JP3243624B2 - 光重合性版面 - Google Patents

光重合性版面

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、版面に関する。さらに
詳細には、本発明は、光重合可能な顔料分散物及び光感
受性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含みそして平板印刷版
面として特に良く適した光重合可能な組合せからなるそ
の上の単一の光感受性コーティングを有する光重合性版
面に関する。
【0002】
【従来の技術】平板印刷の版面の技術では、所望の性質
を有しさらに光化学作用を有する放射に曝される前及び
後に実質的に明確な物理的特徴を有する版面上に被覆さ
れる光感受性組成物が、必要とされている。被覆された
版面は、時間の経過に安定でなければならず(即ちホト
スピード(photospeed)の変化又は現像の容
易さに従わない)そして非粘着性及びきず抵抗性でなけ
ればならない。硬化された組成物は、タフネスを有し、
溶媒に抵抗し、親油性でなければならない。これらは、
一つのコーティング中に組み合せるのか困難な性質であ
る。これは、コーティングが、電気化学的にエッチング
されそして陽極処理されシリカ被覆処理(silica
ting)されたアルミニウム基体に使用されるとき、
特にそうである。基本シートを直接覆う単一の遊離基光
重合可能な親有機性層を利用する平板印刷版面を記載す
る特許は、例えば、第2760863、346831
1、3475171、3512971、3516828
及び3549367号を含む。しかしながら、これらの
周知の光重合可能な層は、永久的に親水性の不動態化基
体例えばシリカ被覆処理アルミニウムに対して弱い接着
(露光及び重合に際して)を特徴的に提供する。
【0003】従来の試みは、陽極処理されたアルミニウ
ム基体上の複数の光感受性コーティング(一般に2層)
を使用することにより、上記の所望の性質を得るように
なされてきていることは、理解できるだろう。例えば、
米国特許第3136637号は、ジアゾ樹脂の第一のコ
ーティングを親有機性樹脂の第二のオーバーレイヤーと
組み合せる。米国特許第3808004号は、ジアゾ樹
脂の第一のコーティングをフェノキシシンナメート光重
合体の第二のオーバーレイヤーと組み合せる。米国特許
第3905815号は、その上に光重合可能な層を提供
された水溶性の光感受性のジアゾの薄い層を有する基本
シートを含む。米国特許第4104072号は、水溶性
且つ光感受性の基体の第一の層及び水不溶性且つインク
受容性の光感受性樹脂組成物の第二のオーバーレイヤー
をコーティングすることにより、水現像可能なプレート
を生成する。米国特許第4316949号は、オリゴマ
ー性ジアゾニウム樹脂の第一の層並びにオリゴマー、重
合体状結合剤、溶媒可溶性且つ光感受性のオリゴマー状
ジアゾニウム樹脂及び遊離基光開始剤系よりなる第二の
オーバーコートを有する長期間にわたる版面を開示して
いる。米国特許第4588669号は、基体上の光感受
性のジアゾ層並びに芳香族アジド基を含む光反応性ボリ
ビニルアセタール樹脂の第二のオーバーレイヤーよりな
る版面を開示している。その記述がここに参考文献とし
て引用される米国特許第4886731号は、三つの光
感受性の層よりなる光重合性プレートを記述し、それで
は、水溶性の光感受性の平板印刷のジアゾニウムの第一
の層は、それぞれ溶媒に可溶の光感受性のジアゾニウム
及び光重合可能な成分を含む二つの追加の層により被覆
される。複数の光感受性の層の使用は、シリカ被覆処理
した基体上に作られた所望の平板印刷のプレートに性質
の或るものを達成するための手段を提供するが、二三の
不利さがなお存在する。これらの不利は、少なくとも以
下のものを含む。 1.複数のコーティングは、さらに精妙なしかも複雑な
製造のテクニックを必要とする。 2.通常、水溶性のジアゾは、他のオーバーレイヤーが
一般に溶媒から被覆されるので、先ず被覆される。水に
基づくジアゾコーティング(たとえオーバーコーテイン
グされていても)は、シリカ被覆処埋した基体次に同じ
シリカ被覆処理した基体上に被覆された溶媒可溶性の光
感受性コーティング上でより安定でないようになりがち
である。 3.水性に基づく現像剤は、上層か現像剤により浸透さ
れない限り、複数の被覆されたプレート上に使用するこ
とが難しい。しかし、もし水が未露光のプレートに浸透
しようとするならば、第一の層の水性ジアゾコーティン
グは、大気中の貯蔵条件により劣化される。これは、又
プレートの安定性を低下させる。 4.非常に耐久性のある版面は、二三の層間の接着が必
須であるので、複数の被覆され、シリカ被覆処理され、
砂目立て(grain)されそして陽極処理されたプレ
ートについて製造するのか困難である。アルミニウム上
のシリカ被覆処理されしかも陽極処理されたグレイン中
に直接光重合体組成物を被覆することは、特に光重合体
タイプのプレートについて好ましい。 5.複数の光感受性コーティングにより製造されたプレ
ートの再生の質は、各層へのホトスピードが適切に一致
していない限り、劣っている。これは、他のプレートの
質の妥協なしには達成することが難しく、そして通常の
製造条件下では維持するのが難しい。
【0004】
【発明の概要】上記及び他の問題及び欠点は、本発明の
光重合性版面により克服又は軽減される。本発明によ
り、光重合可能な顔料分散物及び光感受性平板印刷ジア
ゾニウム樹脂を含む光重合可能な組合せよりなる単層の
光感受性コーティングを有する、非粘着性及びきず抵抗
性のあるしかも露光前に安定な光重合性版面が提供され
る。露光後、プレートは、溶媒及び化学品に抵抗し、非
常に耐久性かあり、そして激しい有毒な溶媒を要しない
水性に基づく現像剤により容易に現像される。第二の水
性の非光感受性コーティングは、大気中の酸素による光
重合の阻害を遅らせるためにプレートに適用できる。本
発明は、基体及び該基体上に配置された単一の光感受性
層を含む写真要素において、該光感受性層は、 a)実質的に均質的な顔料組成物であり、該顔料組成物
は、バリヤー物質により実質的に予め被包された顔料粒
子を含み、該バリヤー物質は、1種又はそれ以上の光重
合可能な単量体、オリゴマー又は光重合されうる重合体
成分を含みさらに光感受性組成物の他の成分と混合され
たとき脱被包に抵抗し、該顔料組成物は、光感受性組成
物を実質的に一様に着色するのに十分な量で存在し、そ
して b)実質的に一様な光重合可能な組成物を形成するのに
十分な量の少なくとも1種の光重合可能な単量体、オリ
ゴマー又は重合体結合剤、そして c)十分な光化学作用を有する放射に曝されるときバリ
