JP3242294U - 焚き火台 - Google Patents

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広信 鷲崎
和俊 宮本
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株式会社ノルディスクジャパン
有限会社ソルイソンブラ
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Abstract

【課題】組み立て式で持ち運びに便利で、組み立て容易で、燃焼効率に優れた焚き火台を提供する。【解決手段】本考案の焚き火台を、複数の通気口を有するアール形状の金属板の直線状辺縁部に設けた開口部で、2枚の当該金属板を直線状辺縁で逆向きに重ね合わせ、当該開口部に篏合する留め具を嵌め込んで固定してなる燃焼部と、当該燃焼部を載せて支える脚部とから構成する。前記脚部は、S字形状の2本の棒材を交叉して重ね、当該2本の棒材の交叉個所をかしめて接合された2対の交叉棒材について、一方の当該交叉棒材のそれぞれの棒材の接合部と反対側にリングを付設し、他方の前記交叉角材のそれぞれの棒材を前記リングに差し込んでなることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は焚き火台に関し、特に、アール形状の金属板で燃焼部を組み立てた、燃焼効率に優れた焚き火台に関する
焚き火台は、薪をのせて「焚き火」をする「台」である。焚き火台には、一般的に、暖をとる、明かりとなる、調理に利用、虫よけなどの機能があると言われている。
近年、アウトドア活動が盛んになり、キャンプ場の数は年々増えている。環境面への配慮から直火を禁止にしているキャンプ場があり、そういった直火禁止の場所で焚き火台は必要である。
アウトドア活動が盛んになり、キャンプ人口の増加により、焚き火台の機能やデザインに対する要請は多様かつ高度になってきている(特許文献1参照)。このように焚き火台の開発においては、人々の多様な要請に応えることが必要になってきていた。
特開2022-020342
上述のとおり、人々の嗜好に応えた、デザイン性及び機能に優れた焚き火台の開発が課題とされていた。
本考案者らは、このような焚き火台に対する最近の要請に応え、焚き火台の形状、構造、及び組合せを種々検討する中で、組み立て式で持ち運びに便利で、組み立て容易な、燃焼効率に優れた焚き火台を開発するに至った。
したがって、本考案の課題は、組み立て式で持ち運びに便利で、組み立て容易で、燃焼効率に優れた焚き火台を提供することにある。
すなわち、本考案は以下の通りである。
[1]
複数の通気口を有するアール形状の金属板の直線状辺縁部に設けた開口部で、2枚の当該金属板を直線状辺縁で逆向きに重ね合わせ、当該開口部に篏合する留め具を嵌め込んで固定してなる燃焼部と、当該燃焼部を載せて支える脚部とからなる焚き火台。
[2]
前記アール形状が、400mmから150mmの曲げRで半円形の金属板を加工して形成される、[1]に記載の焚き火台。
[3]
前記アール形状が、180mmから150mmの曲げRで半円形の金属板を加工して形成される、[1]又は[2]に記載の焚き火台。
[4]
前記アール形状の金属板が、半径200mm~400mmの大きさの半円形板を加工して形成される、[1]~[3]のいずれか1項に記載の焚き火台。
[5]
前記アール形状の金属板が、1~4列に配置される、合わせて9~25個の前記通気口を有する、[1]~[4]のいずれか1項に記載の焚き火台。
[6]
前記アール形状の金属板が、当該金属板の直線状辺縁の近傍に3~5個の開口部を有する、[1]~[5]のいずれか1項に記載の焚き火台。
[7]
前記留め具が、金属製のスライドロック式の留め具である、[1]~[6]のいずれか1項に記載の焚き火台。
[8]
前記脚部が、S字形状の2本の棒材を交叉して重ね、当該2本の棒材の交叉個所をかしめて接合された2対の交叉棒材について、一方の当該交叉棒材のそれぞれの棒材の接合部と反対側にリングを付設し、他方の前記交叉棒材のそれぞれの棒材を前記リングに差し込んでなる、[1]~[6]のいずれか1項に記載の焚き火台。
[9]
