JP3246555B2 - 照明装置および誘導灯装置 - Google Patents

照明装置および誘導灯装置

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JP3246555B2
JP3246555B2 JP2001123647A JP2001123647A JP3246555B2 JP 3246555 B2 JP3246555 B2 JP 3246555B2 JP 2001123647 A JP2001123647 A JP 2001123647A JP 2001123647 A JP2001123647 A JP 2001123647A JP 3246555 B2 JP3246555 B2 JP 3246555B2
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将 松野
敦 五十嵐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段を有する
照明装置および誘導灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘導灯装置としては、た
とえば特許掲載第2779091号公報に記載されてい
る構成が知られている。
【0003】この特許掲載第2779091号公報に
は、導光板の一辺に沿って蛍光ランプを配設して表示パ
ネルを形成し、この表示パネルの背面側に蛍光ランプを
点灯させる点灯装置が収納された器具本体が取り付けら
れている。
【0004】そして、点灯装置で蛍光ランプを点灯さ
せ、蛍光ランプの光を導光板に照射して導光板全体をほ
ぼ均一の明るさで照射している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許掲載第2779091号公報に記載の構成の場合、表
示パネルの背面側に器具本体を取り付けたもののため、
小型化が図られていないとともに、埋込あるいは露出さ
せて背面側を壁に取り付けることしかできず、天井面な
どに取り付けることができず、汎用性が低い。
【0006】また、表示パネルは片面側にしか設けるこ
とができず、両面表示に対応できない問題を有してい
る。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、汎用性を向上した照明装置および誘導灯装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、被取付部が設けられた枠部を周囲に有しこの枠部の
少なくとも前面に開口部が形成され内部に電気部品収納
部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少な
くとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射
する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開
口部を閉塞する表面の表示手段と;器具本体の電気部品
収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する
点灯手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉塞
するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段
の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射し
た光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体
の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰にな
るなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部
品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に
取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより
取り付ける際の汎用性が向上する。
【0009】請求項2記載の照明装置は、被取付部が設
けられた枠部を周囲に有し枠部の前面に開口部が形成さ
れ枠部の背面側が背面板で閉塞され内部に電気部品収納
部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少な
くとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射
する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開
口部を閉塞する表面の表示手段と;導光体および導光体
の一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する
光源を有し器具本体の背面板とほぼ同じ大きさで背面板
に取り付けられる背面の表示手段と;器具本体の電気部
品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有す
る点灯手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉
塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手
