JP3247285B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置Info
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Description
写機、電子写真プリンター等の画像形成装置、この画像
形成装置に適用される現像装置、及び少なくとも現像装
置を備え画像形成装置本体に着脱自在とされたプロセス
カートリッジに関するものである。
は、像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置により
トナー像として可視化することを行なっている。
成分現像装置が種々提案されまた実用化されている。し
かし、いずれの現像装置でも現像剤担持体上に一成分現
像剤であるトナーの薄層を形成するのは困難である。
められている現在、トナーの薄層形成方法及びその装置
に関する開発は必須となっておりまたこれに対していく
つかの方策が提案されている。
されるように、現像剤担持体である現像スリーブにゴム
または金属製の規制部材である弾性ブレードを当接さ
せ、この弾性ブレードと現像スリーブとの当接部の間に
トナーを通過させて規制することにより、現像スリーブ
上にトナーの薄層を形成し、かつ当接部での摩擦でトナ
ーに十分なトリボを付与させるものである。
性トナーを規制するときには、現像スリーブ上にトナー
を供給するトナー供給部材が別途必要になる。これは、
磁性トナーの場合には現像スリーブ内の磁石の磁力によ
り現像スリーブ上にトナーを供給できるが、非磁性トナ
ーの場合には磁力によるトナーの供給が行なえないため
である。
559号公報において現像装置を提案した。この提案の
現像装置では、図4に示すように、一成分現像剤として
非磁性トナー27を収容した現像容器28内に弾性ブレ
ード29よりも現像スリーブ30の回転方向上流側の位
置で現像スリーブ30に当接するファーブラシ構造の弾
性ローラ31を設置して、現像スリーブ30上の現像に
消費されずに残存したトナー27を弾性ローラ31によ
り剥ぎ取ると共に現像スリーブ30上に新たなトナー2
7を供給するようにしている。
ーブ30上に非磁性トナー27の薄層を良好に形成する
ことができ、像担持体上のの静電潜像を良好に現像する
ことが可能となる。
用いて現像動作を多数回繰り返した場合、層厚規制手段
である弾性ブレード29と現像スリーブ30に挟まれた
トナーの侵入部分において、滞留するトナーが長手方向
で部分的に凝集することによって、現像スリーブ30上
に形成されるトナー薄層の層厚が現像スリーブ30の長
手方向で不均一になったり、凝集トナーが弾性ブレード
29の現像スリーブ30への当接ニップに挟まることに
よって、局所的にトナー27がコーティングされずに白
く抜けるスジが発生する問題が生じた。
不図示の転写手段によって転写する際の転写性にすぐ
れ、転写されずに像担持体上に残存した転写残トナーを
ブレード、ファーブラシ等のクリーニング手段によって
クリーニングする際に潤滑性が高いことから像担持体の
摩耗の少ないなどの利点を有するトナー、すなわちトナ
ーとして球形であり表面が平滑であるもの(球形係数S
F−1が100〜180であり、形状係数SF−2が1
00〜140であるトナー、後に詳述する)を用いると
より顕著に見られ、特にトナー同士の付着力が弱い故
に、コーティングが不均一になりトナー層厚が過大にな
った部分や、上述した白スジ部分の両側部分において、
現像スリーブ30表面から外部にトナーがこぼれ落ちる
(トナーボタ落ちと称する)問題が発生し好ましくなか
った。
持体上のトナー薄層形成を安定して良好に行なうことの
できる現像装置、この現像装置を備えた画像形成装置、
及び少なくとも上記現像装置を備え、画像形成装置本体
に着脱自在なプロセスカートリッジを提供することであ
る。
平滑性の高いトナーを用いた場合においてトナーボタ落
ちの発生のない現像装置、この現像装置を備えた画像形
成装置、及び少なくとも上記現像装置を備え、画像形成
装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジを提供する
ことである。
現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に
て達成される。要約すれば、本発明は、非磁性一成分現
像剤を収容する現像容器と、該現像容器の開口部に延在
