JP3241843U - シャツ仕上げ機の裾押え及びこれに使用するカバー - Google Patents

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裕介 打越
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株式会社三幸社
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Abstract

【課題】 洗濯したワイシャツ等のシャツを人体型に着せた状態で仕上げるシャツ仕上げ機において、人体型の幅の全体にわたって裾を固定できるようにすると共に、裾押えの両側端の上側の隅でシャツの裾をしっかりと適度の力で固定できるようにし、シャツの脇下に不用意な皺が付くことを簡便且つ低コストで防止する。【解決手段】 本考案は、シャツ1を立体仕上げするため人体型2を起立状に備えたシャツ仕上げ機3の裾押え4であり、裾押え4を、人体型2の両側より両側端が食み出る大きさに形成する。装着するカバーは、裾押え4の両側端の上側の隅に対応するカバー本体5の裏側位置にクッション材6を備えて形成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、洗濯したシャツを立体仕上げするため人体型を起立状に備えているシャツ仕上げ機に関し、更に詳しくは上記の人体型に装着したシャツの裾を押える裾押え及びこれに使用するカバーに関するものである。
従来、この種の仕上げ機は、洗濯したワイシャツ等のシャツを装着する人体型と、この人体型に着せたシャツの前後をプレス仕上げするプレス鏝と、シャツの裾を人体型に押し付けて固定するための裾押えと、人体型に着せたシャツの脇を側方に張る脇張り等を備えて形成されている(例えば特許文献1、同2、図6参照)。
ところで、シャツはサイズやデザインによって、ウエスト周り、裾周りの長さや形態が異なるのが通例である。
しかるに、従来は、図6に示されるように、上記の裾押えが人体型の幅内に収まる大きさに形成され、シャツのサイズの違い等にかかわらず、人体型の幅の範囲内における裾部分を押え付ける構造であった。
その結果、従来品の場合は、脇張りでシャツの脇を内側から張ったとき、シャツの脇下に皺a(図6参照)ができ易い、という問題点があった。
而して、この種の皺を防止するため、例えば裾をクランプして引き下げ緊張するような機構を設けると、作業効率の低下を招くだけではなく、仕上げ機の製造コストが大きく増加し、製品価格が高くなる、という新たな問題が生じることになる。
従って、この種の仕上げ機は、脇張りによってシャツの脇の下部分に発生する皺を簡便な手段でコストを抑えた状態で防止できるよう形成されているのが望ましい。
特開2009-153642号公報 特開2016-101251号公報
本考案は、このような従来のシャツ仕上げの問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、洗濯したワイシャツ等のシャツを人体型に着せた状態で仕上げるシャツ仕上げ機において、裾押えによってシャツの脇の下に皺が付くことを簡便且つ低コストで防止し、シャツの裾や脇全体を綺麗に仕上げることができるよう形成した、シャツ仕上げ機の裾押え及びこれに使用するカバーを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1、図2等に示されるように、シャツ1を立体仕上げするため人体型2を起立状に備えたシャツ仕上げ機3の裾押え4であって、上記の人体型2の両側より両側端が食み出る大きさに形成され、装着されるカバーが、上記裾押え4の両側端の上側の隅に対応するカバー本体5の裏側位置にクッション材6を備えて形成されていることを特徴とする。
本考案の場合、上記のクッション材6は面状の小片で形成され、カバー本体5の裏側位置に縫い付けられているのが好ましい。
本考案の場合、クッション材6としては、例えばウレタン樹脂等があるが、材質はこれに限られず適宜選定されるので良い。クッション材6の取り付け手段は、縫製のほか任意である。但し、カバー本体5に縫い付ける場合は、カバーを縫製する一連の作業に合わせて簡単且つ迅速にクッション材6を取り付けることができる、という利点がある。
なお本考案の場合、クッション材6の形状や厚みは任意である。クッション材6は、要は脇張りが作動したときシャツ1の裾の左右位置をしっかり固定可能に形成されているのであれば良い。
而して、本考案の裾押え4に使用するカバーとしては、裾押え4の両側端の上側の隅に対応するカバー本体5の裏側位置にクッション材6を備えて形成されているものがある。
本考案は、このように人体型を備えたシャツ仕上げ機の人体型の下部に配置される裾押えが、上記の人体型の両側より両側端が食み出る大きさに形成され、装着されるカバーが、上記裾押えの両側端の上側の隅に対応するカバー本体の裏側位置にクッション材を備えて形成されているものである。
従って、本考案の場合は、シャツの裾を人体型の幅の全体にわたって固定できるだけではなく、脇張りで張られたシャツの左右の裾の箇所を、クッション材を備えた裾押えの両側端の上側の隅でしっかりと押えることができる。