ヤー物質及び光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合
体結合剤の光重合を行うのに十分な量の少なくとも1種
の光開始剤、そして d)光感受性組成物を形成するのに十分な量の少なくと
も1種のジアゾニウム化合物 の混合物を含む写真要素を提供する。
【0005】本発明は、又基体上に配置されたこの光感
受性の光重合可能な組成物を含む写真要素を提供する。
【0006】本発明は、さらに、a)バリヤー物質によ
り顔料粒子を実質的に予め被包する(pre−enca
psulating)ことにより実質的に均質な顔料組
成物を形成し、該バリヤー物質は、1種又はそれ以上の
光重合可能な単量体、オリゴマー又は光重合されうる重
合体成分を含み、そして b)該顔料組成物を 1)実質的に一様な光重合可能な組成物を形成するのに
十分な量の少なくとも1種の光重合可能な単量体、オリ
ゴマー又は重合体結合剤、そして 2)十分な光化学作用を有する放射に曝されるときバリ
ヤー物質及び光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合
体結合剤の光重合を行うのに十分な量の少なくとも1種
の光開始剤、そして 3)光感受性組成物を形成するのに十分な量の少なくと
も1種のジアゾニウム化合物 と混合し、該顔料組成物は、光感受性組成物を着色する
のに十分な量で存在し、さらに該混合は、バリヤー物質
による顔料粒子の脱被包(de−encapsulat
ion)に対する実質的な抵抗を達成する条件下で行わ
れる光重合可能な組成物を製造する方法を提供する。
【0007】本発明は、さらに、その少なくとも一つの
表面上にシリケートコーティングを有するアルミニウム
基体を含む平板印刷版面に関し、該シリケートコーテイ
ングは、それに直接適用される光重合可能な組成物を含
む追加の単一の光感受性コーティングを有し、前記の追
加のコーティングは、前記の単一の光感受性コーティン
グに均質に分散した約0.1−約20重量%の少なくと
も1種の光重合可能な顔料分散物並びに約0.05−約
10重量%の少なくとも1種の光感受性平板印刷ジアゾ
ニウム樹脂を含む。本発明は、又、アルミニウム基体の
少なくとも一つの表面にシリケートコーティングを施す
段階、該シリケートコーティングに光重合可能な組成物
を含む追加の単一の光感受性コーティングを施す段階を
含み、前記の追加のコーティングは、前記の単一の光感
受性コーティングに均質に分散した約0.1−約20重
量%の少なくとも1種の光重合可能な顔料分散物並びに
約0.05−約10重量%の少なくとも1種の光感受性
平板印刷ジアゾニウム樹脂を含む、平板印刷版面を製造
する方法に関する。
【0008】本発明は、写真要素特に光重合性版面に関
し、好ましくは電気化学的にエッチングされ陽極処理さ
れそしてシリカ被覆処理されたアルミニウムプレートで
ある基体は、光重合可能な顔料分散物及び光感受性平板
印刷ジアゾニウム樹脂を含む光重合可能な組合せを含む
単一の光感受性コーティングを有する。本発明の第一の
態様では、光重合性版面は、電気化学的にエッチングさ
れ陽極処理されそしてシリカ被覆処理されたアルミニウ
ムプレート上の均質に分散された光重合可能な顔料分散
物及び光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含む光重合
可能な組合せを含む単一の光感受性コーティングのみを
含む。この単−の光感受性コーティングは、最も好まし
くは、以下の成分を含む。 (1)光重合可能な顔料分散物、(2)光感受性平板印
刷ジアゾニウム樹脂、(3)多官能性アクリレートオリ
ゴマー、(4)多官能性アクリレート単量体、(5)光
重合可能な結合剤及び(6)光開始剤。 このプレートは、非粘着性且つきす抵抗性でありそして
露光前に安定である。光化学作用のある(actini
c)放射への像に関する露光後、露光されていなかった
光感受性の単一のコーティングは、電気化学的にエッチ
ングされ陽極処理されそしてシリカ披覆処埋されたアル
ミニウム基体から容易に除かれ、一方露光された光感受
性の単一のコーティングは、基体に強く結合し、溶媒に
抵抗しそして非常に耐久性がある。
【0009】光感受性の平板印刷ジアゾニウム樹脂を含
む単一の光感受性コーティングを有するこれら光重合可
能な版面は、コーティング中の光重合可能な顔料分散物
の使用が見出されたとき、達成された。光重合可能な顔
料分散物の役割は、以下に説明される。有機及び無機の
両方の顔料は、コーティングに色を付与するために通常
使用される。色は、版面用の光感受性コーティングの所
望の特徴である。色は、使用前のコーティングの欠陥及
びコーティングの均質性について版面の検査を行わせ
る。プレートが像について露光されそして未露光コーテ
ィングが現像により除かれた後、プレートに残る露光さ
れたコーティングの色は、プレートの露光された像の領
域及びプレートの未露光の像のない領域の間に可視の区
別を与える。顔料の分散物は、版面について光感受性コ
ーティングを着色するために通常使用される。版面に必
要な色のレベルを得るために、顔料分散物は、版面を被
覆するのに使用される光感受性組成物のかなりの部分を
表す量で使用される。コーティングに最大の色及び色の
一様性を達成するために、顔料は、分散又は粉砕され
て、顔料の粒子のサイズを顔料の一様な一次的な特徴に
減少させられる。しかし、顔料のみが分散されたとき、
一次的なサイズの顔料の粒子の一様な分散物は、他の顔
料の粒子のための顔料の粒子のひきつける力のある凝集
力がそれらを再結合するか又は凝集させるので、不安定
である。この顔料分散物は、コーティングで使用される
とき、コーティングに最大の一様な色を与える。又、顔
料は、コーティングに均質に分散されたままではなく、
むしろ沈降しがちである。この顔料を有するコーティン
グは、殆ど投に立たない。
【0010】これらの問題を克服するために、追加の物
資即ち分散剤は、顔料が粉砕又は分散されるとき、顔料
に加えられる。分散剤は、一様な一次的なサイズの顔料
粒子を囲むか又は被包し、そしてバリヤーのように働い
て顔料の粒子が再結合又は凝集することを妨げる。分散
剤が機能するために、通常水素結合又はファン・デル・
ワース力により、顔料粒子に結合しなければならず、そ
れ故顔料分散物は、結合した分散剤により囲まれた又は
被包された一次的なサイズの顔料粒子よりなる。コーテ
ィングに加えられたとき、顔料粒子及び分散剤のこの結
合は、維持されねばならない。もし分散剤が、コーティ
ングの顔料粒子から離れるようになると、顔料粒子は、
再結合又は凝集するようになり、色及び色の一様性の欠
如並びに顔料の沈降を生ずる。分散剤及び顔料粒子か結
