JP3243777B2 - 光線路特性の自動解析方法 - Google Patents

光線路特性の自動解析方法

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JP3243777B2
JP3243777B2 JP05020295A JP5020295A JP3243777B2 JP 3243777 B2 JP3243777 B2 JP 3243777B2 JP 05020295 A JP05020295 A JP 05020295A JP 5020295 A JP5020295 A JP 5020295A JP 3243777 B2 JP3243777 B2 JP 3243777B2
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圭高 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光パルス試験器(OT
DR)を用いて光線路の光学特性を測定し、コンピュー
タを利用して測定データの自動解析を行い、光線路の接
続損失、ケーブル損失、反射量、これらの発生位置及び
故障発生位置を求めて表示する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光線路の接続損失を自動解析する
方法としては、接続点の両区間の近似直線の段差より求
める方法が知られている(例えば、中村 他「光パルス
試験波形データ自動解析法」1990年電子情報通信学
会春季全国大会予稿集、B−899参照)。
【0003】従来の自動解析方法は、光パルス試験器の
測定条件を対象とする光線路に合わせて適切に設定し測
定する第1の処理工程と、第1の処理工程で得られた波
形データから、近端部分のマスクで欠落したデータ区間
を近似直線で光線路の開始点の受光レベルを推定し、開
始点の受光レベルを0dBとして全データを正規化する
第2の処理工程と、正規化後のデータをパルス幅の半分
で差分計算することで微分波形を求め、この微分波形の
符号が正から負に変化する点をフレネル反射のピークと
みなし、コネクタ接続点とする第3の処理工程と、第3
の処理工程で得られた微分波形をさらに差分計算するこ
とで微分波形を求め、この微分波形の符号が正から負も
しくは負から正に変化する点をスプライスによるピーク
とみなし、融着接続点とする第4の処理工程と、最後の
フレネル反射をケーブル端とする第5の処理工程と、第
3、第4の処理工程で得られた各接続点位置から、融着
接続の場合はスプライスの幅だけ、コネクタ接続の場合
はフレネル反射の幅及びすそ引きを含む区間を接続点区
間、各接続点区間の間をケーブル区間とする第6の処理
工程と、各ケーブル区間の近似値を最小2乗法で求め、
接続点の位置における各近似直線上の値の差から各ケー
ブル損失を求める第7の処理工程と、融着接続点及びコ
ネクタ接続点による各接続損失を、各接続点の前後のケ
ーブル区間の近似直線の段差から求める第8の処理工程
と、接続点種別及び距離情報から構成されているデータ
ベースの接続点距離情報と検出結果を位置と接続損失で
対応させる第9の処理工程と、各コネクタ接続点区間の
データのピーク値と近似直線の差をフレネル反射の高さ
とする第10の処理工程と、ケーブルの開始点からケー
ブル端までの2点間の差より全線路損失を求める第11
の処理工程とから構成されていた。
【0004】前述した従来の解析方法の特徴は、特徴損
失の算出に前後ケーブル区間の近似直線を最小2乗法に
より求めることで、光パルス試験器内部で発生するノイ
ズや光ファイバの偏波面回転に伴うノイズの影響を受け
ることなく接続損失を求めることができた。また、接続
損失を求めることが可能なコネクタ接続点間隔は、パル
ス幅500ns時において200mと報告されている
(榎本 他「フレネル反射を含むOTDR波形の自動解
折精度の検討」1994年電子情報通信学会春季全国大
会予稿集、B−982参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
解析方法では、コネクタ接続点間隔がさらに近接した場
合、フレネル反射のすそ引きが後方のコネクタ接続点ま
で影響を及ぼすため、ケーブル区間を確保して近似直線
からコネクタ接続損失を算出することができなかった。
【0006】本発明の目的は、コネクタ接続点間隔が近
接した光線路の接続損失、ケーブル損失、反射量、これ
らの発生位置及び故障発生位置を求めて表示できる光線
路の自動解析方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、光パルス試験器を用いて光
