考文献 特開 昭55−90337(JP,A) 米国特許3386876(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 28/00 B29C 55/12 E02B 3/12

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2軸的にかつ分子的に配向された一体的
    なプラスチック材料メッシュ構造体の製造方法であっ
    て、最も厚い点において2mm以上の厚さを有し、正方
    形又は長方形をなす格子に存在する穴のパターン及び接
    続領域を有し、前記格子は各隣接する穴の間のストラン
    ド形成領域を規定し、前記接続領域は前記ストランド形
    成領域間に設けられているプラスチックの出発材料を準
    備する工程と、前記出発材料を交差方向に延伸して、前
    記ストランド形成領域を延伸し、薄化し、前記ストラン
    ド形成領域を交差方向に配向させ、もって交差配向スト
    ランドを形成する工程と、前記材料を主方向すなわち機
    械方向に延伸して、前記ストランド形成領域を延伸し、
    薄化し、前記ストランド形成領域を主方向に配向させ、
    もって前記交差ストランドに対して一般的に直角に延在
    する主方向すなわち機械方向に配向されたストランドを
    形成する工程とを有し、前記各主ストランド形成領域は
    前記接続領域が薄化され始める前に有意な程度まで薄化
    され、かつこの主ストランド形成領域の薄化は前記接続
    領域に達し、この機械方向の延伸は、接続領域に実質的
    なくぼみが形成されることなく、薄化が概念上の接合領
    域を完全に通ってその領域の他の端部において配向され
    た主ストランドまで広がって接続領域の端部における延
    伸比がその中央部における延伸比よりも100%を超え
    て大きくならないようになるまで、薄化が股部を回って
    各交差ストランドまで広がって股部において配向が各股
    部を回って走る方向になるまで、接続領域の最も厚い部
    分の厚さが少なくとも30%減少するまで、そして主方
    向における接続領域の長さが少なくとも2.5:1の比
    になるまで続けられ、前記接続領域の全体が狭ばまり、
    これにより配向された接続部、及び主ストランドと交差
    ストランドとを接続する連続的に配向された股部を形成
    し、機械方向に沿って一軸的に配向されて機械方向に沿
    ってメッシュ構造体の端から端までの一軸的な連続的な
    配向を提供する各接続部における中央領域が存在し、か
    つ前記中央領域の両側であって各交差ストランド形成領
    域の端部又はその近傍の領域に二軸的な配向を形成し、
    結果的な機械方向の延伸が結果的な交差方向の延伸より
    も大きく、少なくとも接続領域が広げられる部分の機械
    方向の延伸が前記交差方向の延伸の後に生じて前記部分
    の機械方向延伸の間に交差方向の延伸がメッシュ構造体
    の配向挙動に影響を与え、前記部分の機械方向延伸の間
    に交差方向に沿う実質的な収縮が生じる、プラスチック
    材料メッシュ構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記出発材料は接続領域の長さが機械方
    向に沿って少なくとも3.5:1の比に増加するまで機
    械方向に沿って延伸される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記穴の交差方向の最大長さが穴の交差
    方向のピッチの30%以下である請求項1又は2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記交差方向の延伸は、前記機械方向に
    沿った前記出発材料の延伸の後に行われる請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記部分の機械方向延伸が前記材料に付
    与される最終的な延伸である請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記延伸は、交差方向の延伸、それに続
    く機械方向の延伸の2段階で行われる請求項1乃至3の
    いずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 機械方向の延伸、それに続く交差方向の
    延伸、さらにそれに続く機械方向の延伸の3段階で行わ
    れる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記接続領域の全体が、その最初の幅に
    対して少なくとも30%狭ばまる請求項1乃至7のいず
    れか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 機械方向の延伸の終りにおいて、前記接
    続領域の端部における延伸比がその中央部における延伸
    比よりも50%を超えて大きくならない請求項1乃至8
    のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 機械方向の延伸の終りにおいて、前記
    接続領域の端部における延伸比がその中央部における延
    伸比よりも40%を超えて大きくならない請求項1乃至
    8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 機械方向の延伸の終りにおいて、前記
    接続領域の端部における延伸比がその中央部における延
    伸比よりも20%を超えて大きくならない請求項1乃至
    8のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】機械方向の延伸の終りにおいて、前記主
    ストランドの中間点における機械方向の延伸比が前記接
