JP3241416U - 逆止弁分解整備用カバー - Google Patents

Abstract

【課題】逆止弁を分解整備する際、逆止弁前後の弁を閉にすると配管の中に圧力の残った汚水（配管内流体物）が残るため、汚水（配管内流体物）の飛散を防止する事が出来るカバーを提供する。【解決手段】逆止弁にナイロン製カバー本体１をかけるための逆止弁蓋側開口部２を設けて噴出する汚水（配管内流体物）の流れを制御し、任意の場所へ設置して排出するドレン部分４を設けて汚水を排出し、且つカバー内で使用する逆止弁蓋を開ける工具を収容し、カバー外側から工具を使用出来る工具ポケット３を設ける。【選択図】図１

Description

本考案は、スイング式・リフト式逆止弁（以下、逆止弁と呼ぶ）を分解整備する際に周辺機器の汚れを解決するカバーに関するものである。

逆止弁を分解整備する際に、ブルーシート等の養生・後片付けに時間がかかるので、簡単に養生・片付けの出来る専用のカバーを考案した。

逆止弁を分解整備する際に飛散する汚水（配管内流体物）の噴出物が周辺機器にかかり、機器を汚染し又機器の故障の要因になります。
ブルーシート等の養生・後片付けに時間的、労働的負担である。
噴出する汚水（配管内流体物）の流れを制御する、ドレン部分を設けたカバーを考案し前途の欠陥を解決しようとするものである。

本考案は、逆止弁にナイロン製カバーをかけ噴出する汚水（配管内流体物）の流れを制御し、任意の場所へ設置して排出するドレン部分を設けて汚水（配管内流体物）を排出し、且つカバー内で使用する逆止弁蓋を開ける工具を収容し、カバー外側から工具を使用出来る「工具ポケット」を設けることにより、汚水（配管内流体物）の飛散、汚染問題を解決している。

上述の様に、本考案の逆止弁分解整備用カバーは、カバーにドレン部分を設けたことにより、任意の場所へ汚水（配管内流体物）を排出でき、しかも逆止弁蓋を開ける工具をカバーの外側から使用出来る「工具ポケット」を設けることにより、周辺機器を噴出物（配管内流体物）汚染から守り又機器の故障の要因を解消し、作業員の汚染も減少して安全に作業する事が出来る。

本考案の逆止弁分解整備用カバーの展開前の側面図である。 本逆止弁分解整備用カバーの展開図である。 本逆止弁分解整備用カバーの使用例のイラストである。

カバーの「工具ポケット」に工具をセットしカバーを逆止弁蓋に被せ、抜けないように縛る。ドレン部分を排水側にセットし「工具ポケット」の外から工具を握り蓋を開け汚水（配管内流体物）を少しずつ排出する。

分解整備する逆止弁前後の仕切弁等を閉にする。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は耐久性・耐熱性のナイロン等適材素材で製袋されたカバー本体、２は逆止弁蓋に被せるために袋の一辺を開けていて、この開口部を逆止弁蓋固定ネジ穴全体が被る所まで被せる。
３は逆止弁蓋固定ネジを緩めるための工具を収納するためのポケットでカバーを被せる前に工具を収納しておく。

カバーを金属バンド等で固定し、４の排水のために袋の一辺を開けているドレン部分を任意の排水側にセットし、３のポケットに収納した工具をカバーの外側から操作して、逆止弁蓋固定ネジを少しずつ緩めながら汚水（配管内流体物）を少しずつ排出する。
配管内の汚水（配管内流体物）が全て排出されればカバーを外して逆止弁蓋を完全に取り外す。

逆止弁はあらゆる分野の工場や施設で使用されています。
中には人体に有害なものや危険な物の配管設備で使用されていますので、この様なカバーを使用すれば圧力の残った配管内流体物の噴出から、人体や周辺機器を守り安全に逆止弁の点検整備が行えると考えております。

１ カバー本体
２ 逆止弁蓋側開口部
３ 工具を収納するポッケト
４ 排水側開口部

Claims (1)

1. 逆止弁を分解整備する際に発生する汚水（配管内流体物）の噴出や飛散による周辺機器の汚れを解決する為、噴出物の汚水（配管内流体物）の流れを制御するドレン部分を付けたカバーで、逆止弁蓋を外す工具をカバー内に収納し、工具をカバー外側から使用出来る工具ポケットを設けたことを特徴とするカバー。

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