そのため、これによれば、シャツの裾の形状やサイズが異なる場合でも、裾をピタッとしっかり人体型に固定しつつ脇も押えることができ、脇張りに起因する脇下の皺の発生を防止できる。
また本考案は、裾を下方に牽引するような複雑な機構を採用することなく、シャツの脇下に生じる皺を一掃できるものである。
従って、これによれば、この種の皺の発生を簡便且つ低コストで防止できる、という実用上優れた効果を奏する。
また本考案のカバーは、脇張りで張られたシャツの左右の箇所を、クッション材により適度の力で押えて固定できるものである。従って、これによれば、脇張りに起因する脇下の皺の発生を防止できる。
本考案の好適な一実施形態を示し、Aはシャツ仕上げ機の要部側面図、Bはカバーを裏側から見た状態の一部を切欠した背面図である。 本考案のカバーを後側の裾押えに被せた状態を示す要部背面図である。 同上カバーを後側の裾押えに被せた状態を示す要部斜視図である。 本考案の作用を説明するための要部背面図である。 図2のV―V線における要部拡大端面図である。 従来例を説明するための要部背面図である。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、図1等に示されるように、シャツ1を装着するための人体型2を備えたシャツ仕上げ機3の裾押え4及びこれに使用するカバーである。この実施形態の場合、裾押え4は、シャツ1の裾の後側を押えるため、人体型2の後側の下部に配置されている。
本考案の裾押え4は、上記の人体型2の両側より両側端が食み出る大きさに形成されている。またこの裾押え4に装着されるカバーは、カバー本体5の裏側の、上記裾押え4の両側端の上側の隅に対応する位置にクッション材6を備えて形成されている。
カバー本体5は、図5に示されるように、通気質の表面生地5aと、この生地5aに重合されている柔軟質の弾性面状材5bとを備え、裾押え4に合わせて横長の長方形に形成されている。またこのカバー本体5は、細孔状の紐通し部7を備えて形成されている。この紐通し部7は、生地5aの周縁が内側に折り返されて縫い合わされることにより形成されている。
8は、紐通し部7に通されている紐である。この紐8は、図1Bに示されるように、紐通し部7の開口端から両端8aが引き出されている。
また上記のクッション材6は、この実施形態では面状の小片で形成され、カバー本体5の両側端の上側の隅に縫い付けられている。この実施形態の場合、クッション材6は、縫い付けが容易になるよう、舌片状の突き出し部6aを備え、この突き出し部6aの端縁がカバー本体5の湾曲状の周縁に縫い付けられている。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
先ず、作業者は、裾押え4にカバー本体5を被せる。この場合、作業者は、クッション材6が裾押え4の両側端の上側の隅を覆うよう、カバー本体5を裾押え4に被せ、その後、紐8の両端8aを縛り、カバー本体5を裾押え4にしっかりと装着する。なお、カバーを装着するときは、図2に示されるように、バネを備えた牽引部材9を適宜の位置に複数架け渡し、生地5aにテンションをかけて装着するのが良い。
而して、作業者がシャツ仕上げ機3の運転スイッチを入れると、裾押え4が、シャツ1の裾に向かって傾倒し、人体型2にピタッとフィットした状態で押し付けられる。これにより、シャツ1の裾が固定されると共に、裾押え4の両側端の上側の隅に対応するシャツ1の左右の箇所b(図4参照)が、クッション材6の弾性作用により適度の力で固定される。シャツ1は、この状態で前後一対のプレス鏝3a(図1A参照)でプレスされる。
而して、本考案は、このように裾押え4で人体型2の幅全体を固定でき、またクッション材6で裾押え4の両側端の上側の隅に対応する裾の箇所bを固定できるものである。
従って、本考案によると、脇張りで脇下を確実に張ることができるから、皺a(図6参照)の発生を防止できる。それ故、これによれば、シャツ1のサイズや形態が多種多様な場合でも、脇下に不用意な皺を付けることなく、また大きなコストの増加を招くことなく、シャツ1を綺麗に仕上げることができる。
以上の処において、本考案の場合、クッション材6の厚みや材質、大きさは任意である。なお、クッション材6は、簡単且つ迅速に取り付けできるよう、縫製手段によるのが好ましいが、取り付け手段はこれに限定されるものではない。
1 シャツ
2 人体型
3 シャツ仕上げ機
3a 前後一対のプレス鏝
4 裾押え
5 カバー本体
5a 生地
5b 弾性面状材
6 クッション材
6a 突き出し部
7 紐通し部
8 紐
8a 両端
9 牽引部材

Claims (2)

  1. シャツを立体仕上げするため人体型を起立状に備えたシャツ仕上げ機の裾押えであって、上記の人体型の両側より両側端が食み出る大きさに形成され、装着されるカバーが、上記裾押えの両側端の上側の隅に対応するカバー本体の裏側位置にクッション材を備えて形成されていることを特徴とするシャツ仕上げ機の裾押え。
  2. 請求項1記載のシャツ仕上げ機の裾押えに使用するカバーであって、裾押えの両側端の上側の隅に対応するカバー本体の裏側位置にクッション材を備えて形成されていることを特徴とするカバー。
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