合されたままのときは、色及び色の一様性は、顔料分散
物がコーティングを通して均質であるので、維持され
る。光重合不可能な分散剤により製造された顔料分散物
か、光重合可能な版面のコーティングを着色するのに使
用されるとき、顔料分散物は、光重合反応に関して不活
性である。それ故、光重合は、顔料分散物により占めら
れる光重合可能なコーティングの領域では生ぜず、光重
合体に分裂を生じさせる。これらの分裂は、形成された
光重合体を弱め、溶媒の抵抗性及び光重合性版面の耐久
性を弱める。この問題は、光重合体組成物中の多官能性
単量体を多量に使用することにより克服できる。これら
の多官能性単量体は、非常に橋かけ結合した光重合体の
ネットワークを形成でき、それは、顔料分散物の周りに
「かご」を実際に形成し、顔料分散物により生ずる分裂
の光重合体に対する効果を低下させる。これらの多官能
性単量体は、概して高沸点液体であり、これらの単量体
を多量に使用することは、露光前に非粘着性且つきず抵
抗性である単層の光重合可能なコーティングの処方を実
際上不可能にする。又、これらの単量体を多量に使用す
ることは、版面の基体上に比較的易動性の光重合可能な
コーティングを生じさせるだろう。コーティングのこの
易動性は、特に光重合可能なコーティングもまた光感受
性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含むとき、像に関する露
光前に版面の安定性を低下させ、光化学作用に基づく放
射に対するプレートの反応及び現像中のプレートからの
未露光コーティングの除去の容易さを行う。実際、光重
合不可能な分散剤により製造された顔料分散物を使用し
て光感受性平板印刷ジアゾニウムを含む単一の層の光重
合可能な版面コーティングを着色するとき、露光前の非
粘着性且つきず抵抗性の安定な版面と露光後の溶媒抵抗
性且つ耐久性のプレートとの間の妥協は、避けることが
できない。
【0011】米国特許第4886731号は、この妥協
が3層の光感受性コーティングの使用により避けられる
とき、光重合不可能な分散剤により製造された顔料分散
剤により着色された光重合可能な版面を記述している。
しかしながら、本発明によれば、光重合可能な分散剤に
より製造された顔料分散物を使用して光重合可能な版面
のコーティングを着色するとき、顔料分散物は、光重合
反応に参加する。顔料分散物は、露光中形成された光重
合体の主な部分となる。光重合した顔料分散物は、形成
された光重合体を強め、溶媒抵抗性及び耐久性を改善す
る。溶媒抵抗性且つ耐久性の光重合体の版面を生成する
のに必要な多官能性単量体の量は、減少され、露光前の
単層の非粘着性且つきず抵抗性のコーティングを比較的
簡単にする。又、多官能性単量体の量が減少するので、
露光前のコーティングの易動性は低下し、光感受性平板
印刷ジアゾニウム樹脂も含む単層の光重合可能な版面の
安定性を改善する。光重合可能な顔料分散物は、光重合
可能な光重合可能な分散剤又は光重合可能な分散剤及び
光重合不可能な分散剤の組合せ中に分散した有機又は無
機の顔料を含む。好適な顔料の例は、ペリレン マルー
ン、フタロ シアニン ブルー、フタロ シアニン グ
リーン、カドミウム レッドを含むがそれらに限定され
ず、顔料分散物の20−80%好ましくは40−60%
を含むだろう。好適な光重合可能な分散物の例は、アク
リル化エポキシド、アクリル化ポリウレタン、アクリル
化エステル及びポリエステル、アクリル化ポリビニルブ
チラール、アクリルアミド置換ポリビニルブチラール及
びアクリルアミド置換セルロースエステルを含むが、こ
れらの例に限定されない。これらの同じ光重合可能な分
散剤は、光重合不可能な分散剤と組み合せて使用でき
る。光重合可能な分散剤と組み合せて使用される好適な
光重合不可能な分散剤の例は、ポリビニルブチラール、
ポリビニルホルマール、セルロースエステル、ポリウレ
クン及びエポキシドを含むが、これらに限定されない。
分散剤は、顔料分散剤の20−80%好ましくは40−
60%を含むだろう。もし光重合可能な分散剤及び光重
合不可能な分散剤の組合せが使用されるならば、光重合
可能な分散剤対光重合不可能な分散剤の比は、全分散剤
の4部対1部−1部対4部好ましくは2部対1部−1部
対2部に及ぶ。光重合可能な顔料分散物は、コーティン
グ組成物の0.10−30.0%好ましくは0.20−
20.0重量%を占める。
【0012】好適な光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂
は、好適な単量体状ジアゾニウム又は単量体状ジアゾニ
ウムの混合物と好適な縮合剤とを強酸中で縮合した縮合
生成物の塩として単離される。好適な単量体状ジアゾニ
ウムの例は、p−ジアゾジフェニルアミン サルフェー
ト、3−メトキシ−4−ジアゾジフェニルアミン サル
フェート、4−ジアゾ−4’−メトキシジフェニルアミ
ン サルフェート、2、5−ジエトキシ−4−ジアゾ−
4’−チオトルイル サルフェート及びこれらの組合せ
を含むがこれらに限定されない。好適な縮合剤の例は、
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、4、4’−
ビスメトキシメチルジフェニルエーテル、4、4’−ビ
スヒドロキシメチルジフェニルエーテル、4、4’−ビ
スメトキシメチルジフェニルスルフィド、4、4’−ビ
スメトキシメチルビスフェノールA及びこれらの組合せ
を含むが、これらに限定されない。好適な縮合酸の例
は、硫酸、燐酸、トリフルオロメチルスルホン酸及び硝
酸を含むが、これらに限定されない。縮合生成物を単離
するのに使用される好適な塩の陰イオンの例は、p−ト
ルエンスルホネート、ヘキサフルオロホスフェート、テ
トラフルオロボレート、メシチレンスルホネート及びト
リフルオロメチルスルホネートを含むが、これらに限定
されない。光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂は、全コ
ーティング組成物の重量の0.05−10%好ましくは
0.1−3.0%を占めるだろう。光重合可能な組成物
は、全光重合可能な組成物の約0.1−約60%の量で
存在する光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合体結
合剤を含む。最も好ましい態様では、光重合可能な組成
物は、光重合可能な単量体、オリゴマー及び重合体結合
剤のそれぞれを含む。好適な多官能性アクリレートオリ
ゴマーの例は、アクリル化エポキシド(Radcure
CorporationのEbecryl370
1)、アクリル化ポリウレタン(Sartomer C
o.のC9505)及びアクリル化ポリエステル(He
