JP3239775B2 - 骨振動型マイクロホン - Google Patents
骨振動型マイクロホンInfo
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- JP3239775B2 JP3239775B2 JP27674796A JP27674796A JP3239775B2 JP 3239775 B2 JP3239775 B2 JP 3239775B2 JP 27674796 A JP27674796 A JP 27674796A JP 27674796 A JP27674796 A JP 27674796A JP 3239775 B2 JP3239775 B2 JP 3239775B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、コー
ドレス電話機、一般電話機、トランシーバー等の通信機
器に用いられる外耳道挿入タイプの骨振動型マイクロホ
ンおよび振動ピックアップに関するものである。
ドレス電話機、一般電話機、トランシーバー等の通信機
器に用いられる外耳道挿入タイプの骨振動型マイクロホ
ンおよび振動ピックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に示すように、従来の骨
振動型マイクロホン14は、振動ピックアップ15が内
蔵され、外耳道壁と接触して骨伝導音声信号を感知する
円筒状の感知部16の一部外表面を、圧縮状態から復元
が緩慢である物性を有する連続気泡の発泡物質17によ
り被覆してなり、かつ感知部16の被覆がその外周面の
一部を単一の弧状に被覆されたものであり、そして、発
泡物質17を圧縮した状態で感知部16を外耳道に挿入
し、その復元により発泡物質17に対向する側の感知部
16を直接外耳道壁に接触させることで、各人の耳の大
きさに応じて外耳道壁に密着することができ、明瞭な音
声を感知できるものである(実公昭58−21275号
公報)。
振動型マイクロホン14は、振動ピックアップ15が内
蔵され、外耳道壁と接触して骨伝導音声信号を感知する
円筒状の感知部16の一部外表面を、圧縮状態から復元
が緩慢である物性を有する連続気泡の発泡物質17によ
り被覆してなり、かつ感知部16の被覆がその外周面の
一部を単一の弧状に被覆されたものであり、そして、発
泡物質17を圧縮した状態で感知部16を外耳道に挿入
し、その復元により発泡物質17に対向する側の感知部
16を直接外耳道壁に接触させることで、各人の耳の大
きさに応じて外耳道壁に密着することができ、明瞭な音
声を感知できるものである(実公昭58−21275号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の骨振動型マイクロホンでは、軟弾性体である
発泡物質17を介して感知部16で耳骨の振動を感知す
るため、正確に耳骨の振動を感知することができない問
題、また、感知部16が円筒状であるため、人間の外耳
道の形状に沿いにくく外耳道に感知部16を装着時に違
和感を有する問題、さらに、感知部16に発泡物質17
を有しているので、手垢、耳垢等による発泡物質17の
発泡部の目詰まりが発生し、発泡物質17の清掃および
交換等のメインテナンスを有するという問題があった。
うな従来の骨振動型マイクロホンでは、軟弾性体である
発泡物質17を介して感知部16で耳骨の振動を感知す
るため、正確に耳骨の振動を感知することができない問
題、また、感知部16が円筒状であるため、人間の外耳
道の形状に沿いにくく外耳道に感知部16を装着時に違
和感を有する問題、さらに、感知部16に発泡物質17
を有しているので、手垢、耳垢等による発泡物質17の
発泡部の目詰まりが発生し、発泡物質17の清掃および
交換等のメインテナンスを有するという問題があった。
【0004】本発明は、メインテナンス性に優れ、かつ
感知部を外耳道に違和感なく装着して、耳骨の振動を正
確に感知することができる骨振動型マイクロホンおよ
び、骨振動型マイクロホン等に用いる高感度の振動ピッ
クアップを提供するものである。
感知部を外耳道に違和感なく装着して、耳骨の振動を正
