JP3243436B2 - 給水具の製造方法 - Google Patents

給水具の製造方法

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満義 丸野
一範 阪本
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大宝工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • B29C45/1711Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles and removing excess material from the mould cavity by the introduced fluid, e.g. to an overflow cavity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面が曲面状で全
体が湾曲形状に形成され、一方の端部に螺条部を有し、
他方の端部に給水口を有する給水具を合成樹脂により一
体成形する給水具の製造方法の技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の給水具にあっては、内部に通水
路を形成した通水部の一方の端部に、水槽に螺着して給
水源と連通させる螺条部を備え、他方の端部に被洗浄
体、例えば手先に給水する給水口を備えている。
【0003】そして、通水部の表面に結露した水滴が、
滞留することなく表面を流下して水槽の上部に形成した
排水口より水槽内に還流し易くするために、通水部の表
面は平滑な曲面状に形成している。
【0004】さらに、水槽内への還流をし易くし、ま
た、被洗浄体への給水をし易くするために、全体は湾曲
状の形状になっている。
【0005】このような給水具は、従来においては、金
属により形成していたが、絶えず水と接触している関係
から腐食し易く、衛生的にも好ましくなかった。
【0006】そこで、最近は、合成樹脂により成形した
図3に示すような給水具が検討されている。
【0007】給水具の側断面図を示す図3において、1
は内部に通水路2を貫通させた通水部、3は通水部1の
一方の端部に形成した螺条部で、水槽(図示せず)に螺
着して給水源と通水路2とを連通させている。4は通水
部1の他方の端部に形成した給水口で、通水部1の通水
路2と連通されている。通水部1は湾曲状に形成され、
上面5は平滑な曲面状に形成されている。
【0008】そして、このような形状の給水具を成形す
る方法として、金型キャビティを満たすに充分な量より
も若干少なく、不足しない程度の量の溶融樹脂を注入
し、ついで圧縮ガスを注入するガスアシスト成形方法が
開示されている(例えば、特開平9−76271号公報
参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような形
状の給水具を合成樹脂により成形する従来の方法にあっ
ては、次に記載するような問題点があった。
【0010】金型キャビティを満たすに充分な量よりも
若干少ない量の溶融樹脂を注入し、しかも余剰の溶融樹
脂および圧縮ガスを収容する貯溜部分の容積を可変にし
たピストン状であったので、金型キャビティの壁面に均
一に溶融樹脂圧を印加し難かった。そのために、湾曲し
た形状の通水部1の内部に、中心線に沿って均一な肉厚
で通水路2を形成し難くなり、しかも、給水具として流
水抵抗が小さくなるように通水路2の壁面を平滑にし難
くなるという問題点があった。そして、このような問題
点を解消するためには、通水路2の長さを短くする必要
があり、そのためには、螺条部3の部分などを分割して
成形する必要があった。しかし、通水部1と螺条部3と
を分割して成形すると、部品点数が多くなって漏水の原
因になったり、組立が煩雑になったりするなどの問題点
が生じた。
【0011】さらに、通水部1の上面5に形成する曲面
が平滑になり難く、特に、給水口4が形成される通水部
1の上面5は球面に近い曲面になっているので、この上
面5を平滑な球面上の曲面にし難いという問題点があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決する
ために、本発明の給水具の製造方法においては、螺状部
給水口とを一体にした給水具の形状に形成した金型キ
ャビテイ内に、一方の端部の螺状部形成部側を閉塞した
状態で他方の端部の給水口形成部側から充分な量の溶融
樹脂を注入し、ついで、螺状部形成部側の閉塞を開放し
た状態で給水口形成部側から流体、例えば空気を供給す
ることにより通水路を形成し、しかも、通水路を形成に
より発生した余分な溶融樹脂は、一方の端部の螺状部形
成部側に貯溜するようにして成形することとしている。
【0013】そして、金型キャビティの一方の端部を閉
じた状態で金型キャビティ内に充分な量の溶融樹脂を充
填して形状出しをしたのち、流体により通水路を形成
し、発生した余分な溶融樹脂は一定容積の貯溜部に排出
するので、充分な保圧状態が形成され、通水路は、均一
な肉厚を維持した状態で通水路の中心部分に形成するこ
とができ、また、通水路の壁面は平滑となり、さらに、
通水部の上面には平滑な曲面を形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】 本発明は、曲面状の壁面を備え
た湾曲形状で、一方の端部に螺状部形成部を有し、他方
の端部に給水口形成部を有する金型キャビテイ内に、前
螺状部形成部の下流側を閉塞して前記給水口形成部
側より充分な量の溶融樹脂を供給し、ついで、前記螺状
部形成部の下流側の閉塞を開放したのち、前記給水口形
成部の側より前記金型キャビテイに流体を注入し、この
流体により押し出される余分な溶融樹脂は前記螺状部形
成部の下流側に形成した一定容積の貯溜部に排出するも
のである。
【0015】そして、このように螺状部形成部の下流側
を閉塞した状態で、充分な量の溶融樹脂を給水口形成部
の側より金型キャビテイに供給することにより、溶融樹
脂は、まず、給水口が形成される部分の球面状キャビテ
イ壁面の母線の方向にほぼ沿って流動することになり、
ついで、通水部が形成される部分のキャビテイ壁面に沿
って螺状部が形成される部分まで流動して金型キャビテ
