JP3243820U - ピストン組立体及び流体圧シリンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンロッドの重量を増大させることなく、封止部材を十分な強度で固定できる、ピストン組立体及び流体圧シリンダを提供する。【解決手段】ピストン組立体14及び流体圧シリンダ10は、軸方向に延在するピストンロッド50と、ピストンロッド50の外周部に装着されたピストン48と、ピストンロッド50の先端を押し潰してピストン48とピストンロッド50とを連結する加締部70と、を備え、ピストンロッド50は、中心部を軸方向に貫通する軸孔74と、軸孔74を封止する封止部材54と、を有し、加締部70は軸孔74に向けて突出し、封止部材54の脱落を阻止するストッパ76、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、ピストン組立体及び流体圧シリンダに関する。
流体圧シリンダに使用されるピストン組立体は、ピストンロッドとピストンロッドの外周部に装着されたピストンとを有する。ピストン組立体の種類によっては、ピストンロッドの加締めによってピストンとピストンロッドとが一体的に連結される場合がある。
ピストン組立体において、ピストンロッドを中空パイプ状とする技術が提案されている(特許文献1)。
実開昭61-1703号公報
流体圧シリンダの高速動作と高頻度動作とを実現する場合には、特許文献1に記載されているように、ピストンロッドを中空パイプ状として軽量化することが有効である。このようなピストンロッドは、シリンダ室の流体の漏洩を防ぐために、中空部分に封止部材を有する。
封止部材は、ピストンロッドと共に往復移動する。そのため、流体圧シリンダの高速動作を行う場合、封止部材に大きな加速度が加わる。封止部材の固定が不十分だと、封止部材がピストンロッドから脱落するおそれがある。その一方で、特許文献1のような構造では、封止部材及び固定構造の重量が増大し、ピストンロッドの重量が増大してしまう問題がある。
本考案は、上記した課題を解決することを目的とする。
以下の開示の一観点は、軸方向に延在するピストンロッドと、前記ピストンロッドの外周部に装着されたピストンと、前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部と、を備え、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔と、前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材と、を有し、前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ、を有する、ピストン組立体にある。
別の一観点は、シリンダチューブと、前記シリンダチューブの先端を封止するヘッドカバーと、前記シリンダチューブの基端を封止するロッドカバーと、少なくとも一部が前記シリンダチューブの内部に収容されたピストン組立体と、を備えた流体圧シリンダであって、前記ピストン組立体は、軸方向に延在し前記ロッドカバーを挿通するピストンロッドと、前記ピストンロッドの外周部に装着され、前記シリンダチューブの内部を摺動するピストンと、前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部と、を備え、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔と、前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材と、を有し、前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ、を有する、流体圧シリンダにある。
上記の構成は、中空パイプ状のピストンロッドの重量を増大させることなく、封止部材を十分な強度でピストンロッドに固定することができる。
図1は、本考案の実施形態に係る流体圧シリンダの断面図である。 図2Aは、図1のピストンロッドにピストンを装着する工程の断面図であり、図2Bは図2Aのピストンロッドの封止部材を装着する工程の断面図であり、図2Cはピストンロッドの先端部を加締める工程の断面図である。
図1に示すように、本考案の実施形態に係る流体圧シリンダ10は、シリンダ本体12と、ピストン組立体14とを有する。ピストン組立体14は、シリンダ本体12への流体の給排によって、突出動作及び引込動作を行う。流体圧シリンダ10は、工場の自動化された製造ライン等に用いられる。
流体圧シリンダ10のシリンダ本体12は、シリンダチューブ16と、ヘッドカバー18と、ロッドカバー20と、を有する。シリンダチューブ16は、円筒状の部材であり、内部に軸線方向に貫通するシリンダ室22を有する。シリンダチューブ16の先端側(ヘッド側)には、ヘッドカバー18が装着され、基端側(ロッド側)にはロッドカバー20が装着されている。シリンダ室22は、先端がヘッドカバー18によって封止され、基端がロッドカバー20によって封止される。
