JP3243790U - ウェアラブル機器 - Google Patents

Abstract

ウェアラブル機器であって、ウェアラブル機器はハウジング（１）、電池ユニット（３０）、マザーボードユニット（２０）、着用構造及びユーザーにプロンプトするための振動モーター（５０）を含み、マザーボードユニット（２０）及び振動モーター（５０）はハウジング（１）内に設けられ、着用構造はハウジング（１）に接続される。情報プロンプト方法であって、着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体に接続し、使用の時、振動モーター（５０）の振動によって、相応的な操作プロンプトをフィードバックして、機器による実行が終了したことをユーザーにプロンプトし、ユーザーの肉眼で機器を観察する必要がなく、ユーザーエクスペリエンスを向上する。

Description

本考案は電子機器の分野に属して、特に、ウェアラブル機器及び情報プロンプト方法に関している。

ウェアラブル機器は持ち運び可能な携帯型機器であり、使用の時、一般的にユーザーの胴体の四肢に着用され、又はユーザーの衣服に掛止めされ、情報プロンプトがあると、一般的にプロンプトライト又はプロンプト音の方式でプロンプトする。プロンプトライトであれば、ユーザーが肉眼で直接的に観察するため、ウェアラブル機器がユーザーの頭及び胸などの位置に着用される場合、ユーザーはよくウェアラブル機器の状態を観察しにくくて、使用が非常に不便である。プロンプト音については、騒々しい環境において、プロンプト効果がよくなく、ユーザーは直接的に感じることができず、そして、いくつかの場合にとって、プロンプト音の使用は不便である。

少なくとも上記技術問題の１つを解決するために、本考案はウェアラブル機器及び情報プロンプト方法を提供し、着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体に接続し、使用の時、振動モーターの振動で相応的な操作プロンプトをフィードバックし、これによって、ウェアラブル機器による実行が終了したことをユーザーにプロンプトし、ユーザーは肉眼でウェアラブル機器を観察する必要がなくなり、ユーザーエクスペリエンスを向上する。

本考案の技術的解決策は以下の通り、ウェアラブル機器であって、ハウジング、電池ユニット、マザーボードユニット、着用構造及びユーザーにプロンプトするための振動モーターを含み、前記マザーボードユニット及び前記振動モーターは前記ハウジング内に設けられ、前記着用構造は前記ハウジングに接続される。

好ましくは、前記ハウジングはミドルフレーム、及び前記ミドルフレームの前面に接続されるフロントハウジングを含み、前記ミドルフレーム内には前記マザーボードユニットに接続されるキースイッチが設けられ、前記マザーボードユニットにはトリガー回路が設けられ、前記トリガー回路は前記キースイッチによってトリガーされた後、前記振動モーターを動作させ、前記フロントハウジングの一端はキー部であり、前記キー部は前記キースイッチに近接して、前記キースイッチをトリガーする。

好ましくは、前記ミドルフレームにはキー孔が設けられ、前記キー孔には防水弾性部材が接続され、前記キー部の、前記ミドルフレームに近接する側には、前記防水弾性部材に向かうキー突起が設けられ、及び／又は、前記フロントハウジングの他端は前記ミドルフレームに接続される固定部であり、前記キー部と前記ミドルフレームとの間は、前記キー部が前記キースイッチに近接するための隙間を有する。

好ましくは、前記ハウジングは前記ミドルフレームの裏面に接続されるバックハウジングをさらに含み、及び／又は、前記振動モーターは前記ミドルフレームに接着され、ボンディングされ又は係合される。

好ましくは、前記着用構造は第１磁気部品、及び人体又は衣服に着用可能な着用付属品を含み、前記第１磁気部品は前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ハウジングの裏面に接続され、前記着用付属品には、前記第１磁気部品に吸着可能な第２磁気部品が設けられる。

好ましくは、前記着用付属品は磁気ストラップ、又は磁気ヘッドバンド、或いは磁気パッドである。

好ましくは、前記着用構造は着用クリップを含み、前記着用クリップは前記ハウジングに磁気吸着され、又は係合されるとともに、衣服に掛止め可能である。

好ましくは、前記ウェアラブル機器は着用型カメラであり、前記ウェアラブル機器はレンズユニットをさらに含み、前記ハウジングにはレンズ孔が設けられ、前記レンズユニットは前記レンズ孔に接続され、前記レンズユニット及び前記振動モーターは前記ハウジングの対向する両側にそれぞれ近接する。

