JP3244251B2 - 光線路試験方法 - Google Patents

光線路試験方法

Info

Publication number
JP3244251B2
JP3244251B2 JP20561195A JP20561195A JP3244251B2 JP 3244251 B2 JP3244251 B2 JP 3244251B2 JP 20561195 A JP20561195 A JP 20561195A JP 20561195 A JP20561195 A JP 20561195A JP 3244251 B2 JP3244251 B2 JP 3244251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
light
optical line
optical
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20561195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0954011A (ja
Inventor
圭高 榎本
信夫 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP20561195A priority Critical patent/JP3244251B2/ja
Publication of JPH0954011A publication Critical patent/JPH0954011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244251B2 publication Critical patent/JP3244251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光パルス試験器
(OTDR)を用いて光線路の特性、例えば光線路のケ
ーブル区間損失や、コネクタ及び融着接続点における接
続損失,反射量を測定する光線路試験方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図13にはこの種従来の光線路試験シス
テムの構成を示してある。同図において、101は光パ
ルス試験器であり、通常、受光感度調整用の受光アッテ
ネータを有するものが用いられる。また、102a〜1
02dは光ファイバケーブル、103a〜103cは各
ケーブルを接続するコネクタ、104はケーブル端末で
ある。
【0003】上記のシステム構成において、光パルス試
験器101から出力された光パルスは、光線路の始端部
分である光ファイバ102aに入射され、そして光線路
の終端部分であるケーブル端末104に向けて伝搬す
る。この伝搬の際、光パルスは光線路内の各部位におい
て散乱及び反射され、これにより後方散乱光及びフレネ
ル反射光の総和となる応答光が光パルス試験器101で
受光される。光線路の特性はこの受光された応答光の波
形から測定される。
【0004】ところで、先に述べた光線路試験方法で光
線路の特性を測定するときには、光パルス試験器101
の測定条件、つまり光パルス幅,測定時間,受光アッテ
ネータの減衰量等を最適な値に調整する必要がある。こ
れらのうち、特に受光アッテネータの減衰量は特性測定
を適切に行う場合に必須の条件である。以下に、この受
光アッテネータの減衰量にかかる条件設定方法について
説明する。
【0005】図14と図15には光パルス試験器101
で得られた応答光の波形(以下、応答波形と言う)をそ
れぞれ示してある。これらの応答波形において、112
A〜112Dは各ケーブル区間における後方散乱であ
り、その傾きから各ケーブル102a〜102dの区間
損失を求めることができる。また、113A,113
B,113Cは各コネクタ接続点におけるフレネル反
射、114はケーブル端末104におけるフレネル反射
である。
【0006】図15に示した応答波形では、112Aと
113Aと113Bの波形部分が受光レベルの上限であ
る飽和レベルSATに達しており、このような飽和飽和
状態にある応答波形からは正確な光線路特性を測定する
ことはできない。依って、図15のような応答波形が得
られた場合には、光パルス試験器101における受光ア
ッテネータの減衰量を調整して同波形を図14に示すよ
うな正常な応答波形にシフトし、シフト後に光線路特性
の再測定を行っていた。
【0007】光パルス試験器における受光アッテネータ
の減衰量は、それまでは測定者自らが手動によってその
調整を行っていたが、最近では受光アッテネータの減衰
量を自動的に設定できるようにした試験方法も提案され
ている(特開平6−331494号公報)。以下のこの
試験方法について説明する。
【0008】まず、測定対象である光線路に光パルス試
験器から光パルスを入射して応答波形データを得る予備
測定を行った後、予備測定によって得られた応答波形デ
ータから光線路の遠端部分で発生するフレネル反射によ
るデータを除いてチェック用のデータ列を作成する。そ
して、受光アッテネータの減衰量を逐次増加させながら
測定を繰り返し、チェック用データ列の中でフレネル反
