JP3241544U - 搾乳器用搾乳カップ及び搾乳器 - Google Patents

搾乳器用搾乳カップ及び搾乳器 Download PDF

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Abstract

【課題】搾乳器用搾乳カップ及び搾乳器を提供し、従来技術における搾乳器の各部材の構成が比較的分散して占有空間が比較的大きいという問題を解決することを課題とする。【解決手段】本考案の搾乳カップは、カップ本体を備え、カップ本体内に貯留室及びT字継手が設けられ、貯留室の前端に流出口が設けられ、T字継手が貯留室内に位置し、T字継手の3つの接続口がそれぞれ搾乳接続口、流動接続口及び負圧接続口であり、T字継手の負圧接続口がカップ本体と一体に設けられて、T字継手の負圧接続口が外部に連通する。搾乳器は、上述した搾乳器用搾乳カップと、ホストとを備え、ホストがハウジングを備え、ホストが半円形取付板の後側とカップ本体の上面板の上側とにより形成される空間内に設けられて、ホストのハウジングとカップ本体とが一緒に半球面を構成する。T字継手がカップ本体と一体に設けられ、空間を節約し、体積を縮小し、集積化程度が高く、隠れ式搾乳器の簡単で高効率で且つ低価格の技術的手段を実現する。【選択図】図1

Description

本開示は、搾乳器の技術分野に属し、具体的には搾乳器用搾乳カップ及び搾乳器に関する。
搾乳器は、乳腺にたまった母乳を搾乳するための手段であり、赤ちゃんが母乳を直接吸引することができない時に、搾乳器を用いて乳腺にたまった母乳を搾乳する必要がある。技術の進歩及び母親らの搾乳に対する要求の向上に伴い、いくつかの内蔵や隠れ式搾乳用の電動搾乳器が出ていたが、従来の隠れ式搾乳器部材の構成が比較的分散しており、プロセスが複雑であるため、この種類の搾乳器のコストが高すぎて、普及して使用することができなくて、又は占有空間が比較的大きくて、携帯、使用や取付などが不便となり、大規模の低コストの量産を実現することが困難となる。
本開示は、搾乳器用搾乳カップ及び搾乳器を提供し、従来技術における搾乳器の各部材の構成が比較的分散して占有空間が比較的大きいという問題を解決することを目的とする。
上述した技術的課題を解決するために、本開示は次の技術的手段を採用する。
搾乳器用搾乳カップは、カップ本体を備え、カップ本体内に貯留室及びT字継手が設けられ、貯留室の前端に流出口が設けられ、T字継手が貯留室内に位置し、T字継手の3つの接続口がそれぞれ搾乳接続口、流動接続口及び負圧接続口であり、T字継手の負圧接続口がカップ本体と一体に設けられる。
さらに改善される技術的手段としては、搾乳器用搾乳カップは、前端が大径で後端が小径のラッパ状である搾乳部をさらに備え、搾乳部の後端開口がT字継手の搾乳接続口にシール接続されて連通し、搾乳部の前端がカップ本体の前端に着脱可能に接続されて搾乳部が貯留室の流出口を密封して塞ぐ。
本開示における搾乳部の前端がカップ本体の前端と着脱可能に接続されて搾乳部が貯留室の流出口を密封して塞ぐ。搾乳部とカップ本体とを集積して空間を節約する一方、搾乳部は搾乳を機能するとともに、貯留室の流出口のキャップとして使用され、乳汁を容易に取り出し、部材を節約し、さらに空間を最適化し、集積化程度が高く、また、搾乳部のサイズが交換可能で、汎用性を向上させる。
さらに改善される技術的手段としては、前記カップ本体は、上部の上面板、下部の弧状板及び後部の後端板から構成され、カップ本体の前端が半円形の流出口であり、流出口に半円形取付板が上向きに延び、半円形取付板の縁部と弧状板の前縁部とは環状縁を一緒に構成し、搾乳部の前端がカップ本体の環状縁と着脱可能に接続される。
