JP3240935U - モジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系 - Google Patents

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Abstract

【課題】角材の使用及び加工と補強作業を減らし、木屑の発生を減らして、成形品質を高めて、現場施工の規則性にも寄与して、人工と時間コストを効果的に節約する、モジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系を提供する。【解決手段】底部木型枠82の底部に設置する底板部材と、側部木型枠81の外側にそれぞれ設置された側板部材とを含むモジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系を開示し、底部木型枠底部に設けられるための底板部材と、側部木型枠の外側にそれぞれ設けられた側板部材とを含み、側板部材には、側部木型枠を相引きスクリュー6によって締結するための第1ボルト孔が少なくとも1組設けられており、底板部材は側板部材の底部に係止または掛合されている。底板部材を梁鉄筋かご30の底部の木型枠8に直接上向きに当接させ、側板部材は相引きスクリューによって梁鉄筋かごの側部の木型枠を直接押さえつける。【選択図】図3

Description

本実用新案は建築工事技術分野に関し、特にモジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系に関する。
建築工事では、型枠工事は構造工事の重要な構成要素の一つであり、その中で型枠の補強はコンクリート構造梁の成形品質に大きな影響を与える。伝統的な型枠締結体系の実施性には一定の不足があり、角材の使用量が多く木屑が多く、鉄筋コンクリート梁の型枠締結作業が煩雑であるという技術的問題がある。
実際の状況から見ると、梁底と梁側の補強は、現在の方案では理論的に可能であり、現場での施工時に一定の困難があるため、労働者は要求通りに施工できず、効果が不十分で、検査通過率が低く、整改が困難で、施工管理にとって受動的である。
図1及び図2に示すように、現場施工に使用された角材の断面寸法は一般的に45mm×90mm又は50mm×100mmの2種類であり、梁鉄筋かご30の外側には木型枠8が被せられており、梁鉄筋かご30の底部のキール角材2はキールの高さ方向に沿って放置(縦置き)されるとともに、梁底部から200mm~250mmの高い位置に一つの相引きスクリュー6が設けられ、相引きスクリュー6の端部には3型チャック7が設けられており、3型チャック7が2本の角材に引っ掛けられて引締め補強されている。同時に、梁鉄筋かご30の底部に型枠補強材1が設けられ、ロックアンカ角材3に楔締める。
現場での実際の施工現状は、梁鉄筋かご30の底部のキール角材2はキールの幅方向に沿って置かれ(横置き)、型枠補強材1でキール角材2とロックアンカ角材3を楔締めにする。小梁に相引きスクリュー6を設置しないから、爆型が少ないため、個々の作業員は相引きスクリュー3を設置しなくなってしまう。
これによって生じた問題は以下の通りである。
1、従来の通常の型枠補強材1の留め具の高さは有限(130mm程度)で、角材縦置きの高さは100mmで、木型枠8の厚さ15mmを差し引いて、型枠補強材1とロックアンカ角材3の理論的なチャッキング深さは25mmで、型枠補強材1ではロックアンカ角材3を効果的にチャッキングすることができない。
2、小梁(構造梁の断面寸法が小さい梁)梁側の有効高さは(梁高-板厚)であり、300mm×700mm梁を例にとると、通常の板厚は100-200mmで、キャッピングとロックアンカ角材の合計は、200mmの高さで、配置可能高さは300-400mmであり、スペースが小さく、角材の載置が面倒であり、且つ小梁が多くて、相引きスクリューを設置するには、木型枠8または角材に孔を開ける必要があり、作業者の作業量が多くて、また、孔を開ける時に木くずが発生し、一部は型枠や工事現場内に落ちる。型枠に落ちると、コンクリートを打設する前に水で洗い流す必要があり、十分に洗い流さなければ、構造梁の成形品質に影響し、工事現場内に落ちると、現場のごみの清掃作業量を増やすと同時に、木屑が飛んでいる場所は人員の健康にも不利である。
