JP3247006U - 木製の組立玩具 - Google Patents

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英城 川崎
仁司 平山
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ユダ木工株式会社
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Abstract

【課題】シンプル構造のパーツで、製作可能な立体形状物の範囲を飛躍的に増大できる組立玩具を創造できることができるようにする木製の組立玩具を提供する。【解決手段】木製の組立玩具1であって、複数の立方体形状のブロック10と複数の棒部材20とを備え、ブロックは、複数の表面部に、有底の挿入孔12が各々形成され、棒部材の先端には、挿入孔にはまり込む先端部を有する。立方体形状のブロックの挿入孔に、木製の棒部材の先端部を挿入して、ブロックを相互に連結して、これらの連結を繰り返して行うことによって任意の立体形状を作成する。【選択図】図3

Description

本考案は、木製の2種類のパーツを接続すること等により、任意の立体形状を組み立てて遊ぶことができる木製の組立玩具に関する。
従来から、立方体等の基本ブロックパーツを、その基本ブロック内に形成された凹凸状の連結構造部において連結することにより、様々な立体形象物に造型することができる組立玩具が、特許文献1及び2などによって知られている。
特許文献1では、立方体の3つの面に嵌合突起及び他の3つの面に嵌合孔を備えた立方体形状のブロックを多数設け、ブロックの嵌合突起を他のブロックの嵌合孔に弾圧挿入してブロックを相互に連結し、順次この作業を繰返して多数のブロックを連結して所望の立体形状物を構成するようになっている。更に、2つのブロックを筒状体の連結部材を介在させて連結することもできるようになっている。
また、特許文献2では、直方体ブロックと円柱ブロックとからなる基本ブロックの上下の2面に十文字状の溝を設け、この溝に嵌る板状のジョイント部材で基本ブロックを相互に接続するようになっている。
実開昭63-184100号公報 実用新案登録第3197214号公報
特許文献1の玩具では、1つのブロックの1面に嵌合孔が設けられ、他面に嵌合孔に嵌り込む嵌合突起が設けられているので、組立に使用すると、その結合方向に制限があるため、組立玩具の形状は制限されたものとなり、自由な発想に基づく立体的な組立玩具を構成することができないという問題点があった。
また、特許文献2の玩具では、基本ブロックの上下面では十文字状の溝であるが、他の面は異なる溝形状となるので、組立時の自由度が十分でなく、組立玩具の形状は制限されたものとなる。
本考案では、自由な発想に基づく立体的な構造を構成することができるようにした組立玩具を提供しようとするものである。特に、製作可能な立体形状物の範囲(種類)を飛躍的に増大できる組立玩具を、従来品には見られないシンプル構造のパーツで得ることができるようにした組立玩具を提供する。
本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、具体的には、第1の考案は、木製の組立玩具であって、複数の立方体形状のブロックと複数の棒部材とを備え、前記ブロックは、複数の面に、有底の挿入孔が各々形成され、前記棒部材の先端には、前記挿入孔にはまり込む先端部を有することを特徴とする。
第2の考案は、第1の考案に記載の組立玩具において、更に、前記棒部材が、両端に前記先端部を両端に備えることを特徴とする。
第3の考案は、第2の考案に記載の組立玩具において、更に、前記棒部材の前記先端部には、前記挿入孔に係合する係合部を備えることを特徴とする。
第4の考案は、第2の考案に記載の組立玩具において、更に、前記棒部材は、円柱形状の本体部と前記本体部に一体に設けられた前記先端部とを備え、前記先端部の先端が先細になっていることを特徴とする。
第5の考案は、第4の考案に記載の組立玩具において、更に、前記棒部材がダボであることを特徴とする。
第6の考案は、第1~5の考案のいずれか1つに記載の組立玩具において、前記ブロックの6つの周面の中央に、それぞれ前記挿入孔が設けられていることを特徴とする。
このように本考案によれば、立方体形状のブロックは、複数の面に、有底の挿入孔が各々形成され、棒部材の先端には、前記挿入孔にはまり込む先端部を有する構成であり、ブロックの挿入孔に棒部材の先端部を差し込むことで、立体的な構造を組み立てることができるので、従来品には見られないシンプル構造のパーツ(或は部品)で製作可能な立体形状物の範囲を飛躍的に増大できる。
本考案の実施形態1に係る組立玩具のブロックを示す斜視図である。 本考案の実施形態1に係る組立玩具の棒部材を示す斜視図である。 本考案の実施形態1に係る組立玩具を組み立てた1例を示す斜視図である。 図3と同様な図であり、他の例を示す斜視図である。 図3と同様な図であり、さらに他の例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1及び図2に基づいて、本考案の実施形態1の組立玩具1を説明する。組立玩具1は、複数のブロック10と複数の棒部材20とを備える。図1に基づいて、ブロック10を説明する。ブロック10は、木製であり、例えば、一辺が約45mmの略立方体形状からなる。ブロック10の6つの表面部11の中心(中央)に、棒部材(後で説明する)20の先端を挿入できる挿入孔12が設けられている。例えば、挿入孔12の直径は12mmで深さが13mmからなる。挿入孔12は有底であり、棒部材20の先端が挿入できて係合できるとともに、引き抜くことで離脱可能になっている。ブロック10の6つの表面部11の中心(中央)に挿入孔12が設けられているので、どの方向からでも棒部材20を挿入できる。ブロック10に棒部材20を挿入する方向に制限がないので、組み立てる立体形状の自由度が大幅に増加する。