イ内に充分に充填されるので、充填された溶融樹脂には
注入圧が充分に印加され、通水部の上面には平滑な曲面
が良好に転写されることになる。
【0016】また、金型キャビテイに充分に充填された
溶融樹脂に、螺状部形成部の下流側の閉塞を開放した状
態で給水口形成部の側より流体を注入することにより、
通水路は均一な肉厚を維持した状態で通水部の中心部分
に形成され、また、通水路の壁面は流動する流体により
平滑に形成され、その上、キャビテイ内に充填されてい
る溶融樹脂は、通水路内を流動する流体の圧力により金
型キャビテイの壁面に均一に押圧されるので、通水部の
上面には平滑な曲面が転写される。
【0017】さらに、通水路の形成により発生した余分
な溶融樹脂は、注入された流体により、螺状部形成部
下流側に位置する一定容積の貯溜部に排出されるので、
キャビテイ内の溶融樹脂および通水路には常に良好な保
圧状態が形成される。
【0018】また、金型キャビティに供給する溶融樹脂
および流体は、給水口部の側における同一の位置から供
給すると、給水口が形成される部分の上面が平滑な曲面
となり、また、この部分に形成される通水路は、均一な
肉厚を維持した状態で形成されて好ましい。
【0019】
【実施例】その実施例について、給水具の製造方法に用
いる金型の構造模式図を示す図1を参照して詳述する。
【0020】図1において、6は図3に示すような構成
の給水具を成形する金型で、必要数の金型部位、例えば
曲面状の壁面を備えた湾曲形状の通水部1およびその先
端部に給水口4を一体に成形するキャビテイ7を有する
金型部位8と、通水部1の後端部と一体の螺状部3を成
形するキャビテイ9を有する金型部位10とに分割され
ている。金型部位8は、固定側金型8aと可動側金型8
bとにより構成し、可動側金型8bが図における下方向
に移動することにより型を開くように作動する。金型部
位10は、前記金型部位8が開く方向に対し垂直な方向
に型を開くように動作する。11は固定側金型8aの取
付板12に形成した溶融樹脂流入口で、一方が射出ノズ
ルと連通し、他方がキャビテイ7において給水口4を形
成する部分に開口するスプル13と連通している。14
はキャビテイ7において給水口4を形成する部分に開口
させたガス注入ピンで、可動側金型8bの取付板15に
取り付けられており、流体例えば圧縮空気を、キャビテ
イ7および9に充填されている溶融樹脂内に注入する。
16はガス注入ピン14より圧縮空気を注入したとき
に、押し出されて排出する溶融樹脂を溜める一定容積の
貯溜部で、螺状部3を形成するキャビテイ9とは排出路
17を介して連通している。18は排出路17に取り付
けたピン稼動シリンダーで、排出路17を開閉すること
により溶融樹脂の流動を制御する。なお、ガス注入ピン
14は可動側金型8bの取付板15に取り付けることに
より、金型部位8を分解することなく取付板15の側よ
り取り出すことができて好ましい。
【0021】また、図2に示すように、スプル13にピ
ン稼動シリンダー19を取り付けてガス注入ピン14に
より注入する圧縮空気の逆流を阻止するようにすると効
果的である。
【0022】つぎに、その動作について説明する。ピン
稼動シリンダー18により排出路17を閉塞した状態
で、溶融樹脂流入口11よりスプル13を介して充分な
量の溶融樹脂を金型部位8のキャビティ7に注入する
と、溶融樹脂はキャビティ7における給水口4の形成部
分からキャビティ7内を流動し、ついで、金型部位10
のキャビティ9に流動してキャビティ7および9内に充
分な量の溶融樹脂が充填され、通水部1および螺条部3
がフルショットで成形されて給水具の形状出しを行うこ
とができる。
【0023】つぎに、ピン稼動シリンダー18により排
出路17を開放し、この状態でガス注入ピン14によ
り、キャビティ7および9に充填されている溶融樹脂の
内部に圧縮空気を注入すると、圧縮空気は余分な溶融樹
脂を押し出しながら通水路2を形成し、押し出された余
分な溶融樹脂は一定容積の貯溜部16に排出される。
【0024】ついで金型を冷却したのち、金型部位8お
よび金型部位10を開いて樹脂成形体を取り出し、螺条
部3の端部において貯溜部16に排出された樹脂部分を
分離すれば、図3に示すような給水具が得られる。
【0025】なお、溶融樹脂および流体を同一の位置か
ら注入して供給する場合は、溶融樹脂を供給する溶融樹
脂流入口11より流体も供給するようにすれば良い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施されるので、均一な肉厚を維持し、平滑な壁面を有す
る通水路が中心部に形成され、かつ、上面には平滑な曲
面が形成された通水部および螺条部を一体に形成した給
水具を提供することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における給水具の製造方法に用
いる金型の構造模式図である。
【図2】同金型の変形例の要部を示す構造模式図であ
る。
【図3】給水具の側断面図である。
【符号の説明】
1 通水部 2 通水路 3 螺条部 4 給水口 6 金型 7,9 キャビティ 11 溶融樹脂流入口 14 ガス注入ピン 16 貯溜部 18 ピン稼動シリンダー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/42 B29C 33/76 B29C 45/00 B29C 45/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面状の壁面を備えた湾曲形状で、一方
    の端部に螺状部形成部を有し、他方の端部に給水口形成
    を有する金型キャビテイ内に、前記螺状部形成部の下
    流側を閉塞して前記給水口形成部の側より充分な量の溶
    融樹脂を供給し、ついで、前記螺状部形成部の下流側の
    閉塞を開放したのち、前記給水口形成部の側より前記金
    型キャビテイに流体を注入し、この流体により押し出さ
    れる溶融樹脂は前記螺状部形成部の下流側に形成した一
    定容積の貯溜部に排出する給水具の製造方法。
  2. 【請求項2】 溶融樹脂ならびに流体を同一位置より供
    給する請求項1記載の給水具の製造方法。
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