JP3245658B2 - Idカード - Google Patents
IdカードInfo
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- JP3245658B2 JP3245658B2 JP27096092A JP27096092A JP3245658B2 JP 3245658 B2 JP3245658 B2 JP 3245658B2 JP 27096092 A JP27096092 A JP 27096092A JP 27096092 A JP27096092 A JP 27096092A JP 3245658 B2 JP3245658 B2 JP 3245658B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- resonance
- circuit
- lcr
- printed
- Prior art date
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Links
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気絶縁材よりなるカ
ード本体にLCR共振回路が支持されたIDカードに関
するものである。
ード本体にLCR共振回路が支持されたIDカードに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のIDカードとしては、R
Fステッカーというものが知られている。
Fステッカーというものが知られている。
【0003】このIDカードは、電気絶縁材よりなるカ
ード本体にICよりなるLCR共振回路が1つだけ支持
された構造であった。
ード本体にICよりなるLCR共振回路が1つだけ支持
された構造であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
LCR共振回路を持ったIDカードでは、外部ノイズ等
に影響され易く、所在確認として使用しても誤動作する
可能性が高い問題点があった。
LCR共振回路を持ったIDカードでは、外部ノイズ等
に影響され易く、所在確認として使用しても誤動作する
可能性が高い問題点があった。
【0005】また、従来はLCR共振回路をICで形成
していたので、コスト高になる問題点があった。
していたので、コスト高になる問題点があった。
【0006】本発明の目的は、誤動作を防止でき、しか
もコストの低減を図ることができるIDカードを提供す
ることにある。
もコストの低減を図ることができるIDカードを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の要旨とするところは、電気絶縁材よりなるカード
本体にLCR共振回路が支持されたIDカードにおい
て、前記カード本体に共振周波数の異なる複数個の前記
LCR共振回路が設けられ、該LCR共振回路では、イ
ンダクタンスLのコイルが前記カード本体の表面にプリ
ント印刷された渦形のコイルパターンにより形成され、
容量Cのコンデンサが誘電体である前記カード本体と、
その両面に相対向させてプリント印刷された電極とによ
り形成され、抵抗Rが前記コイルパターンと前記電極の
抵抗分により形成されていることを特徴とするIDカー
ドにある。
発明の要旨とするところは、電気絶縁材よりなるカード
本体にLCR共振回路が支持されたIDカードにおい
て、前記カード本体に共振周波数の異なる複数個の前記
LCR共振回路が設けられ、該LCR共振回路では、イ
ンダクタンスLのコイルが前記カード本体の表面にプリ
ント印刷された渦形のコイルパターンにより形成され、
容量Cのコンデンサが誘電体である前記カード本体と、
その両面に相対向させてプリント印刷された電極とによ
り形成され、抵抗Rが前記コイルパターンと前記電極の
抵抗分により形成されていることを特徴とするIDカー
ドにある。
【0008】
【作用】このようなIDカードは、共振周波数
【0009】 の異なるLCR共振回路を複数個持つので、アンテナか
ら周波数を順次変えて信号が送られてくると、各LCR
共振回路の共振周波数のところでそれぞれ共振すること
になる。アンテナ側では、IDカードで共振すると信号
レベルが低下するので、どの周波数で共振したか判定で
きる。例えば、周波数の異なるn種の周波数を送信した
場合には、nビットのデータとして読み取ることができ
る。
ら周波数を順次変えて信号が送られてくると、各LCR
共振回路の共振周波数のところでそれぞれ共振すること
になる。アンテナ側では、IDカードで共振すると信号
レベルが低下するので、どの周波数で共振したか判定で
きる。例えば、周波数の異なるn種の周波数を送信した
場合には、nビットのデータとして読み取ることができ
る。
【0010】このように複数個のLCR共振回路を備え
ているため、ノイズ等に影響されにくくなる。
ているため、ノイズ等に影響されにくくなる。
【0011】また、このLCR共振回路は、各共振素子
をプリント印刷により形成しているので、ICと違い、
低コストで作製できる。
をプリント印刷により形成しているので、ICと違い、
低コストで作製できる。
【0012】
【実施例】図1(A)(B)は、本発明に係るIDカー
ド1の1実施例を示したものである。該IDカード1
は、ポリイミド樹脂等の電気絶縁材よりなるカード本体
2に共振周波数の異なる4個のLCR共振回路3A〜3
Dが支持されている。
