JP3241133U - 家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ - Google Patents

Abstract

【課題】外蓋、可動リング、係止ピン、バネ、ベース円柱体の相互の嵌合により、安定した信頼性のある接続とし、安全性が高い。また、使用時の手応えを改善することで、はっきりした手応えが実現され、使用者が確実に接続されているか否かを明確に見分けた上で、電源を入れて安全に使用することを可能にする、家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタを提供する。【解決手段】ホースプラグ１と、外蓋２と、ベース円柱体とを備え、前記外蓋内には可動リング３が設けられ、可動リングとベース円柱体とが互いに嵌合され、前記可動リングの表面には第１係止ピン４と第２係止ピン５が順次貫通しており、前記第１係止ピンと第２係止ピンはベース円柱体の表面に開けられた直線溝内に挿入され、前記可動リングとベース円柱体７との間にはバネ６が設置されている。【選択図】図１

Description

本考案は、アダプタの技術分野に関するものであり、具体的には、家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタである。

家庭用高圧洗浄機は現在すでに普及しているが、現在市販されている高圧ガンとホースとの接続方式として、一般的に直接接続方式で接続している。一旦高圧洗浄機の流量と圧力に異常が発生すると、ロックバックルが破損しやすくなり、また、適切にロッキングされているか否かが使用者には不明確であるので、労災事故が発生しやすい。したがって、家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタを設けることにより、上記課題を解決する。

したがって、本考案の目的は、家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタを提供することである。外蓋、可動リング、係止ピン、バネ、ベース円柱体の相互の嵌合により、安定した信頼性のある接続とし、安全性が高い。また、使用時の手応えを改善することで、はっきりした手応えが実現され、使用者が確実に接続されているか否かを明確に見分けた上で、電源を入れて安全に使用することを可能にする。

上記の技術的課題を解決するために、本考案の一態様によれば、本考案は、次のような技術案を提供する。

家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタは、ホースプラグと、外蓋と、ベース円柱体とを備え、前記外蓋内には可動リングが設けられ、可動リングとベース円柱体とが互いに嵌合され、前記可動リングの表面には第１係止ピンと第２係止ピンが順次貫通しており、前記第１係止ピンと第２係止ピンはベース円柱体内に移動可能的に装着され、前記可動リングとベース円柱体との間にはバネが設置されている。

本考案にかかる家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタの一つの好ましい態様として、前記可動リングの表面には４本の斜溝が設けられ、斜溝は２つずつと正対している。

本考案にかかる家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタの一つの好ましい態様として、前記ベース円柱体の表面には正対する２つの直線溝が設けられ、直線溝と斜溝とが互いに対応し、第１係止ピンと第２係止ピンとが斜溝と直線溝とを貫通している。

本考案にかかる家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタの一つの好ましい態様として、前記ホースプラグの表面には１つの周溝が設けられ、周溝の下方にテーパが設けられている。

本考案にかかる家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタの一つの好ましい態様として、前記第１係止ピンと第２係止ピンの規格が同じである。

従来技術に比べて、本考案は以下の有益な効果を有する。外蓋、可動リング、係止ピン、バネ、ベース円柱体の相互の嵌合により、安定した信頼性のある接続とし、安全性が高い。また、使用時の手応えを改善することで、はっきりした手応えが実現され、使用者が確実に接続されているか否かを明確に見分けた上で、電源を入れて安全に使用することを可能にする。ホースの接続部を挿入する場合、ホースプラグのテーパ状部分が第１係止ピンと第２係止ピンを外側に押しのけて、ベース円柱体内に容易に挿入できる。第１係止ピンと第２係止ピンがテーパ形状の末端に達すると、バネの弾力により、可動リングが押されて上方へ移動するが、斜溝が斜めに設けられているため、第１係止ピン及び第２係止ピンはこの場合、斜溝の角度で内側へ移動するとともに、直線溝内を内側へ移動し、２つの係止ピンによりホースプラグに直接引っ掛かると同時に、第１係止ピンと第２係止ピンがホースプラグとぶつかってカチッと音を立てることにより、既にロックされており、安全に使用できるようになったことを、使用者に知らせる。使用者が接続部を取り外す必要がある場合、外蓋を押し下げて可動リングを下へ移動させるだけで、可動リングの斜溝が２つの係止ピンを押し下げ、２つの係止ピンは圧力を受けると斜溝に沿って外側へ移動するが、直線溝の制限により、２つの係止ピンは外側へ水平に移動するので、２つの係止ピンはホースプラグから外れ、接続部を容易に取り出せるようになる。

本考案の実施形態の技術案をより明確に説明するために、以下では、添付図面と具体的な実施形態に関連して本考案を詳しく説明する。下記説明における添付図面は本考案の一部の実施形態に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面に基づいて他の添付図面を得ることができる。図において、
本考案のセパレート型構造の模式図である。 本考案の一体型構造の模式図である。 本考案の底部構造の模式図である。 本考案の組立後の、ホースプラグが隠れている状態模式図である。 本考案の斜溝と直線溝の模式分布図である。

本考案の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下では、添付図面に関連して、本考案の具体的な実施形態を詳しく説明する。

以下の説明では、本考案に対する十分な理解のために、数多くの具体的な細かい点を述べているが、本考案では、ここで述べられた態様とは異なる他の態様で実施できる。当業者は、本考案の要旨を逸脱することなく、類似した拡大を行うことができるので、本考案は以下に開示される具体的な実施形態によって制限されるものではない。