[1]~[8]のいずれか1項に記載の焚き火台と組み合わせて使用する調理台。
[10]
[1]~[8]のいずれか1項に記載の焚き火台と[9]に記載の調理台とを組み合わせた焚き火台セット。
本考案により、組み立て式で持ち運びに便利で、組み立て容易で、燃焼効率に優れた焚き火台を提供することができる。
本考案の実施形態に係る焚き火台の1例の斜視図である。 本考案の実施形態に係る焚き火台の1例の正面図である。 本考案の実施形態に係る焚き火台の1例の平面図である。 本考案の実施形態に係る焚き火台の1例の底面図である。 本考案の実施形態に係る焚き火台の1例について、アール形状の燃焼部の組み立て方を示す図である。
以下に、本考案に係る焚き火台について図を用いて詳細に説明する。
(焚き火台)
本考案に係る焚き火台(00)は、図1~図3で示されるように、複数の通気口(「スリット」ともいう。)(12)を有するアール形状の金属板(11)の直線状辺縁部(13)に設けた開口部(「鍵穴」ともいう。)(14)で、2枚の当該金属板を直線状辺縁部で逆向きに重ね合わせ、当該開口部に篏合する留め具(15)を嵌め込んで固定してなる燃焼部(10)と、当該燃焼部を載せて支える脚部(「焚き火台スタンド」ともいう。)(20)とからなることを特徴とする。
前記燃焼部(10)におけるアール形状の金属板(11)は、半円形の金属板を一定の曲げRに曲げ加工して形成することができる。アール形状は、円弧状に加工した状態のことをいう。
前記曲げ加工では、素材を目的の角度に曲げるために、曲げる位置から曲げの中心部までの半径、すなわち、「曲げR」の調節が必要である。
前記燃焼部(10)におけるアール形状は、燃焼効率及び美的観点から、曲げRが400mmから150mmに半円形の金属板(11)を加工して形成されることが好ましい。前記曲げRは、燃焼効率の観点から180mmから150mmであることが更に好ましい。
前記アール形状の金属板は、焚き火台としての使用性能、持ち運びの容易性から、半径200mm~400mmの大きさの半円形板から形成されることが好ましい。
前記アール形状の金属板(11)は、燃焼性能の点から1~3列に配置される総数9~25個の前記通気口(12)を有することが好ましい。
前記アール形状の金属板(11)は、当該金属板の直線状辺縁部(13)の近傍に好ましくは3~5個の開口部(14)を有することができる。組み立ての容易性及び焚き火台の固定性の観点から上記開口部の個数が好ましい。
前記留め具としては、様々な留め具(15)を用いることができる。中でも、組み立ての容易性の点から、金属製のスライドロック式の留め具とすることが好ましい。
本考案に係る焚き火台(00)における脚部(20)としては、前記燃焼部(10)を安定して載せることができる様々な脚部(20)を用いることができる。
中でも、図4に示すように、前記脚部(20)は、S字形状の2本の棒材(21)を重ね、当該2本の棒材(21)の一端(22)をかしめて接合された2対の交叉棒材(23)について、一方の当該交叉棒材(23)のそれぞれの棒材(21)の接合部(24)と反対側にリング(25)を付設し、他方の前記交叉棒材(23)のそれぞれの棒材(21)を前記リングに差し込んでなる脚部(20)とすることができる。
前記棒材としては、棒材の断面を様々な形状とすることができる。一般的には、前記断面は長方形又は円形である。図4においては、断面が長方形の棒材を示す。
前記棒材の接合において、「かしめる」は金属の板と板を繋ぎわせる、塑性変形を利用する工法であり、金属の板のみを使用する方法やリベットを使用する方法を採用することができる。図4においては、リベットが使用されている。
前記燃焼部(10)の1例の組み立ては、図5に示すように、2枚の金属板を曲げ加工して形成したアール形状の金属板(11)を、開口部(14)で留め具(15)を用いて固定して行うことができる。
本考案に係る焚き火台は、アール形状の燃焼部を有することにより、後述のとおり、優れた燃焼効率を有する。
(焚き火台セット及び調理台)
本考案に係る焚き火台セット(30)は、本考案に係る焚き火台(00)と調理台(31)とを組み合わせてなる。
前記調理台(31)としては、脚付き式及び吊り下げ式の調理台を挙げることができる。これらの調理台は、本考案の燃焼部(10)の上に位置させることができる。