本考案は、上記のウェアラブル機器に適用される情報プロンプト方法をさらに提供し、
前記着用構造によって前記ウェアラブル機器を人体又は衣服に接続するステップと、
キー部は押圧操作を受信して、キースイッチをトリガーするステップと、
前記ウェアラブル機器は対応操作を実行するステップと、
前記ウェアラブル機器が前記操作を実行する時、及び／又は前記ウェアラブル機器が前記操作の実行を終了させた後、前記振動モーターは振動フィードバックを送信するステップと、を含む。

好ましくは、前記操作は起動、停止、撮影又は録画を含む。

本考案が提供するウェアラブル機器及び情報プロンプト方法において、着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体に着用し、ユーザーがウェアラブル機器を使用して操作、例えば、起動・停止及び撮影を行う場合、ウェアラブル機器は相応的な操作の実行を終了させた後、振動モーターによって振動フィードバックを送信することで、ウェアラブル機器の状態をユーザーにプロンプトし、これによって、ウェアラブル機器がユーザーの肉眼で観察できない位置に着用される場合、ユーザーは直接的に肉眼で観察する必要がなくなり、ウェアラブル機器による操作の実行が終了したかどうかを知って、ユーザーエクスペリエンスが向上する。

本考案の実施例の技術的解決策をより明らかに説明するために、以下、実施例の必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に記載の図面は本考案のいくつかの実施例のみであり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしないことを前提として、これらの図面に基づいて他の図面を取得できる。
本考案の実施例が提供するウェアラブル機器の断面図である。 本考案の実施例が提供するウェアラブル機器の前面図である。

本考案の目的、技術的解決策及び利点をより明瞭するために、以下、図面及び実施例を結合して、本考案をさらに詳しく説明する。ここに記載の具体的な実施例は本考案を限定していなく、ただ本考案を解釈するためのものである。

ここで、「配置」、「接続」などの用語を広義で理解すべきであり、例えば、直接的な配置接続であってもよいし、中間素子、中間構造による間接的な配置接続であってもよい。

また、本考案の実施例における「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などのような、方位又は位置関係を指示する用語は図示による方位、位置関係、通常の配置状態又は使用状態であり、指された構造、特徴、装置又は素子が特定の方位又は位置関係を備え、特定の方位で構造されて操作されなければならないと指示又は暗示するものでなく、ただ、本考案を便利に記載して記載を簡略化するためのものであるので、本考案を限定していない。本考案の記載において、特に説明がない限り、「複数」の意味は２つ又は２つ以上である。

矛盾しない場合、具体的な実施形態に記載の各具体的な技術特徴及び各実施例に対して、任意の適切な方式で組み合わせてもよく、例えば、異なっている具体的な技術特徴／実施例／実施形態の組み合わせによって異なっている実施形態を形成し、不要な重複を回避するために、本考案における各具体的な技術特徴／実施例／実施形態の各種の可能な組み合わせ方式を別途には説明していない。

本考案の実施例が提供するウェアラブル機器について、図１及び図２を参照する。
ウェアラブル機器は、ハウジング１、電池ユニット３０、マザーボードユニット２０、振動モーター５０及び着用構造を含み、マザーボードユニット２０及び振動モーター５０はハウジング１内に設けられ、着用構造はハウジング１に接続される。具体的な適用において、本実施例のウェアラブル機器を使用する場合、ハウジング１に接続される着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体又は衣服に着用し、ウェアラブル機器の着用位置は、異なっている使用ニーズ及び適用シーンに応じて選択され、例えば、頭、手首又は胸などの位置に着用されてもよいし、無論、ユーザーの衣服に掛止めされてもよく、そして、着用後、随時に切り替えられてもよい。ウェアラブル機器を着用した後、ウェアラブル機器の操作、例えば、ウェアラブル機器の起動、停止又は撮影などを行って、ユーザーが相応的な操作を行う場合、振動モーター５０はユーザーにプロンプトするように振動を送信し、ウェアラブル機器が相応的な操作の実行を終了させた後、振動モーター５０は操作の実行が終了したことをユーザーにプロンプトするように、振動を再送信して、ユーザーの異なっている操作に基づいて異なっている振動方式、例えば、長い振動、短い振動及び異なっている振動回数などでユーザーにプロンプトし、即ち、振動方式が異なっていると、そのプロンプト内容も異なっている。このように、ユーザーはウェアラブル機器の状態を即時に知って、ウェアラブル機器はユーザーが直接的に肉眼で観察できない、又は観察しにくい位置、例えば、頭又は胸などの位置に着用される場合、ユーザーは振動モーター５０の振動フィードバックによって、ウェアラブル機器による操作の実行が終了したかどうかを即時に知って、ユーザーエクスペリエンスが向上する。従来技術が使用するプロンプトライト又はプロンプト音などのプロンプト手段に対して、本実施例が提供するウェアラブル機器は、振動フィードバックの方式で直接的に人体の皮膚に作用し、ユーザーはフィードバックをより容易に感じて、特に、室外環境及び運動状態で使用する時、室外環境が複雑であり、ユーザーはプロンプトライトを観察しにくいとともに、プロンプト音も受信しにくいため、機器による操作の実行が終了したかどうかを即時に知ることができず、また、いくつかの特定の場合、ライト又は声音でプロンプトすることは不便であるが、本実施例におけるウェアラブル機器の振動フィードバックは、直接的にユーザーの皮膚に作用するとともに、異なっている操作に応じて異なっている振動頻度及び振動方式を設定でき、ユーザーエクスペリエンスが向上する。