確に感知することができる骨振動型マイクロホンおよ
び、骨振動型マイクロホン等に用いる高感度の振動ピッ
クアップを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の骨振動型マイク
ロホンは、一端部が実質的球面を有し、かつ外耳道に沿
って屈曲したバナナ状の軟質体と前記軟質体の外周面上
の一部に設けられた硬質体と、前記軟質体の外周面に前
記軟質体の一端部から前記軟質体の他端部方向に溝を有
するイヤピースと、前記軟質体と前記硬質体との間にあ
って、前記硬質体上に固定された振動ピックアップ手段
とを備えている。
ロホンは、一端部が実質的球面を有し、かつ外耳道に沿
って屈曲したバナナ状の軟質体と前記軟質体の外周面上
の一部に設けられた硬質体と、前記軟質体の外周面に前
記軟質体の一端部から前記軟質体の他端部方向に溝を有
するイヤピースと、前記軟質体と前記硬質体との間にあ
って、前記硬質体上に固定された振動ピックアップ手段
とを備えている。
【0006】この構成により、イヤピースが軟質体であ
るので、手垢、耳垢等による軟質体の目詰りがなく、ま
た、イヤピースの一端部が実質的球面であるので、外耳
道に挿入しやすく、かつ、イヤピースがバナナ状の軟質
体であってこの軟質体の外周面に一端部から他端部方向
に溝を有していることから、外耳道に沿って装着され、
外耳道にイヤピースを挿入中に圧縮する空気が逃げ、ま
た、外耳道にイヤピースを装着後に溝を通して外部音声
が鼓膜に伝達される。さらに、振動ピックアップ手段が
硬質体に固定されているので、硬質体を介して耳骨の振
動が正確に振動ピックアップ手段に伝達される。
るので、手垢、耳垢等による軟質体の目詰りがなく、ま
た、イヤピースの一端部が実質的球面であるので、外耳
道に挿入しやすく、かつ、イヤピースがバナナ状の軟質
体であってこの軟質体の外周面に一端部から他端部方向
に溝を有していることから、外耳道に沿って装着され、
外耳道にイヤピースを挿入中に圧縮する空気が逃げ、ま
た、外耳道にイヤピースを装着後に溝を通して外部音声
が鼓膜に伝達される。さらに、振動ピックアップ手段が
硬質体に固定されているので、硬質体を介して耳骨の振
動が正確に振動ピックアップ手段に伝達される。
【0007】また、本発明の骨振動型マイクロホンは、
前記硬質体を、前記軟質体の他端部側に設けている。
前記硬質体を、前記軟質体の他端部側に設けている。
【0008】この構成により、外耳道壁で耳骨の振動が
大きい耳介軟骨に近いので、耳骨の振動がさらに正確に
振動ピックアップ手段に伝達される。
大きい耳介軟骨に近いので、耳骨の振動がさらに正確に
振動ピックアップ手段に伝達される。
【0009】また、本発明の骨振動型マイクロホンのイ
ヤピースは、前記軟質体の他端側の一端から前記軟質体
と前記硬質体とが対向する間まで空洞部を有して、前記
軟質体と前記硬質体とを一体形成している。
ヤピースは、前記軟質体の他端側の一端から前記軟質体
と前記硬質体とが対向する間まで空洞部を有して、前記
軟質体と前記硬質体とを一体形成している。
【0010】この構成により、軟質体と硬質体とを一体
形成しているので、容易にイヤピースが製造され、ま
た、空洞部を有しているので、空洞部より硬質体上に振
動ピックアップ手段を装着あるいは硬質体上から振動ピ
ックアップ手段を外すことができる。
形成しているので、容易にイヤピースが製造され、ま
た、空洞部を有しているので、空洞部より硬質体上に振
動ピックアップ手段を装着あるいは硬質体上から振動ピ
ックアップ手段を外すことができる。
【0011】
【0012】
【0013】また、本発明の骨振動型マイクロホンの振
動ピックアップ手段は、ケース内を2分する振動電極板
と、前記振動電極板の中央部に設けられた重りとを備え
たものである。
動ピックアップ手段は、ケース内を2分する振動電極板
と、前記振動電極板の中央部に設けられた重りとを備え
たものである。
【0014】この構成により、耳骨の振動が硬質体を介
して振動電極板に伝達され、そして、振動電極板の重り
により耳骨の振動が増幅される。
して振動電極板に伝達され、そして、振動電極板の重り
