JP3242656B2 - 自動閉鎖形カテーテル弁 - Google Patents

自動閉鎖形カテーテル弁

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JP3242656B2 JP50006394A JP50006394A JP3242656B2 JP 3242656 B2 JP3242656 B2 JP 3242656B2 JP 50006394 A JP50006394 A JP 50006394A JP 50006394 A JP50006394 A JP 50006394A JP 3242656 B2 JP3242656 B2 JP 3242656B2
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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/4404Details or parts
    • A61F5/4405Valves or valve arrangements specially adapted therefor ; Fluid inlets or outlets

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求の範囲第1項の上位概念部分に記載され
ている自動閉鎖形カテーテル弁に関する。
カテーテル弁は非常に沢山の形態が知られており市販
されている。本発明においては体外で使用する弁だけを
問題としている。正確にはこの場合例えば、ヨーロッパ
特許第A−0455478号公報、ドイツ連邦共和国特許第A
−390963.4号公報あるいは同第A−402905.3号公報を参
照されたい。
泌尿器科で使用されるカテーテル弁は慢性患者に対し
て非常に頻繁に採用される。特に老人患者の場合、カテ
ーテル弁を一年以上にわたって使用しなければならな
い。このことは今まで考慮されなかった。しかし、この
観点を考慮するとき、少なくとも次の条件を満足する必
要条件が生ずる。
1. 弁は、患者が長くベットに伏しているときもそれで
擦られて傷つかないように、人間工学的に形成されねば
ならない。
2. 長期患者の場合に看護費用が特に重要となるので、
カテーテル弁は非常に廉価でなければならない。
3. 老人患者はしばしは筋力が衰えており、これはカテ
ーテル弁が非常に簡単に、かつ片手で操作できねばなら
ないことを条件とする。
4. 長期の使用は、弁全体が分解なしに完全に洗浄でき
弁全体が殺菌できることを前提とする。
これらの条件を満足するために、形状的な観点が考慮
されねばならず、かつ、また形状によって部分的に更に
課せられる構造的な観点も考慮されねばならない。
本発明の場合、ヨーロッパ特許第B−0088871号公報
におけるカテーテル弁から出発している。この自動閉鎖
形カテーテル弁は、カテーテルホースが押し被せられる
円錐状のホース差込みノズルを持ったハウジング、ハウ
ジングを少なくとも部分的に貫通している弁ホース部
片、およびこれによって弁をその開放位置に置ける操作
機構から成っている。この公知のカテーテル弁は、ハウ
ジング内に移動可能に支持されているホース差込みノズ
ルで作動する。その移動によって弁ホース部片は折り曲
げられつぶされる。カテーテル弁の自動閉鎖機能は、ホ
ース差込みノズルの上にハウジングの内部の範囲でノズ
ル上に被せられている圧縮ばねによって達成される。こ
れを作動するために患者はこれらの両方の部品を圧縮ば
ねの力に抗して引き離さねばならない。これは片手では
実現できない。両手操作の不便さは、ホース差込みノズ
ルが弁の開放状態においてハウジングに対して回転で
き、従って開放位置に係止できることによって減少する
ことが試みられている。しかし、これによって、このカ
テーテル弁は自動閉鎖式でなくなっている。常にまず自
動閉鎖作用が生ずる前に係止位置から移動されねばなら
ない。この構造的な条件から、カテーテル弁は必然的に
円筒状に形成されねばならない。
