JP3240082U - 石炭フィーダベルト補助張力装置 - Google Patents

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李徳江
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呼倫貝爾安泰熱電有限責任公司東海拉爾発電廠
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【課題】頻繁な試運転が不要で、作業効率を向上させる石炭フィーダベルト補助張力装置を提供する。【解決手段】石炭フィーダベルト補助張力装置は、ボックス101と、ボックスに接続される補助支持部102と、補助支持部にねじ込んで接続される動力ロッド103と、補助支持部に設置される調整部104とを有する装置本体100を備える。1回の試運転後、補助張力装置を介して搬送ローラーの昇降を制御し、補助張力を与え、1回の試運転後に正確な調整により適切な張力を実現することができ、頻繁な試運転が不要で、作業効率を向上させる。【選択図】図1

Description

本考案は、石炭フィーダ技術分野に関し、特に石炭フィーダベルト補助張力装置に関する。
石炭フィーダ技術分野では、一般的にベルトを使用して石炭を搬送している。ベルトを使用して搬送するとき、ベルトのテンショナーホイールの牽引作用によってベルトに張力を与え、ベルトとテンショナーホイールの表面の間に摩擦力を発生させ、ベルトがテンショナーと同期して回転できるようにする。ただし、一定期間使用後、ベルトが緩んでベルトとテンショナーホイールの表面との間の摩擦が減少し、ベルトが滑り、さらにベルトの通常の搬送作業に影響を与える。従来技術では、ベルトとテンショナーホイールが一定の時間で使用された後、ベルトのテンショナーの位置を調整する必要があるが、適切な位置に調整するために繰り返して試運転する必要があり、調整が比較的煩雑で作業員の作業強度が高く、作業効率が低い。
この部分は、本考案の実施例のいくつかの態様およびいくつかの好ましい実施例を簡単に紹介することである。本部分および本出願の明細書の要約と考案の名称では、本部分、明細書の要約と考案の名称の目的が不明瞭になるのを避けるために、本部分、明細書の要約と考案の名称は、簡略化または省略する場合がある。これらの簡略化または省略は、本考案の範囲を限定するために使用することができない。
上記または従来技術に存在する問題を解決するため、本考案を提案する。
従って、本考案の目的は、ベルトに張力を与え、作業効率を向上させる石炭フィーダベルト補助張力装置を提供することである。
上記の技術的問題を解決するため、本考案は次の技術的解決策を提供する。石炭フィーダベルト補助張力装置は、ボックスと、ボックスに接続される補助支持部と、補助支持部にねじ込んで接続される動力ロッドと、補助支持部に設置される調整部とを有する装置本体を備える。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、補助支持部は支持ボックスと、支持ボックスの両側に設置される2組のボルト取付板と、支持ボックスの両側に対称的に設置される2組の伸縮ロッドと、2組の前記伸縮ロッドの上部に接続される支持板と、前記支持板の中央部に設置されるローラー取付枠と、ローラー取付枠に移動可能に接続されるローラーと、支持板の両側に対称的に設置される2組の固定枠と2組の固定枠の間に設置される搬送ローラーとを備える。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、動力ロッドは、ターンテーブルと、ターンテーブルの中央部に接続されるスクリューとを備える。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、調整部は、補助支持部の一側に設置され、かつ、スクリューにねじ込んで接続されるネジ付きキャップと、支持ボックスに設置されるU字形片面ラック押し板と、U字形片面ラック押し板と噛み合うギアと、ギアの中央部に設置される回転ロッドと、回転ロッドに移動可能に接続され、かつ、支持ボックスの両側に対称的に設置される可動接続枠と、回転ロッドの中央部に設置されるカムと、両端がそれぞれU字形片面ラック押し板の内壁および支持ボックスの内壁に接続されるばねとを備える。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、スクリューの末端は、ネジ付きキャップを介してU字形片面ラック押し板の外壁に接触する。