ド1の1実施例を示したものである。該IDカード1
は、ポリイミド樹脂等の電気絶縁材よりなるカード本体
2に共振周波数の異なる4個のLCR共振回路3A〜3
Dが支持されている。
【0013】各LCR共振回路3a〜3dは、インダク
タンスLのコイルがカード本体2の表面にアルミ製コイ
ルパターン4a〜4dをプリント印刷で渦形に設けるこ
とにより形成され、容量Cのコンデンサが誘電体である
カード本体2と、その両面に相対向させて四角形にプリ
ント印刷されて形成されたアルミ製電極5a〜5d及び
6a〜6dにより形成され、抵抗Rがコイルパターン4
a〜4dと、電極5a〜5dと電極6a〜6dのリード
パターン7a〜7dからなる抵抗分により形成されてい
る。各電極5a〜5dはコイルパターン4a〜4dの先
端に接続されている。
タンスLのコイルがカード本体2の表面にアルミ製コイ
ルパターン4a〜4dをプリント印刷で渦形に設けるこ
とにより形成され、容量Cのコンデンサが誘電体である
カード本体2と、その両面に相対向させて四角形にプリ
ント印刷されて形成されたアルミ製電極5a〜5d及び
6a〜6dにより形成され、抵抗Rがコイルパターン4
a〜4dと、電極5a〜5dと電極6a〜6dのリード
パターン7a〜7dからなる抵抗分により形成されてい
る。各電極5a〜5dはコイルパターン4a〜4dの先
端に接続されている。
【0014】このようなLCR共振回路3a〜3dにお
いては、コイルパターン4a〜4dのターン数や電極5
a〜5d及び6a〜6dの大きさを変えることにより共
振周波数が異なるように形成されている。各LCR共振
回路3a〜3dの共振周波数fは、
いては、コイルパターン4a〜4dのターン数や電極5
a〜5d及び6a〜6dの大きさを変えることにより共
振周波数が異なるように形成されている。各LCR共振
回路3a〜3dの共振周波数fは、
【0015】 により定められている。
【0016】図2は、このようなLCR共振回路3a〜
3dの1つの等価回路を示したものである。
3dの1つの等価回路を示したものである。
【0017】次にこのようなIDカード1の使用法の一
例を説明する。
例を説明する。
【0018】本実施例では、図3に示すように固定局
(アンテナ)8と移動局であるIDカード1とを用いて
送受信を行う。固定局8は、図4に示すようにコイル9
と可変コンデンサ10と抵抗11とよりなる直列共振回
路12と、この直列共振回路12の接続されている信号
源13と、可変コンデンサ10と信号源13とを一定周
期で制御することにより送信周波数を一定の周期で変化
させる制御回路14と、抵抗11の両端から共振信号を
とり出す検出回路15とを備えて構成されている。
(アンテナ)8と移動局であるIDカード1とを用いて
送受信を行う。固定局8は、図4に示すようにコイル9
と可変コンデンサ10と抵抗11とよりなる直列共振回
路12と、この直列共振回路12の接続されている信号
源13と、可変コンデンサ10と信号源13とを一定周
期で制御することにより送信周波数を一定の周期で変化
させる制御回路14と、抵抗11の両端から共振信号を
とり出す検出回路15とを備えて構成されている。
【0019】検出回路15は、図5に示すようにダイオ
ード16,コンデンサ17,抵抗18〜20,比較回路
21とを図示のように接続して構成されている。
ード16,コンデンサ17,抵抗18〜20,比較回路
21とを図示のように接続して構成されている。
【0020】かかる状態で、例えばIDカード1が共振
周波数f2とf3との2つのLCR共振回路3b,3c
を備えている場合の動作について説明する。
周波数f2とf3との2つのLCR共振回路3b,3c
を備えている場合の動作について説明する。
【0021】固定局8からは、図6に示すようにn個の
周波数f1,f2,f3……fnの送信信号を順次時間
をずらして繰返し送信する。
周波数f1,f2,f3……fnの送信信号を順次時間
をずらして繰返し送信する。
【0022】この固定局8の通信領域内に、共振周波数
がf2,f3のLCR共振回路3b,3cをもつIDカ
ード1が存在していたとすると、送信信号の周波数f2
とf3とに該IDカード1のLCR共振回路3b,3c
が共振する。
がf2,f3のLCR共振回路3b,3cをもつIDカ
ード1が存在していたとすると、送信信号の周波数f2
とf3とに該IDカード1のLCR共振回路3b,3c
が共振する。
【0023】これにより固定局8では、IDカード1側
の共振により出力インピーダンスが変化し、送信信号の
レベルが図7(A)に示すように周波数f2とf3の各
信号時に低下する。この送信信号を抵抗11の両端から
取り出し、検出回路15に入力する。該検出回路15で
は、送信信号のレベルを比較検出し、送信信号のレベル
が低下した周波数の箇所で図7(B)に示すようにハイ
レベルの矩形波信号を出力する。
の共振により出力インピーダンスが変化し、送信信号の
レベルが図7(A)に示すように周波数f2とf3の各
信号時に低下する。この送信信号を抵抗11の両端から
取り出し、検出回路15に入力する。該検出回路15で
は、送信信号のレベルを比較検出し、送信信号のレベル
が低下した周波数の箇所で図7(B)に示すようにハイ
レベルの矩形波信号を出力する。
【0024】従って、図7(B)の場合には、「0,
1,1,0……0」のようなnビット信号として検出す
ることができる。このnビット信号によりIDカード1
を識別することができる。
1,1,0……0」のようなnビット信号として検出す
