JP3241110U6 - 撹拌槽機器の改良構造 - Google Patents

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JP3241110U6 JP2022600139U JP2022600139U JP3241110U6 JP 3241110 U6 JP3241110 U6 JP 3241110U6 JP 2022600139 U JP2022600139 U JP 2022600139U JP 2022600139 U JP2022600139 U JP 2022600139U JP 3241110 U6 JP3241110 U6 JP 3241110U6
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Abstract

本考案は、下部に少なくとも一つの循環流出孔および循環流入孔が設けられた攪拌槽と、
撹拌モータを備え、前記撹拌モータの伝動軸が前記撹拌槽内に入り、前記伝動軸に撹拌翼
が設けられた撹拌装置と、前記撹拌槽内の下部に配置され、壁破り槽と高速モータとを備
え、前記壁破り槽に複数の槽穴が設けられ、前記高速モータの伝動軸が前記壁破り槽内に
入り、前記伝動軸に回転翼が設けられ、前記壁破り槽は前記循環流入孔と連通する壁破り
装置と、吸水モータを備え、前記吸水モータには内部循環液体導入パイプおよび内部循環
液体導出パイプが連通され、前記内部循環液体導入パイプが前記内部循環連通パイプと連
通し、前記内部循環連通パイプは前記循環流出孔に接続され、前記内部循環液体導出パイ
プは前記循環流入孔に接続され、前記吸水モータに吸い込まれた液体を前記壁破り槽内に
進入させる循環装置と、を含む撹拌槽機器の改良構造を提供する。
【選択図】図1

Description

本考案は、撹拌槽構造に関し、特に、原材料と気体を細分化して充分に発酵し、混合する
ことで、効率的に稼動効果を向上させることができる撹拌槽機器の改良構造に関する。
従来の微生物による液体状態の発酵運転は、撹拌技術を伴うことが多く、通常、撹拌槽機
器で行われており、従来の発酵作業を応用する撹拌槽の構造は、図1に示すように、発酵
用撹拌槽90の底部に台座91が取り付けられ、発酵用撹拌槽90の上部にモータ92が
設けられ、モータ92は、発酵用撹拌槽90の内部に延在された撹拌翼93を駆動し、か
つ、台座91に加熱装置94および発酵用撹拌槽90の底部に密接した熱交換ボックス9
5が設けられている。このように構成し、発酵作業を行う場合に、発酵に用いる原料液体
、細胞または菌種などの微生物および気体を発酵用撹拌槽90内の発酵空間に投入し、撹
拌翼93で原料液体中の気体を微生物とかき混ぜて、かつ熱交換ボックス95による加熱
作用に合わせ、約3日間の撹拌発酵を経てれば完成できて、微生物を速やかに発酵させて
酵素などの製品になる。
従来の発酵用撹拌槽は、自然発酵より速い発酵作業に達することができるが、依然として
その欠点が存在し、例えば、従来の微生物発酵用撹拌槽は、直接に一般的な微生物、原料
液体および酸素(または他の気体)を導入し、原料液体および微生物と気体を充分にかき
混ぜて接触させることができず、微生物による発酵効率および生産率に影響し、好ましく
ない設計である。なお、発酵用撹拌槽も攪拌槽機器ではあるが、微生物による発酵処理に
限界があり、珪藻塗料などのような十分に細分化し、攪拌を必要とする製品の生産には使
用できず、製品が単純しすぎて機器の多様化利用の傾向は見られなく、また改善と突破が
必要である。したがって、従来の撹拌槽技術の上記不足している問題点をどのように改善
するかは、業界が解決し克服するために努力すべき重要な方向である。
そこで、従来の撹拌槽装置の使用上の欠点およびその構造設計が理想的ではないという事
