JP3244792U - 自動二輪車のメインスタンド起立補助用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でありながら、自動二輪車のメインスタンドを起立させる操作を容易にすることが可能な補助用具を提供すること。
【解決手段】自動二輪車のメインスタンドを起立させるための補助用具10において、棒材12と、この棒材12をメインスタンドの足掛け部に装着するための装着部として機能する中空部材14と、を備える。補助用具10は、棒材12の一方の端部12Aが足掛け部の下側に当接するように足掛け部に装着される。
【選択図】図1
【解決手段】自動二輪車のメインスタンドを起立させるための補助用具10において、棒材12と、この棒材12をメインスタンドの足掛け部に装着するための装着部として機能する中空部材14と、を備える。補助用具10は、棒材12の一方の端部12Aが足掛け部の下側に当接するように足掛け部に装着される。
【選択図】図1
Description
本考案は、自動二輪車用の補助用具に関し、特に、自動二輪車のメインスタンドを起立させるための補助用具に関する。
自動二輪車の多くは、通常、サイドスタンドとメインスタンドの両方を装備している。車体が左側へ傾いた姿勢に保持するサイドスタンドは短時間の簡易な駐車時に使用されるのに対し、車体を直立姿勢に保持するメインスタンドは長時間の駐車・保管時や修理・点検時に使用されるのが一般的である。
ところで、メインスタンドを起立させるには、足でメインスタンドを接地させて自動二輪車の車体を後方へ移動させながら持ち上げるといった操作が必要となる。特に、大型の自動二輪車は車体重量が大きいため、メインスタンドを起立させる操作はより困難な作業となる。そこで、自動二輪車の車体とメインスタンドとの間にリンク式の倍力機構を設けて、メインスタンドを立てやすくする技術が特許文献1に開示されている。
しかしながら、特許文献1では、メインスタンド側と車体側の両方に対して部品を追加しなければならず、また、追加部品を取り付けるための加工工数も増大する。しかも、複数の構成部品を連動させる関係上、その構造設計も複雑になってしまう。
上記した課題に鑑み、本考案は、簡易な構成でありながら、自動二輪車のメインスタンドを起立させる操作を容易にすることが可能な補助用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、自動二輪車のメインスタンドを起立させるための補助用具であって、棒材と、前記棒材を前記メインスタンドの足掛け部に装着するための装着部と、を備え、前記棒材の一方の端部が前記足掛け部の下側に当接するように当該足掛け部に装着されることを特徴とする。
上記構成を有する自動二輪車のメインスタンド起立補助用具において、前記棒材の一方の端部が屈曲していてもよい。
また、前記棒材の一方の端部の外面に保護材が設けられていてもよい。
さらに、前記棒材の一方の端部の厚みが中程部分よりも薄くなっていても構わない。
加えて、前記棒材の他方の端部の厚みが中程部分よりも薄くなっていても構わない。
上記構成を有する本考案によれば、棒材の一方の端部がメインスタンドの足掛け部の下側に当接するように装着することにより、メインスタンドを起立させる操作を行なう際、足掛け部の長さを一時的に伸長することができる。その結果、てこの原理により、本考案を使用しない場合と比較して小さい力でメインスタンドを容易に起立させることが可能となる。また、メインスタンドを起立させる操作を行なうときのみ足掛け部に装着すれば足りるので、メインスタンド側と車体側の両方に対する部品の追加や加工は不要であり、その構成も至って簡易なもので実現することができる。
以下、本考案に係る自動二輪車のメインスタンド起立補助用具(以下、単に「補助用具」という。)の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず始めに、自動二輪車のメインスタンドについて簡単に説明する。メインスタンドは、逆U字形状(逆V字形状)をしたスタンド足を有する。スタンド足の上部は、自動二輪車のフレーム下部に設けられた支持軸に回動可能に軸支されている。スタンド足の一方(左側)には、側方および後方へ延出する足掛け部(ペダル)が設けられている。通常は、この足掛け部に足をかけてメインスタンドのスタンド足を接地させ、自動二輪車の車体を後方へ移動させながら持ち上げることにより、メインスタンドが起立した状態となる。
実施形態に係る補助用具10は、上記した自動二輪車のメインスタンドを起立させる操作を補助するために一時的に使用する専用道具である。図1に示すように、補助用具10は、構成部品として棒材12を含む。この棒材12は、金属製のパイプ材が成形加工されたものである。棒材12の両端部12A,12Bには、中程部分12Cよりも厚みが薄くなるようにプレス加工が施されている。また、棒材12の一方の端部12Aは棒材12の長手方向に対して屈曲した形状になっている。棒材12の屈曲した側の端部12Aの外面には、ゴムなどの合成樹脂からなる保護材が設けられている。
棒材12の中程部分12Cの外面には、中空部材14が固定されている。この中空部材14は、上記した棒材12と同じく、金属製のパイプ材で構成されており、その長さは棒材12よりも短い。中空部材14は、その長手方向(パイプ材の軸心方向)が棒材12の一方の端部12Aが屈曲している向きと概ね同じ方向に向いた姿勢で、棒材12の外面部分に溶接により固定されている。なお、棒材12の中空部材14が溶接される外面部分には切欠きが形成されており、この切欠きに沿って中空部材14が固定されている。本例では、この中空部材14が、棒材12をメインスタンドの足掛け部に装着するための装着部として機能する。
上記構成を有する補助用具10は、以下のようにして、メインスタンドに装着される。棒材12の一方(屈曲した側)の端部12Aを、足掛け部の下側へ配置した状態にして、足掛け部の先端部分を中空部材14(パイプ材)の中空部へ挿入する。そして、中空部材14の軸心まわりに棒材12を回転させて、足掛け部の下側に棒材12の一方(屈曲した側)の端部12Aをあてがうのである。このようにして、図2に示すように、補助用具10がメインスタンドの足掛け部に装着される。
