JP3241510U - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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Abstract

【課題】生地を噛み込み難くしながらも、上下の両側から操作可能なスライドファスナー用スライダーを提供すること。【解決手段】スライダーは、上下に間隔を空けて配置された上板2及び下板3と、上板の上面から突出して後方に延びる上柱4と、下板の下面から突出して後方に延びる下柱5と、上板と下板とを互いの前側で連結する連結柱6とを備える。その上で、連結柱の位置において、下板の前後方向の長さL4を上板の前後方向の長さL3よりも短くし(L4<L3)、生地を噛み込み難くした。また下柱の前後方向の長さL2を上柱の前後方向の長さL1よりも短くし(L2<L1)、上柱4の上先端部43を上板2の上面に対向させ、下柱5の下先端部53を下板3の下面に対向させるようにしたので、引手を上柱4と下柱5に取り付けることが可能となり、スライダーの上下から引手で操作可能となる。【選択図】 図1

Description

本考案は、上下の両側から操作可能なスライドファスナー用スライダーに関する。
引手を上側にのみ取り付けたスライダーが下記の特許文献1に開示されている。このスライダーは、エレメント路を左右に分岐するための案内柱の位置において、下翼板の前後方向の長さを上翼板の前後方向の長さよりも短くする形態にしてある。この形態によってこのスライダーは、スライドファスナーを閉じる際、スライドファスナーが取り付けられた物品の生地を噛み込み難くしてある。またこのスライダーは上翼板の上面に半環状の引手連結柱を備えている。図面から判断すると、引手連結柱は上翼板の上面の上下から突出する突起部に固定したものであり、上翼板から突出するものではない。つまり引手連結柱はスライダーの本体部分とは別々に成形されたものである。以後、スライダーの本体部分はスライダー胴体、案内柱は連結柱、下翼板は下板、上翼板は上板と称することにする。
引手を上下に取り付けるためのスライダーが下記の特許文献2に開示されている。このスライダーは連結柱の位置において、上板と下板の前後方向の長さを同じにしてある。またこのスライダーは、上板の上面から突出して後方に延びる上柱と、下板の下面から突出して後方に延びる下柱とを備える。そして上柱と下柱とは、引手連結用であり、その前後方向の長さを同じにしてある。
国際公開第2021/171518号 中国実用新案第204048324号明細書
近年、特許文献1に開示された形態のスライダーをテントや寝袋の開口部を開閉するスライドファスナーに適用することが需要として求められている。このようなスライドファスナーは、テントの屋内と屋外から操作できること、寝袋の内側と外側から操作できることが要求されるため、スライダーの両面、つまり上板と下板の両方に引手を取り付ける必要がある。また特許文献2に開示されたスライダーのように、上柱と下柱を塑性変形させて引手を取り付けるスライダーも、需要として求められている。
特許文献1に開示された形態のスライダーは、連結柱の位置において、下板の前後方向の長さと上板の前後方向の長さとが異なるため、特許文献2に開示されたような前後方向の長さが同じ上柱と下柱を上板と下板に設けることができなかった。より詳しく言えば、下柱の前後方向の長さが上柱の前後方向の長さと同じであると、下柱の先端部が下板の真下から外れた位置に配置されることになり、引手が下柱に取り付けられなかった。
本考案は上記実情を考慮して創作されたもので、その目的は、生地を噛み込み難くしながらも、上下の両側から操作可能なスライダーを提供することである。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、上下に間隔を空けて配置された上板及び下板と、上板の上面から突出して後方に延びる上柱と、下板の下面から突出して後方に延びる下柱と、上板と下板とを互いの前側で連結する連結柱とを備える。上柱と下柱とは塑性変形可能なものである。上柱は、その長さ方向の前端部に上板に接続された上基端部を、その長さ方向の後端部に上板の上面との間に上隙間を空けて配置された上先端部をそれぞれ備える。下柱は、その長さ方向の前端部に下板に接続された下基端部を、その長さ方向の後端部に下板の下面との間に下隙間を空けて配置された下先端部をそれぞれ備える。連結柱の位置において、下板の前後方向の長さL4は上板の前後方向の長さL3よりも短い。下柱の前後方向の長さL2は上柱の前後方向の長さL1よりも短い。つまり本考案のスライドファスナー用スライダーは、L4<L3、L2<L1の関係を備える。
