JP3240210U - ダイヤフラム型エアーチャック装置 - Google Patents

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昌吾 内田
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世田谷精機株式会社
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Abstract

【課題】ダイヤフラムに対するエアーの圧力を増大することができ、大きな強度でワークを把持することができるエアーチャック装置を提供する。【解決手段】ダイヤフラム型エアーチャック装置は、工作機械のスピンドルに着脱自在に装着される取付ベース2と、取付ベース2の盤状部2aとの間に第1のシリンダー室8を形成するシリンダー構成体4と、シリンダー構成体4との間に第2のシリンダー室12を形成するシリンダー構成体10と、シリンダー構成体10との間に第3のシリンダー室16を形成するシリンダー構成体14と、ダイヤフラム18と、第1のシリンダー室8にスライド自在に配置された第1のピストン26と、第2のシリンダー室12に配置された第2のピストン28と、第3のシリンダー室16に配置された第3のピストン30とを備え、各ピストンをダイヤフラムに連結し、各シリンダー室に空圧装置からエアーを給排出して各ピストンを駆動する。【選択図】図1

Description

本考案は、NC旋盤などの工作機械に用いられるダイヤフラム型のエアーチャック装置に関する。
従来、ダイヤフラム型エアーチャック装置では、ダイヤフラムに把持爪を取り付け、ダイヤフラムに1個又は2個のピストンを連結し、ピストンをエアーで駆動することにより、ダイヤフラムの薄板部を撓ませ、この撓曲により把持爪を開閉させて、把持爪にワークを把握あるいは解除させている(特許文献1,2参照)。
特開2007-15038号公報 特開平7-299617号公報
高速でワークを回転させ、精密な加工を行う場合、大きなワーククランプ力が必要とされる。従来の1個又は2個のピストンの構成では、高速回転に対応する十分なエアーの圧力が得られないという問題点がある。
本考案は、上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、筒状部2bと盤状部2aを有し、工作機械のスピンドル等に着脱自在に装着される取付ベース2と、取付ベース2の盤状部2aとの間に第1のシリンダー室8を形成する第1のシリンダー構成体4と、第1のシリンダー構成体4に対向して設けられ、該第1のシリンダー構成体4との間に第2のシリンダー室12を形成する第2のシリンダー構成体10と、第2のシリンダー構成体10に対向して設けられ、該第2のシリンダー構成体10との間に第3のシリンダー室16を形成する第3のシリンダー構成体14と、外径部が取付ベース2の外径部にシリンダー構成体4,10,14の外径部を介してボルト6により固定され、表面側にワーク保持用の把持爪を脱着可能に取り付けるための爪取付部24が形成されたダイヤフラム18と、盤状部26aが第1のシリンダー室8にスライド自在に配置され、内径部26bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第1のピストン26と、盤状部28aが第2のシリンダー室12にスライド自在に配置され、内径部28bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第2のピストン28と、盤状部30aが第3のシリンダー室16にスライド自在に配置され、内径部30bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第3のピストン30とを備え、第1、第2、第3の各ピストン26,28,30の内径部26b、28b、30bをダイヤフラム18に連結し、各シリンダー室8,12,16に空圧装置からエアーを給排出して各ピストン26,28,30を駆動するようにしたことを特徴とするものである。
本考案は、3個のピストンを用いたので、ダイヤフラムに対するエアーの圧力を増大することができ、大きな強度でワークを把持することができる。
本考案にかかるダイヤフラム型エアーチャック装置の断面図である。 エアーチャック装置の側面図である。
以下に本考案の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
2は、工作機械のスピンドルのフランジの端面にボルトによって脱着可能に装着されるエアーチャック装置の取付ベースであり、盤状部2aと筒状部2bと管状凸部2cとから構成されている。取付ベース2の管状凸部2cには、エアー流通用ロータリーチューブ(図示省略)が結合される取付穴2dが形成されている。
4は、外径部が取付ベース2にボルト6により固定されたシリンダー構成体であり、該シリンダー構成体4と取付ベース2はシリンダー室8を構成している。
10は、外径部がシリンダー構成体4を介して取付ベース2にボルト6により固定されたシリンダー構成体であり、該シリンダー構成体10とシリンダー構成体4との間にシリンダー室12を構成している。
14は、外周端部がシリンダー構成体10の周壁部の端面に当接し、シリンダー構成体10の盤状部に対向配置されたシリンダー構成体であり、シリンダー構成体12との間にシリンダー室16を構成している。 18は、盤状のダイヤフラムであり、肉厚の外径部がシリンダー構成体10,14を介して取付ベース2の外径部に、ボルト6により固定されている。
シリンダー構成体14の外径部の両端は、ダイヤフラム18の外径部の端面20とシリンダー構成体10の端面22に密着し、ボルト6により、ダイヤフラム18とシリンダー構成体10とに固定されている。
ダイヤフラム18の中心部には、管状部18aが形成され、該管状部18aの内周面が、取付ベース2の中央部に一体的に形成された筒状部2bの外周面に軸方向にスライド自在に嵌合している。
ダイヤフラム18の表面の爪取付部4には、ダイヤフラム18の前後方向のわん曲によってワークを把持又は解除する把持爪(図示省略)がねじにより脱着可能に取り付けられるように構成されている。図中46,48は、把持爪取付用のねじ穴である。
シリンダー室8には、第1のピストン26、シリンダー室12には、第2のピストン28、シリンダー室16には、第3のピストン30がそれぞれ、図1中、左右方向にスライド自在に配置されている。
第1のピストン26の盤状部26aの外周面は、密封状態でシリンダー室8の内周面に軸方向にスライド自在に嵌合している。
第2のピストン28の盤状部28aの外周面は、密封状態でシリンダー室12の内周面に軸方向にスライド自在に嵌合している。
第3のピストン30の盤状部30aの外周面は、シリンダー室16の内周面に軸方向にスライド自在に嵌合している。
各ピストン26,28,30の内径部26b、28b、30bは取付ベース2の筒状部2bの外周面に密封状態でスライド自在に嵌合し、互いに軸方向に連動するようにボルト32により連結している。連結ボルト32は、ピストン26,28,30の内径部を貫通し、ピストン26,28,30の内径部をダイヤフラム18の管状部18aに連結している。 取付ベース2には、エアー流通路34,35が形成され、シリンダー構成体4には、エアー流通路36が形成され、シリンダー構成体10には、エアー流通路38が形成され、ピストン26には、エアー流通路40が形成され、ピストン28にはエアー流通路42が形成され、ピストン30には、エアー流通路44がそれぞれ形成されている。
エアー流通路34,35は、連結管(図示省略)を介してそれぞれエアー圧送用空圧装置(図示省略)に連結している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、エアー流通路34,36,38から圧縮エアーをピストン26,28,30の、一方の受圧面側のシリンダー室8,12,16に送るとともに、他方の受圧面側のシリンダー室8,12,16のエアーをエアー流通路35,42,44を通じて抜く。これにより、ピストン26,28,30は、図1中、右方向にシリンダー室8,12,16内を移動し、ダイヤフラム18の管状部44を押動する。これによりダイヤフラム18の肉薄部が図1中、右方向にわん曲変形して、把持爪のワーク保持孔が開く。この状態でワークをワーク保持孔に挿入する。
次に、ピストン26,28,30の、一方の受圧面側のシリンダー室8,12,16のエアーをエアー通路を通じて抜き、エアー流通路35,42,44から圧縮エアーをピストン26,28,30の他方の受圧面側のシリンダー室8,12,16に送る。これにより、ピストン26,28,30は、図1中、左方向にシリンダー室8,12,16内を移動し、ダイヤフラム18の管状部18aを図中、左方向に引っ張り、ダイヤフラム18の肉薄部を、図1中、左方向にへこませる。これにより、把持爪のワーク保持孔が縮径し、把持爪がワークを強い力で把握する。このワーク把握力は、2個のピストンの構成に比し、約40%増大させることができる。尚、シリンダー室8,12,16にエアーを給排出してピストン26,28,30を駆動するエアー給排出用エアー流通路34,35,36,38,40,42,44の構成は図示する実施形態に特に限定されるものではなく種々の構成を採用することができ、また種々のエアー給排出制御方式を採用することができる。
2 取付ベース
2 盤上部
2b 筒状部
2c 筒状凸部
2d 取付穴
4 シリンダー構成体
6 ボルト
8 シリンダー室
10 シリンダー構成体
12 シリンダー室
14 シリンダー構成体
16 シリンダー室
18 ダイヤフラム
18a 管状部
20 端面
22 端面
24 爪取付部
26 ピストン
26a 盤状部
26b 内径部
28 ピストン
28a 盤状部
28b 内径部
30 ピストン
30a 盤状部
30b 内径部
32 ボルト
34 エアー流通路
35 エアー流通路
36 エアー流通路
38 エアー流通路
40 エアー流通路
42 エアー流通路
44 エアー流通路
46 ねじ穴
48 ねじ穴