線路の距離及び光強度からなる光学特性を測定し、得ら
れた測定データから自動的に光線路の接続損失、ケーブ
ル損失、反射量、これらの発生位置及び故障発生位置を
求めて表示する光線路特性の自動解析方法において、測
定条件を対象とする光線路に合わせて最適に設定した光
パルス試験器を用いて光学特性を測定し、測定データを
取り込む第1の処理工程と、測定データからコネクタ接
続点及び融着接続点を検出する第2の処理工程と、接続
点種別及び距離情報から構成されるデータベースを参照
してコネクタ接続点間隔が近接した区間がある場合、前
記コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レ
ベルを正規化した値を入力とし、コネクタ接続点の接続
損失を正規化した値を出力とする、コネクタ接続点間隔
に対応したバックプロパゲーション型ニューラルネット
ワークを用いて、コネクタ接続点の接続損失を算出する
第3の処理工程と、第3の処理工程で接続損失を求めた
接続点以外の融着接続点及びコネクタ接続点の各接続損
失を、各接続点の前後のケーブル区間の近似直線の段差
から求める第4の処理工程と、データベースの接続点距
離情報と検出結果とを対応させる第5の処理工程と、前
記ケーブル損失、コネクタ接続位置における反射量、全
線路損失を求める第6の処理工程と、前記ケーブル損
失、融着接続及びコネクタ接続による接続損失、コネク
タ接続位置における反射量、これらの発生位置、全線路
損失及び故障発生位置等を表示する第7の処理工程とを
含む光線路特性の自動解析方法を提案する。
【0008】また、本発明の請求項2では、第3の処理
工程の代わりに、データベースを参照してコネクタ接続
点間隔が近接した区間がある場合、前記コネクタ接続点
区間の前後のケーブル区間から2点分のコネクタ接続損
失を含むコネクタ接続点区間の損失を算出する第8の処
理工程と、コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置
の受光レベルと、前記コネクタ接続点区間の接続損失と
を正規化した値を入力とし、各コネクタ接続点の接続損
失を正規化した値を出力とする、コネクタ接続点間隔に
対応したバックプロパゲーション型ニューラルネットワ
ークを用いて、各コネクタ接続点の接続損失を算出する
第9の処理工程とを含む請求項1記載の光線路特性の自
動解析方法を提案する。
【0009】また、本発明の請求項3では、第9の処理
工程の代わりに、コネクタ接続点を含めた複数の連続し
た位置の受光レベルと、前記コネクタ接続点区間の接続
損失とを正規化した値を入力とし、前記コネクタ接続点
区間の接続損失のうち前方のコネクタ接続点が占める比
率を出力とする、コネクタ接続点間隔に対応したバック
プロパゲーション型ニューラルネットワークを用いて、
各コネクタ接続点の接続損失を算出する第10の処理工
程を含む請求項2記載の光線路特性の自動解析方法を提
案する。
【0010】
【作用】本発明の請求項1によれば、コネクタ接続点間
隔が近接した区間がある場合、該コネクタ接続点間隔に
対応したバックプロパゲーション型ニューラルネットワ
ークを用いることにより、従来、解析できなかった短い
コネクタ接続点間隔でもその接続損失を自動的に高精度
に算出することができ、光線路のケーブル損失、反射
量、これらの発生位置及び故障発生位置と併せて表示す
ることができる。
【0011】また、請求項2によれば、コネクタ接続点
を含めた複数の連続した位置の受光レベルと、前記コネ
クタ接続点区間の接続損失とを正規化した値をニューラ
ルネットワークの入力とすることにより、接続損失を自
動的により高精度に算出することができる。
【0012】また、請求項3によれば、コネクタ接続点
区間の接続損失のうち、前方のコネクタ接続点が占める
比率をニューラルネットワークの出力とすることによ
り、接続損失を自動的にさらに高精度に算出することが
できるとともにニューラルネットワークの構成を簡単に
することができる。
【0013】
【実施例1】図1は本発明の光線路特性の自動解析方法
を実施するシステムの構成を示すもので、図中、1は光
線路、2は光パルス試験部(試験器)、3は制御・演算
部、4はデータ処理部、5はデータベース、6は表示
部、7はデータバスである。
【0014】まず、光パルス試験部2の測定原理を説明
する。光ファイバに光を入射した場合、光ファイバの途
中から入射端に戻ってくる光には、コネクタ接続点等に
よるフレネル反射光と、光ファイバ中で起こるレイリー
散乱光の一部が戻る後方散乱光とがある。
