JP3244172B2 - D/a変換回路 - Google Patents

D/a変換回路

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JP3244172B2 JP36596198A JP36596198A JP3244172B2 JP 3244172 B2 JP3244172 B2 JP 3244172B2 JP 36596198 A JP36596198 A JP 36596198A JP 36596198 A JP36596198 A JP 36596198A JP 3244172 B2 JP3244172 B2 JP 3244172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はD/A変換回路に関
し、特に出力バッファ回路を構成するオペアンプのオフ
セット電圧を高精度に補正することのできるD/A変換
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、抵抗ストリングス型の分解能8
ビットの従来のD/A変換回路の構成を示すブロック図
である。同図に示されるように、8ビット構成のリファ
レンス電圧生成ブロック101において、低位側基準電
位源ref1と高位側基準電位源ref2との間に28
(=256)本の抵抗R1、R2、…、R256が直列
に接続されている。そして、低位側基準電位点および各
抵抗の接続点にはそれぞれ出力電圧V(0)、V
(1)、V(2)、…、V(254)、V(255)を
取り出すことのできる出力端子が備えられている。D/
A出力バッファブロック102は、非反転入力端子が入
力端子102aに、出力端子がアナログ信号出力端子1
02bに接続され、出力端子が反転入力端子に接続され
たオペアンプ102cによって構成されている。スイッ
チ回路103は、ディジタルコードデータに従ってリフ
ァレンス電圧生成ブロック101内の出力端子を選択し
てD/A出力バッファブロック102の入力端子102
aに接続する。
【0003】このようなD/A変換回路では出力バッフ
ァブロック102にオフセットが存在しているため変換
誤差が生じる。図8は、図7に示されるD/A出力バッ
ファブロック内のオペアンプのサンプルに関する測定回
路の等価回路図である。図9と図10は、この測定回路
において、電源電圧に1.5Vと−1.5Vを用い(低
位側基準電位源:ref1=−1.5V、高位側基準電
位源:ref2=1.5V)、入力端子に−2.0V〜
2.0Vの入力電圧VICMを印加した際のサンプル1
とサンプル2についての出力(VOUT)特性とオフセ
ット電圧VOS(VOS=VOUT−VICM)の測定
結果を示す。
【0004】入出力特性の概略を示す図9(a)、図1
0(a)ではサンプル1とサンプル2とで有意の差は認
められないが、オフセット電圧の詳細を示す図9
(b)、図10(b)をみると、サンプル1ではオフセ
ット電圧は±0.5mV以内に収まっているのに対し、
サンプル2では±2mVを越えている。そして、図7に
示した従来例ではオフセットの補正を行っていなかった
ためこのオフセット電圧がそのままD/A出力バッファ
ブロック102の誤差となり、後者のサンプルを用いた
D/A変換回路は不良となる。而して、この種D/A変
換回路は通常多チャンネルD/A変換回路として提供さ
れ、1チャネルでも変換誤差が仕様から外れた場合には
半導体チップ全体が不良となってしまうため従来例では
歩留りを高く製造することが困難であった。
【0005】この問題点を解決するものとして、出力バ
ッファ増幅器のオフセット電圧を補償することが特開昭
63−67828号公報により提案されている。図11
は、同公報にて提案されたD/A変換回路のブロック図
である。同図において、201はディジタル情報信号入
力回路、202は、ラッチ及びカウンタ回路203とク
ロック信号発生器からなるディジタル補正信号発生回
路、205は全加算器、206は、MSBの入力回路に
インバータ207aが付設されたD/A変換器207と
デグリッチ及び増幅回路208からなるD/A変換手
段、209はオフセット電圧検出用のコンパレータ、2
10はスイッチである。
【0006】図11に示すD/A変換回路において、オ
フセット電圧を補正するには、入力回路201に入力す
る信号を0として、電源を投入し、ラッチ及びカウンタ
回路203をリセットする。この状態で、ラッチ及びカ
ウンタ回路203がクロック信号発生器204からのク
ロックをカウントし始めると、D/A変換手段206か
らは、ラッチ及びカウンタ回路203の補正信号(カウ
ント値)に対応するアナログ成分とD/A変換手段20
6のオフセット電圧成分との和が出力され、コンパレー