Claims (1)

  1. 筒状部2bと盤状部2aを有し、工作機械のスピンドル等に着脱自在に装着される取付ベース2と、取付ベース2の盤状部2aとの間に第1のシリンダー室8を形成する第1のシリンダー構成体4と、第1のシリンダー構成体4に対向して設けられ、該第1のシリンダー構成体4との間に第2のシリンダー室12を形成する第2のシリンダー構成体10と、第2のシリンダー構成体10に対向して設けられ、該第2のシリンダー構成体10との間に第3のシリンダー室16を形成する第3のシリンダー構成体14と、外径部が取付ベース2の外径部にシリンダー構成体4,10,14の外径部を介してボルト6により固定され、表面側にワーク保持用の把持爪を脱着可能に取り付けるための爪取付部24が形成されたダイヤフラム18と、盤状部26aが第1のシリンダー室8にスライド自在に配置され、内径部26bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第1のピストン26と、盤状部28aが第2のシリンダー室12にスライド自在に配置され、内径部28bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第2のピストン28と、盤状部30aが第3のシリンダー室16にスライド自在に配置され、内径部30bが筒状部2bにスライド自在に嵌合する第3のピストン30とを備え、第1、第2、第3の各ピストン26,28,30の内径部26b、28b、30bをダイヤフラム18に連結し、各シリンダー室8,12,16に空圧装置からエアーを給排出して各ピストン26,28,30を駆動するようにしたことを特徴とするダイヤフラム型エアーチャック装置。
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