JP3239650U - 昇降式スタンド - Google Patents

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裕 吉田
孝介 小原
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株式会社共栄商事
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Abstract

【課題】スタンドの堅牢性は維持しながらも製造コストを抑え、使用状況に応じてハンドル等の取り付け向きや位置を選択できるディスプレイ用昇降式スタンドを提供する。【解決手段】昇降式スタンドは、アルミ材を使用せずに鋼板の板金加工で部材を製作することによりコスト面が抑えられ、ナット溶接が施せるので棚板や機器ボックス等のオプション取り付けが最適な位置で行える。また、ハンドルは着脱できる事で昇降動作の補助時や移動時など用途に応じて最適な取り付け方向の選択ができ、ディスプレイのサイズに応じて設置高さを調整できる。【選択図】図1

Description

本考案は、ディスプレイを設置して任意の高さに可変調整できる昇降式スタンドに関するものである。
従来、昇降スタンドを教育現場で電子黒板として使用する場合や商業施設で電子看板として使用する場合、また企業の研修施設等で使用する場合には状況に応じて任意にディスプレイの設置高さの上下調整を行なうことができ、なおかつ高い位置にディスプレイを設置する状況もある為にスタンドの堅牢性が求められる。なお、スタンドの高さ調整の可動部である支柱は組み立てのクリアランスが少なく堅牢性のあるアルミ材のアウターパイプにインナーパイプが組み込まれた形態となっている。
「オーロラAV総合カタログVol.51」.株式会社共栄商事P.68
しかしながら、上述した非特許文献1では支柱部はアルミ材のアウターパイプとインナーパイプを用いて堅牢性は保てているが、アルミ材を成型するための金型が必要となること、アルミ材を成型する際には1回あたりで多くの製造を必要とすることから、総じて部材のコスト面が高くなり、アルミ材を使っていないスタンドよりも高価格とならざる負えないために市場において広く利用されていない状況がある。また、支柱がアルミ材を使って成型しているがゆえに、スタンドの使用状況において後付けで必要となる、ハンドルや棚板、機器用ボックスの取り付け位置や取り付け方向が限定される事、さらには取り付けることができないなど使い勝手が良くない状況もある。
本考案は上記問題を鑑みてなされたもので、スタンドの堅牢性は維持しながらも製造コストを抑え、使用状況に応じてハンドル等の取り付け向きや位置を選択できるディスプレイ用昇降式スタンドを提供することである。
上記課題を解決するために本考案は支柱部のアウターパイプとインナーパイプに鋼板の板金加工を用いて、左右のアウターパイプの内側の凹溝にインナーパイプの両側面のガイドローラーを嵌通することでアウターパイプの内側をインナーパイプが昇降する機構となっている。その際にアウターパイプに付設固定されたガイドローラーがインナーパイプ左右の角パイプの背面に接するようになっていて、インナーパイプの背面に付設固定したガイドローラーがアウターパイプの側面内側に接するようになっている。また、台座ベースへ動力源を収めた支柱を差し込み固定補強し、取り付けベースを固定しディスプレイの背面に取り付けたディスプレイ取り付け金具を取り付けベースに付設固定させることを構造とする昇降式スタンド。
また、ハンドルは左右対称の一対のL字型アングルの短辺側の先端に丸パイプを挟着し、L字型アングルの長辺側には4カ所に貫通孔が開いておりさらに内側に向けて折り曲げ加工がされていて着脱できる構造となっている。
本考案の効果として、アルミ材を使用せずに鋼板の板金加工で部材を製作することによりコスト面が抑えられること、特注サイズの昇降式スタンドの製作や仕様変更による製品の構造の修正や微調整が必要になる場合も、アルミ材の成型部材と違いサイズ変更を簡易に行われること。支柱アウター部の板金製作パイプにナット溶接が施せるので棚板や機器ボックス等のオプション取り付けが最適な位置で行えること。