タ209に入力される。ラッチ及びカウンタ回路203
がカウントと開始した当初はコンパレータ209には負
の信号が入力することによりコンパレータ209の出力
は低レベルとなる。スイッチ210をオフとしてラッチ
及びカウンタ回路203がカウントと続けると補正信号
が増大し、コンパレータの入力が負から正に転じる。こ
れによりコンパレータ209の出力が高レベルとなりこ
の時点のラッチ及びカウンタ回路203のカウント値を
ラッチする。これにより補正信号が得られたことになる
ので、以下入力回路201から入力されるディジタル信
号にラッチ及びカウンタ回路203の補正信号を加算し
てD/A変換を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した従来例
では、補正信号を入力ディジタル信号が0の状態で得て
いるが、一般にオフセット電圧は図9(b)、図10
(b)に示されるように入力電圧依存性があるので、入
力ディジタル信号0の条件で得た補正信号により全ての
コードの入力信号に対して適切な補正を行うことは困難
である。また、図11に示した従来例では、ビット単位
で補正信号を得るものであるため、LSB(least sign
ificant bit )に対応するアナログ値以下のオフセット
が生じてもこれを補正することはできなかった。本発明
の課題は、上述した従来例の問題点を解決することであ
って、その目的は、全てのディジタルコードデータに渡
って出力バッファ回路のオフセットを微細にかつ正確に
補償しうるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によれば、それぞれがコードデータに従った
アナログ電圧を出力することのできる複数のアナログ電
圧出力端子を有する出力電圧発生ブロックと、複数の微
細値出力端子を有し、両端に設けられた2つの入力端子
に上記出力電圧発生ブロックの任意の連続する2つのア
ナログ電圧出力端子の出力電圧が入力され、入力された
2つのアナログ電圧の間の等間隔に分圧された複数の微
細調整電圧を出力することのできる微調整出力電圧発生
ブロックと、前記出力電圧発生ブロックの出力電圧また
は前記微調整出力電圧発生ブロックの出力電圧のいずれ
かが選択的に入力され、その入力電圧を緩衝増幅してア
ナログ出力信号を出力するD/A出力バッファブロック
と、前記出力電圧発生ブロックの出力電圧と前記D/A
出力バッファブロックの出力電圧とが入力され両出力電
圧を比較その比較結果を出力する逐次比較ブロックと、
前記比較ブロックの出力する比較結果を参照して前記微
調整出力電圧発生ブロックに入力される前記出力電圧発
生ブロックの2つのアナログ電圧を選択し、前記D/A
出力バッファブロックに供給される前記微調整出力電圧
発生ブロックの微調整電圧を順次切り換えるスイッチ制
御手段と、を備えることを特徴とするD/A変換回路、
が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を説
明するための、N(Nは正の整数)ビットのD/A変換
回路のブロック図である。同図示されるように、リファ
レンス電圧生成ブロック1には出力電圧発生ブロック1
aと微調整出力電圧発生ブロック1bとが備えられてい
る。出力電圧発生ブロック1aには、基準電位差を抵抗
ストリングスなどにより(2N +1)分の1に分割しそ
れぞれの分割点および両端の基準電位点に出力端子T
(−1)、T0、T1、・・・、T(2N −2)、T
(2 N −1)、T(2N )が設けられ、それぞれの出力
端子からは電圧V(−1:0)、V(0:0)、V
(1:0)、・・・、V(2N −2:0)、V(2N
1:0)、V(2N :0)が得られる。この内、Nビッ
トのコードデータに従ったアナログ電圧は両端の出力端
子を除く2N 個の出力端子から得られる。
【0010】微調整出力電圧発生ブロック1bには、2
つの入力端子1ba、1bbと(β−1)個(βは2以
上の整数)の出力端子t1、t2、・・・、t(β−
3)、t(β−2)、t(β−1)が備えられている。
低位側入力端子1baと高位側入力端子1bbには、出
力電圧発生ブロック1aの出力端子の内の連続した2つ
の出力端子の信号が選択されて入力され、この2つの入
力端子に入力された電位の差はキャパシタ分圧回路など
によりβ分の1に分割されそれぞれの分割点の電圧は出
力端子t1、t2、・・・、t(β−3)、t(β−
2)、t(β−1)から得られる。
【0011】内部にバッファ回路を有するD/A出力バ
ッファブロック2には入力端子2aとこのD/A変換回
路の出力信号が得られるアナログ信号出力端子2bとが
備えられている。2つの入力端子3aa、3abと1つ
の出力端子3bを有する逐次比較ブロック3は、2つの
入力端子3aaと3abに入力される信号を比較する機
