JP3240621U - コンタクトレンズ - Google Patents

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陳志成
廖顯陞
楊文啓
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Abstract

【課題】コンタクトレンズの安定化構造を改善する。【解決手段】光学領域10と周辺領域20とを含むコンタクトレンズ1であって、光学領域は、視力矯正のために用いられ、周辺領域は、光学領域を取り囲み、光学領域及び周辺領域の両方によって幾何学的中心O及び幾何学的中心を通過する水平軸Xが定義される。周辺領域には、幾何学的中心に対して対称に2つの安定化領域30が形成され、複数の安定化領域は、周辺領域の基準曲面に対して次第に厚くなる。【選択図】図2

Description

本考案は、コンタクトレンズに関し、特に、コンタクトレンズの光学構造に関する。
コンタクトレンズは、例えば、近視、遠視、乱視、老視などの視力障害を矯正するために用いられ、乱視の矯正に用いるコンタクトレンズは非球面の特徴で視力を矯正し、例えば、シリンドリカルレンズ、二焦点レンズ又は多焦点レンズを用いて矯正を行う。
乱視矯正用のコンタクトレンズの場合に、矯正機能を効果的に発揮させるためには、コンタクトレンズを眼球に対して特定の位置に配置し、且つ長時間に固定する必要がある。コンタクトレンズのレンズは装用後に瞬目、揺動又は移動で回転して位置がずれると、装用者に視界がぼやけて、矯正効果を悪くする。コンタクトレンズに用いる従来の安定化構造としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3などが挙げられる。
しかし、従来のコンタクトレンズの安定化構造には、依然として装用時に回転して位置がずれるという問題があるため改善の余地がある。
米国登録特許第US8985764B2号 米国登録特許第US5020898A号 米国登録特許第US9383592B2号
本考案の主な目的は、コンタクトレンズの安定化構造を改善することである。
本考案は、上記の目的を達成するために、コンタクトレンズを提供し、当該コンタクトレンズは、視力矯正のための光学領域と、当該光学領域を取り囲む周辺領域とを含み、当該光学領域及び当該周辺領域の両方によって幾何学的中心及び当該幾何学的中心を通過する水平軸が定義され、当該周辺領域には、当該幾何学的中心に対して対称に2つの安定化領域が形成され、当該複数の安定化領域は、当該周辺領域の基準曲面に対して次第に厚くなり、且つ条件として、当該安定化領域は、当該幾何学的中心に対して半径方向においてそれぞれ第1隆起開始境界及び最大隆起領域を有し、当該第1隆起開始境界の当該幾何学的中心に対する距離は、2.5~3.5mmであり、当該最大隆起領域の当該幾何学的中心に対する距離は、5.5~6.25mmであること、当該安定化領域は、それぞれ、当該水平軸から上向きに且つ円周方向(circumferential direction)に沿って延在する上部と、当該水平軸から下向きに且つ円周方向に沿って延在する下部とを有し、当該上部と当該周辺領域との間に第2隆起開始境界が定義され、当該下部と当該周辺領域との間に第3隆起開始境界が定義され、当該第2隆起開始境界は、当該水平軸から測定して+75°に位置し、当該第3隆起開始境界は、当該水平軸から測定して-75°に位置すること、及び、当該安定化領域の当該最大隆起領域の厚さ方向における当該周辺領域の当該基準曲面との高さの差は、0.15~0.35mmであることを満たす。
本考案は、上記の目的を達成するために、さらに、コンタクトレンズを提供し、当該コンタクトレンズは、視力矯正のための光学領域と、当該光学領域を取り囲む周辺領域とを含み、当該光学領域及び当該周辺領域の両方によって幾何学的中心及び当該幾何学的中心を通過する水平軸が定義され、当該周辺領域には、当該幾何学的中心に対して対称に2つの安定化領域が形成され、当該複数の安定化領域は、当該周辺領域の基準曲面に対して次第に厚くなり、且つ条件として、当該安定化領域は、当該幾何学的中心に対して半径方向においてそれぞれ第1隆起開始境界及び最大隆起領域を有し、当該第1隆起開始境界の当該幾何学的中心に対する距離は、2.5~3.5mmであり、当該最大隆起領域の当該幾何学的中心に対する距離は、5.5~6.25mmであること、当該安定化領域は、当該第1隆起開始境界に対する第4隆起開始境界をさらに有し、当該安定化領域の当該第1隆起開始境界から当該最大隆起領域までの間の厚さの変化の第1勾配は、0.2より小さく、当該安定化領域の当該第4隆起開始境界から当該最大隆起領域までの間の厚さの変化の第2勾配は、0.6より大きいこと、当該安定化領域は、それぞれ、当該水平軸から上向きに且つ円周方向(circumferential