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、カムはローラーに接触する。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、U字形片面ラック押し板の寸法は、支持ボックスの収容サイズにぴったり合うことである。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、ボルト取付板に固定ボルトが設けられている。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、伸縮ロッドの底部に支持ボックスに接続される支持片が設けられている。
本考案の石炭フィーダベルト補助張力装置の好ましい解決策として、そのうち、ボックスとボルト取付板の両方に、適切なボルト取付穴が設けられている。
本考案の有益な効果は次のとおりである。本考案は、1回の試運転後、補助張力装置を介して搬送ローラーの昇降を制御し、補助張力を与え、1回の試運転後の正確な調整により適切な張力を実現することができ、頻繁な試運転が不要で、作業効率を向上させる。
本考案の実施例の技術的解決策をより明確に説明するため、以下は実施例の説明に使用される添付図面を簡単に紹介する。もちろん、以下の説明における添付図面は、本考案のいくつかの実施例にすぎず、当業者であれば、創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を取得することもできる。
石炭フィーダベルト補助張力装置の使用状態図である。 石炭フィーダベルト補助張力装置の構造図である。 石炭フィーダベルト補助張力装置の構造の別の斜視図である。
本考案の上記の目的、特徴および利点をより明確に理解させるために、ここで、明細書の添付図面を参照して本考案の具体的な実施形態を詳細に説明する。
以下の説明では、本考案を完全に理解するために、多くの具体的な詳細が述べられているが、本考案は、本明細書に記載されているものとは異なる他の方法で実施することもでき、当業者は、本考案から逸脱することなく同様の拡張を行うことができる。したがって、本考案は、以下に開示される特定の実施例によって限定されるものではない。
また、本明細書における「一実施例」または「実施例」は、本考案の少なくとも1つの実施形態に含まれ得る特定の特徴、構造、または特性を指す。本明細書の異なる部分で記載されている「一実施例において」は、すべてが同じ実施例を指すわけではなく、単独または選択的に他の実施例と相互に排斥する実施例でもない。
実施例1
図1から図3を参照しながら本考案の第1実施例を説明する。該実施例は石炭フィーダベルト補助張力装置を提供し、補助張力を与え、作業効率を向上させることができる。
具体的には、石炭フィーダベルト補助張力装置は、装置本体100を備え、装置本体100は、ボックス101と、前記ボックス101に接続される補助支持部102と、前記補助支持部102にねじ込んで接続される動力ロッド103と、前記補助支持部102に設置される調整部104と、を有する。
前記補助支持部102は、支持ボックス102aと、前記支持ボックス102aの両側に設置される2組のボルト取付板102bと、前記支持ボックス102aの両側に対称的に設置される2組の伸縮ロッド102cと、2組の前記伸縮ロッド102cの上部に接続される支持板102dと、前記支持板102dの中央部に設置されるローラー取付枠102eと、前記ローラー取付枠102eに移動可能に接続されるローラー102fと、前記支持板102dの両側に対称的に設置される2組の固定枠102gと前記2組の固定枠102gの間に設置される搬送ローラー102hとを備える。
前記動力ロッド103は、ターンテーブル103aと、前記ターンテーブル103aの中央部に接続されるスクリュー103bとを備える。
さらに、前記調整部104は、前記補助支持部102の一側に設置され、かつ、前記スクリュー103bにねじ込んで接続されるネジ付きキャップ104aと、前記支持ボックス102aに設置されるU字形片面ラック押し板104bと、前記U字形片面ラック押し板104bと噛み合うギア104cと、前記ギア104cの中央部に設置される回転ロッド104dと、前記回転ロッド104dに移動可能に接続され、かつ、前記支持ボックス102aの両側に対称的に設置される可動接続枠104eと、前記回転ロッド104dの中央部に設置されるカム104fと、両端がそれぞれ前記U字形片面ラック押し板104bの内壁および前記支持ボックス102aの内壁に接続されるばね104gとを備える。