nkel Corp.のPhotomer 5007)
を含むが、これらに限定されない。これらの官能性アク
リレートオリゴマーは、全コーティング組成物の重量の
0.10−20.0%好ましくは0.5−10%を占め
るだろう。好適な多官能性アクリレート単量体は、トリ
メチロールプロパン トリアクリレート(Sartom
er Co.のSR351)、トリメチロールプロパン
プロポキシレート又はエトキシレート トリアクリレー
ト(Henkel Corp.のPhotomer 4
072及び4149)及びペンタエリスリトールテトラ
アクリレート(Sartomer Co.のSR29
5)を含むが、これらに限定されず、そして全コーティ
ング組成物の重量の0.10−20,0%好ましくは
0.5−10%を占める。好適な光重合可能な結合剤の
例は、アクリルアミド置換セルロースエステル(Bom
ar「Jaylink」シリーズ)及び高分子量アクリ
ル化ポリウレタン(Radcure Corporat
ionのEbecryl 8800)を含むが、これら
に限定されず、そして全コーティング組成物の重量の
0.10−20.0%好ましくは1.0−10%を占め
る。好適な光開始剤の例は、クロロチオキサントン、イ
ソプロピルチオキサントン、4、4’−ビスジエチルア
ミノベンゾフェノン(エチル Michlerのケト
ン)、エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、Ci
ba Geigy Irgacure 907及びこれ
らの組合せを含むが、これらに限定されない。光開始剤
は、全コーティングの重量の0.1−10.0%好まし
くは0.40−8.0%を占める。
【0013】本発明の第二の態様では、光重合性版面
は、第一の態様の電気化学的にエッチングされ陽極処理
されしかもシリカ被覆処理されたアルミニウムプレート
上の光重合可能な顔料分散物及び光感受性平板印刷ジア
ゾニウム樹脂を含む光重合可能な組合せを含む単層の光
感受性コーティング並びに第一のコーティング上に塗ら
れた追加の水性の光不感受性オーバーコートを含む。追
加の水性の光不感受性オーバーコートは、大気中の酸素
に対するバリヤーとして機能し、版面が、非真空フレー
ム露光装置(例えばRachwal又は他の投射露光装
置)上又は不適切な真空の真空フレーム露光装置内の何
れかで露光されるとき、単一の光感受性コーティングの
光重合に対する大気の酸素の阻害効果を遅らせる。この
水性の光不感受性オーバーコートは、大気の酸素に対す
る有効なバリヤーを形成する水溶性重合体及び/又は水
不溶性重合体の水分散物よりなり、大気の酸素による光
重合の阻害を遅らせる。好適な重合体の例は、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルアルコール共重合体、ポリ酢
酸ビニル及びポリ酢酸ビニルの共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、アクリル酸エステル重合体及び共重
合体、ポリ塩化ビニル及び共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン重合体及び共重合体を含むが、これらに限定されな
い。これらの重合体は、水性の光不感受性コーティング
組成物の重量の1−50%好ましくは5−30%を占め
る。追加の物質例えば界面活性剤、可塑剤及び充填剤
は、又水性の光不感受性コーティング組成物に使用され
て、コーティングの被覆性及び安定性を改善する。
【0014】本発明の好ましい態様は、平板印刷の版面
に関するが、それは、又他の写真要素例えばカラー補強
フイルムを含み、それは、光重合可能な組成物が、透明
な基体例えばポリエチレンテレフタレート、酢酸酪酸セ
ルロース又はカラー補強フィルムの製造に有用であるこ
とか当業者に周知である任意の他の透明な基体上に被覆
される。
【0015】
【実施例】以下の限定をしない実施例は、本発明を説明
するのに役立つだろう。光重合可能な顔料分散物及び光
感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含む光重合可能な組
成物を含む単層の光感受性コーティング並びに水性の光
不感受性のオーバーコートの成分の要素の割合の変化及
び代替物が、当業者に明らかであり、そして本発明の範
囲内にあることは、理解できるだろう。
【0016】実施例 1 光重合可能な顔料分散物及び光感受性平板印刷ジアゾニ
ウム樹脂を含む光重合可能な組合せを含む単層の光感受
性コーティング溶液は、以下の成分から製造される。
【0017】
【表1】
【0018】エチレングリコール モノメチル エーテ
ル、エチレングリコール モノエチル エーテル及びジ
メチルホルムアミドは、他の成分を溶解又は分散するの
に使用される全溶媒である。51−760002チップ
は、60%のペリレン マローン顔料及び40%のBo
mar Jaylink106光重合可能な分散剤、ア
クリルアミド置換セルロースエステルよりなる光重合可
能な顔料分散物である。51−760002チップは、
RBH Inc.Bound Brook N.J.に
より製造される。DSO−19は、PCAS、Long
jumeau,フランスにより製造される4−ジアゾジ
フェニルアミン サルフェート及びホルムアルテヒドの
縮合生成物のp−トルエンスルホネート塩よりなる光感
受性平板印刷ジアゾニウム樹脂である。Ebecryl
3701は、Radcure Corporatio
n、Louisville、K.Y.から購入したアク
リル化ビスフェノールAエポキシオリゴマーである多官
能性アクリレートオリゴマーである。多官能性アクリレ
ート単量体であるPhotomer 4072は、He
nkel、Morristown、N.J.から購入し
たプロポキシル化トリメチロールプロパン トリアクリ
レートであり、Bomar、Winstead、Con
n.から購入したアクリルアミド置換セルロースエステ
ルであるJaylink 106は、光重合可能な結合
剤である。UCI−100、Quantacure E
PD及びエチルMichlerのケトンは、光開始剤で
ある。UCI−100は、PMCSpecialtie
s Group Inc.、Cincinnati、O
Hから購入したクロロチオキサントンである。Quan
tacure EPDは、Aceto Chemica
l Co.Inc.、Flushing、N.Y.から
購入したエチル−4−ジメチルアミノベンゾエートであ
る。エチルMichlerのケトンは、Aldrich
Chemical Co.Inc.、Milwauk
ee、WIから購入した4、4’−ビスジエチルアミノ
