JP3242362B2 - 映像符号化装置、および映像符号化プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

映像符号化装置、および映像符号化プログラムを記録した記録媒体

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JP3242362B2
JP3242362B2 JP10116198A JP10116198A JP3242362B2 JP 3242362 B2 JP3242362 B2 JP 3242362B2 JP 10116198 A JP10116198 A JP 10116198A JP 10116198 A JP10116198 A JP 10116198A JP 3242362 B2 JP3242362 B2 JP 3242362B2
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裕尚 如澤
裕 渡辺
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恒夫 大久保
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化対象ブロッ
クの動きを、前段階の粗い探索と、その結果に基づいて
行う後段階の詳細な探索によって検出する映像符号化方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図は従来の典型的な階層探索方式の1
パスの映像符号化装置の構成図である。
【0003】映像信号は、映像信号入力端子1から入力
され、縮小ピクチャ動き検出部10Aと原ピクチャ動き
検出&動き補償部20Aに導かれる。
【0004】縮小ピクチャ動き検出部10Aは、粗い動
き探索を行う階層探索の前段階の探索部であり、符号化
の単位であるブロック(符号化対象ピクチャから切り出
される)に対応する縮小ブロック(縮小ピクチャから切
り出される符号化対象ブロックに対応するブロック)に
対して、そのブロックが縮小参照ピクチャのどこから来
たかを示す動きベクトルを求めて、階層探索の後段階の
探索機能を有する原ピクチャ動き検出&補償部20Aに
出力する。ここで、縮小参照ピクチャは、符号化対象ピ
クチャの時間的に前あるいは後に位置する原ピクチャを
縮小したもので、映像信号入力端子1から入力される映
像を縮小して内蔵のメモリにストアすることで生成す
る。探索方式としては、前段階も後段階も、符号化対象
ブロックと参照ピクチャとの間で網羅的に整合度を調べ
るブロックマッチング法が用いられる場合が多い。もち
ろん、整合度をサンプリングで調べるツリー探索法も用
いられる場合がある。この場合には、前段階の探索を縮
小ピクチャで行うとは限らない。ここで、縮小ピクチャ
とは、原画像から画素密度変換を行うことで縮小して生
成されるピクチャである。
【0005】原ピクチャ動き検出&動き補償部20Aで
は、映像信号入力端子1から入力された映像の原ピクチ
ャから符号化の単位であるブロックを切り出して、それ
について、縮小ピクチャ動き検出部10Aで求められた
動きベクトルをもとにして、単画素精度、半画素精度の
動きベクトル探索の両方またはいずれか一方を参照ピク
チャ(入力の原ピクチャとは時間的に前後に位置する原
ピクチャあるいは再生ピクチャ)に対して行い、より精
度の高い動きベクトルを求める。ついで、この得られた
動きベクトルで指定される参照ピクチャの参照ブロック
と符号化単位ブロックとの差分を予測誤差画像として符
号化部30Aに送出する。また、符号化部30Aから送
られてくる復号誤差画像と前記参照ブロックとを加え合
わせて再生ブロックを生成し、そのブロックを内蔵のメ
モリに順次ストアして、以降の動き検出の参照ピクチャ
として用いる再生ピクチャを生成する。
【0006】符号化部30Aでは、差分誤差画像をDC
T、量子化、ラン長符号化、ベクトル量子化、可変長符
号化等の技術を適当に組み合わせることにより圧縮し、
ビットストリームに変換して出力する。通常、各ブロッ
