JP3242729U - カルトン - Google Patents

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Abstract

【課題】カードを取り出しやすいカルトンを提供する。【解決手段】凹部形状で小銭を受ける第1凹部11と、前記第1凹部裏面にある突起状の突起と、前記第1凹部内、又は、前記第1凹部と並んで配置され、カードを保持する第3凹部13または凸部と、を有するカルトン100を用いる。また、前記第1凹部に隣接し、前記第1凹部の底面の第1底面より低い底面である第2底面を有する第2凹部12をさらに有する前記カルトンを用いる。前記突起は、内側が空洞である第4凹部14を有し、前記第4凹部の上面は、前記第1凹部に面する前記カルトンを用いる。【選択図】図1

Description

本考案は、カルトンに関する。特に、カードを保持できるカルトンに関する。カルトンには、小銭トレー、キャッシュトレイなどが含まれる。
従来、カルトン(コイントレー、キャッシュトレイ)があった(特許文献1)。
実用新案登録第3222465号公報
しかし、カルトンでは、小銭(コイン)、紙幣とカードが同じ凹部に入れられていた。カードの場合、凹部の底面にカードの一方の面の全面が接することが多かった。カルトンを傾ける必要があり、カードが取り出しにくかった。
よって、本考案の課題は、カードを取り出しやすいカルトンを提供することである。
上記目的を達成するため、以下の考案を用いる。
(考案1)
凹部形状で小銭を受ける第1凹部11と、
前記第1凹部の裏面にある突起状の突起21と、
前記第1凹部内、又は、前記第1凹部と並んで配置され、カード23を保持する第3凹部13または凸部27と、を有するカルトン。
(考案2)
前記第1凹部11に隣接し、前記第1凹部11の底面の第1底面11aより低い底面である第2底面12aを有する第2凹部12をさらに有する考案1記載のカルトン。
(考案3)
前記突起21は、内側が空洞である第4凹部14を有し、前記第4凹部の上面は、前記第1凹部11に面する考案1または2記載のカルトン。
(考案4)
前記第1凹部11と前記第2凹部12は、側壁22に囲まれ、
前記側壁には、前記カード23を保持する平面部15がある考案2に記載のカルトン。
(考案5)
前記突起21は2個あり、
前記第2凹部12の裏面と、前記2つの突起21の下面とで平面を形成した考案2記載のカルトン。
(考案6)
前記第1凹部11の第1底面11aは、水平面である考案1~5のいずれか1つに記載のカルトン。
(考案7)
前記第3凹部には、貫通する開口部と、前記カードを受ける受け部とがある考案1~6のいずれか1つに記載のカルトン。
(考案8)
前記突起21は2個あり、2つの前記突起間に、前記第3凹部又は前記凸部が位置する考案1~7のいずれか1つに記載のカルトン。
(考案9)
前記第2凹部は、平面視で三角形状、又は台形形状である考案2記載のカルトン。
(考案10)
前記突起は、前記カルトンのコーナ部に位置する考案1~9のいずれか1つに記載のカルトン。
本考案のカルトンでは、カードを取り出しやすい。
(a)実施の形態のカルトンの斜視図、(b)実施の形態のカルトンの使用を説明する斜視図 (a)実施の形態のカルトンの平面図、(b)実施の形態のカルトンの底面図 (a)実施の形態のカルトンの正面図、(b)実施の形態のカルトンの背面図 (a)図2(a)のA-A面でのカルトンの断面図、(b)図2(a)のB-B面でのカルトンの断面図(a)、(c)図2(c)のC-C面でのカルトンの断面図 (a)図2(a)のB-B面でのカルトンの断面図の変形例、(b)図2(a)のB-B面でのカルトンの断面図の変形例
以下実施の形態を用いて、本願考案を説明する。以下は、1つの実施の形態であり、それに限定されない。
(実施の形態)
図1(a)に実施の形態1のカルトン100の斜視図を示す。図2(a)に実施の形態のカルトンの平面図、図2(b)に実施の形態のカルトンの底面図を示す。
カルトン100は、第1凹部11と、第2凹部12と、第3凹部13と、突起21とを有する。
第1凹部11は、カルトン100の中央付近に位置し、小銭、札などを受け取るところである。
第2凹部12は、第1凹部11に隣接する凹部であり、底部は第1凹部11より低い位置(鉛直方向)にあり、平面視で三角形状、台形形状などである。そのため、第1凹部11の小銭を第2凹部12へ手などで移動し、小銭などを集め取り出せる。
第3凹部13は、第1凹部11の中央に対して、第2凹部12と対向する方向に、第1凹部11内に位置する。又は、第1凹部に隣接した位置でもよい。第1凹部に並んで配置されてもよい。長方形、方形の凹部である。
平面視で方形であり、カードなどの一部を入れ、保持することができる。ここで、カードを保持するとは、カードの一部が凹部内に入れられその範囲から出にくくされた状態や、突起や、凹部により、カードが一定の範囲に制限される状態を意味する。カルトン100を卓上などで人へ差し出す、通常移動では、カード23が一定範囲に留まっている状態を保持されている状態とする。第3凹部13の上面は、第1凹部11の底面に現れる。第1凹部11、第2凹部12、第3凹部13、第4凹部14とは、間に壁なく隣接している。
突起21は、カルトン100の裏面の端部に位置する凸部である。突起21は、カルトン100のコーナ部分にある。突起21の内部は空洞で、第4凹部14がある。第4凹部14は、第1凹部11に対して、第2凹部12と対向する方向の両端にある。第4凹部14の上面は、第1凹部11の底面に現れている。突起21の内部には、第4凹部14があることで使用する樹脂量を削減できる。突起21は、円筒形状となっており、強度も確保できる。第4凹部14の上面の開口の大きさは、一番小さな小銭以下である。日本の場合、1円硬貨の大きさ(面積)以下である。小銭が入り込まないようにする。第4凹部14は、貫通穴としているが、底部があってみよい。
