JP3245584U - スポーツシャツ - Google Patents
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Abstract
【課題】野球やテニスなどの脇を締めて腕振り動作することが重視される運動やスポーツにおいて、着用者が携帯している小物物品を利用して腕振り動作時の脇締めの必要性を強制的に意識させることができるスポーツシャツを提供する。【解決手段】スポーツシャツ100は、腕振り動作時に脇を締めて動作することが重視される運動又はスポーツで着用する。小物物品を入れるポケット10を、シャツ本体110の脇下部111、前胸部112及び袖部113から選ばれる1箇所又は複数箇所に設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、脇を締めて動作することが重視されるスポーツで着用するスポーツシャツ、特に、腕振り動作時にプレイヤーに脇を締めることを意識させるための対策が講じられたスポーツシャツに関する。
ゴルフや野球、テニスなどの腕振り動作を伴う運動やスポーツにおいて、打球を正確に行うために脇を締めて腕振り動作することが重視される場面がある。そこで、従来より、腕振り動作の矯正具や腕振り動作を矯正するのに役立つシャツなどが提案されている。
たとえば、先行例(特許文献1)には、ゴルフウエアに関して、クラブのスイング時に両腕と肩部とによって形作られる三角形状が維持されるようにスイング姿勢を矯正するストリップ状の補助具を設けることが記載されている。この補助具は、衣服本体の肩部の前側から横方向に延長された左右の肩部識別部と、左右の肩部識別部に連設されて左右の袖部に沿って延長された腕識別部とを含み、バッティングの際に、肩部識別部と腕識別部とが略三角形の形状を形作っているか否かを視覚的に識別できるようにしてある。
他の先行例(特許文献2)には、上腕部に保持される保持部材とこの保持部材に連結された柔軟な短冊状の表示部材とを有するゴルフスイング矯正具に付いての記述がある。このゴルフスイング矯正具は、使用状態では、保持部材を上腕部に挿入することによって表示部材が脇部に保持されるようになっている。そして、スイングしたときに表示部材が落下したか否かによって脇締めがうまく行われたか否かを確認することができる、とされている。
上掲の先行例は、腕振り動作時に脇を締めて動作することをプレーヤーに意識させることができるという点では有用である。
しかしながら、特許文献1に記載されているゴルフシャツは、長袖のゴルフシャツには有用であるけれども、半袖や袖のないゴルフシャツには採用しがたいという問題がある。また、特許文献2に記載されているゴルフスイング矯正具は、身体に装着するときやスイングにより落下した後の取り扱いが面倒であるという懸念がある。
本考案は以上の状況の下でなされたものであり、ゴルフに限らず、野球やテニスなどの脇を締めて腕振り動作することが重視される運動やスポーツで着用するのに適し、上記した問題点や懸念を払拭することのできるスポーツシャツを提供することを目的としている。
本考案に係るスポーツシャツは、腕振り動作時に脇を締めて動作することが重視される運動又はスポーツで着用するスポーツシャツであって、腕振り動作時にシャツ本体における身体の上腕部が擦れ合う部位に小物物品を収納可能なポケットを備えている、というものである。
このように構成されているスポーツシャツによると、ポケットにスポンジやライター、たばこといった普通に携帯している小物物品を入れておくと、ゴルフクラブやバット、ラケットなどを振るときに、着用者がポケットに入っている小物物品を上腕部によって感じ取り、このことを通じて、着用者にとっては脇締めの必要性が強制的に意識させられる。また、上記構成は、長袖、半袖、袖のないスポーツシャツに対して適用することができ、取り扱いが面倒であるという懸念も生じない。
本考案においては、上記ポケットが、シャツ本体の脇下部、前胸部及び袖部から選ばれる1箇所又は複数箇所の部位に設けられていることが望ましい。このように、ポケットの設置部位がシャツ本体の脇下部、前胸部及び袖部から選ばれていると、ゴルフ、野球、テニスやその他の多くの種類の運動やスポーツにおいて、着用者に対して脇締めの必要性を強制的に意識させることが可能になる。