ベンソフェノンである。シュウ酸二水和物は、溶液のp
Hを調節するのに使用される。
【0019】第一の態様では、上記のコーティング溶液
は、1.05±0.05g/mの乾燥コーティング重
量を生ずるように、任意の好適な技術により電気化学的
にエッチングされそして陽極処理されシリカ被覆処理さ
れたアルミニウム基体に適用される。得られたプレート
は、非粘着性であり、きず抵抗性である。得られたプレ
ートを、HT−121ハロゲン化金属バルブを備えたN
uArcFT26V3UP Ultra−Plus F
lip−Topプレートメーカー上で14ユニットに関
し好適なネガチブ及びテストターケットを通して露光さ
れる。このように露光されたプレートを以下の現像液に
より現像するとき、ソリッドステップ7か、Stouf
fer 21−ステップ感度ガイドにより得られる。
【0020】
【表2】
【0021】現像されたプレートの像のある領域は、以
下のテストにより示されるように、通常使用される溶媒
に対して優れた抵抗を示す。ベンジルアルコールを、像
のあるそして現像されたプレートに直接注ぐ。5秒後、
像のあるそして現像されたプレートに、ベンジルアルコ
ールで飽和したワイパーで激しい前後の擦りを20回行
った。Stouffer 21−ステップ感度ガイドに
より得られるソリッドステップ7は、ソリッド6に1ス
テップ戻ったに過ぎない。プレートは、優れた再生の品
質を有する200000枚以上の刷りを生成する平板印
刷の印刷プレスに設けられたとき、像のある領域でイン
クを容易に吸取し、像のない領域では吸収しない。プレ
ートの安定性は、外界条件で1年の貯蔵に匹敵する加速
エージングテストでテストされるとき、優れている(ホ
トスピードで1ステップのゲイン及び現像の容易さの無
損失)。
【0022】実施例 2 この実施例は、光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含
む光重合可能な組合せよりなる単層の光感受性コーティ
ング中の光重合不可能な顔料分散物の効果を示す。実施
例1の同じ単層の光感受性コーティング溶液が、79R
27Cチップが51−760002チップを置換する以
外は、製造される。79R27Cは、60%のペリレン
マローン顔料並びに40%のMonsanto、S
t.Louis、MOにより製造されるポリビニルブチ
ラール重合体であるMonsantoButvar B
−98光重合不可能な分散剤よりなる光重合不可能な顔
料分散物である。79R27Cは、Penn Colo
r、Doylestown、PAから購入される。実施
例1におけるように、このコーティング溶液は、1.0
5±0.05g/mの乾燥コーティング重量を生ずる
ように、電気化学的に砂目立てされそして陽極処理され
さらにシリカ被覆処理されたアルミニウム基体に塗られ
る。得られたプレートを実施例1におけるように露光及
び現像される。ソリッドステップ7が、実施例1におけ
るようにStouffer 21−ステップ感度ガイド
により得られる。このプレートが実施例1に記載された
ベンシルアルコールテストにかけられるとき、Stou
ffer 21−ステップ感度ガイドにより得られるソ
リッドステップ7は、ソリッド4に3ステップ戻り、そ
して感度ガイドの固りのソリッド像の損失が見られ、溶
媒抵抗性に顕著な損失を示す。溶媒抵抗性を再び得るた
めに、実施例2の多官能性アクリレート単量体であるP
hotomer 4072の量は、増加する。Phot
omer 4072は、高沸点且つ低粘度の液体であ
る。実施例1に匹敵する溶媒抵抗性は、Photome
r 4072の量が、実施例2のその初めのレベルの3
倍に増加するときにのみ達成される。しかしながら、露
光前のプレートは、粘着性でありしかも容易にきず付け
られる。プレートを露光するのに使用されるネガチブ及
びテストのターゲットは、プレートに付着しそしてコー
ティングは、ネガチブ及びテストのターゲットに付着す
るようになる。プレートは、ホトスピードで4ステップ
の増加を示し、そして外界条件で1年の貯蔵に匹敵する
加速エージングテストでテストされるとき、現像するこ
とが困難である。
【0023】実施例 3 本発明の好ましい第二の態様は、この実施例で説明され
る。実施例1により生成されたプレートは、以下の水性
の光不感受性コーティング組成物によりオーバーコート
される。
【0024】
【表3】
【0025】Gelvatol 40−20は、Air
Products Inc.、Allentown、
PA.から購入したポリビニルアルコール重合体であ
る。Surfynol 104−Aは、又Air Pr
oducts Inc.から購入した界面活性剤であ
る。Reichhold 97−756は、Reich
hold Chemicals Inc.、White
Plains、NY.から購入した水中のカルボキシ
ル化スチレン ブタジエン共重合体エマルションであ
る。クエン酸は、コーティングのpHを調節するために
使用される。オーハーコートは、好適な技術により実施
例1のプレートに適用されて、0.25±0.05g/
のオーバーコートの乾燥コーティング重量を生ず
る。大気の酸素による光重合の阻害を遅らせるオーバー
コートの機能を説明するために、以下のテストを行っ
た。実施例1及び実施例3からのプレートは、NuAr
cプレートメーカーの正常な十分な真空(Hg25イン
チ)下で実施例1に記載されたように露光且つ現像し
た。この正常の十分な真空の条件は、プレートの露光中
の殆ど全ての大気の酸素を排除する。両方のプレート
は、Stouffer 21−ステップ感度ガイドによ
りソリッドステップ7を生じ、実施例1に記載されたベ
ンシルアルコールテストにより僅か1ステップを失って
ソリッドステップ6となる。NuArcプレートメーカ
ーの正常な十分な真空の露光の下、両方のプレートは、
同じホトスピード及び溶媒抵抗性を示す。実施例1及び
実施例3からのプレートは、次に同様に露光及び現像さ
れるが、但しNuArcプレートメーカーの真空は、真
空ブリードバルブによりHg15インチに低下されて、
そのため露光は大気の酸素の存在下生じた。実施例1か
らのプレートは、Stouffer 21−ステップ感
度ガイドによりソリッドステップ5を生ずるに過ぎない
が、実施例3からのプレートは、なおソリッドステップ
7を生じた。実施例1に記載されたベンジルアルコール
テストにかけられたとき、実施例1からのプレートは、
3ステップを失ってソリッドステップ2となり、そして
感度ガイドの周りのソリッド像の損失を示す。実施例3
からのプレートは、2ステップを失ってソリッドステッ
プ5となり、そして感度ガイドの周りのソリッド像の損
失を示さない。大気の酸素の存在下露光されるとき、実
