JP3244048U - ファブリックパネル - Google Patents

Abstract

【課題】展示物を写真立てや額縁などの室内装飾装置品に入れることなく、ダイレクトに容易に飾り、文字情報をより印象的に表示する、ファブリックパネルを提供する。【解決手段】ＵＶファブリックパネル１は、キャンバス正面２０に実際の植物に基づき形成した文字情報を配置し、複数のキャンバス側面を有し、複数のキャンバス側面にはそれぞれ異なるメッセージを配置可能とし、壁掛け用金具を設け、壁掛け用金具にはリボン６０を取り付けている。【選択図】図１

Description

本考案はファブリックパネルに関するものである。

従来、写真や命名書をはじめとする文字情報を含む展示物は写真立てや額縁などの室内装飾装置品に入れて飾られていた。

展示物を写真立てや額縁などの室内装飾装置品に入れることなく、ダイレクトに容易に飾りたいと考えることがある。また、文字情報をより印象的に表示したいという要望もある。

本考案は、文字情報が正面に配置されたファブリックパネルであって、文字情報は実際の植物に基づき形成されている。また、本考案のファブリックパネルは、複数の側面を有し、側面に、それぞれ異なるメッセージを配置してもよい。また、本考案のファブリックパネルは、壁掛け用金具を設け、壁掛け用金具には装飾物を取り付けてもよい。

本考案によれば、展示物を写真立てや額縁などの室内装飾装置品に入れることなく、ダイレクトに容易に飾ることが可能となり、また、文字情報をより印象的に表示することが可能となる。

ファブリックパネルのキャンバス正面を示す図である。 ファブリックパネルのキャンバス背面を示す図である。 ファブリックパネルのキャンバス側面を示す図である。 壁掛け用金具、装飾リボンの構成を示す図（斜視背面図）である。 壁掛け用金具、装飾リボンの構成を示す図４ａを逆から見た斜視背面図である。 壁掛け用金具の設置箇所の説明図である。 ファブリックパネルのキャンバス上面を示す図である。 壁掛け用金具の仕様の説明図である。

以下、本考案の実施形態について説明する。
本考案の実施形態に係るファブリックパネルは、文字情報が正面に配置されたファブリックパネルであって、文字情報は実際の植物に基づき形成されている。

また、ファブリックパネルは、複数の側面を有し、複数の側面には、それぞれ異なるメッセージを配置可能である。

また、ファブリックパネルは、壁掛け用金具が設けられており、壁掛け用金具には、装飾物が取り付けられている。

図１はファブリックパネルの一例であるU Vファブリックパネル１の命名書のキャンバス正面２０を示す図であって、実際の植物に基づき形成された文字や数字２１ａを白背景で撮影し、撮影後に背景透過を行ったり、ダストや不要箇所を画像上から取り除いたり、画像のレタッチ作業をすることで、キャンバス正面２０に実際の植物に基づき形成された文字や数字２１ａを綺麗に印刷できるようにした。なお、キャンバス地は、白地でもよいし、有色であってもよい。模様が描かれていてもよい。なお、U Vファブリックパネル１は、紫外線を照射し瞬時にインクを硬化させる印刷技法から、日焼けによる劣化に強い耐性を持っており、経年変化しにくく仕上げたものである。

インテリアに馴染みやすいデザインにするため、キャンバス正面２０には花・葉・木の実をはじめとする実際の植物に基づき形成された文字や数字２１ａに加え、購入者に適合するよう情報を編集した名前２１ｂ、手形・足形２１ｃ、出生情報２１ｄを表した。加えて、ブランドロゴ２２も表した。

図２はU Vファブリックパネル１のキャンバス背面３２、図３はU Vファブリックパネル１のキャンバス側面３０、図４ａは壁掛け用金具５０、装飾リボン６０の構成を示す図（斜視背面図）、図４ｂは壁掛け用金具５０、装飾リボン６０の構成を示す図４ａを逆から見た斜視背面を示す図である。

U Vファブリックパネル１は、紫外線を照射しながらインクを瞬間硬化させて仕上げる印刷技法で、キャンバス正面２０及びキャンバス側面３０・キャンバス上面３１・キャンバス背面３２となる１枚のキャンバスに印刷を施す。