direction)に沿って延在する上部と、当該水平軸から下向きに且つ円周方向に沿って延在する下部とを有し、当該上部と当該下部は、当該水平軸に対して互いに対称であること、及び、当該安定化領域の当該最大隆起領域の厚さ方向における当該周辺領域の当該基準曲面との高さの差は、0.15~0.35mmであることを満たす。
図1は、本考案のコンタクトレンズの立体模式図である。 図2は、本考案のコンタクトレンズの正面模式図である。 図3は、図2のA-Aに沿う断面模式図である。 図4は、図3のB部分の部分拡大模式図である。 図5は、図3のC部分の部分拡大模式図である。
本明細書で使用される用語は、本考案を限定せず、特定の実施例を説明することを目的とする。文脈で明記されない限り、本明細書で使用される単数形「1つ」及び「当該」には複数形も含まれる。以下、本考案の技術内容を、図面を参照して詳しく説明する。
図1から図3が参照されるとおり、本考案は、コンタクトレンズ1を開示し、当該コンタクトレンズは、光学領域10と、周辺領域20と、2つの安定化領域30と、エッジ領域40とを含み、且つコンタクトレンズ1は、凹側50と、凸側60とを有し、光学領域10、周辺領域20、安定化領域30とエッジ領域40は継ぎ目のない連続構造であるため、装用時の異物感を軽減させることができる。安定化領域30は、周辺領域20に対して突出して凸側60に形成され、凹側50は、装用者の眼球に接触且つ適合し、装用者が目を閉じる時に、凸側60は装用者の眼瞼に接触し、これによって装用者が瞬目すると、上眼瞼と下眼瞼が安定化領域30を圧迫して当該コンタクトレンズを固定の位置に維持させて、速やかな位置決めの効果を得る。
好ましい実施例では、コンタクトレンズ1の直径は、13~15mmであり、コンタクトレンズ1のベースカーブ(Base curve)の範囲は、8~10mmであり、コンタクトレンズ1の中心厚さは、0.05~0.3mmであり、コンタクトレンズ1は使用する材料によって35~70%の含水率を有し、例えば、コンタクトレンズの材料は、ハイドロゲル、シリコーンヒドロゲル又はその組み合わせであってもよい。コンタクトレンズ1で矯正可能な近視度/遠視度は、-15.00D~+6.00D(近視1500度~遠視600度)であり、コンタクトレンズ1で矯正可能な乱視度数は、-0.50D~-4.00D(50度~400度)であり、コンタクトレンズ1で矯正可能な乱視軸の度数は、10度~180度である。
光学領域10はコンタクトレンズ1の中央に位置し、例えば、近視、遠視、乱視、老視などの視力障害の矯正に用いられ、光学領域10は、球面、非球面、双曲面であってもよいが、これらに限定されず、装用者の実際のニーズに応じて設計できる。好ましい実施例では、光学領域10の有効直径は、5mmより大きく、光学領域10の凹側50に位置する部分は、装用者の眼球に密着し且つ楕円形に設計されてもよく、これによって装用者の眼球の円柱変形を矯正することができる。光学領域10の凸側60に位置する部分は、空気に接触し且つ球面又は非球面に設計されてもよく、ここでは限定されない。
図2で見ると、光学領域10及び周辺領域20の両方によって幾何学的中心O、水平軸X及び垂直軸Yが定義され、水平軸X及び垂直軸Yは幾何学的中心Oを通過し且つ交わっている。周辺領域20は、光学領域10及び安定化領域30を取り囲み、且つ周辺領域20は、基準曲面21を含む。
複数の安定化領域30は、幾何学的中心Oに対して対称に凸側60に形成され、さらに、複数の安定化領域30は、垂直軸Yに対して対称に設けられる。安定化領域30は、周辺領域20の基準曲面21に対して次第に厚くなり、好ましくは、安定化領域30の厚さは、線形又は非線形に厚さ方向に向かって次第に厚くなってもよく、これによって光学領域10の左右両側に位置する三日月形の隆起が形成される(図2で上方から見る)。安定化領域30は、上部30aと、下部30bとを含み、上部30aは、水平軸Xから上向きに且つ円周方向(circumferential direction)に沿って延在し、下部30bは、水平軸Xから下向きに且つ円周方向に沿って延在する。本実施例では、上部30a及び下部30bは、水平軸Xに対して互いに対称であり、別の可能な実施例では、上部30a及び下部30bは、水平軸Xに対して互いに非対称である。