【0015】ここで、パルス発生器及び半導体レーザに
よって得られた光パルスを光ファイバに入射すると、光
ファイバ中で発生した後方散乱光とフレネル反射光は、
入射端から各発生位置までの距離に比例した時間の後に
入射端に戻る。戻った光は受光素子で電気信号に変換す
ることにより波形を求めることができる。なお、実施例
では光パルス試験部2が受光した受光電力を対数変換し
てデシベル(dB)で表示した受光レベルを縦軸に、距
離を横軸にとって表す。
【0016】図2、図3は本発明の光線路特性の自動解
析方法の第1の実施例を示すフローチャートである。本
実施例の光線路特性の自動解析方法を図1、図2、図
3、図4、図5を用いて説明する。
【0017】まず、制御・演算部3において、光パルス
試験部2にデータバス7を経由して測定条件を最適化す
るように指示を与える(ステップSA1)。測定条件の
最適化を行う点は従来と同様である。次に、光パルス試
験を実施する(ステップSA2)。
【0018】次に、光パルス試験部2で測定したデータ
について、データ処理部4で以下に説明する解析を行う
(ステップSA3〜ステップSA17)。
【0019】まず、測定データ列(Y,X)をデータ処
理部4に取り込む(ステップSA3)。ここで、Yは受
光レベル(dB)、Xは距離に対するポイントである。
実際の距離はXに1ポイントの距離ΔLを掛けたものと
なる。次に、測定データ列(Y,X)から各ポイントに
おける微分係数dY/dXを求め、微分係数列(dY/
dX,X)を作成する(ステップSA4)。
【0020】次に、微分係数dY/dXの符号がプラス
又は零からマイナスへ変化した点を特異点として、該検
出した各特異点がコネクタ接続点で発生したフレネル反
射のピークであるか否か、その形状から判定を行う。そ
の結果、フレネル反射であると判定した場合、特異点の
位置をコネクタ接続点の位置Xfl0 とする(ステップS
A5)。但し、l0=1,2,……となり、光線路の開
始位置から見てl0は何番目のコネクタ接続点であるか
を示す。
【0021】次に、パルス幅の半分に相当する距離間隔
のポイントの差分数列(ΔY,X)を作成し(ステップ
SA6)、該差分数列(ΔY,X)の微分係数列(dΔ
Y/dX,X)を作成する(ステップSA7)。
【0022】次に、微分係数列dΔY/dXの符号がプ
ラス又は零からマイナスへ、もしくはマイナス又は零か
らプラスへ変化した点を特異点として、該抽出した各特
異点が融着接続点で発生したスプライスのピークである
か否か、その形状から判定を行う。その結果、スプライ
スであると判定した場合は、特異点の位置を融着接続点
の位置Xkl1 とする(ステップSA8)。但し、l1=
1,2,……となり、光線路の開始位置からみてl1は
何番目の融着接続点であるかを示す。
【0023】次に、各接続点の位置Xfl0 、Xkl1 を基
準に、融着接続の場合はスプライスの幅を、コネクタ接
続の場合はフレネル反射の幅とすそ引きを含む区間を接
続点区間とする。また、各接続点区間の間をケーブル区
間とする(ステップSA9)。
【0024】次に、線路の建設時の設計書より作られた
データベース5の接続点距離情報と検出結果Xfl0 、X
kl1 を対応させて、T(m) 以下のコネクタ接続点間隔が
あるか否かを判定する(ステップSA10)。なお、T
はパルス幅毎に予め実験して求めておく。
【0025】前述した判定結果がYesの場合、コネク
タ接続点間隔がT(m) 以下の、光線路の開始位置から見
てs番目とs+1番目のコネクタ接続点において、Xfs
−m0からXfs+m1までの区間の受光レベルYfs−m
0からYfs+m1で、最大の受光レベルYmaxsを1、最
小の受光レベルYminsを0として正規化処理を行い、正
規化データ列Ii を求める。但し、i=1,2,……
(m0+m1+1)とする。図4に光パルス試験部にお
ける波形データの一例を、また、図5に正規化した波形
データをそれぞれ示す。
【0026】そして、予め学習して求めたニューラルネ
ットワークの入力層に正規化データ列Ii を入力し、該
ニューラルネットワークの出力層からの出力値O1 に
(Ymaxs−Ymins)を掛けた値をs番目のコネクタ接続
損失Lfs(dB)、出力値O2に(Ymaxs−Ymins)を
掛けた値をs+1番目のコネクタ接続損失Lfs+1(d
B)とする(ステップSA11)。なお、m0,m1は
パルス幅、読み取り分解能、コネクタ接続点間隔毎に予
め実験して求めておく。
【0027】一方、判定結果がNoの場合、最小2乗法
で各ケーブル区間の近似直線を求め、接続点の位置にお