段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射
した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本
体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰に
なるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気
部品の配置の自由度が大きくなるとともに、小形化およ
び薄形化が図れ、また、器具本体の背面側に背面の表示
手段を設けることにより両面表示が可能となり、枠部を
天井面に取り付けることにより汎用性が向上する。
【0010】請求項3記載の照明装置は、請求項2記載
の照明装置において、背面の表示手段の光源および点灯
手段を電気的に接続する電気的接続手段と;器具本体の
背面板に形成され電気的接続手段を挿通する接続手段挿
通孔とを具備したもので、接続手段挿通孔により背面板
に電気的接続手段を挿通できるため、背面の表示手段の
取り付けを容易にできる。
【0011】請求項4記載の誘導灯装置は、請求項1な
いし3いずれか記載の照明装置の導光体に配設された誘
導表示パネルを具備したもので、それぞれの作用を奏す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の誘導灯装置の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】図1は誘導灯装置を示す分解斜視図、図2
は器具本体を背面側から示す斜視図、図3は誘導灯装置
を前面側から示す一部を切り欠いた正面図である。
【0014】図1に示すように、照明装置である誘導灯
装置1は、樹脂製の器具本体2を有し、この器具本体2
は周囲に四角形状の枠部3を有し、この枠部3の前面側
には開口部4が形成され、枠部3の背面側は背面板5で
閉塞され、これら枠部3および背面板5で閉塞された部
分には電気部品収納部6が形成されている。
【0015】また、枠部3の上辺には天井面などに取り
付ける際に図示しない電源線を挿通する電源線挿通孔7
およびこの電源線挿通孔7を中心とした対称位置に天井
面などに図示しないねじなどで取り付ける際の被取付部
としてのねじ挿通孔8がそれぞれ開口形成されている。
一方、この枠部3の上辺の内面側には金属製の補強板11
が取り付けられ、この補強板11にはフック部12が形成さ
れている。
【0016】さらに、背面板5には壁面などに取り付け
る際に図示しない電源線を挿通する電源線挿通孔15およ
びこの電源線挿通孔15を中心とした対称位置に壁面など
に図示しないねじなどで取り付ける際の被取付部として
のだるま穴のねじ挿通孔16がそれぞれノックアウト構造
で形成されるとともに、四角形状の接続手段挿通孔とし
ての配線挿通孔17が一対同様にノックアウト構造で形成
されている。なお、ダルマ穴は下方の径が大きいものに
限らず、側方に径が大きい部分を設けてもよい。
【0017】また、枠部3の両側にはそれぞれ異なる高
さ位置に装着部21,21が内方に向けて突出して形成さ
れ、また、背面板5の背面側にも同様にそれぞれ異なる
高さ位置に装着部22,22が開口形成され、それぞれの装
着部21,22はそれぞれ正面視した場合に左右の高さ位置
が同一になるように形成されている。
【0018】そして、電気部品収納部6のほぼ中央に
は、インバータ回路などが収納された点灯手段としての
点灯ユニット25が取り付けられ、また、この点灯ユニッ
ト25の上部には端子台26が取り付けられ、これら点灯ユ
ニット25および端子台26の間は配線コード27にて電気的
に接続され、さらに、点灯ユニット25からは先端にコネ
クタ28を有する電気的接続手段としての配線コード29が
2系統引き出され、点灯ユニット25の下部にはバッテリ
30が取り付けられている。
【0019】さらに、点灯ユニット25の上方の枠部3の
上辺のねじ挿通孔8が設けられている部分との間には空
間部31が形成され、ねじ挿通孔8に挿通するねじあるい
は作業者の手が入る所定の大きさの作業用のスペースと
なり、作業性を向上している。
【0020】また、枠部3の開口部4にはほぼ開口部4
を閉塞する大きさの表示手段としての表面表示手段40が
設けられ、この表面表示手段40にはアクリル樹脂にハロ
ゲン化物などの難燃材を添加した難燃性アクリル樹脂板
の乳白色の表示パネル41が取り付けられ、この表示パネ
ル41の表面には誘導表示であるピクトグラム42が表示さ
れ、表示パネル41の背面には導光体としてのアクリル樹
脂製の四角板状の導光板43が設けられている。
【0021】さらに、表面表示手段40の上部の一辺には
光源44が取り付けられ、この光源44には直管型の蛍光ラ
ンプ45およびこの蛍光ランプ45からの光を導光板43方向
に反射する断面ほぼU字型の反射板46が取り付けられ、
この光源44にはコネクタ28を接続する図示しないソケッ
トが取り付けられている。さらに、導光板43の裏面側に
は装着部21,21に対応して高さが異なる取付部47,47が
突出して形成され、この取付部47の先端はテーパ状に形
成され、側面には係止用の係止突部48が突出して形成さ
れている。
【0022】一方、背面板5にはほぼ背面板5と同一形
状の表示手段としての背面表示手段50が設けられ、この
背面表示手段50にはアクリル樹脂にハロゲン化物などの
難燃材を添加した難燃性アクリル樹脂板の乳白色の表示
パネル51が取り付けられ、この表示パネル51の表面には
誘導表示であるピクトグラムが表示され、表示パネル51
の背面には導光体としてのアクリル樹脂製の四角板状の
導光板53が設けられている。