により耳骨の振動が増幅される。
【0015】また、本発明の骨振動型マイクロホンの振
動ピックアップ手段は、前記ケース壁面に孔を設けたも
のである。
動ピックアップ手段は、前記ケース壁面に孔を設けたも
のである。
【0016】この構成により、ケース内が密閉されてい
ないので、振動電極板がさらに振動し易くなる。
ないので、振動電極板がさらに振動し易くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【0018】図1〜図3に示すように、本発明の実施の
形態の骨振動型マイクロホンは、一端部が実質的球面1
を有し、かつ外耳道2に沿って屈曲したバナナ状の硬度
が10〜20程度のシリコンゴム等の軟質樹脂からなる
軟質体3と、軟質体3の外周面3a上の一部に設けられ
た硬度が70〜80度程度のシリコンゴム、ABS樹
脂、アクリル樹脂等の硬質樹脂または金属等からなる硬
質体4とを有するイヤピース5と、軟質体3と硬質体4
との間にあって、硬質体4上に固定された振動センサー
からなる振動ピックアップ手段6と、軟質体3の他端部
7が固定された密閉構造の硬質樹脂または金属等からな
るハウジング8とを備えている。そして、本発明の骨振
動型マイクロホンは、振動ピックアップ手段6の出力
を、携帯電話等の通信機器に伝達するものである。な
お、通信機器の音質、音声等の調整を行う場合は、振動
ピックアップ手段6の出力を、イコライザー、アンプ1
8等を介して通信機器に伝達してもよい。
形態の骨振動型マイクロホンは、一端部が実質的球面1
を有し、かつ外耳道2に沿って屈曲したバナナ状の硬度
が10〜20程度のシリコンゴム等の軟質樹脂からなる
軟質体3と、軟質体3の外周面3a上の一部に設けられ
た硬度が70〜80度程度のシリコンゴム、ABS樹
脂、アクリル樹脂等の硬質樹脂または金属等からなる硬
質体4とを有するイヤピース5と、軟質体3と硬質体4
との間にあって、硬質体4上に固定された振動センサー
からなる振動ピックアップ手段6と、軟質体3の他端部
7が固定された密閉構造の硬質樹脂または金属等からな
るハウジング8とを備えている。そして、本発明の骨振
動型マイクロホンは、振動ピックアップ手段6の出力
を、携帯電話等の通信機器に伝達するものである。な
お、通信機器の音質、音声等の調整を行う場合は、振動
ピックアップ手段6の出力を、イコライザー、アンプ1
8等を介して通信機器に伝達してもよい。
【0019】硬質体4は、軟質体3の他端部7側にあっ
て、外耳道2の下壁2a側に位置する軟質体3上に設け
られている。
て、外耳道2の下壁2a側に位置する軟質体3上に設け
られている。
【0020】イヤピース5は、軟質体3の他端部7側の
一端から軟質体3と硬質体4とが対向する間まで空洞部
9を、かつ軟質体3の外周面に軟質体3の一端部から他
端部7方向に溝10をそれぞれ有して、軟質体3と硬質
体4とを2重成形法により一体形成している。イヤピー
ス5のバナナ状の外径寸法は、外耳道2の大きさよりも
2mm〜3mm程度大きくしている。イヤピース5の溝
10は、外耳道2の下壁2aおよび上壁2bと直交する
軟質体3の外周両側面3c,3dに設け、かつ軟質体3
の一端部から外耳道2の外部に位置する他端部7まで延
び、また、その溝10の幅を、手垢、耳垢等による溝の
目詰まりを考慮し1mm〜2mm程度と比較的広くして
いる。
一端から軟質体3と硬質体4とが対向する間まで空洞部
9を、かつ軟質体3の外周面に軟質体3の一端部から他
端部7方向に溝10をそれぞれ有して、軟質体3と硬質
体4とを2重成形法により一体形成している。イヤピー
ス5のバナナ状の外径寸法は、外耳道2の大きさよりも
2mm〜3mm程度大きくしている。イヤピース5の溝
10は、外耳道2の下壁2aおよび上壁2bと直交する
軟質体3の外周両側面3c,3dに設け、かつ軟質体3
の一端部から外耳道2の外部に位置する他端部7まで延
び、また、その溝10の幅を、手垢、耳垢等による溝の
目詰まりを考慮し1mm〜2mm程度と比較的広くして
いる。
【0021】振動ピックアップ手段6である振動ピック
アップは、図4に示すように、両端に底を有する円筒状
