JP3246101U - フローティングコネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置合わせや嵌合を改善する、不動空間を有する、フローティングコネクタ組立体を提供する。
【解決手段】ソケットコネクタ1は、ケース11、固定部材12、可動部材13、及び複数の第1端子を有する。固定部材と可動部材は、第1端子が設置される第1収容空間を定義する。第1端子は、部分的に互い違いに配置されている。プラグコネクタ2は、ハウジング21と複数の第2端子22を有する。ハウジングは、第2端子が設置される第2収容空間を有する。ソケットコネクタとプラグコネクタは、互いに嵌合可能である。可動部材、固定部材、及びケースは、可動部材が固定部材とケースに対して第1方向と第2方向に移動できるように、第1浮動空間と第2浮動空間を定義する。
【選択図】図1

Description

本考案は、フローティングコネクタ組立体に関し、特に、浮動空間を有するフローティングコネクタ組立体に関する。
従来の基板対基板コネクタは、通常、電子機器の信号、データ、電力を転送するために、2つの回路基板を接続する電子コネクタである。このようなコネクタは、主にプラグコネクタとソケットコネクタから構成され、プラグコネクタがソケットコネクタに挿入されることで、電気的接続が形成される。従来の基板対基板コネクタは、電子機器、通信機器、コンピューター・ハードウェア、自動化機器、医療機器など、さまざまな用途で広く使用されている。コネクタは、機器の通常の動作を実現するために、異なる回路基板を接続して信号やエネルギーを転送することで、便利で信頼性の高い接続手段を提供している。
このようなコネクタにはいくつかの欠点もある。まず、コネクタを取り付ける場所について、コネクタの配置密度が高い場合、スペースが限られている場合、または照明が十分でない場合、プラグコネクタとソケットコネクタの嵌合が正しくないと、信頼性の低い接続になる可能性がある。第二に、長時間嵌合されているコネクタは、通常、端子の摩耗が発生する。繰り返しの抜き差し、振動試験、または外部からの振動により、コネクタのプラグ端とソケット端における接触端子が摩耗し、コネクタの信頼性や信号伝送性能が低下することがある。最後に、コネクタの製造中に、コネクタの寸法やネジでの取り付け箇所に公差が生じると、コネクタの位置合わせや嵌合が困難になる可能性がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コネクタの位置合わせや嵌合が困難になること、コネクタの接触端子の振動や摩耗、回路基板上の取り付け箇所の公差など、従来技術の課題を解決するために、基板対基板のフローティングコネクタ組立体を提案する。
本考案の目的は、ソケットコネクタとプラグコネクタを備えるフローティングコネクタ組立体を提供することにある。ソケットコネクタとプラグコネクタは、プリント基板に設置される。ソケットコネクタにおいて弾性部分を有して互い違いに配置されている接触端子は、プラグコネクタの接触端子と電気的に接続される。ハウジング設計の改良により、嵌合時にコネクタに浮動空間ができ、かつ直感的で便利なコネクタ挿入感を提供する。こうすることで、コネクタの浮動空間によってクッション効果が生じ、嵌合時のコネクタの破損を防ぐことができる。
上記目的を達成するため、本考案は、ソケットコネクタとプラグコネクタを備えるフローティングコネクタ組立体を提供する。前記ソケットコネクタは、ケース、固定部材、可動部材、及び複数の第1端子を有する。前記ケースは、前記固定部材に設置され、前記固定部材と前記可動部材は、互いに係合し、前記第1端子が設置される第1収容空間を定義する。前記第1端子は、部分的に互い違いに配置されている。前記プラグコネクタは、ハウジングと複数の第2端子を有する。前記ハウジングは、前記第2端子が設置される第2収容空間を有する。前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタは、互いに嵌合可能である。前記可動部材、前記固定部材、及び前記ケースは、前記可動部材が前記固定部材と前記ケースに対して第1方向と第2方向に移動できるように、第1浮動空間と第2浮動空間を定義する。
本考案の実施例において、前記ケースは、本体、及び前記本体に連結される第1ストッパを有し、前記第1ストッパは、前記第2方向における前記可動部材の移動を制限する。
本考案の実施例において、前記第1端子は、隣接して配置され、それぞれ固定部分、弾性部分、及び接触部分を有し、前記固定部分、前記弾性部分、及び前記接触部分は、順次連結されて一体化されており、前記固定部分は、前記固定部材に固定され、前記接触部分は、前記可動部材に設置されて前記第2端子に接触し、前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタが嵌合されると、前記弾性部分の変形可能な弧形部が前記可動部材に弾性力を与える。