射による各データ値が特定値(飽和レベル)を越えてい
ない状態となった時点で受光アッテネータの減衰量を固
定し、ここで光線路特性の本測定を開始する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予備測定によ
って得られた応答波形データには、光線路の終端部分で
発生するフレネル反射によるデータが含まれているた
め、チェック用データ列を作成するときには該データを
検出する必要がある。従来は、光線路の終端部分におけ
るフレネル反射を、フレネル反射の形状を示すしきい値
と比較することで検出していたため、しきい値の設定が
非常に困難であった。また、受光アッテネータの減衰量
を逐次増加させながら測定を繰り返す必要があるため、
本測定に至るまでに工数を要する問題点があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、光パルス試験器における
受光アッテネータの減衰量を自動的に且つ高速に設定し
て、光線路の特性測定を効率的に実施できる光線路試験
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明にかかる光線路試験方法は、近端部
分の後方散乱レベルが予め定めた範囲内の受光レベルと
なるように受光アッテネータの減衰量を調整する第1の
ステップと、近端部分の後方散乱レベルより高い受光レ
ベルが遠端方向にあるときに、パルス幅によって予め定
められた値だけ受光アッテネータの減衰量を増加する第
2のステップと、近端部分の後方散乱レベルより高いフ
レネル反射で、且つ最も遠端方向のフレネル反射を光路
端末とし、光路端末より近端方向の受光レベルが予め定
めた受光レベルを越えることがないように受光アッテネ
ータの減衰量を調整し、光線路特性の測定を開始する第
3のステップとを備えたことをその特徴としており、応
答波形に基づく光線路特性の測定は、上記の第1,第2
及び第3のステップによって受光アッテネータの減衰量
が自動的に設定された後に開始される。
【0012】請求項2の発明にかかる光線路試験方法
は、パルス幅とシステム構成に応じて受光アッテネータ
の減衰量を設定する第1のステップと、近端部分の後方
散乱レベルより高いフレネル反射で、且つ最も遠端方向
のフレネル反射を光路端末とし、光路端末より近端方向
の受光レベルが予め定めた受光レベルを越えることがな
いように受光アッテネータの減衰量を調整し、光線路特
性の測定を開始する第2のステップとを備えたことをそ
の特徴としており、応答波形に基づく光線路特性の測定
は、上記の第1及び第2のステップによって受光アッテ
ネータの減衰量が自動的に設定された後に開始される。
【0013】請求項3の発明にかかる光線路試験方法
は、近端部分の後方散乱レベルが予め定めた範囲内の受
光レベルとなるように受光アッテネータの減衰量を調整
する第1のステップと、近端部分の後方散乱レベルより
高い受光レベルが遠端方向にあるときに、パルス幅によ
って予め定められた値だけ受光アッテネータの減衰量を
増加する第2のステップと、近端部分より遠端方向で最
も高いフレネル反射のピークを含む複数の連続した位置
の受光レベルを入力して、該フレネル反射が光路端末で
あるか否かを出力とするバックプロパゲーション型ニュ
ーラルネットワークを用いることで光路端末であるか否
かの判定を行い、光路端末であると判定された場合には
光路端末より近端方向の受光レベルが予め定めた受光レ
ベルを越えることがないように受光アッテネータの減衰
量を調整し、光路端末でないと判定された場合にはフレ
ネル反射が予め定めた受光レベルを越えることがないよ
うに受光アッテネータの減衰量を調整して、光線路特性
の測定を開始する第3のステップとを備えたことをその
特徴としており、応答波形に基づく光線路特性の測定
は、上記の第1,第2及び第3のステップによって受光
アッテネータの減衰量が自動的に設定された後に開始さ
れる。
【0014】請求項4の発明にかかる光線路試験方法
は、パルス幅とシステム構成に応じて受光アッテネータ
の減衰量を設定する第1のステップと、近端部分より遠
端方向で最も高いフレネル反射のピークを含む複数の連
続した位置の受光レベルを入力して、該フレネル反射が
光路端末であるか否かを出力とするバックプロパゲーシ
ョン型ニューラルネットワークを用いることで光路端末
であるか否かの判定を行い、光路端末であると判定され
た場合には光路端末より近端方向の受光レベルが予め定
めた受光レベルを越えることがないように受光アッテネ
ータの減衰量を調整し、光路端末でないと判定された場
合にはフレネル反射が予め定めた受光レベルを越えるこ
とがないように受光アッテネータの減衰量を調整して、
光線路特性の測定を開始する第2のステップとを備えた
ことをその特徴としており、応答波形に基づく光線路特
性の測定は、上記の第1,第2及び第3のステップによ
って受光アッテネータの減衰量が自動的に設定された後
に開始される。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]図1には本発明にかかる光線路試験
システムの構成を示してある。同図において、1は光パ
ルス試験器、2は光伝送装置、3はNチャンネル分の光
