JP3245208U - 管状ハンガーベース - Google Patents

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暁明 呉
軍才 張
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Abstract

【課題】ボルトの緩みによるハンガー全体の揺れを効果的に防止し、ハンガーの使用時の安定性を向上させる、管状ハンガーベースを提供する。【解決手段】中空底管1及び第1の補強スリーブ2を含み、そのうちの一側に複数の取り付け口が開設され、対向する他側に複数の第1の接続孔が開設され、各取り付け口が1つの第1の接続孔に正対して連通し、且つ相互に正対して連通する取り付け口と第1の接続孔の中心軸が同一直線に位置し、第1の補強スリーブが取り付け口に固定される。中空底管の取り付け口に第1の補強スリーブを設置することによって、使用時、ハンガーの補強管を第1の補強スリーブに挿入し、ボルトを用いて第1の接続孔を貫通して補強管を固定する。補強管とベースとの間の受力が第1の補強スリーブによって中空底管上に分散され、補強管とボルトとの接続箇所に集中しない。【選択図】図1

Description

本考案は、ハンガー生産の技術分野に関し、具体的には、管状ハンガーベースに関する。
ハンガーは、非常によく見られるものであり、洗濯物を干すための家庭用品であるが、管状ハンガーは、多くのハンガータイプの中の1つであり、管状ハンガーは、通常複数の管状金属棒から構成され、そのタイプによって単管式、二重管式などに分けることができ、それは、人々に便利な洗濯物を干すプランを提供し、より軽量で省スペースで、しかも着脱が便利で、収納と移動が便利である。
通常、このようなハンガーの主な構造は、干すための横管及び横管の両端に支持される支持管を含み、支持管の底部にベースとして機能する底管が設置され、ハンガーを安定させるために、2つの底管の間に通常補強管を設置して2つの底管を接続して全体の安定性を向上させ、具体的には、2つの底管上に接続孔を対向して設置し、補強管の両端を接続孔に挿入し、且つ接続孔の他端にボルトを用いて補強管を固定するが、このような接続方式の下で、補強管と底管との間の受力がボルト上に集中し、ボルトの緩みを引き起こしやすく、補強管の端部が底管内で揺動し、ハンガー全体の揺れを引き起こし、使用に不便である。
従来の技術の不足に対して、本考案は、管状ハンガーベースを提供し、それは、
一側に複数の取り付け口が開設され、対向する他側に複数の第1の接続孔が開設され、各取り付け口が1つの第1の接続孔に正対して連通し、且つ相互に正対して連通する取り付け口と第1の接続孔の中心軸が同一直線L1に位置する中空底管と、
取り付け口に固定される第1の補強スリーブと、を含む。
本考案の一実施形態によれば、中空底管には少なくとも1組の第2の接続孔も有し、各組の第2の接続孔は、2つの孔体を有し、2つの孔体は、中空底管1のZ軸方向に沿う両側にそれぞれ設置され、各組の第2の接続孔の2つの孔体中心は、同一直線L2に位置し、ここで、直線L2は、直線L1に垂直である。
本考案の一実施形態によれば、第2の補強スリーブをさらに含み、第2の補強スリーブの一端が中空底管に固定され、他端が中空管から離反して延伸し、第2の補強スリーブの中心軸と正対する2つの孔体の中心軸も同一直線L2に位置する。
本考案の一実施形態によれば、第2の補強スリーブの一端が中空底管の外壁に貼合わせられるノッチを有する。
本考案の一実施形態によれば、第1の補強スリーブの一端が取り付け口に挿入され、且つ中空底管内の第1の接続孔に近接する内壁に位置し、他端が取り付け口に露出し、その側壁が取り付け口に固定される。
本考案の一実施形態によれば、第1の補強スリーブの一端が取り付け口に挿入され、且つ中空底管内の第1の接続孔に近接する内壁に位置し、他端が取り付け口と面一となり、且つ取り付け口に固定される。
本考案の一実施形態によれば、中空底管には複数の第3の接続孔及び複数のコネクタも有し、複数の第3の接続孔がそれぞれ中空底管の両端に設置され、複数のコネクタがそれぞれ中空底管の両端に設置され、且つ複数のコネクタがいずれも中空底管の内部に設置され、各第3の接続孔が1つのコネクタに正対し、正対する第3の接続孔とコネクタの中心軸が同一直線L3に位置し、直線L3が直線L2に平行する。
本考案の一実施形態によれば、中空底管、第1の補強スリーブ及び第2の補強スリーブは、いずれも中空管状である。
本考案の一実施形態によれば、中空底管、第1の補強スリーブ及び第2の補強スリーブの断面形状は、円形、四角形又は多角形の1つ又は複数である。