具体的な適用において、マザーボードユニット２０はウェアラブル機器自体の機能に基づいて各類の機能モジュール、例えば、データを処理するプロセッサモジュール、又はデータを送受信する通信モジュールなどを選択して配置し、ウェアラブル機器のデータがクラウドによって処理される場合、マザーボードユニット２０にはプロセッサモジュールが配置されず、通信モジュールのみが配置されてもよく、関連データをクラウドサーバーにアップロードして、処理した後、通信モジュールによって受信し、無論、必要であれば、ウェアラブル機器にはマザーボードユニット２０が配置されなくてもよい。

図１を参照し、本実施例の１つの好適な実施形態として、ハウジング１はミドルフレーム１０及びフロントハウジング１１を含み、フロントハウジング１１はミドルフレーム１０の前面に接続され、ミドルフレーム１０内にはキースイッチ２１が設けられ、マザーボードユニット２０には、振動モーター５０を動作させるトリガー回路が設けられ、キースイッチ２１はマザーボードユニット２０のトリガー回路に接続され、トリガー回路はキースイッチ２１によってトリガーされ、フロントハウジング１１の一端は、キースイッチ２１に近接してキースイッチ２１をトリガーするキー部１１１である。具体的な適用において、ウェアラブル機器はユーザーの体に着用される場合、フロントハウジング１１のキー部１１１によって操作を行って、キー部１１１の押圧回数及び方式、例えば、短押し、長押し、シングルクリック又はダブルクリックなどに応じて、ウェアラブル機器の異なっている具体的な操作に対応し、異なっている具体的な操作は振動モーター５０の異なっている振動方式に対応し、例えば、振動モーター５０は異なっている振動期間又は振動間隔期間でユーザーにプロンプトする。無論、振動モーター５０は異なっている強度の振動、例えば、１００％定格回転速度の振動又は５０％定格回転速度の振動を同時に使用してもよい。キー部１１１を押圧してキースイッチ２１をトリガーする場合、トリガー回路はキースイッチ２１をトリガーしたことをユーザーにプロンプトするように、振動モーター５０に振動を送信させ、ウェアラブル機器が相応的な操作の実行を終了させた後、トリガー回路は操作の実行が終了したことをユーザーにプロンプトするように、振動モーター５０を再び振動させる。

また、本実施形態において、キー部１１１はフロントハウジング１１と一体的に設計され、これによって、ウェアラブル機器がユーザーの肉眼で見えない位置に着用される場合、ユーザーは直接的にフロントハウジング１１を押圧してブラインド操作を行って、ユーザーの使用を容易にして、ユーザーエクスペリエンスが向上する。

図１を引き続いて参照し、さらに、本実施例の１つの好適な実施形態として、ミドルフレーム１０にはキー孔１０１が設けられ、キー孔１０１には防水弾性部材１０２が接続され、キー部１１１の、ミドルフレーム１０に近接する側には、防水弾性部材１０２に向かうキー突起１１３が設けられる。本実施形態において、ハウジング１内は、相対的に密閉する収容室を有し、電池ユニット３０、マザーボードユニット２０及びキースイッチ２１は当該収容室内に収容され、キー部１１１がキースイッチ２１をトリガーできることを前提として、防水弾性部材１０２は外部の液体がキー孔１０１から収容室内に浸透することを回避し、ウェアラブル機器の防水性能を向上させる。具体的な適用において、電池ユニット３０はハウジング１に取り外し可能に接続されてもよく、これによって、電池ユニット３０を随時に交換し、ウェアラブル機器の持続使用能力を保証する。

