JP3243961U

JP3243961U - 橋梁工事用保護構造

Info

Publication number: JP3243961U
Application number: JP2023002785U
Authority: JP
Inventors: 陳亮; 樊暁軍; 全秀軍; 呉先慶; 邵帥; 崔一帆; 許鶴群; 王成龍
Original assignee: 中交一公局第三工程有限公司
Priority date: 2023-08-02
Filing date: 2023-08-02
Publication date: 2023-09-29
Anticipated expiration: 2033-08-02

Abstract

【課題】橋梁底部の弧状位置に対する適応性の支持を実現することができて、更に支持保護構造の橋梁に対する支持安定性を高める橋梁工事用保護構造を提供する。
【解決手段】ホイールフレーム１と、ホイールフレームに接続されたリフトアップ装置２と、リフトアップ装置に接続された第１位置決め装置３と、第１位置決め装置に接続された第２位置決め装置４と、を含み、第２位置決め装置は、第１位置決め装置に接続された調節アセンブリ５と、調節アセンブリに接続されて、調節アセンブリに合わせて、橋梁の底部の支持保護を完成するための支持保護アセンブリ６と、を含む。第１位置決め装置を通じて横方向に固定できるようになり、調節アセンブリと支持保護アセンブリを組み合わせる。
【選択図】図１

Description

本考案は橋梁工事の分野に関し、具体的には橋梁工事用保護構造に関する。

橋梁とは、川や渓谷、海などを横断する（渡る）ために架けられ、車両歩行者などがスムーズに通行できるようにする構築物を指す。現代の高速発展の交通業界に適応するために、橋も渓流や不良地質を越えて、または他の交通需要を満たすために架けられた通行をより便利にする建物として導入された。

小型橋梁の工事または修理を行う際、アーチ状の位置の一部は一時的な支持固定保護を行う必要があり、それによって工事、修理の安全性があり、既存の支持固定保護構造は橋梁の支定安定性に限界があり、そのために、我々は橋梁工事用保護構造の開発を急ぐ必要がある。

本考案の目的は、上記背景技術において提案された問題点を解決するための橋梁工事用保護構造を提供することにある。

上記目的を達成するために、本考案は以下の技術案を採用し、
橋梁工事用保護構造であって、
ホイールフレームと、
ホイールフレームに接続されたリフトアップ装置と、
リフトアップ装置に接続された第１位置決め装置と、
第１位置決め装置に接続された第２位置決め装置と、を含み、
ここで、前記第２位置決め装置は、
前記第１位置決め装置に接続された調節アセンブリと、
前記調節アセンブリに接続されており、調節アセンブリに合わせて、橋梁の底部の支持保護を完成するための支持保護アセンブリと、を含む。

従来技術と比較して、本考案の有益な効果は、本装置の構造設計は合理的で、第１位置決め装置を通じて横方向に固定できるようになり、調節アセンブリと支持保護アセンブリを組み合わせることにより、橋梁底部の弧状位置に対する適応性の支持を実現することができて、更に支持保護構造の橋梁に対する支持安定性を高めて、比較的に高い実用性と市場の見通しがある。

本考案の橋梁工事用保護構造の構造概略図である。本考案の橋梁工事用保護構造の側面構造概略図である。本考案の橋梁工事用保護構造の位置制限フレームの構造概略図である。

以下、本考案の実施例の図面を用いて、本考案の実施例の技術案を明確に、完全に説明するが、明らかに、説明された実施例は本考案の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。本本考案中の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく獲得したその他のすべての実施例は、本本考案の保護範囲に属する。

橋梁工事用保護構造であって、本考案の一つの実施例において、図１と図２に示すように、ホイールフレーム１と、ホイールフレーム１に接続されたリフトアップ装置２と、リフトアップ装置２に接続された第１位置決め装置３と、第１位置決め装置３に接続された第２位置決め装置４と、を含み、ここで、前記第２位置決め装置４は、前記第１位置決め装置３に接続された調節アセンブリ５と、前記調節アセンブリ５に接続されており、調節アセンブリ５に合わせて、橋梁の底部の支持保護を完成するための支持保護アセンブリ６と、を含む。

本考案の一つの実施例において、
図１と図２に示すように、前記リフトアップ装置２は、ホイールフレーム１に接続された安定シート２０１と、安定シート２０１に接続された第１駆動部材２０２と、前記第１駆動部材２０２は、電動伸縮フレームを使用し、第１駆動部材２０２と安定シート２０１の一端に接続された滑り止めマット２０３と、を含み、

揚重設備を通じて、本構造の装置を河道の底部に置き、複数のホイールフレーム１に合わせて、構造装置を橋梁の底部に移動し、後に第１駆動部材２０２が作動し、滑り止めマット２０３を河道の底部に当接させ、且つホイールフレーム１を河道の底部から分離させ、構造装置のリフトアップを完成し、後に第１位置決め装置３を通じて両側の河道に当接させ、調節アセンブリ５と支持保護アセンブリ６が協力し、橋梁底部の円弧位置との当接支持を完了する。