安定化領域30は、それぞれ、第1隆起開始境界31と、第2隆起開始境界32と、第3隆起開始境界33と、第4隆起開始境界34と、最大隆起領域35と、目盛り36とを含む。上部30aと周辺領域20との間に第2隆起開始境界32が定義され、下部30bと周辺領域20との間に第3隆起開始境界33が定義され、第1隆起開始境界31及び第4隆起開始境界34を境界線と見なすことができ、第2隆起開始境界32及び第3隆起開始境界33を境界点と見なすことができ、第1隆起開始境界31及び第4隆起開始境界34の両端は第2隆起開始境界32及び第3隆起開始境界33に交わっている。本実施例では、最大隆起領域35は、水平軸Xに位置する最大隆起点であり、別の例では、最大隆起領域35は、最大隆起線、最大隆起面であってもよく、ここでは限定されない。目盛り36は、水平軸Xに位置し且つ安定化領域30の溝に設けられ、装用者は位置決めが正常であるかどうかをチェックするために用いられる。
さらに、安定化領域30が第1隆起開始境界31、第2隆起開始境界32、第3隆起開始境界33及び第4隆起開始境界34から線形又は非線形に最大隆起領域35に向かって延在して、光学領域10の左右両側に位置する三日月形の隆起が形成される。
さらに、コンタクトレンズ1は、最低点から最高点までの間に高さHを有し、最大隆起領域35の当該最低点に対する高さhの位置は、高さHの0.52から0.63倍(即ち0.52Hから0.63H)の間に位置し、一実施例では、高さhは、0.54Hから0.61Hであってもよく、別の実施例では、高さhは、0.56Hから0.59Hであってもよい。第1隆起開始境界31から最大隆起領域35までの間の厚さの変化は、第1勾配を有し、第4隆起開始境界34から最大隆起領域35までの間の厚さの変化は、第2勾配を有し、当該第1勾配は、当該第2勾配より小さく、好ましい例では、当該第1勾配は、0.2より小さく、当該第2勾配は、0.6より大きく、一実施例では、当該第1勾配は、0.01~0.2であってもよく、当該第2勾配は、0.6~0.9であってもよく、別の実施例では、当該第1勾配は、0.01~0.1であってもよく、当該第2勾配は、0.7~0.8であってもよい。
第1隆起開始境界31の幾何学的中心Oに対する距離d1は、2.5~3.5mmであり(距離d1を第1隆起開始境界31の幾何学的中心Oに対する幾何半径と見なすことができる)、一実施例では、距離d1は、2.7~3.3mmであってもよく、別の実施例では、距離d1は、2.9~3.1mmであってもよく、最大隆起領域35の幾何学的中心Oに対する距離d2は、5.5~6.25mmであり、一実施例では、距離d2は、5.65~6.1mmであってもよく、別の実施例では、距離d2は、5.8~5.95mmであってもよい。
第2隆起開始境界32と幾何学的中心Oとを結ぶ線は、それぞれ、水平軸Xと夾角θをなし、第3隆起開始境界33と幾何学的中心Oを結ぶ線は、それぞれ、水平軸Xと夾角θをなし、本実施例では、安定化領域30は、垂直軸Yに対して対称に設けられ、夾角θは、水平軸Xから垂直軸Yの正の向きに向かう+75°と見なされ、夾角θは、水平軸Xから垂直軸Yの負の向きに向かう-75°と見なされ、言い換えれば、第2隆起開始境界32は、水平軸Xから測定して+75°に位置し、第3隆起開始境界33は、水平軸Xから測定して-75°に位置し、一実施例では、夾角θは、+65°であり、夾角θは、-65°であってもよく、別の実施例では、夾角θは、+55°であり、夾角θは、-55°であってもよい。
さらに、図3のB部分の部分拡大模式図である図4を参照する。好ましくは、安定化領域30の最大隆起領域35の厚さ方向における周辺領域20の基準曲面21に対する距離d3(高さの差)は、0.15~0.35mmであり、一実施例では、距離d3は、0.2~0.3mmであってもよく、別の実施例では、距離d3は、0.23~0.27mmであってもよい。
図3のC部分の部分拡大模式図である図5を参照する。エッジ領域40は、周辺領域20から半径方向の外側に向かって延在し且つコンタクトレンズ1の外周を取り囲み、言い換えれば、エッジ領域40は、コンタクトレンズ1の最も外周に位置し、一例では、エッジ領域40の幅は、0.2~2mmである。
