JP3245762U - 車椅子のブレーキレバー操作用補助具及びカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキ操作を容易化し、車椅子の使用時に手指のリハビリを行うことができるように形成した、車椅子のブレーキレバー操作用補助具及びカバーを提供する。【解決手段】車椅子1のブレーキレバー2に嵌め挿して使用するものであり、ブレーキレバー2に嵌め挿すための筒状の柄3を備えて形成する。そして、この柄3の上端に、柄3の上方に延びる状態で左右一対の操作片4をV字形に設ける。またこの操作片4を、握力が加えられると内方に傾動し、握力が解かれると外方に傾動して復元するよう、接離動作自在に形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子のブレーキレバー操作用補助具に関し、更に詳しくはブレーキレバーに取り付け、ブレーキ操作を楽に容易にできるだけではなく、車椅子の使用時に、手の機能訓練、機能回復(リハビリテーション)を行うことができるよう形成した、車椅子のブレーキレバー操作用補助具及びこの補助具に使用するカバーに関するものである。
従来、この種の補助具としては、例えば特許文献1~3に記載されているものがある。従来例の内、特許文献1記載の補助具は、一端をブレーキレバーに接続可能に形成し、他端を車椅子の進行方向とは逆方向の介助者側に向かって曲げると共に、所定の高さに配置することを特徴としている。
また特許文献2に記載の従来品は、レバーに被せる補助具としての柄を筒状に形成すると共に、この柄を車椅子のブレーキレバーより長く形成している。
また特許文献3に記載の従来品は、筒状の柄の上端に軟質樹脂製のヘッド部を形成し、このヘッド部を利用して使用者が柄を掴み易くなるようにした点に特徴がある。
従って、従来品は、ブレーキ操作を容易化できるものの、何れも、それ以上の機能、効果を有するものではなかった。換言すると、従来品は、使用者が、車椅子の使用時に、手の機能訓練や機能回復(リハビリテーション)を図ることができるものではなかった。
特許第6164764号公報 実用新案登録第3157092号公報 実用新案登録第3214607号公報
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、ブレーキ操作を容易化できるだけではなく、車椅子の使用時に手の機能訓練や機能回復(リハビリテーション)を行うことができるように形成した、車椅子のブレーキレバー操作用補助具及びこれに使用するカバーを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、車椅子1のブレーキレバー2に嵌め挿して使用する車椅子1のブレーキレバー操作用補助具であって、上記のブレーキレバー2に嵌め挿すための筒状の柄3を備え、この柄3の上端に、柄3の上方に延びる状態で左右一対の操作片4がV字形に設けられ、この操作片4は、握力が加えられると内方に傾動し、握力が解かれると外方に傾動して復元するよう、接離動作自在に形成されていることを特徴とする。
この場合、本考案は、一対の操作片4に手指6を通すための開口4bが形成され、操作片4が枠状の握り部4aを備えて形成されているのが好ましい。
なぜならこの場合は、握り部4aを握り締め、しっかりと操作片4を把持して操作でき、操作性をより高めることができるからである。
而して、本考案の車椅子1のブレーキレバー操作用補助具に使用するカバー7としては、図5~図7等に示されるものがある。
即ち、本考案のカバー7は、柄3の上部を被覆する直状の筒部分7aと、この筒部分7aの先が二股状に分岐されて一対の操作片4を被覆するためのV字形部分7bとで、正面から見てY字状に形成されていることを特徴とする。
本考案のカバー7によれば、皮膚トラブルを防止でき、より一層ブレーキ操作を容易化できる。この場合、カバー7は、手触りの良い布地で縫製により形成されるのが好ましいが、使い勝手が良くなるよう、また商品価値が高くなるよう、その材質、製造方法、デザイン等は、適宜選定されるので良い。
本考案は、このように筒状の柄の上端に、柄の上方に延びる状態で左右一対の操作片がV字形に設けられ、この操作片は、握力が加えられると内方に傾動し、握力が解かれると外方に傾動して復元するよう、接離動作自在に形成されているものである。
従って、本考案の場合は、車椅子に乗って各操作片を握り締めたり、手を離したりすることで、使用者は、握力を鍛えたり、手指の運動を行うことができる。
それ故、これによれば、ブレーキ操作を楽に容易にできるだけではなく、車椅子の使用時に手の機能訓練や機能回復(リハビリテーション)を行うことができる、という実用上優れた効果を奏する。
本考案品の好適な一実施形態を示し、Aは装着時の要部側面図、Bは使用時の要部正面図である。 本考案品が装着された車椅子の斜視図である。 Aは本考案品の正面図、BはAのB―B線における断面図である。 本考案品の側面図である。 本考案品のカバーを示し、Aは正面図、Bは側面図である。 カバーで被覆された本考案品の要部正面図である。 本考案品の装着の仕方を示す説明用斜視図である。 本考案品の使用例を示し、Aは要部側面図、Bは要部正面図である。 本考案品の他の使用例を示し、Aは要部側面図、Bは要部正面図である。 本考案品の更に他の使用例を示す要部側面図である。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案のブレーキレバー操作用補助具は、図1等に示されるように、車椅子1のブレーキレバー2に嵌め挿して使用するものである。本考案品は、同図に示されるように、ブレーキレバー2に嵌め挿すための筒状の柄3と、この柄3の上端に、柄3の上方に延びる状態でV字形に設けられている左右一対の操作片4とで形成されている。