図１を引き続いて参照し、さらに、本実施例の１つの好適な実施形態として、フロントハウジング１１の他端はミドルフレーム１０に接続される固定部１１２であり、キー部１１１とミドルフレーム１０との間は、キー部１１１がキースイッチ２１に近接するための隙間を有する。このように、ミドルフレーム１０に接続される固定部１１２及び吊り下げられたキー部１１１によって、フロントハウジング１１はカンチレバー構造として形成され、キー部１１１を押圧すると、キー部１１１は隙間を介してキースイッチ２１に近接して、キースイッチ２１をトリガーし、外力を取り除いた後、キー部１１１は自動にリセットする。このように、隙間によってキー部１１１のストロークを高めて、ユーザーの操作手応えを向上する。

具体的に、フロントハウジング１１及びミドルフレーム１０は弾性を有する材料、例えば、プラスチックなどから製造され、フロントハウジング１１の固定部１１２はボンディング、係止又は一体成形の方式でミドルフレーム１０に接続される。

さらに、本実施例の１つの好適な実施形態として、ハウジング１はミドルフレーム１０の裏面に接続されるバックハウジング１２をさらに含み、及び／又は、振動モーター５０はミドルフレーム１０に接着され、ボンディングされ又は係合されることで、振動モーター５０が振動のため、緩んで脱落することを防止し、ウェアラブル機器の確実性が向上する。本実施形態において、バックハウジング１２は金属材料から製造され、ＮＭＴ（Ｎａｎｏ Ｍｏｌｄｉｎｇ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ、ナノ射出成形技術）によるＴ処理後、バックハウジング１２とミドルフレーム１０とはＮＭＴを介して接続され、これによって、バックハウジング１２とミドルフレーム１０とを堅牢に結合する。

図１を参照し、本実施例の１つの好適な実施形態として、着用構造は第１磁気部品１２１、及び人体又は衣服に着用可能な着用付属品を含み、第１磁気部品１２１はハウジング１内に設けられるとともに、ハウジング１の裏面に接続され、着用付属品には、第１磁気部品１２１に吸着可能な第２磁気部品が設けられる。具体的な適用において、第１磁気部品１２１及び第２磁気部品の吸着作用によって、ウェアラブル機器をユーザーの体又は衣服に着用することで、ユーザーによるウェアラブル機器の着脱を便利にする。

さらに、本実施例の１つの好適な実施形態として、着用付属品は磁気ストラップ、又は磁気ヘッドバンド、或いは磁気パッドであり、磁気ストラップはユーザーの首にかけられ、ハウジング１をユーザーの胸位置に吸着し、磁気ヘッドバンドはユーザーの頭に縛られ、ハウジング１をユーザーの額位置に吸着し、磁気パッドは衣服を挟んでハウジング１をユーザーの衣服に吸着し、その位置は実際ニーズに応じて調整されてもよい。無論、他の実施形態において、他の着用付属品を使用してもよい。

本実施例の１つの好適な実施形態として、着用構造は着用クリップをさらに含み、着用クリップはハウジング１に磁気吸着され、又は係合されるとともに、衣服に掛止め可能であり、これによって、ウェアラブル機器をユーザーの体に着用する。

本実施例の１つの好適な実施形態として、ウェアラブル機器は着用型カメラであり、着用型カメラはレンズユニット４０をさらに含み、振動モーター５０及びレンズユニット４０はハウジング１の対向する両側にそれぞれ位置し、ハウジング１にはレンズ孔が設けられ、レンズユニット４０はレンズ孔を貫通してフロントハウジング１１から突出する。無論、他の実施形態において、ウェアラブル機器は腕時計、ブレスレット、ヘッドフォンなどの機器であってもよい。

本実施形態の第１磁気部品１２１及びレンズユニット４０は異なっている側にそれぞれ向かっており、これによって、ウェアラブル機器が着用された後、そのレンズユニット４０の撮影はユーザーの身体又は衣服に遮蔽されていないことを保証する。