第1凹部11、第2凹部12、第3凹部13、第4凹部14は、側壁22で囲まれている。側壁22の上部には縁部16があり、縁部16は、側壁22が外周へ折り曲げられているような構造であり、縁部16の上面は平面となったおり、水平な面である。縁部16を設けることにより強度がアップしている。
<底の傾斜>
図3(a)は、実施の形態のカルトンの正面図、図3(b)は、実施の形態のカルトン背面図である。図4(a)は、図2(a)のカルトンのA-A断面図、(b)図2(a)のカルトンのB-B断面図、(c)図2(a)のカルトンのC-C断面図を示す。
図4(a)、図4(b)から、カルトン100は、水平面200に対して、第1凹部11の底である第1底面11aが平行である。第2凹部12の底の第2底面12aは、第1底面11aに対して、傾斜し、下部へ進む。紙幣は、第1底面11aから取り出し、小銭は、第1底面11aから第2底面12aへ移動させ、第2底面12aから取り出す。第2底面12aは、水平部分は少なく傾斜している部分が多い。小銭が集中しやすく集めやすい。
<第3凹部13>
第3凹部13は、受け部13aと開口部13bとを有する。受け部13aは、カード23の端部を受けとめるところである。断面形状がV字、U字などの凹部形状である。
図4(b)からわかるように、受け部13aの断面形状は、V字形状が好ましく、側壁22側でない方向の角度が、側壁22側より、第1底面11aに垂直であるのがよい。カード23の端部が、V字形状の側壁22側でない方に接触するためである。
開口部13bは、貫通した開口である。カード23が、第3凹部13に入れる時に入れやすい。つまり、カード23のカード23のコーナが開口部13bに入り込み、カード23の傾斜が正常に整えられる。また、開口部13b部分の樹脂量を削減できる。開口部13bはあればよい無くともよい。開口部13bも第3凹部13でもよい。
また、縁部16には、平面部15がある。平面部15は、縁部16の内側コーナを研磨したような平面形状で、カード23を保持する。カード23がその平面部15からでないように保持する。
第4凹部14は、2つあり、その間に第3凹部13が位置する。第3凹部13は、開口部13bと受け部13aがあるので、強度的に弱いが、強度的に強い第4凹部14間であるので強度が維持される。2つの第4凹部14と第3凹部13とは、第1凹部11の端部に位置する。第1凹部11は方形で、その一辺である。
図3(b)と図2(a)からわかるように、受け部13aは水平面200から浮いている。カード23のコーナが開口部13bから下部へでても水平面200に当たりにくい。カード23、水平面200に傷がつかず、カード23を挿入しやすい。
<安定性>
カルトン100は、図3(b)からわかるように、3点で安定して水平面200に設置される。2つの突起21と1つの第2凹部の裏面12bの3点で水平面200に安定しておかれる。
この3点は、カルトン100の外周部分に離れてあり、カルトン100は安定する。3点を結べば正三角形的になる。
<使用方法>
例えば、銀行などで、カード23と紙幣、小銭などをお客様へ返却する場合、図1(b)のように、カード23は、第3凹部13にはめ込まれ、平面部15に接して保持される。図示していないが、紙幣、小銭は、第1凹部11に置かれる。
お客様は、カード23を取り出し、紙幣を取り出し、小銭を、第2凹部12へ移動させ取り出す。
なお、銀行でなく病院、スーパー、百貨店でも同様である。カード23は、診察券、クレジットカード、商品券、ポイント券、名刺などである。
<製法>
カルトン100は、樹脂成形で作製される。金型へ樹脂を流し込んで作製される。全体は1つの樹脂でできている。耐熱性が不要で、その他、特別な特性が不要なので、樹脂の種類は、特定されず、通常使用される樹脂を用いる。たとえば、熱可塑性プラスチックが使用できる。PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)、ABS(ABS樹脂)を使用できる。
ただし、樹脂量を減らし強度を確保する構造となっている。1.突起21の内側に第4凹部14を設けること、2.2つの突起21と1つの第2凹部の裏面12bの3点が離れて水平にあること、3.縁部16があることなどで、カルトン100の厚みを薄くできる。
厚みの例として、0.5mm~1.0mmである。
<受け部13aの変形例>
図5(a)、図5(b)は、カルトン100のB-B断面図である。図4(b)と異なり受け部13aが、凸部27になっている。その他は、上記例と同じである。
カルトン100の上部へ向かって凸形状の凸部27がある。カード23の端部が凸部27で保持される。図5(a)では、凸部27の頂上がカルトン100の中央側にあり、図5(b)では、凸部27の頂上が平面部側にある。図5(b)の方が、カード23が保持しやすく好ましい。
<効果>
上記の構成により、カード23などを取り出しやすいカルトン100を実現できる。また、厚みを薄くできるカルトン100を実現できる。
上記構造は、1つの側壁22で囲まれた簡単な構造であり、作製しやすい。
第2凹部12を下部に形成しているので、カルトン100を傾ける必要なく、小銭を取り出せる。
(全体として)
第3凹部13には、渡すカード23を挿入することを説明したが、名刺、名札を保持し、担当者の名前を知らせるようにしてもよい。
第1凹部11の形状は方形として説明したが、楕円、5角形でもよい。
開口部13bは、貫通穴としたが、貫通していなくともよい。凹部、凸部でもよい。
カード23を保持する第3凹部13、又は凸部27があれば上記課題を解決できる。
本考案のカルトンは、銀行、病院、スーパー、百貨店で、カード、診察券、クレジットカード、商品券、ポイント券とともに金銭を、お客様へ提供する時に利用できる。
9a 第1開口
11 第1凹部
11a 第1底面
12 第2凹部
12a 第2底面
12b 第2凹部の裏面
13 第3凹部
13a 受け部
13b 開口
14 第4凹部
15 平面部
16 縁部
21 突起
22 側壁
23 カード
27 凸部
100 小銭トレー
200 水平面