下柱の下基端部の前後方向の長さT2は、上柱の上基端部の前後方向の長さT1よりも長いか短いかを問わない。ただし下柱を塑性変形し易くするには次のようにすることが望ましい。
すなわち下柱の下基端部の前後方向の長さT2は上柱の上基端部の前後方向の長さT1よりも短くすることである。つまりT2<T1である。
引手を取り付けるために下柱を塑性変形させると、その外力の大きさによってはエレメント路の形状に影響を与え、スライダーの摺動性にも影響を与えるおそれがある。上柱と下柱を塑性変形させるそれぞれの外力ができる限り均等になる構成にすれば、エレメント路の形状に与える影響を小さくでき、スライダーの摺動性に与える影響を小さくできる。
T2<T1とした上で、上柱と下柱を塑性変形させる外力をできるだけ均等にするには次のようにすることが望ましい。
すなわち下柱の下基端部の前後方向の長さT2は、下柱の前後方向の長さL2と、上柱の前後方向の長さL1と、上柱の上基端部の前後方向の長さT1と、係数αを用いた以下の関係式1で算出されることである。
関係式1はT2=T1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
下柱を塑性変形し易くするにはT2<T1を用いずに次のようにすることも望ましい。 すなわち下柱の下基端部の水平断面積A2は上柱4の上基端部41の水平断面積A1よりも小さくすることである。つまりA2<A1である。
A2<A1とした上で、上柱と下柱を塑性変形させるそれぞれの外力をできるだけ均等にするには次のようにすることが望ましい。
下柱の下基端部の水平断面積A2は、上柱の上基端部の水平断面積A1と、下柱の前後方向の長さL2と、上柱の前後方向の長さL1と、係数αを用いた以下の関係式2で算出されることである。
関係式2はA2=A1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
下柱の下基端部と上柱の上基端部との前後方向の位置関係は問わない。例えば次のようにする。
下柱の下基端部は上柱の上基端部よりも後方に配置する。
下柱の下基端部は上柱の上基端部よりも後方に配置したうえで、より具体的には例えば次のようにする。
下柱の下基端部は下板の左右方向の最大幅の位置よりも後方に配置する。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、連結柱の位置において、下板の前後方向の長さL4を上板の前後方向の長さL3よりも短くしてあるので、つまりL4<L3なので、上側の引手で操作したときに生地を噛み込み難くすることができるし、下柱の前後方向の長さL2を上柱の前後方向の長さL1よりも短くしてあるので、つまりL2<L1なので、下板に下柱を設けることができる。つまり本考案のスライドファスナー用スライダーは、上から引手でスライドファスナーを閉じる操作をした場合に生地を噛み込み難くしながらも、下からも引手で操作可能となる。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、下柱の下基端部の前後方向の長さT2を上柱の上基端部の前後方向の長さT1よりも短くした構成の場合、つまりT2<T1の構成の場合には、下柱を塑性変形させ易くなる。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、T2<T1としたうえで、関係式1としてのT2=T1×(L2÷L1)×αと、α=0.8~1.2とを備える構成の場合には、上柱と下柱を塑性変形させる外力をできるだけ均等にでき、スライダーの摺動性に与える影響を小さくできる。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、下柱の下基端部の水平断面積A2を上柱の上基端部の水平断面積A1よりも小さくした構成の場合、つまりA2<A1の構成の場合には、下柱を塑性変形させ易くなる。
本考案のスライドファスナー用スライダーは、A2<A1の構成にした上で、関係式2としてのA2=A1×(L2÷L1)×α、α=0.8~1.2とを備える構成の場合には、上柱と下柱を塑性変形させる外力をできるだけ均等にでき、スライダーの摺動性に与える影響を小さくできる。
