JP3244343U - 基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触識別タグへの負荷を低減できる基板を提供する。【解決手段】基板1は、樹脂製の板材2と、板材2の内部に設けられたICチップ3とを備え、ICチップ3の前方又は後方に空間Sが形成されている。基板1において、空間Sを形成することで、ICチップ3に点圧や面圧などの負荷がかからず、ICチップ3の破損を抑止し、ICチップ3の性能を維持することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、非接触識別タグを備える基板に関するものである。
アクリル板を利用したキーホルダーやスタンドが利用されている。その中で、近年、ICチップを備える板材やフィルム(例えば、特許文献1)や機械的可読コード(QRコード(登録商標))が印刷された板材やフィルムが開示されている。特許文献1に記載のカード又はパスポート用フィルムは、ICチップなどのインレットが内蔵されるように複数の樹脂フィルムを積層されており、複数の樹脂フィルムの間にインレットを挟み込んで積層して、熱融着などにより一体化して形成されている。
特開2023-29088号公報
ICチップを内蔵する基板では、ICチップの両面から樹脂板材で挟みこみ、これらを積層した状態で使用するのが一般的であった。しかし、板材でICチップを挟み込んだ場合、ICチップに負荷が加わる。また、挟み込んでいる板材に何らかの力が加わった場合、板材を介して、ICチップに押圧力が加わる。ICチップに点圧、面圧などの圧力が加わると、ICチップが破損(クラック)する可能性がある。
そこで、本考案は、非接触識別タグへの負荷を低減できる基板を提供することを目的とする。
本考案に係る基板は、樹脂製の板材と、板材の内部に設けられた非接触識別タグと、を備え、非接触識別タグの前方又は後方に空間が形成されていることを特徴とする。
本考案に係る基板は、板材が、前方板材と、前方板材の後方に設けられる後方板材と、前方板材と後方板材との間に設けられ、くり抜き部が形成されている中間板材と、有し、非接触識別タグがくり抜き部に設けられていることを特徴とする。
本考案に係る基板は、くり抜き部が貫通孔であり、非接触識別タグがくり抜き部に固定されていることを特徴とする。
本考案に係る基板は、板材がアクリル樹脂で構成され、非接触識別タグがICチップであり、前方板材と中間板材が第一接着部材で接着され、中間板材と後方板材が第二接着部材で接着されていることを特徴とする。
本考案に係る基板は、前方板材の厚みと後方板材の厚みが異なることを特徴とする。
本考案に係る基板は、非接触識別タグが板材の内部に設けられ、非接触識別タグの前方又は後方に空間が形成されている。そのため、空間が形成されている方向からは、非接触識別タグに対して板材の押圧力が加わらない。したがって、非接触識別タグに負荷がかからず、ICチップの破損を抑止することができる。
基板に設けられる非接触識別タグにサイト情報や動画配信サイト情報を書き込まれていることで、RFID機能を備えたスマートフォン上で、サイトや動画配信サイトにアクセスすることができ、利用者にとって利便性が高くなる。
本考案の実施形態に係る基板の断面図である。(a)は3枚の板材を利用した例を示し、(b)は2枚の板材を利用した例について示している。 本考案の実施形態に係る基板を枠付きスタンドに利用した図である。 本考案の実施形態に係る基板の応用例を示した図である。(a)はキーホルダーに応用した例であり、(b)はネームプレートに応用した例である。
本考案に係る基板は、樹脂製品に用いることができ、本実施形態では、枠付きスタンドに利用する場合を例に挙げ、図1及び図2を参照し説明する。
本実施形態に係る基板1は、アクリル樹脂製の板材2と、板材2の内側又は内部に設けられた非接触識別タグであるICチップ3と、を備えている。板材2は、3つの板材から構成され、前方板材4と、前方板材4の後方に設けられた後方板材5と、前方板材4と後方板材5との間に設けられた中間板材6と、を有している(図1(a))。前方板材4と中間板材6、中間板材6と後方板材5は、同じ厚さで構成され、0.5mmから2.0mmの厚さを有している。また、前方板材4と中間板材6、中間板材6と後方板材5は、それぞれ接着部材で固定され、この接着部材は、例えば、両面テープや接着剤を使用することができる。
前方板材4は透明なアクリル板であり、前方板材4のうら面には、印刷層2Aが形成される。この印刷層2Aには、図柄、キャラクター、模様、文字、写真、色彩が印刷され、これらの図柄等がスタンド1の正面から視認される。
後方板材5は透明なアクリル板であり、前方板材4と後方板材5のサイズや形状は、同一に設計されている。この後方板材5は、前方板材4と対向して重ねて設けられる。
中間板材6は透明なアクリル板であり、中央にくり抜き部7が形成されている。くり抜き部7は、ICチップ3のサイズを有し、貫通孔として形成されている。このくり抜き部7に所定の状態で、ICチップ3が固定される。
ICチップ3は、非接触型のICチップタグであり、このICチップ3には、デジタルデータやデジタルコンテンツが組み込まれている。このICチップ3は、前方に空間Sが形成され、中間板材6に固定される。この空間Sの幅(前方板材4とICチップ3との距離)は、0.2mm以上に設定することが好ましい。また、ICチップ3は、印刷層2Aよりも後ろ側に配置され、基板1の外側からは視認されず、外観に現れないようにすることもできる。
次に、基板1を枠付きスタンド10に利用する場合を例として説明する。
枠付きスタンド10は、図2(a)に示すように、台座10Aと、ICチップ3が固定されている基板1と、アイドル女性が印刷された板状部材11と、複数の差込み孔12Aが形成されているスタンド部12と、を備えている。基板1は、略円形状であり、下側に突条の突起部4Aが1つ形成されている。また板状部材11の下側に突条の突起部11Aが1つ形成されている。図2(b)に示すように、この基板1の突起部4A及び板状部材11の突起部11Aをスタンド部12の差込み孔12Aにそれぞれ差し込み、基板1と板状部材11を台座10Aに安定した状態で立設させる。そうすることで、基板1及び板状部材11を台座10Aに対し、垂直に固定することができる。なお、図2(b)では、台座10Aが含まれているが、スタンド部12のみを台座10Aから取り出して、台座10A、基板1及び板状部材11の構成とすることもできる。