の金属からなるケース11と、円筒軸Xに対して直交す
る方向にケース11内を2分する位置にあって、その外
周部をケース11の内壁面に固着され、振動板および背
面電極板等でコンデンサが形成された円盤状の振動電極
板12と、振動電極板12の中央部に接着剤等で固着さ
れた重り13とを備え、ケース11の壁面である底に透
孔19a,19b,19cを設け、耳骨の振動が振動電
極板12に伝達されると、振動電極板12のコンデンサ
の静電容量が変化し、その静電容量を音声電気信号に変
換するものである。
アップは、図4に示すように、両端に底を有する円筒状
の金属からなるケース11と、円筒軸Xに対して直交す
る方向にケース11内を2分する位置にあって、その外
周部をケース11の内壁面に固着され、振動板および背
面電極板等でコンデンサが形成された円盤状の振動電極
板12と、振動電極板12の中央部に接着剤等で固着さ
れた重り13とを備え、ケース11の壁面である底に透
孔19a,19b,19cを設け、耳骨の振動が振動電
極板12に伝達されると、振動電極板12のコンデンサ
の静電容量が変化し、その静電容量を音声電気信号に変
換するものである。
【0022】次に、上記骨振動型マイクロホンの作用・
効果について説明する。本発明の実施の形態の骨振動型
マイクロホンは、イヤピース5が軟質体3および硬質体
4により形成されているので、手垢、耳垢等による軟質
体の目詰まりがなく、メインテナンス性に優れている。
また、イヤピース5の一端部が実質的球面1であるの
で、外耳道2に挿入しやすく、かつ、イヤピース5が外
耳道2に沿って屈曲したバナナ状の軟質体3であるの
で、外耳道2部での痛みおよび違和感もなく、イヤピー
ス5を外耳道2に密着に挿入および装着できる。さら
に、振動ピックアップ手段6が硬質体4に固定されてい
るので、硬質体4を介して耳骨の振動が正確に振動ピッ
クアップ手段6に伝達され、その結果、振動ピックアッ
プ手段6により、明瞭な音声を感知できる。
効果について説明する。本発明の実施の形態の骨振動型
マイクロホンは、イヤピース5が軟質体3および硬質体
4により形成されているので、手垢、耳垢等による軟質
体の目詰まりがなく、メインテナンス性に優れている。
また、イヤピース5の一端部が実質的球面1であるの
で、外耳道2に挿入しやすく、かつ、イヤピース5が外
耳道2に沿って屈曲したバナナ状の軟質体3であるの
で、外耳道2部での痛みおよび違和感もなく、イヤピー
ス5を外耳道2に密着に挿入および装着できる。さら
に、振動ピックアップ手段6が硬質体4に固定されてい
るので、硬質体4を介して耳骨の振動が正確に振動ピッ
クアップ手段6に伝達され、その結果、振動ピックアッ
プ手段6により、明瞭な音声を感知できる。
【0023】本発明の骨振動型マイクロホンは、硬質体
4を軟質体3の他端部7側にあって、外耳道2の下壁2
a側に位置する硬質体4上に設けている。すなわち、硬
質体4上の振動ピックアップ手段6を耳骨の振動の大き
い耳介軟骨2cに近い位置に設けているので、耳骨の振
動がさらに正確に振動ピックアップ手段6に伝達され、
その結果、振動ピックアップ手段6により明瞭な音声を
感知できる。
4を軟質体3の他端部7側にあって、外耳道2の下壁2
a側に位置する硬質体4上に設けている。すなわち、硬
質体4上の振動ピックアップ手段6を耳骨の振動の大き
い耳介軟骨2cに近い位置に設けているので、耳骨の振
動がさらに正確に振動ピックアップ手段6に伝達され、
その結果、振動ピックアップ手段6により明瞭な音声を
感知できる。
【0024】本発明の骨振動型マイクロホンのイヤピー
ス5は、軟質体3と硬質体4とを一体形成しているの
で、容易にイヤピースが製造され、生産性を向上するこ
とができる。また、空洞部9を有しているので、空洞部
9より硬質体4上に振動ピックアップ手段6を装着ある
いは硬質体4上から振動ピックアップ手段6を取外しで
き、メインテナンス性を向上することができる。さら
に、軟質体3の外周面に軟質体3の一端部から他端部7
方向に溝10を設けているので、外耳道2にイヤピース
5を挿入中に圧縮する空気が逃げ、イヤピース5の挿入