本例において、中空底管の取り付け口に第1の補強スリーブを設置することによって、使用時、ハンガーの補強管を第1の補強スリーブに挿入し、且つボルトを用いて第1の接続孔を貫通して補強管を固定し、このように、ハンガーの使用プロセスにおいて、補強管とベースとの間の受力が第1の補強スリーブによって中空底管上に分散され、補強管とボルトとの接続箇所に集中することなく、ボルトの緩みによるハンガー全体の揺れを効果的に防止し、ハンガーの使用時の安定性を向上させる。
ここで説明された添付図面は、本願へのさらなる理解を提供するために使用され、本願の一部を構成し、本願の例示的な実施例及びその説明は、本願を説明するためのものであり、本願への不適切な限定を構成するものではない。添付図面において、
実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその一である。 実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその二である。 実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその三である。 図3におけるB-B線に沿う断面図である。 図3におけるA-A線に沿う断面図である。 実施例における管状ハンガーベースの爆発構造模式図である。 別の実施例における管状ハンガーベースの構造模式図である。 図3におけるC-C線に沿う断面図である。
以下では、本考案の複数の実施形態を図式的に開示し、明確に説明するために、実務上の詳細の多くは、以下の記述で併せて説明される。ただし、これらの実務上の詳細は、本考案を限定するためには適用されないことが認識されるべきである。すなわち、本考案の一部の実施形態では、これらの実務上の詳細は必ずしも必要ではない。また、図面を簡略化するために、いくつかの慣用的な構造とアセンブリは、図面において簡単な模式的な方法で示されている。
また、本考案における「第1の」、「第2の」等に関する記述は、単に記述の目的に用いられるものであり、順序又は順位の意味を特に主張するものではなく、また、本考案を限定するものではなく、単に同一の技術用語で記述されたアセンブリ又は操作を区別するためのものであり、その相対的重要性を指示又は暗示し、又は指示された技術的特徴の数を暗示的に示すものと理解することはできない。これによって、「第1の」、「第2の」に限定される特徴は、すくなくとも1つの該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。また、各実施例の間の技術的解決手段は、相互に結合することができるが、当業者が実現できることを基礎としなければならず、技術的解決手段の結合に矛盾が生じ、又は実現できない場合には、このような技術的解決手段の結合が存在しないと考えるべきであり、本考案が要求する保護範囲にも含まれない。
図1~図4を参照し、図1は、実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその一であり、図2は、実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその二であり、図3は、実施例における管状ハンガーベースの構造模式図のその三であり、図4は、図3におけるB-B線に沿う断面図である。本例において、中空底管1と第1の補強スリーブ2とを含む管状ハンガーベースであって、ここで、中空底管1に複数の取り付け口11及び複数の第1の接続孔12が開設され、複数の取り付け口11が底管1の長手方向に沿って底管1の一側に設置され、Y軸方向に沿って、複数の第1の接続孔12が取り付け口11に対応して中空底管1の取り付け口11と反対する一側の側壁に配列して設置され、それは、それぞれ各取り付け口11に連通し、各第1の接続孔12の中心と対応する取り付け口11の中心が同一直線L1に位置し、第1の補強スリーブ2が取り付け口11に固定される。
本例において、取り付け口11が2つあり、且つそれぞれ中空底管11の両端に近接し、第1の補強スリーブ2の数が取り付け口11の数に対応して2つあり、且つそれぞれ2つの取り付け口11に固定される。使用時、本例における2つの管状ハンガーベースを地面に置き、且つ両者の取り付け口11を対向させ、2つのベースにおいて中空底管1に固定される第1の補強スリーブ2を対向して設置し、ハンガーの支持棒をそれぞれ2つのベースの中空底管1上に立てて固定し、ハンガーを地面に置き、2つのベースの間に補強管を設置し、且つ補強管の両端をそれぞれ2つのベース上の第1の補強スリーブ2内に固定し、ボルトを用いてボルトを第1の接続孔12を貫通して第1の補強スリーブ2内に入れて補強管を固定し、このように、ハンガーの使用プロセスにおいて、補強管とベースとの間の受力が第1の補強スリーブ2によって中空底管上に分散され、補強管とボルトとの接続箇所に集中することなく、ボルトの緩みによるハンガー全体の揺れを効果的に防止し、ハンガーの使用時の安定性を大幅に向上させる。