ける各近似直線上の値の差から各ケーブル損失を求める
(ステップSA12)。
【0028】次に、ニューラルネットワークで求めた以
外のコネクタ接続損失及び融着接続損失を、各接続点の
前後のケーブル区間の近似直線の段差から求める(ステ
ップSA13)。
【0029】次に、データベース5の接続点距離情報と
検出結果を、位置と接続損失で対応させ(ステップSA
14)、各コネクタ接続点区間のデータのピーク値と近
似直線の差からフレネル反射の高さRfl0 を求め(ステ
ップSA15)、ケーブルの開始点とケーブル端の2点
間の差から全線路損失を求める(ステップSA16)。
【0030】最後に、表示部6に解析結果として、光線
路の接続損失、ケーブル損失、反射量、これらの発生位
置、全線路損失及び故障発生位置を表示して解析を終了
する(ステップSA17)。
【0031】次に、ステップSA11に使われるニュー
ラルネットワークの構成について説明する。本発明では
3層構造のバックプロパゲーション型ニューラルネット
ワークを用いる。入力層のユニット数は(m0+m1+
1)となる。出力層は2個のユニットで構成されてい
る。以下にニューラルネットワークの計算手法について
説明する。
【0032】入力層のユニットの入出力関係は線形であ
り、中間層及び出力層のユニットはシグモイド関数、即
ち f(p)=1/(1+exp(−2p/u0)) で定義される入出力関係を持っている。但し、pはシグ
モイド関数の入力、u0はシグモイド関数の形状を決定
するパラメータである。
【0033】この時、ニューラルネットワークの中間層
ユニットjの出力Hj は、 と表される。但し、Wjiは入力層及び中間層の結合係数
を、θj は中間層のオフセットを示している。
【0034】また、出力層ユニットkの出力Ok は、 と表される。但し、Vj は中間層及び出力層の結合係数
を、γk は出力層のオフセットを示している。
【0035】ニューラルネットワークの学習時において
は、出力値Ok と教師信号Otkから結合係数Wji,Vkj
及びオフセットθj ,γk を変更する。以下に変更の方
法を説明する。
【0036】まず、出力値Ok と教師信号Otkから誤差
δk を δk =(Ok −Otk)・Ok ・(1−Ok ) と求める。
【0037】次に、誤差δk 、中間層及び出力層の結合
係数Vkj、中間層の出力Hj から、中間層ユニットjに
つながる結合係数と中間層ユニットのオフセットに対す
る誤差のσj を と求める。
【0038】次に、出力層ユニットkの誤差δk と中間
層ユニットjの出力Hj と定数αとの積を加算すること
で中間層ユニットjから出力層ユニットkにつながる結
合係数Vkjを、また、誤差δk と定数βとの積を加算す
ることで出力層ユニットkのオフセットγk を修正す
る。 Vkj=Vkj+α・δk ・Hj γk =γk +β・δk また、中間層ユニットjでの誤差σj と入力層ユニット
iの出力Ii と定数αとの積を加算することで入力層ユ
ニットiから中間層ユニットjにつながる結合係数Wji
を、また、誤差σj と定数βとの積を加算することで中
間層ユニットjのオフセットθj を修正する。 Wji=Wji+α・σj ・Ii θj =θj +β・σj 以上の手法にて結合係数Wji,Vkj、オフセットθj ,
γk を変更する。なお、結合係数Wji,Vkj、オフセッ
トθj ,γk はパルス幅、読み取り分解能、コネクタ接
続点間隔毎に学習して求める必要がある。
【0039】次に、近接したコネクタ接続点の接続損失
の算出にニューラルネットワークを用いた場合の例を実
際のデータを用いて示す。
【0040】フレネル反射が重なった光パルス試験部の
波形データを求める実験系を図6に示す。コネクタ接続
点間隔が30m,50m,100mの3種類の模擬線路
を測定することでフレネル反射が重なった光パルス試験
部の波形データを求めた。測定する際、前後のコネクタ
接続損失には各0.5から3.0dBまで0.5dBの
間隔で損失を与え、計36種類の波形を求めた。この3
6種類の中で18種類はニューラルネットワークの学習
用、残り18種類で学習後のニューラルネットワークの
精度を求める評価用データとして使用した。光パルス試
験部の測定条件は、距離レンジ10km、パルス幅20
ns,500ns、波長1.55μm、データ数は50
00である。
【0041】図7にコネクタ接続点間隔が100mの時
の光パルス試験部の波形データの例を、図8にコネクタ
接続点間隔が50mの時の光パルス試験部の波形データ
の例を、図9にコネクタ接続点間隔が30mの時の光パ
ルス試験部の波形データの例をそれぞれ示す。
