JP3240520U - 遮光布 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れたマジックミラー性を有すると共に、装飾性にも優れた遮光布を提供すること。【解決手段】白色乃至淡色を呈する糸条により編織され、多数の透孔11を有する布基材1と、この布基材1の裏面に形成され、黒色乃至濃色を呈する被覆層2と、を備えた遮光布10において、布基材1の裏面の一部に、被覆層が形成されずに布基材1が露出する露出部3が形成されており、この露出部3により布基材1の裏面に模様を表出した。【選択図】図1

Description

本考案は、遮光布、より詳しくは、例えばカーテン、サンシェード、垂れ幕、日除け、虫除け等に好適に用いることができる遮光布に関する。
周知のとおり、多数の透孔を有するレースカーテンは、通気性を有すると共に、光を適度に室内に採り入れることができ、更に、日中、室内から外を見ることができるが、外からは室内が見え難い所謂マジックミラー性を有しており、長年多用されている。
現在までに、このマジックミラー性を高めた遮光素材として、銀糸を織成又は編成したメッシュ状基材の片面に黒色印刷層を形成したものが提案されている(下記特許文献1)。
しかしながら、この特許文献1に記載の遮光素材は、メッシュ状基材の片面に単に一様な黒色印刷層を形成したものであり、その装飾性に劣る難点があった。
登録実用新案第3098955号公報
本考案は、従来の遮光素材に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、優れたマジックミラー性を有すると共に、装飾性にも優れた遮光布を提供することを課題とする。
本考案は、白色乃至淡色を呈する糸条により編織され、多数の透孔を有する布基材と、前記布基材の裏面に形成され、黒色乃至濃色を呈する被覆層と、を備えた遮光布地であって、
前記布基材の裏面の一部に、前記被覆層が形成されずに前記布基材が露出する露出部が形成され、当該露出部により前記布基材の裏面に模様が表出されていることを特徴としている。
また、本考案は、前記模様が、地模様を模した模様であることを特徴としている。
なお、本出願において「地模様」とは、布地を構成する糸条や編織組織によって表出される模様を意味し、例えば、捩り織で織成された紗の地紋や、七本絽・五本絽・三本絽等の絽の地紋や、予め糸長方向に色分けされた糸条を織成することにより表出された絣の絣紋様や、紬の紬紋様を含む。
本考案に係る遮光布によれば、その裏面側に被覆層及び露出部による所要の模様が表出されているので、特に使用者が目にし易い裏面側の装飾性を格段に向上させることができる。
本実施形態の遮光布の模式断面図である。 本実施形態の遮光布を通して室内から外の景色を見た状態を示す同遮光布の裏面側の写真である。 本考案に係る他の実施形態の遮光布の裏面図である。 本考案に係る更に他の実施形態の遮光布の裏面図である。
図1に示すように、本実施形態の遮光布10は、布基材1と、この布基材1の裏面に形成された被覆層2とから構成されている。
布基材1は、白色乃至淡色を呈する糸条を編成して構成され、多数の透孔11を有している。本実施形態では、白色のポリエステル系樹脂から成るマルチフィラメント糸が経編みされて布基材1が構成されている。布基材1は、例えば平織等で織成された織物生地であってもよく、緯編みされた編物生地であってもよい。
被覆層2は、黒色乃至濃色を呈する従来公知のプリント塗料から成り、布基材1を構成する糸条の裏面側(布基材1の裏面側)にのみ積層されている。この被覆層2は、布基材1の裏面のほぼ全面に亘って形成されている。
このことで、本実施形態の遮光布10を、その裏面を室内側に向けて窓等に配置したとき、遮光布10の表(おもて)面が布基材1の糸条により白色乃至淡色を呈するため、日射光をよく反射して外から室内が見え難い良好な遮像性を発揮するのに対して、遮光布10の裏面が被覆層2により黒色乃至濃色を呈するため、室内光の反射を抑えて室内からの外の景色の視認性を向上させることができ、優れたマジックミラー性を発揮する。
また、本実施形態の遮光布10は、図1に示すように、布基材1の裏面の一部に、被覆層2が形成されずに布基材1が露出した露出部3が形成されており、そして、図2に示すように、この露出部3によって布基材1の裏面に模様4が表出されている。本実施形態では、布基材1の裏面に、多数の微かな横縞41と多数の微かな縦縞42とから成る落ち着いた雰囲気の格子状の模様4が表出されている。なお、図2中、符号Aで指示するものは、外の景色の一部の建物である。
この遮光布10の模様4は、布基材1の裏面において、被覆層2による黒色面の一部に露出部3による白色部分が存在することにより表出されたものであり、一般的な平織組織により表出される地模様の一種である格子模様を模したものである。
本実施形態では、布基材1の裏面における被覆層2及び露出部3の形成を、スクリーン印刷法により行っているが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、インクジェット印刷法や、マスキング法による刷毛塗り、スプレー塗装等の他の塗布方法を採択することができる。
このように本実施形態の遮光布10は、その裏面側に被覆層2及び露出部3による所要の模様4が表出されているので、特に使用者が目にし易い裏面側の装飾性を格段に向上させることができる。
しかも、本実施形態の遮光布10の裏面側に表出された模様4が、地模様を模した模様であるため、看者に対し、恰も布基材1の糸条や組織による地模様が表出されているような印象を与えることができ、遮光布10の裏面にごく自然な装飾性を付与することができる。
また、本実施形態の遮光布10によれば、布基材1の裏面に形成された被覆層2及び露出部3によって模様を表出させることができるので、布基材1の糸条や組織の如何に関わらず、他の多様な地模様を表出させることができ、装飾デザインの選択の幅を大幅に拡大することができる。
以上、本実施形態の遮光布10について説明したが、本考案は他の実施形態でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、遮光布10の裏面に、格子模様を模した模様4を表出させているが、本考案は勿論これに限定されるものではなく、例えば、図3に示す遮光布20のように、絣織物の地模様の一種である筑波絣の紋様を模した模様5など、他の伝統的な地模様を模した模様を表出させるようにしてもよい。
また、遮光布の裏面の模様は、必ずしも地模様を模した模様である必要はなく、例えば、図4に示す遮光布30のように、多数の横縞の粗密により形成されたグラデーション模様6や、市松模様など、他の抽象的な模様であってもよい。また、風景や動植物等を表した具象的な模様や、キャラクターを表した模様であってもよい。装飾性を考慮して種々のデザイン設計変更が可能である。なお、図3及び図4においては、模様5、6を黒線で表現しているが、実際には、上述したように、被覆層の黒色乃至濃色面を背景にした露出部の白色乃至淡色部分によってこれら模様5、6が表出される。
本考案は、その他、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの考案特定事項を他の技術に置換した形態で実施してもよく、また、一体に構成されている考案特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている考案特定事項を一体に構成した形態で実施したりしてもよい。
本考案に係る遮光布は、例えば、建築物の窓等の開口部に配設されるカーテン、シェード、ロールスクリーンや、玄関先・ベランダ等に配設されるサンシェード、日除け、垂れ幕や、窓や玄関に配設される虫除け網戸等のシート状素材として好適に使用することができる。
10、20、30 遮光布
1 布基材
11 透孔
2 被覆層
3 露出部
4、5、6 模様

Claims (2)

  1. 白色乃至淡色を呈する糸条により編織され、多数の透孔を有する布基材と、
    前記布基材の裏面に形成され、黒色乃至濃色を呈する被覆層と、
    を備えた遮光布地であって、
    前記布基材の裏面の一部に、前記被覆層が形成されずに前記布基材が露出する露出部が形成され、当該露出部により前記布基材の裏面に模様が表出されていることを特徴とした遮光布。
  2. 前記模様が、地模様を模した模様であることを特徴とした請求項1に記載の遮光布。
JP2022003756U 2022-11-14 2022-11-14 遮光布 Active JP3240520U (ja)

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