能を有しており、その比較結果は出力信号DVとして出
力端子3bより出力される。
【0012】5aは、入力されたディジタルコードデー
タに従って出力電圧発生ブロック1aの出力端子の中か
ら1つの出力端子を選択して、スイッチ6aを介してD
/A出力バッファブロック2の入力端子2aに接続する
第1のスイッチ機構、5bは、入力されたディジタルコ
ードデータに従って出力電圧発生ブロック1aの出力端
子の中から1つの出力端子を選択して、スイッチ6bを
介して逐次比較ブロック3の入力端子3aaに接続する
第2のスイッチ機構、5cは、出力電圧発生ブロック1
aの出力端子の中から選択された2つの隣接した出力端
子を微調整出力電圧発生ブロック1bの2つの入力端子
1ba、1bbに接続する第3のスイッチ機構、5d
は、微調整出力電圧発生ブロック1bの出力端子を昇順
若しくは降順に、順次スイッチ6aを介してD/A出力
バッファブロック2の入力端子2aに接続する第4のス
イッチ機構、6b、6cは必要に応じてオフすることの
できるスイッチである。
【0013】4は、逐次比較ブロック3の出力する比較
結果に基づいて、第3のスイッチ機構5cを制御して出
力電圧発生ブロックの出力端子の中から2つの出力端子
を微調整出力電圧発生ブロック1bの入力端子に接続さ
せ、かつ、第4のスイッチ機構5dを制御して、微調整
出力電圧発生ブロック1bの出力端子の1つを昇順若し
くは降順に順次スイッチ6aを介してD/A出力バッフ
ァブロック2の入力端子2aに接続させるスイッチ制御
手段である。スイッチ制御手段4は、さらにスイッチ6
aの切り換え、およびスイッチ6b、6cのオン/オフ
を制御する。
【0014】次に、図1に示した本発明のD/A変換回
路の動作について説明する。 (a) ディジタルコードデータの入力 まず、第1のスイッチ6aを図示したように、第1のス
イッチ機構5a側に倒し、第2、第3のスイッチ6b、
6cをオンする。この状態で入力信号としてディジタル
コードデータが入力されるとそのコードデータに従った
出力電圧発生ブロック1aの出力端子の一つが第1、第
2のスイッチ機構5a、5bにより選択されてその出力
信号V(α:0)が入力端子2aと3aaに伝達される
(但し、α=0、1、2、・・・、2N −1)。
【0015】(b) 初期設定 D/A出力バッファブロック2は入力された信号電圧V
(α:0)は当該ブロック内のバッファ回路において増
幅された後オフセット電圧を含んだ信号としてアナログ
信号出力端子2bより出力され、この出力信号は、逐次
比較ブロック3において入力端子3aaより入力された
信号電圧V(α:0)と比較される。この際、D/A出
力バッファブロックでのオフセットVOSが負のときは
逐次比較ブロック3の出力信号DVは例えばHighレ
ベル、VOSが正のときは逐次比較ブロック3の出力D
VはLowレベルとなる。
【0016】(c)−1 逐次比較(その1):〔DV
がHighレベルのとき〕 スイッチ制御手段4は、第1のスイッチ6aを第4のス
イッチ機構5d側に切り換え(第2、第3のスイッチ6
b、6cはそのまま)、第3のスイッチ機構5cを制御
して、出力電圧発生ブロック1aの出力電圧のうちV
(α:0)を微調整出力電圧発生ブロック1bの低位側
入力端子1baに入力し、V(α+1:0)を高位側入
力端子1bbに入力する。次に、スイッチ制御手段4
は、第4のスイッチ機構5dを制御して、D/A出力バ
ッファブロック2の入力端子2aに接続される微調整出
力電圧発生ブロック1bの出力端子を、t1から初め
て、t2、t3、・・・と順次移動させる〔入力端子2
aに入力される信号を、V(α:1)から初めて、V
(α:2)、V(α:3)、・・・と順次増大させてい
く〕。その過程で入力端子2aに入力される信号が丁度
D/A出力バッファブロック2のオフセットを超えると
逐次比較ブロックの出力電圧DVがHighレベルから
Lowレベルに転じる。スイッチ制御手段4は、DVが
反転したことを検出すると第4のスイッチ手段5dによ
る端子選択動作を停止させ入力端子2aに入力される入
力電圧を固定して一連の補正動作を完了する。すなわ
ち、DVが反転した直後のアナログ信号出力端子2bよ
り出力されている出力信号が入力されたディジタルコー
ドデータに関する補正出力信号と決定される。次いで、
必要に応じて第1〜第3のスイッチ6a〜6cを全てオ
フとして次のディジタルコードの入力に備える。
【0017】(c)−2 逐次比較(その2):〔DV
がLowレベルのとき〕 スイッチ制御手段4は、第1のスイッチ6aを第4のス
イッチ機構5d側に切り換え(第2、第3のスイッチ6
b、6cはそのまま)、第3のスイッチ機構5cを制御
して、出力電圧発生ブロック1aの出力電圧のうちV
(α−1:0)を低位側入力端子1baに入力し、V
