JP3240323U - ライドレール組立体及びゲーム機 - Google Patents

ライドレール組立体及びゲーム機 Download PDF

Info

Publication number
JP3240323U
JP3240323U JP2022003559U JP2022003559U JP3240323U JP 3240323 U JP3240323 U JP 3240323U JP 2022003559 U JP2022003559 U JP 2022003559U JP 2022003559 U JP2022003559 U JP 2022003559U JP 3240323 U JP3240323 U JP 3240323U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide rail
male
female
coupling
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022003559U
Other languages
English (en)
Inventor
文涛 胡
▲ぽう▼鋒 魏
潮先 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shenzhen Zesum Technology Co Ltd
Original Assignee
Shenzhen Zesum Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shenzhen Zesum Technology Co Ltd filed Critical Shenzhen Zesum Technology Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3240323U publication Critical patent/JP3240323U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】組立の容易さを向上させるためのゲーム機を提供する。【解決手段】ゲーム機は、雌構造と、雄構造と、結合構造と、を含む。雌構造にはスライドレール雌部が設けられ、雄構造にはスライドレール雄部が設けられ、スライドレール雄部はスライドレール雌部の延在方向に沿ってスライドレール雌部内に挿抜可能に挿設されて、雄構造を雌構造に電気的に接続する。スライドレール雄部がスライドレール雌部に挿入される方向を挿入方向とし、雌構造と雄構造の挿入方向から離れた端部を前端部、挿入方向に向く端部を後端部とすると、結合構造は第1結合部と第2結合部とを含み、第1結合部は雌構造の前端部に近い部位に設けられ、第2結合部は雄構造の後端部に近い部位に設けられており、第1結合部と第2結合部とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部の後端部をスライドレール雌部の前端部に結合させるので、挿入と位置合わせが容易になる。【選択図】図1

Description

本考案は、ゲーム機器の技術分野に関し、特にスライドレール組立体及びゲーム機に関する。
科学技術の進歩と人々の生活水準の向上に伴い、様々なデザインのゲーム機が広く使われ、人々の余暇を豊かにしてきた。関連技術に係るゲーム機は、一般的に、雌構造と、雌構造の一方側に挿抜可能に装着された雄構造とを含む。現在通常のスライドレール組立体は、手作業で位置を合わせて挿入されるので、正確な案内が不可能で、傾いて挿入されて変形しやすい上に、挿入する際に、相互に装着して使用するためには長距離の引き抜きをして挿入する必要とするので、ゲーム機の組立の容易さに影響する。
本考案の主な目的は、ゲーム機の組立の容易さを向上させるためのゲーム機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案が提案するゲーム機は、スライドレール雌部が設けられた雌構造と、
スライドレール雄部が設けられた雄構造であって、前記スライドレール雄部が前記スライドレール雌部の延在方向に沿って前記スライドレール雌部内に挿抜可能に挿設されて、前記雄構造を前記雌構造に電気的に接続する雄構造と、
結合構造と、を含み、
前記スライドレール雄部が前記スライドレール雌部に挿入される方向を挿入方向とし、前記雌構造と前記雄構造の前記挿入方向から離れた端部が前端部で、前記挿入方向に向く端部が後端部であり、前記結合構造は、
前記雌構造の前端部に近い部位に設けられた第1結合部と、
前記雄構造の後端部に近い部位に設けられた第2結合部であって、前記第1結合部と前記第2結合部とが磁気により引き合うことで、前記スライドレール雄部の後端部を前記スライドレール雌部の前端部に結合させる第2結合部と
を含む。
好ましくは、前記第1結合部及び前記第2結合部はいずれも磁石である。
好ましくは、前記第2結合部がリング状で、前記第1結合部がブロック状であり、前記第1結合部と前記第2結合部の投影が重なったときに、前記第2結合部の投影が前記第1結合部の表面縁部に位置する。
好ましくは、前記スライドレール雌部には凹溝が形成されており、前記凹溝が前記挿入方向に延びており、前記第1結合部が前記第2結合部に磁気吸引されたときに、前記スライドレール雄部の後端部の位置が前記スライドレール雌部の前端部の前記凹溝内に制限される。