本考案の実施例において、隣接する前記第1端子の前記弧形部は、前記接触部分と対向して互い違いに配置される。
本考案の実施例において、前記固定部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの凹部を有し、前記可動部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの上部突出部を有し、前記上部突出部は、前記凹部に収容されて制限される。
本考案の実施例において、前記可動部材は、前記第2浮動空間に少なくとも1つの下部突出部をさらに有し、前記第1ストッパは、前記第2浮動空間に第1ストッパ部をさらに有し、前記第1ストッパ部は前記下部突出部の移動を制限する。
本考案の他の実施例において、隣接する前記第1端子の前記弧形部は、同一方向に整列され、隣接する前記第1端子の前記固定部分と前記接触部分は、前後に互い違いに配置される。
本考案の他の実施例において、前記ケースは、前記第1浮動空間に少なくとも1つの第2ストッパと少なくとも1つの貫通スロットを有し、前記貫通スロットは、前記第2ストッパに形成され、前記可動部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの延伸部を有し、前記延伸部は、前記貫通スロットに収容されて制限される。
本考案の他の実施例において、前記第1ストッパと前記第2ストッパは前記可動部材の移動と前記延伸部を制限する。
本考案の実施例において、前記可動部材は、前記固定部材と前記ケースに対して、前記第1方向に第1浮動間隔を定義し、前記第2方向に第2浮動間隔を定義し、前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタが嵌合された場合、前記フローティングコネクタ組立体の高さは6mm未満である。
本考案の属する技術分野における通常の知識を有する者は、図面および後述する実施方法を参照すれば、本考案の他の目的、本考案の実施手段、及び実施態様を理解することができるであろう。
本考案の第1実施例に係るフローティングコネクタ組立体、第1回路基板、及び第2回路基板を示す模式図 本考案の第1実施例に係るフローティングコネクタ組立体を示す分解図 本考案の第1実施例に係るソケットコネクタを示す側面図 本考案の第1実施例に係るソケットコネクタを示す上面図 本考案の第1実施例に係るソケットコネクタを他の方向から見た上面図 本考案の第1実施例に係るソケットコネクタとプラグコネクタが嵌合されていない様子を示す模式図 本考案の第1実施例に係るフローティングコネクタ組立体の嵌合状態を示す断面図 本考案の第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体、第1回路基板、及び第2回路基板を示す模式図 本考案の第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体を示す分解図 本考案の第2実施例に係るソケットコネクタを示す側面図 本考案の第2実施例に係るソケットコネクタを示す上面図 本考案の第2実施例に係るソケットコネクタを他の方向から見た上面図 本考案の第2実施例に係るソケットコネクタとプラグコネクタが嵌合されていない様子を示す模式図 本考案の第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体の嵌合状態を示す断面図
以下、本考案の内容を実施例を通じて説明する。なお、本考案の実施例は実施形態の例を示すものであり、実施例で説明したような環境、用途、または特定の態様に限定することを意図するものではない。従って、実施例の説明は、本考案を説明するためのものであるが、本考案を限定するものではない。なお、以下の実施例及び図面において、本考案に直接関係のない要素は省略されて図示されていないことに留意されたい。図面における各構成要素の寸法の関係は、理解を容易にするためのものであり、実際の寸法を限定するものではない。
図1、図2、及び図6を参照して説明する。図1は、本考案の第1実施例に係るフローティングコネクタ組立体100が第1回路基板200及び第2回路基板300に設置された様子を示す模式図である。図2は、本考案の第1実施例に係るフローティングコネクタ組立体100を示す分解図である。図6は、本考案の第1実施例に係る非嵌合時のフローティングコネクタ組立体100を示す模式図である。本考案に係るフローティングコネクタ組立体100は、ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2を備える。ソケットコネクタ1は、第1回路基板200に接続される。プラグコネクタ2は、第2回路基板300に接続される。プラグコネクタ2は、ソケットコネクタ1に嵌合可能である。本実施例におけるフローティングコネクタ組立体100は、水平に嵌合可能なもの(第1実施例)または垂直に嵌合可能なもの(第2実施例)である。