両手操作の欠点は知られており、カテーテル弁は片手
操作ができるように変更されている。この改良形カテー
テル弁は市場で入手でき、これはハウジング内に支持さ
れている揺動レバーを有し、この揺動レバーによってホ
ース差込みノズルはハウジングからばねの力に抗して移
動できる。しかし、このレバーで長期患者が即座に擦り
傷を生じてしまうことがある。
その上に既に7つの構成部品を有している非常に複雑
な従来の弁は、この変更によって別の構造部品も必要と
する。
従って、本発明の目的は、請求の範囲第1項の上位概
念部分に記載されているカテーテル弁を上述した条件を
満足し、上述した従来における弁の欠点を回避するよう
に改良することにある。
この目的は請求の範囲第1項の特徴部分に記載されて
いる手段によって達成される。
請求の範囲第2項および第3項に基づく第一の実施態
様において別個のばねで作動され、請求の範囲第4項〜
第7項における有利な第二の実施態様において、ホース
差込みノズルの一体構造部品にあるばね要素で作動す
る。
上述の両方の実施態様に無関係に、カテーテル弁が尿
捕捉袋を付着するために利用できることも重要であり、
これは弁が常に開いていることを前提とする。請求の範
囲第8項および第9項における実施態様はそのための解
決策を示している。請求の範囲第8項に基づく方式は特
に請求の範囲第2項および第3項に基づく実施例との組
合せにおいて、ホースがカテーテル弁の設置中において
解放されており、即ち、この期間中にばねがホースを押
圧しないという利点を有している。
図面には二つの実施例が詳細に示されており、以下こ
れを参照して本発明を詳細に説明する。なお図面におい
て、 第1図は本発明に基づくカテーテル弁のホース差込み
ノズルの方向から見た端面図、 第2図は第1図におけるA−A線に沿ったカテーテル
弁の縦断面図、 第3図は第1図におけるB−B線に沿ったカテーテル
弁の縦断面図、 第3a図はカテーテル弁のばね要素の斜視図、 第4図はカテーテル弁の第二の実施例の第3図に相応
した断面図、 第5図は第4図におけるカテーテル弁の開いた状態の
一部断面図、 第6図および第7図はそれぞれ雌形プラグ部品が一体
形成されているカテーテル弁のキャップの正面図および
断面図、 第8図および第9図はそれぞれ係止可能な操作機構の
正面図および側面図、 第10図および第11図はそれぞれ第8図および第9図に
おける操作機構に差し込まれる係止スライダの端面図お
よび前面図、 第12図および第13図はそれぞれ別個に形成されホルダ
付きばねの無荷重状態および作動状態における側面図で
ある。
本発明に基づくカテーテル弁にとって重要な意味を持
つ外側形状は第1図〜第3図から理解できる。この形状
は第二の実施例の場合もほぼ同じであるので、これにつ
いては一度しか説明しない。カテーテル弁のこの外側形
状は断面楕円形をした円筒状ハウジング1から成ってお
り、このハウジング1は外側輪郭に関して断面円形の円
錐尖端に移行している。その移行は鋭い角を全く持たな
いように行われている。
円錐状に延びる部分はホース差込みノズル2を形成し
ている。この上にカテーテルホースが押し被せられる。
操作機構4はハウジング1の両側の幅狭い側面の一方に
配置されている。操作機構4は押しボタンの形で実現さ
れている。このように形成されたカテーテル弁は患者が
そこで引っ掻き傷を負うという恐れを生じない。また、
この形状は、カテーテル弁が常にその幅広い側面で置か
れるような働きもする。しかも同時に操作機構4が幅狭
い側面に存在しているので、例えば患者自身が弁の上に
乗ることによる弁の意図しない作動は避けられる。その
形状によって患者はその操作を明らかに理解できる。カ
テーテル弁には外面に可動部品として操作機構4しか見
えていないので、患者はカテーテル弁を知らず知らずに
正しく操作するようになる。ただ操作機構4を着色する
ことによって、この操作機構4は視覚的にも際立たせる
ことができる。
カテーテル弁は内側断面形状についても閉鎖機構と無
関係に、本発明に基づく両実施例に相応して形成されて
