JP3241735U - ブラジャー - Google Patents

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香衣 石井
さやか 馬場
美幸 横内
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Fujibo Holdins Inc
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Abstract

【課題】脇流れを効果的に阻止しつつ、快適性の高いブラジャーを提供する。【解決手段】乳房を収容する前身頃2と、上記前身頃2の装着者側に設けられ、上縁部が前身頃に接合されていないカップ部4と、当該カップ部4の装着者側に設けられたサポート部5とを備えたブラジャー1であって、上記サポート部5を以下の条件で設けた。条件1:S1/S=0.4~0.5(Sは片側のカップ部4の面積、S1はサポート部5の面積)条件2:L1/L=0.4~0.6(Lは片側のカップ部4のバージスライン2eの長さ、L1は上記サポート部5の底辺5dの長さ)条件3:H1/H=0.7~1.0(Hはサポート部5の上辺5cの最高点までの高さ、H1は上辺5cの内側端部までの高さ)条件4:θ=90~110°(θはバージスライン2eとサポート部5の内側辺5aとの角度)。【選択図】図3

Description

本考案はブラジャーに関し、詳しくは乳房を収容する収容部に、脇流れ防止のためのサポート部を設けたブラジャーに関する。
従来、下着として着用されるブラジャーは、装着者の乳房を収容する左右の収容部が形成された前身頃と、装着者の背面側に位置する後見頃と、前身頃よりも装着者側に設けられたカップ部とを備え、また今日では様々な機能性を備えたブラジャーが提供されている。
このような機能性ブラジャーとして、乳房が装着者の側方に流れてしまういわゆる脇流れを阻止するために、弾性を有する生地によって構成されたサポート部を上記カップ部に設けたものが知られている(特許文献1~3)。
特許第3255399号公報 特開平10-251904号公報 実用新案登録第3126836号公報
上記特許文献1~3に示すように、上記サポート部によって乳房の脇流れを防止する提案は様々なされているが、サポート部の形状によっては装着者に圧迫感を与える場合があるため、脇流れを阻止する効果と、快適性とのバランスを両立させることが難しかった。
このような問題に鑑み、本考案は脇流れを効果的に阻止しつつ、快適に装着することが可能なブラジャーを提供するものである。
すなわち本考案にかかるブラジャーは、装着者の乳房を収容する収容部が形成された前身頃と、装着者の背面側に位置する後身頃と、前身頃よりも装着者側に設けられたカップ部と、当該カップ部の両側に設けられたサポート部とを備えたブラジャーにおいて、
上記カップ部の上縁部は前身頃に接合されておらず、かつ、上記サポート部の底辺をカップ部のバージスラインに沿って接合するとともに、上辺をカップ部の上縁部に沿って接合し、
かつ上記サポート部を
条件1: S1/S=0.4~0.5
(Sは片側のカップ部の面積、S1はサポート部の面積)
条件2: L1/L=0.4~0.6
(Lは片側のカップ部のバージスラインの長さ、L1は上記サポート部の底辺の長さ)
条件3: H1/H=0.7~1.0
(Hはサポート部の上辺の最高点までの高さ、H1はサポート部の底辺からサポート部の上辺の内側端部までの高さ)
条件4: θ=90~110°
(θはバージスラインとサポート部の内側辺との角度)
の条件を満たすように設けたことを特徴としている。
上記考案によれば、上縁部が前身頃に接合されていないカップ部にサポート部を設けるとともに、当該サポート部の構成が条件1~4を満たすことにより、脇流れを効果的に阻止しつつ、圧迫などによる不快感をなくした、快適なブラジャーを得ることができる。
ブラジャーの前身頃の正面図 ブラジャーの前身頃の裏面図 サポート部を説明する図
以下、図示実施形態にかかるブラジャー1について説明すると、図1はブラジャー1の前身頃2を正面側から見た図を、図2は前身頃2を前裏面側から見た図を示している。