【0023】さらに、背面表示手段50の上部の一辺には
光源54が取り付けられ、この光源54には直管型の蛍光ラ
ンプ55およびこの蛍光ランプ55からの光を導光板53方向
に反射する断面U字型の反射板56が取り付られ、この光
源54にはコネクタ28を接続するソケット52が取り付けら
れている。さらに、導光板53の裏面側には装着部22,22
に対応して高さが異なる取付部57,57が突出して形成さ
れ、この取付部57の先端はテーパ状に形成され、側面に
は係止用の係止突部58が突出して形成されている。
【0024】また、表示パネル41にはフック部12に取り
付けられたワイヤ、チェーンなどの線状体59が、仮止め
および落下防止のために接続される。
【0025】なお、表示パネル41および表示パネル51は
同一のものを用いてよい。ただし、この場合、表示に方
向性がある場合には表示方向に整合性を持たせることは
必要である。
【0026】次に、上記実施の形態の使用状態について
説明する。
【0027】まず、表示パネル41のみを使用して片面表
示で天井面に取り付ける場合について説明する。
【0028】背面板5の電源線挿通孔15、ねじ挿通孔16
および配線挿通孔17のいずれもノックアウトせずにその
ままの状態にする。
【0029】また、器具本体2のねじ挿通孔8に内部か
らねじを挿通し、ねじにより天井面に器具本体2を取り
付け、電源線挿通孔7から電源線を導入し、端子台26に
接続する。
【0030】そして、線状体59で器具本体2と表示パネ
ル41を接続して仮止めするとともに、コネクタ28を光源
44のソケットに電気的に接続し、高所作業で両手を使え
るようにする。
【0031】さらに、表示パネル41の取付部47,47を器
具本体2の装着部21,21に挿入し、器具本体2の開口部
4を表示パネル41で閉塞する。なお、線状体59で器具本
体2と表示パネル41とを繋ぐことにより、表示パネル41
の落下を防止する。
【0032】次に、表示パネル51も取り付けて両面表示
する場合について説明する。
【0033】この場合、あらかじめ背面板5の電源線挿
通孔15をノックアウトし、コネクタ28を配線挿通孔17を
介して光源54のソケット52に電気的に接続する。さら
に、表示パネル51の取付部57,57を器具本体2の装着部
22,22に挿入し、器具本体2の背面板5に表示パネル51
を取り付けておく。
【0034】その後は、上述の片面表示と同様にする。
【0035】また、表示パネル41のみを使用して片面表
示で壁面に取り付ける場合について説明する。
【0036】背面板5の電源線挿通孔15およびねじ挿通
孔16をノックアウトし、器具本体2のねじ挿通孔16に内
部からねじを挿通し、ねじにより壁面に器具本体2を取
り付け、電源線挿通孔15から電源線を導入し、端子台26
に接続する。
【0037】その後は、上述の片面表示と同様にする。
【0038】上記実施の形態によれば、器具本体2の電
気部品収納部6は光学特性に関係しないため、中央に点
灯ユニット25を配設しても表示に陰が生じないため、任
意に点灯ユニット25を配設できる。また、点灯ユニット
25の上方に空間部31を設け、この空間部31により比較的
重量のある点灯ユニット25およびバッテリ30が器具本体
2の下方に位置するため、重心が低くなり安定性が向上
する。
【0039】また、光源44,54は表示パネル41または表
示パネル51の上部に位置するとともに、器具本体2の外
側に配設されるため、光源44,54の熱が放散されやすく
温度上昇を小さくできるとともに、点灯ユニット25およ
びバッテリ30にも熱影響を与えにくい。
【0040】さらに、左右の装着部21,21,22,22の高
さを異ならせ、前面と背面の対応する装着部21,22の高
さを異ならせることにより、器具本体2の厚さを厚くす
ることなく、取付部47,57の長さを長くすることがで
き、表示パネル41および表示パネル51を確実に器具本体
2に取り付けることができ、装着部21,22の位置をそれ
ぞれ平面視同一にすることにより、表示パネル41および
表示パネル51に同一のものを用いることができる。
【0041】また、背面板5の電源線挿通孔15およびね
じ挿通孔16をノックアウト構造としたので、電源線挿通
孔15およびねじ挿通孔16をノックアウトにより形成しな
い場合には、片面表示の場合には背面板5を誘導灯装置
1の通常の背面を閉塞する部材として用いることができ
る。
【0042】さらに、導光板43,53にアクリル樹脂を用
いることにより、光利用効率および均斉度が向上し、蛍
光ランプ45,55などの長寿命化も望めるので、省エネル
ギ化を図れる。
【0043】なお、導光板43に直接ピクトグラムを設け
てもよい。
【0044】次に、他の実施の形態を図4を参照して説
明する。
【0045】この図4は他の実施の形態の導光板の一部
を拡大して示す斜視図で、図4に示すように、導光板4
3,53に代えて導光板61を用いたものである。
【0046】そして、この導光板61の表示パネル41,51
が位置する面と反対側の面には、表示面側への光の出射
効率を向上する複数の微小な凹部62が形成されている。
この凹部62は、図5および図6に示すように、一端の蛍
光ランプ37に対向する部分に円柱の周面を斜めに切り欠
いた面の傾斜面63が形成され、この傾斜面63により蛍光
ランプ37からの照射光を反射させて表示面に向けてお
り、凹部62は表示面側に向かうに従い先細に形成されて
いる。そして、この凹部62の傾斜面63はこの導光板61内
を伝搬してきた光が傾斜面63で全反射され、表示面に対
する入射角を導光板61の屈折率により定まる臨界角内に