(α:0)〔=V(α−1:β)〕を微調整出力電圧発
生ブロック1bの高位側入力端子1bbに入力する。次
に、スイッチ制御手段4は、第4のスイッチ機構5dを
制御して、D/A出力バッファブロック2の入力端子2
aに接続される微調整出力電圧発生ブロック1bの出力
端子をt(β−1)から初めてt(β−2)、t(β−
3)、・・・と順次移動させる〔入力端子2aに入力さ
れる信号を、V(α−1:β−1)から初めて、V(α
−1:β−2)、V(α−1:β−3)、・・・と順次
低減させていく〕。その過程で入力端子2aに入力され
る信号が丁度D/A出力バッファブロック2のオフセッ
トを超えると逐次比較ブロックの出力電圧DVがLow
レベルからHighレベルに転じる。スイッチ制御手段
4は、DVが反転したことを検出すると第4のスイッチ
手段5dによる端子選択動作を停止させ入力端子2aに
入力される入力電圧を固定して一連の補正動作を完了す
る。すなわち、DVが反転した直後のアナログ信号出力
端子2bより出力されている出力信号が入力されたディ
ジタルコードデータに関する補正出力信号ととして選定
される。次いで、必要に応じて第1〜第3のスイッチ6
a〜6cを全てオフとして次のディジタルコードデータ
の入力に備える。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。なお、各ブロック間に配置されるス
イッチ機構とその制御手段は当業者においておいてよく
知られた技術手段であるので、以下の実施例の説明では
これらの図示およびそれに関する詳細な説明は省略す
る。 [第1の実施例]図2は、本発明の第1の実施例を示
す、抵抗ストリングス型のD/A変換回路のブロック図
である。同図に示されるように、リファレンス電圧生成
ブロック11には8ビットコードの電圧を生成する出力
電圧発生ブロック11aと、入力電圧を20段階に分圧
する微調整出力電圧発生ブロック11bが備えられてい
る。出力電圧発生ブロック11aには、低位側基準電位
源ref1と高位側基準電位源ref2との間に与えら
れる基準電位差を257(=28 +1)本の抵抗からな
る直列抵抗接続体により257分の1に分割し、それぞ
れの分割点および両端の基準電位点の出力端子より電圧
V(−1:0)、V(0:0)、V(1:0)、・・
・、V(α:0)、V(α+1:0)、・・・、V(2
55:0)、V(256:0)、V(257:0)が得
られる。但し、8ビットのコードデータに従ったアナロ
グ電圧はこれらの電圧の内の両端の出力端子を除く28
(=256)個の出力端子から得られる。
【0019】微調整出力電圧発生ブロック11bには、
出力電圧発生ブロック11aの出力電圧V(α:0)が
入力される低位側入力端子11baと、V(α+1:
0)が入力される高位側入力端子11bbが備えられて
いる。ここで、αは−1〜255の中から、入力された
ディジタルコードデータと後述の逐次比較ブロック13
の出力データ(DV)によって決定されるものである。
【0020】低位側入力端子11baと高位側入力端子
11bbとの間にはその間の電圧を分圧するための20
個のキャパシタC1、C2、・・・、C20が直列に接
続されている。各キャパシタ間の接続点には20分割さ
れた微調整出力電圧V(α:1)、V(α:2)、・・
・、V(α:19)を取り出すための出力端子が接続さ
れている。
【0021】D/A出力バッファブロック12には、非
反転入力端子に入力端子12aが接続され、出力端子に
アナログ信号出力端子12bが設けられたオペアンプ1
2cが設けられており、その出力端子は反転入力端子に
接続されて負帰還がかけられている。入力端子12aに
は、入力されたディジタルコードデータに従って、初期
設定時において、出力電圧発生ブロック11aの8ビッ
トコード出力電圧V(0:0)、V(1:0)、・・
・、V(254:0)、V(255:0)の中の何れか
の電圧が入力され、次いで、逐次比較微調整段階におい
て、微調整出力電圧発生ブロックの微調整出力電圧V
(α:1)、V(α:2)、・・・、V(α:19)の
電圧が順次印加される(但し、α=−1、0、・・・、
255)。
【0022】逐次比較ブロック13には、非反転入力端
子が定電位源V1に接続され、反転入力端子がキャパシ
タCの一端と、スイッチSW2を介して定電位源V1に
接続され、出力端子が出力端子13bに接続されたコン
パレータ13cが備えられている。定電位源V1の電圧
としては入力されるすべての電圧範囲にわたってコンパ
レータ13cが正常に動作を行うのに十分な値に選定さ
れる。また、コンパレータ13cはオフセットキャンセ
ラを有するものでオフセットが0ないし極めて低いもの
が用いられている。キャパシタCの他端は、切換スイッ