キャンバス側面３０は釘（ビス）を取り払った仕様にすることで、キャンバス正面２０に余白を生み、キャンバス側面３０のメッセージ２３が美しく見えるようにし、デザインの幅・展示の幅が広がるようにした。なお、複数の側面を有し、複数の側面には、それぞれ異なるメッセージを配置可能である。

キャンバス側面３０の釘（ビス）が無い仕様のU Vファブリックパネル１の木枠４０の張り作業は、機械不可となるため、職人の手作業で木枠４０を包み込むようにして、キャンバス一辺一辺をプレスしながら、一定間隔を空けてタッカー針４１で留めていく。このとき、張り方によってキャンバス側面３０に入るメッセージ２３が途切れてしまうおそれがあるため、メッセージ２３の中央がキャンバス側面３０の各辺中点に位置するよう細心の注意を払い、作業を行う。

図５は壁掛け用金具５０の設置箇所の説明図、図６はU Vファブリックパネル１のキャンバス上面３１、図７は壁掛け用金具５０の仕様の説明図である。

U Vファブリックパネル１の完成後、装飾部材として裏面上部中央に取り付ける壁掛け用金具５０と壁掛け用金具の付属釘５１は、キャンバス背面３２へ向けて折り畳んだ際の当該金具の底辺部分のみが見える状態となるよう、キャンバス正面２０から見えにくいように配慮して取り付ける。

キャンバス背面３２の裏面上部中央に壁掛け用金具５０を設けることで、壁掛けの際に使用できることは勿論、リボン６０などの装飾物を容易に施すことができる。ギフトボックスをモチーフとした外観デザインとなるよう、上部中央に装飾物であるリボン６０は容易に素材変更が可能である。例えば、装飾物は購入者の好みや季節に応じて、サテンオーガンジー、レース、グログラン、タフタ、ベルベットリボンなどでもよい。装飾物には誕生石などを更に付け足してもよい。

また、装飾物のリボン６０は固結びをしており、変更に加えて、容易に除去も可能である。リボン６０の結び方は蝶結びなどでもよい。なお、外観デザインに沿うようにするため、キャンバスサイズに応じてリボン６０の長さは異なる。U Vファブリックパネル１の短辺に対し、結んだ際に片端がそれぞれ5ｃｍ程はみ出す長さにする。

本考案の実施形態に係るファブリックパネル（U Vファブリックパネル１）によれば、文字情報をより印象的に表示可能である。また、ファブリックパネル（U Vファブリックパネル１）は、文字情報が正面に配置され、文字情報は実際の植物に基づき形成されている。また、ファブリックパネル（U Vファブリックパネル１）は、複数の側面を有し、それぞれ異なるメッセージを配置可能である。また、ファブリックパネル（U Vファブリックパネル１）は、壁掛け用金具を設け、壁掛け用金具に装飾物を取り付けることもできる。

加えて、U Vファブリックパネル１は、写真や紙などとは異なり厚みがあるため、写真立てや額縁などの室内装飾装置品に入れることなく、容易に立て掛けて飾ることが可能である。

１ ： U Vファブリックパネル
２０ ： キャンバス正面
２１ａ ： 実際の植物に基づき形成された文字や数字
２１ｂ ： 名前
２１ｃ ： 手形・足形
２１ｄ ： 出生情報
２２ ： ブランドロゴ
２３ ： メッセージ
３０ ： キャンバス側面
３１ ： キャンバス上面
３２ ： キャンバス背面
４０ ： 木枠
４１ ： タッカー針
５０ ： 壁掛け用金具
５１ ： 壁掛け用金具の付属釘
６０ ： リボン

Claims (3)

1. 文字情報が正面に配置されたファブリックパネルであって、文字情報は実際の植物に基づき形成されていることを特徴とするファブリックパネル。
2. 複数の側面を有し、複数の側面には、それぞれ異なるメッセージを配置可能であることを特徴とする請求項１に記載のファブリックパネル。
3. 壁掛け用金具が設けられており、壁掛け用金具には、装飾物が取り付けられていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載のファブリックパネル。