なお、ブロック10は、立方体形状であるので、棒部材20を連結するだけでなく、単にブロック10を積み重ねて遊ぶことも可能である。
図2に基づいて、実施形態1の棒部材20を説明する。棒部材20は、例えば、直径が11mmで長さが80mの円柱状の木製部品からなる。なお、実施形態のブロック10の大きさ、棒部材20の長さや直径は1例に過ぎず、この寸法に限られるものではない。棒部材20は、円柱形状の本体部21と本体部21の両端部に一体に設けられた先端部22とを備える。先端部22が、隣接するブロック10の挿入孔12に挿入されて、本体部21が隣接するブロック10を橋渡しするようになって相互に連結する。先端部22の先端は、挿入し易いように先端になるほど先細22aになっている。先端部22には、挿入孔12に係合する係合部23を備える。係合部23は、円周上に設けられたリング状の浅い溝からなり、同じリング状の浅い溝が3段設けられている。例えば、溝の深さが1mmで、溝は、先端から4mm、7mm、10mmの距離の位置にある。溝の深さや位置は1例であって、この寸法に限定されるものでは無い。係合部23は、上記形状に限られるものでは無く、他の形状でも良く、例えば、円周上に点在するものでも良い。係合部23は、複数段でなくて1段だけでも良い。更には係合部23を省略することも可能である。
この棒部材20としては、例えば、木製の板部材を相互に連結する際に連結部材として使用する「ダボ」が利用できる。なお、通常に使用するダボは、2つの部材を繋ぎ合わせる時には、2つの部材の繋ぎ合せ面に設けた孔にダボの半分ずつを挿入して、ダボが見えなくなるように合わせることで2つの部材の繋ぎ合せ面を密着している。しかし本考案では、同じダボを使用するとしても、ダボ(棒部材)20の先端のみをブロックの挿入孔12に挿入し、棒部材20の本体部21がブロック10からはみ出た状態で、隣接する2つのブロック10を橋渡しした状態で連結する。
なお、連結部材は、隣接するブロック10を相互に連結するだけでなく、単に一方の先端部22をブロック10の挿入孔12に挿入し、他方の先端部22をブロック10に連結しないで、飛び出た状態で使用することも可能である。また、ブロック10と棒部材20とを連結した状態と単なるブロック10とを積み重ねて遊ぶことも可能である。
このように、ブロック10と棒部材20とは連結することやブロック10を積み重ねることで、単純な2種類の部品で、自由発想に富んだ立体形状を創造できるものであり、立体形状物の範囲を飛躍的に増大できる。
ブロック10及び棒部材20がいずれも木製であり、環境に優しい素材であり、間伐材でも利用可能であり、活用性に富む。
図3は、複数のブロック10と複数の棒部材20とを組み立てた一つの例を示す。4つのブロック10を棒部材20で連結して矩形状に形成している。このブロック10と棒部材20とを組み立てた矩形状のものを前後に2つ設けてお互いを、2か所の棒部材20でブロック10を相互に連結している。この場合、2か所で前後のブロック10を棒部材20で連結したが、1か所でも良く、3か所でも、4か所でも良く、これらは組み立てて遊ぶ幼児の発想に任せられる。更に、後側の上側のブロック10に、上方から棒部材20をブロック10の挿入孔12に挿入して、棒部材20の他端が突出したようになっている。
図4は、他の組み立て例を示す。9個のブロックを10本の棒部材でお互いに接続し、格子状に組み立てたものである。ブロック10を棒部材20で相互に連結することで、安定した形状にできることが身につく。
図5は、さらに他の組み立て例を示す。2つのブロック10の上に3つのブロック10を積み重ねている。3つのブロック10の中間のブロック10の挿入孔12に、棒部材20の先端部22が挿入されている。この棒部材20の他の先端部22は、ブロックに10に挿入されてない状態である。このように、棒部材20は、両端の先端部22をブロック10に連結しないで組み立てて遊ぶことも可能である。
また、ブロック10は、棒部材20で連結しないで、図5に示すように、積み重ねて遊ぶことも可能である。
以上述べた組み立て例は単に参考例として説明したものであって、遊ぶ幼児の自由な発想に基づいて、各種の立体的な構造物を形成することができる。
本考案は、幼児が組み立てて遊ぶ木製玩具において有利に利用される。
1 組立玩具
10 ブロック
11 表面部
12 挿入孔
20 棒部材
21 本体部
22 先端部
22a 先細
23 係合部

Claims (6)

  1. 木製の組立玩具であって、
    複数の立方体形状のブロックと複数の棒部材とを備え、
    前記ブロックは、複数の表面部に、有底の挿入孔が各々形成され、
    前記棒部材の先端には、前記挿入孔にはまり込む先端部を有することを特徴とする木製の組立玩具。
  2. 請求項1記載の木製の組立玩具であって、
    前記棒部材が、前記先端部を両端に備えることを特徴とする木製の組立玩具。
  3. 請求項1に記載の木製の組立玩具であって、
    前記棒部材の前記先端部には、前記挿入孔に係合する係合部を備えることを特徴とする木製の組立玩具。
  4. 請求項2に記載の木製の組立玩具であって、
    前記棒部材は、円柱形状の本体部と前記本体部に一体に設けられた前記先端部とを備え、前記先端部の先端が先細になっていることを特徴とする木製の組立玩具。
  5. 請求項4に記載の木製の組立玩具であって、
    前記棒部材がダボであることを特徴とする木製の組立玩具。
  6. 請求項1~5のいずれか1つに記載の木製の組立玩具であって、
    前記ブロックの6つの前記表面部の中央に、それぞれ前記挿入孔が設けられていることを特徴とする木製の組立玩具。
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