JP3246003U - 果梗付き乾燥アケビ果皮 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を使わずに、果梗が結合したアケビの乾燥果実を提供すること。より正確には、アケビの果実は果皮と果肉からなるが、造形物として果肉はあってもなくてもよいので、果梗が結合したアケビの乾燥果皮を提供する。【解決手段】果梗又は棒体が、乾燥されたアケビの果皮に固定された果梗付き乾燥アケビ果皮1であって、果梗3又は棒体の一方の端部が、果皮における果梗のついていた側から果皮内側2へ差し込まれ、かつ、該果梗又は該棒体が果皮内側に巻き込まれることで、果皮に固定された、果梗付き乾燥アケビ果皮を提供する。果梗付き乾燥アケビ果皮によれば、アケビが自然になっているのに近い状態を再現でき、造形作品に使うことのできる有用な自然素材を供給できる。【選択図】図1

Description

本考案は、果梗付き乾燥アケビ果皮に関する。さらに詳しくは、造形作品を制作する際に、その素材とするのに有用な、果梗付き乾燥アケビ果皮に関する。
木の枝、木の実、乾燥花など自然素材を組み合わせた造形作品の制作が広く行われている。例えば、木その物ではないが、木を炭化して、これを組み合わせた造形物が存在する(特許文献1)。また、自然素材は身近にあること、これらを組み合わせることに特別な技術を必要としないことから、児童もこうした造形作品を制作することができる。
制作された造形作品は、例えば、室内インテリアとして、室内の装飾に使われている。
特開2005―053103号公報
自然素材として使われる木の枝、木の実、乾燥花は身近な植物のものが使われることが多い。また常に斬新な自然素材が求められている。本考案の考案者は、アケビの果実に着目して、これを、乾燥させ自然素材として利用しようと考えた。アケビは、果梗の先に果実をつけるが、自然素材として利用するには、果梗と果実が結合した状態であると好ましい。しかしながら、落実したものは、果梗とわかれて果実のみとなっていることが多く、落実前に、果梗ごと果実を収穫しても、果梗と果実の結合は弱く、乾燥中に、果梗が果実からとれてしまうことが多い。また自然素材を使った造形物という性格から、果梗と果実を接着剤で結合させることは好ましくない。
そこで、本考案の目的は、接着剤を使わずに、果梗が結合したアケビの乾燥果実を提供することである。より正確には、アケビの果実は果皮と果肉からなるが、造形物として果肉はあってもなくてもよいので、果梗が結合したアケビの乾燥果皮を提供することである。
本考案者は、種々検討の結果、アケビの果皮は乾燥すると固くなることを利用し、果梗の一方の端部を果皮内側に差し込み、さらに、果皮で該果梗を巻き込んで、その状態のまま乾燥すれば、果梗が果皮に固定されることを見出し本考案に想到した。
すなわち、本考案は下記の通りである。
1.果梗又は棒体が、乾燥されたアケビの果皮に固定された果梗付き乾燥アケビ果皮であって、
果梗又は棒体の一方の端部が、果皮における果梗のついていた側から果皮内側へ差し込まれ、かつ、該果梗又は該棒体が果皮内側に巻き込まれることで、果皮に固定された、果梗付き乾燥アケビ果皮。
本考案の果梗付き乾燥アケビ果皮によれば、アケビが自然になっているのに近い状態を再現でき、造形作品に使うことのできる有用な自然素材を供給できる。
果梗を果皮内側に巻き込む前(A)と巻き込んだ後(B)を示した図である。 果梗なしで乾燥した乾燥アケビ果皮(左2つ)と、本発明の果梗付き乾燥アケビ果皮(右2つ)、を示した。 本発明の果梗付き乾燥アケビ果皮と、アケビの蔓を組み合わせたときの様子を示した。 果梗のついていない乾燥アケビ果皮と、アケビの果皮を組み合わせたときの様子を示した。
以下に、本考案を詳細に説明する。
1.本考案の構成
アケビは、蔓から果梗がわかれ、その先に果実がついている。果実は、果皮と、黒い種子を包む果肉からできている。
本発明のアケビの果皮は、裂開して地上に落ちているものを回収して使ってもよいし、裂開前のアケビをもいで、裂開して使用してもよい。果肉は取り出されていても、取り出さていなくてもよい。また、果梗はとれているものを用いる。
本発明の果梗は、アケビの果梗を使うのが特に好ましいものの、他の果実の果梗であってもよい。さらに、本物の果梗である必要はなく、果梗に見立てることのできる棒体を代わりに使ってもよい。結果的に果梗らしく見える棒体であれば許容される。例えば、細枝を果梗に見立ててもよい。また、「果梗付き乾燥アケビ」における、「果梗」には、この果梗に見立てた棒体も含まれる。
アケビの果皮1(図1)は、乾燥前は柔らかいが、乾燥すると固くなる。特に果皮の内側2は乾燥する前は柔らかい。この果皮の内側が乾燥する前に、果梗3又は果梗に見立てられる棒体の一方の端部を、果皮の内側に差し込み、さらに、この果皮の内側で果梗又は棒体を巻き込む(図1(A)→(B))。
果梗は、果皮の、果梗がかつてついていた側から差し込まれる。また、アケビの果皮は肉厚であり、この厚みの部分4を主に利用して、果梗又は棒体を巻き込む。果梗のついていた部分は徳利の飲み口のようにくびれていることが多いので、この場合、このくびれ部分の肉厚な果皮で、果梗を巻き込む。もちろん、肉厚部分以外の果皮も利用して果梗を巻き込むようにしてもよい。図1(B)では、果皮の外側5の左側部分を内側に軽く巻き込みつつ、併せて、果梗も巻き込んでいる。外観は、果梗がついていたときと同様になるようにするとより好ましい。
その状態のままで乾燥させると、果梗を巻き込んだ状態で果皮が固くなり、果梗又は棒体が果皮に固定され、容易には果皮から外れない、果梗付き乾燥アケビができる(図2の右側2つ。左側2つは果梗を付けずに乾燥したもの)。また果皮内側の果肉が残っていれば、これも固くなり、果梗の固定化に寄与する。
本考案の果梗付き乾燥アケビ果皮を使うと、果梗のないものと比較して、アケビが自然になっているのに近い状態を再現でき(図3と図4を比較)、造形物を製作するのに有用な自然素材となる。
2.本考案の果梗付き乾燥アケビ果皮の製造及び使用方法
裂開後のアケビの果皮の、果梗がついていた側から、果梗あるいは果梗に見立てた棒体を差し込み、これを果皮の内側で巻き込み、果梗がついていたときと同様の外観になるようにする。
これをその状態のままで、約20日間ほど風通しの良いところで天日干しすると、本発明の果梗付き乾燥アケビ果皮となる。
この自然素材を、木の枝など他の自然素材と自由に組み合わせて、造形作品を作ることができる。
本考案によれば、造形作品の制作に有用な、新たな自然素材を提供できるので、美術業界、造形作品を利用することのあるインテリア業界、さらには子供たちに利用してもらう観点から教育産業、玩具業界、に有用である。
1 アケビ果皮
2 果皮の内側
3 果梗
4 厚みの部分
5 果皮の外側

Claims (1)

  1. 果梗又は棒体が、乾燥されたアケビの果皮に固定された果梗付き乾燥アケビ果皮であって、
    果梗又は棒体の一方の端部が、果皮における果梗のついていた側から果皮内側へ差し込まれ、かつ、該果梗又は該棒体が果皮内側に巻き込まれることで、果皮に固定された、果梗付き乾燥アケビ果皮。
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