JP3243131B2 - ハンドセット一体型電話機 - Google Patents

ハンドセット一体型電話機

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JP3243131B2 JP30814894A JP30814894A JP3243131B2 JP 3243131 B2 JP3243131 B2 JP 3243131B2 JP 30814894 A JP30814894 A JP 30814894A JP 30814894 A JP30814894 A JP 30814894A JP 3243131 B2 JP3243131 B2 JP 3243131B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機に関し、詳しく
は、手で持つ送受話器のような形状と大きさを有し、複
数の各種機能を有する操作キーが設けられると共に、電
話機としての全ての機能を一体的に組込んだハンドセッ
ト一体型電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなハンドセット一体型
電話機はユーザーが片手で持てる送受話器程度の大きさ
を有しており、各種機能を有する操作キーを操作する発
呼動作時や、着呼以後の通話動作時は全て電話機を片手
で持ったまま行われるようになっている。
【0003】このため、通話中に誤って各種操作キーを
押すと、その操作キーの操作によって発生する信号によ
り雑音が発生し、その雑音により通話が中断される。こ
のようなことを防止するために、従来、通話中は各種操
作キーに触れて操作キーが押されても雑音が発生しない
ように、操作キーの操作による信号の発生を禁止するよ
うな電話機がある。
【0004】このようなキー操作による信号の発生を禁
止する電話機としては、従来、例えば特開平3−119
848号公報に掲載された電話機がある。この従来の電
話機は、発信先電話機のオフフック操作後の、タイマー
による所定時間のカウントや、電話回線の極性反転の検
出によって通話開始を検出し、その検出した通話開始か
ら通話終了までの間、自動的にキー操作による信号の発
生を禁止する方法をとっている。
【0005】キー操作による信号の発生を禁止する第2
の方法としては、キー操作による信号の発生を禁止する
ための専用かつ単独のスライドキーを設け、この単独の
スライドキーをON,OFF操作することによって、他
の各種操作キーの操作による信号の発生を禁止したり解
除する方法がある。
【0006】さらにキー操作による信号の発生を禁止す
る第3の方法としては、特定の操作により行う方法で、
たとえばキー操作による信号の発生禁止の設定は、操作
手順の中の特定の時期においてそのための指定キーのO
N操作を行い、キー操作による信号の発生禁止を解除す
るときは、その指定キーをOFF操作することにより行
う方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に掲載されたキー操作による信号の発生を禁止する方
法においては、通話中全て、すなわちオフフック後から
オンフックまでの全ての間、キー操作による信号の発生
を禁止するため、例えば通話中の相手以外の第三者に発
信する三者通話機能、通話中に第三者から着信するキャ
ッチホンのような割込み通話機能、通話録音機能、或は
メモ入力機能等の、キー操作により行われる通話中の諸
機能を使うことができなくなるという問題がある。
【0008】またキー操作による信号の発生を禁止する
前記第2,第3の方法においては、上記三者通話機能等
のような通話中の諸機能を実現するために、いちいち操
作キーの操作により、信号の発生禁止を解除する操作を
手動で行わなければならず、操作が面倒で非常にハンド
セット一体型電話機の操作性を悪化させているという問
題がある。
【0009】そこで本発明は、通話中に誤って操作キー
を押してもキー操作信号の発生による雑音によって通話
が中断されることがないと共に、通話中にキー操作する
ことなく前記三者通話機能等の通話中の諸機能を駆使す
ることができる、操作性を向上させたハンドセット一体
型電話機を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によるハンドセット一体型電話機は、手で持
つ送受話器のような形状と大きさを有し、複数の各種機
能を有する操作キーが設けられると共に、電話機として
の全ての機能を一体的に組込んだハンドセット一体型電
話機であって、使用中に送話器に入力する音声レベルを
検出する音声レベル検出部と、前記音声レベルが所定値
以上のときは自動的に前記操作キーの操作による信号の
発生を禁止し、前記音声レベルが所定値未満のときは前
記操作キーの操作による信号の発生禁止を解除する操作
キー制御部とを備えた構成とするものである。
【0011】
【作用】このような構成のハンドセット一体型電話機に
よれば、その使用中に送話器に入力される音声レベルを
音声レベル検出部が検出し、その検出した音声レベルが
所定値以上のときは操作キー制御部が自動的に各種操作
キーの操作による信号の発生を禁止し、音声レベルが所
定値未満のときは、手動による解除操作を行うことな
く、操作キー制御部がキー操作による信号の発生禁止の
解除を自動的に行う。このことにより、通話中の操作キ
ーの誤操作による通話の中断を防止できると共に、ハン
ドセット一体型電話機の操作性を向上させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は、本発明によるハンドセット一体型
電話機の一実施例の構成を示す図である。同図に示すハ
ンドセット一体型電話機1は、公衆回線2に接続される
回線処理部3,受話器16及び送話器17との間で信号