チSW1に接続され、該切換スイッチSW1を介して入
力端子13aまたはD/A出力バッファブロック12の
アナログ信号出力端子12bに切換接続される。切換ス
イッチSW1は、初期設定時において入力端子13a側
に投入され、次いで逐次比較微調整段階において、D/
A出力バッファブロック12の出力端子12b側へ切り
換えられる。
【0023】次に、図2に示す第1の実施例の動作につ
いて説明する。まず、ディジタルコード入力時おける初
期設定時の動作ついて説明する。 切換スイッチSW1を入力端子13a側へ投入し、
スイッチSW2をONにする。 デジタルコード入力により、入力端子12a、13
aには出力電圧発生ブロック11aから該当するコード
出力電圧V(α:0)が入力される(但しα=0〜25
5)。これにより、キャパシタCには定電位源V1の電
圧をV1としてV1−V(α:0)のキャパシタ電圧V
Cにチャージアップされる。ここまでが、初期設定の段
階である。
【0024】このとき、アナログ信号出力端子12bに
は、該当コード出力電圧V(α:0)にD/A出力バッ
ファブロックのオフセット電圧VOSを加えた電圧がア
ナログ出力電圧AOUT として出力されている。すなわ
ち、 AOUT =V(α:0)+VOS ここでの誤差電圧であるVOSをを除くべく、次の逐次
比較微調整動作が行われる。 スイッチSW2をOFFにし、切換スイッチSW1
を出力端子12b側へ切り換える。スイッチSW2をO
FFにした時点で、キャパシタCの両端子での電位の変
動はなくコンパレータ13cの反転入力端子の電位はV
1のままである。ここで、切換スイッチSW1が出力端
子12b側へ切り換えられると、AOUT から入力端子1
3aに入力されていた電圧〔V(α:0)〕を引いた電
圧がキャパシタのコンパレータ側の電極に伝達される。
したがって、コンパレータの反転入力端子に入力される
電圧は、 V1+AOUT −V(α:0)=V1+V(α:0)+VOS−V(α:0) =V1+VOS である。よって、コンパレータ13cにおいて、D/A
出力バッファブロック12のオフセットVOSの正負が
判定されることになる。そして、コンパレータの出力信
号DVとして、 VOSが負の時、DVはHighレベル VOSが正の時、DVはLowレベル が出力される。以下、上記2つのケースに対する逐次比
較微調整動作について説明する。
【0025】−1 コンパレータ13cの出力信号D
VがHighレベルの時、微調整出力電圧発生ブロック
11bの低位側入力端子11baにはV(α:0)が、
高位側入力端子11bbにはV(α+1:0)が入力さ
れる。 −1 コンパレータ13cの出力信号DVがLowレ
ベルに反転するまで、D/A出力バッファブロック12
の入力端子12aに入力される入力電圧DINを、 V(α:1)→V(α:2)→V(α:3)→・・・ と順次増大させる。
【0026】−2 コンパレータ13cの出力信号D
VがLowレベルの時、微調整出力電圧発生ブロック1
1bの低位側入力端子11baにはV(α−1:0)
が、高位側入力端子11bbにはV(α:0)が入力さ
れる。 −2 コンパレータ13cの出力信号DVがHigh
レベルに反転する迄、D/A出力バッファブロック12
の入力端子12aに入力される入力電圧DINを、 V(α−1:9)→V(α−1:8)→V(α−1:
7)→… と順次低減させる。 コンパレータ13cの出力信号DVが反転した時点
のD/A出力バッファブロック12の入力電圧DINを最
適化された8ビットリファレンス電圧として次のデジタ
ル入力動作まで保持する。そして、そのときのD/A出
力バッファブロック12のアナログ出力電圧AOUT をも
って入力されたディジタルコードに対する最適化出力信
号であるとする。また、AOUT の出力安定化のため、切
換スイッチSW1をOFFとする(可動接点を非接触状
態とする)。
【0027】以上の動作により、D/A変換回路の製造
過程上、必ず起こる各サンプル固有のオフセット電圧特
性に影響されずに高精度のディジタル→アナログ変換を
行うことができる。このことを具体的に数値例を挙げて
説明する。低位側基準電位源ref1と高位側基準電位
源ref2との間の電位差を3Vとすると、8ビットコ
ードの出力電圧発生ブロック11aにおける、最小ビッ
ト変化分:1LSBは、 3.0[V]÷(28 +1)=3.0[V]÷257=
11.67[mV] である。また、出力電圧発生ブロック11aにおける、
最下位コード出力電圧V(0:0)は11.67[m
V]、最上位コード出力電圧V(255:0)は298
8.33[mV]である。更に微調整出力電圧発生ブロ
ック11bにおいてβ=20で電圧分割を行なうと、ブ
ロック11bでの微調整出力の最小変化分は、 11.67[mV]÷20=0.58[mV] である。従って、本実施例のD/A変換回路のアナログ