好ましくは、前記凹溝の開口縁部が折り曲げてガイドレールが形成されており、前記ガイドレールは、前記凹溝の溝壁の、前記雌構造の後端部に近い位置にある。
好ましくは、前記雌構造の側壁には装着溝が設けられており、前記装着溝は前記スライドレール雌部への前記スライドレール雄部の挿入方向に延設され、前記スライドレール雌部と前記第1結合部はいずれも前記装着溝内に嵌設されている。
好ましくは、前記第1結合部は、前記装着溝の溝底と前記スライドレール雌部との間に設けられている。
好ましくは、前記雄構造には挿設孔が設けられており、前記スライドレール雄部の一部構造が前記挿設孔内に挿設され固定されている。
好ましくは、前記第2結合部は、前記挿設孔内に設置され、前記雄構造の後端部に近い部位に位置しており、
或いは、前記第2結合部は、前記雄構造の後端部に近い部位に対応するように、前記スライドレール雄部に設けられており、
且つ/又は、前記雌構造は、反対して設けられた両側を有し、前記スライドレール雌部の数は2つであり、2つの前記スライドレール雌部は、前記雌構造の反対する両側にそれぞれ位置しており、
前記雄構造の数は2つであり、2つの前記雄構造にはいずれも前記スライドレール雌部が設けられており、
前記結合構造の数は2つであり、一つの前記結合構造における第2結合部と第1結合部とが磁気により引き合うことで、前記スライドレール雄部の後端部を、前記スライドレール雌部の前端部に結合させる。
本願は更に、前記スライドレール組立体を含むゲーム機を提供する。
本考案の技術案によるスライドレール組立体の雄構造を雌構造へ装着する場合、雄構造上のスライドレール雄部を雌構造上のスライドレール雌部の延在方向にスライドレール雌部内に挿設するだけで、両者の機械的組立を完了させ、両者間の電気的接続を保証することができる。また、本案に係るゲーム機はさらに結合構造を含み、スライドレール雄部がスライドレール雌部に挿入される方向を挿入方向とし、雌構造と雄構造の挿入方向から離れた端部が前端部で、挿入方向に向く端部が後端部である。結合構造は第1結合部と第2結合部とを含み、第1結合部は雌構造の前端部に近い部位に設けられ、第2結合部は雄構造の後端部に近い部位に設けられており、第1結合部と第2結合部とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部の後端部をスライドレール雌部の前端部に結合させるので、挿入と位置合わせが容易になり、スライドレール雄部の後端部をスライドレール雌部の後端部に押し込みやすくする。すなわち、結合構造によって雄構造のスライドレール雄部を雌構造のスライドレール雌部に挿入する前に、まずスライドレール雄部の後端部をスライドレール雌部の前端部に磁気的に吸引させて位置合わせすることにより、手動での位置合わせによって挿入と案内が不正確で、傾いて挿入して変形させやすい上に、相互に装着して使用するために長距離の引き抜きをして挿入する必要として、ゲーム機の組立の容易さに影響することを回避する。本願において、第1結合部と第2結合部とが磁気により引き合うことで、まずスライドレール雄部の後端部をスライドレール雌部の前端部に結合させて、すなわち、まず正確な位置合わせをしてから、引き抜きをするので、位置合わせと案内により挿抜がよりスムーズになると同時に、引き抜きの行程が短縮され、ゲーム機の組立の容易さが向上する。
本考案の実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下では、実施例又は従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本考案の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面に示す構造に基づいて他の添付図面を得ることができる。
本考案の一実施例によるスライドレール組立体の分解構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による雌構造におけるスライドレール雌部の構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による雌構造及び雄構造の組立状態(磁気吸着による密着案内)の構造模式図の一例である。 図3のゲーム機のBでの拡大構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による雌構造及び雄構造の組立状態の(2つの磁石が完全に吸着された)構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による雌構造及び雄構造の組立状態の(スライドレールが押し込まれた)構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による雌構造及び雄構造の組立状態の(スライドレールがロック位置へ押し込まれた)構造模式図の一例である。 本考案の一実施例による第1結合部と第2結合部の構造模式図の一例である。 添付図面を参照して、実施例と組み合わせて本考案の目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
以下では、本考案の実施例における添付図面と組み合わせ、本考案の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本考案の全ての実施例ではなく、本考案の一部の実施例に過ぎないことは、明らかである。本考案における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本考案の保護する範囲に属す。