本実用新案の目的は、角材の使用量が多く、鉄筋コンクリート梁の型枠締結作業が煩雑であるという技術的問題を解決するように、モジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系を提供することである。
上記の目的を達成するために、本実用新案のモジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系の具体的な技術案は以下の通りである。
本実用新案の第1側面として、梁鉄筋かごの外側の木型枠を補強するために用いられるモジュラス化された相引き補強部材を提供し、底部木型枠の底部に設けられた底板部材と、側部木型枠の外側にそれぞれ設けられた側板部材とを含み、側板部材には、側部木型枠を相引きスクリューによって締結するための第1ボルト孔が少なくとも1組設けられており、底板部材は側板部材の底部に係止または掛合されている。底板部材を梁鉄筋かごの底部の木型枠に直接上向きに当接させ、側板部材は相引きスクリューによって梁鉄筋かごの側部の木型枠を直接押さえつける。
さらに、相引き補強部材は、係止式補強部材であり、底板部材は側板部材に係止され、底板部材は鋼裏金であり、側板部材は鋼側板であり、鋼側板は鋼裏金に設けられ、鋼裏金には、複数の第3ボルト孔が設けられており、鋼側板は、鋼裏金と固定連結されるための横鋼板と、横鋼板の左右両側に固定連結される補剛板と、横鋼板と補剛板の後側に固定連結させる縦鋼板とを含み、横鋼板には、第3ボルト孔の択一に対応する第2ボルト孔が設けられる。鋼裏金を梁鉄筋かごの底部の木型枠に直接上向きに当接させ、縦鋼板が相引きスクリューによって梁鉄筋かごの側部の木型枠を直接に押さえつけ、鋼裏金と横鋼板が固定連結されてコーナーへの固定作用を形成する。
さらに、補剛板は三角板または四角板または異形板である。
さらに、相引き補強部材は下掛け式補強部材であり、底板部材は側板部材に掛合され、底板部材は底受けであり、側板部材は締結側板であり、締結側板には、さらに第1ボルト孔の下方に位置する第4ボルト孔が1組設けられ、締結側板の下部には、下掛止口が形成されており、底受けは両端と先端が開口した貫通溝構造であり、底受けの両側辺は内向きに延びて下掛止口に掛合される掛け辺を形成している。底受けを梁鉄筋かごの底部の木型枠に直接上向きに当接させ、締結側板は、相引きスクリューによって梁鉄筋かごの側部の木型枠を直接に押さえつける。
本実用新案の第2の側面として、型枠締結体系を提供し、上記のモジュラス化された相引き補強部材をさらに含み、鋼裏金が底部木型枠の下方に当接し、鋼側板は鋼裏金の上方と側部木型枠の側辺に当接し、横鋼板は、ボルトによって鋼裏金9と固定連結され、横鋼板、側部木型枠、及び梁鉄筋かごを貫通し三者を緊張させる相引きスクリューがさらに設けられており、鋼裏金は底部木型枠に対する頂受けを形成し、縦鋼板は側部木型枠に対する押さえを形成する。
さらに、鋼裏金の下方には鋼裏金を頂受けるための横方向支持鋼管が設けられており、横方向支持鋼管は縦方向支持鋼管に固定連結されている。
さらに、鋼裏金の下方には鋼裏金を頂受けるための調整可能な頂受けが設けられており、調整可能な頂受けは縦方向支持鋼管に設けられる。
本実用新案の第3の側面として、型枠締結体系を提供し、上記のモジュラス化された相引き補強部材をさらに含み、底受けが底部木型枠の下方に当接し、締結側板の底部が底受けに挿通され、締結側板と側部木型枠が当接し、第1ボルト孔と第4ボルト孔にそれぞれ締結側部木型枠に対する相引きスクリューが設けられ、底受けの底部に支持構造が設けられ、底受けは底部木型枠に対する頂受けを形成し、締結側板は側部木型枠に対する押さえを形成する。
さらに、支持構造には底受けを支持するための調整可能な頂受けが含まれており、調整可能な頂受けは縦方向支持鋼管に設けられる。
本実用新案が提供したモジュラス化された相引き補強部材、型枠締結体系には以下の利点がある。