ヘッドカバー18は、ヘッド側ポート24と、中心孔26と第1ダンパ28とを有する。ヘッド側ポート24は、ヘッドカバー18の外周面に開口する。ヘッド側ポート24には、流体を給排するための配管が接続される。中心孔26は、ヘッドカバー18の内部に形成されている。ヘッド側ポート24は、中心孔26に連通する。中心孔26は、ヘッドカバー18の中心に形成された孔であり、シリンダ室22に向けて開口する。中心孔26の先端は、ヘッドカバー18の端部壁18aによって封止されている。第1ダンパ28は、ヘッドカバー18の基端からシリンダ室22に向けて突出するように取り付けられている。第1ダンパ28は、例えば、ゴム又はエラストマ等の弾性部材よりなる筒状の部材である。第1ダンパ28は、ピストン組立体14が先端に向かって移動した際に、ピストン組立体14とヘッドカバー18との衝突による衝撃を緩和する。
ロッドカバー20は、ロッド側ポート32と、挿通孔34と、第2ダンパ36と、摺動部38とを主に有する。ロッド側ポート32は、ロッドカバー20の外周面に開口する。挿通孔34は、ロッドカバー20の内部に形成される。ロッド側ポート32は、挿通孔34に連通する。ロッド側ポート32には、流体を給排するための配管が接続される。ロッド側ポート32は、挿通孔34を介してシリンダ室22に連通する。挿通孔34は、ロッドカバー20の中心に沿って軸線方向に延び、ロッドカバー20を軸線方向に貫通する。挿通孔34は、ピストン組立体14のピストンロッド50を挿通させる。挿通孔34は、ピストンロッド50の外径よりも大きな径を有し、ピストンロッド50との間に、流体を流通させるロッド側流路40を形成する。ロッド側流路40は、シリンダ室22とロッド側ポート32とを接続する流路であり、シリンダ室22の基端に流体を給排する。第2ダンパ36は、ピストン組立体14とロッドカバー20との衝突による衝撃を緩和する。
摺動部38は、挿通孔34に設けられている。摺動部38は、ロッド側ポート32よりも基端に位置する。摺動部38は、案内部材42と、ロッドパッキン44と、止め輪46とを有する。案内部材42は、ピストンロッド50の外周面と摺動可能に当接し、ピストン組立体14の変位方向を軸線方向に案内する。ロッドパッキン44は、案内部材42の基端に隣接して配置される。ロッドパッキン44は、ピストンロッド50と挿通孔34との隙間を閉塞して、ピストンロッド50と挿通孔34との隙間に沿った流体の漏洩を阻止する。止め輪46は、挿通孔34の溝に嵌合する。止め輪46は、ロッドパッキン44のピストンロッド50からの脱落を阻止する。
ピストン組立体14は、ピストン48と、ピストンロッド50と、加締部70と、封止部材54と、を主に有する。ピストン48は、ピストンロッド50の先端部の外周に装着されている。ピストン48の外周部は、シリンダチューブ16の内周面に密着しつつ摺動可能である。ピストン48は、シリンダ室22を先端側の第1圧力室22aと、基端側の第2圧力室22bとに、気密及び液密に仕切る。
ピストン48は、特に限定されないが、第1ブロック48aと、第2ブロック48bとを連結して構成される。ピストン48には、さらにマグネット56と、パッキン58と、案内リング62と、が装着されている。第1ブロック48aは、第1収容溝52aと、第2収容溝52bと、を有する。第1収容溝52aは、第1ブロック48aの先端寄りに位置し、案内リング62を収容する。案内リング62は、シリンダチューブ16の内周面と摺動し、パッキン58の偏摩耗を阻止する。第2収容溝52bは、第1収容溝52aより基端に位置する。第2収容溝52bは、環状のパッキン58を収容する。パッキン58は、シリンダチューブ16の内周面と摺動可能に密着する。パッキン58は、ピストン48とシリンダチューブ16との隙間に沿った流体の漏洩を阻止する。
第2ブロック48bは、第1ブロック48aの基端に当接する。第2ブロック48bは、第3収容溝52cを有する。第3収容溝52cは、環状の凹部である。第3収容溝52cには、マグネット56が収納される。マグネット56は、第1ブロック48aと当接する。マグネット56は、ピストン48の位置検出に利用される。
ピストンロッド50は、軸線方向に細長く伸びた筒状の部材である。ピストンロッド50は、例えば、ステンレス鋼等の金属によって形成される。ピストンロッド50は、金属に限定されず、樹脂等の材料で形成されてもよい。ピストンロッド50の基端部は、ロッドカバー20の挿通孔34を貫通し、ロッドカバー20の基端から外方に突出する。
図2Cに示されるように、ピストンロッド50の先端部の外周部には、ピストン48が装着される縮径部60が設けられている。ピストンロッド50のうち縮径部60以外の部分を本体部64と呼ぶ。縮径部60の外径は、本体部64の外径よりも小さい。縮径部60と本体部64との間には、段部66が形成されている。ピストン48は、第1ブロック48aと第2ブロック48bとを中心に沿って貫通する貫通孔68を有する。貫通孔68は、ピストンロッド50の縮径部60が挿通可能な内径を有する。貫通孔68の内径は、ピストンロッド50の本体部64よりも小さな寸法を有している。そのため、ピストン48は、段部66を乗り越えることなく、ピストンロッド50に固定される。