いる。円錐状のホース差込みノズル2は円筒状孔で貫通
され、断面楕円形ハウジング1の中に完全に位置してい
る矩形の室6に開口している。矩形の室6は、入口側の
円筒状孔7と一致している出口開口8を有している閉鎖
壁9によって境界づけられている。
続いて、まずはじめに第2図および第3図における実
施例について説明する。この実施例においてホース差込
みノズル2およびハウジング1は一つの部品から作ら
れ、室6は閉鎖壁9を形成するキャップ10によって閉じ
られている。キャップ10とハウジング1との接続の形態
については説明しない。この方式は合成樹脂加工技術に
おいて種々と知られている。好適にはシリコンゴムホー
スで作られている弁ホース部片3はカテーテル弁をホー
ス差込みノズル2の入口から室6を通って閉鎖壁9まで
貫通している。室6の中には第3a図に斜視図で示されて
いるばね要素5が置かれている。ばね要素5はここでは
V字状に曲げられたばねであり、これは完全面脚部11と
切欠き開口13付きの第二脚部12とを有している。切欠き
開口13の幅は少なくとも弁ホース3の外径にほぼ相応し
ている。切欠き開口13はばね屈曲部と反対側端がウェブ
(小橋)14で境界づけられている。ウェブ14は弁ホース
3を傷つける恐れを無くすために丸められている。組立
状態において、ばね要素5の完全面脚部11は操作機構4
と反対側に位置する室6の壁に接触している。弁ホース
3は、ばね要素5の切欠き開口付き脚部12の下側を貫通
されている。その場合弁ホース部片は部分的に切欠き開
口13を通って湾曲している。丸められたウェブ14はカテ
ーテル弁の不動作状態においてバイアス圧で弁ホース部
片3を圧縮している。
操作機構4は原理的に、互いに平行に間隔を隔てて走
り、かつ室6の中まで延びている二つの足15を有してい
る押しボタンとして形成されている。これらの足15は切
欠き開口13の横でばね要素5の脚部12に接触している。
操作機構4の行程距離は図示していない成形部品によっ
て限界づけられている。従って、ばね要素5は二つの機
能を有している。即ち、一つにはばね要素5は、これが
そのウェブ14で弁ホース部片3を操作機構4で貫通され
ている室の壁に押しつけることによって、弁ホース部片
3を押しつぶす。しかも同時にばね要素5は操作機構4
を常に再びその出発位置に戻す。操作機構4がハウジン
グ1の壁に引っ掛からないようにするために、足15の端
面は湾曲されている。従って操作機構4を押圧すること
によって、脚部12のウェブ14が弁ホース部片3が接触し
ている壁から遠ざけられる。これによって弁ホース部片
3の全横断面積は自由にされる。操作機構4を釈放した
とき、これは自動的にその出発位置に戻され、弁ホース
部片3は再び押しつぶされる。
ばね要素5は簡単にばね鋼から作られるが、もっとも
他の材料を除外するものではない。ある時間経過後に弁
ホース部片3を交換しなければならないとき、ただキャ
ップ10を除去して、ホース部片を引き抜くだけでよい。
この場合ばね要素5が意図せずに室6から滑り抜けない
ようにするために、室自体の中に突起が設けられるか、
剥がし得る接着結合が行われる。このようにしてカテー
テル弁は完全に殺菌するために非常に簡単に分解でき
る。
第2図〜第3a図における上述のばね要素5は直線ばね
特性を有している。ひずみが増大するにつれて、そのた
めに必要な力も増大する。患者が自動閉鎖形弁を放水の
ために開けようとするとき、患者はこの時間中において
最大圧力を操作機構4を介してばね5に与えねばならな
い。これは高齢でしばしば弱っている患者にとっては骨
が折れる。
第12図および第13図は、ホルダ60の中に置かれている
異なった形状のばね要素50を示している。このばね要素
50およびホルダ60は簡単に室6の中に入れられる。形状
が安定したホルダ60は、両側の平行な脚部が非常に短い
ほぼ幅広いU字形をしている。これらの脚部61,62間に
ばね要素50がバイアス圧をもって保持されている。その
バイアス圧は、ばね要素がヘアピン状に湾曲され、従っ
て長い作動ばね腕51と短い閉鎖ばね腕52とを有し、その