する回動する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対し現
像剤を介して当接した弾性規制部材と、該弾性規制部材
の前記現像剤担持体との当接部に対し前記現像剤担持体
の回転方向上流側に当接して設けられた回転可能な現像
剤供給部材とを有する現像装置において、前記弾性規制
部材は少なくとも前記当接部において弾性層を介して前
記現像剤担持体の長手方向にわたり導電層を有し、該導
電層と前記現像剤担持体に同じDC成分を印加するとと
もに、該導電層と前記現像剤担持体間に交番電界を形成
し、前記交番電界の周波数をf(Hz)、ピーク−ピー
ク間の電界強度をE(V/m)とし、前記現像剤担持体
の周速をv(m/s)とした場合、 周波数fを、2.5×103×v≦f、f≦3000 電界強度Eを、2×105≦E≦9×105 とすることを特徴とする現像装置である。
1は100〜180であり、形状係数SF−2は100
〜140であることが好ましい。
も上記した現像装置を備え、画像形成装置に着脱自在と
したことを特徴とするプロセスカートリッジが提供され
る。
記した現像装置或いはプロセスカートリッジを具備した
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
ロセスカートリッジ及び画像形成装置を図面に則して更
に詳しく説明する。
成図である。図1において、潜像担持体としての感光ド
ラム1は、矢印A方向に回転し、感光ドラム1を帯電処
理するための帯電装置2によって一様に帯電され、感光
ドラム1に静電潜像を書き込む露光手段であるレーザー
光3により、その表面に静電潜像が形成される。
配置され、プロセスカートリッジとして、画像形成装置
に対し着脱可能である現像装置4によって現像し、トナ
ー像として可視化する。なお、本実施例では露光部にト
ナー像を形成するいわゆる反転現像を行なっている。
は、転写ローラ9によって記録媒体である紙13に転写
され、転写されずに感光ドラム1上に残存した転写残ト
ナーはクリーニングブレード10によりかきとられ廃ト
ナー容器11に収納され、クリーニングされた感光ドラ
ム1は上述作用を繰り返し画像形成を行なう。
置12により定着処理され、装置外に排紙されプリント
動作が終了する。
づいてさらに説明する。
トナー8を収容した現像容器14は、その長手方向に延
在する開口部に位置し感光ドラム1と対向設置された現
像剤担持体としての現像スリーブ5を備え、感光ドラム
1上の静電潜像を現像して可視化するようになってい
る。
開口部にて図に示す右略半周面を現像容器14内に突入
し、左略半周面を現像容器14外に露出して横設されて
いる。この現像容器14外へ露出した面は、現像装置4
の左方に位置する感光ドラム1にわずかな微小面積を有
して対向している。現像スリーブ5は矢印B方向に回転
駆動され、その表面は、トナー8との摺擦確率を高く
し、且つ、トナー8の搬送を良好に行なうための適度な
凹凸を有している。
である弾性ブレード7が、押さえ板金15に支持され自
由端側の先端近傍を現像スリーブ5の外周面に面接触に
て当接されるよう設けられており、当接方向としては、
当接部に対して先端側が現像スリーブ5の回転方向上流
側に位置するいわゆるカウンター方向になっている。
リーブ5との当接部分において、現像スリーブ5の長手
方向にわたり設けられた弾性層16と、弾性層16を裏
面から支持する導電層17とを有している。本実施例に
おいて、弾性層16としてウレタンゴム、シリコンゴム
等を用いており、導電層17として、バネ弾性を有する
SUSまたは燐青銅の金属薄板を設けている。つまりこ
の薄板は、現像スリーブ5に対する弾性ブレード7の圧
接力を維持すると共に、本発明における現像スリーブ5
との間に交番電界を形成する際の電極としての働きを兼
ねている。
はAC及びDCを印加可能な電源18が接続されてお
り、現像スリーブ5との間で所定の交番電界を形成する
ように制御されている。
に形成する交番電界の印加方法及び作用効果に関しては
後に詳述する。
記弾性ブレード7の現像スリーブ5表面との当接部に対
し現像スリーブ5の回転方向上流側に当接され、且つ回
転可能に支持されている。
作時に、現像容器14内のトナー8は、撹拌部材19の
矢印C方向の回転に伴い弾性ローラ6方向に送られる。
向に回転することにより、現像スリーブ5近傍に運ば
れ、現像スリーブ5と弾性ローラ6との当接部におい
て、弾性ローラ6上に担持されたトナー8が、現像スリ