具体的に、レンズユニット４０にはレンズリング４３、レンズ保護ガラス４１及び防水リング４２が接続され、レンズリング４３はレンズユニット４０の外周に外嵌され、レンズ保護ガラス４１はレンズユニット４０の先端（即ち、フロントハウジング１１から突出する一端）に接続され、防水リング４２はレンズリング４３とレンズ保護ガラス４１との間に位置し、外部液体が当該箇所からミドルフレーム１０の内部に浸透することを回避して、ウェアラブル機器の防水性を向上させる。また、本実施例の電池ユニット３０とレンズユニット４０との間には、レンズユニット４０及びマザーボードユニット２０を支持するためのレンズ固定ブラケット４４が設けられる。

具体的に、本実施例のハウジング１全体は略楕円形を呈し、ハウジング１の側面（即ち、ミドルフレーム１０の周囲側面）は弧状遷移面であってもよく、無論、他の実施形態において、ハウジング１は他の形状又は構造、例えば、長方形などであってもよい。振動モーター５０はハウジング１の１側に位置し、レンズユニット４０はハウジング１の他側に位置し、電池ユニット３０はレンズユニット４０と振動モーター５０との間に位置し、これによって、ウェアラブル機器の重心はハウジング１の中間部位置に近接し、このように、ユーザーの体に着用される場合、ウェアラブル機器は相対的に安定して、脱落しにくい。振動モーター５０はミドルフレーム１０の側壁に完全に貼合されることで、振動モーター５０の振動態様をできるだけハウジング１に伝導し、ハウジング１を介してユーザーの皮膚に伝導し、他の実施形態において、ユーザーの感覚をさらに向上させるために、２つ又はより多くの振動モーター５０を配置してもよいし、振動モーター５０をバックハウジング１２に近接する位置に貼合してもよく、バックハウジング１２はユーザーの皮膚に最も近接する位置であり、振動モーター５０を当該箇所に配置することで、ユーザーの感覚がより強くなる。また、本実施例の振動モーター５０に対してリニアモーターを使用してもよく、その振動態様の体験がよく、ユーザー体験を向上でき、無論、ローターモーターを使用してもよい。

図１を参照し、具体的に、本実施例において、ウェアラブル機器はポゴピンコネクタ１２２（ｐｏｇｏ ｐｉｎ）及びマイクロフォン（図示せず）をさらに含み、ポゴピンコネクタ１２２はバックハウジング１２に位置して、ウェアラブル機器の充電及びデータ伝送に用いられ、マイクロフォンはミドルフレーム１０内に位置して、ミドルフレーム１０にはマイクロフォン孔１０４及び防水通気膜１０３が設けられ、マイクロフォンはマイクロフォン孔１０４に向かっており、防水通気膜１０３は、液体がマイクロフォン孔１０４からミドルフレーム１０の内部に入ることを防止し、声音の透過を阻止することがなく、マイクロフォンの正常な動作を保証する。

本考案の実施例は、上記のウェアラブル機器に適用される情報プロンプト方法をさらに提供し、以下のステップを含み、
着用構造１によってウェアラブル機器を人体又は衣服に接続する。

キー部１１１は押圧操作を受信して、キースイッチ２１をトリガーする。

ウェアラブル機器は対応操作を実行する。

ウェアラブル機器が操作を実行する時、及び／又はウェアラブル機器が操作の実行を終了させた後、振動モーターは振動フィードバックを送信する。

具体的な適用において、ユーザーが使用する時、まず、着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体に着用し、フロントハウジング１１のキー部１１１を押圧することで、ウェアラブル機器を操作する。ウェアラブル機器が相応的な操作を実行して始めると、振動モーター５０は、操作の実行が始めたことをユーザーにプロンプトするように、振動フィードバックを送信し、及び／又は、ウェアラブル機器が相応的な操作の実行を終了させた後、ウェアラブル機器による相応的な操作の実行が終了したことをユーザーにプロンプトするように、振動モーター５０によって振動フィードバックを送信し、これによって、ユーザーは肉眼でウェアラブル機器を観察する必要がなく、ユーザーの操作体験を向上する。

本実施例の１つの好適な実施形態として、操作は起動、停止、撮影又は録画を含む。

本考案の実施例が提供するウェアラブル機器及び情報プロンプト方法において、着用構造によってウェアラブル機器をユーザーの体に着用し、ユーザーがウェアラブル機器を使用して操作、例えば、起動・停止及び撮影を行う場合、ウェアラブル機器は相応的な操作の実行を終了させた後、振動モーター５０によって振動フィードバックを送信することで、ウェアラブル機器の状態をユーザーにプロンプトし、これによって、ウェアラブル機器がユーザーの肉眼で観察できない位置に着用される場合、ユーザーは直接的に肉眼で観察する必要がなく、ウェアラブル機器による操作の実行が終了したかどうかを知って、ユーザーエクスペリエンスが向上する。