を入出力する音声信号処理部5,操作部8,システム制
御部11,操作インターフェース12,及び呼制御部1
4を備えている。
【0013】回線処理部3は、ハンドセット一体型電話
機電話機1から公衆回線2に呼信号や音声信号を出力し
たり、公衆回線2からの呼信号や音声信号を入力するこ
とを可能にするための、インターフェースとして機能す
るものである。
【0014】音声信号処理部5は、システム制御部11
により制御されて、受話器16への音声信号または送話
器17からの音声信号を信号処理するものである。操作
部8は例えば、プッシュ式のダイヤルキーや短縮ダイヤ
ルキーなどで構成され、ハンドセット一体型電話機1を
ユーザーが使うときに操作するものである。操作部8か
らの入力信号は、操作インターフェース12を介してシ
ステム制御部11に送られる。
【0015】呼制御部14は、システム制御部11によ
り制御されて回線処理部3から公衆回線2に出力される
発呼信号や、公衆回線2から回線処理部3を介して入力
される着呼信号の入出力を制御するものである。
【0016】ここまでは通常の電話機と共通する部分で
あるが、次のような点において本実施例のハンドセット
一体型電話機1は通常の電話機と異なるものである。
【0017】すなわち、送話器17に入力される音声レ
ベルを検出する音声レベル検出部19を設け、この音声
レベル検出部19と操作インターフェース12との間に
インターフェース(図示せず)を追加し、さらに操作イ
ンターフェース12にキー操作による信号の発生を禁止
又は解除する制御機能を追加する点において、通常の電
話機と異なるものである。
【0018】次に、上記実施例に係るハンドセット一体
型電話機1の動作について説明する。ユーザーによるハ
ンドセット一体型電話機1の使用中は、その通話の音声
が送話器17へ入力するときの音声レベルが所定値以上
となり、音声レベル検出部19はこのことを検出して、
その検出信号を操作インターフェース12に出力する。
【0019】操作インターフェース12は、それ以前に
操作部8から入力されたオフフックの検出信号と、前記
音声レベル検出部19からの検出信号に基づいて、ハン
ドセット一体型電話機1によりユーザーが話をしている
最中と判断して、キー操作による信号の発生を禁止する
よう制御する。
【0020】このことによりハンドセット一体型電話機
1を使用しているユーザーが、それを落としそうになる
等何かのはずみで、通話中に誤っていずれかの操作キー
に触れたとしても、キー操作による信号の発生が禁止さ
れているため、キー操作により発生する信号により発生
する雑音が通話を中断させることを防止することができ
る。
【0021】また、通話中にキャッチホンのような割込
み通話等があってキーを操作する必要が生じたときは、
ハンドセット一体型電話機1を顔から離して話をするこ
とをやめることにより、音声レベル検出部19が検出す
る送話器17からの音声レベルが所定値以下に下がる。
【0022】このときの音声レベル検出部19からの信
号により、操作インターフェース12はキー操作による
信号の発生禁止を解除するため、ハンドセット一体型電
話機1を使用しているユーザーは各種操作キーを自由に
操作して、通話中に前記三者通話機能などの各種機能を
使用することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドセット一体型電話機の使用中に送話器に入力され
る音声レベルを音声レベル検出部が検出し、その検出し
た音声レベルが所定値以上のときは操作キー制御部が自
動的に各種操作キーの操作による信号の発生を禁止し、
音声レベルが所定値未満のときは、手動による解除操作
を行うことなく、操作キー制御部がキー操作による信号
の発生禁止の解除を自動的に行う。このことにより、通
話中の操作キーの誤操作による通話の中断を防止できる
と共に、ハンドセット一体型電話機の操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るハンドセット一体型電
話機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ハンドセット一体型電話機 2 公衆回線 3 回線処理部 5 音声信号処理部 8 操作部 11 システム制御部 12 操作インターフェース 14 呼制御部 16 受話器 17 送話器 19 音声レベル検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−213035(JP,A) 特開 平4−35257(JP,A) 特開 平3−119848(JP,A) 特開 平5−327833(JP,A) 特開 平4−104640(JP,A) 実開 平4−36342(JP,U) 実開 平5−39051(JP,U) 実開 平4−44751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04Q 7/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で持つ送受話器のような形状と大きさ
    を有し、複数の各種機能を有する操作キーが設けられる
    と共に、電話機としての全ての機能を一体的に組込んだ
    ハンドセット一体型電話機であって、 使用中に送話器に入力する音声レベルを検出する音声レ
    ベル検出部と、 前記音声レベルが所定値以上のときは自動的に前記操作
    キーの操作による信号の発生を禁止し、前記音声レベル
    が所定値未満のときは前記操作キーの操作による信号の
    発生禁止を解除する操作キー制御部と、 を備えたことを特徴とするハンドセット一体型電話機。
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