本考案の第一実施形態のスライダーの右側面図である。 図1のスライダーの背面図である。 図1のスライダーの平面図である。 図1のスライダーの下面図である。 図1のスライダーの一部を拡大した図面である。 図1のスライダーを塑性変形させた状態を示す右側面図である。 第二実施形態のスライダーの正面図である。 図7のVIII-VIII線断面図である。 図8のIX-IX線断面図である。 図8のX-X線断面図である。
スライダーは周知のように、対向する一対のエレメント列に沿って移動させるスライダー胴体と、スライダー胴体に取り付けられた引手とを備える。図1~5にはスライダー胴体1が示されている。本考案の第一実施形態のスライダーSはスライダー胴体1であり、引手が取り付けられる前のものである。
「前方向」とは、スライドファスナーを閉じるときにスライダー胴体1を移動させる方向である。図2では「前方向」とは、紙面に直交する方向のうち奥側を向く方向である。「後方向」とは、スライドファスナーを開くときにスライダー胴体1を移動させる方向である。図2では「後方向」とは、紙面に直交する方向のうち手前側を向く方向である。「左右方向」とは、一対のエレメント列が対向する方向である。「左右方向」とは図2での左右方向に一致する。また「左右方向」は前後方向と直交する。「上下方向」とは前後方向と左右方向に直交する方向である。「上下方向」とは図2での上下方向に一致する。
第一実施形態のスライダーSとしてのスライダー胴体1は、上下に間隔を空けて配置された上板2及び下板3と、上板2の上面から突出して後方に延びる上柱4と、下板3の下面から突出して後方に延びる下柱5と、上板2と下板3とを互いの前側で連結する連結柱6と、上板2と下板3の左右端部から上板2と下板3の対向する間隔を狭める方向に突出するフランジ7とを備える。なお第一実施形態のスライダー胴体1は左右対称形状である。
またスライダー胴体1はその内部空間として、一対のエレメント列を通過させるエレメント路8と、エレメント路8に連通すると共にエレメント列が固定されたテープを通過させる一対のテープ溝9とを備える。エレメント路8は、上板2と下板3とで上下が区画され、上板2と下板3の左右のフランジ7で左右が区画される。エレメント路8の前側は、連結柱6に対して左右に分岐する一対の分岐路である。エレメント路8の後側は、一対の分岐路が合流して連結柱6から後方に向かって真っすぐに延びる一つの合流路である。
上から見て、上板2の外周は図3に示すように、前側に位置する上前辺21と、左側に位置する上左辺22と、右側に位置する上右辺23と、後側に位置する上後辺24とをそれぞれ備える。また上板2の外周は、隣り合う各辺21~24が連続する部分、いわゆる角部を円弧状に形成してある。角部の両端における接線方向に各辺21~24が配置される。
上前辺21は、左右方向の端から左右方向の中間部に向かうにつれて前方に突出する形、いわゆる凸状である。上前辺21は図示の例では前方に突出するほぼV字の凸状である。V字の内角は90度以上で180度未満である。
上左辺22の前部は前方に向かうにつれて左に向かっている。上右辺23の前部は前方に向かうにつれて右に向かっている。上板2の左右方向の最大幅となる位置は、上板2の前側の角部における後端、またはその後方近傍である。上後辺24は左右にほぼ平行である。
下から見て、下板3の外周は図4に示すように下前辺31と下左辺32と下右辺33と下後辺34とをそれぞれ備える。また下板3の外周は、隣り合う各辺31~34が連続する部分、いわゆる角部を円弧状に形成してある。角部の両端における接線方向に各辺31~34が配置される。
下前辺31は、左右の端から左右方向の中間部に向かうにつれて後方に向かう形、いわゆる凹状である。下前辺31は図示の例では後方に凹むほぼV字の凹状である。V字の内角は90度以上で180度未満である。つまり下板3はその前縁に後方に凹む凹部31aを備える。凹部31aは連結柱6よりも左右に幅広く形成される。本実施形態では凹部31aと下前辺31とは同じである。
下左辺32の前部は前方に向かうにつれて左に向かっている。下右辺33の前部は前方に向かうにつれて右に向かっている。下板3の左右方向の最大幅W3となる位置は、下板3の前側の角部における後端、またはその後方近傍である。下後辺34は左右にほぼ平行である。
上板2の外周と下板3の外周とは、上前辺21と下前辺31以外、上下方向に重なる位置となっている。上後辺24と下後辺34とは前後方向に関して同じ位置である。そして上板2の上前辺21の左右方向の中間部は下板3の下前辺31の左右方向の中間部よりも前側に配置されている。上板2の前部における左右方向の中間部と下板3の前部における左右方向の中間部は、連結柱6を連結する位置である。そして上下方向から見た場合に、連結柱6の位置において、下板3の前後方向の長さL4(最大値)は上板2の前後方向の長さL3(最小値)よりも短く(小さく)してある。つまりL4<L3である。