モジュラス化された相引き補強部材によって、底板部材を梁鉄筋かごの底部の木型枠に直接上向きに当接させ、側板部材は、相引きスクリューによって梁鉄筋かごの側部の木型枠に直接押さえつけ、底板部材と側板部材とが固定連結されて角部への固定作用が形成され、従来技術に比べて、角材への使用が減少したことは、角材への加工と補強作業が減少したことを意味し、これにより木屑の発生が減少し、構造梁の成形品質が向上し、労働者の健康への影響が低減され、モジュラス化された部材の広範囲な応用も現場施工の規則性に役立つ。施工工程、施工効率、材料ロスなどの面で大きな優位性があり、人手、時間コストを効果的に節約する。
具体的には次のようなものもある。
(1)実用性が高い。プレキャスト部材は定型化加工であり、梁の寸法変化に応じて締結ポイントを調整することができる;
(2)応用範囲が広い。一部の断面寸法の大きい構造では、角材強度が要求を満たさず、梁側補強のキールとして使用できず、48×3.2の鋼管を採用する必要があるが、本プレキャスト部材の材質は鉄骨構造であり、このような構造でも正常に適用できる;
(3)補強品質が保障されている。材料が鋼材を採用して、強度が角材よりはるかに高くて、補強品質が大幅に向上している;
(4)着脱が簡単。操作に対する要求が高くない;
(5)省エネ・環境保護。工事中に建築ゴミが発生しない;
(6)何度も回転させて使用することができる。木材の回転数が6~8回で廃棄処理が必要な回転数に対して、鉄骨構造の回転数は木材の回転数よりはるかに高く、プロジェクトのコスト管理に積極的な役割を果たすと同時に、相対的に高価な材料コストも回転数の優位性を補って、木材よりも優れている。
本実用新案に提供された通常構造梁補強構造の断面図である。 図1におけるAについての拡大図。 本実用新案に提供された第1の改良型鉄筋かごの補強構造の断面図である。 本実用新案に提供された鋼裏金の立体構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の実施例1の斜視構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の実施例2の斜視構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の右側構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の平面構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の正面構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板の具体的なパラメータ構造図である。 本実用新案に提供された鋼側板補強応用構造図である。 本実用新案に提供された第2の改良型鉄筋かごの補強構造の断面図である。 本実用新案に提供された締結側板の斜視構造図である。 本実用新案に提供された底受けの立体構造図である。 本実用新案に提供された締結側板と底受けを組み合わせた状態の斜視構造図である。
本実用新案の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、図面及び実施例に基づいて、本実用新案を更に詳しく説明する。本明細書に記載の具体的な実施例は、本実用新案を説明するためのものであり、本実用新案を限定するためのものではないことを理解されたい。
図1~図2を参照して、打設前の建築構造は、構造梁の梁鉄筋かご30とその天部両側の構造板の板筋を含み、構造板の支持構造は、縦方向支持鋼管22と、縦方向支持鋼管22の間に連結された横方向支持鋼管21とを含み、縦方向支持鋼管22の上端には調整可能な頂受け23が設けられており、調整可能な頂受け23は構造板を上向きに支持し、構造板と調整可能な頂受け23との間には型枠と角材が設けられている。
梁鉄筋かご30の両側と底部には木型枠8が設けられており、木型枠8を梁鉄筋かご30の外側と底部に押さえつける補強構造が必要である。伝統的な補強構造は多数の角材を使用しており、例えば、相引き角材4、ロックアンカ角材3とキール角材2、そして角材を締結する3型チャック7と型枠補強材1である。