時の違和感を軽減することができ、また、外耳道2にイ
ヤピース5を装着後、溝10を通して外部音声が外耳道
2の鼓膜2dに伝達されるので、外部の音も聞き取り易
くすることができる。
ス5は、軟質体3と硬質体4とを一体形成しているの
で、容易にイヤピースが製造され、生産性を向上するこ
とができる。また、空洞部9を有しているので、空洞部
9より硬質体4上に振動ピックアップ手段6を装着ある
いは硬質体4上から振動ピックアップ手段6を取外しで
き、メインテナンス性を向上することができる。さら
に、軟質体3の外周面に軟質体3の一端部から他端部7
方向に溝10を設けているので、外耳道2にイヤピース
5を挿入中に圧縮する空気が逃げ、イヤピース5の挿入
時の違和感を軽減することができ、また、外耳道2にイ
ヤピース5を装着後、溝10を通して外部音声が外耳道
2の鼓膜2dに伝達されるので、外部の音も聞き取り易
くすることができる。
【0025】また、本発明の骨振動型マイクロホンの振
動ピックアップ手段6は、軟質体3の他端部7とハウジ
ング8とにより密閉されて外部と遮断されているので、
空気伝播による外部からの騒音および音声の振動が振動
電極板12に伝達されにくく、また、振動電極板12の
重り13の慣性により、硬質体4を介して振動電極板1
2に伝達され耳骨の振動が増幅され、さらに、ケース1
1内が密閉されていないので、振動電極板12がさらに
振動し易くなり、その結果、微弱な耳骨の振動に対して
も明瞭な音声として感知できる。すなわち、振動ピック
アップ手段6は、外部からの騒音および音声については
感知せず、骨振動型マイクロホンを装着した人の声のみ
を感知することができ、したがって、騒音の激しいとこ
ろでも会話ができるという利点がある。
動ピックアップ手段6は、軟質体3の他端部7とハウジ
ング8とにより密閉されて外部と遮断されているので、
空気伝播による外部からの騒音および音声の振動が振動
電極板12に伝達されにくく、また、振動電極板12の
重り13の慣性により、硬質体4を介して振動電極板1
2に伝達され耳骨の振動が増幅され、さらに、ケース1
1内が密閉されていないので、振動電極板12がさらに
振動し易くなり、その結果、微弱な耳骨の振動に対して
も明瞭な音声として感知できる。すなわち、振動ピック
アップ手段6は、外部からの騒音および音声については
感知せず、骨振動型マイクロホンを装着した人の声のみ
を感知することができ、したがって、騒音の激しいとこ
ろでも会話ができるという利点がある。
【0026】なお、上記本発明の実施の形態の骨振動型
マイクロホンは、硬質体4を外耳道2の下壁2a側の軟
質体3上に設けた場合であるが、硬質体4を外耳道2の
上壁2b側の軟質体3上に設けてもよい。また、上記本
発明の実施の形態の骨振動型マイクロホンは、軟質体3
と硬質体4とを2重成形法によりイヤピース5を一体形
成した場合であるが、軟質体3と硬質体4とを別部品で
構成し、かつ接着、はめ合い、インサート成形等により
軟質体3と硬質体4とを固定してもよい。また、振動ピ
ックアップ手段6のハウジング8側にある空洞部9の一
部を図1の一点鎖線で示すようにシリコン樹脂等の充填
材20で埋め、振動ピックアップ手段6をさらに密閉し
てもよい。
マイクロホンは、硬質体4を外耳道2の下壁2a側の軟
質体3上に設けた場合であるが、硬質体4を外耳道2の
上壁2b側の軟質体3上に設けてもよい。また、上記本
発明の実施の形態の骨振動型マイクロホンは、軟質体3
と硬質体4とを2重成形法によりイヤピース5を一体形
成した場合であるが、軟質体3と硬質体4とを別部品で
構成し、かつ接着、はめ合い、インサート成形等により
軟質体3と硬質体4とを固定してもよい。また、振動ピ
ックアップ手段6のハウジング8側にある空洞部9の一
部を図1の一点鎖線で示すようにシリコン樹脂等の充填
材20で埋め、振動ピックアップ手段6をさらに密閉し
てもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一端部
が実質的球面を有し、かつ外耳道に沿って屈曲したバナ
ナ状の軟質体と前記軟質体の外周面上の一部に設けられ
た硬質体と、前記軟質体の外周面に前記軟質体の一端部