【0042】また、図10に本実施例で使用したニュー
ラルネットワークの構成を、図11にユニット数をそれ
ぞれ示す。本実施例ではパルス幅が500nsの時の光
パルス試験部の波形データからコネクタ接続点間隔が3
0m,50m,100mの時の接続損失を算出するニュ
ーラルネットワークを作成した。
【0043】正規化処理を行う区間は、コネクタ接続点
間隔が100mの時でm0=10、m1=109、50
mの時でm0=10、m1=89、30mの時でm0=
10、m1=69とした。なお、学習で用いる教師信号
Otkは、20nsの時の光パルス試験部の波形データか
ら求めた前後のコネクタ接続損失を(Ymaxs−Ymins
で割った値を使用した。
【0044】学習後のニューラルネットワークの解析精
度は、500nsの時の光パルス試験部の波形データか
らニューラルネットワークで求めたコネクタ接続損失
と、20nsの時の光パルス試験部の波形データから求
めた接続損失の誤差を累積相対度数で示した。
【0045】図12に各コネクタ接続点間隔におけるニ
ューラルネットワークの解析精度を示す。100m,5
0mとも0.3dB以内で、光線路の評価には十分な解
析精度が得られていることがわかる。30mでも0.5
dB以内で、接続点が故障しているか否かの評価には十
分な値である。
【0046】また、光線路の評価において、解析可能な
コネクタ接続点間隔がパルス幅500nsの時で、従来
は200mであったところを本発明では50mであり、
分解能が向上していることがわかる。
【0047】
【実施例2】図13は本発明の第2の実施例を示すフロ
ーチャートであり、ここでは第1の実施例を示す図3に
おけるステップSA11を別のステップSB1、SB2
に置き換えたものである。即ち、図3のステップSA1
0においてYesの時にはステップSB1、SB2と進
み、Noの時にはステップSA12に進む。以下、ステ
ップSB1、SB2を説明する。なお、ステップSA1
からSA10までは第1の実施例の場合と同様なので説
明を省略する。
【0048】ステップSB1では、コネクタ接続点間隔
がT(m) 以下の、光線路の開始位置から見てs番目とS
+1番目のコネクタ接続点において、コネクタ接続点区
間の前後のケーブル区間の近似直線を最小2乗法で求
め、各近似直線上の接続点位置の段差から、2点分のコ
ネクタ接続損失を含むコネクタ接続点区間の損失Lmixs
を求める。図14に光パルス試験部における波形データ
の一例を示す。
【0049】ステップSB2では、Xfs−m0からXfs
+m1までの区間の受光レベルYfs−m0からYfs+m
1において、最大の受光レベルYmaxsを1、最小の受光
レベルYminsを0として正規化処理を行い、正規化デー
タ列Ii を求める。但し、i=1,2,……(m0+m
1+2)とし、Im0+m1+2 は正規化したコネクタ接続点
区間の損失Lmixsを(Ymaxs−Ymins)で割った値とす
る。
【0050】そして、予め学習して求めておいたニュー
ラルネットワークの入力層に正規化データ列Ii を入力
し、出力層からの出力値O1 に(Ymaxs−Ymins)を掛
けた値をコネクタ接続損失Lfs、出力値O2 に(Ymaxs
−Ymins)を掛けた値をコネクタ接続損失Lfs+1とす
る。
【0051】ステップSB2の終了後、図3のステップ
SA12に進む。ステップSA12以降の処理は第1の
実施例の場合と同様なので説明を省略する。
【0052】次に、ステップSB2に使われるニューラ
ルネットワークの構成について説明する。本発明では3
層構造のバックプロパゲーション型ニューラルネットワ
ークを用いる。入力層のユニット数は(m0+m1+
2)となる。出力層は2個のユニットで構成されてい
る。ニューラルネットワークの計算手法は第1の実施例
の場合と同様なので説明を省略する。
【0053】次に、近接したコネクタ接続点の接続損失
の算出にニューラルネットワークを用いた場合の例を実
際のデータを用いて示す。
【0054】フレネル反射が重なった光パルス試験部の
波形データを求める実験系を図6に示す。コネクタ接続
点間隔が30m,50m,100mの3種類の模擬線路
を測定することでフレネル反射が重なった光パルス試験
部の波形データを求めた。測定する際、前後のコネクタ
接続損失には各0.5から3.0dBまで0.5dBの
間隔で損失を与え、計36種類の波形を求めた。この3
6種類の中で18種類はニューラルネットワークの学習
用、残り18種類で学習後のニューラルネットワークの
精度を求める評価用データとして使用した。光パルス試
験部の測定条件は、距離レンジ10km、パルス幅20