施例1のオーバーコートされていないプレートは、ホト
スピードの損失並びにプレートの像の溶媒抵抗性の顕著
な損失を示すが、実施例3のオーバーコートは、ホトス
ピードに損失を示さずそして溶媒抵抗性に僅かの損失を
示すに過ぎない。このテータは、実施例3のオーバーコ
ートをかけたプレートは、露光中大気の酸素の存在によ
ってより影響されないことを示す。
【0026】実施例 4−7 実施例4−7は、光重合可能な顔料分散物及び光感受性
平板印刷ジアソニウム樹脂を含む光重合可能な組合せを
含む単層の光感受性コーティングの成分の要素の割合の
変動及び代替物が、本発明による光重合性版面をもたら
すことを説明する。
【0027】実施例 4 実施例1の同じ単層の光感受性コーティング溶液は、分
散物300−094が51−760002チップを置換
する以外は、製造される。300−094は、RBH
Inc.、Bound Brook、NJ.により製造
された光重合可能な顔料分散物である。それは、24%
のフタロ シアニン ブルー顔料、38%のEbecr
yl 3600(Radcure Corporati
on、Louisville、K.Y.により製造され
たアクリル化ビスフェノールAエポキシオリゴマーより
なる光重合可能な分散剤)及び溶媒であるPoly S
olv DB(ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル)よりなる。
【0028】実施例 5 実施例1のDSO−19を、当モル量の57−Dにより
置換する。57−Dは、Anitec Printin
g Plates、Inc.により製造される4−ジア
ゾジフェニルアミン サルフェート及びホルムアルデヒ
ドの縮合生成物のp−クロロベンゼンスルホン酸塩より
なる光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂である。
【0029】実施例 6 リンゴ酸のモル置換を実施例1のシュウ酸について行
う。
【0030】実施例 7 SR−295を実施例1においてPhotomer 4
072の代わりに使用する。ベンタエリスルトール テ
トラアクリレートであるSR−295は、Sartom
er Co.Inc.により製造される多官能性アクリ
レート単量体である。
【0031】実施例4−7のコーティング溶液を、実施
例1におけるように、1.05±0.05g/mの乾
燥コーティング重量を生ずるように、電気化学的にエッ
チングされそして陽極処理されシリカ被覆処理されたア
ルミニウム基体に適用する。実施例4−7からのプレー
トを、実施例1におけるように、露光、現像及びベンジ
ルアルコール抵抗性についてテストする。実施例1と比
較した結果を表4に示す。表4から分るように、全ての
実施例は、同様な結果を示す。
【0032】実施例 8 W.R.Grace and Co.、Lexingt
on、MA.により製造されたポリ塩化ビニリデン共重
合体エマルションであるDaran 8600は、水性
の光不感受性オーバーコートとして、0.25±0.0
5g/mの乾燥コーティング重量で実施例1のプレー
トに適用される。実施例1、3及び8のプレートを、低
下した真空で露光し、現像しそして実施例2に記載した
ようにベンジルアルコールに対する抵抗性についてテス
トする。結果を以下の表に示す。
【0033】
【表5】
【0034】実施例8から分るように、水性の光不感受
性オーバーコートの成分の要素における割合の変勤及び
代替物は、本発明による。
【0035】実施例 9 本発明の利用性の他の証明として、以下のテストを行っ
た。光重合可能な顔料分散物及び光感受性平板印刷ジア
ゾニウム樹脂を含む光重合可能な組合せを含む単層の光
感受性コーティング溶液は、以下の成分から製造されそ
してコーティングAと名付ける。
【0036】
【表6】
【0037】エチレングリコール モノメチル エーテ
ル、エチレングリコール モノエチル エーテル、ジメ
チルホルムアミド、Ebecryl 3701、Pho
tomer 4072及びJaylink 106は、
実施例1に記載されている。79R84Cチップは、P
enn Color Inc.、Doylestow
n、PA.により製造された光重合可能な顔料分散物で
ある。それは、60%のペリレン マローン顔料、20
%の光重合可能な分散剤Sartomer 9700
(Sartomer Inc.により製造されたアクリ
ル化ポリウレタンオリゴマー)及び20%の光重合不可
能な分散剤Butvar B−98(Monsant
o、St.Louis、MOにより製造されるポリビニ
ルブチラール重合体)よりなる。ジアゾ TG−13
は、硫酸中で縮合したホルムアルデヒトと85モル%の
4−ジアゾ−3−メトキシジフェニルアミン サルフェ
ート及び15モル%の4−ジアゾジフェニルアミン サ
ルフェートとの縮合生成物のp−トルエンスルホネート
塩よりなる光感受性の平板印刷ジアゾニウム樹脂であ
る。Irgacure 907、ITX及びSando
ray 1000は、光開始剤である。Irgacur
e 907は、Ciba−Geigy、Ardsle
y、NY.から購入される。ITXは、Biddle
Sawyerから購入したイソプロピルチオキサンタノ
ンである。Sandoray 1000は、Sando
z Chemical Co.Inc.から購入され
る。C.I.AcidYellow 36は、露光後可
視の像を生じ、そしてAtlantic Indusr
iesから購入される。Aは、0.85±0.05g/
の乾燥コーティング重量を生ずるように、任意の好
適な技術により電気化学的にエッチングされそして陽極
処理されシリカ被覆処理されたアルミニウム基体に適用
される。水性の光不感受性のオーバーコートを、0.1
5±0.05g/mの乾燥コーティング重量を生ずる
ように、好適な技術によりAの上に適用する。オーバー
コートは、以下の組成よりなる。
【0038】
【表7】
【0039】Rhoplex HA−16を除いて全て
の成分は、実施例3に記載されている。Rhoplex
HA−16は、Rohm & Haas、Phila
delphia、PA.により製造されたアクリルエマ
ルション重合体である。従って、水性の光不感受性オー
バーコートによりオーバーコートされた光重合可能な顔
料分散物及び光感受性平板印刷ジアゾニウム樹脂を含む
光重合可能な組合せよりなる単層の光感受性コーティン
グよりなる電気化学的にエッチングされ陽極処理されそ
してシリカ被覆処理されたアルミニウム上の光重合体印
刷は、本発明により生成される。このプレートは、プレ
ートAと名付けられる。Aと同じコーティング溶液が製
造されるが、但し光重合不可能な顔料分散物である79