から前記軟質体の他端部方向に溝を有するイヤピース
と、前記軟質体と前記硬質体との間にあって、前記硬質
体上に固定された振動ピックアップ手段とを備えること
により、メインテナンス性に優れ、かつ感知部を外耳道
に違和感なく装着して、イヤピースを装着後、外部の音
声も聞き取り易く耳骨の振動を正確に感知することがで
きる。
が実質的球面を有し、かつ外耳道に沿って屈曲したバナ
ナ状の軟質体と前記軟質体の外周面上の一部に設けられ
た硬質体と、前記軟質体の外周面に前記軟質体の一端部
から前記軟質体の他端部方向に溝を有するイヤピース
と、前記軟質体と前記硬質体との間にあって、前記硬質
体上に固定された振動ピックアップ手段とを備えること
により、メインテナンス性に優れ、かつ感知部を外耳道
に違和感なく装着して、イヤピースを装着後、外部の音
声も聞き取り易く耳骨の振動を正確に感知することがで
きる。
【0028】また、本発明は、前記硬質体を、前記軟質
体の他端部側に設けているので、さらに正確に耳骨の振
動を正確に感知することができる。
体の他端部側に設けているので、さらに正確に耳骨の振
動を正確に感知することができる。
【0029】また、本発明は、前記軟質体の他端側の一
端から前記軟質体と前記硬質体とが対向する間まで空洞
部を有して、前記軟質体と前記硬質体とを一体形成して
いるので、生産性およびメインテナンス性を向上するこ
とができる。
端から前記軟質体と前記硬質体とが対向する間まで空洞
部を有して、前記軟質体と前記硬質体とを一体形成して
いるので、生産性およびメインテナンス性を向上するこ
とができる。
【0030】また、本発明は、前記軟質体の外周面に前
記軟質体の一端部から前記軟質体の他端部方向に溝を設
けているので、イヤピースの挿入時の違和感を軽減する
ことができ、また、イヤピースを装着後、外部の音声も
聞き取り易くすることができる。
記軟質体の一端部から前記軟質体の他端部方向に溝を設
けているので、イヤピースの挿入時の違和感を軽減する
ことができ、また、イヤピースを装着後、外部の音声も
聞き取り易くすることができる。
【0031】また、本発明は、振動ピックアップ手段の
ケース内を2分する振動電極板と、前記振動電極板の中
央部に設けられた重りとを備えているので、騒音の激し
いところでも会話ができる。
ケース内を2分する振動電極板と、前記振動電極板の中
央部に設けられた重りとを備えているので、騒音の激し
いところでも会話ができる。
【0032】また、本発明は、振動ピックアップ手段の
前記ケース壁面に孔を設けたものである。
前記ケース壁面に孔を設けたものである。
【0033】この構成により、微弱な耳骨の振動に対し
ても明瞭な音声として感知できる。
ても明瞭な音声として感知できる。
【図1】本発明の実施形態の骨振動型マイクロホンを外
耳道に装着時の正面断面図
耳道に装着時の正面断面図
【図2】本発明の実施形態の骨振動型マイクロホンの正
面図
面図
【図3】同右側面図
【図4】同骨振動型マイクロホンに用いた振動ピックア
ップ手段の要部断面図
ップ手段の要部断面図
【図5】従来の骨振動型マイクロホンの正面断面図
【図6】同左側面図
2 外耳道 2a 外耳道の下壁 2b 外耳道の上壁 3 軟質体 4 硬質体 5 イヤピース 6 振動ピックアップ手段 9 空洞部 10 溝 11 ケース 12 振動電極板 13 重り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩崎 正美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−79700(JP,A) 特開 平9−261788(JP,A) 実開 昭57−69399(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/00 327
Claims (7)
- 【請求項1】 一端部が実質的球面を有し、かつ外耳道
に沿って屈曲したバナナ状の軟質体と前記軟質体の外周
面上の一部に設けられた硬質体と、前記軟質体の外周面
に前記軟質体の一端部から前記軟質体の他端部方向に溝