本願において、前記第１駆動部材２０２は、電動伸縮フレームに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、滑り止めマット２０３の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。

本考案の一つの実施例において、
図１と図２に示すように、前記第１位置決め装置３は、両側の第１駆動部材２０２において且つ滑り止めマット２０３から離れた一端に接続されており且つ安定シート２０１に固定接続されたベースフレーム３０１と、ベースフレーム３０１の内部に摺動接続された少なくとも２つの位置決めフレーム３０２と、ベースフレーム３０１を貫通して位置決めフレーム３０２に接続された第１接続シャフトブラケット３０３と、第１接続シャフトブラケット３０３に可動接続された支持フレーム３０４と、支持フレーム３０４において且つ第１接続シャフトブラケット３０３から離れた一端に可動接続された第２接続シャフトブラケット３０５と、第２接続シャフトブラケット３０５に可動接続された第２駆動部材３０６と、を含み、
構造装置の設置が完了すると、第２駆動部材３０６が作動し、河道の両側に当接させて横方向の支持を完了するまで、第２接続シャフトブラケット３０５を縦方向に下へ移動させ、両側の第１接続シャフトブラケット３０３を背面方向に移動させ、両側の位置決めフレーム３０２を背面方向にに移動させ、
本願において、前記第２駆動部材３０６は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、第２接続シャフトブラケット３０５の縦方向な移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。

本考案の一つの実施形態において、
図１と図２に示すように、前記調節アセンブリ５は、ベースフレーム３０１に接続された第３駆動部材５０１と、前記第３駆動部材５０１は電動伸縮レバーを使用し、第３駆動部材５０１において且つベースフレーム３０１から離れた一端に接続されたトップフレーム５０２と、トップフレーム５０２に接続された吊りバックル５０３と、を含み、
橋梁の高さに応じて、第３駆動部材５０１の駆動下で、トップフレーム５０２を縦方向に移動調整させるようにし、さらに第２位置決め装置４によって適切な支持を行うことができ、両側の吊りバックル５０３は揚重設備に合わせて吊り上げ作業を行うために用いられ、
本願において、前記第３駆動部材５０１は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、トップフレーム５０２の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。

本考案の一つの実施例において、
図１－図３に示すように、前記支持保護アセンブリ６は、トップフレーム５０２に接続された固定シート６０１と、固定シート６０１に接続された少なくとも２つの第４駆動部材６０２と、前記第４駆動部材６０２は、電動ロールシャフトを使用し、第４駆動部材６０２に接続された第５駆動部材６０３と、前記第５駆動部材６０３は電動伸縮レバーを使用し、第５駆動部材６０３において且つ第４駆動部６０２材から離れた一端に可動接続された支持ローラ６０４と、トップフレーム５０２に接続された第６駆動部材６０５と、前記第６駆動部材６０５は電動伸縮レバーを使用し、第６駆動部材６０５において且つトップフレーム５０２から離れた一端に接続された位置制限フレーム６０６と、を含み、
トップフレーム５０２の高さ調整が完了すると、橋梁底部の円弧構造に基づいて、第４駆動部材６０２によって両側の第５駆動部材６０３の角度を調整し、第５駆動部材６０３の駆動の下で、支持ローラ６０４を橋梁底部の円弧位置に当接させ、その後、第６駆動部材６０５が作動し、位置制限フレーム６０６が支持ローラ６０４の外側に当接するように縦方向に移動し、支持ローラ６０４の安定性をさらに向上させ、
本願において、前記第４駆動部材６０２は、電動ロールシャフトに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、第５駆動部材６０３の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない、前記第５駆動部材６０３は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、支持ローラ６０４の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない、本願において、前記第６駆動部材６０５は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、位置制限フレーム６０６の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。