    続領域の中央部における機械方向の延伸比よりも100
    %を超えて大きくならない請求項1乃至11のいずれか
    1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】機械方向の延伸の終りにおいて、前記接
    続領域の端部における機械方向延伸比が前記接続領域の
    中央部における機械方向の延伸比よりも大きい請求項1
    乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 交差方向の延伸の間、各機械方向タン
    ジェントラインを越えて配向が侵入する請求項1乃至1
    3のいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 生成されたメッシュ構造体において、
    接続領域のどの部分も接続領域の端部よりも大きな交差
    方向の長さを有しない請求項1乃至14のいずれか1項
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1項に記
    載の方法により製造されたメッシュ構造体。
  17. 【請求項17】 最も厚い点において1mm以上の厚さ
    を有し、機械方向において交差方向よりも大きい強度を
    有する2軸的にかつ分子的に配向された一体的なプラス
    チック材料メッシュ構造体であって、機械方向に延びる
    主配向ストランドと、交差方向に延びる交差配向ストラ
    ンドと、夫々の主ストランド及び交差ストランドの間の
    配向された接続部とを有し、前記接続部の最も厚い部分
    は延伸によりその厚さが少なくとも30%減少し、各主
    ストランド及び交差ストランドは各股部の回りを走る方
    向の配向を伴った連続的に配向された股部によって相互
    に接続され、各接続部においてその両側における二軸配
    向領域よりも厚く各交差ストランドの軸上に位置するよ
    り厚い領域が存在し、メッシュ構造体の面に対して垂直
    でかつ機械方向に対して45°の接続部の中心を通る線
    に沿う断面で見た場合に、二軸配向領域はその回りの股
    部に徐々に合体し、より厚い領域は交差方向に平行な方
    向に沿う長さよりも大きい主方向に平行な方向に沿う長
    さを有し、より厚い領域は機械方向に沿って一軸的配向
    され、より厚い領域は実質的なくぼみを規定せず、接続
    部の端部に適用される機械方向の延伸比は接続部の中央
    に適用される延伸比よりも100%を越えて大きくな
    く、これにより一軸的な連続した配向がメッシュ構造体
    の端から端まで提供される、プラスチック材料メッシュ
    構造体。
  18. 【請求項18】 最も厚い点において1mm以上の厚さ
    を有し、機械方向において交差方向よりも大きい強度を
    有する2軸的にかつ分子的に配向された一体的なプラス
    チック材料メッシュ構造体であって、機械方向に延びる
    主配向ストランドと、交差方向に延びる交差配向ストラ
    ンドと、夫々の主ストランド及び交差ストランドの間の
    配向された接続部とを有し、前記接続部の最も厚い部分
    は延伸によりその厚さが少なくとも30%減少し、各主
    ストランド及び交差ストランドは各股部の回りを走る方
    向の配向を伴った連続的に配向された股部によって相互
    に接続され、各接続部においてその両側における二軸配
    向領域よりも厚く各交差ストランドの軸上に位置するよ
    り厚い領域が存在し、より厚い領域は交差方向に平行な
    方向に沿う長さよりも大きい機械方向に平行な方向に沿
    う長さを有し、より厚い領域は機械方向に沿って一軸的
    配向され、より厚い領域は実質的なくぼみを規定せず、
    前記各二軸配向領域の最も薄い点の厚さは、各二軸配向
    領域の回りの股部の接続部の中心を通りMDに対して4
    5°の線上の点の厚さの40%よりも小さくなく、又は
    接続部の中心を通りMDに対して45°の線上の点同士
    で厚さが異なる場合に、各二軸配向領域の回りの股部の
    より薄い接続部の中心を通りMDに対して45°の線上
    の点の厚さよりも小さくなく、接続部の端部に適用され
    る機械方向の延伸比は接続部の中央に適用される延伸比
    よりも100%を越えて大きくなく、これにより一軸的
    な連続した配向がメッシュ構造体の端から端まで提供さ
    れる、プラスチック材料メッシュ構造体。
  19. 【請求項19】 前記接続部のより厚い領域は交差方向
    に平行な方向に沿う長さの少なくとも2倍の機械方向に
    平行な方向に沿う長さを有する請求項17又は18に記
    載のメッシュ構造体。
  20. 【請求項20】 前記接続部のより厚い領域は、延伸の
    際に、機械方向に沿う長さが少なくとも3.5:1の比
    で増加する請求項17乃至19のいずれか1項に記載の
    メッシュ構造体。
  21. 【請求項21】 前記接続部のより厚い領域におけるい
    ずれも部分もその端部よりも幅が広くはない請求項17
    乃至20のいずれか1項に記載のメッシュ構造体。
  22. 【請求項22】 接続領域の端部における機械方向延伸
    比が接続領域の中央部における機械方向の延伸比よりも
    大きい請求項17乃至21のいずれか1項に記載のメッ
    シュ構造体。
  23. 【請求項23】求項17乃至22のいずれか1項に記
    載のメッシュ構造体を土壌に埋め込む土壌の強化方法。
  24. 【請求項24】 請求項17乃至22のいずれか1項に
    記載のメッシュ構造体を埋め込むことにより強化された
    粒子状材料の塊を有する粒子材料とメッシュ構造とを備
    えた土木構造体。
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