立設している基板1に、NFC(RFID)機能を備えたスマートフォンを近づけると、ICチップ3から、近距離無線通信によって、所望のデジタルデータがスマートフォンのRFIDタグ読み取り装置の画面に表示される。例えば、ICチップ3からのデジタル情報を、板状部材11に印刷されたアイドル女性のサイト情報や動画配信サイト情報とすることで、利用者は、スマートフォンの画面上で、そのアイドル女性のサイト情報や動画配信サイト情報に直ぐにアクセスすることができる。
なお、RFIDとは、Radio Frequency Identificationの略であり、近年のスマートフォンには、NFC(RFID)機能が備わっている。
次に、本実施形態に係る基板1の作用効果について、説明する。
本実施形態に係る基板1では、ICチップ3の前方に空間Sが設けられている。そのため、ICチップ3は前方板材4から押圧力を受けず、ICチップ3が機能しなくなるおそれを防止できる。
本実施形態に係る基板1は、前方板材4の裏面に印刷層2Aが形成されている。そのため、基板1のおもて面からは、印刷層2Aに描かれている図柄等が視認され、意匠性を維持することができる。
また、本実施形態に係る基板1は、ICチップ3にデジタルデータであるサイト情報や動画配信サイト情報を書き込まれているため、RFID機能を備えたスマートフォン上で、直ぐにサイトや動画配信サイトにアクセスすることができる。したがって、基板1を利用することで、利用者にとって利便性が高くなる。
このように、本実施形態に係る基板1は、ICチップ3を備え、視覚的機能を維持しつつ、デジタル機能を追加することができる。そのため、基板1は、印刷された図柄等の視覚的機能に付加価値が加えられたものである。
以上、3つの板材を用いた例を示したが、図1(b)に示すように、2つの板材を用いて基板1Aを構成することもできる。基板1Aは、前方板材4と、溝状のくり抜き部7が形成された後方板材5と、くり抜き部7に固定されたICチップ3とを有している。前方板材4のうら面には印刷層2Aが設けられている。また、ICチップ3はくり抜き部の底部に固定され、ICチップ3の前方には、空間Sが形成されている。前方板材4と後方板材5は、両面テープ等の接着部材で固定されている。なお、接着部材を使用せず、前方板材4と後方板材5とを直接嵌め合わせて構成することもできる。
基板1,1Aは、枠付きスタンド10以外にも、利用することができる。
例えば、図3(a)に示すように、基板1Aをキーホルダー20として利用することができる。また、図3(b)に示すように、基板1をネームプレート30として利用することもできる。このネームプレート30は、幼稚園、学校、病院等の入退情報管理に利用することができる。その他、基板1,1Aをスタンドとして、店頭やイベント会場の受付等で利用することができる。
以上、本実施形態について説明したが、これ以外にも、本考案の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本実施形態では、ICチップ(非接触識別タグ)の前方にのみ空間を形成する例を示したが、ICチップの後方にのみ空間を形成したり、ICチップの前方及び後方に空間を形成したりすることもできる。これらの場合もICチップに負荷(押圧力)がかからず、ICチップの破損を抑止し、ICチップの性能を維持することができる。
本実施形態では、板材にアクリル系樹脂を使用した例を示したが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、サスティナブル素材(エッグシェル)、ポリ乳酸樹脂、生分解性樹脂を使用することもできる。また、基板を構成する各板材は透明以外でも、目的に応じて、着色した板材を利用することができる。さらに、各板材の厚さは、適宜変更することができ、前方板材を後方板材よりも厚くすることができる。異なる厚みの板材を用いることで、様々なものへの応用が可能である。
1,1A スタンド(基板)
2 板材
2A 印刷層
3 ICチップ(非接触識別タグ)
4 前方板材
4A 突起部
5 後方板材
6 中間板材
7 くり抜き部
10 枠付きスタンド
10A 台座
11 板状部材
11 突起部
12 スタンド部
12A 差込み孔
20 キーホルダー
30 ネームプレート

Claims (5)

  1. 樹脂製の板材と、前記板材の内部に設けられた非接触識別タグと、を備え、
    前記非接触識別タグの前方又は後方に空間が形成されている、
    ことを特徴とする基板。
  2. 前記板材が、前方板材と、前記前方板材の後方に設けられる後方板材と、前記前方板材と前記後方板材との間に設けられ、くり抜き部が形成されている中間板材と、有し、
    前記非接触識別タグが前記くり抜き部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板。
  3. 前記くり抜き部が貫通孔であり、前記非接触識別タグが前記くり抜き部に固定されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板。
  4. 前記板材がアクリル樹脂で構成され、前記非接触識別タグがICチップであり、
    前記前方板材と前記中間板材が第一接着部材で接着され、前記中間板材と前記後方板材が第二接着部材で接着されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板。
  5. 前記前方板材の厚みと前記後方板材の厚みが異なる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板。
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