本考案では、上記ポケットが、シャツ本体の表側又は裏側に設けられていてもよく、これによっても、着用者に対して脇締めの必要性を強制的に意識させることが可能になる。
本考案では、上記ポケットが、シャツ本体の背丈方向を縦方向として、横並び、縦並び又は斜め並びの複数の小袋の集合体でなる、という構成を採用することが可能である。
本考案では、上記小袋の集合体が多層に重なり合い、かつ、隣接層の小袋の集合体の相互間では、一方側の小袋の集合体の相隣接する小袋同士の境界部分に、他方側の小袋の集合体の小袋の収納部分が重なり合っている、という構成を採用することも可能である。この構成を採用すると、隣接層の小袋の集合体の相互間で、小袋の収納部分同士の重なり合いを避けることができるようになるため、どの小袋にも小物物品を収納しやすくなるという利点がある、
本考案では、上記ポケットが、横並びの複数の小袋の集合体、縦並びの複数の小袋の集合体及び斜め並びの複数の小袋の集合体の3パターンの小袋の集合体から選ばれる少なくとも2つのパターンの小袋の集合体の重層構造によって形成されている、という構成を採用することも可能である。これによると、1つのポケットに縦、横、斜めといった様々なパターンで並んだ小袋を重層状態で具備させることが可能になる。
以上のように、本考案に係るスポーツシャツによれば、ゴルフに限らず、野球やテニスなどの脇を締めて腕振り動作することが重視される運動やスポーツにおいて、着用者が普通に携帯している小物物品を利用して腕振り動作時の脇締めの必要性を強制的に意識させることができるようになるという効果が奏される。また、長袖、半袖、袖のないスポーツシャツに対して同様に適用することができ、取り扱いが面倒であるという懸念も生じない。
図1は本考案の実施形態に係るスポーツシャツ100の概略斜視図、図2(A)(B)(C)はそれぞれ図1のスポーツシャツ100の変形例を例示した要部斜視図、図3はポケット10の概略斜視図である。
図1には半袖のスポーツシャツ100が示されている。このスポーツシャツ100はゴルフやテニスなどの運動やスポーツ(以下、両者を含めて「運動」という。)に際して着用するのに適している。この種の運動では、スポーツシャツ100の着用者が腕振り動作時に脇を締めて動作することが重視され、そうすることによって、運動成績に影響を及ぼす打球の方向性や飛距離などを適切にコントロールすることができるとされている。
ゴルフやテニスなどの運動では、打球動作などの腕振り動作時に、袖付きスポーツシャツでは袖を介して、袖なしスポーツシャツでは直接に、着用者の上腕部がスポーツシャツ100と擦れ合う。そして、上腕部が擦れ合うスポーツシャツの部位は、主にシャツ本体110の脇下部111、前胸部112、袖部113であることが判っている。そこで、この実施形態では、腕振り動作時にシャツ本体110における身体の上腕部が擦れ合う上記部位に小物物品を収納可能なポケット10を設けてある。ここで、「身体の上腕部」とは、腕の肘を境にして肩から肘までの部分(通称:二の腕)のことであり、「小物物品」とは、着用者が普通に携帯しているライターやたばこ、ハンカチ、スポンジなどである。
図1は脇下部111にポケット10を設けた事例を示し、図2(A)(B)はそれぞれ前胸部112、袖部113にポケット10を設けた事例を示している。ポケット10は、シャツ本体110の表側に設けても、裏側に設けてもよく、図1には脇下部111の表側にポケット10を設けた事例を示し、図2(A)(B)はそれぞれ前胸部112の表側、袖部113の表側にポケット10を設けた事例を示してある。また、図2(C)は脇下部111の裏側にポケット10を設けた事例を示してある。
上記スポーツシャツ100において、ポケット10を設ける部位は、1箇所だけに限定されることはなく、上記した脇下部111、前胸部112、袖部113から選ばれる1箇所又は複数箇所の部位から選択することが可能であり、どの部位を選択するかは、運動の種類や着用者の好みや腕振り動作の癖などを勘案して決定すべきである。
この実施形態のように、ポケット10にスポンジやライター、たばこといった普通に携帯している小物物品を入れておくと、ゴルフクラブやバット、ラケットなどを振るときに、着用者がポケット10に入っている小物物品を上腕部によって感じ取り、このことを通じ、着用者にとっては脇締めの必要性が強制的に意識させられることになる。