ピストンロッド50の先端には、加締部70が形成されている。加締部70は、ピストンロッド50の先端を軸方向の基端側に向けて押し潰して形成される。ピストンロッド50の先端は、径方向に押し広がるように変形している。この変形した部分が加締部70である。ピストン48の貫通孔68には、その先端部に先端に向かうにつれて径が徐々に増大するテーパー部72が形成されている。加締部70は、貫通孔68のテーパー部72を埋めるように入り込んでいる。加締部70は、テーパー部72で径方向の外側に突出することで、ピストン48の先端側への脱落を阻止する。また、加締部70とテーパー部72とによって、ピストン48は段部66に向けて押圧される。これにより、ピストン48は、ピストンロッド50に対してがたつかないように固定される。
ピストンロッド50は、中心部に軸方向に延びる軸孔74を有する。図1に示されるように、軸孔74は、ピストンロッド50の先端から基端までを貫通する。軸孔74は、ピストンロッド50を軽量化させることで、ピストンロッド50の運動エネルギーを減少させる。これにより、流体圧シリンダ10の高速動作及び高頻度動作を容易にする。
図2Cに示されるように、軸孔74は、小径部74aと大径部74bとを有する。小径部74aは、軸孔74の大部分を占めており、第1内径を有している。大径部74bは、第1内径よりも大きな第2内径を有している。大径部74bは、軸方向においてピストン48と重なる範囲に設けられている。大径部74bは、小径部74aの先端側に位置し、一部は加締部70と重なる。小径部74aと大径部74bとの境界には、軸孔74の内径が変化する段差部74cが形成されている。
大径部74bには、封止部材54が挿入されている。封止部材54は、例えば、ゴム又はエラストマ等の弾性材料の球体である。封止部材54は、大径部74b又は段差部74cと密着することで、軸孔74を通じた流体の漏洩を阻止する。なお、封止部材54の材料は、ゴム又はエラストマに限定されず、樹脂又は鋼等の金属であってもよい。封止部材54の形状は、球形に限定されず、例えば、円柱形状等の形状としてもよい。
封止部材54は、大径部74bの第2内径と略同じ外径を有しており、かつ、小径部74aの第1内径よりも大きい。段差部74cは、封止部材54の基端側に当接することで、封止部材54の基端側への変位を阻止する。封止部材54の先端側には、加締部70による変形部分が当接する。
加締部70は、軸孔74に向けて突出したストッパ76を形成する。ストッパ76は、軸孔74の内側に突出することで、封止部材54の先端側と当接する。ストッパ76は、封止部材54の外径よりも小さな内径を有しており、封止部材54の先端側への脱落を阻止する。さらに、ストッパ76は、封止部材54を段差部74cに向けて押圧することで、封止部材54を軸線方向にがたつかないように固定する。封止部材54は、段差部74cとストッパ76とに挟まれて保持される。
本実施形態の流体圧シリンダ10は以上のように構成される。以下、ピストン組立体14の製造方法が図2A~図2Cを参照しつつ説明される。
図2Aに示されるように、軸孔74を有する筒状のピストンロッド50が準備される。ピストンロッド50は、中空パイプ状の材料を加工することで作製される。所定の長さに切断された中空パイプ状の材料を用意し、その先端側の一部を切削等の方法で加工することで、外周部に縮径部60が形成され、内周部に大径部74bが形成される。以上の工程により、ピストンロッド50が製造される。このような製造方法は、汎用のパイプ材に対して、最小限の加工を行うだけでピストンロッド50を製造できるため、低コストに生産できる。
次に、図示のようにピストンロッド50の縮径部60の外周面にピストン48が装着される。すなわち、第2ブロック48bが先端側から縮径部60に挿入される。その後、第2ブロック48bの先端側に、第1ブロック48aが装着される。
次に、図2Bに示されるように、ピストンロッド50の大径部74bに封止部材54が挿入される。封止部材54は、段差部74cによって基端側への移動が規制される。
次に、図2Cに示されるように、ピストンロッド50の先端部を軸線方向の基端側に圧縮して、内周側及び外周側に広がるように変形させる加締工程が行われる。これにより、加締部70が形成されて、封止部材54及びピストン48がピストンロッド50から脱落しないように固定される。
以上のような本実施形態のピストン組立体14は、高速で移動させた場合であっても、封止部材54のピストンロッド50からの脱落を確実に阻止できる。また、ピストン48に対する加締工程と同時に封止部材54のピストンロッド50への固定が完了するため、製造工数が抑制され、製造コストを抑制できる。
上記した開示に関し、さらに以下の付記が開示される。
(付記1)
一観点は、軸方向に延在するピストンロッド(50)と、前記ピストンロッドの外周部に装着されたピストン(48)と、前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部(70)と、を備え、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔(74)と、前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材(54)と、を有し、前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ(76)、を有する、ピストン組立体(14)にある。
上記のピストン組立体は、加締部によって封止部材を固定することで、重量を増大させることなく、封止部材を十分な強度でピストンロッドに結合できる。また、構造が簡素化されると共に、少ない工数で製造できるため、量産性に優れる。
