JP3242818U - 画像取得装置 - Google Patents

画像取得装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3242818U
JP3242818U JP2023001674U JP2023001674U JP3242818U JP 3242818 U JP3242818 U JP 3242818U JP 2023001674 U JP2023001674 U JP 2023001674U JP 2023001674 U JP2023001674 U JP 2023001674U JP 3242818 U JP3242818 U JP 3242818U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image acquisition
photographing
acquisition device
light source
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023001674U
Other languages
English (en)
Inventor
尚洋 浅香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LEF Technology Inc
Original Assignee
LEF Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LEF Technology Inc filed Critical LEF Technology Inc
Priority to JP2023001674U priority Critical patent/JP3242818U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3242818U publication Critical patent/JP3242818U/ja
Priority to CN202323498696.9U priority patent/CN221748501U/zh
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】誰でも容易に光の当てられた対象物の鮮明な画像を取得できる画像取得装置を提供する。【解決手段】画像取得装置2は、撮影装置40と、撮影装置40が装着され、対象物Sが載置される載置面30Aを有する本体部4と、本体部4に備えられた光源20と、を備え、撮影装置40が本体部4に装着された状態で、光源20の出射面20Aと、撮影装置40の撮影部42の入射面42Aとが対向するように配置され、載置面30Aに載置された対象物Sは、光源から出射された光が撮影部42へ至る光路上に配置される。【選択図】図4

Description

本考案は、植物の葉をはじめとする対象物の画像を取得する画像取得装置に関する。
センサの発達に伴い、植物の育成状態をセンサで把握して効率的に作物の育成を行う試みが、農業分野等で始められるようになっている。その中には、光源パーツと、イメージセンサを有するセンサーパーツとの間に植物の葉を挟んで、光が照射された葉の画像を取得する装置が提案されている(例えば、引用文献1参照)。
特開2021-56146号
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、専用の光源及びイメージセンサを有する専用装置であり、誰でも気軽に利用できるものではない。更に、光源パーツとセンサーパーツとの間に葉を挟み込んで、所定の押圧力を加えて撮影するので、葉を損傷させずに撮影するには、経験と技量を要する。
本考案は、上記の課題を解決するものであり、誰でも容易に光の当てられた対象物の鮮明な画像を取得できる画像取得装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の一態様に係る画像取得装置は、
撮影装置と、
前記撮影装置が装着され、対象物が載置される載置面を有する本体部と、
前記本体部に備えられた光源と、
を備え、
前記撮影装置が前記本体部に装着された状態で、
前記光源の出射面と、前記撮影装置の撮影部の入射面が対向するように配置され、
前記載置面に載置された対象物は、前記光源から出射された光が前記撮影部へ至る光路上に配置されている。
以上のように、本考案では、誰でも容易に光の当てられた対象物の鮮明な画像を取得できる画像取得装置を提供することができる。
