JP3246721U - テント用遮熱シート - Google Patents

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達也 野本
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【課題】晴天時においてテント内部の温度上昇を抑えるテント用遮熱シートを提供する。【解決手段】アルミニウム原糸を縦糸とし、ポリエステル糸を横糸にして織り込まれた基布1の表面にテフロン加工層2が形成され、裏面に黒色のポリウレタン加工層3が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、強烈な日差しによるテント内部の気温上昇及び光・熱の乱反射を防ぎ、さらに輻射による光・熱の乱反射を吸収するテント用遮熱シートに関する。
従来、屋外でのテントは主に日除けとして使用されている。しかしながら晴天時のテント内部の気温上昇は耐え難いものであった。
そこで、太陽光赤外線による輻射熱を効果的に反射させることにより、テント内の温度上昇を抑制するために、遮熱層により狭持された断熱層を含む積層構造からなる遮熱シートと、該遮熱シートの表裏面を、空気層を介して被覆する外層シートと、からなる遮熱材が提案されている(特許文献1)。
その他、軽量で、且つ任意の色に着色可能でありながら、極めて優れた遮光性を有するシートとして、少なくとも、基布、遮光層および表面層を有する遮光性シートであって、遮光層は、基布上に積層され、アルミ粉及び黒色系着色剤を含む高分子組成物により形成され、表面層は、遮光層上に積層され、高分子組成物により形成された遮光性シートが提案されている(特許文献2)。
特開2021-104653号公報 特開平9-241979号公報
前記提案はそれぞれ遮熱性及び遮光性に効果を発揮するものであるが、本考案は、強烈な日差しによるテント内部の気温上昇及び光・熱の乱反射を防ぐことができ、さらに輻射による光・熱の乱反射を吸収して生活環境を改善するテント用遮熱シートを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案のテント用遮熱シートは、アルミニウム原糸を縦糸とし、ポリエステル糸を横糸にして織り込まれた基布の表面にテフロン(登録商標)加工層が形成され、裏面に黒色のウレタン加工層が形成されたことを特徴とする(請求項1)。なお、前記縦糸及び横糸、さらに基布の表面及び裏面は相対的表現でありそれぞれ特定されたものではありません。
前記構成の本考案のテント用遮熱シートによれば、表面は基布とテフロン加工層の働きにより遮熱性、断熱性、遮光性、紫外線遮蔽性と撥水性、防汚性効果が得られます。
さらに裏面は光・熱の乱反射を防ぎ、さらに輻射による光・熱の乱反射を吸収して眩しさ等が減少させられます。結果として、本考案の遮熱シートは表裏両面の働きでテント内部の気温上昇を抑えて生活環境が改善されます。
本考案の一実施例は、前記前記黒色のポリウレタン層が防炎剤を含むことを特徴とする(請求項2)。この実施の一形態によれば、シート全体の防炎効果が向上します。
本考案によれば、強烈な日差しによるテント内部の気温上昇及び光・熱の乱反射を防ぐことができ、さらに輻射熱による光・熱の乱反射を吸収するテント用遮熱シートを提供できます。
本考案の実施の一形態に係るテント用遮熱シートの概念図である。 試験結果表である。 他の試験結果表である。
以下に、図面を参考に本考案の一実施例を説明する。
本考案のテント用遮熱シートの基布1は、縦糸(緯糸)としてアルミニウム原糸(太さ1.134mm)に横糸(経糸)としてポリエステル糸(600デニール糸)を織り込んだ生地からなる。なお、前記縦糸及び横糸は相対的な表現であり特定されたものではありません。
本考案では、前記基布1の直接太陽光線を受ける面(以下、「表面」という。)にテフロン加工層2が形成される。さらに前記基布1のテント内部面(以下「裏面」という。)には黒色のポリウレタン加工層3が形成される。
前記テフロン加工層2及びポリウレタン加工層3の形成は、テフロン(登録商標)及びポリウレタンにコーティング剤を加えて使用用途別の厚さに調節して前記基布1にそれぞれ塗着し、その後熱処理により基布1と一体化することにより行うことができる。なお、裏面の黒色のウレタン加工層3は好ましくは防炎剤を含む層とされる。防炎剤としては防炎アンチモンが好ましい。
前記構成のテント用遮熱シートは、その表面が銀白色面であり、裏面は黒色面です。したがって、表面の銀白色面が遮熱性、断熱性、遮光性、紫外線遮蔽性を発揮するとともにテフロン加工層により撥水性及び防汚性を有する。
一方、裏面の黒色は光・熱の乱反射を防ぐとともに該光・熱の乱反射を吸収する効果を発揮します。したがって、本考案のテント用遮熱シートは表裏両面の働きにより、テント内部の気温上昇を抑えて生活環境を良好に保ちます。
図2は、群馬県立産業技術センターに依頼した試験の結果表である。
試験方法は、JISL 1055 カーテンの遮光性試験方法A法(照度計を用いる方法)を参考にして、資料を試験箱上部中央に置き、ハロゲン電球から光を照射し、受光部の温度変化を測定した試験結果表である。同試験結果表において、「blank」は通常のポリエステル500d生地の場合であり、Sampleは本願考案品の遮熱シートである。該試験結果によれば、本願考案品の場合テント内部の温度上昇を略半減に抑えることが確認された。
図3は、一般財団法人ボーケン品質評価機構、大阪機能試験センターに依頼した試験の結果表である。試料表面に光を照射させて熱電対温度センサーで温度変化を1分毎に20分間測定した試験結果である。同試験結果表において、「1」は本考案品、「2」は通常のポリエステルd生地である。該試験結果においても本願考案品の場合にはテント内部の温度上昇を大幅に抑えることが確認されたものである。
1 基布
2 テフロン加工層
3 ポリウレタン加工層

Claims (2)

  1. アルミニウム原糸を縦糸とし、ポリエステル糸を横糸にして織り込んだ基布の表面にテフロン加工層が形成され、裏面に黒色のポリウレタン加工層が形成されたことを特徴とするテント用遮熱シート。
  2. 前記黒色のポリウレタン層が防炎剤を含むことを特徴とする請求項1に記載のテント用遮熱シート。
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