この構造を用いることにより、半円形取付板の後側とカップ本体の上面板の上側とにホストを取り付ける空間が形成され、構造全体をコンパクトにすることができる。また、カップ本体の前端が半円形の流出口であり、貯留室全体の前端が流出口であるため、貯留室を容易に洗浄する。
さらに改善される技術的手段としては、前記T字継手は上面板と後端板との接続箇所に位置し、搾乳接続口の開口が前向きに設けられ、流動接続口の開口が斜めに下向きに設けられ、水平に前向きに設けられ又は鉛直に下向きに設けられ、負圧接続口の開口が上に向いて上面板を貫通し、負圧接続口の開口縁部が上面板と一体に設けられ、負圧接続口の後端面が後端板と一体に設けられ、前記搾乳接続口及び流動接続口が貯留室内に懸架され、負圧接続口の内部がエアバッグ溝である。
流動接続口の開口が斜めに下向きに設けられる場合に、最適な角度であり、流動接続口内に乳汁がたまることない一方、ダックビル弁に接続される場合に、ダックビル弁が比較的低い位置に配置されることが可能であり、回転した後に、貯留室の内壁から衝突を受けて変形することもなく、ダックビル弁を比較的低い位置に配置することにより、エアバッグ溝の深さを向上させることができ、エアバッグの変形空間を増大することにより、搾乳の吸引力及び効果を向上させ、また、流動接続口の開口が斜めに下向きに設けられる場合に、洗浄死角の発生を防止して、洗浄を容易にすることができる。
さらに改善される技術的手段としては、環状縁が外方に向かって折り返されて環状フランジを形成し、搾乳部の前端の縁部が外方に向かって折り返されて横断面がU字状の環状係止溝となり、前記環状係止溝が環状フランジに密封して係合し、前記半円形取付板の前面とカップ本体の上面板の内面とには、搾乳部の外側壁に合致する逃げ溝がそれぞれ設けられる。前記搾乳部の材質が弾性のあるゴムであり、搾乳部とカップ本体の内壁との間に隙間が保留する。
搾乳部は弾性のあるゴムを用い、使用者が着用する際に快適となり、搾乳部とカップ本体の内壁との間に隙間が保留し、搾乳部に変形する空間が保留し、使用者が自分の乳房の形状によって所定の調整空間を持ち、搾乳部の前端縁部とカップ本体の前端縁部とは環状係止溝及び環状フランジにより着脱可能に密着され、流出口を容易に開放し、母乳を容易に取り出す。
さらに改善される技術的手段としては、前記T字継手の流動接続口に一方向ダイヤフラム弁が設けられる。貯留室内の母乳が揺動のため流動接続口から飛び出すことを防止することができる。
さらに改善される技術的手段としては、前記T字継手の流動接続口にゴム製のダックビル弁が設けられる。貯留室内の母乳が揺動のため流動接続口から飛び出すことを防止することができる。
他の態様において、本開示は、上述した搾乳器用搾乳カップと、ホストとを備え、ホストがハウジングを備え、ホストが半円形取付板の後側とカップ本体の上面板の上側とにより形成される空間内に設けられて、ホストのハウジングとカップ本体とが一緒に半球面を構成する搾乳器をさらに提供する。
本技術的手段において、ホストが半円形取付板の後側と上面板の上側とにより形成される空間内に設けられ、ホストのハウジングとカップ本体とが半球面を一緒に構成し、ホストの位置設置により構造全体を比較的コンパクトにし、空間を節約し、使いやすい一方、ホストのハウジングとカップ本体とが半球面を一緒に構成し、使用者が使用時に着用しやすく、片手で手持ち操作ができ、ブラジャー内にも収納でき、隠蔽性に優れている。