本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置の概要を示す斜視図であって、マクロレンズが装着された撮影装置を本体部に取り付ける工程を示す図である。 図1Aに示す工程の後、撮影装置が取り付けられた本体部に光学板部材が固定された取付部材を取り付ける工程を示す斜視図である。 図1A及び図1Bに示す工程により構成された本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置を示す平面図である。 図2の矢視A-Aを示す側面図である。 図3における画像取得を行う領域を拡大して模式的に示す側面断面図である。 本考案の第2の実施形態に係る画像取得装置の画像取得を行う領域を拡大して模式的に示す側面断面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案を実施するための実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本考案を以下のものに限定しない。
各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態や実施例に分けて示す場合があるが、異なる実施形態や実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。後述の実施形態や実施例では、前述と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態や実施例ごとには逐次言及しないものとする。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
図面では、撮影装置が装着される装着面が上面となるように画像取得装置を示しており、以下の記載もそれに応じて上下の記載を行う。
(第1の実施形態に係る画像取得装置)
はじめに、図1Aから図4を参照しながら、本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置の概要を説明する。図1Aは、本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置の概要を示す斜視図であって、マクロレンズが装着された撮影装置を本体部に取り付ける工程を示す図である。図1Bは、図1Aに示す工程の後、撮影装置が取り付けられた本体部に光学板部材が固定された取付部材を取り付ける工程を示す斜視図である。図1Cは、図1A及び図1Bに示す工程により構成された本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置を示す斜視図である。図2は、本考案の第1の実施形態に係る画像取得装置を示す平面図である。図3は、図2の矢視A-Aを示す側面図である。図4は、図3における画像取得を行う領域を拡大して模式的に示す側面断面図である。
本実施形態に係る画像取得装置2は、撮影装置40と、撮影装置40が装着される本体部4とで主に構成される。撮影装置40として、撮影機能を有する携帯端末が用いられている。本体部4は、撮影装置40が装着される装着面10Aを有する筐体10と、筐体10に移動可能な状態で取り付けられた移動パネル30と、を備える。本実施形態に係る移動パネル30は、回転軸Gを回転中心として回転可能な状態で筐体10に取り付けられている。
筐体10に設けられた装着面10Aの両側には、撮影装置40を装着するときに位置決めを行うガイド部材12が取り付けられている。撮影装置40の撮影部42の入射面42Aが下側(つまり、装着面10A側)を向くようにして、撮影装置40を筐体10に装着する。図1の矢印に示すように、撮影装置40を装着面10Aに沿ってスライドさせる。
撮影装置40は、ガイド部材12でガイドされながら図面で左側から右側へスライドし、ガイド部材12の右側端部に当接する。このとき、撮影装置40の両側の側面及び上面もガイド部材で拘束され、撮影装置40が筐体10にセットされる。筐体10にセットされた撮影装置40を、図1で左側へ移動させることにより、撮影装置40とガイド部材12との間の拘束を解除して、撮影装置40を筐体10から取り外すことができる。
撮影装置40の撮影部42には、クリップ状のレンズ取付部材52によりマクロレンズ50が装着されている。更に、マクロレズ50の先端側にレンズフード54が取り付けられている。レンズフード64は、例えば、黒色に着色されたアルミをはじめとする金属材料で形成することもできるし、透光性を有さない樹脂材料で形成することもできる。
図1に示すように、筐体10の左奥側は切り欠かれており、マクロレンズ50、レンズフード54や、後述する光学板部材60が配置されるスペースを有する。図4に示すように、マクロレンズ50はレンズ取付部材52に取り付けられている。クリップ状のレンズ取付部材52の上下の本体52A、52Bを開き、開いた本体52A、52Bの間に撮影装置40を挿入し、本体52A、52Bを閉じて、レンズ取付部材52を撮影装置40に装着する。これにより、撮影装置40の撮影部42にマクロレンズ50が接続した状態になる。
筐体10の下側には、移動パネル30が回転可能な状態で取り付けられている。図4に示すように、移動パネル30の上面が、撮影の対象物Sを載置する載置面30Aとなっている。また、載置面30Aの下側には光源20が配置されている。光源20は、載置面30A側へ光を出射するように配置されている。移動パネル30の回転は、基本的に使用者が手動で行うことができる。ただし、これに限られるものではなく、アクチュエータで移動パネル30を回転させることもできる。