ns,500ns、波長1.55μm、データ数は50
00である。ここまでは第1の実施例の場合と同様であ
る。
【0055】図15に本実施例で使用したニューラルネ
ットワークの構成を、図16にユニット数をそれぞれ示
す。本実施例ではパルス幅が500nsの時の光パルス
試験部の波形データからコネクタ接続点間隔が30m,
50m,100mの時の接続損失を算出するニューラル
ネットワークを作成した。
【0056】正規化処理を行う区間は、コネクタ接続点
間隔が100mの時でm0=10、m1=108、50
mの時でm0=10、m1=88、30mの時でm0=
10、m1=68とした。なお、学習で用いる教師信号
Otkは、20nsの時の光パルス試験部の波形データか
ら求めた前後のコネクタ接続損失を(Ymaxs−Ymins
で割った値を使用した。
【0057】学習後のニューラルネットワークの解析精
度は、500nsの時の光パルス試験部の波形データか
らニューラルネットワークで求めたコネクタ接続損失
と、20nsの時の光パルス試験部の波形データから求
めた接続損失の誤差を累積相対度数で示した。
【0058】図17に各コネクタ接続点間隔におけるニ
ューラルネットワークの解析精度を示す。100m,5
0mとも0.3dB以内で、光線路の評価には十分な解
析精度が得られていることがわかる。30mでも0.5
dB以内で、接続点が故障しているか否かの評価には十
分な値である。
【0059】また、光線路の評価において、解析可能な
コネクタ接続点間隔がパルス幅500nsの時で、従来
は200mであったところを本発明では50mであり、
分解能が向上していることがわかる。
【0060】
【実施例3】図18は本発明の第3の実施例を示すフロ
ーチャートであり、ここでは第2の実施例を示す図13
におけるステップSB2を別のステップSC1に置き換
えたものである。即ち、図13のステップSB1の終了
後、ステップアSC1に進む。以下、ステップSC1を
説明する。なお、ステップSA1からSB1までは第1
及び第2の実施例の場合と同様なので説明を省略する。
【0061】ステップSC1では、Xfs−m0からXfs
+m1までの区間の受光レベルYfs−m0 からYfs
m1において、最大の受光レベルYmaxsを1、最小の受
光レベルYminsを0として正規化処理を行い、正規化デ
ータ列Ii を求める。但し、i=1,2,……(m0+
m1+2)とし、Im0+m1+2はステップSB1で求めた
コネクタ接続点区間の損失Lmixsを(Ymaxs−Ymins
で割った値とする。
【0062】そして、予め学習して求めておいたニュー
ラルネットワークの入力層に正規化データ列Ii を入力
し、出力層からの出力値O1 にコネクタ接続点区間の損
失Lmixsを掛けた値をコネクタ接続損失Lfs、(1−O
1 )にコネクタ接続点区間の損失Lmixsを掛けた値をコ
ネクタ接続損失Lfs+1とする。
【0063】ステップSC1の終了後、図3のステップ
SA12に進む。ステップSA12以降の処理は第1の
実施例の場合と同様なので説明を省略する。
【0064】次に、ステップSC1に使われるニューラ
ルネットワークの構成について説明する。本発明では3
層構造のバックプロパゲーション型ニューラルネットワ
ークを用いる。入力層のユニット数は(m0+m1+
2)となる。出力層は1個のユニットで構成されてい
る。ニューラルネットワークの計算手法は第1の実施例
の場合と同様なので説明を省略する。
【0065】次に、近接したコネクタ接続点の接続損失
の算出にニューラルネットワークを用いた場合の例を実
際のデータを用いて示す。
【0066】フレネル反射が重なった光パルス試験部の
波形データを求める実験系を図6に示す。コネクタ接続
点間隔が30m,50m,100mの3種類の模擬線路
を測定することでフレネル反射が重なった光パルス試験
部の波形データを求めた。測定する際、前後のコネクタ
接続損失には各0.5から3.0dBまで0.5dBの
間隔で損失を与え、計36種類の波形を求めた。この3
6種類の中で18種類はニューラルネットワークの学習
用、残り18種類で学習後のニューラルネットワークの
精度を求める評価用データとして使用した。光パルス試
験部の測定条件は、距離レンジ10km、パルス幅20
ns,500ns、波長1.55μm、データ数は50
00である。ここまでは第1の実施例の場合と同様であ
る。
【0067】図19に本実施例で使用したニューラルネ
ットワークの構成を、図20にユニット数をそれぞれ示
す。本実施例ではパルス幅が500nsの時の光パルス