本考案の実施例での全ての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後…)は、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、移動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明しておく必要がある。
本考案において、別途明確な規定や限定がない限り、「接続」、「固定」などの術語は広義に理解すべきである。例えば、「固定」は固定的な接続でもよく、取り外し可能な接続でもよく、或いは一体としてもよい。機械的接続でもよく、電気的接続でもよい。直接つながってもよく、中間にある媒介によって間接的につながってもよく、二つの素子内部の連通或いは二つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況により上記術語の本考案における具体的な意味を理解できる。
また、本考案の実施例において「第一」、「第二」等に係る説明は説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定された特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在せず、且つ本考案が保護を求めようとする範囲にないと理解すべきである。
図1から図7に、本願の実施例におけるスライドレール組立体の一実施例による構造模式図が示されている。スライドレール雄部11がスライドレール雌部31に挿入される方向を挿入方向とし、雌構造30と雄構造10の挿入方向から離れた端部が前端部で、挿入方向に向く端部が後端部である。スライドレール雄部11をスライドレール雌部31に挿入するためには、スライドレール雄部11をスライドレール雌部31のレール311内に正確に挿入する必要があり、特に、スライドレール雌部31には、雌構造30の前端部から後端部に対応してレール311が全体に設けられているので、スライドレール雄部11をスライドレール雌部31のレール311内に正確に挿入するためには、雄構造10の後端部を雌構造30の前端部に正確に挿入することが求められ、挿接中に使用者が正確に位置合わせしなければ、正確な案内が不可能で、傾いて挿入して変形させやすい。また、挿入の経路を雌構造30の前端部から後端部までとする必要があるので、相互に装着して使用するためには長距離の引き抜きを必要とするので、スライドレール組立体の組立の容易さに影響する。もちろん、このスライドレール組立体をゲーム機に適用する場合、雌構造30を本体として、雄構造10をコントローラとしてもよい。
前述した使用者が正確に位置合わせしなければない、及び長距離の挿抜が必要であるという課題を解決するために、図1から図7に示すように、本考案の実施例によれば、磁気吸引により位置合わせしてから挿入することで組立を簡略化するスライドレール組立体を提供する。
図4の例に示すように、本考案の技術案によるスライドレール組立体の雄構造10を雌構造30へ装着する場合、雄構造10上のスライドレール雄部11を雌構造30上のスライドレール雌部31の延在方向にスライドレール雌部31内に挿設するだけで、両者の機械的組立を完了させ、両者間の電気的接続を保証することができる。また、図1の例に示すように、本案におけるスライドレール組立体はさらに結合構造を含み、スライドレール雄部11がスライドレール雌部31に挿入される方向を挿入方向とし、雌構造30と雄構造10の挿入方向から離れた端部が前端部で、挿入方向に向く端部が後端部である。結合構造は第1結合部33と第2結合部13とを含み、第1結合部33は雌構造の前端部に近い部位に設けられ、第2結合部13は雄構造10の後端部に近い部位に設けられており、第1結合部33と第2結合部13とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させるので、挿入と位置合わせが容易になり、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部に押し込みやすくする。すなわち、結合構造によって雄構造10のスライドレール雄部11を雌構造30のスライドレール雌部31に挿入する前に、まずスライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に磁気的に吸引させて位置合わせすることにより、手動での位置合わせによって挿入と案内が不正確で、傾いて挿入して変形させやすい上に、相互に装着して使用するために長距離の引き抜きをして挿入する必要として、スライドレール組立体の組立の容易さに影響することを回避する。本実施例において、第1結合部33と第2結合部13とが磁気により引き合うことで、まずスライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させて、すなわち、まず正確な位置合わせをしてから、引き抜きをするので、位置合わせと案内により挿抜がよりスムーズになると同時に、スライドレール雌部31の前端部で位置合わせ、後端部で挿抜を実現するので、引き抜きの行程が短縮され、スライドレール組立体の組立の容易さが向上する。