さらに改善される技術的手段としては、ホストは前面板と底面板とから構成されるL字状の取付台をさらに備え、取付台の前面板がカップ本体の半円形取付板と接合され、取付台の底面がカップ本体の上面板の上側に接合され、取付台とハウジングとの間に取付室が形成され、取付室内に制御基板、電源、負圧手段、エア抜き弁及びエアバッグが設けられ、負圧接続口の内部がエアバッグ溝であり、エアバッグの上端に開口が設けられて開口が外方に折り返されて一回りの横断面がU字状の楕円形係止溝となり、エアバッグの開口の楕円形係止溝が負圧接続口の開口の上端縁に係合し、取付台の下面に押さえ枠が設けられて押さえ枠の周囲に溝が設けられ、押さえ枠がエアバッグの開口内に密封して嵌合されてエアバッグの上端が溝内に密封して嵌合され、エア抜き弁のエア管及び負圧手段のエア管がそれぞれ押さえ枠を貫通してエアバッグの内部に連通し、電源、負圧手段及びエア抜き弁が制御基板にそれぞれ接続され、制御基板にハウジングの上面に位置する操作ボタンユニットが設けられ、エア抜き弁及び負圧手段がエア管を介してエアバッグに連通し、前記エアバッグが負圧接続口内に位置して負圧接続口の開口を密封し、前記エアバッグの内側壁に補強リブが設けられる。
制御基板により負圧手段及びエア抜き弁の動作を制御し、エアバッグを真空引き又はエア入れさせ、母乳を吸引する必要がある場合に、搾乳部が乳房にあてがわれることで、エアバッグが真空引きされ、エアバッグが扁平状態にあり、体積が縮小することにより、搾乳部と乳房との間に負圧を発生させて、母乳を搾乳し、エアバッグ内にエアを入れる場合に、エアバッグがそれ自体の弾性力及び空気圧の作用で復元して、補強リブを設けることにより、エアバッグの復元効果がさらに優れる。
押さえ枠がエアバッグをエアバッグ溝内に固定してエアバッグを密封する役割を果たすだけではなく、ホストを前後左右に位置決めして位置規制する役割をさらに果たし、押さえ枠がエアバッグの開口内に密着に嵌合される場合に、ホストと搾乳器とを固定する役割を果たし、着脱が容易である。
さらに改善される技術的手段としては、前記操作ボタンユニットは、スタートスイッチボタン、強化ボタン及び弱化ボタンを備え、前記電源がリチウム電池であり、リチウム電池に電源インタフェースが接続される。
本開示において、T字継手とカップ本体とが一体に設けられ、従来のT字継手とカップ本体とが一体に組み付けられることに比べ、構造がより簡単で、空間を節約し、体積を縮小し、隠れ式搾乳器の簡単で高効率且つ低価格の技術的手段を実現し、また、着脱しやすく、構造がよりコンパクトとなり、組立による隙間を減らし、細菌の繁殖を避け、かつ洗浄が容易である。負圧接続口により負圧手段に連通して、負圧により搾乳部に乳汁を搾乳させるとともに、搾乳した乳汁を流動接続口を介して貯留室に流入することができ、構造がコンパクトであり、集積化程度が高く、使いやすい。
以下、本開示の実施例の技術的手段をより明確に説明するために、実施例に必要な図面を簡単に紹介するが、以下の図面は、本開示のいくつかの実施例を示したものに過ぎず、本開示の範囲を限定するものとみなされるべきではなく、当業者にとっては、創造的努力なしにこれらの図面から他の関連図面を得ることもできることは明らかである。
本開示に係る一カップ本体の第1視点の構造概略図である。 本開示に係る一カップ本体の断面構造概略図である。 本開示に係る一カップ本体の第2視点の構造概略図である。 本開示に係る他のカップ本体の構造概略図である。 本開示に係る搾乳部の構造概略図である。 本開示に係る搾乳部の断面構造概略図である。 本開示に係るカップ本体に搾乳部及びエアバッグが取り付けられた構造概略図である。 本開示に係る一ダックビル弁の構造概略図である。 本開示に係るダックビル弁の替わりに一方向ダイヤフラム弁を用いたときに、カップ本体の断面構造概略図である。 本開示に係る搾乳器の第1視点の構造概略図である。 本開示に係る搾乳器の第2視点の構造概略図である。 本開示に係る搾乳器の分解構造概略図である。 本開示に係る搾乳器からハウジングを外した構造概略図である。 本開示に係るエアバッグの構造概略図である。 本開示に係るホストの構造概略図である。