本考案の動作原理は、揚重設備を通じて、本構造の装置を河道の底部に置き、複数のホイールフレーム１に合わせて、構造装置を橋梁の底部に移動し、後に第１駆動部材２０２が作動し、滑り止めマット２０３を河道の底部に当接させ、且つホイールフレーム１を河道の底部から分離させ、構造装置のリフトアップを完成し、後に第１位置決め装置３を通じて両側の河道に当接させ、調節アセンブリ５と支持保護アセンブリ６が協力し、橋梁底部の円弧位置との当接支持を完了する。前記第１駆動部材２０２は、電動伸縮フレームに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、滑り止めマット２０３の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。構造装置の設置が完了すると、第２駆動部材３０６が作動し、河道の両側に当接させて横方向の支持を完了するまで、第２接続シャフトブラケット３０５を縦方向に下へ移動させ、両側の第１接続シャフトブラケット３０３を背面方向に移動させ、両側の位置決めフレーム３０２を背面方向にに移動させ、前記第２駆動部材３０６は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、第２接続シャフトブラケット３０５の縦方向な移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。
橋梁の高さに応じて、第３駆動部材５０１の駆動下で、トップフレーム５０２を縦方向に移動調整させるようにし、さらに第２位置決め装置４によって適切な支持を行うことができ、両側の吊りバックル５０３は揚重設備に合わせて吊り上げ作業を行うために用いられ、前記第３駆動部材５０１は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、トップフレーム５０２の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。トップフレーム５０２の高さ調整が完了すると、橋梁底部の円弧構造に基づいて、第４駆動部材６０２によって両側の第５駆動部材６０３の角度を調整し、第５駆動部材６０３の駆動の下で、支持ローラ６０４を橋梁底部の円弧位置に当接させ、その後、第６駆動部材６０５が作動し、位置制限フレーム６０６が支持ローラ６０４の外側に当接するように縦方向に移動し、支持ローラ６０４の安定性をさらに向上させ、前記第４駆動部材６０２は、電動ロールシャフトに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、第５駆動部材６０３の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない、前記第５駆動部材６０３は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、支持ローラ６０４の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない、本願において、前記第６駆動部材６０５は、電動伸縮レバーに限定されるものではなく、リニアモーター、電動シリンダー、又はエアシリンダーに駆動されてもよく、位置制限フレーム６０６の移動調整が可能であればよく、ここでは具体的に限定しない。

上記の通り、本装置の構造設計は合理的で、第１位置決め装置３を通じて横方向に固定できるようになり、調節アセンブリ５と支持保護アセンブリ６を組み合わせることにより、橋梁底部の弧状位置に対する適応性の支持を実現することができて、更に支持保護構造の橋梁に対する支持安定性を高める。

また、本明細書は実施形態に従って説明するが、各実施形態が１つの独立した技術案のみを含むわけではなく、本明細書のこのような記述形態は単に明確にするために、当業者は明細書を１つの全体としなければならず、各実施形態の技術案も適切に組み合わせて、当業者が理解できる他の実施形態を形成することができることを理解すべきである。

１、ホイールフレーム；２、リフトアップ装置；３、第１位置決め装置；４、第２位置決め装置；５、調節アセンブリ；６、支持保護アセンブリ；２０１、安定シート；２０２、第１駆動部材；２０３、滑り止めマット；３０１、ベースフレーム；３０２、位置決めフレーム；３０３、第１接続シャフトブラケット；３０４、支持ロッド；３０５、第２接続シャフトブラケット；３０６、第２駆動部材；５０１、第３駆動部材；５０２、トップフレーム；５０３、吊りバックル；６０１、固定シート；６０２、第４駆動部材；６０３、第５駆動部材；６０４、支持ローラ；６０５、第６駆動部材；６０６、位置制限フレーム。

Claims

橋梁工事用保護構造であって、
ホイールフレームと、
ホイールフレームに接続されたリフトアップ装置と、
リフトアップ装置に接続された第１位置決め装置と、
第１位置決め装置に接続された第２位置決め装置と、を含み、
ここで、前記第２位置決め装置は、
前記第１位置決め装置に接続された調節アセンブリと、
前記調節アセンブリに接続されており、調節アセンブリに合わせて、橋梁の底部の支持保護を完成するための支持保護アセンブリと、を含むことを特徴とする橋梁工事用保護構造。
前記リフトアップ装置は、
ホイールフレームに接続された安定シートと、
安定シートに接続された第１駆動部材と、
第１駆動部材と安定シートの一端に接続された滑り止めマットと、を含むことを特徴とする請求項１に記載の橋梁工事用保護構造。
前記第１位置決め装置は、
両側の第１駆動部材の滑り止めマットから離れた一端に接続されており且つ安定シートに固定接続されたベースフレームと、
ベースフレーム内部に摺動接続された少なくとも２つの位置決めフレームと、
ベースフレームを貫通して位置決めフレームに接続された第１接続シャフトブラケットと、
第１接続シャフトブラケットに可動接続された支持フレームと、
支持フレームにおいて且つ第１接続シャフトブラケットから離れた一端に可動接続された第２接続シャフトブラケットと、
第２接続シャフトブラケットに可動接続された第２駆動部材と、を含むことを特徴とする請求項２に記載の橋梁工事用保護構造。
前記調節アセンブリは、
ベースフレームに接続された第３駆動部材と、
第３駆動部材において且つベースフレームから離れた一端に接続されたトップフレームと、
トップフレームに接続された吊りバックルと、を含むことを特徴とする請求項３に記載の橋梁工事用保護構造。
前記支持保護アセンブリは、
トップフレームに接続された固定シートと、
固定シートに接続された少なくとも２つの第４駆動部材と、
第４駆動部材に接続された第５駆動部材と、
第５駆動部材において且つ第４駆動部材から離れた一端に可動接続された支持ローラと、
トップフレームに接続された第６駆動部材と、
第６駆動部材において且つトップフレームから離れた一端に接続された位置制限フレームと、を含むことを特徴とする請求項４に記載の橋梁工事用保護構造。