ここで、前記スクリュー103bの末端は前記ネジ付きキャップ104aを介して前記U字形片面ラック押し板104bの外壁に接触することを説明されたい。U字形片面ラック押し板104bの長さは、支持ボックス102aの長さの半分である。U字形片面ラック押し板104bと支持ボックス102aの幅は作業環境に応じて対応するサイズで製造することができる。支持ボックス102aは、U字形片面ラック押し板104bの位置を制限し、U字形片面ラック押し板104bが直線的にしか移動できないようにする。カムの回転方向は手動で調整することができる。
好ましくは、前記カム104fは前記ローラー102fに接触する。前記U字形片面ラック押し板104bの寸法は、前記支持ボックス102aの収容サイズにぴったり合うことである。前記ボルト取付板102bに固定ボルト102b-1が設けられる。前記伸縮ロッド102cの底部に前記支持ボックス102aに接続される支持片102c-1が設けられる。前記ボックス101と前記ボルト取付板102bの両方に適切なボルト取付穴が設けられている。
使用する際には、ベルトテンショナーホイールをおおよその位置に調整し、ボルト取付板102bを介して補助張力装置とボックス101を固定的に取り付け、動力ロッド103を回転させて搬送ローラー102hの昇降を制御し、適切な張力が得られるまでベルトの張力を正確に調整する。
動力ロッド103を回転するとき、スクリュー103bの末端はネジ付きキャップ104aを介して徐々に支持ボックス102aの内部にねじ込まれ、U字形片面ラック押し板104bを押して支持ボックス102aの内部で移動させ、U字形片面ラック押し板104bが移動すると同時にギア104cを回転させ、さらに回転ロッド104dを回転させ、最後にカム104fを回転させる。図2に示すように、このとき、伸縮ロッド102cの高さは最も短くなり、カム104fが回転するとき、ローラー102fはカム104fとの接触を保持し、カム104fが回転すると同時に徐々に上昇し、ローラー102fの上部の搬送ローラー102hを徐々に押し上げ、ベルトに張力を与え、狭い範囲の張力調整で正確な調整機能を実現し、適切な張力への補助調整に便利であり、繰り返した無効な調整を回避し、作業効率を向上させる。分解するときは、動力ロッド103を逆方向に緩めてU字形片面ラック押し板104bをばね104gの作用下で跳ね返り、搬送ローラー102hがゆっくりと下降し、ベルトを緩める。そして、固定ボルト102b-1を取り出すことですばやく着脱することができ、その後の補修に便利である。
上記のように、1回の試運転後、補助張力装置を介して搬送ローラーの昇降を制御し、補助張力を与え、1回の試運転後に正確な調整により適切な張力を実現することができ、頻繁な試運転が不要で、作業効率を向上させる。
様々な例示的実施形態に示される本出願の構造および配置は、単なる例示であることに留意することが重要である。本開示では少数の実施形態のみを詳細に説明したが、本開示を参照する者は、本出願に記載された主題の新たな教示と利点から実質的に逸脱することなく、多くの変更が可能であることを理解されたい(例えば、各要素のサイズ、基準、構造、形状、およびパラメータ(温度、圧力など)、設置と配置、材料の使用、色、向きの変化など)。例えば、一体的に形成されているように示されている要素は、複数の部品または要素から構成されてもよく、要素の位置は反転または他の形で変更されてもよく、個別の要素の性質または数ならびに位置は変更または改変されてもよい。したがって、そのような変更は、本考案の範囲に含まれるものとする。任意の過程または方法・手順の順番または順序は、代替実施形態に従って変更または再順序付けすることができる。実用新案登録請求の範囲において、任意の「装置と機能」条項は、構造的同等物だけではなく、同等構造である本明細書に記載されている前記機能を実行する構造をカバーする目的である。本考案の範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態の設計、動作状況および配置において、他の置換、修正、変更および省略を行うことができる。したがって、本考案は特定の実施形態に限定するものではなく、添付の実用新案登録請求の範囲に含まれるさまざまな変更に拡張するものである。
さらに、例示的な実施形態を簡潔に説明するため、実際の実施形態のすべての特徴(すなわち、本考案を実行するために現在考慮されている最適なモードに関連しない特徴、または考案の実施に関連しない特徴)を記載しなくてもよい。
任意の工程または設計項目など、実際の実施形態の開発において、多くの具体的な実施形態を決定することができると理解されたい。このような開発作業は複雑で時間がかかる場合があるが、この開示を受ける当業者にとっては、多くの実験を行う必要がなく、前記の開発作業は設計、製造、および生産などの通常な作業になる。