するものであればよい。なお、この凹部62は、でき得る
限り微小に円柱の一端の面から斜めに切り欠いた凹状に
射出加工などにより全体が一体加工で形成されている。
【0047】また、導光板61の表示パネル41,51が位置
する面側には光方向変換手段65が配設され、この光方向
変換手段65は、蛍光ランプ45,55の長手方向に直交する
方向に軸方向を有し斜辺が下辺に対してそれぞれ45°
の角度の断面ほぼ台形の凸部66が複数平行に隣り合わせ
で形成されている。また、これら光方向変換手段65の凸
部66は蛍光ランプ45,55からの光を導光板61の奥、すな
わち蛍光ランプ45,55と最も離れた方向まで光を導光さ
せ、蛍光ランプ45,55の軸方向に広がった出射光を表示
パネル41,51の法線方向に屈折させる。
【0048】そして、導光板61では蛍光ランプ45,55か
らの入射光を反射面63で表示パネル41,51側に反射し、
蛍光ランプ45,55と反対側からの入射光を反射面64で表
示パネル41,51に反射する。
【0049】また、蛍光ランプ45,55から導光板61に入
射された光は、直接または表示パネル41,51側の面およ
び表示パネル41,51と反対側の面で数回の反射を繰り返
した後、表示パネル41,51から出射する。
【0050】ここで、蛍光ランプ45,55から出射する光
は、反射板46,56により蛍光ランプ45,55の軸方向と直
交する断面においては、導光板61の光軸方向に絞られた
配光が望ましい。一方、蛍光ランプ45,55の軸方向と平
行な断面においては、反射板46,56により配光を制御す
ることはできないため、広がりの大きな配光になる。そ
して、導光板61の表示パネル41,51は平面であるため、
表示パネル41,51の配光に依存し、表示パネル41,51の
面に垂直でかつ蛍光ランプ45,55の軸方向に平行な面に
おいては出射配光は広がりが大きい。
【0051】また、光方向変換手段65の凸部66の斜面に
当たった光は法線方向に屈折されて出射し、上辺に当た
った光は法線方向へ屈折されないので、台形の上辺の長
さに依存して凸部66による集光性能が決定し、さらに、
凸部66の透過率、反射率は凸部66の入射角度に依存して
おり、反射した光は導光板61内を伝搬するため、導光板
61の特性を損なわない。このようにして、誘導灯装置1
の奥行き方向の長さを短くしても、表示パネル41,51の
面の正面輝度、すなわち表示パネル41,51の面の法線方
向の光であるため、光利用効率が向上する。
【0052】また、他の実施の形態を図7を参照して説
明する。
【0053】この図7は他の実施の形態の導光板の一部
を拡大して示す斜視図で、図7に示すように、光方向変
換手段65に代えて光方向変換手段71を用いたものであ
る。
【0054】この光方向変換手段71は、蛍光ランプ45,
55の長手方向に直交する方向に軸方向を有した断面ほぼ
三角形の凸部72が複数平行に隣り合わせで形成されてい
る。また、これら光方向変換手段71の凸部72は蛍光ラン
プ45,55からの光を導光板61の奥、すなわち蛍光ランプ
45,55と最も離れた方向まで光を導光させ、蛍光ランプ
45,55の軸方向に広がった出射光を表示パネル41,51の
法線方向に屈折させる。
【0055】また、凸部72に対向してアクリル樹脂製の
対向板73が配設され、この対向板73には凸部72に対向す
る面の反対側の面に蛍光ランプ45,55の長手方向と平行
に軸方向を有した断面ほぼ三角形の三角溝74が複数平行
に隣り合わせで形成されている。また、これら光方向変
換手段71の三角溝74は導光板61からの光を表示パネル4
1,51の法線方向に屈折させ、図4に示す場合と同様に
光利用効率を向上する。
【0056】さらに、他の実施の形態を図8を参照して
説明する。
【0057】この図8は他の実施の形態の表示手段を示
す斜視図で、図8に示すように、図1に示す表面表示手
段40または背面表示手段50に代えて表示手段80を用いた
ものである。
【0058】図8に示すように、表示手段80は上部が開
口し前面に表示パネルとなる表示パネル部81を有する乳
白色の難燃性のアクリル樹脂製のケース体82を備え、こ
のケース体82内に矩形板状のアクリル樹脂製の導光体で
ある導光板83を収納したものである。
【0059】このようにケース体82内に導光板83を収納
すればよいので、製造を容易にすることができる。
【0060】なお、取付部57,57は非線対称に設けた
が、全体の厚さを考慮せずあるいは互いの干渉を考えな
ければ線対称に設けてもよい。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、器具
本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付
け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射さ
れて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力するこ
とにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品
を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えるこ
とがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、ま
た、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取
り付けることにより汎用性を向上できる。