連結柱6は上下方向に延びる。連結柱6の上端は、上板2の下面の前部における左右方向の中間部に接続される。連結柱6の下端は、下板3の上面の前部における左右方向の中間部に接続される。連結柱6の上端は連結柱6の下端よりも前側に配置されている。図5に示すように側方から見て、連結柱6は前辺61を備える。前辺61の上部61aは上下にほぼ平行である。連結柱6の前辺61の下部61bは下柱5から上方に向かうにつれて前方に突き出る。側方から見て、連結柱6の前辺61の下部61bは上下方向に対して傾斜している。
図3に示すように上方から見て上柱4は、上板2の左右方向の中間部に配置される。図1に示すように上柱4は棒状に延びるものである。上柱4の棒状に延びる方向(以下、長さ方向と称する。下柱5も同様とする。)の両端部は上板2の上面に向かって曲がっている。上柱4は、上板2の上面に接続されると共に上方へ延びる上基端部41と、上基端部41の上端から後方へ延びて上板2の上面と対向する上棒部42と、上棒部42の後端から下方へ延びて上板2の上面との間に上隙間D1を空けて配置された上先端部43とを備える。言い換えると、上柱4はその長さ方向の前端部に上基端部41を備え、その長さ方向の中間部に上棒部42を備え、その長さ方向の後端部に上先端部43を備える。上基端部41は、上板2の上面の前部における左右方向の中間部に接続される。上先端部43は、上板2の上面の後部における左右方向の中間部に対して上隙間D1を空けて上方に配置される。
図4に示すように下方から見て下柱5は、下板3の左右方向の中間部に配置される。図1に示すように下柱5も棒状に延びるものである。下柱5の長さ方向の両端部は下板3の下面に向かって曲がっている。下柱5は、下板3の下面に接続されると共に下方へ延びる下基端部51と、下基端部51の下端から後方へ延びて下板3の下面と対向する下棒部52と、下棒部52の後端から上方へ延びて下板3の下面との間に下隙間D2を空けて配置された下先端部53とを備える。言い換えると、下柱5もその長さ方向の前端部に下基端部51を備え、その長さ方向の中間部に下棒部52を備え、その長さ方向の後端部に下先端部53を備える。下基端部51は、下板3の下面の前部における左右方向の中間部に接続される。下先端部53は、下板3の下面の後部における左右方向の中間部に対して下隙間D2を空けて下方に配置される。
上柱4と下柱5とは、いわゆる片持ち状に支持される。つまり上柱4と下柱5とは、長さ方向の一端を固定し、他端を空間に晒した状態としている。そして上柱4と下柱5は、その他端側に外力が加えられることによって、塑性変形可能である。より具体的にはスライダー胴体1は塑性変形可能な金属製である。スライダー胴体1は一体成形される。また上柱4と下柱5とは、その長さ方向に交差する方向に貫通する貫通穴のないものである。
図5に示すように側方から見た場合に、上柱4の上基端部41は後辺411を備える。後辺411は、上板2との接合位置から上方に向かうにつれて前方に向かいながら円弧状に凹む湾曲辺412を備える。側方から見た場合に、下柱5の下基端部51は後辺511を備える。後辺511は、下板3との接合位置から下方に向かうにつれて前方に向かいながら円弧状に凹む湾曲辺512を備える。
上柱4の全高H1は図1,2に示すように、上柱4の真下位置の範囲において上板2の最高点と、上柱4の最高点との上下方向の距離である。下柱5の全高H2は、下柱5の真上位置の範囲において下板3の最下点と、下柱5の最下点との上下方向の距離である。
上柱4の前後方向の長さL1、下柱5の前後方向の長さL2、上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1、下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2は図1,5に示すように側方から見て、以下のように測定する。