ファイバケーブル、4は光カプラ、5は1×N光スイッ
チ、6は制御装置、7は表示装置である。
【0016】1×N光スイッチ5は、制御装置6から出
力される選択信号に応じて測定すべき所定チャンネルの
光ファイバケーブル3を選択する。また、光パルス試験
器1は、この1×N光スイッチ5を介してN個ある光カ
プラ4の何れか1つに接続される。つまり、本システム
では、制御装置6から出力される選択信号に応じて特性
を測定すべき光ファイバケーブル3が指定され、指定さ
れた光ファイバケーブル3に対して光パルス試験器1が
制御装置6から出力される各種制御コマンドに応じて後
述する試験動作を実行する。
【0017】図2には上記光パルス試験器1の構成を示
してある。同図において、11はCPU、12はメモ
リ、13はGB−IBインターフェース、14はタイミ
ング発生部、15は駆動回路、16は光源、17は光方
向性結合器、18は受光部(プリアンプ)、19は受光
アッテネータ、20は増幅回路、21は平均処理部、2
2は対数変換部、23は表示部である。
【0018】光パルス試験器1は汎用インターフェース
であるGP−IBインターフェース13を介して制御装
置6とデータ送受を行うように構成されており、制御装
置6から出力される制御コマンドをCPU11で解釈し
て図3のフローチャートに示す動作を実行する。また、
光パルス試験器1から出力される測定結果は制御装置6
を介して表示装置7に表示される。
【0019】以下に、制御装置6から出力される制御コ
マンドに応じた光パルス試験器1の一動作方法につい
て、図3のフローチャートを参照して説明する。尚、図
3のフローチャートに応じた制御プログラムは予めメモ
り12に記憶されている。また、ここでは、5000ポ
イントのデータを測定できる光パルス試験器1を使用す
ることを想定し、測定した応答波形データYは各ポイン
ト毎の受光レベル[dB]をY(1),Y(2)‥‥Y
(5000)と表示するものとする。
【0020】CPU11がGP−IPインターフェース
13を介して制御装置6から測定開始のコマンドを受け
取ると、CPU11はメモリ12から制御プログラムを
読み出してこれを実行する。
【0021】まず、GP−IPインターフェース13を
介して制御装置6から出力される測定パラメータに従っ
て、光パルス試験器1の各部の初期設定を行う(図3の
ステップSA1)。ここでの測定パラメータはパルス
幅,測定波長,距離レンジ,横軸スケール等である。
【0022】光パルス試験器1の初期設定後は、続けて
受光アッテネータ19の初期設定を行う(図3のステッ
プSA2)。受光アッテネータ19の初期設定値は、パ
ルス幅,測定波長によるテーブル値として予めメモり1
2に記憶させておく。
【0023】受光アッテネータ19の初期設定後は、一
定時間仮測定を行う(図3のステップSA3)。この仮
測定で得られた応答波形データY(1)〜Y(500
0)はメモリ12に書き込まれる。
【0024】ちなみに、この仮測定では光パルス試験器
1は次のように動作する。まず、タイミング発生部14
がCPU11から供給されるタイミング信号に応じて駆
動信号を発生し、これに応じて駆動回路15が光源16
を駆動することで光パルスが順次発生する。この光パル
スは光方向性結合器17を介して光線路に入射され、光
線路内において散乱及び反射される。この結果、後方散
乱光及びフレネル反射光の総和となる応答光が入射端に
戻っていく。このようにして得られた応答波形は、受光
部18によって受光され、受光アッテネータ19及び増
幅回路20を介して平均処理部21に取り込まれる。平
均処理部21は、各光パルスに対応した各応答波形に対
し加算平均化処理を行い、処理後の応答波形は対数変換
部22でデシベル(dB)値に変換される。そして、対
数化された応答波形データはCPU12によってメモリ
12に書き込まれる。
【0025】仮測定後は、後方散乱に基づく近端部分m
の受光レベルY(m)が、図6に示すようなしきい値A
〜(A−B)の範囲にあるか否かの判定を行う(図3の
ステップSA4)。ここでのしきい値Aは、光パルス試
験器1の受光部18が受光可能なレベルの上限を示した
値であり、Bは受光アッテネータ19で調整可能な最小
のステップ値である。また、近端部分mは、光線路の近
端でかけられているマスク幅から決められた値であり、
予めメモり12に記憶させておく。
【0026】判定の結果、近端部分mの受光レベルY
(m)がしきい値A〜(A−B)の範囲にないときは、
しきい値Aと近端部分mの受光レベルY(m)の差だけ
受光アッテネータ19の減衰量を増加して(図3のステ
ップSA5)、ステップSA3に進む。一方、近端部分
mの受光レベルY(m)がしきい値A〜(A−B)の範
囲にあるときは、メモリ12に書き込まれた応答波形デ
ータにおいて、近端部分mより遠端方向の各ポイントの
受光レベルY(m+1)〜Y(5000)で、近端部分
mの受光レベルY(m)より受光レベルが高いポイント
があるか否かを判定する(図3のステップSA6)。
【0027】判定の結果、近端部分mの受光レベルY
(m)より受光レベルが高いポイントがあるときは、パ
ルス幅によって予め定められた値だけ受光アッテネータ