以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術的手段を明確かつ完全に説明する。ここで記載する具体的な実施例は本開示を解釈するためのものに過ぎず、本開示を限定するためのものではないことを理解されたい。本開示の実施例に基づき、当業者が創造的努力なしに取得したすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属している。
図1及び図2に示すように、搾乳器用搾乳カップは、カップ本体1を備え、カップ本体1内に貯留室11及びT字継手が設けられ、貯留室11の前端に流出口が設けられ、T字継手が貯留室11内に位置し、T字継手の3つの接続口がそれぞれ搾乳接続口51、流動接続口53及び負圧接続口52であり、T字継手の負圧接続口52がカップ本体と一体に設けられる。
上述した技術的手段に基づき、図1~図7に示すように、搾乳器用搾乳カップは、前端が大径で後端が小径のラッパ状である搾乳部2をさらに備え、搾乳部2の後端開口がT字継手の搾乳接続口51にシール接続されて連通し、具体的な方法は、搾乳部2がゴム部材を用い、搾乳部2の後端開口がT字継手の搾乳接続口51に密着に嵌設され、搾乳部2の前端がカップ本体の環状縁に着脱可能に接続されて搾乳部2が貯留室11の流出口を密封して塞ぐ。
搾乳部2の前端がカップ本体の前端と着脱可能に接続されて搾乳部が貯留室の流出口を密封して塞ぐ。
図2、図3及び図?に示すように、上述した技術的手段に基づき、実施可能な構成として、前記カップ本体は、上部の上面板14、下部の弧状板15及び後部の後端板16から構成され、着用時の快適さを向上させるために、前記下部の弧状板15が後部の後端板16と滑らかに移行し、カップ本体の前端が半円形の流出口であり、流出口に半円形取付板12が上向きに延び、半円形取付板12の縁部と弧状板15の前縁部とは環状縁を一緒に構成し、搾乳部2の前端がカップ本体1の環状縁と着脱可能に接続される。上面板14が好ましくは平板であり、後端板16が平板であってもよいし、弧状板15とともに1/4球面を構成する凸面板であってもよい。
図1~図3に示すように、上述した技術的手段に基づき、前記T字継手は上面板14と後端板16との接続箇所に位置し、搾乳接続口51の開口が前向きに設けられ、流動接続口53の開口が斜めに下向きに設けられ(図1~図3参照)、水平に前向きに設けられ(図示せず)又は鉛直に下向きに設けられ(図4参照)、負圧接続口52の開口が上に向いて上面板14を貫通し、負圧接続口52の開口縁部が上面板14と一体に設けられ、負圧接続口52の後端面が後端板16と一体に設けられ、前記搾乳接続口51及び流動接続口53が貯留室11内に懸架され、負圧接続口52の内部がエアバッグ溝である。エアバッグの接続の頑丈性を向上させるために、負圧接続口52の開口の外側壁に係止ブロック521が設けられてもよい。
図3、図6及び図7に示すように、上述した技術的手段に基づき、搾乳部2の前端がカップ本体1の環状縁と着脱可能に接続され、具体的な方法は、環状縁が外方に向かって折り返されて環状フランジ13を形成し、搾乳部2の前端の縁部が外方に向かって折り返されて横断面がU字状の環状係止溝21となり、前記環状係止溝21が環状フランジ13に密封して係合し、前記半円形取付板12の前面とカップ本体の上面板14の内面とには、搾乳部2の外側壁に合致する逃げ溝17がそれぞれ設けられる。
上述した技術的手段に基づき、前記搾乳部2の材質が弾性のあるゴムであり、搾乳部2とカップ本体の内壁との間に隙間が保留し、搾乳部2の前端の縁部が外方に折り返されて横断面がU字状の環状係止溝21となり、前記カップ本体の前端縁部に環状フランジ13が設けられ、前記環状係止溝21が環状フランジ13に密封して係合する。