上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1を測定する場合、上下方向の位置(高さ位置)は次のように定める。当該高さ位置は、上板2の上面から上柱4の全高H1の0~20%の寸法の範囲内とする。ここでの上板2の上面とは、上柱4が接続している部分の最高点のことである。そして左右方向に延びる水平線X1を上柱4の上面から上柱4の全高H1の0~20%の範囲内に配置する。水平線X1は上柱4の上基端部41に対して2点で交差する。後側の交点をP1、前側の交点をP2とする。2つの交点P1,P2の間の距離が上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1である。図5では上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1は、湾曲辺412の上端を交点P1として測定されている。また上柱4の前後方向の長さL1を測定する場合、前側の測定点は図1に示すように前側の交点P2とする。
下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2を測定する場合、上下方向の位置(高さ位置)は次のように定める。当該高さ位置は、下板3の下面から下柱5の全高H2の0~20%の寸法の範囲内とする。ここでの下板3の下面とは、下柱5が接続している部分の最下点のことである。そして左右方向に延びる水平線X2を下柱5の下面から下柱5の全高H2の0~20%の範囲内に配置する。水平線X2は下柱5の下基端部51に対して2点で交差する。後側の交点をP3、前側の交点をP4とする。2つの交点P3,P4の間の距離が下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2である。図5では下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2は、湾曲辺512の上端を交点P3として測定されている。また下柱5の前後方向の長さL1を測定する場合、前側の測定点は図1に示すように前側の交点P4とする。
下柱5の前後方向の長さL2は、上柱4の前後方向の長さL1よりも短い、つまりL2<L1である。下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2は上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1よりも短い。つまりT2<T1である。
下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2は、T2<T1であることを前提として、下柱5の前後方向の長さL2と、上柱4の前後方向の長さL1と、上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1と、係数αを用いた以下の関係式1で算出される構成である。関係式1はT2=T1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
上柱4は図3に示すように、その長さ方向において上基端部41と上棒部42の左右方向の幅W1を同じ寸法にしてある。下柱5も図4に示すようにその長さ方向において下基端部51と下棒部52の左右方向の幅W2を同じ寸法にしてある。そして上基端部41と上棒部42の左右方向の幅W1は、下基端部51と下棒部52の左右方向の幅W2と同じ寸法である。つまりW1=W2である。
下柱5の下基端部51は図1,5に示すように上柱4の上基端部41よりも後方に配置される。より詳しくは下柱5の下基端部51の前端は、上柱4の上基端部41の前端よりも後方に配置され、且つ上基端部41の後端よりも前方に配置される。下柱5の下基端部51の後端は、上柱4の上基端部41の後端よりも後方に配置される。また図4に示すように下柱5の下基端部51は下板3の左右方向の最大幅W3の位置よりも後方に配置される。
上隙間D1は引手を通すのに十分な間隔でありながら、別の第一実施形態のスライダーSの上柱4の上基端部41及び下柱5の下基端部51が嵌り込まない寸法としてある。具体的には上隙間D1は、上基端部41の前後方向の長さT1、上基端部41の左右方向の幅W1、下基端部51の前後方向の長さT2、下基端部51の左右方向の幅W2の何れに対しても十分に大きくするか、十分に短くする。
下隙間D2も引手を通すのに十分な間隔でありながら、別の第一実施形態のスライダーSの上柱4の上基端部41及び下柱5の下基端部51が嵌り込まない寸法としてある。具体的には下隙間D2も、上基端部41の前後方向の長さT1、上基端部41の左右方向の幅W1、下基端部51の前後方向の長さT2、下基端部51の左右方向の幅W2の何れに対しても十分に大きくするか、十分に短くする。