【0062】請求項2記載の照明装置によれば、器具本
体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付
け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射さ
れて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力するこ
とにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品
を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えるこ
とがないため電気部品の配置の自由度が大きくなるとと
もに、小形化および薄形化が図れ、また、器具本体の背
面側に背面の表示手段を設けることにより両面表示が可
能となり、枠部を天井面に取り付けることにより汎用性
を向上できる。
【0063】請求項3記載の照明装置によれば、請求項
2記載の照明装置に加え、接続手段挿通孔により背面板
に電気的接続手段を挿通できるため、背面の表示手段の
取り付けを容易にできる。
【0064】請求項4記載の誘導灯装置によれば、請求
項1ないし3いずれか記載の照明装置の導光体に配設さ
れた誘導表示パネルを具備したので、それぞれの効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の誘導灯装置を示す分解
斜視図である。
【図2】同上器具本体を背面側から示す斜視図である。
【図3】同上誘導灯装置を前面側から示す一部を切り欠
いた正面図である。
【図4】同上他の実施の形態の導光板の一部を拡大して
示す斜視図である。
【図5】同上図4に示す導光板の凹部の形状を示す模式
図である。
【図6】同上他の実施の形態の導光板を示す側面図であ
る。
【図7】同上他の実施の形態の導光板の一部を拡大して
示す斜視図である。
【図8】他の実施の形態の表示手段を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 照明装置である誘導灯装置 2 器具本体 3 枠部 4 開口部 5 背面板 6 電気部品収納部 8 被取付部としてのねじ挿通孔 17 接続手段挿通孔としての配線挿通孔 25 点灯手段としての点灯ユニット 29 電気的接続手段としての配線コード 40 表示手段としての表面表示手段 41 表示パネル 43,53,83 導光体としての導光板 44,54 光源 50 表示手段としての背面表示手段 51 表示パネル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−288016(JP,A) 特開 平7−320510(JP,A) 特開 平10−232633(JP,A) 特開 平9−265822(JP,A) 特開 平9−211227(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/18 F21S 9/02 F21V 8/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部が設けられた枠部を周囲に有し
    この枠部の少なくとも前面に開口部が形成され内部に電
    気部品収納部が形成された器具本体と;導光体および導
    光体の少なくとも一辺に沿って設けられ導光体の側部か
    ら光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ
    大きさで開口部を閉塞する表面の表示手段と;器具本体
    の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部
    品を有する点灯手段と;を具備したことを特徴とする照
    明装置。
  2. 【請求項2】 被取付部が設けられた枠部を周囲に有し
    枠部の前面に開口部が形成され枠部の背面側が背面板で
    閉塞され内部に電気部品収納部が形成された器具本体
    と;導光体および導光体の少なくとも一辺に沿って設け
    られ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体
    の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表面の表
    示手段と;導光体および導光体の一辺に沿って設けられ
    導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の背
    面板とほぼ同じ大きさで背面板に取り付けられる背面の
    表示手段と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源
    を点灯させる電気的部品を有する点灯手段と;を具備し
    たことを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 背面の表示手段の光源および点灯手段を
    電気的に接続する電気的接続手段と;器具本体の背面板
    に形成され電気的接続手段を挿通する接続手段挿通孔
    と;を具備したことを特徴とする請求項2記載の照明装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載の照明装
    置の導光体に配設された誘導表示パネルを具備したこと
    を特徴とする誘導灯装置。
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