エッジ領域40は、周辺領域20の基準曲面21からずれて凸側60に向かって湾曲し、さらに、エッジ領域40は、第1曲面41と、第2曲面42とを有し、第1曲面41は、凹側50に位置し、第2曲面42は、凸側60に位置し、第1曲面41及び第2曲面42は、外側に向かって延在して末端エッジ43に交わり、末端エッジ43の縦軸Zに対する夾角θは、53°~65°であり、一実施例では、夾角θは、56°~62°であってもよく、別の実施例では、夾角θは、58°~60°であってもよい。第1曲面41と第2曲面42との夾角θは、9°~15°であり、一実施例では、夾角θは、10°~14°であってもよく、別の実施例では、夾角θは、11°~13°であってもよく、なお、夾角θは、第1曲面41のいずれかの接線と第2曲面42のいずれかの接線との夾角と見なすことができる。エッジ領域40の湾曲する部分が多すぎると、装用者を傷つける恐れがあり、且つコンタクトレンズ1と眼球との間のスペースに入る涙液の量は多すぎる。エッジ領域40の湾曲する部分が少なすぎると、コンタクトレンズ1と眼球との間のスペースに入る涙液の量が足りないで湿潤させられない恐れがある。エッジ領域40の外側に向かって湾曲する構造設計及び夾角θ、θのパラメータ条件を利用して、涙液が過不足なく入れ替わるため、装用時の快適性が向上する。
以上から分かるように、本考案は、安定化領域を設けることによって、コンタクトレンズを速やかに位置決めして装用者の眼球の所定の位置に密着させ、ずれにくいだけでなく、安定化領域が第1隆起開始境界、第2隆起開始境界、第3隆起開始境界及び第4隆起開始境界から線形又は非線形に最大隆起領域に向かって継ぎ目なく延在するため、装用時の異物感を軽減させることができる。さらに、エッジ領域に第1曲面及び第2曲面を設けることによって、エッジ領域は周辺領域の基準曲面からずれて凸側に向かって湾曲し、コンタクトレンズのエッジ領域が装用者の眼球を傷つけることを避け、且つ涙液の入れ替えを促して、装用者の不快感及びコンタクトレンズの装用時の異物感を軽減させることができる。
1 コンタクトレンズ
10 光学領域
20 周辺領域
21 基準曲面
30 安定化領域
30a 上部
30b 下部
31 第1隆起開始境界
32 第2隆起開始境界
33 第3隆起開始境界
34 第4隆起開始境界
35 最大隆起領域
36 目盛り
40 エッジ領域
41 第1曲面
42 第2曲面
43 末端エッジ
50 凹側
60 凸側
O 幾何学的中心
X 水平軸
Y 垂直軸
Z 縦軸
H、h 高さ
d1、d2、d3 距離
θ、θ、θ、θ夾角

Claims (13)

  1. 視力矯正のための光学領域と
    前記光学領域を取り囲む周辺領域とを含み、前記光学領域及び前記周辺領域の両方によって幾何学的中心及び前記幾何学的中心を通過する水平軸が定義され、
    前記周辺領域には、前記幾何学的中心に対して対称に2つの安定化領域が形成され、前記複数の安定化領域は、前記周辺領域の基準曲面に対して次第に厚くなり、且つ条件として、
    前記安定化領域は、前記幾何学的中心に対して半径方向においてそれぞれ第1隆起開始境界及び最大隆起領域を有し、前記第1隆起開始境界の前記幾何学的中心に対する距離は、2.5~3.5mmで、前記最大隆起領域の前記幾何学的中心に対する距離は、5.5~6.25mmであること、
    前記安定化領域は、それぞれ、前記水平軸から上向きに且つ円周方向(circumferential direction)に沿って延在する上部と、前記水平軸から下向きに且つ円周方向に沿って延在する下部とを有し、前記上部と前記周辺領域との間に第2隆起開始境界が定義され、前記下部と前記周辺領域との間に第3隆起開始境界が定義され、前記第2隆起開始境界は、前記水平軸から測定して+75°に位置し、前記第3隆起開始境界は、前記水平軸から測定して-75°に位置すること、及び、
    前記安定化領域の前記最大隆起領域の厚さ方向における前記周辺領域の前記基準曲面との高さの差は、0.15~0.35mmであることを満たす、コンタクトレンズ。