また、ハンドルは着脱できる事で昇降動作の補助時や移動時など用途に応じて最適な取り付け方向の選択ができ、ディスプレイのサイズに応じて設置高さを調整できること。
本考案に係わるディスプレイ用昇降式スタンドとしての正面斜視図である。 同上、ディスプレイ用昇降式スタンドとしての側面図である。 同上、ディスプレイ用昇降式スタンドとしてのアウターパイプとインナーパイプの構造を示した断面図である。 同上、ディスプレイ用昇降式スタンドとしての支柱背面の構造図である。
以下、本考案を実施するための形態を図面にもとづき説明する。
図面1は、本考案に係わるディスプレイ用昇降式スタンドとしての正面斜視図である。アウターパイプ2にインナーパイプ3を組み込んだ支柱を台座ベース1へ差し込み、三角補強板6で固定補強し、取り付けベース4を固定しディスプレイAの背面に取り付けたディスプレイ取り付け金具5を取り付けベース4に付設固定させることを構造とする昇降式スタンドである。また、ハンドル7を着脱できる形態となっている。
取り付けベース4は板金を折り曲げた箱状パネルとなっており、両側面に4カ所の取り付け孔と底面には4カ所の長孔が開いている。また、前面の真ん中にはハット型に曲げられた板金が溶着され、背面にはコの字型板金が溶着されている。なお、前面4カ所と背面のコの字型板金の側面の2カ所には貫通孔が開いており、支柱のインナーパイプ3の前面上部のパネルの4カ所の取り付け孔と側面の2カ所の取り付け孔に付設固定できるようになっている。
ディスプレイ取り付け金具5は一対となっており、コの字に折り曲げた板金の上部は取り付けベース4に掛止できる形状となっており、下部は取り付け孔が施されたアングルが溶着されていて取り付けベース4の貫通孔と付設固定できるようになっている。正面にはVESA規格に対応した取り付け孔と長孔が複数開いており、VESA規格のディスプレイAと付設固定出来るようになっている。
台座ベース1は左右対称の一対の角パイプの前後にキャスターを取り付けて脚部とし、左右の脚部を連結し支柱を支える部分は真ん中を箱状に開口を開け補強を施した構造となっている。また、その開口に支柱を上から差し込んで嵌入固定しているので揺れに強い堅固な構造となっている。
三角補強板6は板金を折り曲げ加工して三角の形状にしており2辺は折り曲げ加工がされ左右対称の一対となっている。その2辺にはそれぞれ貫通孔が開いており、支柱の背面と台座ベース1の上面に装架することにより堅固となり、重みが掛かっても揺れを軽減して抑えられる形態となっている。
図面2は、ディスプレイ用昇降式スタンドとしての側面図である。ハンドル7については左右対称の一対のL字型アングルの短辺側の先端に丸パイプを挟着した形態となっている。またL字型アングルの長辺側には4カ所に貫通孔が開いておりさらに内側に向けて折り曲げ加工がされている。L字型アングルの4カ所の貫通孔と取り付けベース4の側面に開いている4カ所の取り付け孔のいずれか2カ所を使用することで付設固定できる構造となっておりハンドル7の高さを3段階に変更することが可能となる。また、ハンドル7は取り付ける向きによって昇降式スタンドの前面か背面に持ち手の丸パイプが向くよう選択できる構造となっている。
配線カバー9はコの字型形状でアウターパイプ2の背面パネルに着脱できるようになっており、側面には長孔の通線孔が開いている。
図面3は、ディスプレイ用昇降式スタンドとしてのアウターパイプ2とインナーパイプ3の構造を示した断面図である。アウターパイプ2の内側の凹溝にインナーパイプ3の両側面のガイドローラー8を嵌通することで、アウターパイプ2の凹溝に対してインナーパイプ3のガイドローラー8が滑動することになり、フレーム構造となっているアウターパイプ2の内側をインナーパイプ3が昇降する構造となっている。