第一実施形態のスライダーSは、連結柱6の位置において、下板3の前後方向の長さL4を上板2の前後方向の長さL3よりも短くしてあるので(L4<L3)、上側の引手で操作したときに生地を噛み込み難くすることができる。第一実施形態のスライダーSは、下柱5の前後方向の長さL2を上柱4の前後方向の長さL1よりも短くしてあるので(L2<L1)、下板3に下柱5を設けることができる。つまり上柱4の上先端部43が上板2の上面に対向し、下柱5の下先端部53が下板3の下面に対向するので、引手が上柱4と下柱5に取り付けられる。このようにして、第一実施形態のスライダーSは、上から引手でスライドファスナーを閉じる操作をした場合に生地を噛み込み難くしながらも、下からも引手で操作可能となる。
本考案者は、L2<L1の構成を備えるスライダー胴体に引手を取り付けてスライダーを生産し、スライダーの摺動性を調べた。比較例のスライダーは、下柱5のないこと以外は同じ構成にした。摺動性は、L2<L1のスライダーの方が比較例のスライダーよりも微妙に悪かった。摺動性に差があるということは、L2<L1の構成を備えるスライダーと比較例のスライダーとでは、エレメント路8の形状が微妙に異なるのではないかと、本考案者は推測し、その推測が正しいことを確認した。このときL2<L1の構成を備えるスライダー胴体は、下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2と上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1とを同じにした構成、T2=T1の構成であった。そして本考案者は、引手を取り付けるために下柱5を塑性変形させたときに、エレメント路8の形状に悪影響を与えたのではないかと考えた。そこで本考案者は下柱5を塑性変形させ易くする構成に思い至った。
第一実施形態のスライダーSは、L2<L1で、且つ下柱5の下基端部51の前後方向の長さT2を上柱4の上基端部41の前後方向の長さT1よりも短くする構成にしてあるので(T2<T1)、L2<L1で且つT2=T1の構成よりも、下柱5を塑性変形させ易くなり、エレメント路8の形状に与える影響を小さくでき、スライダーS1の摺動性に与える影響を小さくできる。
また本考案者は、下柱5を外力で塑性変形させると、外力に抵抗する内力が下柱5の下基端部51に集中すると考えた。そして本考案者は、下柱5を塑性変形させ易くしたうえで、上柱4の上基端部41と下柱5の下基端部51の構成を、上柱4と下柱5を塑性変形させるそれぞれの外力ができる限り均等になる構成にすれば、エレメント路8の形状に与える影響を小さくでき、スライダーの摺動性に与える影響を小さくできることに、思い至った。
下柱5を塑性変形させ易くしたうえで、上下の外力をできる限り均等にする構成の一例が関係式1である。つまり第一実施形態のスライダーSは、T2<T1を前提としたうえで、関係式1としてのT2=T1×(L2÷L1)×αと、α=0.8~1.2とを備える構成である。第一実施形態のスライダーSは、この構成により、上柱4と下柱5を塑性変形させる外力をできるだけ均等にでき、スライダーSの摺動性に与える影響を小さくできる。
上記した第一実施形態のスライダーSは、引手が取り付けられる前のスライダー胴体1である。図6に示す第一実施形態の変形例のスライダーS’は、図示しない引手が取り付けられた状態のスライダー胴体1’である。上柱4と下柱5に別々に引手を取り付ける場合、上柱4と下柱5に外力が加えられる。引手を取り付けた後の上隙間D1’と下隙間D2’は取り付け前の上隙間D1と下隙間D2と比べて狭い。つまりD1’<D1、D2’<D2である。また引手を取り付けた後の上柱4の全高H1’と下柱5の全高H2’は取り付け前の全高H1とH2と比べて短い。つまりH1’<H1、H2’<H2である。また第一実施形態の変形例のスライダーS’は、L4<L3、L2<L1、T2<T1、関係式1としてのT2=T1×(L2÷L1)×αと、α=0.8~1.2とを備える構成であることについて、第一実施形態のスライダーSと同じである。
本考案の第二実施形態のスライダーS1は図7~10に示すようにスライダー胴体11であることについては第一実施形態のスライダーSと同じである。また第二実施形態のスライダーS1は、連結柱6の位置において、下板3の前後方向の長さL4を上板2の前後方向の長さL3よりも短くしてあること(L4<L3)、下柱5の前後方向の長さL2を上柱4の前後方向の長さL1よりも短くしてあること(L2<L1)についても第一実施形態のスライダーSと同じである。ただし第二実施形態のスライダーSは、上柱4の上基端部41aと下柱5の下基端部51aの構成を、第一実施形態のスライダーSと異ならせてある。