図3~図11を参照して、本実用新案は、梁鉄筋かご30の両側と底部の木型枠8の補強について、るモジュラス化された相引き補強部材を提供し、相引き係止式部材はプリフォームであり、鋼裏金9と鋼側板11を含み、鋼裏金9には、複数の第3ボルト孔91が設けられており、鋼側板11は、鋼裏金9と固定連結されるための横鋼板112と、横鋼板112の左右両側に固設された補剛板113と、横鋼板112と補剛板113の後側に固定連結された縦鋼板111とを備え、横鋼板112には第3ボルト孔91の択一に対応する第2ボルト孔114が設けられ、縦鋼板111には少なくとも1つの第1ボルト孔115が設けられている。
モジュラス化された相引き補強部材に基づいて、本実用新案は、さらに、型枠締結体系を提供し、鋼裏金9が梁鉄筋かご30の下方に設けられ、梁鉄筋かご30の左右両側にそれぞれ1つの鋼側板11が設けられており、鋼裏金11は、鋼裏金9の上方と梁鉄筋かご30の側辺に設けられ、鋼裏金11の底部はボルト10で鋼裏金9に順次に固定連結され、木型枠8は、構造梁(30)の両側と底部にそれぞれ囲む側部木型枠81、底部木型枠82を含み、鋼裏金9は底部木型枠82の下方に当接され、鋼側板11は鋼裏金9の上方と側部木型枠81の側辺に当接し、横鋼板112、側部木型枠81及び梁鉄筋かご30を貫通し三者を緊張させる相引きスクリュー6がさらに設けられる。
具体的には、横鋼板112は鋼裏金9に固定され、縦鋼板111は側部木型枠81の側辺に固定され、縦鋼板111は側部木型枠81に貼り付けて当接する。ボルトは、順次に第2ボルト孔114を介して横鋼板111、第3ボルト孔91を貫通して鋼裏金9に固定連結される。鋼裏金9は梁鉄筋かご30の底部木型枠82に対する頂受けを形成し、縦鋼板111は側部木型枠81に対する押さえを形成する。
鋼裏金9の下方には、鋼裏金9を頂受けるための横方向支持鋼管21が設けられており、横方向支持鋼管21は縦方向支持鋼管22に固定連結されている。
説明:構造梁は、打設される前に、骨組み構造であり、鉄筋かご形式で表現されて、木型枠8は囲んで構造梁のキャビティを形成し、内部に鉄筋かご及び補助支持具が設けられている。打設された後、実体構造が形成され、型枠補強部材及び補強体系は打設の前に設置され、打設後所定の成形品質と所定日に達したら撤去される。
図4を参照して、一実施形態では、鋼裏金9は600mm×100mm×10mmの鋼板を採用し、両側に複数のM14ボルト孔である第3ボルト孔91を均等に確保している。第3ボルト孔91間の孔間距離は50mmで、幅200~400mmの構造梁に適しており、第3ボルト孔91から構造辺までの距離は50mmである。
本実用新案は、断面の小さい構造梁に使用できるだけでなく、部材に鋼材を採用しているため、角材より力を受ける性能が高いため、大きな構造梁での補強作業にも同様に適用できる。そのため、本補強体系はモジュラス化部材に拡張されており、異なる断面寸法の梁に対して、異なるモジュラスの鋼裏金と鋼側板を組み合わせて使用することができ、断面形式が多様な項目に対して顕著な応用効果がある。
注:断面の小さい構造梁ではない場合、鋼側板と鋼裏金の接続締結効果を考慮して、接続されたM14ボルトをM16ボルトに変更する。
上記の鋼裏金以外に、以下のモジュラスの鋼裏金も存在する。以下の各モジュラスの鋼裏金はいずれも8個のM16ボルト孔を確保し、真ん中の2つのボルト孔の間隔は以下の仕様とすることができる。
500/800/1100/1400……500+300×n、300mmをモジュラスとして増加させ、対応する鋼裏金の全長Lは900/1200/1500/1800……900+300×nである。幅が400~700/700~1000/1000~1300/1300~1600/...(400+300×n)~(700+300×n))などの構造梁に適する。例えば、梁幅が1050mmの場合、L=1500mmの鋼裏金を使用する。
図5から図9を参照して、一実施形態では、鋼側板11は厚さ10mmの鋼板を用い、工場加工溶接により製作される。その組成は縦鋼板111、横鋼板112と補剛板113で、高さは300mm、長さは110mm、幅は100mmである。梁の高さが1m未満の構造梁に適する。