実に鑑みて、本願の発明者は、その解決案の研究開発に着手し、もっと発酵の迅速性、効
果性および多様な製品生産性を有する撹拌槽機器の改良構造を開発できることを期待し、
社会大衆に役立ち、業界の発展を促進するために、長く構想した後に本考案を提出した。
本考案の目的は、撹拌槽機器には、微生物、原材料をナノ状態にし、微生物菌の数を再び
倍増に繁殖させ、さらに原材料は迅速かつ完全に分解されアミノ酸、核酸およびさまざま
な微量栄養素の放出を加速し、発酵および製造プロセス全体を短時間で迅速に完了するこ
とができ、その普及と応用において実用的な効果に達することができるような機能を持つ
撹拌槽機器の改良構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、撹拌槽機器には、発酵作業以外の製品の生産および利用に使
用することができることによって、優れた機器の多様化の生産効率を有し、機器の付加価
値を高めることができるような機能を持つ撹拌槽機器の改良構造を提供することにある。
前記目的に達するために本考案が採用する技術的手段は、下部に少なくとも一つの循環流
出孔および循環流入孔が設けられた攪拌槽と、撹拌モータを備え、前記撹拌モータの伝動
軸が前記撹拌槽内に入り、前記伝動軸に撹拌翼が設けられた撹拌装置と、前記撹拌槽内の
下部に配置され、壁破り槽と高速モータとを備え、前記壁破り槽に複数の槽穴が設けられ
、前記高速モータの伝動軸が前記壁破り槽内に入り、前記伝動軸に回転翼が設けられ、前
記壁破り槽は前記循環流入孔と連通する壁破り装置と、吸水モータを備え、前記吸水モー
タには内部循環液体導入パイプおよび内部循環液体導出パイプが連通され、前記内部循環
液体導入パイプが前記内部循環連通パイプと連通し、前記内部循環連通パイプは前記循環
流出孔に接続され、前記内部循環液体導出パイプは前記循環流入孔に接続され、前記吸水
モータに吸い込まれた液体を前記壁破り槽内に進入させる循環装置と、を含む。
本実施例では、前記攪拌槽の下方にヒータが設けられている。
本実施例では、前記ヒータは調節可能な加熱コイルである。
本実施例では、前記撹拌槽の上部に上蓋が設けられ、前記上蓋は透光性の蓋体であり、前
記上蓋には排気孔および注水孔が設けられ、前記撹拌槽の下部には放出口が設けられてい
る。
本実施例では、前記壁破り槽は、少なくとも前記複数の槽穴を設置するための周壁および
上壁を含む。
本実施例では、前記回転翼は、離間配置された下翼、中翼および上翼を有し、前記下翼の
端部には下向きに折り曲げされた下曲げ羽根が設けられ、前記上翼の端部には上向きに折
り曲げされた上曲げ羽根が設けられ、前記下翼、前記中翼および前記上翼の羽根には傾斜
面が設けられている。
本実施例では、前記攪拌モータの前記伝動軸の端部はピボットに枢着され、前記ピボット
は前記壁破り槽の前記上壁に設けられている。
本実施例では、前記ピボットに近い前記撹拌モータの前記伝動軸に下攪拌翼が設けられ、
前記下攪拌翼は、上平羽根、中垂直羽根および下平羽根を有し、前記上平羽根は前記上壁
の上方に位置し、前記中垂直羽根は、前記上平羽根の端部から下向きに曲折して前記周壁
の側辺に位置し、前記下平羽根は、前記中垂直羽根の端部から外側に伸びて前記撹拌槽の
下部に位置する。
本実施例では、前記上平羽根、中垂直羽根および前記下平羽根の羽根に傾斜面が設けられ
ている。
本実施例では、給気装置をさらに備え、前記給気装置は、前記内部循環液体導入パイプに
連通する空気供給管に接続されたコンプレッサを含む。
本実施例では、前記空気供給管は小さな角度の切り角で前。内部循環液体導入パイプと接
続される。
本実施例では、前記内部循環液体導入パイプと吸水モータとの接続部にマイクロシーブが
設けられるか、前記内部循環液体導入パイプに隣接する前記空気供給管にマイクロシーブ