R27Cチップか、光重合可能な顔料分散物である79
R84Cチップの代わりに使用される。このコーティン
グは、Bと名付けられる。79R27Cチップは、実施
例2に記載されている。Bは、0.85±0.05g/
の乾燥コーティング重量を生ずるように、同じ電気
化学的にエッチングされ陽極処理されそしてシリカ被覆
処埋されたアルミニウム基体の上を被覆する。Aの上に
適用された同じ水性の光不感受性のオーバーコートは、
又0.15±0.05g/mの乾燥コーティング重量
でBの上に適用される。従って、A都同じ光重合性版面
が生成されるが、但し使用される顔料分散物は、光重合
不可能である。このプレートは、プレートBと名付けら
れる。プレートA及びBは、実施例1に記載されたよう
に露光且つ現像されるが、但し露光は、10単位に減少
されて、Stouffer 21−ステップ感度ガイド
によりソリッドステップ5を得る。プレートは、Did
de−Glazerウエップ供給オフセットプレス上に
次から次に載せられ、そしてプレートの摩耗を加速する
条件下でテストする(オーバーパッキング、粗い粉砕し
たインク、粗い紙のストック)。両方のプレートは、最
初のロールーアップで綺麗な像のない領域及びプレート
上の像のあるStouffer 21−ステップ感度ガ
イド上にソリッドステップ6を印刷する。30000回
の刷り後、プレートBは、その印刷により分るように摩
耗のサインを示し始める。同様な摩耗は、40000回
の刷りまでプレートA上には見られない。60000回
の刷りのテストの終りに、プレートBはソリッドステッ
プ3を印刷するに過ぎないが、Aはソリッドステップ5
を印刷し続ける。プレートAの耐久性の他の表示は、U
GRAプレートコントロールウエッジ1982によるプ
レート上の像のミクロンリング及び2%ドットで分る。
プレートBは、40000回の刷り後2%ドットを印刷
することを止めるが、プレートAは、テストの終りであ
る60000回の刷りで2%ドットを印刷し続ける。プ
レートBは、40000回の刷りで6ミクロンリングを
印刷するのを止める。プレートAは、テストの終りであ
る60000回の刷りで6ミクロンリングを印刷し続け
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03F 7/027 502 G03F 7/027 502 511 511 7/028 7/028 7/038 7/038 7/11 501 7/11 501 (72)発明者 ポール エイ ペロン アメリカ合衆国マサチューセッツ州 01104 スプリングフィールド ジャド ソン ストリート 86 (72)発明者 ガリー ヴィー グロスクロード アメリカ合衆国コネチカット州 06790 トリントン マックギネス ストリー ト 78 (56)参考文献 特開 平2−245753(JP,A) 特開 昭61−145254(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/021 B41N 1/04 B41N 3/03 G03F 7/00 G03F 7/004 G03F 7/027 G03F 7/028 G03F 7/038 G03F 7/11

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体及び該基体上に配置された単一の光
    感受性層を含む写真要素において、該光感受性層は、 a)実質的に均質的な顔料組成物であり、該顔料組成物
    は、バリヤー物質により実質的に予め被包された顔料粒
    子を含み、該バリヤー物質は、1種又はそれ以上の光重
    合可能な単量体、オリゴマー又は光重合されうる重合体
    成分を含みさらに光感受性組成物の他の成分と混合され
    たとき脱被包に抵抗し、該顔料組成物は、光感受性組成
    物を実質的に一様に着色するのに十分な量で存在し、そ
    して b)実質的に一様な光重合可能な組成物を形成するのに
    十分な量の少なくとも1種の光重合可能な単量体、オリ
    ゴマー又は重合体結合剤、そして c)十分な光化学作用を有する放射に曝されるときバリ
    ヤー物質及び光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合
    体結合剤の光重合を行うのに十分な量の少なくとも1種
    の光開始剤、そして d)光感受性組成物を形成するのに十分な量の少なくと
    も1種のジアゾニウム化合物 の混合物を含む写真要素。
  2. 【請求項2】 該顔料組成物は、顔料組成物の20−8
    0重量%の少なくとも1種の有機又は無機顔料並びに顔
    料組成物の20−80重量%の該バリヤー物質を含む請
    求項1の要素。
  3. 【請求項3】 該顔料組成物は、光重合可能な組成物の
    0.1−30重量%の量で光重合可能な組成物に存在す
    る請求項1の要素。
  4. 【請求項4】 前記の光重合可能な単量体、オリゴマー
    又は重合体結合剤は、光重合可能な組成物の0.1−6
    0重量%の量で存在する請求項1の要素。
  5. 【請求項5】 該光開始剤は、光重合可能な組成物の
    0.10−10.0重量%の量で光重合可能な組成物に
    存在する請求項1の要素。
  6. 【請求項6】 該ジアゾニウム化合物は、光重合可能な
    組成物の0.05−10重量%よりなる請求項1の要
    素。
  7. 【請求項7】 前記の光重合可能なバリヤーは、少なく
    とも1種の光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合体
    及び少なくとも1種の光重合不可能な重合体の組合せよ
    りなる請求項1の要素。
  8. 【請求項8】 バリヤー中の光重合可能な単量体、オリ
    ゴマー又は重合体対光重合不可能な重合体の比は、4:
    1−1:4である請求項7の要素。
  9. 【請求項9】 前記の光重合可能な単量体、オリゴマー
    又は重合体結合剤は、光重合可能な組成物の重量に基づ
    いて、0.1−20重量%の少なくとも1種の光重合可
    能な多官能性アクリレートオリゴマーそして0.1−2
    0重量%の少なくとも1種の光重合可能な多官能性アク
    リレート単量体そして0.1−20重量%の少なくとも
    1種の光重合可能な重合体を含む請求項1の要素。
  10. 【請求項10】 該多官能性アクリレートオリゴマー
    は、アクリル化エポキシド、アクリル化ポリウレタン及
    びアクリル化ポリエステルよりなる群から選択される請
    求項9の要素。