上記の実施例は、本考案の技術的解決策を説明するものであり、本考案を限定するものではない、前記の好ましい実施例を参照して本考案を詳細に説明したが、当業者は、本考案の技術的解決策を修正または同等に置き換えることができ、本考案の精神と範囲から逸脱することなく行ったすべての修正、同等の置換は、本考案の保護範囲に含まれることを理解されたい。

Claims (10)

  1. ボックス(101)と、前記ボックス(101)に接続される補助支持部(102)と、前記補助支持部(102)にねじ込んで接続される動力ロッド(103)と、前記補助支持部(102)に設置される調整部(104)とを有する装置本体(100)を備えることを特徴とする石炭フィーダベルト補助張力装置。
  2. 前記補助支持部(102)は、支持ボックス(102a)と、前記支持ボックス(102a)の両側に設置される2組のボルト取付板(102b)と、前記支持ボックス(102a)の両側に対称的に設置される2組の伸縮ロッド(102c)と、2組の前記伸縮ロッド(102c)の上部に接続される支持板(102d)と、前記支持板(102d)の中央部に設置されるローラー取付枠(102e)と、前記ローラー取付枠(102e)に移動可能に接続されるローラー(102f)と、前記支持板(102d)の両側に対称的に設置される2組の固定枠(102g)と前記2組の固定枠(102g)の間に設置される搬送ローラー(102h)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  3. 前記動力ロッド(103)は、ターンテーブル(103a)と、前記ターンテーブル(103a)の中央部に接続されるスクリュー(103b)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  4. 前記調整部(104)は、前記補助支持部(102)の一側に設置され、かつ、前記スクリュー(103b)にねじ込んで接続されるネジ付きキャップ(104a)と、前記支持ボックス(102a)に設置されるU字形片面ラック押し板(104b)と、前記U字形片面ラック押し板(104b)と噛み合うギア(104c)と、前記ギア(104c)の中央部に設置される回転ロッド(104d)と、前記回転ロッド(104d)に移動可能に接続され、かつ、前記支持ボックス(102a)の両側に対称的に設置される可動接続枠(104e)と、前記回転ロッド(104d)の中央部に設置されるカム(104f)と、両端がそれぞれ前記U字形片面ラック押し板(104b)の内壁および前記支持ボックス(102a)の内壁に接続するばね(104g)とを備えることを特徴とする請求項3に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  5. 前記スクリュー(103b)の末端は、前記ネジ付きキャップ(104a)を介して前記U字形片面ラック押し板(104b)の外壁に接触することを特徴とする請求項4に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  6. 前記カム(104f)は前記ローラー(102f)に接触することを特徴とする請求項4または5に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  7. 前記U字形片面ラック押し板(104b)の寸法は、前記支持ボックス(102a)の収容サイズにぴったり合うことを特徴とする請求項5に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  8. 前記ボルト取付板(102b)に固定ボルト(102b-1)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  9. 前記伸縮ロッド(102c)の底部に前記支持ボックス(102a)に接続される支持片(102c-1)が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
  10. 前記ボックス(101)と前記ボルト取付板(102b)の両方に、適切なボルト取付穴が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の石炭フィーダベルト補助張力装置。
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