が設けられる。
本実施例では、前記空気供給管は、前記吸水モータに隣接する位置で前記内部循環液体導
入パイプに接続され、前記空気供給管に近い前記内部循環液体導入パイプに電動逆止弁が
設けられている。
本実施例では、前記気体コンプレッサに近い前記空気供給管の前部に少なくとも一つのエ
アフィルタおよびオゾンマシンが設けられている。
本実施例では、周辺装置をさらに備え、前記周辺装置には、前記撹拌槽に接続された水フ
ィルタ、排気弁、pH値電子検出器、電子式糖分計および電子式EC値検出器が含まれる
本考案の撹拌槽機器の改良構造は、前記構成によって、その撹拌槽機器は、微生物、原材
料をナノ状態にし、微生物菌の数を再び倍に繁殖させ、発酵および製造プロセス全体を短
時間で迅速に完了することができ、その普及と応用において実用的な効果に達することが
できるような機能を持つ。さらに、本考案は、発酵作業以外の製品の生産および利用に使
用することができ、よって、優れた機器の多様化の生産効率を有し、機器の付加価値を高
めることができるような機能を持つ。
本考案の技術的特徴および達成した効果をさらに理解と認識するために、好ましい実施例
図および詳細な説明を参照しながら、以下の通り説明する。
従来の発酵用撹拌槽の構造模式図である。 本考案の第1の実施例の構造模式図である。 本考案の壁破り装置の構造模式図である。 本考案の第2の実施例の構造模式図である。
第2、図3を参照し、第2および図3は、本考案の撹拌槽機器の改良の第1の実施例であ
る。本考案の撹拌槽機器は、攪拌槽10と、壁破り装置20と、攪拌装置30と、循環装
置40と、周辺装置50とを含む。撹拌槽10は桶体であり、内部に槽体空間11を有し
、撹拌槽10の上部に上蓋12が設けられ、上蓋12は透光性の蓋体が好ましく、例えば
、ガラス、アクリルなどの材質である。上蓋12の中心部に軸貫通孔121が設けられ、
また、上蓋12の側辺に排気孔122、注水孔123が設けられている。さらに、撹拌槽
10の下部に放出口13が設けられ、下部の適切な位置に複数の循環流出孔14および循
環流入孔15が設けられている。本実施例では、4つの循環流出孔14および2つの循環
流入孔15を分けて設置し、循環流入孔15は比較的に中央区域に位置する。
本考案の撹拌槽機器の改良構造は、同時に撹拌槽10の下方にヒータ16を設置可能であ
り、ヒータ16は、調節可能な加熱コイルまたは他の加熱機器であり、調節可能な加熱コ
イル(ヒータ16)は、600W~1500Wパワーを有するヒータ材であるが、これに
限定されず、撹拌槽10内の液体の反応を加速または安定するために、撹拌槽10内の液
体の熱源および温度制御を提供する。
壁破り装置20が撹拌槽10の下部に配置され、壁破り装置20は壁破り槽21を備え、
壁破り槽21は円柱桶体であり、壁破り槽21は、下壁22、周壁23および上壁24を
有し、これらの壁内部に壁破り受容室200を形成し、そのうち、周壁23および上壁2
4に複数の槽穴211が設けられ、勿論、壁破り槽21が撹拌槽10の下部に直接に設け
られた場合(例えば、溶接など)、下壁22は、撹拌槽10の底面の局部であってよい。
高速モータ25の速度は20000~35000回転/分に達することができ、高速モー
タ25は撹拌槽10の外に設けられ、高速モータ25の伝動軸251は、撹拌槽10の下
部、壁破り槽21の下壁22を通って壁破り槽21内に入る。伝動軸251に回転翼26
が設けられている。好適な実施例では、回転翼26は、分離配置された下翼27と、中翼
28と、上翼29とを含み、その中、下翼27の端部には下向きに折り曲げされた下曲げ
羽根271が設けられ、上翼29の端部には上向きに折り曲げされた上曲げ羽根291が
設けられ、壁破り受容室200内での回転翼26の回転壁破り動作は、より優れた壁破り