図4は変形例によるポケット10の概略斜視図である。同図(A)に例示したポケット10は、シャツ本体110の背丈方向を縦方向(矢印V)として、横並びの複数の小袋11…の集合体Aでなる。図例の集合体Aでは小袋11…が横並びになっているけれども、縦並びの複数の小袋11…の集合体によってポケット10を形成しておいても、あるいは、斜め並びの複数の小袋11…の集合体によってポケット10を形成しておいてもよい。同図(B)に例示したポケット10は、横並びの小袋12の集合体Bと横並びの小袋13の集合体Cとが2層に重なり合い、かつ、隣接層の2つの集合体A,Bの相互間では、一方側の集合体Bの相隣接する小袋12,12同士の境界部分aに、他方側の集合体Cの小袋13の収納部分bが重なり合っている。
図5はさらに他の変形例によるポケット10の概略説明図である。同図(A)に示したポケット10は、横並びの複数の小袋14の集合体Dと縦並びの複数の小袋15の集合体Eとの2層構造によって形成されている。同図(B)に示したポケット10は、横並びの複数の小袋16の集合体Fと、縦並びの複数の小袋17の集合体Gと、斜め並びの複数の小袋18の集合体Hとの3層構造によって形成されている。同図(C)に示したポケット10は、複数の小袋の集合体I,J,K,Lの4層構造によって形成されている。そして、1層目及び2層目の集合体I,Jは横並びの複数の小袋19,20を有し、3層目の集合体Kは縦並びの複数の小袋21を有し、4層目の集合体Lは斜め並びの複数の小袋22を有している。また、1層目及び2層目の集合体I,Jの相互間では、一方側の集合体Iの相隣接する小袋19,19同士の境界部分aに、他方側の集合体Jの小袋20の収納部分bが重なり合っている。
図4又は図5に示したポケット10を形成している複数の小袋11~22に小物物品を入れておくことにより、着用者にとっては、一定幅の腕振り動作に対して脇締めの必要性を強制的に意識させられることになる。また、着用者がポケット10に入っている小物物品を上腕部によって感じ取りやすい集合体A~Lを任意に選び、その集合体A~Lの小袋11~22に小物物品をいれておくという使い方をすることも可能である。
本考案に係るスポーツシャツは、上記した実施形態によって具現化することができることは勿論、実施の態様は本考案の範囲内で必要に応じて変更することが可能である。
10 ポケット
11~22 小袋
100 スポーツシャツ
110 シャツ本体
111 脇下部
112 前胸部
113 袖部
A~L 集合体
a 小袋同士の境界部分
b 小袋の収納部分
11~22 小袋
100 スポーツシャツ
110 シャツ本体
111 脇下部
112 前胸部
113 袖部
A~L 集合体
a 小袋同士の境界部分
b 小袋の収納部分
Claims (6)
- 腕振り動作時に脇を締めて動作することが重視される運動又はスポーツで着用するスポーツシャツであって、
腕振り動作時にシャツ本体における身体の上腕部が擦れ合う部位に小物物品を収納可能なポケットを備えていることを特徴とするスポーツシャツ。 - 上記ポケットが、シャツ本体の脇下部、前胸部及び袖部から選ばれる1箇所又は複数箇所の部位に設けられている請求項1に記載したスポーツシャツ。
- 上記ポケットが、シャツ本体の表側又は裏側に設けられている請求項1に記載したスポーツシャツ。
- 上記ポケットが、シャツ本体の背丈方向を縦方向として、横並び、縦並び又は斜め並びの複数の小袋の集合体でなる請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載したスポーツシャツ。
- 上記小袋の集合体が多層に重なり合い、かつ、隣接層の小袋の集合体の相互間では、一方側の小袋の集合体の相隣接する小袋同士の境界部分に、他方側の小袋の集合体の小袋の収納部分が重なり合っている請求項4に記載したスポーツシャツ。
- 上記ポケットが、横並びの複数の小袋の集合体、縦並びの複数の小袋の集合体及び斜め並びの複数の小袋の集合体の3パターンの小袋の集合体から選ばれる少なくとも2つのパターンの小袋の集合体の重層構造によって形成されている請求項4に記載したスポーツシャツ。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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2023
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