Claims (10)

  1. 凹部形状で小銭を受ける第1凹部と、
    前記第1凹部の裏面にある突起状の突起と、
    前記第1凹部内、又は、前記第1凹部と並んで配置され、カードを保持する第3凹部または凸部と、を有するカルトン。
  2. 前記第1凹部に隣接し、前記第1凹部の底面の第1底面より低い底面である第2底面を有する第2凹部をさらに有する請求項1記載のカルトン。
  3. 前記突起は、内側が空洞である第4凹部を有し、前記第4凹部の上面は、前記第1凹部に面する請求項1又は2記載のカルトン。
  4. 前記第1凹部と前記第2凹部は、側壁に囲まれ、
    前記側壁には、前記カードを保持する平面部がある請求項2記載のカルトン。
  5. 前記突起は2個あり、
    前記第2凹部の裏面と、前記2つの突起の下面とで平面を形成した請求項2記載のカルトン。
  6. 前記第1凹部の第1底面は、水平面である請求項1記載のカルトン。
  7. 前記第3凹部には、貫通する開口部と、前記カードを受ける受け部とがある請求項1記載のカルトン。
  8. 前記突起は2個あり、2つの前記突起間に、前記第3凹部又は前記凸部が位置する請求項1記載のカルトン。
  9. 前記第2凹部は、平面視で三角形状、又は台形形状である請求項2記載のカルトン。
  10. 前記突起は、前記カルトンのコーナ部に位置する請求項1記載のカルトン。


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