ーブ5と摺擦されることによって、摩擦帯電をうけ、現
像スリーブ5上に付着する。
印B方向の回転に伴い、電源18によって直流を重畳し
た交流電圧(ブレードACバイアス)を印加された弾性
ブレード7の圧接下に送られ、ここで適正なトリボ(摩
擦帯電量)を受けると共に現像スリーブ5上に薄層形成
された後、感光ドラム1との対向部である現像部へ搬送
される。
ナーは、現像スリーブ5の回転とともに現像スリーブ5
の下部より回収される。この回収部分にはシール部材2
0が設けられ、未現像トナーの現像容器14内への通過
を許容するとともに、現像容器14内のトナーが現像ス
リーブ5の下部から漏出するのを防止する。
トナーは、弾性ローラ6と現像スリーブ5との当接部に
おいて、現像スリーブ5表面から剥ぎ取られる。この剥
ぎ取られたトナーの大部分は、弾性ローラ6の回転に伴
い搬送され現像容器14内のトナー8と混ざり合い、ト
ナーの帯電電荷が分散される。同時に弾性ローラ6の回
転により現像スリーブ5上に新たなトナーが供給され前
述の作用を繰り返す。
は、現像スリーブ5と感光ドラム1の両者間に電源21
から直流を重畳した交流電圧(現像ACバイアス)が印
加されることによって、トナー像として現像される。
各構成要素の具体例を以下に述べる。
ニウム製スリーブ表面にガラスビーズ(#600)によ
る定形ブラスト処理を施し、表面粗さRzが約3μmと
したものを用い、感光ドラム1との間隙を300μmに
なるように対向配置し、感光ドラム1の周速50mm/
sに対して若干早めた周速80mm/sで回転させた。
前述したように転写性にすぐれ、且つ転写されずに感光
ドラム1上に残存した転写残トナーをブレード、ファー
ブラシ等のクリーニング手段によってクリーニングする
際に潤滑性が高いことから感光ドラム1の摩耗の少ない
などの利点を有するトナー、すなわちトナーとして球形
でありかつ表面が平滑であるものを用いている。具体的
には形状係数として、SF−1が100〜180であ
り、SF−2が100〜140であるものを用いてい
る。
E−SEM(S−800)を用いトナー像を無作為に1
00個サンプリングし、その画像情報をインターフェー
スを介してニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に
導入し解析を行ない下式より算出し得られた値を定義し
ている。
0から大きくなるにつれて球形から徐々に不定形とな
る。SF−2は凹凸度合を示し、100から大きくなる
につれてトナーの表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の範囲内になれば、いわゆる粉砕方法による製
造方法の他に、特開昭36−10231号公報、特開昭
59−53856号公報に述べられている懸濁重合方法
を用いて直接トナーを生成する方法や、単量体には可溶
で得られる重合体が不溶な水系誘起溶剤を用い、直接ト
ナーを背生成する分散重合方法又は水溶性極性開始剤存
在下で直接重合しトナーを生成するソープフリー重合方
法に代表される乳化重合方法等を用いてトナーを製造す
ることは可能である。
F−1を100〜180に、SF−2を100〜140
に容易にコントロールでき、比較的容易に粒度分布がシ
ャープで4〜8μm粒径の微粒子トナーが得られる常圧
下での、または加圧下での懸濁重合方法を用い、モノマ
ーとしてスチレンとn−ブチルアクリレート、荷電制御
剤としてサリチル酸金属化合物、極性レジンとして飽和
ポリエステル、さらに着色剤を加え、重量平均粒径7μ
mの着色懸濁粒子を製造した。
%外添することによって、前述したような転写性に優
れ、感光ドラム1のクリーニング時における摩耗の少な
い負極性のトナー8を製造した。
や芯金上にレーヨン、ナイロン等の繊維を植毛したファ
ーブラシ構造のものが、現像スリーブ5へのトナー8の
供給及び未現像トナーの剥ぎ取りの点から好ましく、本
実施例においては、芯金上にポリウレタンフォームを設
けた12mmの弾性ローラ6を用いた。この弾性ローラ
6の現像スリーブ5に対する当接幅としては、1〜8m
mが有効で、また現像スリーブ5に対してその当接部に
おいて相対速度を持たせることが好ましく、本実施例に
おいては、当接幅を3mmに設定し、弾性ローラ6の周
速として現像動作時に50mm/s(現像スリーブ5と
の相対速度は130mm/s)となるように不図示の駆
動手段により所定タイミングで回転駆動させた。