作動ばね腕51の長さがホルダのベット63よりも長いこと
によって生ずる。作動ばね腕51はベット63の上にアーチ
を作り、一方ではベット63と短い脚部61との間の屈曲部
に位置し、他方ではヘアピン状湾曲部54が打抜き孔64に
中に位置している。
ここに図示していない操作機構4によって圧力Pが作
動ばね腕51に与えられたとき、ばね腕はS字状形状にス
ナップ的に振り動くためにばね腕も幾分長くなる。第13
図におけるこの形状において、ばね要素は僅かな力Pで
保持させられる。患者が操作機構4を完全に釈放したと
きにはじめて、操作機構4は出発位置にスナップ的に戻
る。その場合、短い閉鎖ばね52は強く振り動く。第13図
におけるばね要素の荷重状態において、ばね要素50の上
側を延びているホースは完全に自由にされ、ばね要素50
の無荷重状態において、ばね腕52の上側に屈曲された端
部53はばね要素の上側のホースを室壁にバイアス圧のも
とで圧縮する。
上述した実施例において、患者自身で操作でき、この
目的のために自動閉鎖形として形成されているカテーテ
ル弁が対象となっている。尿捕捉袋を利用するために一
般には自動閉鎖形カテーテル弁は利用されていない。多
くの患者は実際に昼間は尿捕捉袋に接続されていない独
立したカテーテルで済まされ、夜間においてはカテーテ
ル弁を交換する必要がなく尿捕捉袋を接続する必要がな
いようにするために、非自動式のカテーテル弁で済ませ
ている。ここでは種々の手段によって補助対策を講ず
る。
一方ではキャップ10が第6図および第7図に相応して
特別に形成され、他方では操作機構4が補助的な鎖錠ス
ライダを備えている。カテーテル弁の尿流出端に配置さ
れているキャップ10は合成樹脂製のキャップ10と一体に
作られているノズル100を有している。ノズル100はキャ
ップ10から僅かしか突出しておらず、使用の際にホース
を介して尿捕捉袋と接続されている雄形継手プラグが被
せられる。その上にノズル100は環状通路101によって包
囲されている。この通路はその寸法が図面に示されてい
ない雄形プラグに相応している。外側通路壁に形成され
互いに直径線的に対向して位置する二つの突起102は雄
形プラグを雌形プラグに鎖錠することを可能にしてい
る。相応して雄形プラグは半径方向外側に突出する突起
を有し、これは両プラグ部品の相対回転後に鎖錠を生ず
る。これはバヨネット継手に相応している。連結された
位置における正しい鎖錠のために必要な軸方向力は、雄
形プラグ部品から僅かに突出しこの位置において僅かに
圧縮されているシリコンゴムホースによって発生されて
いる。
そのように形成されたキャップは昼間はホースの接続
およびプラグ無しに直接尿の出口として使用され、その
場合、ノズル100は清潔な流出を保証する。夜間だけ雄
形プラグが取り付けられているホースを持った尿捕捉袋
が連結されるだけでよい。いまや夜間においてカテーテ
ル弁は常に開かれていなければならない。これは、操作
機構4が第8図および第9図に基づいて形成され、第10
図および第11図に基づく鎖錠スライダで補充されている
ときに、簡単に実現させられる。
第8図における正面図で、押しボタンの形をした操作
機構4に片側がストッパ41で境界づけられている軌道40
が開けられていることが明らかに分かる。第9図におい
て、この軌道40が断面T字形溝の形をしていることが明
確に理解できる。押しボタン4を組み立てる際に、スト
ッパ41がキャップ10の側に位置していることに注目しな
ければならない。T字形溝状の軌道40内に位置する鎖錠
スライダ44は従ってキャップ10から離れる方向にしか移
動させられない。キャップ10は患者から離れた側に位置
している。患者が操作機構4を押圧するとき、患者は一
般に常に自分から離れる方向の分力を与える癖を持って
いる。これは、鎖錠スライダがストッパ41に向けて押圧
されて、開放位置への意図しない鎖錠を生じないように
作用する。従ってカテーテル弁は自動閉鎖式のままであ
る。しかし弁が看護婦によって作動されるとき、たとえ