効果を有する。循環流入孔15は壁破り槽21の区域内に配置され、下壁22を貫通する
か壁破り受容室200を連通して壁破り槽21内に入る。さらに、回転翼26の撹拌混合
効果を向上させるために、下翼27、中翼28および上翼29にはそれぞれ適切に設計さ
れた傾斜面が設けられ、これによって壁破り槽21内の循環流が増加する。
撹拌装置30は、撹拌槽10の上蓋12の上方(または外側)に位置する撹拌モータ31
を含み、撹拌モータ32の伝動軸は、軸貫通孔121を通って槽体空間11内に入る。伝
動軸32の端部はピボット34に枢着し、ピボット34は壁破り槽21の上壁24に設け
られ、伝動軸32の回転伝動を安定させる。伝動軸32に撹拌翼33が設けられ、ピボッ
ト34に近い伝動軸32の端部に下攪拌翼35が設けられ、下攪拌翼35全体は、適切に
壁破り槽21を取り巻く曲折設計を有し、下攪拌翼35は、上平羽根351、中垂直羽根
352および下平羽根353を有し、上平羽根351は上壁24の上方に位置し、中垂直
羽根352は、上平羽根351の端部から下向きに曲折して周壁23の側辺に位置し、下
平羽根353は、中垂直羽根352の端部から外側に伸びて撹拌槽10の下部に位置する
。さらに、下攪拌翼35の撹拌混ぜ効果を向上させるために、上平羽根351、中垂直羽
根352および下平羽根353の羽根に適切に設計された傾斜面がそれぞれ設けられ、例
えば、傾斜面を有する下平羽根353は、さらに撹拌槽10の下部の液体を上へ押し、撹
拌槽10内の循環流を増加させ、同時に、温度(または加熱温度)の均一拡散を形成する
ことができる。このようにして、下攪拌翼35を壁破り槽21の周囲に設置するので、壁
破り槽21の壁破り化、ナノ化した後に流出した液体に対して充分に攪拌乱流および上へ
の循環を推進できる。
循環装置40は吸水モータ41を備え、吸水モータは内部循環液体導入パイプ42および
内部循環液体導出パイプ44と連通し、内部循環液体導入パイプ42は複数の内部循環連
通パイプ43と連通し、内部循環連通パイプ43は撹拌槽10の循環流出孔14に接続さ
れ、撹拌槽10内の液体が循環流出孔14、内部循環連通パイプ43および内部循環液体
導入パイプ42を通って吸水モータ41内に入ることができる。内部循環液体導出パイプ
44は撹拌槽10の循環流入孔15に接続し、吸水モータ41に吸い込まれた液体を内部
循環液体導出パイプ44、循環流入孔15を経て壁破り槽21内に入らせる。
周辺装置50は、撹拌槽10内の状況を監視し、周辺装置50は、水フィルタ51、排気
弁52、pH値電子検出器53、電子式糖分計54および電子式EC値検出器55などを
含む。水フィルタ51は注水孔54と連通し、濾過して清潔な水を提供する。排気弁52
は排気孔122と連通し、撹拌槽10内の気体を排出する。pH値電子検出器53は、撹
拌槽10内の液体のpH値を自動的に検出する。電子式糖分計は、撹拌槽10内の液体の
糖分値を自動的に検出する。電子式EC値検出器55は、撹拌槽10内の液体の導電度を
自動的に検出する。さらに、撹拌槽10の上蓋12は透光式で設けられ、環境への光源を
吸収し、実際要求に適切に応じて、撹拌槽10の上蓋12の上方にも光源装置(図示せず
)を設置し、特定光源を提供することができる。周辺装置50は、他の装置、例えば温度
器などをさらに含むことができる。
本考案の撹拌槽機器の改良構造が運転する時に、材料、水を撹拌槽10内に入れて、撹拌
モータ31を起動し、撹拌翼33を回転攪拌する。次に、適切なタイミングで高速モータ
25、吸水モータ41を起動して作動させ、循環装置40によって撹拌槽10内の材料液
体を内部循環液体導入パイプ42内に入り1回目の衝撃(後に詳述する)を生成し、材料
液体をさらに細分化および充分にかき混ぜさせる。吸水モータ41によって壁破り槽21
内に輸送し、2回目の衝撃を生成し、壁破り槽21内に高速回転の回転翼26が設けられ