補助用具10を装着した後は、通常と同じ手順により、メインスタンドを起立させる操作を行なうだけである。ここで、補助用具10を装着していないときは、足掛け部の先端部分を足で踏み込んで自動二輪車の車体を後方へ移動させながら持ち上げることとなるが、この場合、スタンド足の接地部が「支点」、足掛け部の先端部分が「力点」となる。一方、補助用具10を装着しているときは、棒材12の他方(足掛け部に当接していない側)の端部12Bを足で踏み込むこととなるので、メインスタンドを起立させる操作を行なう際、足掛け部の長さが一時的に伸長されることとなる。その結果、「支点」と「力点」の間の距離が長くなる分、てこの原理により、補助用具10を使用しない場合と比較して小さい力でメインスタンドを容易に起立させることが可能となるのである。
また、補助用具10は、メインスタンドを起立させる操作を行なうときのみ足掛け部に装着すれば足りるので、メインスタンド側と車体側の両方に対する部品の追加や加工は不要であり、その構成も至って簡易なもので実現することができる。
さらに、足掛け部の下側に当接する棒材12の端部12Aの外面には保護材が設けられているので、メインスタンドを起立させる操作を行なう際、足掛け部の損傷を可能な限り防ぐことができる。
加えて、棒材12の一方(足掛け部の下側に当接する側)の端部12Aは中程部分12Cよりも厚みが薄くなっているので、足掛け部の下側と地面との間にできる隙間が小さくても、不具合なくメインスタンドを起立させることができる。また、棒材12の他方(足で踏み込む側)の端部12Bも中程部分12Cより厚みが薄くなっているので、使用時に足で踏み込みやすく力を伝えやすい仕様となっている。
以上、本考案に係る自動二輪車のメインスタンド起立補助用具を実施形態に基づいて説明してきたが、本考案は、上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下のような形態で実施されても構わない。
<変形例>
(1)上記実施形態に係る補助用具10では、棒材12として金属製のパイプ材を使用したが、中実の棒材を用いても構わない。また、棒材12は、断面円形状をした金属棒を使用したが、角材等を成形加工したものを使用することとしてもよい。
(1)上記実施形態に係る補助用具10では、棒材12として金属製のパイプ材を使用したが、中実の棒材を用いても構わない。また、棒材12は、断面円形状をした金属棒を使用したが、角材等を成形加工したものを使用することとしてもよい。
(2)上記実施形態では、棒材12の一方の端部12Aが棒材12の長手方向に対して屈曲した形状になっており、この屈曲した部分の厚みが中程部分12Cよりも薄くなるように成形加工されていたが、足掛け部の下側に当接した状態で装着される限り、その形態は特に限定されるものではない。例えば、棒材の一方の端部は、パイプ材と板材といった具合に複数の部材の組み合わせにより所期形状を形成するものであってもよい。
(3)上記実施形態および変形例では、先端部分が中空部材14に挿入可能な丸棒状の足掛け部を有するメインスタンドを対象とする場合を例に挙げたが、足掛け部の先端部に足踏みペダルが設けられたメインスタンドを使用対象としても勿論構わない。この場合、装着部を足踏みペダルに係止可能な態様のものに設計変更すればよい。要するに、一方の端部側が足掛け部の下側に当接した状態で装着されることで足掛け部の長さを一時的に伸長し、他方の端部を足で踏み込むことで「てこ」としての作用・機能を発揮し得る限り、メインスタンドの形態に応じて自由に設計変更することが可能である。
本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの考案特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
10 自動二輪車のメインスタンド起立補助用具
12 棒材
14 中空部材(装着部)
12 棒材
14 中空部材(装着部)
Claims (5)
- 自動二輪車のメインスタンドを起立させるための補助用具であって、
棒材と、
前記棒材を前記メインスタンドの足掛け部に装着するための装着部と、
を備え、
前記棒材の一方の端部が前記足掛け部の下側に当接するように当該足掛け部に装着される、自動二輪車のメインスタンド起立補助用具。 - 前記棒材の一方の端部が屈曲している、請求項1に記載の自動二輪車のメインスタンド起立補助用具。
- 前記棒材の一方の端部の外面に保護材が設けられている、請求項1または請求項2に記載の自動二輪車のメインスタンド起立補助用具。
- 前記棒材の一方の端部の厚みが中程部分よりも薄くなっている、請求項1に記載の自動二輪車のメインスタンド起立補助用具。
- 前記棒材の他方の端部の厚みが中程部分よりも薄くなっている、請求項1に記載の自動二輪車のメインスタンド起立補助用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023003604U JP3244792U (ja) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | 自動二輪車のメインスタンド起立補助用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023003604U JP3244792U (ja) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | 自動二輪車のメインスタンド起立補助用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3244792U true JP3244792U (ja) | 2023-11-28 |
Family
ID=88917292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023003604U Active JP3244792U (ja) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | 自動二輪車のメインスタンド起立補助用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3244792U (ja) |
-
2023
- 2023-09-29 JP JP2023003604U patent/JP3244792U/ja active Active
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