本考案を以下実施例に基づいて説明するが、本考案は下記の実施例により限定されるものではない。
アール形状の金属板を用いた焚き火台A~Cの準備
3種のアール加工した金属板a~cを作製し、それぞれを用いた焚き火台A~Cを準備した。焚き火台A(参考例A)は、軽くアール加工した、通気口(12)のない金属板aを用いた焚き火台である。焚き火台B(参考例B)は、アール加工した、通気口(12)のない金属板bを用いた焚き火台である。焚き火台C(実施例C)は、アール加工した、通気口(12)のある金属板cを用いた焚き火台である。
前記軽くアール加工した金属板aは、燃焼部(10)の2枚の金属板の曲げRが、それぞれ364mm及び305mmであった。前記アール加工した金属板b及びcは、燃焼部(10)の2枚の金属板の曲げRが、それぞれ164mm及び171mmであった。
焚き火台C(実施例C)においては、燃焼部(10)の2枚の金属板にそれぞれ1列で4個及び3列で20個の通気口(12)が設けられた。
燃焼効率の試験方法
焚き火台A~Cに、それぞれ針葉樹薪900gを載せ、着火した。着火後、5分、20分、30分、40分、及び60分経過後に燃焼の状態をかんさつした。
実施例C、参考例A及びBの燃焼状態
焚き火台A(参考例A)に比較して、前記アール加工した金属板を用いた焚き火台B及びC(参考例B及び実施例C)は、アール形状により暖められた空気が対流し、燃焼が良いことが分かった。
さらに、時間が経過すると。通気口(12)のない焚き火台B(参考例B)に比較して、通気口(12)のある焚き火台C(実施例C)において燃焼が良いことがわかった。
以上のとおり、本考案に係る焚き火台は、優れた燃焼効率を有することがわかった。
本考案により、組み立て式で持ち運びに便利で、組み立て容易で、燃焼効率に優れた焚き火台を提供することができる。
以上、実施形態を用いて本考案を説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
00 焚き火台
10 燃焼部
11 金属板
12 通気口
13 直線状辺縁部
14 開口部
15 留め具
20 脚部
21 棒材
22 棒材の端部
23 交叉棒材
24 接合部
25 リング
30 焚き火台セット

Claims (10)

  1. 複数の通気口を有するアール形状の金属板の直線状辺縁部に設けた開口部で、2枚の当該金属板を直線状辺縁で逆向きに重ね合わせ、当該開口部に篏合する金属の留め具を嵌め込んで固定してなる燃焼部と、当該燃焼部を載せて支える脚部とからなる焚き火台。
  2. 前記アール形状が、400mmから150mmの曲げRで半円形の金属板を加工して形成される、請求項1に記載の焚き火台。
  3. 前記アール形状が、180mmから150mmの曲げRで半円形の金属板を加工して形成される、請求項1又は2に記載の焚き火台。
  4. 前記アール形状の金属板が、半径200mm~400mmの大きさの半円形板を加工して形成される、請求項1~3のいずれか1項に記載の焚き火台。
  5. 前記アール形状の金属板が、1~4列に合わせて9~25個の前記通気口を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の焚き火台。
  6. 前記アール形状の金属板が、当該金属板の直線状辺縁の近傍に3~5個の開口部を有する、請求項1~5のいずれか1項の焚き火台。
  7. 前記留め具が、スライドロック式の留め具である、請求項1~6のいずれか1項の焚き火台。
  8. 前記脚部が、S字形状の2本の棒材を交叉して重ね、当該2本の棒材の交叉個所をかしめて接合された2対の交叉棒材について、一方の当該交叉棒材のそれぞれの棒材の接合部と反対側にリングを付設し、他方の前記交叉角材のそれぞれの棒材を前記リングに差し込んでなる、請求項1~7のいずれか1項の焚き火台。
  9. 請求項1~8いずれか1項に記載の焚き火台と組み合わせて使用する調理台。
  10. 請求項1~8のいずれか1項に記載の焚き火台と[8]に記載の調理台とを組み合わせた焚き火台セット。
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