試験部の波形データからコネクタ接続点間隔が30m,
50m,100mの時の接続損失を算出するニューラル
ネットワークを作成した。
【0068】正規化処理を行う際の切り出す幅は、コネ
クタ接続点間隔が100mの時でm0=10、m1=1
08、50mの時でm0=10、m1=88、30mの
時でm0=10、m1=68とした。なお、学習で用い
る教師信号Otkは、20nsの時の光パルス試験部の波
形データから求めた前後のコネクタ接続損失を(Ymaxs
−Ymins)で割ることで求めた。
【0069】学習後のニューラルネットワークの解析精
度は、500nsの時の光パルス試験部の波形データか
らニューラルネットワークで求めたコネクタ接続損失
と、20nsの時の光パルス試験部の波形データから求
めた接続損失の誤差を累積相対度数で示した。
【0070】図21に各コネクタ接続点間隔におけるニ
ューラルネットワークの解析精度を示す。100m,5
0mとも0.2dB以内で、光線路の評価には十分な解
析精度が得られていることがわかる。30mでも0.4
dB以内で、接続点が故障しているか否かの評価には十
分な値である。
【0071】また、光線路の評価において、解析可能な
コネクタ接続点間隔がパルス幅500nsの時で、従来
は200mであったところを本発明では50mであり、
分解能が向上していることがわかる 以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、
これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、コネクタ接続点間隔が近接した区間がある場
合、該コネクタ接続点間隔に対応したバックプロパゲー
ション型ニューラルネットワークを用いることにより、
従来、解析できなかった短いコネクタ接続点間隔でもそ
の接続損失を自動的に高精度に算出することができ、光
線路のケーブル損失、反射量、これらの発生位置及び故
障発生位置と併せて表示することができる。
【0073】また、本発明の請求項2によれば、コネク
タ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レベルと、
前記コネクタ接続点区間の接続損失とを正規化した値を
ニューラルネットワークの入力とすることにより、接続
損失を自動的により高精度に算出することができる。
【0074】また、本発明の請求項3によれば、コネク
タ接続点区間の接続損失のうち、前方のコネクタ接続点
が占める比率をニューラルネットワークの出力とするこ
とにより、接続損失を自動的にさらに高精度に算出する
ことができるとともにニューラルネットワークの構成を
簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光線路特性の自動解析方法を実施する
システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の光線路特性の自動解析方法の第1の実
施例を示すフローチャート
【図3】本発明の光線路特性の自動解析方法の第1の実
施例を示すフローチャート
【図4】近接したコネクタ接続点を含む光線路の光パル
ス試験部における波形データの一例を示す図
【図5】図4の波形データを正規化した図
【図6】フレネル反射が重なった光パルス試験部の波形
データを求める実験系を示す図
【図7】コネクタ接続点間隔が100mの時の光パルス
試験部の波形データの一例を示す図
【図8】コネクタ接続点間隔が50mの時の光パルス試
験部の波形データの一例を示す図
【図9】コネクタ接続点間隔が30mの時の光パルス試
験部の波形データの一例を示す図
【図10】第1の実施例で用いたニューラルネットワー
クの構成図
【図11】第1の実施例で用いたニューラルネットワー
クの入力層、中間層、出力層のユニット数を示す図
【図12】第1の実施例のニューラルネットワークにお
ける学習後の解析精度を示す図
【図13】本発明の光線路特性の自動解析方法の第2の
実施例を示すフローチャート
【図14】近接したコネクタ接続点を含む光線路の光パ
ルス試験部における波形データの一例を示す図
【図15】第2の実施例で用いたニューラルネットワー
クの構成図
【図16】第2の実施例で用いたニューラルネットワー
クの入力層、中間層、出力層のユニット数を示す図
【図17】第2の実施例のニューラルネットワークにお
ける学習後の解析精度を示す図
【図18】本発明の光線路特性の自動解析方法の第3の
実施例を示すフローチャート
【図19】第3の実施例で用いたニューラルネットワー
クの構成図
【図20】第3の実施例で用いたニューラルネットワー