上記ブラジャー1は、装着者の正面側に位置する前身頃2と、背面側に位置する後身頃(図示せず)と、上記装着者の肩に位置するとともに前身頃2と後身頃とを連結するストラップ部3と、上記前身頃2よりも装着者側に設けたカップ部4(図2参照)と、当該カップ部4よりもさらに装着者側に設けたサポート部5(図2参照:ハッチングにて示す)とから構成されている。
上記構成を有するブラジャー1には、全体的に軽く通気性のよいメッシュ生地を用いており、例えばポリエステル75%、ポリウレタン25%の生地を用いることができる。
このような生地を用いることで、通気性がよく涼しく軽い着用感が得られ、日常生活、夏期などの暑いときのみならず、スポーツ時や睡眠時にも快適なものとなっている。
上記前身頃2は、装着者の乳房の形状に応じて立体的に縫製された複数の生地によって構成され、左右の乳房の位置に形成された収容部2aと、当該収容部2aの下方に設けられたカップ台2bとから構成され、前身頃2の左右両端には、後見頃と接合される外側部2cが形成されている。
左右の収容部2aは中央部分で一体的に連結されており、当該中央部分上方には略V字形の胸繰りが形成されている。また上記外側部2cには後身頃を構成する脇部6が接合され、当該外側部2cの上方には切欠き状の脇繰り2dが形成されている。
上記収容部2aの下部には、乳房の形状に合わせて湾曲したバージスライン2eが形成され、上記カップ台2bはこのバージスライン2eに沿って逢着されている。
図2に示すように、上記カップ台2bの前裏面(装着者側)には、いわゆるマイクロテープと呼ばれる極薄のゴムバンド11がカップ台2bの下辺部に設けられている。
上記ストラップ部3はメッシュ状の生地を二重にしたものとなっており、肩に沿って上記前身頃2と後身頃とを連結するとともに、上記前身頃2の上縁を縁取りするように設けられている。
上記ストラップ部3は一般的なブラジャーのストラップ部に対して幅広に設けられており、広い面積で支えることで装着者への負担がかかりにくく、また安定した装着感が得られるものとなっている。
また左右のストラップ部3の側方外側には、ストラップ部3および上記前身頃2の脇繰り2dに沿って、マイクロテープによる縁取り12が設けられている。
上記カップ部4は、装着者の乳房の形状に応じて立体的に縫製された複数の生地によって構成され、上記前身頃2のバージスライン2e、および左右の外側部2c、脇繰り2dと重合するように構成され、重合部分が縫合されている。
一方、カップ部4の上縁部4aは乳房を収容可能な形状を有しているものの、上記前身頃2に接合されておらず、このようにすることで、装着者の体の動きに対応して乳房がカップ部4からずれにくくなっている。
上記サポート部5は上記カップ部4よりも装着者側に設けられた略五角形の生地となっており、カップ部4の左右両端にそれぞれ設けられたものとなっている。
本実施形態では、サポート部5の中心側に位置する辺を内側辺5a、前身頃2の外側部2cに重合する辺を外側辺5b、カップ部4の上縁部4aに重合する辺を上辺5c、上記パージスライン2eに重合する辺を底辺5d、前身頃2の脇繰り2dに重合する部分を脇繰り部5eと呼ぶ。
サポート部5には弾性を有する生地を用い、より具体的にはいわゆるパワーネット、例えばナイロン75%、ポリウレタン25%によって構成された生地を用いることができる。
また本実施形態では、縦方向の伸度(伸び)が300~400%、横方向の伸度が200~300%のパワーネットを用い、縦方向の伸びが横方向に対して1.5~2倍伸びる性質を有した生地を用いている。
そしてサポート部5は、上記パワーネットを半分に折って二重にして、折り返し部分を上記内側辺5aとし、それ以外の辺は生地を重合させた状態でカップ部4に接合するようになっている。
上記カップ部4の内側に上記サポート部5を設けることで、ブラジャー1を装着した際に乳房が身体の側方に変形してしまう、いわゆる脇流れを防止することができる。