縦鋼板111にはM14ボルト孔を確保しており、梁鉄筋かご30の両側の鋼側板11が相引きスクリューで接続されるのに用いられる。横鋼板112にはM14ボルト孔を確保しており、鋼側板11と鋼裏金9の接続に用いられる。補剛板113は、四角板、三角板、その他の形式を採用することができる、具体的な形式は多様であり、竪鋼板111と横鋼板112とを効率よく接続固定すればよい。本実施例では補剛板113には四角板を採用しているが、図5は三角板も示しており、例示のためだけで、限定するものではなく、他の形式の補剛板はすべて本特許の保護範囲内である。
上記の鋼側板のほかに、各モジュラスの鋼側板の横鋼板112及び補剛板113の寸法は変わらず、横鋼板に確保されているM14ボルト孔はM16ボルト孔に変更される。
縦鋼板111のボルト孔の確保は、相引きスクリューの本数と関係がある。受力計算ソフトの計算で得られるように、相引きスクリューの本数は梁の高さと直接関係があり、計算により以下の対応関係が得られた(hは梁の高さ)。
(1)1本のボルト:h<1m;
(2)2本のボルト:1m≦h≦1.3m;
(3)3本のボルト:1.3m<h≦1.7m;
(4)4本のボルト:1.7m<h≦2.1m;
(5)5本のボルト:2.1m<h≦2.6m;
(6)6本のボルト:2.6m<h≦3.0m;
(7)7本のボルト:3.0m<h≦3.5m;
最初のボルトは梁鉄筋かご30の底から200mmの高さで、その後、各ボルトの梁高方向の間隔は450mm以下で、施工の安全を考慮して、ボルトの梁高方向の間隔は400mmで、一番上のボルト孔は鋼板エッジまで50mmで、具体的なパラメータ詳細図10、応用は図11を参照する。
実施例1:1本の300mm×1000mmの構造梁であり、L=600mmの鋼裏金及びH=660mmの鋼側板を採用する。
実施例2:1本の800mm×1400mmの構造梁であり、L=1200mmの鋼裏金及びH=1060mmの鋼側板を採用する。
本実用新案が提供するモジュラス化された補強体系と元の補強体系の経済性分析の比較:
この補強体系は型枠の補強過程で、以下の材料を使用する必要がある。
型枠8+キャッピング角材5+相引きスクリュー6+鋼裏金9+鋼側板11+M14/M16補強ボルト。
従来の補強体系の補強には、以下の材料が必要である。
型枠8+キャッピング角材5+相引きスクリュー6+3型チャック7+梁側の相引き角材+ロックアンカ角材3+梁底のキール角材2+型枠補強材1。
図12~図15を参照して、本実用新案は、梁鉄筋かご30の両側と底部木型枠8の補強について、モジュラス化された相引き下掛け式部材を提供し、この相引き下掛け式部材はプリフォームであり、締結側板12と底受け13とを含み、締結側板12には少なくとも二つの第4ボルト孔121が設けられ、締結側板の下部には下掛止口122が形成されており、底受け13は両端と先端が開口した貫通溝構造であり、底受け13の両側辺は内向きに延びて下掛止口122に掛止される掛け辺131を形成し、底受け13及び締結側板12は下掛止口によってくさび締めて補強構造を構成している。
具体的には、底受け13は鋼板と鋼板の左右両側に溶接された楔板を含み、楔板は縦辺と内側に折り曲げられた掛け辺131を含み、鋼板のサイズは400mm×230mm×10mmであり、楔板のサイズは50mm×100mm×10mmであり、幅200~300mmの梁に適している。
両側の楔板は、締結側板12の下掛止口122を通って、締結側板12の底部に締め付けられる。木型枠8は楔板の上部に敷かれている。
締結側板12は厚さ10mmの鋼板を採用し、底部両側から高さ70mmの位置に幅20mmの下掛止口を残し、工場加工で製作する。梁の高さが1m未満の構造梁に適している。締結側板にはM14のボルト孔が確保されており、梁の両側にある鋼側板が相引きボルトで接続するために用いられる。
上記サイズの底受け部材の他に、以下のモジュラスの底受け部材も存在し、300mmをモジュラスとして増加し、対応する底受け部材の全長Lが600/900/1200/1500/1800...900+300×nである。梁幅が400~500/500~800/800~1100/1100~1400/...(300×(n+1)-100)~300×(n+2)-100)などの構造梁に適している。例えば、「梁幅は1050mmで、L=1200mmの底受け部材を選択する」。