図8に示すように、上述した技術的手段に基づき、前記T字継手の流動接続口にゴム製のダックビル弁4が設けられる。具体的には、一方法として、図1、図2及び図8に示すように、T字継手の流動接続口53はエアバッグ溝の底部の前方に設けられる開口であり、ダックビル弁4の上端が流動接続口53に係合する円形管であり、円形管の端部には、流動接続口53に係止するための係止溝41が設けられ、下部が横断面の逐次に低減する扁平管であり、ダックビル弁4の開口が斜めに前向きに設けられる。他の方法として、図4に示すように、流動接続口53は1本の導管であり、ダックビル弁4の上端が流動接続口53に係合する円形管であり、下部が横断面の逐次に低減する扁平管である。負圧状態では、T字継手内の空気圧が貯留室11内の空気圧よりも低いため、ダックビル弁4が閉じ状態にあり、非負圧状態では、ダックビル弁4が母乳を貯留室11に流入させることができる。
図9に示すように、流動接続口53にダックビル弁4を用いることに加えて、T字継手の流動接続口に一方向ダイヤフラム弁が設けられてもよく、実行可能であるがこれに限定されない具体的な構成として、一方向ダイヤフラム弁はゴムダイヤフラム9と、ゴムダイヤフラム9に設けられる挿通ブロック91とから構成され、流動接続口53には、挿通ブロック91と密着に嵌合する挿通孔が設けられ、流動接続口53にゴムダイヤフラム支持フレームが設けられる。負圧状態では、T字継手内の空気圧が貯留室11内の空気圧よりも低いため、ゴムダイヤフラム9が流動接続口に当接して塞ぎ、非負圧状態では、母乳の重力作用でゴムダイヤフラム9を開放し、母乳を貯留室11に流入させることができる。
図2、図10、図11及び図12に示すように、搾乳器は、実施例1に記載の搾乳器用搾乳カップと、ホスト6とを備え、ホスト6がハウジング61を備え、ホスト6が半円形取付板12の後側とカップ本体の上面板14の上側とにより形成される空間内に設けられて、ホスト6のハウジング61とカップ本体とが一緒に半球面を構成する。
図2、図10~図15に示すように、上述した技術的手段に基づき、ホスト6は前面板と底面板とから構成されるL字状の取付台8をさらに備え、取付台8の前面板がカップ本体の半円形取付板12と接合され、取付台8の底面がカップ本体の上面板14の上側に接合される。
図1~図15に示すように、取付台8とハウジング61との間に取付室が形成され、取付室内に制御基板67、電源65、負圧手段66、エア抜き弁68及びエアバッグ3が設けられ、エアバッグ3がU字状溝であって上端に開口され、エアバッグ3の上端に開口が設けられて開口が外方に折り返されて一回りの横断面がU字状の楕円形係止溝31となり、エアバッグ3の開口の楕円形係止溝31が負圧接続口52の開口の上端縁に係合し、取付台8の下面に押さえ枠71が設けられて押さえ枠71の周囲に溝72が設けられ、押さえ枠71がエアバッグ3の開口内に密封して嵌合されてエアバッグ3の上端が溝72内に密封して嵌合され、エア抜き弁68のエア管及び負圧手段66のエア管がそれぞれ押さえ枠71を貫通してエアバッグ3の内部に連通し、電源65、負圧手段66及びエア抜き弁68が制御基板67にそれぞれ接続され、制御基板67には、ハウジング61の上面に位置する操作ボタンユニット62が設けられる。制御基板67が従来の電動搾乳器の制御基板67と同様であるため、ここではその説明を省略する。
エア抜き弁68及び負圧手段66がエア管を介してエアバッグ3に連通し、前記エアバッグ3が負圧接続口52内に位置して負圧接続口52の開口を密封する。
前記エアバッグ3の内側壁に補強リブが設けられる。
