JP3241548U - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 室内でもより高い抗菌・防臭・防汚機能を有し、より快適な屋内空間を提供することのできる照明器具を提供する。【解決手段】 紫外線を発する光源と、前記光源の外側に配された第1シェードと、前記第1シェードの外側に配された第2シェードと、を備える照明器具であって、前記光源、前記第1シェード、前記第2シェードは、それぞれその表面に光触媒が塗布されていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、光触媒による空気浄化機能等を有する照明器具に関するものである。
光触媒技術の開発や応用が進み、様々な製品に光触媒材料が使用されるようになってきた。照明器具に光触媒材料を適用したものも提案されてあり、例えば、ランプシェードにチタン酸化物などの光触媒を含有させて、消臭、除菌等の効果を奏させた技術が特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記文献に記載の構成による光触媒は、紫外線領域の波長による励起光であるため、紫外線の少ない室内では十分な機能が得られるものではなかった。
本考案は、室内でもより高い抗菌・防臭・防汚機能を有し、より快適な屋内空間を提供することのできる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、紫外線を発光する光源と前記光源の外側に配された第1シェードと前記第1シェードの外側に配された第2シェードとを備える照明器具であって、前記光源、前記第1シェード、前記第2シェードは、それぞれその表面に光触媒が塗布されていることを特徴とする。
上記した本考案によれば、紫外線の少ない室内でもより高い抗菌・防臭・防汚機能を有する照明器具を実現することができる。
以下、実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。まず、図1は、実施例1に関わる照明器具の断面図である。
照明器具1はスタンド型の照明器具であり、光源2、第1シェード3、第2シェード4とを備える。光源2は、LED電球で構成され、LED電球は紫外線(波長:320nm~420nm)を発光する紫外線LED素子のほか、青色LED素子(波長:440nm~480nm)、緑色LED素子(波長:510nm~545nm)、赤色LED素子(波長:610nm~670nm)を備え、紫外線と白色光とを発する。
光源2はさらに、樹脂やガラスなど紫外線を透過可能な材料で構成されるカバー5を備える。カバー5は、その外側表面に光触媒のチタン酸化物(不図示)が塗布されている。
そして、紫外線LED素子から発せられカバー5を透過した紫外線は、カバー5表面のチタン酸化物に吸収されるがその際に光触媒反応がおこり、カバー5に付着した汚れや菌などが分解される。これにより抗菌、防臭、防汚などの効果が得られる。
そして、紫外線LED素子から発せられカバー5を透過した紫外線は、カバー5表面のチタン酸化物に吸収されるがその際に光触媒反応がおこり、カバー5に付着した汚れや菌などが分解される。これにより抗菌、防臭、防汚などの効果が得られる。
第1シェードと第2シェードはいずれも和紙で構成され、両者ともに上端および下端が開口の円筒もしくは方形であり、光源2の周りを覆うように設置されている。第1シェードと第2シェードの内側および外側表面にはそれぞれ光触媒が塗布されている。第1シェードにはチタン酸化物が塗布され、第2シェードにはチタンアパタイトが塗布されている。このように、第1、第2シェードのそれぞれに、光触媒を塗布することで、カバー5と同様に第1、第2シェード上でも、光源1からの紫外線により光触媒反応がおこり、抗菌、防臭、防汚などの効果が得られる。
チタンアパタイトは、カルシウムハイドロキシアパタイトのCaの一部をチタンで置換した化学構造を有し、チタン酸化物とアパタイトとを結合したもので構成されている。アパタイトには有機物を吸着する効果があり、吸着された有機物がチタン酸化物の光触媒機能で分解されるため抗菌、防臭、防汚などの機能を持つ。
このように光源表面と二つのシェード表面の3か所に光触媒を配し、光触媒反応が発生する面積を大きくしたことでより高い効果を得られるようにしたものである。
このように光源表面と二つのシェード表面の3か所に光触媒を配し、光触媒反応が発生する面積を大きくしたことでより高い効果を得られるようにしたものである。
図2は、実施例2に係る照明器具の断面図である。照明器具1はシーリングライトなどの天井から吊り下げるタイプの照明器具で、円筒形の第1シェード3、半球状の第2シェード4有している。実施例1と同様に、光源2を備え、光源2は紫外線を発し、光源2のカバー5、第1シェード3、第2シェード4の表面には、チタン酸化物やチタンアパタイトの光触媒が塗布され、それぞれの表面で光触媒反応による抗菌、防臭、防汚などの効果が得られるようになっている。
なお、シェードの形状には、角筒も採用可能である。さらに、蛇腹状や装飾性のある多面体を複数組み合わせたものを採用することで、デザイン性や美術性の向上にあわせて、光触媒反応の発生面積を大きくしてより大きな効果が得られるようにすることも可能である。
なお、光源としては、LED光源のほか、蛍光灯、白熱灯なども採用可能である。また、シェードの素材としては、和紙のほか、布や不織布、樹脂なども採用可能である。
光触媒のチタン酸化物やチタンアパタイトを塗布する方法としては、各触媒粉末を含む溶液を塗布する方法や、印刷機を用いた塗布(印刷)などの方法が採用可能である。また、光触媒としては、チタン酸化物やチタンアパタイトのほか、チタン以外の鉱物等を利用した光触媒を利用してもよい。
光触媒のチタン酸化物やチタンアパタイトを塗布する方法としては、各触媒粉末を含む溶液を塗布する方法や、印刷機を用いた塗布(印刷)などの方法が採用可能である。また、光触媒としては、チタン酸化物やチタンアパタイトのほか、チタン以外の鉱物等を利用した光触媒を利用してもよい。
本考案は照明器具を製造する産業で利用される。
1 照明器具
2 光源
3 第1シェード
4 第2シェード
5 カバー
2 光源
3 第1シェード
4 第2シェード
5 カバー
Claims (3)
- 紫外線を発する光源と、前記光源の外側に配された第1シェードと、前記第1シェードの外側に配された第2シェードと、を備える照明器具であって、
前記光源、前記第1シェード、前記第2シェードは、それぞれその表面に光触媒が塗布されていることを特徴とする照明器具。 - 前記光触媒は、チタン酸化物で構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
- 前記光源と前記第1シェードとが備える前記光触媒はチタン酸化物で構成され、前記第2シェードが備える前記光触媒はチタンアパタイトで構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000338U JP3241548U (ja) | 2023-01-20 | 2023-01-20 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023000338U JP3241548U (ja) | 2023-01-20 | 2023-01-20 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3241548U true JP3241548U (ja) | 2023-04-12 |
Family
ID=85801546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023000338U Active JP3241548U (ja) | 2023-01-20 | 2023-01-20 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3241548U (ja) |
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2023
- 2023-01-20 JP JP2023000338U patent/JP3241548U/ja active Active
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