移動パネル30は、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置と、載置面30Aが撮影部42から離間した着脱位置との間を回転移動する。図4において一点鎖線で示す着脱位置では、載置面30Aに対象物Sを載せる、または載置面30A上に載置されていた対象物を取り除くことができる。
そして、載置面30Aに対象物Sが載置された状態で、移動パネル30を撮影位置まで回転させることにより、対象物Sを、載置面30A及び撮影装置40の撮影部42の間に配置することができる。このとき、載置面30Aの下側に位置する光源20の出射面20Aと、載置面30Aの上側に位置する撮影部42の入光面42Aとは対向して配置されている。
光源20としては、白色光を出射するLEDが採用されている。ただし、これに限られるものではなく、紫外線や赤外線域を含む光を発する光源を採用することもできるし、白色光でなく、特定の波長に光を発する光源を採用することもできる。LEDの出射側に、光散乱プレートを配置して面光源として機能するようになっている。
光源20は、電源スイッチ70によりオンオフが切り替えられ、光源調整スイッチ72により、出射する光の強度を調整できる。光源20に電力を供給するバッテリ及び光源20の発光を制御する制御回路は、筐体10内に配置されている。
本実施形態では、撮影部42の下面と載置面30Aとの間に、マクロレンズ50が配置されている。更に、マクロレンズ50の下面と載置面30Aとの間に光学板部材60を配置することができる。図1Bに示すように、光学板部材60が固定された取付部材62が、クロレンズ50の下面と載置面30Aとの間に挿入される。取付部材62は磁性体である金属から形成され(例えば、鋼製)、略L字形の側面形状を有する。取付部材62の略水平に配置された面部の貫通穴に光学板部材60が取り付けられている。取付部材62の略垂直に配置された面部の内面側に、挿入部材62Aが突出するように取り付けられている。
取付部材62の着脱が容易なように移動パネル30を着脱位置に開き、取付部材62の略水平な面部をマクロレンズ50の下面と載置面30Aとの間に挿入していくと、挿入部材62Aが筐体10に設けられたガイド孔14Aに挿入されていく。これにより、取付部材62を、筐体10に対する位置決めをしながら取り付けることができる。筐体10のガイド孔14Aが設けられた領域には、磁石14が配置されており、磁力により取付部材62が筐体10に固定される。磁力で固定されているので、使用者は、小さな力で容易に取付部材62を筐体10に着脱することができる(図1Bの矢印参照)。
ただし、これに限られるものではなく、磁石14を備えず、挿入部材62Aの代わりに雄ネジを有する締結部材を用いて、ガイド孔14Aの代わりに形成された雌ネジにねじ込むことにより、機械的に取付部材62を筐体10に取り付けることもできる。
これにより、図4に示すように、撮影位置において、載置面30Aに対象物Sが載置されているとき、マクロレンズ50と対象物Sとの間に光学板部材60が配置される。光学板部材60として、透明なアクリル板を例示することができる。
よって、図4の点線の矢印で示すように、光源20から出射された光は、対象物Sを通過し、光学板部材60及びマクロレンズ50を通過して、撮影装置40の撮影部42に達する。これにより、光が透過した状態の対象物Sを撮影することができる。このとき、レンズフード54により、外部から光路に迷光が侵入するのを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態では、移動パネル30が、筐体10に回転自在に取り付けられているので、シンプルな構造で、確実に、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置と、載置面30Aが撮影部42から離間した着脱位置との間を移動させることができる。 なお、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置において、磁石やバネ式の爪のような固定機構を用いて、移動パネル30を軽く固定することもできる。これにより、使用者が手で押さえることなく、載置面30Aと光学板部材60の下面との間に対象物Sが挟まれた状態を維持することができる。また、使用者は、軽い力で固定機構の拘束を解除して、光学板部材60を回転させることができる。
また、撮影装置40の撮影部42と対象物Sとの間にマクロレンズ50が配置されているので、対象物Sの細部を鮮明に示す画像を取得することができる。例えば、対象物Sが植物の葉であれば、葉肉部分と葉脈部分とを識別可能な鮮明な画像を取得することができる。
更に、マクロレンズ50と対象物Sとの間に光学板部材60を配置することにより、迷光の侵入を抑制して、より対象物Sの解析に適した画像を取得することができる。
本実施形態では、2~10倍の倍率のマクロレンズ50を採用しているが、これに限られるものではなく、その他の任意の倍率のマクロレンズを用いることができる。また、用途に応じて、マクロレンズ以外のその他の任意のレンズを用いることもできる。