図13に示すように、上述した技術的手段に基づき、前記操作ボタンユニット62は、スタートスイッチボタン、強化ボタン及び弱化ボタンを備えるが、これらに限定されるものではなく、実際の必要に応じて対応して設置することができる。
電源65は乾電池パック、リチウム電池などであってもよく、好ましい技術的手段として、前記電源がリチウム電池であり、リチウム電池は充電ケーブルを介して充電用の充電ポート63に接続され、電源65のインタフェースがホスト6のハウジング61に設けられる。
なお、負圧手段66は、一種類に限定されるものではなく、エアバッグ3内のエアを抽出可能にする従来手段である限り、本開示の保護範囲内に属しており、それが従来手段を採用すればよく、改善するところがなく、ここではその説明を省略するが、エアバッグ3が負圧状態であって復元する必要がある場合に、エア抜き弁68を用いてエアバッグ3内にエアを注入する。
以下、動作原理を参照しながら、本開示をさらに説明する。
図1~図15に示すように、使用者は搾乳部2を乳房に当接し、スタートスイッチボタンをオンにし、次いで負圧手段66がエアバッグ3の真空引きを開始し、強化ボタン及び弱化ボタンにより真空引きの程度を調整することにより、搾乳部2の乳房に対する吸引力の大きさを調整し、搾乳した母乳が搾乳接続口51を介して流動接続口に入り、負圧作用のため、ダックビル弁4が緊密に閉じた状態にあり、エアバッグ3がエア抜き弁68にエアを入れることにより、負圧がなくなり、母乳がダックビル弁4を通じて貯留室11内に流入し、上述したステップを繰り返し、母乳の吸引が終了した後に、搾乳部2を搾乳カップから取り外し、流出口を開き、母乳を注ぎ、搾乳カップの搾乳部2及びカップ本体を洗浄し、貯留室11の前端面全体が流出口であるため、流出口が大きく、貯留室11を容易に洗浄する。
本開示は、上記の代替的な実施形態に限定されるものではなく、本開示の教示に照らしていわゆる当業者によって他の様々な形態の製品を得ることができる。ただし、その形状や構造の変更に関係なく、本開示の特許請求の範囲に含まれる技術的手段を有するものであれば、本開示の保護範囲に含まれるべきである。
1 カップ本体
11 貯留室
12 半円形取付板
13 環状フランジ
14 上面板
15 弧状板
16 後端板
17 逃げ溝
2 搾乳部
21 環状係止溝
3 エアバッグ
31 楕円形係止溝
4 ダックビル弁
51 搾乳接続口
52 負圧接続口
521 係止ブロック
53 流動接続口
6 ホスト
61 ハウジング
62 操作ボタンユニット
63 充電ポート
64 エアノズル
65 電源
66 負圧手段
67 制御基板
68 エア抜き弁
71 押さえ枠
72 溝
8 取付台

Claims (10)

  1. カップ本体を備え、カップ本体内に貯留室及びT字継手が設けられ、貯留室の前端に流出口が設けられ、T字継手が貯留室内に位置し、T字継手の3つの接続口がそれぞれ搾乳接続口、流動接続口及び負圧接続口であり、T字継手の負圧接続口がカップ本体と一体に設けられることを特徴とする搾乳器用搾乳カップ。
  2. 前端が大径で後端が小径のラッパ状である搾乳部をさらに備え、搾乳部の後端開口がT字継手の搾乳接続口にシール接続されて連通し、搾乳部の前端がカップ本体の前端に着脱可能に接続されて搾乳部が貯留室の流出口を密封して塞ぐことを特徴とする請求項1に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  3. 前記カップ本体は、上部の上面板、下部の弧状板及び後部の後端板から構成され、カップ本体の前端が半円形の流出口であり、流出口に半円形取付板が上向きに延び、半円形取付板の縁部と弧状板の前縁部とは環状縁を一緒に構成し、搾乳部の前端がカップ本体の環状縁と着脱可能に接続されることを特徴とする請求項2に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  4. 前記T字継手は上面板と後端板との接続箇所に位置し、搾乳接続口の開口が前向きに設けられ、流動接続口の開口が斜めに下向きに設けられ、水平に前向きに設けられ又は鉛直に下向きに設けられ、負圧接続口の開口が上に向いて上面板を貫通し、負圧接続口の開口縁部が上面板と一体に設けられ、負圧接続口の後端面が後端板と一体に設けられ、前記搾乳接続口及び流動接続口が貯留室内に懸架され、負圧接続口の内部がエアバッグ溝であることを特徴とする請求項3に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  5. 環状縁が外方に向かって折り返されて環状フランジを形成し、搾乳部の前端の縁部が外方に向かって折り返されて横断面がU字状の環状係止溝となり、前記環状係止溝が環状フランジに密封して係合し、前記半円形取付板の前面とカップ本体の上面板の内面とには、搾乳部の外側壁に合致する逃げ溝がそれぞれ設けられ、
    前記搾乳部の材質が弾性のあるゴムであり、搾乳部とカップ本体の内壁との間に隙間が保留することを特徴とする請求項3に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  6. 前記T字継手の流動接続口に一方向ダイヤフラム弁が設けられることを特徴とする請求項1に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  7. 前記T字継手の流動接続口にゴム製のダックビル弁が設けられることを特徴とする請求項1に記載の搾乳器用搾乳カップ。
  8. 請求項3~6のいずれか一項に記載の搾乳器用搾乳カップと、ホストとを備え、ホストがハウジングを備え、ホストが半円形取付板の後側とカップ本体の上面板の上側とにより形成される空間内に設けられて、ホストのハウジングとカップ本体とが一緒に半球面を構成することを特徴とする搾乳器。
  9. ホストは前面板と底面板とから構成されるL字状の取付台をさらに備え、取付台の前面板がカップ本体の半円形取付板と接合され、取付台の底面がカップ本体の上面板の上側に接合され、
    取付台とハウジングとの間に取付室が形成され、取付室内に制御基板、電源、負圧手段、エア抜き弁及びエアバッグが設けられ、エアバッグの上端に開口が設けられて開口が外方に折り返されて一回りの横断面がU字状の楕円形係止溝となり、エアバッグの開口の楕円形係止溝が負圧接続口の開口の上端縁に係合し、取付台の下面に押さえ枠が設けられて押さえ枠の周囲に溝が設けられ、押さえ枠がエアバッグの開口内に密封して嵌合されてエアバッグの上端が溝内に密封して嵌合され、エア抜き弁のエア管及び負圧手段のエア管がそれぞれ押さえ枠を貫通してエアバッグの内部に連通し、
    電源、負圧手段及びエア抜き弁が制御基板にそれぞれ接続され、制御基板には、ハウジングの上面に位置する操作ボタンユニットが設けられ、
    エア抜き弁及び負圧手段がエア管を介してエアバッグに連通し、前記エアバッグが負圧接続口内に位置して負圧接続口の開口を密封し、
    前記エアバッグの内側壁に補強リブが設けられることを特徴とする請求項8に記載の搾乳器。
  10. 前記操作ボタンユニットは、スタートスイッチボタン、強化ボタン及び弱化ボタンを備え、前記電源がリチウム電池であり、リチウム電池に電源インタフェースが接続されることを特徴とする請求項9に記載の搾乳器。

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