次に、ソケットコネクタ1を説明する。図3から図5は、ソケットコネクタ1の側面図と上面図である。ソケットコネクタ1は、ケース11、固定部材12、可動部材13、及び複数の第1端子14を有する。固定部材12は、ケース11内に固定されている。固定部材12と可動部材13は、互いに係合し、第1収容空間D1を定義する。第1収容空間D1は、固定部材12と可動部材13との間に形成される。第1収容空間D1には、第1端子14が設置される。前記第1端子は、それぞれ部分的に固定部材12と可動部材13に固定され、部分的に互い違いに配置されている。ケース11は、本体111と第1ストッパ112を有する。本体111は、第1ストッパ112に連結される。ケース11は、第1回路基板200に溶接される溶接脚を有する。
図1、図3から図5を参照して説明する。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合されると、可動部材13、固定部材12、及びケース11は、可動部材13が固定部材12とケース11に対して第1方向Xと第2方向Yに移動できるように、第1浮動空間F1と第2浮動空間F2を定義する。換言すれば、可動部材13は、ケース11と固定部材12に対して移動可能である。
なお、固定部材12は、2つの凹部121をさらに有する。凹部121は、固定部材12の上方に形成され、かつ第1浮動空間F1に位置する。それによって、可動部材13の一部は、凹部121内に移動可能である。可動部材13は、2つの上部突出部131と2つの下部突出部132をさらに有する。上部突出部131は、可動部材13の上方に形成されている。下部突出部132は、可動部材13の下方の両側にそれぞれ形成されている。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合されると、上部突出部131は、対応する固定部材12の凹部121に収容されることになる。したがって、凹部121は、上部突出部131の移動を制限する。また、ケース11の第1ストッパ121は、第2浮動空間F2に第1ストッパ部1121をさらに有する。第1ストッパ部1121は、下部突出部132の移動を制限する。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合準備状態にあるとき、または嵌合状態にあるときに外力を受けると、第1浮動空間F1と第2浮動空間F2は、可動部材13が移動可能な緩衝空間となる。可動部材13の移動に伴い、上部突出部131は、凹部121のいずれかの側に移動して押し当てられる。下部突出部132は、第1ストッパ部1121または固定部材12の内面に移動して押し当てられる。
また、図3から図5に示すように、可動部材13は、固定部材12とケース11に対して、第1方向Xにおいて第1浮動間隔FS1を定義し、第2方向Yに第2浮動間隔FS2を定義する。好ましくは、第1浮動間隔FS1と第2浮動間隔FS2は略等しい。例えば、第1浮動間隔FS1と第2浮動間隔FS2は0.55mmであってもよい。この間隔が可動部材13の可動距離となる。それによって、フローティングコネクタ組立体100は、第1方向X及び第2方向Yに緩衝効果を有する。なお、ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合された場合、フローティングコネクタ組立体100の高さHは6mm未満であり、水平嵌合のフローティングコネクタ組立体100は4mmであり、垂直嵌合のフローティングコネクタ組立体100は5mmである。
第1端子14について詳しく説明する。図5及び図7に示すように、複数の第1端子14は、互いに隣接して配置されている。第1端子14は、一部が第1収容空間D1に配置されており、それぞれ固定部分141、弾性部分142、及び接触部分143を有する。固定部分141、弾性部分142、及び接触部分143は、順次連結されて一体化されている。固定部分141は、固定部材12に固定されている。接触部分143は、可動部材13に設置されている。詳しくは、本実施例において、弾性部分142は、変形可能な弧形部1421を有する。隣接する第1端子14の弾性部分142の弧形部1421は、接触部分143と対向して互い違いに配置される。弧形部1421は、上から下へ、下から上へというパターンで鏡像となって互い違いに配置される。接触部分143は、可動部材13に上下に互い違いに配置されている。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合されると、弾性部分142の弧形部1421が可動部材13に弾性力を与えることで、第1端子14は、第1収容空間D1内で圧縮または弛緩可能である。