0.1mmのリン青銅製の金属薄板である導電層17上
に弾性層16として厚さ1.0mmのウレタンゴムを接
着した構成になっている。現像スリーブ5に対する当接
圧は、30g/cm(線圧の測定は、摩擦係数の既知の
金属薄板を3枚当接部に挿入し、中央の1枚をばねばか
りで引抜いた値から換算した)に設定した。
レード7間に形成する交番電界の印加方法及び作用効果
に関して詳述する。
ード7には、それぞれAC電圧とDC電圧を印加可能な
電源21、18が接続されており、現像動作時におい
て、現像バイアスとして電源21から現像スリーブ5に
AC成分として矩形波でピーク−ピーク間電圧2000
V、周波数2000Hz、DC成分として−400Vを
印加している。これによって感光ドラム1の露光部の潜
像電位V1部分−150V(非露光部の電位は−600
Vとしている)に対して負極性のトナー8を現像させる
いわゆる反転現像を行なっている。
レードバイアスは、DC成分として現像バイアスと同じ
−400Vとし、AC成分として現像バイアスと同位相
の矩形波でピーク−ピーク間電圧1400V、周波数2
000Hzを印加している。
と導電層17間でのリーク防止の点で所定値以上の抵抗
を持つことは勿論であり、体積抵抗として1010Ω・c
m以上とするのが好ましい。
スを設定することによって、現像スリーブ5と弾性ブレ
ード7間にピーク−ピーク間電圧600V、周波数20
00Hzの電位差が生じることになる。
ード7の現像スリーブ5との当接ニップ部に侵入してく
るトナー8がこの入口近傍で交番電界の力により、弾性
ブレード7側と現像スリーブ5側との間を往復する運
動、いわゆる往復運動をおこし、この部分で凝集してい
たトナーがほぐされて、常に安定した状態で弾性ブレー
ド7に規制されることになる。また、導電層17と現像
スリーブ5に印加されるDC成分が異なると、DC電界
が生じてトナーが弾性ブレード7又は現像スリーブ5に
片寄ってしまうことがあるが、本発明によれば、導電層
17と現像スリーブ5に同じDC成分が印加されるの
で、トナーが一方に片寄ることも防止でき、トナーがほ
ぐされる効果が一層得られる。
繰り返した際に生じる弾性ブレード7の規制部を通過し
たトナーが現像スリーブ5表面からトナー8が外部にこ
ぼれ落ちるトナーボタ落ちを防ぎ、現像スリーブ5上に
均一な厚さの現像剤薄層を安定して形成することがで
き、感光ドラム1上の静電潜像を長手方向で均一な濃度
で良好に現像することが可能となった。
ード7と現像スリーブ5間の交番電界の最適範囲を調べ
るために実験を行なった。つまり本実施例の現像装置4
を用い、弾性ブレード7を接地した状態で、現像スリー
ブ5にのみAC電圧を印加して(DC電圧は0V)現像
動作を行なわずに、現像スリーブ5上のトナーコーティ
ング状態を確認した。
圧のピーク−ピーク間電圧と、周波数を各種変えた状態
で、5時間現像スリーブ5を回転させた後に現像スリー
ブ5上のトナーコーティング状態を観察し評価した。そ
の評価結果を、下記の表1に示す。
1中で太線で囲んだ領域である。まず周波数に関して
は、100Hzではボタ落ちの防止効果はあるのだが、
現像スリーブ5上の周方向にちょうど1/100Sの周
期で濃淡ムラが発生してしまい、4000Hzにすると
ボタ落ちが発生した。この原因は、印加する周波数が低
すぎると弾性ブレード7側と現像スリーブ5側に行き来
するトナー8の周期がそのままコーティングに現れてし
まい、逆に高すぎると、加わる電界の正負の入れ替わり
が速過ぎてトナー8が追随できず、良好なトナーのほぐ
し効果が生じなくなっていると考えられる。
速が80mm/sである点を考慮すると、周波数f(H
z)の適正範囲は、現像スリーブ5の周速をv(m/
s)としたとき、200/(80×10-3)≦f/v、
f≦3000、即ち2.5×103 ×v≦f、f≦30
00 となる。
V以下では弾性ブレード7の振動効果が無くボタ落ちが
発生し、1000V以上では弾性ブレード7の現像スリ
ーブ5当接部の現像スリーブ5回転方向下流側において
トナーが激しく往復運動し、この部分から外部にトナー
飛散してしまう結果を招いた。
性層16の厚さが1mmである点を考慮すると、ピーク
−ピーク間の適正電界強度Eは、2×105 ≦E≦9×
105 となる。
現像スリーブ5間に交番電界をもたせることにより良好
なコーティングが安定して得られた。
明する。
ブレード23として実施例1とは異なる、板ゴム形状の
1mm厚みのウレタンゴム製の板ブレード24を用い、