上記のサイズの締結側板のほかに、以下のモジュラスの締結側板も存在し、各モジュラスの締結側板の底部下掛止口のサイズは変わらず、締結側板に確保されているM14ボルト孔はM16ボルト孔に変更される。
ボルト穴を確保することは、相引きボルトの本数と関係がある。受力計算ソフトの計算で得られるように、相引きボルトの本数は、梁の高さと直接関係があり、計算により以下の対応関係が得られた(hは梁の高さ)。
(1)1本のボルト:h<1m;
(2)2本のボルト:1m≦h≦1.3m;
(3)3本のボルト:1.3m<h≦1.7m;
(4)4本のボルト:1.7m<h≦2.1m;
(5)5本のボルト:2.1m<h≦2.6m;
(6)6本のボルト:2.6m<h≦3.0m;
(7)7本のボルト:3.0m<h≦3.5m;
最初のボルトは構造梁底から200mmの高さで、その後、各ボルトの梁高方向のピッチは450mm以下で、施工の安全を考慮して、ボルトの梁高方向のピッチは400mmである。一番上のボルト孔は鋼板辺まで50mmである。
実施例1:1本の300mm×1000mmの梁であり、L=400mmの底受け部材及びH=750mmの締結側板を採用する。
実施例2:1本の800mm×1400mmの梁であり、L=900mmの底受け部材及びH=1150mmの締結側板を採用する。
モジュラス化された相引き下掛け式部材に基づいて、本実用新案は型枠締結体系を提供し、
底受け13は底部木型枠82の下方に当接し、締結側板12の底部は底受け13に挿通され、締結側板12と側部木型枠81とが当接し、第1ボルト孔115と第4ボルト孔121には、それぞれ締結側部木型枠81に対する相引きスクリュー6が設けられており、底受け13の底部には支持構造が設けられ、底受け13は底部木型枠82に対する頂受けを形成し、締結側板12は側部木型枠81に対する押さえを形成する。これにより、鉄筋コンクリート梁型枠の締結措置が現場で実現しにくい技術的問題を解決し、型枠の締結品質を保証すると同時に、現場加工と文明施工の費用を減らす。この体系は工場のプレキャスト部材で、下掛止口で底受け部材を引っ掛けることで、本来の締結体系に代わる。
本実用新案が提供したモジュラス化された補強体系と元の補強体系の経済性分析の比較:
この補強体系は型枠の補強過程で、以下の材料を使用する必要がある。
木型枠8+プレス角材5+相引きボルト6+底受け13+締結側板12+M14/M16締結ボルト
従来の補強体系の補強には、以下の材料が必要である。
型枠8+キャッピング角材5+相引きスクリュー6+3型チャック7+梁側の相引き角材+ロックアンカ角材3+梁底のキール角材2+型枠補強材1。
2種類のモジュラス化された相引き補強部材(係止式補強部材と下掛け式補強部材)及びそれに基づく型枠締結体系は、施工工程、施工効率、材料ロスなどの面で大きな優位性があり、人手、時間コストを効果的に節約できると同時に、相対的に高価な材料コストも回転数の優位性の補完の下で角材に勝ることがわかった。また、モジュラス化された部材の広範囲な応用は現場施工の規則性にも役立ち、国家が推進している組立式建築施工政策の要求に応えるものでもある。
以上の記述は本実用新案の好ましい実施例にすぎず、本実用新案を制限するものではなく、本実用新案の精神と原則の範囲内で行われたいかなる修正、同等の置換と改良なども、本実用新案の保護範囲内に含まれるものとする。
1…型枠補強材 2…キール角材; 3…ロックアンカ角材; 4…相引き角材; 5…キャッピング角材; 6…相引きスクリュー; 7…3型チャック; 8…木型枠; 81…側部木型枠; 82…底部木型枠; 9…鋼裏金; 91…第3ボルト孔; 10…ボルト; 11…鋼側板; 111…縦鋼板; 112…横鋼板; 113…補剛板; 114…第2ボルト孔; 115…第1ボルト孔; 12…締結側板; 121…第4ボルト孔; 122…下掛止口; 13…底受け 131…掛け辺; 21…横方向支持鋼管; 22…縦方向支持鋼管; 23…調整可能な頂受け 30、梁鉄筋かご

Claims (9)