本考案の一実施例において、このスライドレール組立体をゲーム機に適用する場合、雌構造30は、ゲーム画面を表示するために使用されてもよく、ゲーム中に対応するコントロールを行うために、雄構造10から伝達される操作命令を受信するために使用されてもよい。この雌構造30を略直方体構造として、その形状を比較的規則的なものにすることができるので、雌構造30の加工と成形の容易さを向上させるのに有利である。なお、勿論、本願はこれに限定されるものではなく、他の実施例において、この雌構造30は、略正方形構造、円柱状構造又は他の形状の構造などとしてもよい。雄構造10には、対応する操作命令が使用者によって入力され、ボタン機能がトリガされたときに雌構造30に伝達されるように、対応するボタンが設けられていてもよい。なお、この雄構造10を略直方体構造として、その形状を比較的規則的なものにし、加工・成形しやすくすることもできる。勿論、本願はこれに限定されるものではなく、他の実施例において、この雄構造10は、略立方体構造又は他の形状構造としてもよい。スライドレール雌部31は、スライドレール雄部11に挿入されることで雄構造10と雌構造30との機械的組立を完成させるために、挿設空間を形成するように構成されてもよい。同時に、スライドレール雄部11とスライドレール雌部31との当接により、雄構造10から対応する操作命令を雌構造30に伝達できるように、雄構造10と雌構造30との電気的接続を実現することも可能となる。スライドレール雄部11を収容する挿設空間を形成できるとともに、このスライドレール雌部31の構造を簡略化できるように、スライドレール雄部11がスライドレール雌部31に挿入される方向と垂直な方向において、このスライドレール雌部31の断面を略U字状構造としてもよい。
結合構造を、雄構造10上のスライドレール雄部11を雌構造30上のスライドレール雌部31内に挿入する前に、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に位置合わせするように構成できるので、まず正確な位置合わせを行い、次に引き抜きを行うことで、位置合わせと案内により挿抜がよりスムーズになると同時に、引き抜きの行程が短縮され、スライドレール組立体の組立の容易さが向上する。具体的には、結合構造は第1結合部33と第2結合部13とを含み、第1結合部33は雌構造の前端部に近い部位に設けられ、第2結合部13は雄構造10の後端部に近い部位に設けられており、第1結合部33と第2結合部13とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させるので、挿入と位置合わせが容易になり、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部に押し込みやすくして、組立をよりスムーズにする。
本考案の一実施例において、第1結合部33及び第2結合部13はいずれも磁石である。
本実施例において、第1結合部33と第2結合部13をいずれも磁石とすることで、第1結合部33と第2結合部13のいずれも相対的に大きな磁力を有するようにする。このとき、両者間の吸着力を高めることができるので、結合構造による、雄構造10上のスライドレール雄部11の後端部を雌構造30上のスライドレール雌部31の前端部に位置合わせする案内作用を高めるのに有利であるとともに、位置合わせが完成した後、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31のレール311内に挿入しやすくして、組立をよりスムーズにする。なお、勿論、本願はこれに限定されるものではなく、他の実施例において、第1結合部33と第2結合部13のうちの一方のみを磁石として、他方を磁気的に吸引されることが可能な金属としてもよい。
さらに、図8に示すように、第2結合部13はリング状で、第1結合部33はブロック状であり、第1結合部33と第2結合部13の投影が重なったときに、第2結合部13の投影が第1結合部33の表面縁部に位置するようになっている。すなわち、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させてから、さらに、押す力を与えることで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部に向かって押し進めて、スライドレール雄部11をレール311に沿ってスライドレール雌部31内にロック位置まで挿入する必要があるので、磁力に打ち勝つために、第1結合部33と第2結合部13との結合時の磁気吸引面積を等しくなくすることで、磁気吸引力を小さくして、スライドレール雄部11をスムーズに押し進められるようにする。もちろん、第1結合部33と第2結合部13とのうちの一方をリング状構造として、他方をシート状構造とすることで、両者が重ねられるときの磁気吸引面積が等しくなくなり、磁気吸引力が弱くなる。雄構造10のサイズが小さく、雌構造30のサイズが大きいので、第2結合部13をリング状に、第1結合部33をブロック状にすれば、雄構造10を押しやすくすることが可能である。
さらに、図2に示すように、スライドレール雌部31には凹溝310が形成されており、凹溝310が挿入方向に延びており、第1結合部33が第2結合部13に磁気吸引されたときに、スライドレール雄部11の後端部の位置がスライドレール雌部31の前端部の凹溝310内に制限される。図2から図4に示すように、雄構造10のスライドレール雄部11の後端部がスライドレール雌部31の前端部に支障なく位置合わせされるように、スライドレール雌部31の前端部が凹溝310となっている。こうして、スライドレール雄部11の後端部の位置をこの凹溝310内に制限して、正確に位置合わせすることが可能になる。もちろん、第1結合部33をスライドレール雌部31の前端部位に設けて、第2結合部13をスライドレール雄部11の後端部位に設けて、第1結合部33と第2結合部13との磁気吸引作用により、スライドレール雄部11の後端部の位置をスライドレール雌部31の前端部の凹溝310内に制限してもよい。こうして、位置合わせが正確になり、さらに押す力を加えることで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部まで押し込んで、組立を完成させる。
さらに、図2に示すように、凹溝310の開口縁部が折り曲げてガイドレール311が形成されており、ガイドレール311は、凹溝310の溝壁の、雌構造30の後端部に近い位置にある。すなわち、凹溝310の溝壁にはガイドレール311が形成されており、ガイドレール311は、凹溝310の溝壁の、雌構造30の後端部に近い位置にある。スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部へ押し込むときのスムーズさのために、雌構造30の後端部に近い凹溝310の溝壁にガイドレール311を設けることで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部にスムーズに押し込めるようにする。スライドレール雌部31の前端部の凹溝310にガイドレール311を設けずに、スライドレール雌部31の前端部に逃がし空間312を形成することで、スライドレール雄部11を複数方向において凹溝310内に位置合わせしやすくし、スライドレール雌部31の前端部へのスライドレール雄部11の後端部の位置合わせの容易さを向上させる。
さらに、図4に示すように、雌構造30の側壁には装着溝32が設けられており、装着溝32はスライドレール雌部31へのスライドレール雄部11の挿入方向に延設され、スライドレール雌部31と第1結合部33はいずれも装着溝32内に嵌設されている。
本実施例において、装着溝32でスライドレール雌部31と第1結合部33を収容することで、雌構造30へのスライドレール雌部31と第1結合部33の装着のコンパクト性を向上させることができるので、この雌構造30全体の体積を小さくして、使用時の携帯性を向上させることができる。また、スライドレール雌部31と第1結合部33をすべて装着溝32内に設置することにより、スライドレール雌部31と雄構造10との間、及び第1結合部33と雄構造10との間の接触面積を大きくすることもできるので、雌構造30へのスライドレール雌部31と第1結合部33の装着の安定性を向上させるのに有利である。なお、勿論、本願はこれに限定されるものではなく、他の実施例において、このスライドレール雌部31及び第1結合部33が完全に露出するように雌構造30の側面に装着されてもよい。
好ましくは、第1結合部33は、装着溝32の溝底とスライドレール雌部31の凹溝310の溝底との間に設けられている。すなわち、第1結合部33をスライドレール雌部31の凹溝310の溝底の下に設置することで、第1結合部33の装着安定性を向上させるとともに、第1結合部33を第2結合部13から比較的遠い位置に設置することで、第1結合部33が第2結合部13に磁気的に吸引される磁気吸引力に打ち勝って、スライドレール雄部11を押し進めてスライドレール雄部11をスライドレール雌部31内に挿入しやすくすることができる。
さらに、雄構造10には挿設孔(図示せず)が設けられており、スライドレール雄部11の一部構造が挿設孔内に挿設され固定されている。こうして、スライドレール雄部11の一部構造を露出しやすくして、この露出する構造を凹溝310内またはレール311内へ挿入して、スライドレール雄部11とスライドレール雌部31との挿抜や接続を容易にする。
スライドレール雄部11の一部構造体を挿設孔に挿設して固定することにより、雄構造10へのスライドレール雄部11の装着をよりコンパクトにすることができる。また、この挿設孔により、スライドレール雄部11に対しても一定の位置制限作用を果たすことができるので、雄構造物10へのこのスライドレール雄部11の装着安定性を向上させるのに有利である。
さらに、第2結合部13は、挿設孔内に設置され、且つ、雄構造10の後端部に近い部位に位置している。すなわち、第2結合部13は挿設孔内に収容され、且つ、雄構造10の後端部に近い部位に位置しているので、雄構造10の後端部が雌構造30の前端部に合わせられたときに、第1結合部33と第2結合部13とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させる。
或いは、第2結合部13は、雄構造10の後端部に近い部位に対応するように、スライドレール雄部11に設けられている。すなわち、第2結合部13を、雄構造10の後端部に近い部位に対応するように、スライドレール雄部11に設けることで、雄構造10の後端部が雌構造30の前端部に合わせられたときに、第1結合部33と第2結合部13とが磁気により引き合うことで、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の前端部に結合させるようにしてもよい。