19の減衰量を増加する(図3のステップSA7)。一
方、近端部分mの受光レベルY(m)より受光レベルが
高いポイントがないときはここで処理を終了する。
【0028】受光アッテネータ19の減衰量増加後は、
一定時間仮測定を行う(図3のステップSA8)。この
仮測定における光パルス試験器1の動作は上記と同様で
あり、仮測定で得られた応答波形データY(1)〜Y
(5000)はメモリ12に書き込まれる。
【0029】仮測定後は、近端部分mから遠端方向に向
けた各ポイントの受光レベルY(m+1)〜Y(500
0)で、近端部分mの受光レベルY(m)より高く、且
つ最も遠端方向のポイント(フレネル反射)を探し、こ
れをケーブル端末dとする(図3のステップSA9,図
7参照)。
【0030】そして、光線路区間である(m+1)〜
(d−n)で最大の受光レベルY(max)を求め、こ
のmaxの位置の受光レベルY(max)が、しきい値
A〜(A−B)の範囲に収まるように受光アッテネータ
19を調整する(図3のステップSA10,図8参
照)。ここでのnはパルス幅の半分のポイント数で、パ
ルス幅毎のテーブル値として予めメモり12に記憶させ
ておく。
【0031】受光アッテネータ19の調整後は、一定時
間仮測定を行う(図3のステップSA11)。この仮測
定における光パルス試験器1の動作は上記と同様であ
り、仮測定で得られた応答波形データY(1)〜Y(5
000)はメモリ12に書き込まれる。
【0032】仮測定後は、光線路区間であるm〜(d−
n)で最も高い受光レベルY(max)が、しきい値A
〜(A−B)の範囲に収まっているか否かを判定する
(図3のステップSA12)。
【0033】判定の結果、受光レベルY(max)がし
きい値A〜(A−B)の範囲に収まっているときはここ
で処理を終了する。一方、受光レベルY(max)がし
きい値A〜(A−B)の範囲に収まっていないときは、
光線路区間であるm〜(d−n)で最大の受光レベルY
(max)がしきい値A〜(A−B)の範囲に収まるよ
うに受光アッテネータ19の減衰量を調整して(図3の
ステップSA13)、ステップSA11に進む。
【0034】一連の処理終了後は、受光アッテネータ1
9の減衰量を固定して、光線路特性の測定を開始する。
【0035】上述の光線路試験方法によれば、仮測定を
繰り返すことによって光パルス試験器1における受光ア
ッテネータ19の減衰量を自動的に設定でき、測定の自
動化を図ることができる。
【0036】また、光線路の近端部分mの受光レベルY
(m)よりも高く、且つ最も遠端方向のフレネル反射を
探してこれをケーブル端末dとしているので、ケーブル
端末のフレネル反射を該フレネル反射の形状を示すしき
い値と比較して検出する必要がなくなる。
【0037】さらに、光線路区間で最大の受光レベルY
(max)と光パルス試験器1の受光部18の受光レベ
ル上限Aとの差に応じて受光アッテネータ19の減衰量
を調整しているので、減衰量を逐次増加させながら測定
を繰り返す必要がなく、上記の自動設定を高速で行うこ
とができる。
【0038】[第2の実施形態]図4のフローチャート
には上記光パルス試験器1の他の動作方法を示してあ
る。このフローチャートは、図3に示したフローチャー
トのステップSA2からステップSA5までをステップ
SB1に置き換えたものであり、図示を省略した他のス
テップ内容は図3のフローチャートのステップSA1と
ステップSA6〜SA13と同じである。
【0039】即ち、図3のフローチャートにおけるステ
ップSA1を終了後は図4のフローチャートのステップ
SB1に進み、該ステップSB1を終了後は図3のフロ
ーチャートのステップSA6に進むように光パルス試験
器1を動作させる。
【0040】ステップSB1では、パルス幅とシステム
構成に応じて受光アッテネータ19の減衰量を設定す
る。ちなみに、受光アッテネータ19の減衰量は、パル
ス幅とカプラの種別毎のテーブル値として予めメモり1
2に記憶させておく。
【0041】この光線路試験方法によれば、パルス幅と
システム構成に応じて受光アッテネータの減衰量を設定
しているので、光線路の近端部分における受光レベルを
調整する必要がなくなり、より高速に受光アッテネータ
19の自動設定を行うことができる。
【0042】[第3の実施形態]図5のフローチャート
には上記光パルス試験器1のさらに他の動作方法を示し
てある。このフローチャートは、図3に示したフローチ
ャートのステップSA9をステップSC1〜SC10に
置き換えたものであり、図示を省略した他のステップの
内容は図3のフローチャートのステップSA1〜SA8
とステップSA10〜SA13と同じである。
【0043】即ち、図3のフローチャートにおけるステ
ップSA8を終了後は図5のフローチャートのステップ
SC1に進み、ステップSC7を終了後は図3のフロー
チャートのステップSA10に進むように光パルス試験
器1を動作させる。
【0044】ステップSC1では、近端部分mより遠端
方向で最も受光レベルの大きいフレネル反射のピークの
ポイントpを求める。
【0045】ステップSC2では、フレネル反射のピー
クのポイントpを基準に(p−x1)〜(p+x2)の
受光レベルを切り出す。ここでのx1とx2はパルス幅