本実施形態では、光学板部材60としてアクリル板が用いられているが、これに限られるものではない。例えば、透明なガラス板を用いることもできる。更に、光学板部材60に、フィルタとしての機能を持たせることもできる。用途によっては、光学板部材60として、FOP(ファイバオプティックプレート)を用いることもできる。FOPは、コアガラスの周囲をクラッドガラスで覆った複数の光ファイバの束と、各光ファイバの間を埋める吸収体から構成される光学部材である。各光ファイバは同じ方向に延びている。光ファイバの最大受光角以内の光は、コア(ガラス)とクラッド(ガラス)の境界で全反射を起こすため、高い伝達効率でコア内を光が伝送される。
マクロレンズ50の下面と載置面30Aの間の距離として、4~12mm程度を例示できる。更に、光学板部材60の厚み分だけ、対象物Sを配置する空間の上下方向の距離は短くなるが、例えば、光学板部材60の厚みを2mmとすれば、光学板部材の下面と載置面30Aの間の距離は2~10mm程度となる。光学板部材60の下面と載置面30Aとの間の距離は、画像を取得する対象物Sの最大厚みを考慮して、適宜定めるのが好ましい。つまり、対象物Sの最大厚み、マクロレンズ50の厚み、及び光学板部材60の厚みを考慮して、筐体10の装着面10A及び回転パネル30の載置面30Aの間の距離を定めるのが好ましい。
本実施形態では、レンズ取付部材52を介してマクロレンズ50が取り付けられた撮影装置40が、本体部4の筐体10に装着されているが、これに限られるものではない。例えば、マクロレンズ50が、予め本体部4の筐体10に取り付けられている場合もあり得る。一方、光学板部材60が本体部4の筐体10に取り付けられているが、これに限られるものではない。マクロレンズ50と同様に、レンズ取付部材52を介して撮影装置40側に取り付けられる場合もあり得る。
画像を取得する対象物Sが植物の葉である場合には、本実施形態に係る画像取得装置2を、植物の育成に有効に活用するができる。例えば、葉を肉眼で観察しただけでは健全な領域と黄化した領域とを容易に識別することができない初期段階であっても、画像取得装置2で画像を取得することにより、健全な領域と黄化した健全でない領域を容易に識別することができる。クロロフィルが減少する黄化の初期の段階で的確にそれを把握して、適切な対策を講じることができる。
また、撮影装置40として携帯端末を用いる場合には、取得した画像データを、容易に解析を行うサーバに送信することもできる。サーバでは、送信された画像データに基づいて、葉の葉緑体の分布状態を解析することができ、解析結果を携帯端末に送信することができる。これにより、使用者は、携帯端末の表示装置を用いて解析結果を容易に把握することができる。
以上のように、撮影装置40が撮影機能を有する携帯端末である場合は、誰でも容易に光の当てられた対象物Sの画像を取得することができるとともに、取得した画像データを、容易に解析を行うサーバ等へ送信することができる。更に、サーバで行われた解析の結果を、携帯端末で受けて、携帯端末の表示装置で容易に確認することができる。
ただし、撮影装置40として撮影機能を有する携帯端末を用いる場合に限られるものではない。例えば、その他の任意のカメラを用いることもできる。その場合には、使用するカメラに適応した取付アダプタを装着面10Aに取り付けるのが好ましい。
(第2の実施形態に係る画像取得装置)
次に、図6を参照しながら、本考案の第2の実施形態に係る画像取得装置を説明する。図6は、本考案の第2の実施形態に係る画像取得装置の画像取得を行う領域を拡大して模式的に示す側面断面図である。
上記の第1の実施形態では、移動パネル30が筐体10に対して回転軸Gを中心に回転運動(移動)するが、第2の実施形態では、移動パネル30が筐体10に対して並進運動(移動)する点で異なる。本実施形態では、移動パネル30の両側の2か所に設けられたレバーLが回転軸gを中心に回転することにより、移動パネル30’は、概ね平行に移動する。これにより、移動パネル30’は、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置と、載置面30Aが撮影部42から離間した着脱位置との間を概ね平行な状態を保って移動する。
ただし、移動パネル30の移動機構は上記に限られるものではなく、上下に伸縮する部材を用いて移動パネル30を上下に移動させる場合を含め、その他の任意の移動機構を採用することができる。なお、第1の実施形態と同様に、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置において、磁石やバネ式の爪のような固定機構を用いて、移動パネル30を軽く固定することもできる。
以上のように、第1及び第2の実施形態を含む本考案に係る画像取得装置2は、撮影装置40と、撮影装置40が装着され、対象物Sが載置される載置面30Aを有する本体部4と、本体部4に備えられた光源20と、を備え、撮影装置40が本体部4に装着された状態で、光源20の出射面20Aと、撮影装置40の撮影部42の入射面42Aとが対向するように配置され、載置面30Aに載置された対象物Sは、光源から出射された光が撮影部42へ至る光路上に配置されている。
