JP3241165B2 - 照度計校正用光源 - Google Patents

照度計校正用光源

Info

Publication number
JP3241165B2
JP3241165B2 JP12222093A JP12222093A JP3241165B2 JP 3241165 B2 JP3241165 B2 JP 3241165B2 JP 12222093 A JP12222093 A JP 12222093A JP 12222093 A JP12222093 A JP 12222093A JP 3241165 B2 JP3241165 B2 JP 3241165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
calibration
luminous intensity
illuminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12222093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06331431A (ja
Inventor
和明 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP12222093A priority Critical patent/JP3241165B2/ja
Publication of JPH06331431A publication Critical patent/JPH06331431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3241165B2 publication Critical patent/JP3241165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照度計を校正するため
の照度計校正用光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】照度計の目盛りの校正は、測光ベンチ上
に光度標準電球と校正しようとする照度計をセットし
て、前記光度標準電球の光度Iと、前記光度標準電球と
照度計受光面の距離dから、照度計受光面での照度Eを
(1)式により求め、この値で照度計の指示値を調整す
るものである。
【0003】E=I/d2 …(1) 実際には、照度計の感度の切り換えがあるため、数十ル
ックスから数万ルックスの広い範囲で指示値の校正が必
要であり、このため、ベンチ上で距離dを変え、さらに
光度の異なる光度標準電球を複数切り換えて行わなけれ
ばならない。すなわち、精密な校正に使用される測光ベ
ンチでは、光軸のアライメントや空間的な制約からせい
ぜい4mが限度であり、このベンチ上で光度標準電球と
照度計の距離を設定できるのは、せいぜい50cmから
3m程度である。このため距離dだけでは1:40の照
度比を校正するのが限度である。したがって光度の異な
る3〜4種の光度標準電球を切り換える必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、光度標
準電球を切り換える場合、そのつど電球の位置合わせを
行わなければならず、きわめて煩雑であつた。また、数
十万ルックスの照度レベルの校正では、2kw〜3kw
の光度標準電球を必要とし、高ワットの標準電球を運用
するために、電力の安定供給など安定で精度のある照度
設定に大きな課題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、照度
計の目盛りの校正を行うための光度標準光源において、
同一投入電力で得られる光度を倍増し、高い照度レベル
の校正を実現することができる照度計校正用光源を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の照度計校正用光源は、光度標準光源と、
凹面鏡とを有し、前記光度標準光源の発光部またはフィ
ラメントが前記凹面鏡の曲率中心近傍にあり、かつ前記
照度校正用光軸と垂直な平面の上に前記光度標準光源の
発光部またはフィラメントと前記凹面鏡で結像される前
記光度標準光源の発光部またはフィラメントの像とが重
ならない程度に位置されたことを特徴とする。
【0007】さらに、凹面鏡と光度標準光源の発光部ま
たはフィラメントとの間に設けた光シャッタで、光度標
準光源の発光部またはフィラメントの像を消したり出し
たりするようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、凹面鏡を用いて光度標準光
源の発光部またはフィラメントの近傍に、この発光部ま
たはフィラメントの像を結像させることで、光度標準電
球単独で使用する場合の倍の光度の光源を実現でき、照
度計の校正できる目盛りのレベルの増大を実現できる。
また、凹面鏡と光度標準光源の発光部との間に設けた光
シャッタを用いて、前記光度標準光源の発光部の像を消
したり出したりすることで、光源を差し替えることなく
一つの光度標準光源により、2つの光度レベルの光度標
準の設定を実現でき、従来より広い照度レベルの設定が
可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1の実施例として、一本のフィラメン
トより成る光度標準電球を用いた照度計校正用光源につ
いて図面を使って説明する。図1は本発明の第1の実施
例の照度計校正用光源の構成図を示す。光度標準電球1
のフィラメント2からの光束を、照度校正用光軸3上の
フィラメント2からの距離がほぼ曲率半径に等しい位置
に配置した凹面鏡4によって反射させ、フィラメント2
の近傍でかつフィラメント2を含む照度校正用光軸3に
垂直な平面上にフィラメント像5を結像する。このフィ
ラメント像5とフィラメント2の両者の光度を合成した
光度を使用して、凹面鏡4とは反対側の照度校正用光軸
3上に設置した照度計6の照度指示値を校正する。
【0010】フィラメント2は通常長さ数十mm、直径
数mmの円筒状であるため、フィラメント2とフィラメ
ント像5を平行に近接させても、50cm以上離れた照
度計6の受光面7の照度は、フィラメント2とフィラメ
ント像5の中心と前記照度計受光面7との距離に対して
逆二乗則は十分成り立つ。
【0011】次に本発明の第2の実施例として、複数の
フィラメント2より成る光度標準電球1を用いた照度計
校正用光源について図面を使って説明する。図2は、本
発明の第2の実施例の照度計校正用光源の構成図を示
す。第2の実施例は、第1の実施例と同様の構成で、凹
面鏡4を用いて、平行に配置されたフィラメント2の間
にフィラメント像5を結像させるようにしたものであ
る。これにより、通常の標準電球のフィラメント発光面
積をそれほど大きくすることなく、光度を増加できる。
光度基準器として使用される近藤シルバニア製500W
光度標準電球では、距離50cmで3000[lx]、
同じく750Wでも距離50cmで10000[lx]
程度である。したがって本発明の実施例により、750
W光度標準電球で距離50cmにおいて20000[l
x]程度の照度レベルの校正が可能である。
【0012】次に本発明の第3の実施例を図面を使って
説明する。図3は、本発明の第3の実施例の照度計校正
用光源の構成図を示す。第3の実施例は第1の実施例の
構成において、光度標準電球1光源と凹面鏡4との間に
照度校正用光軸3に対して80゜以下の角度で光シャッ
タ8を配置し、低照度校正には、この光シャッタ8を閉
じて光度標準電球1のフィラメント2からのみの光度を
使用し、高い照度校正には、光シャッタ8を開いて光度
標準電球1のフィラメント2および凹面鏡4により結像
されたフィラメント像5からの光度を使用する。
【0013】なお、光シャッタ8を照度校正用光軸3に
対して80゜以下の角度で配置するのは、フィラメント
2からの光が光シャッタ8に反射して、それが、照度校
正の光軸上に混入するのを防ぐためである。さきほどの
500W光度標準電球で本実施例を実施した場合、光シ
ャッタ8を閉じてフィラメント2からの光度のみを使用
した場合、距離50cmから3mで設定できる照度はで
100[lx]から3000[lx]程度である。さら
にシャッタ2を開いてフィラメント2および凹面鏡4に
より結像されたフィラメント像5からの光度を使用する
と、距離50cmで6000[lx]程度まで照度設定
が可能となる。したがって、1回の標準電球の位置合わ
せにより従来より広い照度レベルの設定が実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、発明によれば、凹面鏡を
設けたことにより光度標準電球単独で使用する場合の倍
の光度の光源を実現でき、照度計の校正できる目盛りの
レベルの増大を実現できる。また、凹面鏡と光度標準光
源の発光部との間に設けた光シャッタで、前記光度標準
光源の発光部の像を消したり出したりすることにより、
光源を差し替えることなく一つの光度標準光源で、2つ
の光度レベルの光度標準の設定を実現でき、従来より広
い照度レベルの設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の照度計校正用光源の構
成図
【図2】本発明の第2の実施例の照度計校正用光源の構
成図
【図3】本発明の第3の実施例の照度計校正用光源の構
成図
【符号の説明】
1 光度標準電球 2 フィラメント 3 照度校正用光軸 4 凹面鏡 5 フィラメント像 6 照度計 7 受光面 8 光シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/00 - 1/02 G01J 1/08 G01J 3/10 G01M 11/00 F21M 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光度標準光源と、凹面鏡とを有し、前記
    光度標準光源の発光部またはフィラメントが前記凹面鏡
    曲率中心近傍にあり、かつ前記照度校正用光軸と垂直
    な平面前記光度標準光源の発光部またはフィラメ
    ントと前記凹面鏡で結像される前記光度標準光源の発光
    部またはフィラメントの像とが重ならない程度に位置さ
    れた照度計校正用光源。
  2. 【請求項2】 光度標準光源が照度校正用光軸に対して
    垂直な平面上で複数の発光部またはフィラメントを持
    ち、凹面鏡が前記発光部またはフィラメントの間隙に発
    光像を結像するように照度校正用光軸上に配置されてい
    る請求項1記載の照度計校正用光源。
  3. 【請求項3】 光度標準光源と凹面鏡との間に照度校正
    用光軸に対して80゜以下の角度で配置した光シャッタ
    を備え、低照度校正には、前記光シャッタを閉じて前記
    光度標準光源の発光部またはフィラメントからのみの光
    度を使用し、高い照度校正には、前記光シャッタを開い
    て前記光度標準光源の発光部またはフィラメントおよび
    前記凹面鏡により結像された発光像からの光度を使用す
    るようにした請求項1または2記載の照度計校正用光
    源。
JP12222093A 1993-05-25 1993-05-25 照度計校正用光源 Expired - Fee Related JP3241165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12222093A JP3241165B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 照度計校正用光源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12222093A JP3241165B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 照度計校正用光源