図5を参照し、図1~図4を再度参照し、図5は、図3におけるA-A線に沿う断面図である。さらに、中空底管1には少なくとも1組の第2の接続孔13も有し、各組の第2の接続孔13は、2つの孔体131を有し、2つの孔体131は、中空底管1のZ軸方向に沿う両側にそれぞれ設置され、各組の第2の接続孔13の2つの孔体131の中心は、同一直線L2に位置し、ここで、直線L1は、直線L2に垂直である。本例において、第2の接続孔13は1組であり、各組の第2の接続孔13は、2つの孔体131を有し、このように、使用時、ボルトを用いて中空底管1の底部から順次2つの孔体131を貫通した後に支持棒に接続することにより、ハンガーの支持棒を中空底管1上に固定する。
図6を参照し、図1~図5を再度参照し、図6は、実施例における管状ハンガーベースの爆発構造模式図である。さらに、第2の補強スリーブ3をさらに含み、第2の補強スリーブ3の一端が中空底管1の側壁に固定され、且つ第2の接続孔13のうちの1つの孔体13に位置し、他端がZ軸に沿って垂直に上向きに延びる。このように、ハンガーの支持棒を中空底管1に固定する時に、ハンガーの支持棒を第2の補強スリーブ3の中に挿入した後、ボルトを用いて順次2組の第2の接続孔13の孔体131を貫通した後にハンガーの支持棒を固定し、同様に、ハンガーが使用プロセスにおいて、ハンガーの支持棒と中空底管1との間の受力が第2の補強スリーブ3によって中空底管1上に分散され、ボルトとの接続箇所に集中することなく、ハンガーの安定性をさらに向上させる。
図6を再度参照し、第2の補強スリーブ3の一端がノッチ31を有し、ノッチ31が中空底管1の外壁に貼合わせられ、ノッチ31の周縁が中空底管1の側壁に溶接され、それによって第2の補強スリーブ3が中空底管1に固定される。ここで、ノッチ31の形状は、中空底管1の断面の形状に応じて調整することができ、例えば、中空底管1の断面は、円形であり、すなわち中空底管1の全体形状が円管状である場合に、ノッチ31の形状は、弧状であってもよい。
図1~図6を再度参照し、第1の補強スリーブ2の一端が取り付け口11に挿入され、且つ中空底管1の内の第1の接続孔12に近接する内壁に位置し、他端が取り付け口11に露出し、その側壁が取り付け口11に固定される。具体的に実施する時、溶接の方式で、第1の補強スリーブ2の側壁と取り付け口11とを溶接して固定してもよい。
図7を参照し、図1~図6を再度参照し、図7は、別の実施例における管状ハンガーベースの構造模式図である。別の実施例では、第1の補強スリーブ2の一端が取り付け口11に挿入され、且つ中空底管1の内の第1の接続孔12に近接する内壁に位置し、他端が取り付け口11と面一となり、且つ取り付け口11に固定される。この場合に、第1の補強スリーブ2の端部を取り付け口11に溶接して固定を実現する。
図8を参照し、図1~図6を再度参照し、図8は、図3におけるC-C線に沿う断面図である。好ましくは、中空底管1には複数の第3の接続孔14及び複数のコネクタ15も有し、複数の第3の接続孔14がそれぞれ中空底管1の両端に設置され、複数のコネクタ15がそれぞれ中空底管1の両端に設置され、且つ複数のコネクタ15がいずれも中空底管1の内部に設置され、各第3の接続孔14が1つのコネクタ15に正対し、正対する第3の接続孔14の中心軸とコネクタ15の中心軸が同一直線L3に位置し、直線L3が直線L2に平行する。ここで、コネクタ15は、中空底管1の内壁に溶接されるナットである。ボルトが2組の第2の接続孔13の孔体131を貫通してハンガーの支持棒を接続する場合に、該ボルトのボルトヘッドが孔体131の外に露出し且つ地面と接触して1つの支点を形成し、該支点と中空底管1の両端とは高低差があるため、中空底管1の両端を底面に平に置くことができず、ハンガー全体の揺れを引き起こすため、使用時、ボルトを用いて第3の接続孔14を貫通してコネクタ15に接続することによって、ボルトのボルトヘッドが第3の接続孔14の外に露出し且つ中空底管1の両端を支持することによって高低差を解消し、このように、ハンガー全体の揺れを効果的に防止し、さらにハンガーの安定性を向上させることができる。
ここで、中空底管1、第1の補強スリーブ2及び第2の補強スリーブ3は、いずれも中空管状であり、且つ三者の断面は、円形、四角形又は多角形のうちの1つ又は複数であり、好ましくは、本例において、中空底管1、第1の補強スリーブ2及び第2の補強スリーブ3の断面は、いずれも円形である。