を有するイヤピースと、前記軟質体と前記硬質体との間
にあって、前記硬質体上に固定された振動ピックアップ
手段とを備えたことを特徴とする骨振動型マイクロホ
ン。 - 【請求項2】 前記硬質体を、前記軟質体の他端部側に
設けたことを特徴とする請求項1記載の骨振動型マイク
ロホン。 - 【請求項3】 前記硬質体を、前記外耳道の上壁または
下壁側に位置する前記軟質体に設けたことを特徴とする
請求項2記載の骨振動型マイクロホン。 - 【請求項4】 前記イヤピースは、前記軟質体の他端側
の一端から前記軟質体と前記硬質体とが対向する間まで
空洞部を有して、前記軟質体と前記硬質体とを一体形成
したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
記載の骨振動型マイクロホン。 - 【請求項5】 前記溝を前記外耳道の上壁および下壁と
直交する前記軟質体の外周面に設けたことを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の骨振動型マイクロホ
ン。 - 【請求項6】 振動ピックアップ手段は、ケース内を2
分する振動電極板と、前記振動電極板の中央部に設けら
れた重りとを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項
5のいずれかに記載の骨振動型マイクロホン。 - 【請求項7】 前記ケース壁面に孔を設けたことを特徴
とする請求項6記載の骨振動型マイクロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27674796A JP3239775B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 骨振動型マイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27674796A JP3239775B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 骨振動型マイクロホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126873A JPH10126873A (ja) | 1998-05-15 |
| JP3239775B2 true JP3239775B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17573785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27674796A Expired - Fee Related JP3239775B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 骨振動型マイクロホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3239775B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100576350B1 (ko) * | 2003-10-17 | 2006-05-03 | 서기영 | 인체공학적 이어 피스 |
| WO2021085559A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社リスニングアシスト | 外耳装着具 |
| CN113447115B (zh) * | 2021-07-20 | 2025-11-21 | 歌尔微电子股份有限公司 | 振动传感器和电子设备 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP27674796A patent/JP3239775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10126873A (ja) | 1998-05-15 |
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