これにより、専用の特別な撮影装置を要さず、撮影機能を有する携帯端末をはじめとする様々な撮影手段を撮影装置40として用いることができる。また、載置面30Aに載置された対象物Sが、光源20から出射された光が撮影部42へ至る光路上に配置されるので、光が当てられた、特に、光が透過した状態の対象物Sの鮮明な画像を取得することができる。
通常、光源から植物の葉に光を当てた状態で撮影を行うには、二人以上で行う必要があり、手で葉を押さえて撮影する場合には、鮮明な画像を取得するのは困難である。しかし、本実施形態に係る画像取得装置2を用いる場合には、光源20の出射光が当たった対象物Sと撮影部42との位置が保持されるので、使用者一人で容易に鮮明な画像を取得することができる。
なお、対象物Sである植物の葉を載置面30Aに載置する場合、葉を植物から切り取る必要はなく、葉が植物に付いたままの状態で、容易に葉を載置面30Aと撮影部42の間の撮影位置に配置することができる。
これにより、誰でも容易に光の当てられた対象物Sの画像を取得できる画像取得装置2を提供することができる。更に、筐体10、加回転パネル30をはじめとする各部材のコーナー部を湾曲させることにより、使用者にとってより持ち易い構造を採用できる。
更に、本体部4が、撮影装置40が装着される筐体10と、光源20及び載置面30Aを有し、筐体10に移動可能な状態で取り付けられた移動パネル30と、を備え、移動パネル30は、載置面30Aが撮影部42に近接した撮影位置と、載置面30Aが撮影部42から離間した着脱位置との間を移動するようになっている。
移動パネル30は、上記の第1の実施形態にように、筐体10に対して回転運動(移動)する場合も、第2の実施形態のように、筐体10に対して並進運動(移動)する場合もあり得る。移動パネル30が移動することによって、はじめて、容易に対象物Sを載置面30Aに載置することができるとともに、撮影に最適な位置関係を得ることができる。
このように、移動パネル30が、撮影位置と着脱位置との間を移動するので、着脱位置で、容易に対象物Sを載置面30Aに載置または除去することができるとともに、撮影位置で、確実に、対象物Sの画像を取得することができる。
(全般的記載)
(項1)
撮影装置と、
前記撮影装置が装着される本体部と、
前記本体部に備えられた光源と、
前記本体部に備えられた、対象物を載置する載置面と、
を備え、
前記撮影装置が前記本体部に装着された状態で、
前記光源の出射面と、前記撮影装置の撮影部の入射面とが対向するように配置され、
前記載置面に載置された対象物は、前記光源から出射された光が前記撮影部へ至る光路上に配置される、画像取得装置。
(項2)
前記本体部が、
前記撮影装置が装着される筐体と、
前記光源及び前記載置面を有し、前記筐体に移動可能な状態で取り付けられた移動パネルと、
を備え、
前記移動パネルは、前記載置面が前記撮影部に近接した撮影位置と、前記載置面が前記撮影部から離間した着脱位置との間を移動する、項1に記載の画像取得装置。
(項3)
前記移動パネルが、前記筐体に回転自在に取り付けられている、項2に記載の画像取得装置。
(項4)
前記撮影装置の前記撮影部と前記対象物との間にマクロレンズが配置されている、項1に記載の画像取得装置。
(項5)
前記マクロレンズと前記対象物との間に光学板部材が配置されている、項4に記載の画像取得装置。
(項6)
前記撮影装置がカメラ機能を有する携帯端末である、項1に記載の画像取得装置。
(項7)
前記対象物が植物の葉である、項1から6の何れか1項に記載の画像取得装置。
本考案の実施の形態、実施の態様を説明したが、開示内容は構成の細部において変化してもよく、実施の形態、実施の態様における要素の組合せや順序の変化等は請求された本考案の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
2 画像取得装置
4 本体部
10 筐体
12 ガイド部材
14 磁性部材
14A ガイド孔
20 光源
20A 出射面
30 移動パネル
30A 載置面
40 撮影装置
42 撮影部
42A 入射面
50 マクロレンズ
52 レンズ取付部材
52A、52B 本体
54 レンズフード
60 光学板部材
62 取付部材
62A 挿入部材
70 電源スイッチ
72 光源調整スイッチ
G 回転軸
g 回転軸
S 対象物

Claims (7)

  1. 撮影装置と、
    前記撮影装置が装着され、対象物が載置される載置面を有する本体部と、
    前記本体部に備えられた光源と、
    を備え、
    前記撮影装置が前記本体部に装着された状態で、
    前記光源の出射面と、前記撮影装置の撮影部の入射面が対向するように配置され、
    前記載置面に載置された対象物は、前記光源から出射された光が前記撮影部へ至る光路上に配置される、画像取得装置。
  2. 前記本体部が、
    前記撮影装置が装着される筐体と、
    前記光源及び前記載置面を有し、前記筐体に移動可能な状態で取り付けられた移動パネルと、