ク、各ピクチャへの符号量の割り当ての制御は、量子化
時の刻み幅を調節することで行う。
【0007】この映像符号化装置は、1パスの映像符号
化装置であり、将来符号化するブロックあるいはピクチ
ャの符号発生量を知ることができないので、符号量の割
り当て制御を適切に行うことが困難であるという欠点が
ある。また、原ピクチャ動き検出&動き補償部20Bが
主に関わる動き予測モードの選択についても、ピクチャ
については、動き探索が完了する前に決定する必要があ
るため、適切に行うことが難しい。
【0008】この1パスの映像符号化方法の問題点を解
決するためにnパス(n≧2)の映像符号化方法が知ら
れている。これは、符号化処理を(n−1)回行い、そ
れらの符号化処理により得られる符号発生量や動きベク
トル等のデータに基づいて、n回目の符号化処理におい
て符号化対象の映像を構成する各ピクチャ(フィールド
またはフレーム)あるいはその各ピクチャを構成する符
号化の単位のブロックに対する符号量あるいは動き予測
モードを最終的に決定するものである。この結果、符号
量割り当て、動き予測モード選択の最適化の品質が上が
るので、画質の劣化なく圧縮率を向上させることができ
る。ここで、動き予測モード選択とは、動き予測を、符
号化の単位を前方向予測(P)、双方向予測(B)、動
き補償無し(I)のいずれで行うかを選ぶことである。
この選択の結果として、符号化されるピクチャは、Pピ
クチャ、Bピクチャ、Iピクチャの3種類に、符号化さ
れるブロックはPブロック、Bブロック、Iブロックの
3種類に別れる。
【0009】しかし、このnパスの符号化を実現するに
は、従来、 (1)1台の符号化装置でn回の符号化を逐次的に行
う。
【0010】(2)n台の符号化装置でn回分の符号化
を並列に行う。のいずれかの方法をとる必要があった。
【0011】図5は従来の2パスの映像符号化装置の構
成図である。この映像符号化装置は映像信号入力端子1
と符号化ビットストリーム出力端子2と遅延用バッファ
5と映像符号化装置6A,6Bで構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】(1)の方法では、も
ともと1台の符号化装置では、1パスの符号化を実時間
で実行するのが精一杯であるために、nパスの実時間の
符号化が実現できなくなる欠点があった。
【0013】一方、(2)の方法では、図に示す2パ
スの符号化装置の構成例から明らかなように、実時間の
符号化が可能になるものの2台(nパスの場合にはn
台)の符号化装置が必要となる欠点がある。
【0014】このように、従来の方法では、ハードウェ
ア規模の低減と実時間処理を両立させることは困難であ
った。
【0015】本発明の目的は、1パスの映像符号化装置
と同等のハードウェア規模で実時間の2パス映像符号化
を実現できる映像符号化装置および映像符号化プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の映像符号化装置
は、映像信号を入力し、符号化の単位であるブロックに
対応する縮小ブロックに対する粗い探索を後段の詳細な
探索よりもNピクチャまたはNスライス(Nは1以上の
整数)分先行して行い、そのブロックが縮小参照ピクチ
ャのどこから来たかを示す動きベクトルを求める縮小ピ
クチャ動き検出部と、映像信号を入力し、該映像信号の
ピクチャから符号化の単位であるブロックを切り出し
て、それに対して前記縮小ピクチャ動き検出部から出力
された動きベクトルをもとにして動きベクトル探索を行
い、より精度の高い動きベクトルを求め、該動きベクト
ルで指定された参照ピクチャの参照ブロックと符号化単
位ブロックとの差分を予測誤差画像として出力し、また
復号誤差画像と前記参照ブロックとを加え合わせて再生
ブロックを生成し、メモリにストアし、以後の動き検出
の参照ピクチャとする原ピクチャ動き検出&動き補償部
と、前記予測誤差画像を圧縮し、ビットストリームに変
換して出力し、また前記予測誤差画像を復号し、前記原
ピクチャ動き検出&動き補償部に出力する符号化部と、
前記縮小ピクチャ動き検出部の出力である動きベクトル