図3から図5に、雌構造30への雄構造10の組立の状態模式図が示されている。図3は、第1結合部33と第2結合部13とが磁石による吸着で密着案内を行う模式図の一例である。図5は、第1結合部33と第2結合部13の磁石が完全に吸着された模式図の一例である。図6は、押す力をさらに与えることで、磁気吸引力に打ち勝って、スライドレール雄部11の後端部をスライドレール雌部31の後端部に向かってさらに押し進める模式図の一例である。図7は、スライドレール雄部11がレール311に沿ってスライドレール雌部31内に挿入されてロックされる模式図の一例である。
本考案の一実施例において、雌構造30は、反対して設けられた両側を有し、スライドレール雌部31の数は2つであり、2つのスライドレール雌部31は、雌構造30の反対する両側にそれぞれ位置しており、雄構造10の数は2つであり、2つの雄構造10にはいずれもスライドレール雄部11が設けられており、結合構造の数は2つであり、一つの結合構造における第2結合部13と第1結合部33とが磁気により引き合うことで、一つの雄構造10のスライドレール雄部11の後端部を、スライドレール雌部31の前端部に結合されるように案内する。
本実施例において、2つの雄構造10を設けることで、このスライドレール組立体が使用者によって使用されるときに、使用者の左右両手に対して把持位置を提供することができる。このとき、使用者は左右両手でこのスライドレール組立体を操作できるので、使用者のスライドレール組立体に対する操作の容易さを向上させるのに有利である。なお、勿論、本願はこれに限定されるものではなく、他の実施例において、このスライドレール組立体に雄構造10を一つのみ設けてもよい。
本願は更に、スライドレール組立体を含むゲーム機を提供する。当該スライドレール組立体は、上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは説明を省く。
以上に述べたことは本考案の好ましい実施例に過ぎず、それによって本考案の実用新案の範囲を制限するわけではない。本考案の考案構想の下で、本考案の明細書及び添付図面の内容を利用して行った等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本考案の実用新案の保護範囲に含まれる。
10 雄構造
11 スライドレール雄部
13 第2結合部
30 雌構造
31 スライドレール雌部
310 凹溝
311 ガイドレール
312 逃がし空間
32 装着溝
33 第1結合部

Claims (10)

  1. スライドレール組立体であって、
    スライドレール雌部(31)が設けられた雌構造(30)と、
    スライドレール雄部(11)が設けられた雄構造(10)であって、前記スライドレール雄部(11)が前記スライドレール雌部(31)の延在方向に沿って前記スライドレール雌部(31)内に挿抜可能に挿設されて、前記雄構造(10)を前記雌構造(30)に電気的に接続する雄構造(10)と、
    結合構造と、を含み、
    前記スライドレール雄部(11)が前記スライドレール雌部(31)に挿入される方向を挿入方向とし、前記雌構造(30)と前記雄構造(10)の前記挿入方向から離れた端部を前端部、前記挿入方向に向く端部を後端部とすると、前記結合構造は、
    前記雌構造(30)の前端部に近い部位に設けられた第1結合部(33)と、
    前記雄構造(10)の後端部に近い部位に設けられた第2結合部(13)であって、前記第1結合部(33)と前記第2結合部(13)とが磁気により引き合うことで、前記スライドレール雄部(11)の後端部を前記スライドレール雌部(31)の前端部に結合させる第2結合部(13)と、
    を含むことを特徴とするスライドレール組立体。
  2. 前記第1結合部(33)及び前記第2結合部(13)はいずれも磁石である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドレール組立体。
  3. 前記第2結合部(13)がリング状で、前記第1結合部(33)がブロック状であり、前記第1結合部(33)と前記第2結合部(13)の投影が重なったときに、前記第2結合部(13)の投影が前記第1結合部(33)の表面縁部に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドレール組立体。
  4. 前記スライドレール雌部(31)には凹溝(310)が形成されており、前記凹溝(310)が前記挿入方向に延びており、前記第1結合部(33)が前記第2結合部(13)に磁気吸引されたときに、前記スライドレール雄部(11)の後端部の位置が前記スライドレール雌部(31)の前端部の前記凹溝(310)内に制限される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドレール組立体。
  5. 前記凹溝(310)の開口縁部が折り曲げてガイドレール(311)が形成されており、前記ガイドレール(311)は、前記凹溝(310)の溝壁の、前記雌構造(30)の後端部に近い位置にある
    ことを特徴とする請求項4に記載のスライドレール組立体。
  6. 前記雌構造(30)の側壁には装着溝(32)が設けられており、前記装着溝(32)は前記スライドレール雌部(31)への前記スライドレール雄部(11)の挿入方向に延設され、前記スライドレール雌部(31)と前記第1結合部(33)はいずれも前記装着溝(32)内に嵌設されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のスライドレール組立体。