    を備え、
    前記移動パネルは、前記載置面が前記撮影部に近接した撮影位置と、前記載置面が前記撮影部から離間した着脱位置との間を移動する、請求項1に記載の画像取得装置。
  3. 前記移動パネルが、前記筐体に回転自在に取り付けられている、請求項2に記載の画像取得装置。
  4. 前記撮影装置の前記撮影部と前記対象物との間にマクロレンズが配置されている、請求項1に記載の画像取得装置。
  5. 前記マクロレンズと前記対象物との間に光学板部材が配置されている、請求項4に記載の画像取得装置。
  6. 前記撮影装置がカメラ機能を有する携帯端末である、請求項1に記載の画像取得装置。
  7. 前記対象物が植物の葉である、請求項1から6の何れか1項に記載の画像取得装置。
JP2023001674U 2023-05-17 2023-05-17 画像取得装置 Active JP3242818U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023001674U JP3242818U (ja) 2023-05-17 2023-05-17 画像取得装置
CN202323498696.9U CN221748501U (zh) 2023-05-17 2023-12-21 图像获取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023001674U JP3242818U (ja) 2023-05-17 2023-05-17 画像取得装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3242818U true JP3242818U (ja) 2023-07-13

Family

ID=87071092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023001674U Active JP3242818U (ja) 2023-05-17 2023-05-17 画像取得装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3242818U (ja)
CN (1) CN221748501U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CN221748501U (zh) 2024-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106842536A (zh) 显微镜附接件及结合显微镜附接件进行样本分析的方法
RU2458405C2 (ru) Система регистрации документа и способ регистрации документа
CN106468827B (zh) 显微镜模块及显微镜装置
CN108956557A (zh) 光成像装置
RU2011103122A (ru) Способ и оптическое устройство для анализа метки на светопроницаемой или прозрачной криволинейной стенке
KR102259841B1 (ko) 고배율 이미지가 저배율 이미지에 의해 가이드되는 디지털 현미경 및 디지털 현미경 시스템
JP2003141517A (ja) 目画像撮像装置及び入退室管理システム
JP2021535373A (ja) 表面色及び液体接触角の撮像方法
JP3242818U (ja) 画像取得装置
CN101627899A (zh) 微循环双通道仿立体伪彩色显微视频成像系统
TW201403156A (zh) 光電元件用實裝裝置及實裝方法
CN113383270B (zh) 照明装置以及摄像装置
CN107105991B (zh) 摄像系统
KR20140147012A (ko) 광모듈 및 그 제조 방법
TWM656539U (zh) 影像取得裝置
JPWO2021171630A5 (ja)
TW202016587A (zh) 照明裝置
CN109960026B (zh) 照明装置、显微镜装置以及盒
JP7060239B2 (ja) レンズチェッカー
KR101151698B1 (ko) 카메라용 링라이트
CN221101412U (zh) 一种微型远距离虹膜识别机构
JPWO2020037210A5 (ja)
EP3890299A1 (en) Camera unit having a light guide plate
TW201716851A (zh) 加裝鏡頭用配件
US12019240B2 (en) Imaging apparatus integrated with display for head-mounted display

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3242818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150