で指定される縮小予測ブロックと符号化対象ブロックに
対応する縮小ブロックとの間の整合度を統計解析し、解
析結果を、動き予測モード選択の最適化を行うのであれ
ば前記原ピクチャ動き検出&動き補償部に与え、符号量
の最適化を行うのであれば前記符号化部に与える統計解
析部を有する。
【0017】また、本発明の映像符号化プログラムを記
録した記録媒体は、映像信号を入力し、符号化の単位で
あるブロックに対応する縮小ブロックに対する粗い探索
を後段の詳細な探索よりもNピクチャまたはNスライス
(Nは1以上の整数)分先行して行い、そのブロックが
縮小参照ピクチャのどこから来たかを示す動きベクトル
を求める縮小ピクチャ動き検出処理と、映像信号を入力
し、該映像信号の原ピクチャから符号化の単位であるブ
ロックを切り出して、それに対して前記縮小ピクチャ動
き検出処理から出力された動きベクトルをもとにして動
きベクトル探索を行い、より精度の高い動きベクトルを
求め、該動きベクトルで指定された参照ピクチャの参照
ブロックと符号化単位ブロックとの差分を予測誤差画像
として出力し、また復号誤差画像と前記参照ブロックと
を加え合わせて再生ブロックを生成し、メモリにストア
し、以後の動き検出の参照ピクチャとする原ピクチャ動
き検出&動き補償処理と、前記予測誤差画像を圧縮し、
ビットストリームに変換して出力し、また前記予測誤差
画像を復号し、前記原ピクチャ動き検出&動き補償処理
に出力する符号化処理と、前記縮小ピクチャ動き検出処
理の出力である動きベクトルで指定される縮小予測ブロ
ックと符号化対象ブロックに対応する縮小ブロックとの
間の整合度を統計解析し、解析結果を、動き予測モード
選択の最適化を行うのであれば前記原ピクチャ動き検出
&動き補償処理に与え、符号量の最適化を行うのであれ
ば前記符号化処理に出力する統計解析処理をコンピュー
タに実行させる。
【0018】本発明では、1パス目の符号発生量解析に
階層探索を構成する前段階の粗い探索結果を利用するこ
とによって、ハードウェア規模の低減を図る。すなわ
ち、1パス目の符号化処理を前段階の粗い探索のみと
し、それによって得られる符号化対象ブロックの動きベ
クトルで指定される縮小予測ブロックと符号化ブロック
に対応する縮小ブロックとの間の整合度または縮小ピク
チャの動き分布の統計量を、2パス目の符号量制御、動
き予測モード選択に反映させる構成とする。この結果、
1パス目の符号化処理のために余分にハードウェアを付
加することがほとんど不要になり、1パスの符号化装置
と同等のハードウェア規模で、実質的に実時間の2パス
符号化装置が実現される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1を参照すると、本発明の第1の実施形
態は、図4の従来の1パス映像符号化装置に、遅延用バ
ッファ50,51と統計解析部40Aを追加して、縮小
ピクチャ動き検出部10Aの出力の動きベクトルで指定
される縮小予測ブロックと符号化対象ブロックに対応す
る縮小ブロックとの間の整合度または縮小ピクチャの動
きベクトルの分布を統計解析部40Aで統計解析し、そ
の結果をピクチャ動き検出&動き補償部20Aと符号化
部30Aに与えられるようにして、符号量割り当てと予
測モードの選択の制御がより適切に行えるようにしてい
る。前段階の動き探索結果を統計解析することによっ
て、符号化対象ブロックの割り当て符号量の計算に用い
る符号化対象の符号発生量、1ブロックの発生割合等を
実際の符号化に入る前に精度良く求めることができる。
統計解析結果を符号化単位ブロックの符号化に反映させ
るには、すなわち符号化単位ブロックに割り当てる符号
量を統計解析結果を用いて適切に設定するには、統計解
析に用いる縮小ピクチャの動き検出を先行させる必要が
ある。そのために遅延用バッファ50を設けて、原ピク
チャを原ピクチャ動き検出&動き補償部20Aに渡すの
を遅らせると共に、遅延用バッファ51を設けて、先行
して検出される縮小ブロックの動きベクトルを遅らせ
て、原ピクチャの符号化ブロックに対する単画素、ある
いは半画素あるいは両方の動き検出に利用できるように