尿捕捉袋が夜間において掛けられるか交換されねばなら
なくとも、この看護婦は自分から離れる運動成分を持つ
押圧運動を生じ、その運動成分は患者に向けられ、従っ
て自動的に所望の鎖錠位置に置かれる。
この鎖錠および尿捕捉袋・連結方式の大きな利点は、
尿捕捉袋がそのために弁を開く必要なしに掛けられおよ
び交換できることにある。従って万一の汚染の危険は劇
的に減少される。
第4図および第5図における有利な実施例は既に述べ
た第2図および第3図における実施例と同じ外側形状を
している。上述の実施例と異なってここではホース差込
みノズル2は残りのハウジング部から分離されている。
この残部ハウジングはスリーブ1′の形をしており、こ
れはそれに一体結合されている閉鎖壁9によって境界づ
けられている。室6は完全にスリーブ1′の中に位置し
ている。ここでも円錐状のホース差込みノズル2におけ
る中央孔7は閉鎖壁9における出口開口8と一直線とな
っている。ホース差込みノズル2は室6に向けられてい
る閉塞プラグ20を有しており、これはスリーブ1′にお
ける開口にぴったりはまり込み、これは同時に室6をホ
ース差込みノズル2に対して閉鎖している。
この閉塞プラグ20には孔7と一直線に弾性的に撓み得
る管21が続いている。この管21は室6をその長手方向に
おいてほぼ完全に貫通している。この弾性的に撓み得る
管21は終端が弁板22によって閉じられている。弁板22は
弾性的に撓み得る管21よりも僅かに大きな直径を有して
いる。弾性的な撓み得る管21は弁板22に隣接する範囲
に、操作機構4で貫通されている壁に向けられている貫
流開口23を有している。弾性的に撓み得る管21の上に、
閉鎖壁9まで延びる弁ホース部片3が被せられている。
閉鎖壁9において弁ホース部片3は出口開口8に差し込
まれているクランプ24によって保持されている。ここで
も操作機構4は例えば僅かな厚肉部によってその外側方
向における行程が限界づけられている。
第4図は本発明に基づくカテーテル弁をその不動作状
態従って閉じられた状態において示している。弁板は弁
ホース部片3を僅かに押し広げ、その結果、これを閉鎖
している。操作機構4を押圧することによって、弾性的
に撓み得る管21は室6の壁から持ち上げられ、ゴム弾性
ホース3は、これが一方では上側に湾曲され他方では管
の貫流開口23の範囲が自由になるように変形される。こ
の状態は第5図に明瞭に示されている。弾性的に撓み得
る管21は従ってばね要素5の機能を負っている。従って
別個のばね要素は不要である。操作機構4を釈放したと
き、弾性的に撓み得る管21はその出発位置に戻り、同時
に操作機構4はその出発位置に戻る。この出発位置にお
いて弁板22は弁ホース部片3を操作機構4で貫通されて
いる室6の壁に押圧する。これは貫流開口23に続いてい
る範囲に制限すれば十分である。閉鎖圧力を高めるため
に、室壁は弁板が接触する範囲に厚肉部25を有してい
る。この厚肉部25は弾性的に撓み得る管21がバイアス圧
をもって上述の壁に接触するように作用する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フゼール,ペーター スイス国メッゲン、リンデンヘーヘ、5 (72)発明者 フゼール,トマス スイス国メッゲン、バイトベルベーク、 3 (72)発明者 ホラット,オトマール スイス国ブッフライン、ホフマットシュ トラーセ、25 (56)参考文献 欧州特許出願公開8064(EP,A2) 欧州特許出願公開150666(EP,A 2) 欧州特許出願公開455478(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 39/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カテーテルホースが押し被せられる円錐状
    のホース差込みノズル(2)を持ったハウジング
    (1)、ハウジング(1)を少なくとも部分的に貫通し
    ている弁ホース部片(3)、およびこれによって弁をそ
    の開放位置に置ける操作機構(4)から成り、弁ハウジ