しかしながら、上記サポート部5には弾性を有する生地を使用しているため、装着者に圧迫感を与える恐れがあり、バストの保持性(脇流れ防止)と、着用感の両立をバランスよく成立させる必要がある。
そこで本考案においては、上記サポート部5をカップ部4に対して以下の条件を満たすように設けることで、保持性と着用感とのバランスに優れたブラジャー1を提供するものとなっている。
図3は上記条件を詳細に説明する図となっており、ここでは図示右方のサポート部5(左胸用)を用いて説明する。また以下に示す寸法等は、上記カップ部がつぶれず、またサポート部5が弛まない程度に平台に静置した状態で二次元的に測定する。つまりカップ部4やサポート部5の面積については、立体的な表面積ではなく、平面視における寸法にて面積を測定している。
そして本実施形態のブラジャー1は、上記サポート部5の寸法が以下の第1~第4の条件を満たすように設けられている。
条件1: S1/S=0.4~0.5
(Sは片側のカップ部4の面積、S1はサポート部5の面積)
条件2: L1/L=0.4~0.6
(Lは片側のカップ部4のバージスライン2eの長さ、L1は上記サポート部5の底辺5dの長さ)
条件3: H1/H=0.7~1.0
(Hはサポート部5の上辺5cの最高点までの高さ、H1はサポート部5の底辺5dからサポート部5の上辺5cの内側端部までの高さ)
条件4: θ=90~110°
(θはバージスライン2eとサポート部5の内側辺5aとの角度)
上記第1の条件について、カップ部4の面積Sとサポート部5の面積S1との比が40%未満であると、サポート部5による乳房の保持機能が十分に得られず、逆に60%を超えると、サポート部5によって乳房がつぶされてしまい、装着者に圧迫感を与えることとなる。
上記第1の条件に加えて上記第2~第4の条件を加味することで、上記サポート部5の内側辺5aが乳房のバストトップよりも外側に位置するようになり、かつ保持性と着用感とのバランスを最適なものとすることができる。
例えば第2条件の値が0.6を超えたり、第3条件の値が1.0を超えると、サポート部5の内側辺5aがバストトップにかかる恐れがあり、逆に上記範囲を下回る場合には、脇寄せ効果が十分に得られなくなる。
また条件4についても、傾斜が大きくなる(110°を超える)場合には、十分な脇寄せ効果が得られないこととなる。なお条件4については、より好ましくはθ=100~105°の範囲とすることが望ましい。
なお、本実施形態で説明したブラジャー1はいわゆるスポーツブラとなっているが、上記カップ部4の上縁が本体部に接合されていない構成であれば、他の構成を有したブラジャー1にも適用可能であり、また本考案においてブラジャー1には、ブラジャー1機能を備えたキャミソールや、同じ構成を有する水着も含まれるものとする。
1 ブラジャー 2 前身頃
2e バージスライン 4 カップ部
4a 上縁部 5 サポート部
5a 内側辺

Claims (1)

  1. 装着者の乳房を収容する収容部が形成された前身頃と、装着者の背面側に位置する後身頃と、前身頃よりも装着者側に設けられたカップ部と、当該カップ部の両側に設けられたサポート部とを備えたブラジャーにおいて、
    上記カップ部の上縁部は前身頃に接合されておらず、かつ、上記サポート部の底辺をカップ部のバージスラインに沿って接合するとともに、上辺をカップ部の上縁部に沿って接合し、
    かつ上記サポート部を
    条件1: S1/S=0.4~0.5
    (Sは片側のカップ部の面積、S1はサポート部の面積)
    条件2: L1/L=0.4~0.6
    (Lは片側のカップ部のバージスラインの長さ、L1は上記サポート部の底辺の長さ)
    条件3: H1/H=0.7~1.0
    (Hはサポート部の上辺の最高点までの高さ、H1はサポート部の底辺からサポート部の上辺の内側端部までの高さ)
    条件4: θ=90~110°
    (θはバージスラインとサポート部の内側辺との角度)
    の条件を満たすように設けたことを特徴とするブラジャー。
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