であり、読み取り分解能毎のテーブル値として予めメモ
り12に記憶させておく。
【0046】ステップSC3では、受光レベルY(p−
x1)〜Y(p+x2)の最大値を1、最小値を0とし
てデータの正規化を行い、正規化データ列Iiを作成す
る。但し、i=1,2‥‥(x1+x2+1)とする。
【0047】ステップSC4では、予め学習させておい
た端末判定用ニューラルネットワークの入力層に、正規
化データ列Iiを入力して、該ニューラルネットワーク
の出力層から出力値Oを求める。
【0048】ステップSC5では、ニューラルネットワ
ークの出力値Oが0.5以上か否かを判定し、出力値O
が0.5未満のときはステップSC6においてY(p)
をコネクタ接続点におけるフレネル反射とみなし、ステ
ップSC8に進む。また、出力値Oが0.5以上のとき
はステップSC7においてY(p)をケーブル端末によ
るフレネル反射波形のピークとみなし、ポイントpをケ
ーブル端末dとして図3のステップSA10に進む。
【0049】ステップSC8では、Y(m+1)〜Y
(5000)の中で最も高い受光レベルY(max)
が、しきい値A〜(A−B)の範囲に収まっているか否
かを判定する。YESの場合は処理を終了し、NOの場
合はステップSC9に進む。
【0050】ステップSC9では、一定時間仮測定を行
う。この仮測定における光パルス試験器1の動作は上記
と同様であり、仮測定で得られた応答波形データY
(1)〜Y(5000)はメモリ12に書き込まれる。
【0051】ステップSC10では、受光レベルY(m
ax)がしきい値A〜(A−B)の範囲に収まるように
受光アッテネータ19の減衰量を調整し、ステップSC
8に進む。
【0052】ここで、図5のフローチャートのステップ
SC4に使用されるニューラルネットワークについて説
明する。ここでは3層構造のバックプロパゲーション型
のニューラルネットワークを用いており、入力層及び中
間層のユニットの個数は(x1+x2+1)となる。ま
た、出力層は1個のユニットで構成されている。
【0053】入力層のユニットの入出力関係は線形であ
り、中間層と出力層のユニットはシグモイド関数から表
される入出力関数を持っている。次式にシグモイド関数
の定義を示す。 f(q)=1/(1+exp(−2q/u0)) 但し、式中のqはシグモイド関数の入力、u0はシグモ
イド関数の形状を決定するパラメータである。
【0054】このとき、ニューラルネットワークの中間
層の出力Hj は次式にて表される。 但し、式中のWjiは入力層から中間層までの結合係数
を、θj は中間層のオフセットを示している。
【0055】また、出力層の出力Oは次式にて表され
る。 但し、式中のVj は中間層から出力層までの結合係数
を、γは出力層のオフセットを示している。
【0056】ニューラルネットワークの学習時において
は、出力値Oと教師信号Ot から結合係数Wji,Vj 及
びオフセットθj ,γを変更する。以下に、この変更の
方法について説明する。
【0057】まず、出力値Oと教師信号Ot から誤差δ
(δ=(O−Ot ))を求める。ここでは、コネクタ接
続点入力時はOt =0,端末入力時はOt =1とした。
【0058】次に、誤差δと中間層から出力層への結合
定数Vj と中間層の出力Hj から中間層ユニットj につ
ながる結合定数と中間層ユニットのオフセットに対する
誤差σj を σj =δ・Vj ・Hj ・(1−Hj ) から求める。
【0059】次に、出力層ユニットの誤差δと中間層ユ
ニットj の出力Hj と定数αとの積を加算することで、
中間ユニットj から出力層のユニットにつながる結合定
数Vj を、また、誤差δと定数βとの積を加算すること
で、出力層ユニットのオフセットγを Vj =Vj +α・δ・Hj γ=γ+β・δ によってそれぞれ修正する。
【0060】中間層ユニットj での誤差σと入力層ユニ
ットi の出力Ii と定数αとの積を加算することで、入
力層ユニットi から中間層ユニットj につながる結合定
数Wjiを、また、誤差σj と定数βとの積を加算するこ
とで、中間層ユニットj のオフセットθj を Wji=Wji+α・σj ・Ii θj =θj +β・σj によってそれぞれ修正する。
【0061】以上の手法にて結合係数Wji,Vj とオフ
セットγ,θj を変更する。尚、結合係数Wji,Vj と
オフセットγ,θj は学習して求める必要がある。
【0062】次に、実データを用いて、ケーブル端末に
よるフレネル反射波形の判定にニューラルネットワーク
を用いた一例を示す。
【0063】図9はニューラルネットワークの実験系を
示すもので、同図において、31a〜31dはMTコネ
クタ、32は10kmの光ファイバ、33は1kmの光
ファイバ、34は5mのターミネーションケーブル、3
5はターミネーション用フィルタ、36はパソコン、3
7は光パルス試験器(OTDR)である。
【0064】ここでは実験系で求めたOTDR波形か
ら、ニューラルネットワークの学習データと学習後のニ
ューラルネットワークの評価を行った。ニューラルネッ
トワークの学習データには、コネクタ接続点a1,a
2,a3のそれぞれで発生したフレネル反射を計48波
形、ケーブル端末としてターミネーションケーブル34