現像スリーブ25との当接部の裏面側に電極26を設
け、この電極26と現像スリーブ25間に実施例1に記
した条件の交番電界を形成している。
れる。なお無論実施例1、2において弾性層として厚さ
1mmのものを用いたが、変更は可能であり、交番電界
の強度を本発明の範囲内に収めていれば良い。また現像
スリーブとしてブラスト処理を施したものを用いたが、
例えばフェノール等樹脂材料にカーボン、グラファイト
等の導電粉を分散したコート剤を素管上にコーティング
したスリーブを用いてもよく、その他の各部材に関して
も本発明の範囲内で適宜選択可能である。
置本体に着脱可能な現像装置からなるプロセスカートリ
ッジとして用いたが、画像形成装置本体内に固定され、
トナーのみを補給するような構成の現像装置として用い
てもよく、また現像装置と、感光ドラム、クリーニング
ブレード、廃トナー収容容器、帯電装置の全てと、もし
くはそれらのうちのいずれかと一体で形成し画像形成装
置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとして用いて
もよい。
によれば、弾性規制部材が少なくとも現像剤担持体との
当接部において弾性層を介して長手方向にわたり導電層
を有し、該導電層と現像剤担持体に同じDC成分を印加
するとともに、導電層と現像剤担持体間に交番電界を形
成し、交番電界の周波数をf(Hz)、ピーク−ピーク
間の電界強度をE(V/m)とし、現像剤担持体の周速
をv(m/s)とした場合、交番電界が、 周波数fを、2.5×103×v≦f、f≦3000 電界強度Eを、2×105≦E≦9×105 とされるので、現像剤が弾性規制部材と現像剤担持体と
の間で往復運動をしてほぐされ、それによって、現像剤
のボタ落ち、濃淡むら及び現像剤の飛散を防止すること
ができ、現像剤薄層形成を安定して行なえる。また、導
電層と現像剤担持体に印加されるDC成分が異なると、
DC電界が生じて現像剤が弾性規制部材又は現像剤担持
体に片寄ってしまうことがあるが、本発明によれば、導
電層と現像剤担持体に同じDC成分が印加されるので、
現像剤が一方に片寄ることも防止でき、現像剤がほぐさ
れる効果が一層得られる。このように、本発明によれ
ば、弾性規制部材と現像剤担持体の一方に現像剤が片寄
ることもないので、現像剤のボタ落ち、濃淡むら及び現
像剤の飛散を防止し、現像剤薄層形成を安定して行うこ
とができ、従って高品質の画像を得ることができる。
形成装置を示す構成図である。
である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 非磁性一成分現像剤を収容する現像容器
と、該現像容器の開口部に延在する回動する現像剤担持
体と、該現像剤担持体に対し現像剤を介して当接した弾
性規制部材と、該弾性規制部材の前記現像剤担持体との
当接部に対し前記現像剤担持体の回転方向上流側に当接
して設けられた回転可能な現像剤供給部材とを有する現
像装置において、 前記弾性規制部材は少なくとも前記当接部において弾性
層を介して前記現像剤担持体の長手方向にわたり導電層
を有し、該導電層と前記現像剤担持体に同じDC成分を
印加するとともに、該導電層と前記現像剤担持体間に交
番電界を形成し、 前記交番電界の周波数をf(Hz)、ピーク−ピーク間
の電界強度をE(V/m)とし、前記現像剤担持体の周
速をv(m/s)とした場合、 周波数fを、2.5×103×v≦f、f≦3000 電界強度Eを、2×105≦E≦9×105 とすることを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記非磁性一成分現像剤の形状係数SF
−1が100〜180であり、形状係数SF−2が10
0〜140であることを特徴とする請求項1の現像装
置。 - 【請求項3】 少なくとも請求項1又は2に記載の現像
装置を備え、画像形成装置に着脱自在としたことを特徴
とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の現像装置を具備
したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載のプロセスカートリッジ
を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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