ることができる。このnビット信号によりIDカード1
を識別することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るIDカ
ードでは、複数個のLCR共振回路を備えているので、
ノイズ等の影響を受けにくくなる利点がある。
ードでは、複数個のLCR共振回路を備えているので、
ノイズ等の影響を受けにくくなる利点がある。
【0026】また本発明では、LCR共振回路が各共振
素子をプリント印刷により形成しているので、ICと違
い、低コストで作製できる利点がある。
素子をプリント印刷により形成しているので、ICと違
い、低コストで作製できる利点がある。
【図1】(A)(B)は本発明に係るIDカードの1実
施例の表面図及び裏面図である。
施例の表面図及び裏面図である。
【図2】図1で用いているLCR共振回路の1つの等価
回路図である。
回路図である。
【図3】本実施例のIDカードと固定局とによる送受信
システムの斜視図である。
システムの斜視図である。
【図4】固定局の一例を示す回路図である。
【図5】図4で用いている検出回路の一例を示す回路図
である。
である。
【図6】送信信号の一例を示す波形図である。
【図7】(A)はIDカードで共振が発生した送信信号
のレベル変化を示す波形図、(B)は検出回路の検出波
形図である。
のレベル変化を示す波形図、(B)は検出回路の検出波
形図である。
1 IDカード 2 カード本体 3a〜3d LCR共振回路 4a〜4d コイルパターン 5a〜5d,6a〜6d 電極 7a〜7d リードパターン 8 固定局 9 コイル 10 可変コンデンサ 11 抵抗 12 直列共振回路 13 信号源 14 制御回路 15 検出回路 16 ダイオード 17 コンデンサ 18〜20 抵抗 21 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−201887(JP,A) 特開 平2−195491(JP,A) 特開 平2−195492(JP,A) 特開 平4−257986(JP,A) 実開 昭52−58995(JP,U) 実開 平3−9064(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 15/10 501 - 551 G06K 19/10 G07F 7/08
Claims (1)
- 【請求項1】電気絶縁材よりなるカード本体にLCR共
振回路が支持されたIDカードにおいて、 前記カード本体に共振周波数の異なる複数個の前記LC
R共振回路が設けられ、該LCR共振回路では、インダ
クタンスLのコイルが前記カード本体の表面にプリント
印刷された渦形のコイルパターンにより形成され、容量
Cのコンデンサが誘電体である前記カード本体と、その
両面に相対向させてプリント印刷された電極とにより形
成され、抵抗Rが前記コイルパターンと前記電極の抵抗
分により形成されていることを特徴とするIDカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27096092A JP3245658B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Idカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27096092A JP3245658B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Idカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692069A JPH0692069A (ja) | 1994-04-05 |
JP3245658B2 true JP3245658B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17493425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27096092A Expired - Fee Related JP3245658B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Idカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245658B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07186575A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Nec Corp | コイル式idカード |
EP0977145A3 (en) * | 1998-07-28 | 2002-11-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Radio IC card |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP27096092A patent/JP3245658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0692069A (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |