JP3242563U - 多機能美容鋏構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペット美容師がカット用具を交換せずに作業できる多機能美容鋏構造を提供する。【解決手段】多機能美容鋏構造は、動刃の刃11と第一ハンドル12とを備え、かつ動刃の刃に刃線111が設けられ、動刃にピン接合してピン接合点3を形成し、かつ静刃の刃21と第二ハンドル22を備え、また静刃の刃には繋ぎ合うくし刃211および歯刃212が含まれる。くし刃は毛を薄めにカットする機能を持ち、歯刃は毛の位置づけ機能とカット機能を持つ。異なるヘアグルーミングの機能に適用できるほか、その美容効率も向上できる。【選択図】図7
Description
本考案は、鋏の構造に関わり、特に、多機能美容鋏の鋏に関する。
ペット美容師がペットの毛をカットする時、サマーカットを除いて、毛の立体感を作る必要がある。そこで、ペット美容師は常に二種類のカット用具を備えている。一つは台湾実用新案登録TWM391455号の全刃はさみで、手早く毛を切り落とすことできる。一つは台湾実用新案登録TWM574960号のようなくし刃付きのはさみで、主に毛を薄めることに用いられる。
よって、ペット美容師がペットの毛をカットする時に使われる上記の1番目のカット用具は、その構造特徴によって毛を引っ張ってしまうことがある。したがってペットの不安を引き起こす恐れがある。
2番目のカット用具に換わる間に、またペットに脅かさないよう注意を払う必要があって、一定時間でペットを落ち着かせたらカットを再開することができる。結果として、ペット美容の効率が低下することになる。そこで、現有のカット用具を改善する必要があると考える。
よって、本考案者は上述したペット用カット用具の問題点を解決するために、長い間努力を重ねた結果、本考案の多機能美容鋏構造の開発に成功した。したがって、本考案は、ペット美容師がカット用具を交換せずに作業できる多機能美容鋏構造を提供することを主要目的とする。なお本考案は、カットする時にペットの毛を引っ張らないタイプの多機能美容鋏構造を提供することを副次目的とする。
上述した目的を達成するための技術手段として、多機能美容鋏構造では、次の部品:動刃の刃と第一ハンドルとがあって、かつ前記動刃の刃に刃線が設けられる動刃、前記動刃にピン接合してピン接合点を形成し、かつ静刃の刃と第二ハンドルがあって、また前記静刃の刃には繋ぎ合うくし刃および歯刃が含まれ、前記くし刃が前記ピン接合点の近くに、前記歯刃が前記静刃の刃先の近くに設けられる静刃、が含まれることを特徴とする。
前記くし刃には長短が一致しない、また同じ間隔で交錯して排列する溝と歯刃があって、くしの形に形成する;前記歯刃の幅さが前記溝の幅さの3~7倍となって、梳き量が60%~80%となることを特徴とする。
前記静刃の歯刃の長さが、前記くし刃と同等或いはそれ以下となる特徴とする。
前記静刃の刃部分のくし刃と歯刃がブラントカット・チョップカットに用いられること特徴とする。
よって、本考案は上述した技術手段をもって、以下の効果を実現することができる。
1.本考案では、静刃にはくし刃および歯刃が設けられて、そのうちくし刃には毛と髪を薄めにカットする機能があって、歯刃には毛と髪を位置付けてカットする機能がある。ペット美容師が本考案のはさみを使ってペットの毛をカットする時にはさみを交換する必要がなくなり、毛のカットにより専念できるため、美容効率が向上する。
2.本考案の静刃の歯刃には毛と髪をカットする機能があるほか、毛と髪を位置づける機能があって、カットする時に切りそうとする毛と髪を引っ張ることなく、ペットをより安心させられる。
1.本考案では、静刃にはくし刃および歯刃が設けられて、そのうちくし刃には毛と髪を薄めにカットする機能があって、歯刃には毛と髪を位置付けてカットする機能がある。ペット美容師が本考案のはさみを使ってペットの毛をカットする時にはさみを交換する必要がなくなり、毛のカットにより専念できるため、美容効率が向上する。
2.本考案の静刃の歯刃には毛と髪をカットする機能があるほか、毛と髪を位置づける機能があって、カットする時に切りそうとする毛と髪を引っ張ることなく、ペットをより安心させられる。
本考案では、上述した目的と効果を達成するための技術手段につき、下記実施イメージ及び内容に合わせて説明とする:
まず、図1に示すように、本考案の多機能美容鋏構造Aは、動刃1、静刃2が含まれ、かつ前記動刃1と静刃2がピン接合点3にピン接合して、力学のてこ作用で毛と髪を切り落す。
前記動刃1とは可動な刃のことを指し、前記静刃2とは不可動な刃のことを指す。可動な刃と不可動な刃で開閉することによって毛と髪を切断する。即ち、可動な刃と不可動な刃の開閉方式が、カットする時の安定性を向上できると同時に、エルゴノミクスに相応しい仕組みで力を省けられるほか、職業傷害も避けられる。
図2に示すように、前記動刃1には一体成型した動刃の刃11と第一ハンドル12があって、また前記静刃2には一体成型した静刃の刃21と第二ハンドル22がある。即ち、前記ピン接合点3の正面が前記動刃の刃11と第一ハンドル12の間にあって、前記ピン接合点3の正面が前記静刃の刃21と第二ハンドル22の間にある。
その他、本考案の多機能美容鋏構造Aには、緩衝装置4が含まれる。前記緩衝装置4は第一のハンドル12と第二ハンドル22による衝撃を緩和し、衝撃による雑音を下げることができる。ある実施例は、前記第一ハンドル12が向き合う前記第二ハンドル22の片側に緩衝装置4が設けられる、の何れかの一つに該当し、本考案の適用範囲は広い。
図1と2に示すように、前記動刃1の動刃の刃11が前記静刃2に向き合う側には刃線111が設けられる。第一ハンドル12が前記動刃の刃11から遠ざけ、第一グリップリング121及び外へ延長する第一小指掛け122が設けられる。また、第二ハンドル22が前記静刃の刃21から遠ざけ、第二グリップリング221及び外へ延長する第二小指掛け222が設けられる。第一グリップリング121、第一小指掛け122、第二グリップリング221、第二小指掛け222の設置によって、左利き或いは右利きのペット美容師にも適用できる。
図3に示すように、更に、前記静刃の刃21には一体成型したくし刃211および歯刃212が含まれる。そのうち、前記くし刃211が前静刃の刃21のピン接合点3に近い位置に設けられる。また前記歯刃212が前静刃の刃21のピン接合点3から遠ざける刃先に設けられる。ある実施例では、前記くし刃211の長さL1が前記歯刃212の長さL2と同等或いはそれ以上となる、の何れかの一つに該当し、本考案の適用範囲は広い。
図3に示すように、ある実施例において、前記くし刃211には交錯し合う複数の溝2111と歯2112があって、なお前記溝2111は刃線にあわせて異なる長さがあって、同時に隣接する二つの歯2112と同距離を保って設けられる。ある実施例において、前記歯2112の幅さ(W1)は前記溝2111の幅さ(W2)の3~7倍となる。特に、溝2111の疎密によってペットの毛刈りの薄め程度を決められる。即ち歯2112の間隔距離、歯2112の幅さで梳き量を決められる。本考案のくし刃211の梳き量が60%~80%となる。特に、本考案の静刃の刃21のくし刃211と歯刃212はブラントカットに用いられるほか、チョップカットにも用いられる。具体的には図1~7に示す。
図5に示すように、大ざっぱにペットのヘアスタイリング5を作る時に、ペット美容師は直接に動刃1の動刃の刃11の刃線111と静刃2の静刃の刃21の歯212の相互作用で、手早くペットのヘアスタイリング5を大ざっぱに作ることができる。
大ざっぱにペットのヘアスタイリング5を作った後、ペット美容師は他のカット用具を交換することなく、手持ちのカット用具のままペットの毛を薄めに切って、ペットのヘアスタイリング5の最終造形の立体感を作ることができる。その中、本考案に記載した毛を薄めるための操作方式は、図6に示すように、ペット美容師は本考案の静刃2のくし刃211の各歯2112と動刃1の動刃の刃11の刃線111の相互作用を通して、簡単にペットのヘアスタイリング5を大ざっぱに作ることができる。
なお、図7に示すように、前記動刃1の動刃の刃11の刃線111が対応する前記静刃2の静刃の刃21のくし刃211の数個の溝2111の位置には、前記動刃1の刃線111は静刃2の静刃の刃21のくし刃211のいかなる部位に相互作用しないので、相対的に前記溝2111に位置するペットの毛5が切断されることなく、したがってペットのヘアスタイリング5の立体感を増加することができる。
よって、本考案は多機能美容鋏構造のより良い解決法、即ちペット用の毛のカット美容機能のある両用鋏を提供する。図5~7に示すように、ペット美容師はカットする時に先に前記動刃1の動刃の刃11の刃線111と静刃2の静刃の刃21の歯212の相互作用で、手早くペットのヘアスタイリング5を大ざっぱに作ったら、同じカット用具である前記静刃2の複数のくし刃211を使ってペットの局所の毛5を薄めにカットし、その立体感を増加して、視覚的な美感を作ることができる。
したがって、本考案の多機能美容鋏構造Aは、ペット美容師が他の鋏を交換しないまま、カット機能のほか異なる仕様の造形を造るための操作機能も提供でき、他の機能の鋏を交換することがなくなり、そういう間にペットのあばれもしくは恐がりなどの問題を避けて、ペット美容師の操作上の順調度と美容効率を向上させる。
A: 多機能美容鋏構造
1: 動刃
11: 動刃の刃
111: 刃線
12: 第一ハンドル
121: 第一グリップリング
122: 第一小指掛け
2: 静刃
21: 静刃の刃
211: くし刃
2111: 溝
2112: 歯
212: 歯刃
22: 第二ハンドル
221: 第二グリップリング
222: 第二小指掛け
3: ピン接合点
4: 緩衝装置
5: 毛
1: 動刃
11: 動刃の刃
111: 刃線
12: 第一ハンドル
121: 第一グリップリング
122: 第一小指掛け
2: 静刃
21: 静刃の刃
211: くし刃
2111: 溝
2112: 歯
212: 歯刃
22: 第二ハンドル
221: 第二グリップリング
222: 第二小指掛け
3: ピン接合点
4: 緩衝装置
5: 毛
Claims (5)
- 以下の部品:
動刃の刃と第一ハンドルとがあって、かつ前記動刃の刃に刃線が設けられる動刃、
前記動刃にピン接合してピン接合点を形成し、かつ静刃の刃と第二ハンドルとがあって、また前記静刃の刃には繋ぎ合うくし刃および歯刃が含まれ、前記くし刃が前記ピン接合点の近くに、前記歯刃が前記静刃の刃先の近くに設けられる静刃、
が含まれることを特徴とする多機能美容鋏構造。 - 前記くし刃には長短が一致しない、また同じ間隔で交錯して排列する溝と歯があって、くしの形に形成することを特徴とする、請求項1に記載の多機能美容鋏構造。
- 前記歯の幅さが前記溝の幅さの3~7倍となって、梳き量が60%~80%となることを特徴とする、請求項2に記載の多機能美容鋏構造。
- 前記静刃の歯刃の長さが前記くし刃と同等或いはそれ以下となることを特徴とする、請求項3に記載の多機能美容鋏構造。
- 前記静刃の刃部分のくし刃と歯刃がブラントカット・チョップカットに用いられること特徴とする、請求項3に記載の多機能美容鋏構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001411U JP3242563U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | 多機能美容鋏構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001411U JP3242563U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | 多機能美容鋏構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3242563U true JP3242563U (ja) | 2023-06-23 |
Family
ID=86771585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001411U Active JP3242563U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | 多機能美容鋏構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3242563U (ja) |
-
2023
- 2023-04-26 JP JP2023001411U patent/JP3242563U/ja active Active
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