を外したときの点bと接続時の点cのそれぞれで発生し
たフレネル反射を各々8波形用いた。OTDRの測定条
件は、パルス幅500nm、波長1.55μm、距離レ
ンジ20km、読み取り分解能4mとした。
【0065】図10(a)にはコネクタ接続点における
正規化した学習データ例を、図10(b)にはケーブル
端末(MTコネクタ開放)における正規化した学習デー
タ例を、図10(c)にはケーブル端末(ターミネーシ
ョンケーブル)における正規化した学習データ例をそれ
ぞれ示してある。
【0066】図11にはニューラルネットワークの構成
を示してある。ちなみに、入力層41のユニット数は1
00、中間層42のユニット数は50、出力層43のユ
ニット数は1とした。
【0067】図12には、学習データとは異なるコネク
タ接続とケーブル端末のフレネル反射のデータを実験系
から求め、学習後のニューラルネットワークにおける評
価結果を示してある。端末判定にはニューラルネットワ
ークの出力値が0.5未満のときはコネクタ接続点にお
けるフレネル反射とし、出力値が0.5以上のときはケ
ーブル端末によるフレネル反射とした。同図から分かる
ように、コネクタ接続点,ケーブル端末ともに判定の正
解率は100%であった。
【0068】この光線路試験方法によれば、ケーブル端
末の判定にニューラルネットワークを用いることで、ケ
ーブル端末のフレネル反射の形状を示すしきい値を学習
で求めることができる。
【0069】また、近端部分の受光レベルより高いコネ
クタ接続点によりフレネル反射があり、ケーブル端末の
フレネル反射が近端部分の受光レベルより低い場合で
も、ニューラルネットワークによる端末判定を行うこと
で受光アッテネータを正確に、且つ高速で自動設定する
ことができる。
【0070】[第4の実施形態]光パルス試験器1は図
4,図5のフローチャートに示した手順を組み合わせる
ことで動作させることも可能であり、つまり図3に示し
たフローチャートのステップSA2からステップSA5
までを図4のステップSB1に置き換えると共に、図3
に示したフローチャートのステップSA9を図5に示し
たステップSC1〜SC10に置き換えた手順にて光パ
ルス試験器1を動作させるようにしてもよい。
【0071】即ち、図3のフローチャートにおけるステ
ップSA1を終了後は図4のフローチャートのステップ
SB1に進み、該ステップSB1を終了後は図3のフロ
ーチャートのステップSA6に進み、さらに図3のフロ
ーチャートにおけるステップSA8を終了後は図5のフ
ローチャートのステップSC1に進み、該ステップSC
7を終了後は図3のフローチャートのステップSA10
に進むように光パルス試験器1を動作させる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、仮測定を繰り返すことによって光パルス試験器
における受光アッテネータの減衰量を自動的に設定でき
る。また、近端部分の受光レベルより高く、且つ最も遠
端方向のフレネル反射を光路端末としているので、光路
端末のフレネル反射を該フレネル反射の形状を示すしき
い値と比較して検出する必要がない。さらに、光線路区
間の最大の受光レベルと光パルス試験器の受光部の受光
レベル上限との差に応じて受光アッテネータの減衰量を
調整しているので、減衰量を逐次増加させながら測定を
繰り返す必要がなく、上記の自動設定を高速で行うこと
ができる。
【0073】請求項2及び請求項4の発明によれば、パ
ルス幅とシステム構成に応じて受光アッテネータの減衰
量を設定しているので、光線路の近端部分における受光
レベルを調整する必要がなくなり、より高速に受光アッ
テネータの自動設定を行うことができる。他の効果は請
求項1の発明と同様である。
【0074】請求項3及び請求項4の発明によれば、ケ
ーブル端末の判定にニューラルネットワークを用いるこ
とで、光路端末のフレネル反射の形状を示すしきい値を
学習で求めることができる。また、近端部分の受光レベ
ルより高いコネクタ接続点によりフレネル反射があり、
ケーブル端末のフレネル反射が近端部分の受光レベルよ
り低い場合でも、ニューラルネットワークによる端末判
定を行うことで受光アッテネータを正確に、且つ高速で
自動設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光線路試験システムの構成を示
す図
【図2】図1に示した光パルス試験器の構成を示す図
【図3】光パルス試験器の一動作方法を示すフローチャ
ート
【図4】光パルス試験器の他の動作方法を示すフローチ
ャート
【図5】光パルス試験器の他の動作方法を示すフローチ
ャート
【図6】受光アッテネータの調整方法を示す応答波形図
【図7】受光アッテネータの調整方法を示す応答波形図
【図8】受光アッテネータの調整方法を示す応答波形図
【図9】ニューラルネットワークの学習用及び学習後の
ニューラルネットワークの評価用データを求める実験系
を示す図
【図10】ニューラルネットワークの学習用及び学習後
のニューラルネットワークの評価用データの一例を示す
【図11】ニューラルネットワークの構成を示す図
【図12】学習後のニューラルネットワークにおける評
価結果を示す図