たので、材料液体は同時に壁破り動作を行って、ミクロン化、ナノ化の効果を生成する。
ミクロン化、ナノ化した材料液体は、壁破り槽21の複数の槽穴211を通ってその周辺
の槽体空間11に溢れて、攪拌作業を継続する。壁破り槽21周辺の下攪拌翼35は、材
料液体を上へ押し、上昇させる作用を有し、このように非常に優れ、徹底的な攪拌作動空
間設計を構成する。壁破り動作とは、原材料が高速回転撹拌された後、流動衝撃を発生し
て原材料の細胞壁を破壊させ、反応を加速させることを指す。
材料は、発酵を行う微生物、原材料などを含むことができ、この時発酵処理とする。材料
は、また非発酵の材料、例えば、珪藻塗料(珪藻土と漆材料の充分な細分化混合)などの
撹拌細分化製品の製造を含むことができる。本考案が設計した関連内部循環運行、1回目
の衝撃、2回目の衝撃および壁破り動作は、以下の第2の実施例で詳しく説明することが
できる。
図4を併せて参照し、図4は、本考案の撹拌槽機器の改良構造の第2の実施例である。第
2の実施例は、第1の実施例の構造を元に変更したもので、その違いは以下の通りである
。給気装置90はコンプレッサ61を備え、コンプレッサ61は空気供給管62と連通し
、空気供給管62は、吸水モータ41に隣接する位置に内部循環液体導入パイプ42に接
続し、即ち内部循環液体導入パイプ42と空気供給管62との接続位置は内部循環液体導
入パイプ42と内部循環連通パイプ43との接続位置よりも吸水モータ41に接近する。
好ましい実施例では、空気供給管62は、(吸水モータ41に向かう内部循環液体導入パ
イプ42の方向に)小さな角度の切り角aで内部循環液体導入パイプ42に接続され、小
さい角度の切り角aは90度未満であり、空気供給管62からの気体が内部循環液体導入
パイプ42に進入したとき垂直抵抗を減少するようにスムーズとなるために、適切な小さ
い角度を有する方がよい。また、内部循環液体導入パイプ42と吸水モータ41との接続
部にマイクロシーブ421が設けられ、あるいは内部循環液体導入パイプ62に隣接する
空気供給管42にマイクロシーブ421が設けられ、マイクロシーブ42は、200~6
000メッシュの微細孔を有し、気体がマイクロシーブ43を通って出てきた後にミクロ
ンレベルの気泡を呈する。コンプレッサ61に近い空気供給管62の前部に少なくともエ
アフィルタ63およびオゾンマシン64が設けられ、エアフィルタ63は、空気供給管6
2に設けられたエアフィルタベース631およびエアフィルタベース631の下方に設け
られたエアフィルタベースタンク632を含む。オゾンマシン64は、空気供給管62内
に進入する気体に殺菌機能を提供させる。また、空気供給管62に近い内部循環液体導入
パイプ42に電動逆止弁422が設けられている。
本考案の撹拌槽機器の改良構造は、例えば、液体状態肥料生産、酵素生産、酒の生産発酵
などを製造する発酵作業処理に利用されており、材料は微生物、原材料および酸素を含む
。その中、空気供給管62内の気体が内部循環液体導入パイプ42に入ったとき、気体は
ナノシーブを経由した後、1回目の衝撃を発生し、気体が形成する気泡をミクロン化に近
くさせる。材料液体は吸発生し、気泡をミクロン化させ、微生物、原材料はナノ化までに
細化され、大量のミクロンバブル(酸素)をナノ原材料および微生物に付着させる。
微生物の繁殖速度は、酸素含有量と適切な温度環境に依存するため、この時槽体内温度は
32度に維持し、この好適な環境で微生物の活性は数倍高められ、原材料に対する発酵作
用が加速される。すなわち、ナノ状態の原材料は微生物に大量の食物(同時に接触面積が
大きくなる)を与え、微生物の菌数を再び倍増繁殖させ、さらに原材料が快速に完全に分
解されアミノ酸、核酸および多種の微量栄養元素を放出することを加速させ、発酵製造過