  1. 梁鉄筋かご(30)の外側の木型枠(8)を補強するために用いられるモジュラス化された相引き補強部材であって、底部木型枠(82)の底部に設けられた底板部材と、側部木型枠(81)の外側にそれぞれ設けられた側板部材とを含み、前記側板部材には、側部木型枠(81)を相引きスクリューによって締結するための第1ボルト孔(115)が少なくとも1組設けられており、前記底板部材は側板部材の底部に係止または掛合されている。
  2. 前記相引き補強部材は、係止式補強部材であり、前記底板部材は側板部材に係止され、前記底板部材は鋼裏金(9)であり、前記側板部材は鋼側板(11)であり、前記鋼側板(11)は鋼裏金(9)に設けられ、前記鋼裏金(9)には、複数の第3ボルト孔が設けられており、前記鋼側板(11)は、鋼裏金(9)と固定連結されるための横鋼板(112)と、横鋼板(112)の左右両側に固定連結される補剛板(113)と、横鋼板(112)と補剛板(113)の後側に固定連結される縦鋼板(111)とを含み、前記横鋼板(112)には、第3ボルト孔(91)の択一に対応する第2ボルト孔(114)が設けられることを特徴とする請求項1に記載のモジュラス化された相引き補強部材。
  3. 前記補剛板は三角板または四角板または異形板であることを特徴とする請求項2に記載のモジュラス化された相引き補強部材。
  4. 前記相引き補強部材は下掛け式補強部材であり、前記底板部材が側板部材に掛合され、前記底板部材が底受け(13)であり、前記側板部材が締結側板(12)であり、前記締結側板(12)には、さらに第1ボルト孔(115)の下方に位置する第4ボルト孔(121)が1組設けられ、前記締結側板(12)の下部には、下掛止口(122)が形成されており、前記底受け(13)は両端と先端が開口した貫通溝構造であり、前記底受け(13)の両側辺は内向きに延びて下掛止口(122)に掛合される掛け辺(131)を形成していることを特徴とする請求項1に記載のモジュラス化された相引き補強部材。
  5. 請求項2に記載のモジュラス化された相引き補強部材をさらに含み、前記鋼裏金(9)は底部木型枠(82)の下方に当接し、前記鋼側板(11)は鋼裏金(9)の上方と側部木型枠(81)の側辺に当接し、前記横鋼板(112)は、ボルト(10)によって鋼裏金9と固定連結され、横鋼板(112)、側部木型枠(81)及び梁鉄筋かご(30)を貫通し三者を緊張させる相引きスクリュー(6)がさらに設けられ、前記鋼裏金(9)は底部木型枠(82)に対する頂受けを形成し、前記縦鋼板(111)は側部木型枠(81)に対する押さえを形成する型枠締結体系。
  6. 前記鋼裏金(9)の下方には、鋼裏金(9)を頂受けるための横方向支持鋼管(21)が設けられており、前記横方向支持鋼管(21)は縦方向支持鋼管(22)に固定連結されていることを特徴とする請求項5に記載の型枠締結体系。
  7. 前記鋼裏金(9)の下方には、鋼裏金(9)を頂受けるための調整可能な頂受け(23)が設けられており、前記調整可能な頂受け(23)は縦方向支持鋼管(22)に設けられることを特徴とする請求項5に記載の型枠締結体系。
  8. 請求項4に記載のモジュラス化された相引き補強部材を更に含み、前記底受け(13)は底部木型枠(82)の下方に当接し、前記締結側板(12)の底部は底受け(13)に挿通され、前記締結側板(12)と側部木型枠(81)が当接し、前記第1ボルト孔(115)と第4ボルト孔(121)には、それぞれ締結側部木型枠(81)に対する相引きスクリュー(6)が設けられており、前記底受け(13)の底部には支持構造が設けられ、前記底受け(13)は底部木型枠(82)に対する頂受けを形成し、前記締結側板(12)は側部木型枠(81)に対する押さえを形成することを特徴とする型枠締結体系。
  9. 前記支持構造は、底受け(13)を支持するための調整可能な頂受け(23)を含み、前記調整可能な頂受け(23)は縦方向支持鋼管(22)に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の型枠締結体系。
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