【図13】従来の光線路試験システムの構成を示す図
【図14】受光アッテネータの調整方法を示す応答波形
【図15】受光アッテネータの調整方法を示す応答波形
【符号の説明】
1…光パルス試験器、2…光伝送装置、3…Nチャンネ
ル分の光ファイバケーブル、4…光カプラ、5…1×N
光スイッチ、6…制御装置、7…表示装置、11…CP
U、12…メモリ、13…GB−IBインターフェー
ス、14…タイミング発生部、15…駆動回路、16…
光源、17…光方向性結合器、18…受光部、19…受
光アッテネータ、20…増幅回路、21…平均処理部、
22…対数変換部、23…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近端と遠端とを接続する光線路に該近端
    から光パルスを入射すると共に、該光線路内で発生する
    後方散乱光及びフレネル反射光から成る応答光を受光
    し、受光した応答波形から光線路の特性を測定する光線
    路試験方法において、 近端部分の後方散乱レベルが予め定めた範囲内の受光レ
    ベルとなるように受光アッテネータの減衰量を調整する
    第1のステップと、 近端部分の後方散乱レベルより高い受光レベルが遠端方
    向にあるときに、パルス幅によって予め定められた値だ
    け受光アッテネータの減衰量を増加する第2のステップ
    と、 近端部分の後方散乱レベルより高いフレネル反射で、且
    つ最も遠端方向のフレネル反射を光路端末とし、光路端
    末より近端方向の受光レベルが予め定めた受光レベルを
    越えることがないように受光アッテネータの減衰量を調
    整し、光線路特性の測定を開始する第3のステップとを
    備えた、 ことを特徴とする光線路試験方法。
  2. 【請求項2】 近端と遠端とを接続する光線路に該近端
    から光パルスを入射すると共に、該光線路内で発生する
    後方散乱光及びフレネル反射光から成る応答光を受光
    し、受光した応答波形から光線路の特性を測定する光線
    路試験方法において、 パルス幅とシステム構成に応じて受光アッテネータの減
    衰量を設定する第1のステップと、 近端部分の後方散乱レベルより高いフレネル反射で、且
    つ最も遠端方向のフレネル反射を光路端末とし、光路端
    末より近端方向の受光レベルが予め定めた受光レベルを
    越えることがないように受光アッテネータの減衰量を調
    整し、光線路特性の測定を開始する第2のステップとを
    備えた、 ことを特徴とする光線路試験方法。
  3. 【請求項3】 近端と遠端とを接続する光線路に該近端
    から光パルスを入射すると共に、該光線路内で発生する
    後方散乱光及びフレネル反射光から成る応答光を受光
    し、受光した応答波形から光線路の特性を測定する光線
    路試験方法において、 近端部分の後方散乱レベルが予め定めた範囲内の受光レ
    ベルとなるように受光アッテネータの減衰量を調整する
    第1のステップと、 近端部分の後方散乱レベルより高い受光レベルが遠端方
    向にあるときに、パルス幅によって予め定められた値だ
    け受光アッテネータの減衰量を増加する第2のステップ
    と、 近端部分より遠端方向で最も高いフレネル反射のピーク
    を含む複数の連続した位置の受光レベルを入力して、該
    フレネル反射が光路端末であるか否かを出力とするバッ
    クプロパゲーション型ニューラルネットワークを用いる
    ことで光路端末であるか否かの判定を行い、光路端末で
    あると判定された場合には光路端末より近端方向の受光
    レベルが予め定めた受光レベルを越えることがないよう
    に受光アッテネータの減衰量を調整し、光路端末でない
    と判定された場合にはフレネル反射が予め定めた受光レ
    ベルを越えることがないように受光アッテネータの減衰
    量を調整して、光線路特性の測定を開始する第3のステ
    ップとを備えた、 ことを特徴とする光線路試験方法。
  4. 【請求項4】 近端と遠端とを接続する光線路に該近端
    から光パルスを入射すると共に、該光線路内で発生する
    後方散乱光及びフレネル反射光から成る応答光を受光
    し、受光した応答波形から光線路の特性を測定する光線
    路試験方法において、 パルス幅とシステム構成に応じて受光アッテネータの減
    衰量を設定する第1のステップと、 近端部分より遠端方向で最も高いフレネル反射のピーク
    を含む複数の連続した位置の受光レベルを入力して、該
    フレネル反射が光路端末であるか否かを出力とするバッ
    クプロパゲーション型ニューラルネットワークを用いる
    ことで光路端末であるか否かの判定を行い、光路端末で
    あると判定された場合には光路端末より近端方向の受光
    レベルが予め定めた受光レベルを越えることがないよう
    に受光アッテネータの減衰量を調整し、光路端末でない
    と判定された場合にはフレネル反射が予め定めた受光レ
    ベルを越えることがないように受光アッテネータの減衰
    量を調整して、光線路特性の測定を開始する第2のステ