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06331431A JPH06331431A (ja) 1994-12-02
JP3241165B2 true JP3241165B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=14830528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12222093A Expired - Fee Related JP3241165B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 照度計校正用光源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3241165B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3912366B2 (ja) 2003-11-21 2007-05-09 コニカミノルタセンシング株式会社 測光装置およびその非線形性補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06331431A (ja) 1994-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100967859B1 (ko) 전체 광속 측정 장치
US5144190A (en) Light source having desired color temperature and chromaticity
JP3117565B2 (ja) 光束計
GB2098310A (en) Illumination systems for test projectors
CN217586041U (zh) 一种白光照度计、紫外辐照度计及亮度计一体化校准装置
US5059146A (en) Method of adjusting a light source for color temperature and chromaticity
JP3241165B2 (ja) 照度計校正用光源
JPH06244396A (ja) イメージセンサの試験方法
JP2005127970A (ja) 広拡散光源光測定装置の光学系および広拡散光源光測定装置ならびにその光測定方法
US20050094131A1 (en) Light source apparatus
US6860776B2 (en) Method for producing high pressure discharge lamp unit and apparatus for producing the same
CA1163975A (en) High intensity light source
JP3163369B2 (ja) 光源装置
JPH05142041A (ja) 低照度校正装置
JP2805891B2 (ja) 照度標準設定装置
US6158879A (en) Infra-red reflector and illumination system
US3471217A (en) Image intensifier
KR200158744Y1 (ko) 복수의 램프를 사용한 광원 장치
US7133201B2 (en) Compensating display surface
JPH08261875A (ja) イメージセンサの試験用パターン装置
JP2782668B2 (ja) 露光装置
JP2870174B2 (ja) 原子吸光分光光度計
JPH028804A (ja) 光ガイド
Lewin Advances in Measurement Technology for Vehicle Lighting Systems
JPH0710478Y2 (ja) 車線別信号灯

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees