JP3240821U - 電気コネクタ及び回路基板台座 - Google Patents

Abstract

【課題】回路基板を効率的な態様で設置することができ、かつ回路基板を固定する部品が紛失することを防ぐ電気コネクタ及び回路基板台座を提供する。【解決手段】電気コネクタは信号ジョイントと回路基板台座を含む。回路基板台座は台座本体と、クランプ部品と、マウント部品とを含む。台座本体はベース部と、マウント部と、クランプ部とを含む。ベース部は信号ジョイントに固定され、マウント部とクランプ部は、それぞれベース部の２つの対向する側面に接続され、ベース部と、マウント部と、クランプ部とが一体となって収容凹部を形成する。クランプ部品は収容凹部内に移動可能に設けられる。クランプ部品とクランプ部は一体となって設置空間を形成し、設置空間は回路基板を収容するように設けられる。マウント部品は回路基板台座本体のマウント部を通して移動可能に設けられ、マウント部品はクランプ部品と接続される。【選択図】図２

Description

本開示は、電気コネクタ及び回路基板台座に関し、特にクランプ部品及びマウント部品が組み込まれた電気コネクタ及び回路基板台座に関する。

市場において、試験回路基板を横向きに設置するタイプの同軸電気コネクタがある。試験回路基板は、同軸電気コネクタに対して接続される同軸ケーブルから伝達される信号を試験することができる。

従来は、試験回路基板はネジ、ガスケットなどといった種々の部品を組み立てることにより、同軸電気コネクタに固定されていた。しかし、上述の部品はそれらが組み立てられる前には互いに分離されており、いくつかの部品を偶発的に紛失する原因となりうる。そのうえ、同軸電気コネクタ上に試験回路基板を設置する際には、上述の部品は１つ１つ順番に組み立てられることを要求され、それは面倒で時間の浪費であった。したがって、上記問題をどのように解決するかは、この分野の重要なトピックの１つである。

本開示は、回路基板を効率的な態様で設置することができ、かつ回路基板を固定する部品が紛失することを防ぐ電気コネクタ及び回路基板台座を提供する。

本開示の一実施形態は、電気コネクタを提供する。電気コネクタは回路基板の設置用に構成される。電気コネクタは信号ジョイントと回路基板台座とを含む。回路基板台座は台座本体と、１つのクランプ部品と、少なくとも１つのマウント部品とを含む。ベース部は信号ジョイントに固定され、マウント部とクランプ部とは、それぞれベース部の２つの対向する側面に接続され、そしてベース部と、マウント部と、クランプ部とが一体となって収容凹部を形成する。クランプ部品は収容凹部に移動可能に設けられる。クランプ部品とクランプ部とが一体となって設置空間を形成し、設置空間は回路基板を収容するように構成される。マウント部品は、回路基板台座の台座本体のマウント部を通して移動可能に設けられ、マウント部品はクランプ部品に接続される。

本開示の別の実施形態は、電気コネクタを提供する。電気コネクタは回路基板の設置のために設けられる。電気コネクタは信号ジョイントと回路基板台座とを含む。回路基板台座は、台座本体と、クランプ部品と、少なくとも１つのマウント部品とを含む。台座本体は信号ジョイントに固定され、クランプ部を有する。クランプ部品は台座本体に移動可能に設けられる。クランプ部品とクランプ部とは、一体となって設置空間を形成する。マウント部品は、台座本体に移動可能に設けられる。マウント部品は相互に接続する第１部分と第２部分とを含み、第２部分はクランプ部品に接続される。台座本体と、クランプ部品と、マウント部品とが、一体となって１つの本体を構成し、そして第１部分は第２部分よりもクランプ部から離れた位置となる。

さらに別の実施形態は回路基板台座を提供する。回路基板台座は、回路基板設置のために設けられる。回路基板台座は、台座本体と、クランプ部品と、少なくとも１つのマウント部品とを含む。台座本体は、ベース部と、マウント部と、少なくとも１つのクランプ部とを含む。ベース部は信号ジョイントに固定され、マウント部とクランプ部とは、それぞれベース部の２つの対向する側面に接続され、そしてベース部と、マウント部と、クランプ部とが一体となって収容凹部を形成する。クランプ部品は収容凹部に移動可能に設けられる。クランプ部品とクランプ部とは一体となって設置空間を形成し、設置空間は回路基板を収容するために設けられる。マウント部品は、回路基板台座の台座本体のマウント部を通して移動可能に設けられ、マウント部品はクランプ部品に接続される。

上記実施形態において述べた電気コネクタ及び回路基板台座について、クランプ部品は、回路基板台座の台座本体の収容空間に移動可能に設けられ、マウント部はそれらを通してマウント部品が移動可能に配置されるように提供され、そしてマウント部品はクランプ部品と接続される。それゆえ、回路基板が台座本体に設置される前に、クランプ部品とマウント部品とは既に台座本体上で設置される。その結果として、台座本体上への回路基板の設置の際に、クランプ部品とマウント部品とを順番に設置する必要がなく、それにより、回路基板設置の効率が上がり、クランプ部品とマウント部品を紛失することを防ぐ。

さらに、マウント部品は台座本体上に移動可能に設けられ、台座本体と、クランプ部品と、マウント部品とが１つの本体を構成するように、マウント部品の第２部分はクランプ部品に接続され、そしてマウント部品の第１部分は、第２部分よりもクランプ部から離れた位置となる。結果として、回路基板が回路基板台座の台座本体に設置される前に、クランプ部品とマウント部品とは回路基板台座の台座本体上に既に設置される。それゆえ、台座本体上に回路基板を設置する際は、クランプ部品とマウント部品とを順番に組み立てる必要がなく、それにより、回路基板設置の効率が上がり、クランプ部品とマウント部品を紛失することを防ぐ。

本開示は、以下の詳細な説明及び添付された図面により、さらによく理解されるであろう。これらは例示を目的とするものであり、本開示を限定するものではない。

本開示の一実施形態における電気コネクタ及び回路基板の部分斜視図である。 図１の電気コネクタ及び回路基板の分解図である。 図１の電気コネクタの部分断面図である。 図１における電気コネクタ上に回路基板を設置する工程を示す部分断面図である。 図１における電気コネクタ上に回路基板を設置する工程を示す部分断面図である。 図１における電気コネクタ上に回路基板を設置する工程を示す部分断面図である。

以下の詳細な説明では、説明の目的で、開示された実施形態の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が述べられている。しかし、これらの具体的な詳細がなくとも、１又は複数の実施形態を実施できることは明らかであろう。他の例では、図面を簡略化するために周知の構造及びデバイスが概略的に記載されている。

さらに、技術用語、科学用語などの本開示で使用される用語は、本開示で追加的に定義されない限り、それ自体の意味を有し、当業者により理解される。すなわち、以下の段落で使用される用語は、関連分野で一般的に使用される意味で読まれるべきであり、用語が本開示で特定の意味を持たない限り、過度に説明しない。

図１～３を参照されたい。図１は、本開示の一実施形態による電気コネクタ１０の部分斜視図及び回路基板２０である。図２は図１の電気コネクタ１０と回路基板２０との分解図である。図３は、図１の電気コネクタ１０の部分断面図である。

本実施形態において、電気コネクタ１０は、回路基板２０の設置用に構成され、回路基板２０は、横向きに挿入する形態で電気コネクタ１０に設置される。回路基板２０は給電端子２１と、２つのアース端子２２と、２つの位置決め穴２３とを有する。給電端子２１はアース端子２２の間に位置し、位置決め穴２３は、それぞれがアース端子２２に位置する。電気コネクタ１０は信号ジョイント１００及び回路基板台座２００を含む。

信号ジョイント１００は、例えば、ＳＭＡジョイント、２．９２ジョイント、又は２．４ジョイントである。信号ジョイント１００は連結台座１１０と端子１２０をと含む。端子１２０は連結台座内１１０に伸びており、連結台座１１０から突出している。連結台座１１０は同軸ケーブル（図示せず）を用いて組み立てるために構成され、端子１２０は、同軸ケーブルと電気的に接続されるように構成される。

回路基板台座２００は、台座本体２１０、クランプ部品２２０及び２つのマウント部品２３０を含む。さらに、回路基板台座２００は２つの弾性部品２４０を含む。

台座本体２１０はベース部２１１、マウント部２１２と２つのクランプ部２１３とを含む。マウント部２１２とクランプ部２１３とは、ベース部２１１の２つの対向する側面にそれぞれ接続される。ベース部２１１と、マウント部２１２と、クランプ部２１３とは、一体となって収容凹部２１４を形成する。台座本体２１０のベース部２１１は、信号ジョイント１００の連結台座１１０に固定され、端子１２０の連結台座１１０の外側に向けられる部分は、端子１２０の端部が収容凹部２１４を向くようにベース部２１１を通して配置される。収容凹部２１４に位置する端子１２０の端部は、回路基板２０の給電端子２１と電気的に接続されるように構成される。この実施形態において、マウント部２１２は、それぞれ離れた位置にある２つのネジ穴２１２１を有する。ネジ穴２１２１は収容凹部２１４と接続される。台座本体２１０のクランプ部２１３は、それぞれ挿入口２１３１を有する。挿入口２１３１は、収容凹部２１４と接続される。

この実施形態において、台座本体２１０のクランプ部２１３は、さらに収容凹部２１４内に位置する接触面２１３２を有する。クランプ部品２２０は、台座本体２１０の収容凹部２１４に移動可能に設けられる。クランプ部品２２０は押圧面２２１と、背面２２２と、２つの貫通孔２２３と、それぞれの貫通孔２２３内に位置する２つの停止構造２２４とを有する。クランプ部品２２０の押圧面２２１は、クランプ部２１３の接触面２１３２を向き、クランプ部品２２０の押圧面２２１とクランプ部２１３との接触面２１３２は、一体となって収容凹部２１４内の設置空間Ｃを形成する。収容凹部２１４内に位置する端子１２０の末端は、設置空間Ｃにも位置する。設置空間Ｃは回路基板２０を収容するように構成される。背面２２２は押圧面２２１とは反対を向いており、台座本体２１０のマウント部２１２を向いている。２つの貫通孔２２３の一側面はクランプ部品２２０の押圧面２２１に、他の側面は背面２２２にそれぞれ位置する。停止構造２２４は、それぞれ貫通孔２２３の内面からそれぞれ突出している。

弾性部品２４０は、たとえば圧縮ばねである。それぞれの弾性部品２４０は、貫通孔２２３内の停止構造２２４と台座本体２１０のマウント部２１２との間に位置する。弾性部品２４０の２つの反対の端部は、台座本体２１０のマウント部２１２、及び背面２２２により近い位置にあるクランプ部品２２０の停止構造の片側に対してそれぞれ押し付けられる。弾性部品２４０は、クランプ部品２２０をクランプ部２１３に向かって動かすように構成される。

この実施形態において、台座本体２１０はさらに停止部２１５を含んでもよく、停止部２１５は設置空間Ｃ内に位置し、ベース部２１１に接続する。停止部２１５は停止面２１５１を有し、停止面２１５１はクランプ部品２２０の押圧面２２１に向いている。停止面２１５１はクランプ部品２２０の押圧面２２１に対して、接触面２１３２よりも近接して位置する。図３に示すように、この場合、クランプ部品２２０に適用される力は、弾性部品２４０により提供されるだけであり、弾性部品２４０はクランプ部品２２０に停止部２１５の停止面２１５１対して押圧するようにし、クランプ部品２２０は、クランプ部２１３の接触面２１３２から離れた距離で配置され、これにより、設置空間は特定の容積を有するように維持される。

この実施形態において、台座本体２１０のそれぞれのクランプ部２１３は、傾斜ガイド面２１３３を有し、傾斜ガイド面２１３３は互いに反対側に位置する第１の側２１３３ａと第２の側２１３３ｂとを有し、第２の側２１３３ｂは接触面２１３２に接続され、第１の側２１３３ａは第２の側２１３３ｂよりもクランプ部品２２０の押圧面２２１から離れて位置する。クランプ部２１３の傾斜ガイド面２１３３は、回路基板２０を設置空間Ｃへ誘導するように構成される。

２つのマウント部品２３０は、２つのネジ穴２１２１に対応し、２つの弾性部品２４０、２つの貫通孔２２３及び２つの挿入口２１３１と一致する。それゆえ、以下の段落では単に１つのマウント部品２３０と、マウント部品２３０に一致するネジ穴２１２１と、弾性部品２４０と、貫通孔２２３と、挿入口２１３１とを紹介する。

マウント部品２３０は、マウント部２１２のネジ穴２１２１と、弾性部品２４０とを通して移動可能に設けられ、マウント部品２３０はクランプ部品２２０の貫通孔２２３内に移動可能に設けられる。マウント部品２３０は、開放位置と設置位置との間で移動可能である。特に、マウント部品２３０は、互いに接続する第１部分２３１と第２部分２３２とを含む。第１部分はスタッドである。第２部分はクランプ部品２２０の貫通孔２２３内に移動可能に配置され、クランプ部品２２０に接続し、台座本体２１０と、クランプ部品２２０と、マウント部品２３０とが一体となって１つの本体を構成する。第２部分２３２は、第１部分２３１よりもクランプ部２１３に近い位置となる。第２部分２３２は第１部分２３１よりさらに離れた第２部分の一端に位置するフランジ２３２１を有する。

図３に示すように、マウント部品２３０が開放位置にあるとき、第１部分２３１からさらに離れた位置にあるマウント部品２３０の第２部分２３２は、クランプ部品２２０の貫通孔２２３内に位置し、第２部分２３２はクランプ部品２２０の押圧面２２１を突出せず、クランプ部２１３の挿入口２１３１内に挿入されず、マウント部品２３０の第２部分２３２のフランジ２３２１は、押圧面２２１により近づいて位置する停止構造２２４の片側と接触せず、そしてマウント部品２３０の第１部分２３１は、マウント部２１２のネジ穴２１２１にネジ締めされない。

この具体例において、マウント部品２３０が開放位置にあり、第１部分２３１がマウント部２１２のネジ穴２１２１へネジ締めされない場合、クランプ部品２２０の貫通孔２２３内の停止構造２２４は、マウント部品２３０の第２部分２３２のフランジ２３２１を支持することができ、台座本体２１０のマウント部２１２におけるマウント部品２３０とクランプ部品２２０とを保持する。

次に、台座本体２１０に回路基板２０を設置する工程を紹介する。図４～６を参照されたい。図４～６は図１の電気コネクタ１０に回路基板２０を設置する工程を示す部分断面図である。

図４に示すように、マウント部品２３０は最初に開放位置にある。次に、回路基板２０の片側がクランプ部品２２０の押圧面２２１上に配置され、台座本体２１０のクランプ部２１３の傾斜ガイド面２１３３と接触する。

次に、図５に示すように、回路基板２０は台座本体２１０の停止部２１５に向かって移動し、回路基板２０は、台座本体２１０のクランプ部２１３の傾斜ガイド面２１３３により案内され、弾性部品２４０を圧縮するようにクランプ部品２２０をマウント部２１２に向かって押す。回路基板２０が停止部２１５に接触した後、回路基板２０の位置決め穴２３はクランプ部品２２０の貫通孔２２３及びクランプ部２１３の挿入口２１３１と位置合わせされ、そして端子（図２に示される）は、回路基板２０の給電端子（図２に示される）と電気的に接続する。このとき、弾性部品２４０によりクランプ部品２２０に掛けられる力は、回路基板２０が、回路基板２０の押圧面２２１の法線に沿って位置決めするように、クランプ部品２２０の押圧面２２１とクランプ部２１３の接触面２１３２との間にクランプされることを可能とする。

この実施形態において、クランプ部２１３の傾斜ガイド面２１３３は、回路基板２０の動きをガイドし、回路基板２０を設置空間Ｃへ設置する際に、回路基板２０がクランプ部品２２０をマウント部２１２に向けて押すことを助ける。傾斜ガイド面２１３３は追加的な構造であり、他の実施形態では省略できることに留意されたい。

さらに停止部２１５は、設置空間Ｃを回路基板２０の設置を容易にする特定の容積を有するように維持することができる。停止部２１５は追加的な構造であり、他の実施形態では省略できることに留意されたい。

次に、図６に示すように、マウント部品２３０が設置位置となるように、マウント部品２３０の第１部分２３１がマウント部２１２のねじ穴２１２１にねじ込まれる。このとき、マウント部品２３０の第２部分２３２がクランプ部品２２０の押圧面２２１から突出し、マウント部品２３０の第２部分２３２が回路基板２０の位置決め穴２３に挿通され、回路基板２０を押圧面２２１の法線に垂直な水平方向に沿って位置決めする。マウント部品２３０の第２部分２３２はクランプ部２１３の挿入口２１３１に挿入される。

この実施形態では、クランプ部品２２０は、台座本体２１０の収容凹部２１４内に移動可能に設けられ、マウント部２１２は台座本体２１０上に設けられ、マウント部品２３０がそれらを通して移動可能に設けられ、マウント部品２３０はクランプ部品２２０へ接続される。したがって、回路基板２０が台座本体２１０に設置される前に、クランプ部品２２０およびマウント部品２３０は、台座本体２１０上ですでに組み込まれる。結果として、台座本体２１０に回路基板２０を装着する際に、クランプ部品２２０とマウント部品２３０を順次設置する必要がないので、回路基板２０の設置効率が向上し、クランプ部品２２０とマウント部品２３０の紛失を防止できる。

台座本体２１０がマウント部２１２を有することに限定されないことに留意されたい。いくつかの他の実施形態では、台座本体はマウント部を有しなくてもよい。そのような構成では、マウント部品の第１部分は、台座本体のベース部に移動可能に設けられた水平アームであってよく、マウント部品の第２の部分は、クランプ部品に接続された垂直アームであってよく、台座本体、クランプ部品及びマウント部品は１つの本体を構成し、マウント部品の第１部分が、第２の部分よりもクランプ部から離れて配置される。その結果、台座本体に別途マウント部を設けなくても、上述の構成は、回路基板が回路基板台座の台座本体に設置される前に、クランプ部品及びマウント部品が回路基板台座の台座本体に設置されることを達成できる。したがって、回路基板を台座本体に設置する際に、クランプ部品とマウント部品とを順次設置する必要がなく、回路基板の設置効率が向上し、クランプ部品及びマウント部品の紛失を防止できる。

その上、クランプ部２１３の挿入口２１３１は、設置位置においてマウント部品２３０がその中に挿入されることを許容し、マウント部品２３０の異なる側がマウント部２１２及びクランプ部２１３により位置決めされ、それにより、マウント部品２３０が回路基板２０を押圧面２２１の法線に対して垂直な水平方向に沿って位置決めすることを確保する。

さらに、クランプ部２１３の挿入口２１３１は、マウント部品２３０が開放位置から設置位置へ動くときに、マウント部品２３０の動きをガイドできる。クランプ部２１３の挿入口２１３１は、追加的な構造であり、他の実施形態では省略できることに留意されたい。

クランプ部２１３、弾性部品２４０及びマウント部品２３０の数量は、本実施形態において制限されない。他の実施形態では、上記部品の数量はすべて１つでもよく、クランプ部品の貫通孔とマウント部のネジ穴の数もそれに応じて１つでもよいことに留意されたい。

さらに、弾性部品２４０は追加的なものであり、マウント部品２３０はクランプ部品２２０に対して移動可能であることに制限されない、他の実施形態において、回路基板台座は弾性部品を有さなくともよく、マウント部品は回路基板台座のマウント部に対して単に移動可能であってもよく、マウント部品の一端はクランプ部品に固定されていてもよい。このような構成では、マウント部品はクランプ部品を移動させて回路基板を設置空間内でクランプしてよい。

上記実施形態で議論したような電気コネクタ及び回路基板台座について、クランプ部品は回路基板台座本体の収容凹部において移動可能に設けられ、マウント部は台座本体上に提供され、マウント部品がそれを通して設けられ、そしてマウント部品はクランプ部品と接続される。それゆえ、回路基板が台座本体上に設置される前に、クランプ部品及びマウント部品は既に台座本体上に設置される。結果として、台座本体上に回路基板を設置する際、クランプ部品とマウント部品を順番に設置する必要がなく、それにより、回路基板設置の効率が上がり、クランプ部品及びマウント部品を紛失することを防ぐ。

さらに、マウント部品は台座本体上に移動可能に設けられ、マウント部品の第２部分はクランプ部品に接続され、台座本体と、クランプ部品とマウント部品とは１つの本体を構成し、マウント部品の第１部分は第２部分よりもクランプ部から離れている。結果として、回路基板が台座本体上に設置される前に、クランプ部品及びマウント部品は既に回路基板台座の台座本体上に設置され、クランプ部品及びマウント部品は既に回路基板台座の台座本体上に設置される。それゆえ台座本体上に回路基板を設置する際、クランプ部品及びマウント部品を順番に組み立てる必要がなく、それにより、回路基板設置の効率が上がり、クランプ部品とマウント部品を紛失することを防ぐ。

当業者には本開示に対して様々な修正及び変更を加えることができることは明らかであろう。明細書及び実施例は、例示的な実施形態のみとみなされ、開示の範囲は、以下の実用新案登録請求の範囲及びそれらの均等物により示されることが示される。

Claims (11)

1. 信号ジョイントと、
   回路基板台座と、を有し、
   前記回路基板台座は、
   ベース部と、マウント部と、少なくとも１つのクランプ部とを含み、前記ベース部は前記信号ジョイントに固定され、前記マウント部と前記少なくとも１つのクランプ部とは前記ベース部の２つの対向する側面にそれぞれ接続され、前記ベース部と、前記マウント部と、前記少なくとも１つのクランプ部とが一体となって収容凹部を形成する台座本体と、
   前記収容凹部内に移動可能に設けられ、前記少なくとも１つのクランプ部と一体となって設置空間を形成し、前記設置空間が回路基板を収容するために構成されるクランプ部品と、
   前記回路基板台座の前記台座本体の前記マウント部を通して移動可能に設けられ、前記クランプ部品に接続される少なくとも１つのマウント部品と、
   を含む、回路基板の設置用に構成される電気コネクタ。
2. 前記回路基板台座が、前記収容凹部内に配置され、前記クランプ部品を前記少なくとも１つのクランプ部に向かって移動させるように構成される少なくとも１つの弾性部品をさらに含む、請求項１に記載の電気コネクタ。
3. 前記少なくとも１つの弾性部品が圧縮ばねであり、前記マウント部と前記クランプ部品の間に位置する、請求項２に記載の電気コネクタ。
4. 前記台座本体がさらに停止部を含み、前記停止部は前記設置空間に位置し且つ前記ベース部に接続され、前記少なくとも１つのクランプ部は接触面を含み、前記停止部は停止面を含み、前記接触面及び前記停止面は前記クランプ部品に対向し、前記接触面及び前記停止面は一体となって前記設置空間を形成し、前記停止面は前記接触面よりも前記クランプ部品に近接して位置し、前記クランプ部品は前記停止面と接触するように構成される、
   請求項１に記載の電気コネクタ。
5. 前記少なくとも１つのクランプ部は傾斜ガイド面を有し、前記傾斜ガイド面は、互いに反対側に位置する第１の側と第２の側とを有し、前記第２の側は前記接触面と接続され、前記第１の側は前記第２の側よりも前記クランプ部品から離れて位置する、請求項４に記載の電気コネクタ。
6. 前記クランプ部品が押圧面と、背面と、少なくとも１つの貫通孔とを有し、前記押圧面は前記少なくとも１つのクランプ部に向き、前記押圧面と前記少なくとも１つのクランプ部は一体となって前記設置空間を形成し、前記背面は前記押圧面とは反対を向き、前記少なくとも１つの貫通孔の一側面は前記押圧面に位置し、別の側面は前記背面に位置し、前記少なくとも１つのマウント部品は、前記クランプ部品の前記少なくとも１つの貫通孔に移動可能に設けられ、開放位置と設置位置との間で移動可能であり、前記少なくとも１つのマウント部品が前記開放位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品は前記押圧面から突出せず、前記少なくとも１つのマウント部品が前記設置位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品は前記押圧面から突出し、前記回路基板を通して配置されるように構成される、請求項１に記載の電気コネクタ。
7. 前記クランプ部品がさらに少なくとも１つの停止構造を有し、前記少なくとも１つの停止構造は、前記少なくとも１つの貫通孔の内面から突出し、前記少なくとも１つのマウント部品は、前記少なくとも１つのマウント部品の一端に位置するフランジを有し、前記少なくとも１つのマウント部品が前記開放位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品の前記フランジは前記押圧面により近接して位置する前記少なくとも１つの停止構造の一方の面と接触する、請求項６に記載の電気コネクタ。
8. 前記マウント部が少なくとも１つのネジ穴を有し、前記少なくとも１つのマウント部品は互いに接続する第１部分と第２部分とを含み、前記第１部分はスタッドであり、前記第２部分は前記クランプ部品の前記少なくとも１つの貫通孔に移動可能に配置され、前記少なくとも１つのマウント部品が開放位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品の前記第１部分は前記少なくとも１つのネジ穴にねじ込まれず、そして前記第２部分は前記押圧面を突出せず、前記少なくとも１つのマウント部品が設置位置にあるときは、前記少なくとも１つのマウント部品の前記第１部分は前記少なくとも１つのネジ穴にねじ込まれ、前記回路基板を通して配置されるように構成される、請求項７に記載の電気コネクタ。
9. 前記少なくとも１つのクランプ部は挿入口を有し、前記少なくとも１つのマウント部品が前記開放位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品は前記挿入口に挿入されず、前記少なくとも１つのマウント部品が前記設置位置にある場合、前記少なくとも１つのマウント部品は前記挿入口に挿入される、請求項６に記載の電気コネクタ。
10. 信号ジョイントと、
    回路基板台座と、を有し、
    前記回路基板台座は、
    前記信号ジョイントに固定されクランプ部を有する台座本体と、
    前記台座本体に移動可能に設けられ、クランプ部品と前記クランプ部が一体となって設置空間を形成する前記クランプ部品と、
    台座本体に移動可能に設けられ、互いに接続する第１部分と第２部分とを含み、前記第２部分は前記クランプ部品に接続し、前記台座本体と、前記クランプ部品と少なくとも１つのマウント部品とが一体となって１つの本体を構成し、前記第１部分は前記第２部分より前記クランプ部からさらに離れて位置する、前記少なくとも１つのマウント部品と、
    を含む回路基板の設置用に構成される電気コネクタ。
11. 回路基板設置用に構成される回路基板台座であり、
    ベース部と、マウント部と、少なくとも１つのクランプ部とを含み、前記マウント部と、前記少なくとも１つのクランプ部とが前記ベース部の２つの対向する側面にそれぞれ接続され、前記ベース部と、前記マウント部と、前記少なくとも１つのクランプ部とが一体となって収容凹部を形成する、台座本体と、
    前記収容凹部内に移動可能に設けられ前記少なくとも１つのクランプ部と一体となって設置空間を形成し、前記設置空間は回路基板を収容するために構成される、クランプ部品と、
    前記回路基板台座の前記台座本体の前記マウント部を通って移動可能に設けられ、前記クランプ部品と接続される少なくとも１つのマウント部品と、
    を含む、前記回路基板台座。
    

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