次に、プラグコネクタ2を説明する。図2及び図7に示すように、プラグコネクタ2は、ハウジング21と複数の第2端子22を有する。ハウジング21は、第2端子22が設置される第2収容空間D2を有する。プラグコネクタ2は、ハウジング21を固定し、第2回路基板300に溶接するための溶接脚となる金属部品を左右に備える。詳しくは、第2端子22は、ハウジング21に上下に互い違いに配置され、同様に上下に互い違いに配置された第1端子14の接触部分143と複列対応で接触することにより、フローティングコネクタ組立体100の電気的な接続を実現する。
本考案の第2実施例を図8、図9、及び図13を参照して説明する。図8は、第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体100が第1回路基板200及び第2回路基板300に設置された様子を示す模式図である。図9は、第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体100を示す分解図である。図13は、第2実施例に係る非嵌合時のフローティングコネクタ組立体100を示す模式図である。第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体100も、ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2を備える。ソケットコネクタ1は、第1回路基板200に接続される。プラグコネクタ2は、第2回路基板300に接続される。第1実施例との相違点は、第2実施例に係るフローティングコネクタ組立体100が垂直嵌合なものであり、ケース11、固定部材12、可動部材13、及び第1端子14の構造設計が若干異なる点である。以下は、相違点のみを説明し、同じ技術的な内容についてはその説明を割愛する。
第2実施例において、図10から図12に示すように、ケース11は、本体111、第1ストッパ112、2つの第2ストッパ113、及び2つの貫通スロット114をさらに有する。第2ストッパ113は、本体111の左右側面に連結されている。貫通スロット114は、第2ストッパ113にそれぞれ形成される。第1ストッパ112は、第1ストッパ部1121を有する。同様に、可動部材13、固定部材12、及びケース11は、可動部材13が固定部材12とケース11に対して第1方向Xと第2方向Yに移動できるように、第1浮動空間F1と第2浮動空間F2を定義する。第2実施例も、第1方向Xに第1浮動間隔FS1を有し、第2方向Yに第2浮動間隔FS2を有する。
詳しくは、第2実施例に係る固定部材12は、凹部を有しておらず、可動部材13は、第1浮動空間F1に2つの延伸部133を有する。延伸部133は、可動部材13の左右両側に形成されている。延伸部133は、貫通スロット114に収容されて制限される。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合準備状態にあるとき、または嵌合状態にあるときに外力を受けると、第1浮動空間F1と第2浮動空間F2は、可動部材13が移動可能な緩衝空間となる。可動部材13の移動に伴い、可動部材13は、第1ストッパ112の第1ストッパ部1121に移動して押し当てられる。また、可動部材13は、第2ストッパ113の内面に移動して押し当てられる。第1ストッパ112と第2ストッパ113は、可動部材13と延伸部114の移動を制限する。
以下、第2実施例に係る第1端子14について詳しく説明する。図9、図12、及び図14に示すように、本実施例において、弾性部分142は、変形可能な弧形部1421を有する。隣接する第1端子14の弾性部分142の弧形部1421は、同一方向に整列している。弧形部1421は、同じ方向に開いており、互いに隣接して配置されている。接触部分143は、可動部材13に前後に互い違いに配置されている。また、本実施例において、第1端子14の固定部分141も、第2方向Yにおいて前後に互い違いに配置されている。ソケットコネクタ1とプラグコネクタ2が嵌合されると、弾性部分142の弧形部1421が可動部材13に弾性力を与えることで、第1端子14は、第1収容空間D1内で圧縮または弛緩可能である。詳しくは、第2端子22は、ハウジング21に前後に互い違いに配置され、同様に前後に互い違いに配置された第1端子14の接触部分143と複列対応で接触することにより、フローティングコネクタ組立体100の電気的な接続を実現する。
上述のように、本考案に係るフローティングコネクタ組立体は、ソケットコネクタとプラグコネクタを備える。ケース、固定部材、及び可動部材により定義された浮動空間、及び弾性力を有しかつ特別に設計された第1端子の配置により、フローティングコネクタ組立体は、コネクタを見ずに操作することが求められる場合や、回路基板の取り付け穴とコネクタ位置決め穴の公差、コネクタの揺れや振動など、劣悪な接続条件でも使用できる。
上述の実施例は、本考案の実施形態を説明するものであり、本考案の特徴構成を説明するものであるが、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。当業者が容易になし得る変更または均等配置も本考案の範囲内にある。本考案の権利の保護範囲は、請求の範囲に基づくものとする。