している。遅延量は、先行してnピクチャ将来まで統計
解析する必要があるならばnピクチャ、統計解析の量が
nスライス分でよいのならばnスライスとなる。例え
ば、あるピクチャの符号化開始前に、そのピクチャの発
生符号量を予測したいならば、少なくともほぼ1ピクチ
ャ分の統計解析が必要で、そのために、遅延用バッファ
50,51の遅延量は共に統計解析の時間と同じほぼ1
ピクチャ分必要になる。ここで、nは正の整数、スライ
スはピクチャを水平に分割した領域の一つである。
【0021】統計解析の内容として、整合度について
は、例えば、各ブロックの整合度の総和、隣接ブロック
間の動きベクトルの差分絶対値の総和などがあり、縮小
ピクチャの動きベクトルの分布については、例えば、動
きベクトルのヒストグラム解析、同一の動きベクトルが
続く長さ等がある。なお、本実施形態は、従来の典型例
にならって、前段階の粗い探索を縮小ピクチャに対して
行っているが、ツリー探索のように非縮小のピクチャに
対して行う構成も可能である。また、本実施形態では、
統計解析の結果を原ピクチャ動き検出&動き補償部20
Aと符号化部30Aの両方に与える構成としているが、
動き予測モード選択の最適化のみを行うのであれば、原
ピクチャ動き検出&動き補償部20Aだけに、符号量の
最適化のみを行うのであれば、符号化部30Aだけに与
える構成となる。
【0022】第1の実施形態は、図4の従来例と比べた
場合、遅延用バッファ50,51がハードウェア規模を
大きく増加させるようにみえる。実際、これらのバッフ
ァ50,51をそれぞれ独立のメモリユニットとして装
置に実装するとハードウェア規模増は避けられない。し
かし、このハードウェア規模増の問題は、最近では、比
較的容易に回避できる。シンクロナスDRAMのような
大容量、かつ高速なメモリのおかげで、これらのメモリ
ユニットを、動き検出、動き補償用の画像メモリと一体
化できるからである。
【0023】図2はこの大容量かつ高速なメモリを使用
してハードウェア規模の低減を図った本発明の第2の実
施形態の構成図である。
【0024】第1の実施形態との違いは、縮小ピクチャ
動き検出部10B、原ピクチャ動き検出&動き補償部2
0Bからピクチャの格納用メモリをメモリユニット80
として切り出すと共に、遅延用バッファ50,51と一
体化して、メモリユニット80を1つだけ設ける構成と
していることである。ピクチャ格納用メモリを外部のメ
モリユニット80に切り出した点を除くと、縮小ピクチ
ャ動き検出部10B、原ピクチャ動き検出&動き補償部
20B、統計解析部40B、符号化部30Bの機能は変
わらない。ただし、縮小ピクチャ動き検出部10Bにつ
いては、ピクチャ格納用メモリを切り出すのと一緒に、
縮小ピクチャ生成部も切り出して、映像入力インタフェ
−ス部60に移している。なお、統計解析部40B、符
号化部30Bの一部機能(例えば、符号発生量制御機
能)等は、処理量が比較的少ないので、マイクロプロセ
ッサ上のソフトウェアとして実現することができる。こ
の場合のハードウェア構成は、統計解析部40Bと符号
化部30Bの一部機能は、マイクロプロセッサとして切
り出される。
【0025】第1の実施形態における統計解析は、縮小
ピクチャに対する動き検出結果で行っている。符号発生
量を直接見ているわけではないので、その分精度が低下
する。
【0026】
【0027】
【0028】なお、図1に示した映像符号化装置
は、各部の処理からなる映像符号化プログラムとして、
FD,CD−ROM,半導体メモリ等の記録媒体に記録
しておき、これをデータ処理装置で読み出して実行する
ことによっても実現できる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、階
層探索方式の1パス映像符号化装置と同等のハードウェ
ア規模で、2パスの実時間映像符号化装置の実現が可能
である。したがって、実時間性と経済性の要求されるテ
レビ電話、テレビ会議システム、経済性の要求の強い携
帯用ビデオカセットレコーダ、録画機能付きDVDプレ
ーヤ等に組み込む映像符号化装置の符号化効率改善技術