出力電圧AOUT は、任意のディジタルコード入力に該当
するコード出力電圧V(α:0)に対して、 V(α:0)−0.58[mV]≦AOUT ≦V(α:0)+0.58[mV] ・・・(1) の精度で出力される(但しα=0〜255)。
【0028】これに対し、図7に示した従来例では、V
(α:0)にVOSがそのまま加算されたものがAOUT
として出力される。そのため、図9(b)に特性が示さ
れる、VOS=0〜0.5[mV]のサンプルは良品と
して取り扱われるが、図10(b)に特性が示される、
VOS=0〜2.0[mV]のサンプルは不良品とされ
ていた。しかし、本実施例によれば、いずれのサンプル
の場合にもVOSを吸収してアナログ出力電圧AOUT を
上記(1)式の範囲内に収めることができ、後者のサン
プルをも良品として救済することが可能になる。
【0029】[第2の実施例]図3は、本願発明の第2
の実施例を説明するためのブロック図である。第2の実
施例の図2に示した第1の実施例と相違する点は、逐次
比較ブロック13の構成のみで、他の部分に相違はな
い。図3に示されるように、第2の実施例の逐次比較ブ
ロック13においては、コンパレータに代えて反転増幅
器として機能するインバータ13dが用いられている。
ここで、インバータ13dには十分に高い増幅率を有す
るものが用いられている。切換スイッチSW1とスイッ
チSW2の操作は第1の実施例の場合と同様であり、回
路動作も第1の実施例の場合と変わらない。すなわち、
切換スイッチSW1が入力端子13a側に投入されてお
り、スイッチSW2がオン状態となっている場合には、
キャパシタCは入力端子13aに入力されている入力電
圧DIN0 =V(α:0)に充電される。スイッチSW2
がオフとなり、切換スイッチSW1がD/A出力バッフ
ァブロック側に投入されると、キャパシタCのインバー
タ側の電極(インバータの入力端子)側には、AOUT −
V(α:0)の電圧が加わり、出力端子13bには出力
信号DVとして、AOUT >V(α:0)のときにはLo
wレベル、AOUT <V(α:0)のときにはHighレ
ベルの信号が出力される。この第2の実施例によれば、
第1の実施例の場合のように、逐次比較ブロック内のコ
ンパレータ13dを正常動作させるためのバイアス電圧
V1の電源を必要としないため回路構成を簡素化でき、
また外部入力端子数を少なくできるというメリットもあ
る。
【0030】[第3の実施例]図4は、本願発明の第3
の実施例を説明するためのブロック図である。第3の実
施例の図3に示した第2の実施例と相違する点は、逐次
比較ブロック13内のインバータ13dが1段から3段
へと多段に接続されている点である。第2の実施例で
は、インバータが1段であっため、増幅度が十分でない
と微調整出力電圧の変化に対する逐次比較検出ができな
くなる可能性があったが、第3の実施例ではインバータ
を多段に接続することによりこの不都合が回避されてい
る。なお、インバータの接続段数は偶数段を含む任意の
段数とすることができる。但し、インバータを偶数段に
接続する場合には、逐次比較ブロックの出力信号DVの
High、Lowが上述の実施例での説明の場合と逆に
なる。
【0031】[第4の実施例]図5は、本願発明の第4
の実施例を説明するためのブロック図である。第4の実
施例の図2に示した第1の実施例と相違する点は、逐次
比較ブロック13内の構成を簡略化した点で、それ以外
の点に相違はない。本実施例においては、コンパレータ
13cは、リファレンス電圧生成ブロックから供給され
る任意のリファレンス電圧の入力に対して正常動作が可
能であることが必要である。本実施例においては、図5
に示されるように、入力端子13aに入力される入力電
圧DIN0 は、直接コンパレータ13cの非反転入力端子
に入力され、D/A出力バッファブロックのアナログ出
力電圧AOUT は、スイッチSWを介してコンパレータの
反転入力端子に入力される。本実施例においては、他の
実施例において行われていた初期設定は行われず、ディ
ジタルコードが入力される都度スイッチSWが投入され
直ちに逐次比較微調整動作が行われる。逐次比較微調整
動作の終了後アナログ出力電圧AOUT の安定供給のた
め、スイッチSWがオフされ、次のディジタルコード入
力に備える。スイッチSWがオン状態であってもアナロ
グ出力電圧AOUT が安定に供給される場合にはスイッチ
SWを除去することができる。
【0032】[第5の実施例]図6は、本願発明の第5
の実施例を説明するためのブロック図である。第5の実
施例の図2に示した第1の実施例と相違する点は、リフ
ァレンス電圧生成ブロック内の微調整出力電圧発生ブロ
ック11bの構成であって、それ以外の点に相違はな
い。図2に示す第1の実施例においては、微調整出力電