クの入力層、中間層、出力層のユニット数を示す図
【図21】第3の実施例のニューラルネットワークにお
ける学習後の解析精度を示す図
【符号の説明】
1…光線路、2…光パルス試験部、3…制御・演算部、
4…データ処理部、5…データベース、6…表示部、7
…データバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−49288(JP,A) 特開 平4−296630(JP,A) 特開 平5−231983(JP,A) 特開 平6−307896(JP,A) 特開 平8−68722(JP,A) 榎本他,フレネル反射を含むOTDR 波形の自動解析精度の検討,1994年電子 情報通信学会春季全国大会予稿集,日 本,B−982 中村他,光パルス試験波形データ自動 解析方法,1990年電子情報通信学会春季 全国大会予稿集,日本,B−899 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルス試験器を用いて光線路の距離及
    び光強度からなる光学特性を測定し、得られた測定デー
    タから自動的に光線路の接続損失、ケーブル損失、反射
    量、これらの発生位置及び故障発生位置を求めて表示す
    る光線路特性の自動解析方法において、 測定条件を対象とする光線路に合わせて最適に設定した
    光パルス試験器を用いて光学特性を測定し、測定データ
    を取り込む第1の処理工程と、 測定データからコネクタ接続点及び融着接続点を検出す
    る第2の処理工程と、 接続点種別及び距離情報から構成されるデータベースを
    参照してコネクタ接続点間隔が近接した区間がある場
    合、前記コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の
    受光レベルを正規化した値を入力とし、コネクタ接続点
    の接続損失を正規化した値を出力とする、コネクタ接続
    点間隔に対応したバックプロパゲーション型ニューラル
    ネットワークを用いて、コネクタ接続点の接続損失を算
    出する第3の処理工程と、 第3の処理工程で接続損失を求めた接続点以外の融着接
    続点及びコネクタ接続点の各接続損失を、各接続点の前
    後のケーブル区間の近似直線の段差から求める第4の処
    理工程と、 データベースの接続点距離情報と検出結果とを対応させ
    る第5の処理工程と、 前記ケーブル損失、コネクタ接続位置における反射量、
    全線路損失を求める第6の処理工程と、 前記ケーブル損失、融着接続及びコネクタ接続による接
    続損失、コネクタ接続位置における反射量、これらの発
    生位置、全線路損失及び故障発生位置等を表示する第7
    の処理工程とを含むことを特徴とする光線路特性の自動
    解析方法。
  2. 【請求項2】 第3の処理工程の代わりに、 データベースを参照してコネクタ接続点間隔が近接した
    区間がある場合、前記コネクタ接続点区間の前後のケー
    ブル区間から2点分のコネクタ接続損失を含むコネクタ
    接続点区間の損失を算出する第8の処理工程と、 コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レベ
    ルと、前記コネクタ接続点区間の接続損失とを正規化し
    た値を入力とし、各コネクタ接続点の接続損失を正規化
    した値を出力とする、コネクタ接続点間隔に対応したバ
    ックプロパゲーション型ニューラルネットワークを用い
    て、各コネクタ接続点の接続損失を算出する第9の処理
    工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の光線路特
    性の自動解析方法。
  3. 【請求項3】 第9の処理工程の代わりに、 コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レベ
    ルと、前記コネクタ接続点区間の接続損失とを正規化し
    た値を入力とし、前記コネクタ接続点区間の接続損失の
    うち前方のコネクタ接続点が占める比率を出力とする、
    コネクタ接続点間隔に対応したバックプロパゲーション
    型ニューラルネットワークを用いて、各コネクタ接続点
    の接続損失を算出する第10の処理工程を含むことを特
    徴とする請求項2記載の光線路特性の自動解析方法。
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