  11. 【請求項11】 該多官能性アクリレート単量体は、ト
    リメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロー
    ルプロパンプロポキシレートトリアクリレート、トリメ
    チロールプロパンエトキシレートトリアクリレート及び
    ペンタエリスリトールテトラアクリレートよりなる群か
    ら選択される請求項9の要素。
  12. 【請求項12】 前記の光重合可能な重合体は、アクリ
    ルアミド置換セルロースエステル、アクリル化ポリウレ
    タン、アクリル化ポリビニルブチラール及びアクリルア
    ミド置換ポリビニルブチラールよりなる群から選択され
    る請求項9の要素。
  13. 【請求項13】 該ジアゾニウム化合物は、少なくとも
    1種の活性メチレン基含有化合物による少なくとも1種
    の単量体状の有機ジアゾニウム化合物の酸中で縮合され
    た縮合生成物の塩を含む請求項1の要素。
  14. 【請求項14】 該基体は透明である請求項1の写真要
    素。
  15. 【請求項15】 アルミニウム基体を含む請求項1の要
    素を含む平板印刷版面。
  16. 【請求項16】 アルミニウム基体は、砂目当て、電気
    化学的エッチング、陽極処理及び親水性化よりなる群か
    ら選択される1種又はそれ以上の処理により製造されて
    いる請求項15の平板印刷版面。
  17. 【請求項17】 親水性化は、シリカ被覆処理により行
    われる請求項16の平板印刷版面。
  18. 【請求項18】 前記感受性層の上の非光感受性酸素バ
    リヤーオーバーコート層をさらに含む請求項1の写真要
    素。
  19. 【請求項19】 該オーバーコート層は、少なくとも1
    種の水溶性重合体状物質の水溶液を含む請求項18の写
    真要素。
  20. 【請求項20】 該オーバーコート層は、少なくとも1
    種の水不溶性重合体状物質の水性分散物を含む請求項1
    8の写真要素。
  21. 【請求項21】 該オーバーコート層は、少なくとも1
    種の水不溶性重合体物質の水性分散物及び少なくとも1
    種の水溶性重合体状物質の水溶液の組合せを含む請求項
    18の写真要素。
  22. 【請求項22】 1)顔料組成物は、光重合可能な組成
    物の0.1−30重量%の量で光重合可能な組成物に存
    在し、そして 2)光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合体結合剤
    は、光重合可能な組成物の0.1−60重量%の量で存
    在し、そして 3)光開始剤は、光重合可能な組成物の0.10−1
    0.0重量%の量で光重合可能な組成物に存在し、そし
    て 4)ジアゾニウム化合物は、光重合可能な組成物の0.
    05−10重量%を占め、そして 5)光重合可能なバリヤーは、少なくとも1種の光重合
    可能な単量体、オリゴマー又は重合体並びに少なくとも
    1種の光重合不可能な重合体の組合せを含み、バリヤー
    中の光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合体対光重
    合不可能な重合体の比は、4:1−1:4であり、そし
    て 6)光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合体結合剤
    は、光重合可能な組成物の重量に基づいて、0.1−2
    重量%の少なくとも1種の光重合可能な多官能性アク
    リレートオリゴマーそして0.1−20重量%の少なく
    とも1種の光重合可能な多官能性アクリレート単量体そ
    して0.1−20重量%の少なくとも1種の光重合可能
    な重合体を含み、そして 7)該多官能性アクリレートオリゴマーは、アクリル化
    エポキシド、アクリル化ポリウレタン及びアクリル化ポ
    リエステルよりなる群から選択され、そして 8)該多官能性アクリレート単量体は、トリメチロール
    プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパンプ
    ロポキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロ
    パンエトキシレートトリアクリレート及びペンタエリス
    リトールテトラアクリレートよりなる群から選択され、
    そして 9)前記の光重合可能な重合体は、アクリルアミド置換
    セルロースエステル、アクリル化ポリウレタン、アクリ
    ル化ポリビニルブチラール及びアクリルアミド置換ポリ
    ビニルブチラールよりなる群から選択され、そして 10)該ジアゾニウム化合物は、少なくとも1種の活性メ
    チレン基含有化合物による少なくとも1種の単量体状の
    有機ジアゾニウム化合物の酸中で縮合された縮合生成物
    の塩を含み、そして 11)前記の単一の光重合可能な組成物層は、前記の光重
    合可能な組成物の上の非光感受性酸素バリヤーオーバー
    コート層をさらに含み、該オーバーコート層は、少なく
    とも1種の水溶性重合体状物質の水溶液及び少なくとも
    1種の水不溶性重合体状物質の水性分散物よりなる群か
    ら選択される1種又はそれ以上の成分を含む請求項17
    の平板印刷版面。
  23. 【請求項23】 a)バリヤー物質により顔料粒子を実
    質的に予め被包することにより実質的に均質な顔料組成
    物を形成し、該バリヤー物質は、1種又はそれ以上の光
    重合可能な単量体、オリゴマー又は光重合されうる重合
    体成分を含み、そして b)該顔料組成物を 1)実質的に一様な光重合可能な組成物を形成するのに
    十分な量の少なくとも1種の光重合可能な単量体、オリ
    ゴマー又は重合体結合剤、そして 2)十分な光化学作用を有する放射に曝されるときバリ
    ヤー物質及び光重合可能な単量体、オリゴマー又は重合
    体結合剤の光重合を行うのに十分な量の少なくとも1種
    の光開始剤、そして 3)光感受性組成物を形成するのに十分な量の少なくと
    も1種のジアゾニウム化合物と混合し、該顔料組成物
    は、光感受性組成物を着色するのに十分な量で存在し、
    さらに該混合は、バリヤー物質による顔料粒子の脱被包
    に対する実質的な抵抗を達成する条件下で行われる光重
    合可能な組成物を製造する方法。
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