以上をまとめると、使用時、本例における2つの管状ハンガーベースを地面に置き、且つ両者の取り付け口を対向させ、2つのベースにおいて中空底管に固定される第1の補強スリーブを対向して設置し、ハンガーの支持棒の一端を第2の補強スリーブに挿入し、且つボルトを用いて第2の接続孔の2つの孔体を貫通した後にハンガーの支持棒に固定し、ハンガーを地面に置き、2つのベースの間に補強管を設置し、且つ補強管の両端をそれぞれ2つのベース上の第1の補強スリーブ内に固定し、且つボルトを用いて第1の接続孔を貫通して補強管を固定し、このように、ハンガーの使用プロセスにおいて、補強管とベースとの間の受力が第1の補強スリーブによって中空底管上に分散され、補強管とボルトとの接続箇所に集中することなく、同様に、ハンガーの支持棒とベースとの間の受力が第2の補強スリーブによって中空底管上に分散され、支持棒とボルトとの接続箇所にも集中することなく、ボルトの緩みによるハンガー全体の揺れを効果的に防止し、ハンガーの使用時の安定性を大幅に向上させる。
以上に記述されているのは、本考案の実施形態に過ぎず、本考案を制限するためのものではない。当業者であれば、本考案は、様々な変更や変化が可能である。本考案の精神と原理の範囲内で行われた任意の修正、等価代替、改良等は、いずれも、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれるべきである。

Claims (9)

  1. 管状ハンガーベースであって、
    一側に複数の取り付け口(11)が開設され、対向する他側に複数の第1の接続孔(12)が開設され、各取り付け口(11)が1つの第1の接続孔(12)に正対して連通し、且つ相互に正対して連通する取り付け口(11)と第1の接続孔(12)の中心軸が同一直線L1に位置する中空底管(1)と、
    前記取り付け口(11)に固定される第1の補強スリーブ(2)と、を含む、ことを特徴とする管状ハンガーベース。
  2. 前記中空底管(1)には少なくとも1組の第2の接続孔(13)も有し、各組の第2の接続孔(13)は、2つの孔体(131)を有し、2つの孔体(131)は、それぞれ前記中空底管(1)のZ軸方向に沿う両側に設置され、各組の第2の接続孔(13)の2つの孔体(131)の中心は、同一直線L2に位置し、ここで、直線L1は、直線L2に垂直である、ことを特徴とする請求項1に記載の管状ハンガーベース。
  3. 第2の補強スリーブ(3)をさらに含み、前記第2の補強スリーブ(3)の一端が前記中空底管(1)に固定され、他端が中空管から離反して延伸し、第2の補強スリーブ(3)の中心軸と正対する2つの孔体(131)の中心軸も同一直線L2に位置する、ことを特徴とする請求項2に記載の管状ハンガーベース。
  4. 前記第2の補強スリーブ(3)の一端は、前記中空底管(1)の外壁に貼合わせられるノッチ(31)を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の管状ハンガーベース。
  5. 前記第1の補強スリーブ(2)の一端が前記取り付け口(11)に挿入され、且つ前記中空底管(1)内の前記第1の接続孔(12)に近接する内壁に位置し、他端が前記取り付け口(11)に露出し、その側壁が前記取り付け口(11)に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の管状ハンガーベース。
  6. 前記第1の補強スリーブ(2)の一端が前記取り付け口(11)に挿入され、且つ前記中空底管(1)内の前記第1の接続孔(12)に近接する内壁に位置し、他端が前記取り付け口(11)と面一となり、且つ前記取り付け口(11)に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の管状ハンガーベース。
  7. 前記中空底管(1)には複数の第3の接続孔(14)及び複数のコネクタ(15)も有し、複数の第3の接続孔(14)がそれぞれ中空底管(1)の両端に設置され、複数のコネクタ(15)がそれぞれ中空底管(1)の両端に設置され、且つ複数のコネクタ(15)がいずれも前記中空底管(1)の内部に設置され、各第3の接続孔(14)が1つのコネクタ(15)に正対し、正対する第3の接続孔(14)とコネクタ(15)の中心軸が同一直線L3に位置し、直線L3が直線L2に平行する、ことを特徴とする請求項3に記載の管状ハンガーベース。
  8. 前記中空底管(1)、第1の補強スリーブ(2)及び第2の補強スリーブ(3)は、いずれも中空管状である、ことを特徴とする請求項3に記載の管状ハンガーベース。
  9. 前記中空底管(1)、第1の補強スリーブ(2)及び第2の補強スリーブ(3)断面形状は、円形、四角形又は多角形の1つ又は複数である、ことを特徴とする請求項8に記載の管状ハンガーベース。
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