程全体は短時間内に快速に完成し、その運転過程は大幅に発酵時間を短縮し3時間から最
も遅い2日間以内に完全に熟成させ樽販売できる(例えば、第2の実施例)。
発酵作業において、EM菌、光合成菌は、光を好む微生物菌種であるため、樽槽の上端に
光源を加えて活発に繁殖させる必要がある。酸素嫌気性菌の製造工程や非発酵の攪拌作業
であれば、攪拌槽10に気体を供給しない(例えば、第1の実施例)。
本考案の撹拌槽機器の改良構造は、前記構成によって、その撹拌槽機器は、微生物、原材
料をナノ状態化し、微生物菌数を再び倍増繁殖させ、さらに発酵および製造プロセス全体
をさらに短時間で迅速に完了することが加速し、さらにその普及と応用上の実用的な効果
に達することができる。さらに、本考案は、撹拌槽機器には、発酵作業以外の製品の生産
および利用に使用することができることによって、優れた機器の多様化の生産効率を有し
、機器の付加価値を高めることができるような機能を持つ。
以上の説明は本考案にとって説明だけであり、限定するものではなく、本分野の普通の技
術者は、請求項が限定する精神と範囲を離脱しない限り、多くの修正や、変更または等価
を行うことができるが、すべて本考案の保護範囲内に入ることを理解すべきである。
10撹拌槽
20壁破り装置
30攪拌装置
40循環装置
50周辺装置
11槽体空間
12上蓋
121軸貫通孔
122排気孔
133注水孔
13放出口
14循環流出孔
15循環流入孔
16ヒータ
21壁破り槽
22下壁
23周壁
24上壁
200壁破り受容室
211槽穴
25高速モータ
251伝動軸
26回転翼
27下翼
28中翼
29上翼
271下曲げ羽根
291上曲げ羽根
31撹拌モータ
32伝動軸
33撹拌翼
34ピボット
35下攪拌翼
351上平羽根
352中垂直羽根
353下平羽根
41吸水モータ
42内部循環液体導入パイプ
421マイクロシーブ
422電動逆止弁
43内部循環連通パイプ
44内部循環液体導出パイプ
51水フィルタ
52排気弁
53pH値電子検出器
54電子式糖分計
55電子式EC値検出器
60気体供給装置
61コンプレッサ
62空気供給管
63気体フィルタ
631エアフィルタベース
632エアフィルタベースタンク
64オゾンマシン

Claims (15)

  1. 下部に少なくとも一つの循環流出孔および循環流入孔が設けられた攪拌槽と、
    撹拌モータを備え、前記撹拌モータの伝動軸が前記撹拌槽内に入り、前記伝動軸に撹拌翼
    が設けられた撹拌装置と、
    壁破り槽と高速モータとを備え、前記壁破り槽が前記撹拌槽内の下部に配置され、前記壁
    破り槽に複数の槽穴が設けられ、前記高速モータの伝動軸が前記壁破り槽内に入り、前記
    伝動軸に前記壁破り槽内に配置された回転翼が設けられ、前記壁破り槽は前記循環流入孔
    と連通する壁破り装置と、
    吸水モータを備え、前記吸水モータには内部循環液体導入パイプおよび内部循環液体導出
    パイプが連通され、前記内部循環液体導入パイプが前記内部循環連通パイプと連通し、前
    記内部循環連通パイプは前記循環流出孔に接続され、前記内部循環液体導出パイプは前記
    循環流入孔に接続され、前記吸水モータに吸い込まれた液体を前記壁破り槽内に進入させ
    る循環装置と、を含むことを特徴とする撹拌槽機器の改良構造。
  2. 前記攪拌槽の下方にヒータが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の撹拌槽
    機器の改良構造。
  3. 前記ヒータは調節可能な加熱コイルである、ことを特徴とする請求項2に記載の撹拌槽機
    器の改良構造。
  4. 前記撹拌槽の上部に上蓋が設けられ、前記上蓋は透光性の蓋体であり、前記上蓋には排気