  7. 前記第1結合部(33)は、前記装着溝(32)の溝底と前記スライドレール雌部(31)との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のスライドレール組立体。
  8. 前記雄構造(10)には挿設孔が設けられており、前記スライドレール雄部(11)の一部構造が前記挿設孔内に挿設され固定されている
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のスライドレール組立体。
  9. 前記第2結合部(13)は、前記挿設孔内に設置され、前記雄構造(10)の後端部に近い部位に位置しており、
    或いは、前記第2結合部(13)は、前記雄構造(10)の後端部に近い部位に対応するように、前記スライドレール雄部(11)に設けられており、
    且つ/又は、前記雌構造(30)は、反対して設けられた両側を有し、前記スライドレール雌部(31)の数は2つであり、2つの前記スライドレール雌部(31)は、前記雌構造(30)の反対する両側にそれぞれ位置しており、
    前記雄構造(10)の数は2つであり、2つの前記雄構造(10)にはいずれも前記スライドレール雄部(11)が設けられており、
    前記結合構造の数は2つであり、一つの前記結合構造における第2結合部(13)と第1結合部(33)とが磁気により引き合うことで、前記スライドレール雄部(11)の後端部を、前記スライドレール雌部(31)の前端部に結合させる
    ことを特徴とする請求項8に記載のスライドレール組立体。
  10. 請求項9に記載のスライドレール組立体を含む
    ことを特徴とするゲーム機。
JP2022003559U 2022-05-10 2022-10-27 ライドレール組立体及びゲーム機 Active JP3240323U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202221113655.6U CN217661448U (zh) 2022-05-10 2022-05-10 滑轨组件和游戏机
CN202221113655.6 2022-05-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3240323U true JP3240323U (ja) 2022-12-22

Family

ID=83737745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022003559U Active JP3240323U (ja) 2022-05-10 2022-10-27 ライドレール組立体及びゲーム機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3240323U (ja)
CN (1) CN217661448U (ja)
TW (1) TWM634572U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
TWM634572U (zh) 2022-11-21
CN217661448U (zh) 2022-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0927531A2 (en) Drawer Cabinet
TW200401481A (en) Electric jack
CN209605473U (zh) 搁架组件及制冷设备
JP3240323U (ja) ライドレール組立体及びゲーム機
US8436702B2 (en) Electromagnetic contactor unit
JPH1126069A (ja) スライド嵌合型コネクタ
JP3160840U (ja) スライドファスナー用スライダー
US9332986B2 (en) Medical stapler
CN104332339A (zh) 按键结构
CN206210563U (zh) 一种扁平式变压器
CN208591541U (zh) 矩形截面插接玩具的插接扣
US20240075395A1 (en) Model Car
US20230182006A1 (en) Gaming machine
CN219919454U (zh) 一种通信储能箱
JP2590103Y2 (ja) コード接続用コネクタ
CN219014237U (zh) 一种带开关的灯用堵头
CN217721750U (zh) 扣夹组件和电子装置
CN211049479U (zh) 一种直线切割防止推钮串动的吻合器
CN219330871U (zh) 一种腕戴设备
CN209594889U (zh) 一种按压拨离式磁扣
JP4844576B2 (ja) マグネット式コンセントアダプタ
TWI682592B (zh) 連接組件
KR101556476B1 (ko) 원터치작동 필기구
JP2584329Y2 (ja) 手掛け部材
TW202302193A (zh) 用於可攜式電子裝置之控制器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3240323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150