(付記2)
付記1記載のピストン組立体であって、前記軸孔は、第1内径を有する小径部と、前記小径部の前記先端に位置し前記第1内径よりも大きい第2内径を有する大径部と、を有し、前記封止部材は、前記第1内径よりも大きな外径を有し、かつ前記大径部に挿入されてもよい。このピストン組立体は、小径部によって封止部材の基端側への移動を阻止でき、封止部材の固定構造を簡素化できる。
(付記3)
付記2記載のピストン組立体であって、前記封止部材は、前記大径部と前記小径部との境界の段差部(74c)と、前記ストッパとに挟まれ、かつ、前記軸孔の内周面と密着してもよい。このピストン組立体は、封止部材が軸孔を確実に封止できる。
(付記4)
付記1~3のいずれか1項に記載のピストン組立体であって、前記封止部材は、球形状又は円柱形状であってもよい。このピストン組立体は、封止部材を弾性材料とすることで、高い封止性能を発揮する。
(付記5)
別の一観点は、シリンダチューブ(16)と、前記シリンダチューブの先端を封止するヘッドカバー(18)と、前記シリンダチューブの基端を封止するロッドカバー(20)と、少なくとも一部が前記シリンダチューブの内部に収容されたピストン組立体と、を備えた流体圧シリンダ(10)であって、前記ピストン組立体は、軸方向に延在し前記ロッドカバーを挿通するピストンロッドと、前記ピストンロッドの外周部に装着され、前記シリンダチューブの内部を摺動するピストンと、前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部と、を備え、前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔と、前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材と、を有し、前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ、を有する、流体圧シリンダにある。
上記の流体圧シリンダは、ピストンロッドを軽量化できるため、高速動作及び高頻度動作に好適である。
なお、本考案は、上記した開示に限らず、本考案の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。
10…流体圧シリンダ 14…ピストン組立体
16…シリンダチューブ 18…ヘッドカバー
20…ロッドカバー 48…ピストン
50…ピストンロッド 54…封止部材
70…加締部 74…軸孔
74a…小径部 74b…大径部
74c…段差部 76…ストッパ

Claims (5)

  1. 軸方向に延在するピストンロッドと、
    前記ピストンロッドの外周部に装着されたピストンと、
    前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部と、
    を備え、
    前記ピストンロッドは、
    前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔と、
    前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材と、
    を有し、
    前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ、を有する、ピストン組立体。
  2. 請求項1記載のピストン組立体であって、
    前記軸孔は、第1内径を有する小径部と、前記小径部の前記先端に位置し前記第1内径よりも大きい第2内径を有する大径部と、を有し、
    前記封止部材は、前記第1内径よりも大きな外径を有し、かつ前記大径部に挿入されている、ピストン組立体。
  3. 請求項2記載のピストン組立体であって、
    前記封止部材は、前記大径部と前記小径部との境界の段差部と、前記ストッパとに挟まれ、かつ、前記軸孔の内周面と密着する、ピストン組立体。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のピストン組立体であって、
    前記封止部材は、球形状又は円柱形状である、ピストン組立体。
  5. シリンダチューブと、
    前記シリンダチューブの先端を封止するヘッドカバーと、
    前記シリンダチューブの基端を封止するロッドカバーと、
    少なくとも一部が前記シリンダチューブの内部に収容されたピストン組立体と、を備えた流体圧シリンダであって、前記ピストン組立体は、
    軸方向に延在し前記ロッドカバーを挿通するピストンロッドと、
    前記ピストンロッドの外周部に装着され、前記シリンダチューブの内部を摺動するピストンと、
    前記ピストンロッドの先端を押し潰して前記ピストンと前記ピストンロッドとを連結する加締部と、を備え、前記ピストンロッドは、
    前記ピストンロッドの中心部を軸方向に貫通する軸孔と、
    前記軸孔に挿入され、前記軸孔を封止する封止部材と、を有し、
    前記加締部は、前記軸孔に向けて突出し、前記封止部材の脱落を阻止するストッパ、を有する、流体圧シリンダ。
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