(符号量を削減する必要のない場合には、画質改善技
術)として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の映像符号化装置の構
成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の映像符号化装置の構
成図である。
【図3】従来の階層探索方式の典型的な映像符号化装置
の構成図である。
【図4】従来の2パス映像符号化装置の構成図である。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2 符号化ビットストリーム出力端子 5 遅延用バッファ 6A,6B 映像符号化装置 10A,10B 縮小ピクチャ動き検出部 20A,20B ピクチャ動き検出&動き補償部 30A,30B 符号化部 40A,40B 統計解析部 50,51 遅延用バッファ 60 映像入力インタフェ−ス部 70 メモリインタフェ−ス 80 メモリユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 充郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大久保 恒夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−264889(JP,A) 特開 平4−151989(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力し、符号化の単位である
    ブロックに対応する縮小ブロックに対する粗い探索を
    段の詳細な探索よりもNピクチャまたはNスライス(N
    は1以上の整数)分先行して行い、そのブロックが縮小
    参照ピクチャのどこから来たかを示す動きベクトルを求
    める縮小ピクチャ動き検出部と、 映像信号を入力し、該映像信号のピクチャから符号化の
    単位であるブロックを切り出して、それに対して前記縮
    小ピクチャ動き検出部から出力された動きベクトルをも
    とにして動きベクトル探索を行い、より精度の高い動き
    ベクトルを求め、該動きベクトルで指定された参照ピク
    チャの参照ブロックと符号化単位ブロックとの差分を予
    測誤差画像として出力し、また復号誤差画像と前記参照
    ブロックとを加え合わせて再生ブロックを生成し、メモ
    リにストアし、以後の動き検出の参照ピクチャとする原
    ピクチャ動き検出動き補償部と、 前記予測誤差画像を圧縮し、ビットストリームに変換し
    て出力し、また前記予測誤差画像を復号し、前記原ピク
    チャ動き検出動き補償部に出力する符号化部と、 前記縮小ピクチャ動き検出部の出力である動きベクトル
    で指定される縮小予測ブロックと符号化対象ブロックに
    対応する縮小ブロックとの間の整合度を統計解析し、解
    析結果を、動き予測モード選択の最適化を行うのであれ
    ば前記原ピクチャ動き検出動き補償部に与え、符号量
    の最適化を行うのであれば前記符号化部に与える統計解
    析部を有する映像符号化装置
  2. 【請求項2】 映像信号を入力し、符号化の単位である
    ブロックに対応する縮小ブロックに対する粗い探索を
    段の詳細な探索よりもNピクチャまたはNスライス(N
    は1以上の整数)分先行して行い、そのブロックが縮小
    参照ピクチャのどこから来たかを示す動きベクトルを求
    める縮小ピクチャ動き検出部と、 映像信号を入力し、該映像信号のピクチャから符号化の
    単位であるブロックを切り出して、それに対して前記縮
    小ピクチャ動き検出部から出力された動きベクトルをも
    とにして動きベクトル探索を行い、より精度の高い動き
    ベクトルを求め、該動きベクトルで指定された参照ピク
    チャの参照ブロックと符号化単位ブロックとの差分を予
    測誤差画像として出力し、また復号誤差画像と前記参照
    ブロックとを加え合わせて再生ブロックを生成し、メモ