図面4は、ディスプレイ用昇降式スタンドとしての支柱背面の構造図である。アウターパイプ2は、C型に折り曲げた鋼板の開口部に凹型に折り曲げ溝を設けた鋼板を差し込み溶着させパイプ構造とする。同じ構造で製作した2本のパイプの凹溝を内側に向けた状態でパイプ最下部の内側にC型に折り曲げられた鋼板の開口部を背面に向くように溶着させ、また、パイプ内側の背面側の上部とパイプ内側の前面側の下部とに既定のサイズのパネルを溶着させる事で左右パイプ間の幅を外寸と内寸ともに一定間隔に保たせてフレーム構造とさせたものをアウターパイプ2とする。また、背面の上部に取り付けられた既定サイズのパネルの真下に、ガイドローラー8が付設固定されている箱状パネルが溶着されている。そして、背面下側の内側にはL型に折り曲げた鋼板が溶着され、脱着式パネルが取り付けられるようになっている。なお上部はC型に折り曲げた鋼板を上蓋として被せて前後4点で固定する構造となっている。
インナーパイプ3は、同じ構造で製作した2本のパイプを左右に並べて上からC型に折り曲げた鋼板の開口部が下向きになるように被せて溶着している。最下部にも左右のパイプの間にC型に折り曲げた鋼板の開口部が下向きになるようにし溶着させている。また、下部のC型に折り曲げた鋼板には左右対称の一対のL型に折り曲げた金具を中央に溶着させている。なお、前面には上部に箱状パネルと下部にパネルを溶着し、上部の箱状パネルの前面の4カ所と両側面の各2カ所にナット溶接が施されている。さらに左右のパイプの両側面の8カ所と背面の4カ所にガイドローラー8が付設固定されている。
アウターパイプ2は背面に付設固定された2カ所のガイドローラー8がインナーパイプ3の左右の角パイプの背面に接する構造となっているため、それによって得られる効果としてインナーパイプ3の側面のガイドローラー8がアウターパイプ2の凹溝の前面に押し当てられることとなり前後のがたつきが抑えられる。また、インナーパイプ3の背面の4カ所に取り付けたガイドローラー8がアウターパイプ2の側面内側に接することによって左右のがたつきも抑えられる。以上の構造から前後左右のがたつきが抑えられスムーズな昇降が可能となる。なお、動力源10として主に用いられるガスダンパーや電動駆動部がインナーパイプ3の下部とアウターパイプ2の下部との間に挟持されている。インナーパイプ3の下部のC型に折り曲げた鋼板に溶着させているL型に折り曲げられた金具とアウターパイプ2の下部が鋼板なので、ガスダンパーや電動駆動部などの異なる動力源10の接続部にあわせて形状を柔軟に変更することも可能である。
本考案は昇降式スタンドのディスプレイ用の昇降として勘案されているが、ディスプレイだけでなく、スピーカーや表示装置等の昇降、また壁面での利用やリフターとしても応用でき万能性がある。
1.台座ベース
2.アウターパイプ
3.インナーパイプ
4.取り付けベース
5.ディスプレイ取り付け金具
6.三角補強板
7.ハンドル
8.ガイドローラー
9.配線カバー
10.動力源
A.ディスプレイ

Claims (2)

  1. 支柱部のアウターパイプとインナーパイプに鋼板の板金加工を用いて、左右のアウターパイプの内側の凹溝にインナーパイプの両側面のガイドローラーを嵌通することでアウターパイプの内側をインナーパイプが昇降する機構となっている。また、アウターパイプに付設固定されたガイドローラーがインナーパイプ左右の角パイプの背面に接するようになっていて、インナーパイプの背面に付設固定したガイドローラーがアウターパイプの側面内側に接するようになっている。なお、台座ベースへ動力源を収めた支柱を差し込み固定補強し、取り付けベースを固定しディスプレイの背面に取り付けたディスプレイ取り付け金具を取り付けベースに付設固定させることを構造とする昇降式スタンド。
  2. 左右対称の一対のL字型アングルの短辺側の先端に丸パイプを挟着し、L字型アングルの長辺側には4カ所に貫通孔が開いておりさらに内側に向けて折り曲げ加工がされていて着脱できる構造となっている昇降式スタンド用ハンドル。
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