  2. 前記安定化領域は、前記第1隆起開始境界に対する第4隆起開始境界をさらに有し、前記安定化領域の前記第1隆起開始境界から前記最大隆起領域までの間の厚さの変化の第1勾配は、前記安定化領域の前記第4隆起開始境界から前記最大隆起領域までの間の厚さの変化の第2勾配より小さい、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記第1勾配は、0.2より小さい、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記第2勾配は、0.6より大きい、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記コンタクトレンズの最低点から最高点までの間の高さは、Hであり、前記最大隆起領域の前記最低点に対する高さの位置は、0.52Hから0.63Hの間に位置する、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記安定化領域の前記上部と前記下部は、前記水平軸に対して互いに対称である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  7. 前記周辺領域から半径方向の外側に向かって延在するエッジ領域をさらに含み、前記エッジ領域は、前記周辺領域の前記基準曲面からずれて前記コンタクトレンズの凸側に向かって湾曲し、前記エッジ領域は、前記コンタクトレンズの凹側に位置する第1曲面と、前記凸側に位置する第2曲面とを有し、前記第1曲面及び前記第2曲面は、外側に向かって延在して末端エッジに交わり、前記末端エッジの縦軸に対する夾角は、53°~65°である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  8. 前記第1曲面と前記第2曲面との夾角は、9°~15°である、請求項6に記載のコンタクトレンズ。
  9. 視力矯正のための光学領域と、
    前記光学領域を取り囲む周辺領域とを含み、前記光学領域及び前記周辺領域の両方によって幾何学的中心及び前記幾何学的中心を通過する水平軸が定義され、
    前記周辺領域には、前記幾何学的中心に対して対称に2つの安定化領域が形成され、前記複数の安定化領域は、前記周辺領域の基準曲面に対して次第に厚くなり、且つ条件として、
    前記安定化領域は、前記幾何学的中心に対して半径方向においてそれぞれ第1隆起開始境界及び最大隆起領域を有し、前記第1隆起開始境界の前記幾何学的中心に対する距離は、2.5~3.5mmで、前記最大隆起領域の前記幾何学的中心に対する距離は、5.5~6.25mmであること、
    前記安定化領域は、前記第1隆起開始境界に対する第4隆起開始境界をさらに有し、前記安定化領域の前記第1隆起開始境界から前記最大隆起領域までの間の厚さの変化の第1勾配は、0.2より小さく、前記安定化領域の前記第4隆起開始境界から前記最大隆起領域までの間の厚さの変化の第2勾配は、0.6より大きいこと、
    前記安定化領域は、それぞれ、前記水平軸から上向きに且つ円周方向(circumferential direction)に沿って延在する上部と、前記水平軸から下向きに且つ円周方向に沿って延在する下部とを有し、前記上部と前記下部は、前記水平軸に対して互いに対称であること、及び、
    前記安定化領域の前記最大隆起領域の厚さ方向における前記周辺領域の前記基準曲面との高さの差は、0.15~0.35mmであることを満たす、コンタクトレンズ。
  10. 前記上部と前記周辺領域との間に第2隆起開始境界が定義され、前記下部と前記周辺領域との間に第3隆起開始境界が定義され、前記第2隆起開始境界は、前記水平軸から測定して+75°に位置し、前記第3隆起開始境界は、前記水平軸から測定して-75°に位置する、請求項9に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記コンタクトレンズの最低点から最高点までの間の高さは、Hであり、前記最大隆起領域の前記最低点に対する高さの位置は、0.52Hから0.63Hの間に位置する、請求項9に記載のコンタクトレンズ。
  12. 前記周辺領域から半径方向の外側に向かって延在するエッジ領域をさらに含み、前記エッジ領域は、前記周辺領域の前記基準曲面からずれて前記コンタクトレンズの凸側に向かって湾曲し、前記エッジ領域は、前記コンタクトレンズの凹側に位置する第1曲面と、前記凸側に位置する第2曲面とを有し、前記第1曲面及び前記第2曲面は、外側に向かって延在して末端エッジに交わり、前記末端エッジの縦軸に対する夾角は、53°~65°である、請求項9に記載のコンタクトレンズ。
  13. 前記第1曲面と前記第2曲面との夾角は、9°~15°である、請求項12に記載のコンタクトレンズ。
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