100 フローティングコネクタ組立体
200 第1回路基板
300 第2回路基板
1 ソケットコネクタ
11 ケース
111 本体
112 第1ストッパ
1121 第1ストッパ部
113 第2ストッパ
114 貫通スロット
12 固定部材
121 凹部
13 可動部材
131 上部突出部
132 下部突出部
133 延伸部
14 第1端子
141 固定部分
142 弾性部分
1421 弧形部
143 接触部分
2 プラグコネクタ
21 ハウジング
22 第2端子
D1 第1収容空間
D2 第2収容空間
F1 第1浮動空間
F2 第2浮動空間
FS1 第1浮動間隔
FS2 第2浮動間隔
H 高さ
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (10)

  1. ソケットコネクタとプラグコネクタを備えるフローティングコネクタ組立体であって、
    前記ソケットコネクタは、ケース、固定部材、可動部材、及び複数の第1端子を有し、前記ケースは、前記固定部材に設置され、前記固定部材と前記可動部材は、互いに係合し、前記第1端子が設置される第1収容空間を定義し、前記第1端子は、部分的に互い違いに配置されており、
    前記プラグコネクタは、ハウジングと複数の第2端子を有し、前記ハウジングは、前記第2端子が設置される第2収容空間を有し、
    前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタは、互いに嵌合可能であり、前記可動部材、前記固定部材、及び前記ケースは、前記可動部材が前記固定部材と前記ケースに対して第1方向と第2方向に移動できるように、第1浮動空間と第2浮動空間を定義する、フローティングコネクタ組立体。
  2. 前記ケースは、本体、及び前記本体に連結される第1ストッパを有し、前記第1ストッパは、前記第2方向における前記可動部材の移動を制限することを特徴とする請求項1に記載のフローティングコネクタ組立体。
  3. 前記第1端子は、隣接して配置され、それぞれ固定部分、弾性部分、及び接触部分を有し、前記固定部分、前記弾性部分、及び前記接触部分は、順次連結されて一体化されており、前記固定部分は、前記固定部材に固定され、前記接触部分は、前記可動部材に設置されて前記第2端子に接触し、前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタが嵌合されると、前記弾性部分の変形可能な弧形部が前記可動部材に弾性力を与えることを特徴とする請求項2に記載のフローティングコネクタ組立体。
  4. 隣接する前記第1端子の前記弧形部は、前記接触部分と対向して互い違いに配置されることを特徴とする請求項3に記載のフローティングコネクタ組立体。
  5. 前記固定部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの凹部を有し、前記可動部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの上部突出部を有し、前記上部突出部は、前記凹部に収容されて制限されることを特徴とする請求項4に記載のフローティングコネクタ組立体。
  6. 前記可動部材は、前記第2浮動空間に少なくとも1つの下部突出部をさらに有し、前記第1ストッパは、前記第2浮動空間に第1ストッパ部をさらに有し、前記第1ストッパ部は前記下部突出部の移動を制限することを特徴とする請求項5に記載のフローティングコネクタ組立体。
  7. 隣接する前記第1端子の前記弧形部は、同一方向に整列され、隣接する前記第1端子の前記固定部分と前記接触部分は、前後に互い違いに配置されることを特徴とする請求項3に記載のフローティングコネクタ組立体。
  8. 前記ケースは、前記第1浮動空間に少なくとも1つの第2ストッパと少なくとも1つの貫通スロットを有し、前記貫通スロットは、前記第2ストッパに形成され、前記可動部材は、前記第1浮動空間に少なくとも1つの延伸部を有し、前記延伸部は、前記貫通スロットに収容されて制限されることを特徴とする請求項7に記載のフローティングコネクタ組立体。
  9. 前記第1ストッパと前記第2ストッパは、前記可動部材と前記延伸部の移動を制限することを特徴とする請求項8に記載のフローティングコネクタ組立体。
  10. 前記可動部材は、前記固定部材と前記ケースに対して、前記第1方向に第1浮動間隔を定義し、前記第2方向に第2浮動間隔を定義し、前記ソケットコネクタと前記プラグコネクタが嵌合された場合、前記フローティングコネクタ組立体の高さは6mm未満であることを特徴とする請求項1に記載のフローティングコネクタ組立体。
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