以上は本考案を限定するものでなく、本考案の好適な実施例のみであり、本考案の精神及び原則内で完成した任意の補正、等価置換又は改良などは、何れも本考案の保護範囲に含まれる。

１ ハウジング、
１０ ミドルフレーム、
１０１ キー孔、
１０２ 防水弾性部材、
１０３ 防水通気膜、
１０４ マイクロフォン孔、
１１ フロントハウジング、
１１１ キー部、
１１２ 固定部、
１１３ キー突起、
１２ バックハウジング、
１２１ 第１磁気部品、
１２２ ポゴピンコネクタ、
２０ マザーボードユニット、
２１ キースイッチ、
３０ 電池ユニット、
４０ レンズユニット、
４１ レンズ保護ガラス、
４２ 防水リング、
４３ レンズリング、
４４ レンズ固定ブラケット、
５０ 振動モーター

Claims (10)

1. ウェアラブル機器であって、ハウジング、電池ユニット、マザーボードユニット、着用構造及びユーザーにプロンプトするための振動モーターを含み、前記マザーボードユニット及び前記振動モーターは前記ハウジング内に設けられ、前記着用構造は前記ハウジングに接続されることを特徴とするウェアラブル機器。
2. 前記ハウジングはミドルフレーム、及び前記ミドルフレームの前面に接続されるフロントハウジングを含み、前記ミドルフレーム内には前記マザーボードユニットに接続されるキースイッチが設けられ、前記マザーボードユニットにはトリガー回路が設けられ、前記トリガー回路は前記キースイッチによってトリガーされた後、前記振動モーターを動作させ、前記フロントハウジングの一端はキー部であり、前記キー部は前記キースイッチに近接して、前記キースイッチをトリガーすることを特徴とする請求項１に記載のウェアラブル機器。
3. 前記ミドルフレームにはキー孔が設けられ、前記キー孔には防水弾性部材が接続され、前記キー部の、前記ミドルフレームに近接する側には、前記防水弾性部材に向かうキー突起が設けられ、及び／又は、前記フロントハウジングの他端は前記ミドルフレームに接続される固定部であり、前記キー部と前記ミドルフレームとの間は、前記キー部が前記キースイッチに近接するための隙間を有することを特徴とする請求項２に記載のウェアラブル機器。
4. 前記ハウジングは前記ミドルフレームの裏面に接続されるバックハウジングをさらに含み、及び／又は、前記振動モーターは前記ミドルフレームに接着され、ボンディングされ又は係合されることを特徴とする請求項２に記載のウェアラブル機器。
5. 前記着用構造は第１磁気部品、及び人体又は衣服に着用可能な着用付属品を含み、前記第１磁気部品は前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ハウジングの裏面に接続され、前記着用付属品には、前記第１磁気部品に吸着可能な第２磁気部品が設けられることを特徴とする請求項１～４の何れか１項に記載のウェアラブル機器。
6. 前記着用付属品は磁気ストラップ、又は磁気ヘッドバンド、或いは磁気パッドであることを特徴とする請求項５に記載のウェアラブル機器。
7. 前記着用構造は着用クリップを含み、前記着用クリップは前記ハウジングに磁気吸着され、又は係合されるとともに、衣服に掛止め可能であることを特徴とする請求項１～４の何れか１項に記載のウェアラブル機器。
8. 前記ウェアラブル機器は着用型カメラであり、前記着用型カメラはレンズユニットをさらに含み、前記ハウジングにはレンズ孔が設けられ、前記レンズユニットは前記レンズ孔に接続され、前記レンズユニット及び前記振動モーターは前記ハウジングの対向する両側にそれぞれ近接することを特徴とする請求項１～４の何れか１項に記載のウェアラブル機器。
9. 情報プロンプト方法であって、請求項１～８の何れか１項に記載のウェアラブル機器に適用され、
   前記着用構造によって前記ウェアラブル機器を人体又は衣服に接続するステップと、
   キー部は押圧操作を受信して、キースイッチをトリガーするステップと、
   前記ウェアラブル機器は対応操作を実行するステップと、
   前記ウェアラブル機器が前記操作を実行する時、及び／又は前記ウェアラブル機器が前記操作の実行を終了させた後、前記振動モーターは振動フィードバックを送信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
10. 前記操作は起動、停止、撮影又は録画を含むことを特徴とする請求項９に記載の情報プロンプト方法。