    ップとを備えた、 ことを特徴とする光線路試験方法。
JP20561195A 1995-08-11 1995-08-11 光線路試験方法 Expired - Lifetime JP3244251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20561195A JP3244251B2 (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光線路試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20561195A JP3244251B2 (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光線路試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0954011A JPH0954011A (ja) 1997-02-25
JP3244251B2 true JP3244251B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=16509747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20561195A Expired - Lifetime JP3244251B2 (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光線路試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3244251B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0954011A (ja) 1997-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7016024B2 (en) Accuracy automated optical time domain reflectometry optical return loss measurements using a “Smart” Test Fiber Module
US5069544A (en) Adaptive pulse width optical fault finder
JP2914225B2 (ja) 光ファイバの試験方法
EP0453175B1 (en) Optical fault finder
US6956642B2 (en) Error function analysis of optical components
JPH0762642B2 (ja) 光パルス試験器
EP0145343A2 (en) Optical fibre test method and apparatus for performing the method
WO2001018521A1 (fr) Systeme de mesure de la dispersion des longueurs d'ondes de fibres optiques
EP0466087B1 (en) Waveform observation system, in particular for an optical time domain reflectometer
JP3244251B2 (ja) 光線路試験方法
EP0869631A2 (en) Testing method for optical fiber
US5131743A (en) Apparatus and method for inspecting optical fibers
JP2914217B2 (ja) 光線路試験装置およびその方法
CA2008799A1 (en) Light-reflection method for transmission-loss measurements in optical fiber lightguides
US20060256319A1 (en) Determination of an optical property of a DUT by OTDR measurement
US7110098B2 (en) Bidirectional optical loss measurement
JPH07174666A (ja) パルス幅とゲインを自動設定するotdr
JP2004138506A (ja) Otdr測定装置
JP2002221467A (ja) 光パルス試験器における光ファイバの遠端位置判定方法
JPH0868722A (ja) 光線路特性の自動解析方法
JP3335574B2 (ja) 光パルス試験方法
JPH11173945A (ja) 減衰量可変機能付線路及びそれを用いた光パルス試験器
JP3599693B2 (ja) 光パルス試験装置
JPH10239214A (ja) 光線路特性の自動解析方法
JPH08247897A (ja) 光線路特性の自動解析方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term