    ング(1)が断面楕円形をしており、ばね要素(5)に
    作用する操作機構(4)がハウジングの外側輪郭の内部
    に少なくともほぼ完全にその幅狭い側に存在し、純粋な
    並進運動によって断面楕円形の長軸の方向に操作でき、
    ハウジングの中に室(6)が存在し、この室の中でばね
    要素(5,50)が弁ホース部片の変形によってこの弁ホー
    ス部片を室壁に向けて圧縮閉鎖する自動閉鎖形カテーテ
    ル弁において、 ばね要素(5)がV字形に曲げられたばねから成ってお
    り、その一方の脚部(11)が完全面であり室(6)の壁
    にその全長にわたって接触し、他方の脚部(12)が弁ホ
    ース部片(3)の幅に相応した幅の切欠き開口(13)を
    有し、この切欠き開口(13)が終端ウェブ(14)によっ
    て境界づけられ、このウェブ(14)によって弁ホース部
    片(3)が室(6)の反対側の壁に押しつぶされ、操作
    機構(4)が、切欠き開口(13)の横の両側長手ウェブ
    即ち可動脚部(12)に作用するボタンであることを特徴
    とする自動閉鎖形カテーテル弁。
  2. 【請求項2】ハウジング(1)が二つの合成樹脂部品か
    ら成り、その一方の部品がホース差込みノズル(2)と
    室(6)とを含んでおり、これに結合された他方の部品
    が、中空室(6)を閉鎖するキャップ(10)および尿流
    出開口として貫通路(8)を有し、この部品の中に弁ホ
    ース部片(3)の終端が保持されていることを特徴とす
    る請求の範囲第1項記載の自動閉鎖形カテーテル弁。
  3. 【請求項3】ホース差込みノズル(2)と反対側のハウ
    ジング壁がホースプラグと結合するためのプラグ部品
    (100〜102)を有していることを特徴とする請求の範囲
    第1項記載の自動閉鎖形カテーテル弁。
  4. 【請求項4】プラグ部品がハウジング内にバヨネット状
    に鎖錠するために半径方向内側に向けられた突起が設け
    られている環状通路(101)を持ったノズル(100)を有
    していることを特徴とする請求の範囲第3項記載の自動
    閉鎖形カテーテル弁。
  5. 【請求項5】操作機構(4)がその中に移動可能(40)
    に支持されている補助鎖錠スライダ(44)を備えてお
    り、この鎖錠スライダ(44)によって操作機構が弁の開
    放位置を生じさせる限定位置に係止できることを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の自動閉鎖形カテーテル弁。
  6. 【請求項6】操作機構(40)に断面T字溝形の軌道(4
    0)が開けられ、この軌道(40)がホース差込みノズル
    (2)の方向に開いており、反対側にストッパ(41)を
    有し、その中に鎖錠スライダが滑って支持されているこ
    とを特徴とする請求の範囲第5項記載の自動閉鎖形カテ
    ーテル弁。
  7. 【請求項7】ばね要素(50)がホルダ(60)の中にバイ
    アス圧のもとで保持されヘアピン状に湾曲され、そのホ
    ルダ(60)の二つの脚部(61,62)間の長い作動ばね腕
    (51)が無荷重状態においてホルダのベット(63)の上
    にアーチを作り、押圧によってS字形にスナップとして
    機能するよう変形されることを特徴とする請求の範囲第
    1項記載の自動閉鎖形カテーテル弁。
JP50006394A 1992-06-02 1993-05-28 自動閉鎖形カテーテル弁 Expired - Fee Related JP3242656B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH1766/92-7 1992-06-02
CH176692 1992-06-02
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