圧発生ブロックは容量分圧方式を用いていたが、本実施
例においては、抵抗分圧方式にて微調整電圧を発生させ
る。すなわち、r1〜r20からなる直列接続抵抗が、
図2に示される出力電圧発生ブロックの選択された抵抗
セルRαに並列接続される(α=0、・・・、25
6)。但し、本実施例において、微調整出力電圧発生ブ
ロック11bの合成抵抗が出力電圧発生ブロックの抵抗
セルRαに対して十分に大きくない場合を考慮して、低
位側入力端子11baおよび高位側入力端子11bbと
直列接続抵抗回路の両端との間にそれぞれバッファアン
プ11bc、11bdが接続されている。ここで用いら
れているバッファアンプ11bc、11bdは、図2に
示されているD/A出力バッファブロックで使用されて
いるオペアンプ12cとは異なり、外部負荷に対するド
ライブ能力を考慮する必要がなくオフセット電圧は十分
に小さくなるように設計されている。本実施例によれ
ば、容量分圧方式を用いる第1の実施例に比較してより
少ないスペースにおいて回路を実現することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のD/A変
換回路によれば、D/A変換回路の製造過程上必ず起こ
る各サンプル固有のオフセット電圧をキャンセルをする
ことができ、全てのディジタルコード範囲にわたって高
い精度でオフセット電圧を補正して誤差の極めて少ない
D/A変換回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を説明するためのブロッ
ク図。
【図2】 本発明の第1の実施例を示す8ビットD/A
変換回路のブロック図。
【図3】 本発明の第2の実施例を説明するための逐次
比較ブロックの回路図。
【図4】 本発明の第3の実施例を説明するための逐次
比較ブロックの回路図。
【図5】 本発明の第4の実施例を説明するための逐次
比較ブロックの回路図。
【図6】 本発明の第5の実施例を説明するための微調
整出力電圧発生ブロックの回路図。
【図7】 従来の8ビットD/A変換回路のブロック
図。
【図8】 D/A出力バッファブロック内オペアンプの
サンプルの入出力特性を測定するために用いた回路の等
価回路図。
【図9】 D/A出力バッファブロック内オペアンプの
サンプルの実測定結果を示す入出力特性図(その1)。
【図10】 D/A出力バッファブロック内オペアンプ
のサンプルの実測定結果を示す入出力特性図(その
2)。
【図11】 改良型従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1、11、101 リファレンス電圧生成ブロック 1a、11a 出力電圧発生ブロック 1b、11b 微調整出力電圧発生ブロック 1ba、11ba 低位側入力端子 1bb、11bb 高位側入力端子 2、12、102 D/A出力バッファブロック 2a、12a、102a 入力端子 2b、12b、102b アナログ信号出力端子 12c、102c オペアンプ 3、13 逐次比較ブロック 3aa、3ab、13a 入力端子 3b、13b 出力端子 13c コンパレータ 13d インバータ 4 スイッチ制御手段 5a〜5d 第1〜第4のスイッチ機構 6a〜6c 第1〜第3のスイッチ 103 スイッチ回路 201 ディジタル情報信号入力回路 202 ディジタル補正信号発生回路 203 ラッチ及びカウンタ回路 204 クロック信号発生器 205 全加算器 206 D/A変換手段 207 D/A変換器 207a インバータ 208 デグリッチ及び増幅回路 209 コンパレータ 210 スイッチ

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがディジタルコードデータに従
    ったアナログ電圧を出力することのできる複数のアナロ
    グ電圧出力端子を有する出力電圧発生ブロックと、 2つの入力端子と複数の微細値出力端子とを有し、前記
    2つの入力端子に上記出力電圧発生ブロックの選択され
    た連続する2つのアナログ電圧出力端子の出力電圧が入
    力され、入力された2つのアナログ電圧の間の等間隔に
    分圧された複数の微細調整電圧を上記微細値出力端子に
    出力することのできる微調整出力電圧発生ブロックと、 前記出力電圧発生ブロックの出力電圧または前記微調整
    出力電圧発生ブロックの出力電圧のいずれかが選択的に
    入力され、その入力電圧を緩衝増幅してアナログ出力信
    号を出力するD/A出力バッファブロックと、 前記出力電圧発生ブロックの出力電圧と前記D/A出力
    バッファブロックの出力電圧とが入力され両出力電圧を
    比較してその比較結果を出力する逐次比較ブロックと、 前記逐次比較ブロックの出力する比較結果を参照して前