さらに、本考案では模式図に関連して詳しく説明するが、本考案の実施形態を詳細に説明する際に、説明の便宜上、部品構造を示す断面図は一般的な比例に則って拡大を行うことはない。また、模式図は例に過ぎず、本明細書では本考案の保護範囲を制限するものと解釈すべきではない。また、実際の製作においては、長さ、幅及び深さの３次元空間寸法を含むべきである。

本考案の目的、技術案及び利点をより明らかにするために、以下では、添付図面に関連して本考案の実施形態をさらに詳しく説明する。

本考案は家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタを提供することである。外蓋、可動リング、係止ピン、バネ、ベース円柱体の相互の嵌合により、安定した信頼性のある接続とし、安全性が高い。また、使用時の手応えを改善することで、はっきりした手応えが実現され、使用者が確実に接続されているか否かを明確に見分けた上で、電源を入れて安全に使用することを可能にする。

図１から図５には本考案の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタの実施形態の全体構造模式図が示されている。図１から図５を参照し、本実施形態の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタは、ホースプラグ１と、外蓋２と、ベース円柱体７とを備え、外蓋２内には可動リング３が設けられ、可動リング３とベース円柱体７とが互いに嵌合され、可動リング３の表面には第１係止ピン４と第２係止ピン５が順次貫通しており、第１係止ピン４と第２係止ピン５はベース円柱体７内に移動可能的に装着されている。具体的な使用時に、外蓋２を押し下げて可動リング３を下へ移動させれば、可動リング３の斜溝３０１が２つの係止ピンを押し下げ、２つの係止ピンは圧力を受けると斜溝３０１に沿って外側へ移動するが、直線溝７０１の制限により、２つの係止ピンは外側へ水平に移動する。

可動リング３とベース円柱体７との間にバネ６が設置されており、バネ６の弾力により、可動リング３が押されて上方へ移動するが、斜溝３０１が斜めに設けられているため、第１係止ピン４及び第２係止ピン５はこの場合、斜溝３０１の角度で内側へ移動するとともに、直線溝７０１内を内側へ移動し、２つの係止ピンによりホースプラグ１に直接引っ掛かる。

図１から図５に関連して、本実施形態の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタによれば、ホースの接続部を挿入する場合、ホースプラグ１のテーパ状部分が第１係止ピン４と第２係止ピン５を外側に押しのけて、ベース円柱体７内に容易に挿入できる。第１係止ピン４と第２係止ピン５がテーパ形状の末端に達すると、バネ６の弾力により、可動リング３が押されて上方へ移動するが、斜溝３０１が斜めに設けられているため、第１係止ピン４及び第２係止ピン５はこの場合、斜溝３０１の角度で内側へ移動するとともに、直線溝７０１内を内側へ移動し、２つの係止ピンによりホースプラグ１に直接引っ掛かると同時に、第１係止ピン４と第２係止ピン５がホースプラグ１とぶつかってカチッと音を立てることにより、既にロックされており、安全に使用できるようになったことを、使用者に知らせる。使用者が接続部を取り外す必要がある場合、外蓋２を押し下げて可動リング３を下へ移動させるだけで、可動リング３の斜溝３０１が２つの係止ピンを押し下げ、２つの係止ピンは圧力を受けると斜溝３０１に沿って外側へ移動するが、直線溝７０１の制限により、２つの係止ピンは外側へ水平に移動するので、２つの係止ピンはホースプラグ１から外れ、接続部を容易に取り出せるようになる。

以上、実施形態を参照して本考案を説明したが、本考案の範囲を逸脱することなく、様々な改良が可能であり、その部品を均等物に置き換えることも可能である。特に、構造的衝突が生じない限り、本考案によって開示された実施形態における各特徴を任意の方法で相互に組み合わせて使用することができる。これらの組み合わせは、単にページ数の省略と資源の節約の理由から、本明細書では網羅的に説明していない。したがって、本考案は、本明細書に開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に含まれるすべての技術案を含む。

１ ホースプラグ、２ 外蓋、３ 可動リング、４ 第１係止ピン、５ 第２係止ピン、６ バネ、７ ベース、３０１ 斜溝、７０１ 直線溝。

Claims (5)

1. ホースプラグ（１）と、外蓋（２）と、ベース円柱体（７）とを備える家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタであって、前記外蓋（２）内には可動リング（３）が設けられ、可動リング（３）とベース円柱体（７）とが互いに嵌合され、前記可動リング（３）の表面には第１係止ピン（４）と第２係止ピン（５）が順次貫通しており、前記第１係止ピン（４）と第２係止ピン（５）はベース円柱体（７）に移動可能的に装着され、前記可動リング（３）とベース円柱体（７）との間にはバネ（６）が設置されている
   ことを特徴とする家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ。
2. 前記可動リング（３）の表面には４本の斜溝（３０１）が設けられ、斜溝（３０１）は２つずつ正対している
   ことを特徴とする請求項１に記載の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ。
3. 前記ベース円柱体（７）の表面には正対する２つの直線溝（７０１）が設けられ、直線溝（７０１）と斜溝（３０１）とが互いに対応し、第１係止ピン（４）と第２係止ピン（５）とが斜溝（３０１）と直線溝（７０１）とを貫通している
   ことを特徴とする請求項２に記載の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ。
4. 前記ホースプラグ（１）の表面には１つの周溝が設けられ、周溝の下方にテーパが設けられている
   ことを特徴とする請求項３に記載の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ。
5. 前記第１係止ピン（４）と第２係止ピン（５）の規格が同じである
   ことを特徴とする請求項４に記載の家庭用高圧スプレーガンとホースとの間のアダプタ。

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