上柱4の上基端部41aには前後方向に貫通する上貫通穴C1が形成される。下柱5の下基端部51aにも前後方向に貫通する下貫通穴C2が形成される。
上貫通穴C1と下貫通穴C2は前後方向から見て矩形状である。上貫通穴C1は上基端部41aの左右両端よりも中央側に形成される。下貫通穴C2は下基端部51aの左右両端よりも中央側に形成される。また上貫通穴C1は上下方向に関して上板2の上面から上方に向かって延びる。下貫通穴C2は上下方向に関して下板3の下面から下方に向かって延びる。下貫通穴C2の左右方向の幅W5は上貫通穴C1の左右方向の幅W4よりも広くしてある。つまりW5>W4である。下貫通穴C2の上下方向の寸法H4は上貫通穴C1の上下方向の寸法H3と同じにしてある。つまりH4=H3である。
なお下柱5の下基端部51aの左右方向の幅W2は、上柱4の上基端部41aの左右方向の幅W1と同じにしてある。つまりW2=W1である。下柱5の下基端部51aの前後方向の長さT2は、上柱4の上基端部41aの前後方向の長さT1と同じにしてある。つまりT2=T1である。
上柱4と下柱5を塑性変形させる外力は、上貫通穴C1と下貫通穴C2の有無、及び上貫通穴C1と下貫通穴C2の大きさによって異なることに、本考案者は気づいた。このような構成の場合に下柱5を塑性変形させ易くするためには、第一実施形態のスライダーSでの構成、つまりL2<L1で且つT2<T1の構成とは異なる構成が望ましい。ちなみに第二実施形態のスライダーはT2=T1であるので、そもそも下柱5を塑性変形させ易くするためにT2<T1にすることができない。そこで第二実施形態のスライダーS1は、下柱5の下基端部51aの水平断面積A2を上柱4の上基端部41aの水平断面積A1よりも小さくした。つまりA2<A1である。
水平断面積A1,A2とは、上基端部41aや下基端部51aを水平方向に切断した場合の断面積である。切断する高さは、第一実施形態のスライダーSでの測定方法と同じである。つまり第一実施形態のスライダーSで、上柱4の上基端部41aの前後方向の長さT1や下柱5の下基端部51aの前後方向の長さT2を測定したときと同じ高さが、切断する高さである。断面積の具体的な計算の仕方の例を以下に記す。なお本実施形態では上基端部41aと下基端部51aと上貫通穴C1と下貫通穴C2の各断面形状は図9,10では、矩形状ではないが、矩形状であるものとして、計算することにする。
上柱4の上基端部41aの水平断面積A1は、上基端部41aの前後方向の長さT1と、上基端部41aの左右方向の幅W1と、上貫通穴C1の左右方向の幅W4を用いた以下の参考式1により算出される。参考式1は、A1=T1×(W1-W4)である。
下柱5の下基端部51aの水平断面積A2は、下基端部51aの前後方向の長さT2と、下基端部51aの左右方向の幅W2と、下貫通穴C2の左右方向の幅W5を用いた以下の参考式2により算出される。参考式2は、A2=T2×(W2-W5)である。
下柱5の下基端部51aの水平断面積A2は、上柱4の上基端部41aの水平断面積A1よりも小さいことを前提、つまりA2<A1を前提とする。そして下基端部51aの水平断面積A2は、上柱4の上基端部41aの水平断面積A1と、下柱5の前後方向の長さL2と、上柱4の前後方向の長さL1と、係数αを用いた以下の関係式2で算出される構成にしてある。関係式2はA2=A1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
第二実施形態のスライダーS1は、下柱5の下基端部51aの水平断面積A2を上柱4の上基端部41aの水平断面積A1よりも小さくする構成(A2<A1)であるので、下柱5を塑性変形させ易くなり、エレメント路8の形状に与える影響を小さくでき、スライダーS1の摺動性に与える影響を小さくできる。
第二実施形態のスライダーSは、A2<A1を前提としたうえで、関係式2としてのA2=A1×(L2÷L1)×αと、α=0.8~1.2とを備える構成にしてあるので、上柱4と下柱5を塑性変形させる外力をできるだけ均等にでき、スライダーS1の摺動性に与える影響を小さくできる。
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えばA2<A1を前提としたうえで、関係式2としてのA2=A1×(L2÷L1)×αと、α=0.8~1.2とを備える構成は、上貫通穴C1と下貫通穴C2を備える構成の第二実施形態のスライダーS1に適用してあったが、本考案ではこれに限らず、上貫通穴C1と下貫通穴C2の無い第一実施形態のスライダーSに適用しても良い。
S,S1 スライダー
A1,A2 水平断面積
C1 上貫通穴
C2 下貫通穴
D1,D1’ 上隙間
D2,D2’ 下隙間
H1,H2,H1’,H2’ 全高
H3,H4 上下方向の寸法
P1,P2,P3,P4 交点
X1,X2 水平線
W1,W2,W4,W5 幅
W3 最大幅
1,1’,11 スライダー胴体
2 上板
21 上前辺
22 上左辺
23 上右辺
24 上後辺
3 下板
31 下前辺
31a 凹部
32 下左辺
33 下右辺
34 下後辺
4 上柱
41,41a 上基端部
411 後辺
412 湾曲辺
42 上棒部
43 上先端部
5 下柱
51,51a 下基端部
511 後辺
512 湾曲辺
52 下棒部
53 下先端部
6 連結柱
61 前辺
61a 上部
61b 下部
7 フランジ
8 エレメント路
9 テープ溝

Claims (7)

  1. 上下に間隔を空けて配置された上板(2)及び下板(3)と、前記上板(2)の上面から突出して後方に延びる上柱(4)と、前記下板(3)の下面から突出して後方に延びる下柱(5)と、前記上板(2)と前記下板(3)とを互いの前側で連結する連結柱(6)とを備え、
    前記上柱(4)と前記下柱(5)とは塑性変形可能なものであり、
    前記上柱(4)は、その長さ方向の前端部に前記上板(2)に接続された上基端部(41,41a)を、その長さ方向の後端部に前記上板(2)の上面との間に上隙間(D1)を空けて配置された上先端部(43)をそれぞれ備え、
    前記下柱(5)は、その長さ方向の前端部に前記下板(3)に接続された下基端部(51,51a)を、その長さ方向の後端部に前記下板(3)の下面との間に下隙間(D2)を空けて配置された下先端部(53)をそれぞれ備え、
    前記連結柱(6)の位置において、前記下板(3)の前後方向の長さ(L4)は前記上板(2)の前後方向の長さ(L3)よりも短く、
    前記下柱(5)の前後方向の長さ(L2)は、前記上柱(4)の前後方向の長さ(L1)よりも短いことを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
  2. 前記下柱(5)の前記下基端部(51)の前後方向の長さ(T2)は前記上柱(4)の前記上基端部(41)の前後方向の長さ(T1)よりも短いことを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。
  3. 前記下柱(5)の前記下基端部(51)の前後方向の前記長さ(T2)は、前記下柱5)の前後方向の前記長さ(L2)と、前記上柱(4)の前後方向の前記長さ(L1)と、前記上柱(4)の前記上基端部(41)の前後方向の前記長さ(T1)と、係数(α)を用いた以下の関係式1で算出されることを特徴とする請求項2に記載のスライドファスナー用スライダー。
    前記関係式1はT2=T1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
  4. 前記下柱(5)の前記下基端部(51a)の水平断面積(A2)は前記上柱(4)の前記上基端部(41a)の水平断面積(A1)よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。
  5. 前記下柱(5)の前記下基端部(51a)の前記水平断面積(A2)は、前記上柱(4)の前記上基端部(41a)の前記水平断面積(A1)と、前記下柱(5)の前後方向の前記長さ(L2)と、前記上柱(4)の前後方向の前記長さ(L1)と、係数(α)を用いた以下の関係式2で算出されることを特徴とする請求項4に記載のスライドファスナー用スライダー。
    前記関係式2はA2=A1×(L2÷L1)×αである。但しα=0.8~1.2である。
  6. 前記下柱(5)の前記下基端部(51,51a)は前記上柱(4)の前記上基端部(41,41a)よりも後方に配置されることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のスライドファスナー用スライダー。
  7. 前記下柱(5)の前記下基端部(51,51a)は前記下板(3)の左右方向の最大幅(W3)の位置よりも後方に配置されることを特徴とする請求項6に記載のスライドファスナー用スライダー。

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