    記微調整出力電圧発生ブロックに入力される前記出力電
    圧発生ブロックの2つのアナログ電圧を選択し、前記D
    /A出力バッファブロックに供給される前記微調整出力
    電圧発生ブロックの微調整電圧を順次切り換えるスイッ
    チ制御手段と、を備えることを特徴とするD/A変換回
    路。
  2. 【請求項2】 前記微調整出力電圧発生ブロックは、等
    容量の複数のキャパシタの直列回路によって構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のD/A変換回路。
  3. 【請求項3】 前記微調整出力電圧発生ブロックは、等
    値の複数の抵抗の直列回路を含むものであることを特徴
    とする請求項1記載のD/A変換回路。
  4. 【請求項4】 前記微調整出力電圧発生ブロックの直列
    接続抵抗回路の両端にはそれぞれ緩衝増幅器が備えられ
    ていることを特徴とする請求項3記載のD/A変換回
    路。
  5. 【請求項5】 前記D/A出力バッファブロックは、入
    力電圧が非反転入力端子に入力され出力電圧が反転入力
    端子に入力されるオペアンプによって構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のD/A変換回路。
  6. 【請求項6】 前記逐次比較ブロックには、第1、第2
    の入力端子を有し、第2の入力端子に定電圧が入力され
    るコンパレータと、一端が前記コンパレータの第1の入
    力端子に接続されたキャパシタと、前記キャパシタの他
    端に入力される電圧を前記出力電圧発生ブロックの出力
    するアナログ電圧と前記D/A出力バッファブロックの
    出力するアナログ出力信号のいずれかに切り換える切換
    スイッチと、が備えられていることを特徴とする請求項
    1記載のD/A変換回路。
  7. 【請求項7】 前記逐次比較ブロックには、一端に前記
    定電圧が入力され他端が前記コンパレータの第1の入力
    端子に接続されたオン/オフスイッチがさらに備えられ
    ていることを特徴とする請求項6記載のD/A変換回
    路。
  8. 【請求項8】 前記逐次比較ブロックには、1つの若し
    くは多段に接続されたインバータと、一端が前記インバ
    ータ若しくはインバータ列の出力端子に接続され他端が
    前記インバータ若しくはインバータ列の入力端子に接続
    されたオン/オフスイッチと、一端が前記インバータ若
    しくはインバータ列の入力端子に接続されたキャパシタ
    と、前記キャパシタの他端に入力される電圧を前記出力
    電圧発生ブロックの出力するアナログ電圧と前記D/A
    出力バッファブロックの出力するアナログ出力信号のい
    ずれかに切り換える切換スイッチと、が備えられている
    ことを特徴とする請求項1記載のD/A変換回路。
  9. 【請求項9】 前記逐次比較ブロックには、第1、第2
    の入力端子を有し、第1の入力端子に前記D/A出力バ
    ッファブロックの出力するアナログ出力信号が入力さ
    れ、第2の入力端子に前記出力電圧発生ブロックの出力
    するアナログ電圧が入力されるコンパレータが備えられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のD/A変換回
    路。
  10. 【請求項10】 前記コンパレータの第1の入力端子と
    前記D/A出力バッファブロックの出力端子との間には
    オン/オフスイッチが接続されていることを特徴とする
    請求項9記載のD/A変換回路。
  11. 【請求項11】 ビット数がnのD/A変換回路である
    ときには、前記出力電圧発生ブロックでは、基準電位差
    を(2n +1)分割し、2つの基準電位点を含めて(2
    n +2)個の出力端子が備えられていることを特徴とす
    る請求項1記載のD/A変換回路。
  12. 【請求項12】 ビット数がnのD/A変換回路である
    ときは、前記出力電圧発生ブロックは、(2n +1)個
    の抵抗からなる直列抵抗接続体によって構成されている
    ことを特徴とする請求項11記載のD/A変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7176738B2 (ja) 2016-11-16 2022-11-22 国立大学法人電気通信大学 レーザ共振器、及びレーザ共振器の設計方法

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