この実施形態の場合、柄3は、樹脂材で円筒状に形成されている。また操作片4は、この実施形態では柄3の上端に嵌着されている取付け部材5(図1B、図3B参照)に下端が固定され、ポリプロピレン等の樹脂材で形成されている。なお、この取付け部材5の上端の鍔状部5aが、使用時に手のストッパーとして機能する。またこの操作片4は、握力が加えられると内方に傾動し、握力が解かれると外方に傾動して復元するよう、接離動作自在に形成されている。
またこの実施形態の場合、一対の操作片4は、各操作片4を個別に把持することが可能になるよう、所定の間隔をあけて設けられている。また操作片4は、図3、図4等に示されるように、握り部4aを備えて形成されている。この握り部4aは、手指6(図10等参照)を通すための開口4bを備え、枠状に形成されている。
7(図5、図6等参照)は、本考案のブレーキレバー操作用補助具に被せて使用するカバーである。このカバー7は、この実施形態では柄3の上部を被覆する直状の筒部分7aと、この筒部分7aの先が二股状に分岐されて一対の操作片4を被覆するためのV字形部分7bとで、正面から見てY字状に形成されている。
なおカバー7は、この実施形態では手触りの良い柔らかな布地が縫製加工されることにより形成されている。
次に、この実施形態に係る本考案品を使用する場合の一例を説明する。
先ず、使用者は、図7に示されるように、柄3の上方から一対の操作片4にカバー7を被せ、柄3の上部にカバー7を装着する。次に、使用者は、この柄3を、ブレーキレバー2に上から嵌め挿す。
而して、使用者は、図2に示されるように、車椅子1に座った状態で、一対の操作片4又は柄3の所定箇所を握り、柄3を前後に動かして、この柄3に連動するブレーキレバー2を操作する。
また本考案品は、使用者が、車椅子1に座った状態で、一対の操作片4を握り締めると(図1B参照)、操作片4が内方に傾動して近づき、手の力を抜くと操作片4の復元力で外方に傾動してV字状に復帰する。
従って、これによれば、使用者は、一対の操作片4を握り締めたり、離したりし、この種の動作を繰り返すことで握力の回復を図ったり、手指6の関節の動きを良くすることができる。
それ故、本考案品は、車椅子1のブレーキ操作を楽に行うことができるだけではなく、車椅子1の使用時に、手のリハビリを行うことができる。
またこの実施形態の本考案品の場合は、各操作片4を個別に把持することが可能になるよう、所定の間隔をあけて設けられている。従って、これによると、使用者は、各操作片4を一緒に握ってブレーキ操作を行うのでも、或いは図8に示されるように、操作片4の一方だけを握ってブレーキ操作を行うのでも良い。
また本考案品で柄3を前方に傾倒させる場合は、図9に示されるように、操作片4を握らずに、親指8と人差し指9の間に一方の操作片4を差し入れ、この状態で操作片4を前方に押して操作することもできる。従って、これによれば、使い勝手が良くなるものである。
また本考案品は、カバー7を、常時、装着して使用する場合には限られない。即ち、本考案品は、図10に示されるように、カバー7を外して使用するのでも良い。
また上例の本考案品は、操作片4が、枠状の握り部4aを備えて形成されている。従って、使用者は、図10に示されるように、握り部4aの開口4bに手指6を通し、枠状の握り部4aを掴んで柄3を前後に回動操作できる。それ故、これによると、使用者は、手指6で操作片4をしっかり把持してブレーキ操作を確実に行うことができる。
以上の処において、本考案の場合、上記の柄3や操作片4は、樹脂材で形成されるのが好ましいが、これらの形成材質は任意である。また操作片4の長さや太さや形状等のデザインは、適宜選定されるので良い。
また本考案のカバー7は、例えば開閉箇所と、この開閉箇所を閉じるための面状ファスナーを備えて形成されているのでも良い。この場合は、カバー7の着脱操作を、簡便化、迅速化できる、という利点がある。
1 車椅子
2 ブレーキレバー
3 柄
4 操作片

Claims (3)

  1. 車椅子のブレーキレバーに嵌め挿して使用する車椅子のブレーキレバー操作用補助具であって、上記のブレーキレバーに嵌め挿すための筒状の柄を備え、この柄の上端に、柄の上方に延びる状態で左右一対の操作片がV字形に設けられ、この操作片は、握力が加えられると内方に傾動し、握力が解かれると外方に傾動して復元するよう、接離動作自在に形成されていることを特徴とする車椅子のブレーキレバー操作用補助具。
  2. 請求項1記載の車椅子のブレーキレバー操作用補助具であって、一対の操作片に手指を通すための開口が形成され、操作片が枠状の握り部を備えて形成されていることを特徴とする車椅子のブレーキレバー操作用補助具。
  3. 請求項1又は2記載の車椅子のブレーキレバー操作用補助具に使用するカバーであって、柄の上部を被覆する直状の筒部分と、この筒部分の先が二股状に分岐されて一対の操作片を被覆するためのV字形部分とで、正面から見てY字状に形成されていることを特徴とするカバー。
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