    孔および注水孔が設けられ、前記撹拌槽の下部には放出口が設けられている、ことを特徴
    とする請求項1に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  5. 前記壁破り槽は、少なくとも前記複数の槽穴を設置するための周壁および上壁を含む、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  6. 前記回転翼は、離間配置された下翼、中翼および上翼を有し、前記下翼の端部には下向き
    に折り曲げされた下曲げ羽根が設けられ、前記上翼の端部には上向きに折り曲げされた上
    曲げ羽根が設けられ、前記下翼、前記中翼および前記上翼の羽根には傾斜面が設けられて
    いる、ことを特徴とする請求項1に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  7. 前記攪拌モータの前記伝動軸の端部はピボットに枢着され、前記ピボットは前記壁破り槽
    の前記上壁に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の撹拌槽機器の改良構造
  8. 前記ピボットに近い前記撹拌モータの前記伝動軸に下攪拌翼が設けられ、前記下攪拌翼は
    、上平羽根、中垂直羽根および下平羽根を有し、前記上平羽根は前記上壁の上方に位置し
    、前記中垂直羽根は、前記上平羽根の端部から下向きに曲折して前記周壁の側辺に位置し
    、前記下平羽根は、前記中垂直羽根の端部から外側に伸びて前記撹拌槽の下部に位置する
    、ことを特徴とする請求項7に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  9. 前記上平羽根、中垂直羽根および前記下平羽根の羽根に傾斜面が設けられている、ことを
    特徴とする請求項8に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  10. 給気装置をさらに備え、前記給気装置は、前記内部循環液体導入パイプに連通する空気供
    給管に接続されたコンプレッサを含む、ことを特徴とする請求項1記載の撹拌槽機器の改
    良構造。
  11. 前記空気供給管は小さな角度の切り角で前記内部循環液体導入パイプと接続される、こと
    を特徴とする請求項10に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  12. 前記内部循環液体導入パイプと吸水モータとの接続部にマイクロシーブが設けられるか、
    或いは、前記内部循環液体導入パイプに隣接する前記空気供給管にマイクロシーブが設け
    られる、ことを特徴とする請求項11に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  13. 前記空気供給管は、前記吸水モータに隣接する位置で前記内部循環液体導入パイプに接続
    され、前記空気供給管に近い前記内部循環液体導入パイプに電動逆止弁が設けられている
    、ことを特徴とする請求項12に記載の撹拌槽機器の改良構造。
  14. 前記気体コンプレッサに近い前記空気供給管の前部に少なくとも一つのエアフィルタおよ
    びオゾンマシンが設けられている、ことを特徴とする請求項10に記載の撹拌槽機器の改
    良構造。
  15. 周辺装置をさらに備え、前記周辺装置は、前記撹拌槽に接続された水フィルタ、排気弁、
    pH値電子検出器、電子式糖分計または電子式EC値検出器である、ことを特徴とする請
    求項1に記載の撹拌槽機器の改良構造。
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