    リにストアし、以後の動き検出の参照ピクチャとする原
    ピクチャ動き検出動き補償部と、 前記予測誤差画像を圧縮し、ビットストリームに変換し
    て出力し、また前記予測誤差画像を復号し、前記原ピク
    チャ動き検出動き補償部に出力する符号化部と、 前記縮小ピクチャの動きベクトルの分布を統計解析し、
    解析結果を、動き予測モード選択の最適化を行うのであ
    れば前記原ピクチャ動き検出動き補償部に与え、符号
    量の最適化を行うのであれば前記符号化部に与える統計
    解析部を有する映像符号化装置
  3. 【請求項3】 映像信号を入力し、符号化の単位である
    ブロックに対応する縮小ブロックに対する粗い探索を
    段の詳細な探索よりもNピクチャまたはNスライス(N
    は1以上の整数)分先行して行い、そのブロックが縮小
    参照ピクチャのどこから来たかを示す動きベクトルを求
    める縮小ピクチャ動き検出処理と、 映像信号を入力し、該映像信号の原ピクチャから符号化
    の単位であるブロックを切り出して、それに対して前記
    縮小ピクチャ動き検出処理から出力された動きベクトル
    をもとにして動きベクトル探索を行い、より精度の高い
    動きベクトルを求め、該動きベクトルで指定された参照
    ピクチャの参照ブロックと符号化単位ブロックとの差分
    を予測誤差画像として出力し、また復号誤差画像と前記
    参照ブロックとを加え合わせて再生ブロックを生成し、
    メモリにストアし、以後の動き検出の参照ピクチャとす
    る原ピクチャ動き検出動き補償処理と、 前記予測誤差画像を圧縮し、ビットストリームに変換し
    て出力し、また前記予測誤差画像を復号し、前記原ピク
    チャ動き検出動き補償処理に出力する符号化処理と、
    前記縮小ピクチャ動き検出処理の出力である動きベクト
    ルで指定される縮小予測ブロックと符号化対象ブロック
    に対応する縮小ブロックとの間の整合度を統計解析し、
    解析結果を、動き予測モード選択の最適化を行うのであ
    れば前記原ピクチャ動き検出動き補償処理に与え、符
    号量の最適化を行うのであれば前記符号化処理に出力す
    る統計解析処理をコンピュータに実行させるための映像
    符号化プログラムを記録した記録媒体。
  4. 【請求項4】 映像信号を入力し、符号化の単位である
    ブロックに対応する縮小ブロックに対する粗い探索を
    段の詳細な探索よりもNピクチャまたはNスライス(N
    は1以上の整数)分先行して行い、そのブロックが縮小
    参照ピクチャのどこから来たかを示す動きベクトルを求
    める縮小ピクチャ動き検出処理と、 映像信号を入力し、該映像信号の原ピクチャから符号化
    の単位であるブロックを切り出して、それに対して前記
    縮小ピクチャ動き検出処理から出力された動きベクトル
    をもとにして動きベクトル探索を行い、より精度の高い
    動きベクトルを求め、該動きベクトルで指定された参照
    ピクチャの参照ブロックと符号化単位ブロックとの差分
    を予測誤差画像として出力し、また復号誤差画像と前記
    参照ブロックとを加え合わせて再生ブロックを生成し、
    メモリにストアし、以後の動き検出の参照ピクチャとす
    る原ピクチャ動き検出動き補償処理と、 前記予測誤差画像を圧縮し、ビットストリームに変換し
    て出力し、また前記予測誤差画像を復号し、前記原ピク
    チャ動き検出動き補償処理に出力する符号化処理と、
    前記縮小ピクチャの動き分布を統計解析し、解析結果
    を、動き予測モード選択の最適化を行うのであれば前記
    原ピクチャ動き検出動き補償処理に与え、符号量の最
    適化を行うのであれば前記符号化処理に出力する統計解
    析処理をコンピュータに実行させるための映像符号化プ
    ログラムを記録した記録媒体。
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