JP3239433U

JP3239433U - 電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置

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Publication number: JP3239433U
Application number: JP2022600057U
Authority: JP
Inventors: 涛蒋; ▲せん▼ 李; 敬李; 浩 ▲陳▼; 宏▲偉▼ ▲劉▼; 勇健 ▲張▼; 斌 ▲呉▼
Original assignee: Fort Plastic & Metalwork Jiaxing Co Ltd
Current assignee: Fort Plastic & Metalwork Jiaxing Co Ltd
Priority date: 2019-10-22
Filing date: 2020-10-22
Publication date: 2022-10-13
Anticipated expiration: 2030-10-22
Also published as: KR20220001644U; WO2021078193A1; US20220410220A1; EP4042921A1; EP4042921A4

Abstract

【課題】電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置を提供することを課題とする。【解決手段】本考案は、掃除用具の技術分野に関し、特に、電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置に関する。本考案は、バケツと、電動モップクリーナーのモップクロスに水を送る送水機構とを備え、洗浄時、送水機構が水を送り、水切り時、送水機構が水の送りを停止する。本考案は、電動モップクリーナーのモップクロスへの洗浄効率が高く、適用範囲も幅広く、さまざまな電動モップクリーナーのモップクロスに適し、製造コストが低い。【選択図】図６

Description

本考案は、掃除用具の技術分野に関し、特に、電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置に関する。

電動モップクリーナーは、現在の電動掃除用具で、主にモーター及び／又はモーターで駆動するモップクロスを含み、清掃時、モーターがモップクロスの回転運動又は往復並進運動を駆動し、手動による床拭きをシミュレートする。該電動モップクリーナーは、手で拭く手間が省けるが、該モップクロスを洗浄する時の対策に欠け、現在モップクロスを手作業で取り外してから別々に洗浄するため、操作の不便や洗浄が不十分という衛生等の問題が存在していた。

本考案は、上記事情を鑑みてなされたものであって、電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置を提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本考案では、次のような技術的手段を提示する。

バケツを備えた電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置であって、電動モップクリーナーのモップクロスに水を送る送水機構をさらに備え、
洗浄時、送水機構が水を送り、
水切り時、送水機構が水の送りを停止する。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、水をバケツ内の電動モップクリーナーのモップクロスに送る送水機構には、モップクロスへの直接送水及び水切り部材を経由してモップクロスに送水するなどモップクロスへの間接送水が含まれるが、これらに限定されなく、前記バケツ内に水切り部材及び水切り部材とバケツとを相対的に回転させるための駆動機構が設けられる。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記バケツは、洗浄室を備え、前記水切り部材が洗浄室内に設けられ、前記送水機構が洗浄室に送水される。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記水切り部材は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラーのいずれか、又はこれらの組み合わせである。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記送水機構は、洗浄ホースに接続された水槽を備え、前記洗浄ホースの一端が水槽に接続され、洗浄ホースの他端が洗浄室内に延在され、洗浄ホースの吐出口が水槽より低い。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記洗浄ホース内にバルブが設けられる。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記洗浄ホースの吐出口は、水切り部材の上方に位置する。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記駆動機構は、バケツに設けられた足踏み回転板を備え、前記足踏み回転板と水切り部材が歯車伝達により協働する。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記送水機構は、バケツ内に設けられたウォーターポンプを備え、前記バケツ内にシャワープレートがさらに設けられ、前記ウォーターポンプの一端が水面に接触し、ウォーターポンプの他端がシャワープレートに連結される。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記シャワープレート内に複数の吐水溝が設けられ、前記吐水溝は、水切り部材の位置に対応する。

上記電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置において、前記シャワープレート内に複数の吐水口がさらに設けられ、前記吐出口は、吐水溝の位置に対応する。

従来技術と比較して、本考案の利点は、次の通りである。

１、本考案は、電動モップクリーナーのモップクロスへの洗浄効率が高く、適用範囲も幅広く、さまざまな電動モップクリーナーのモップクロスに適し、製造コストが低い。

２、本考案は、回転式水切り部材を介し、電動モップクリーナーのモップクロスに対し全面的かつ多角度で洗浄し、水気をとり、洗浄が全面的で、汚れの除去効果が良好である。

本考案その他の利点、目的、及び特徴は、部分的に以下の説明を介して明らかにされ、部分的には本考案への研究及び実施を通じることは、当業者によって理解されるであろう。

実施例１の放水状態の概略図である。実施例１の水切り状態の概略図である。実施例２の放水状態の概略図である。実施例２の水切り状態の概略図である。実施例３の概略図である。実施例４の概略構成図である。実施例４におけるモップクロスを回転運動可能に設けた場合の概略構成図である。実施例４におけるモップクロスを往復並進運動可能に設けた場合の概略構成図である。実施例５のコイルばねを緩めた時の内部構造の概略図である。実施例５のコイルばねを締めた時の内部構造の概略図である。実施例５の回転ローラーの部分概略図である。実施例５の回転ローラーの概略断面図である。実施例６の構造展開図である。図１３の構造概略断面図である。実施例６の動作時の構造概略断面図である。実施例６の構造概略断面図である。実施例６のポンプ組立体の概略構成図である。実施例７の回転ローラー頂部のスクイジーワイパーが架台より高い場合の全体構造の概略図である。実施例７の回転ローラー頂部のスクイジーワイパーが架台より低い場合の概略構成図である。実施例７のロックキャッチ組立体の拡大図である。実施例７の係止フックが溝内に係入した場合のロックキャッチ組立体の概略構成図である。実施例７の係止フックが係止溝に位置する場合のロックキャッチ組立体の概略構成図である。実施例７の連杆構造を用いた場合の概略構成図である。実施例７の連杆構造の概略構成図である。

（実施例１）
図１、図２、図３、図４に示すように、バケツ１を備えた電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置であって、バケツ１に水を送ることができる電動モップクリーナーのモップクロスの送水機構ｂ４をさらに備え、前記バケツ１内に水切り部材４及び水切り部材４とバケツ１とを相対的に回転させるための駆動機構ｂ３が設けられる。

本実施例において、電動モップクリーナーのモップクロスの送水機構ｂ４は、モップクロスへの直接送水及び水切り部材４を経由してモップクロスに送水するなどのモップクロスへの間接送水の２つのモードを含み、モップクロスを洗浄する必要がある場合、モップクロスをバケツ１に入れ、水切り部材４に接触させ、この時、電動モップクリーナーのモップクロスの送水機構ｂ４のきれいな水をバケツ１に入れると共にモップクロスを洗い流し、ここで電動モップクリーナーのモップクロスの送水機構ｂ４は水槽ｂ８を用い、駆動機構ｂ３により水切り部材４を回転させ、モップクロスを水切り部材４にこすりつけることで汚れをこすり落とし、洗い流し洗浄後、放水を停止させ、この時駆動機構ｂ３を再起動して水切り部材４を回転させ、水切り部材４でモップクロス上の水を切って乾かし、洗浄効率が高く、適用範囲も幅広く、さまざまな電動モップクリーナーのモップクロスに適し、製造コストが低い。往復式電動モップクリーナーのモップクロスを洗浄する時、往復式電動モップクリーナーのモップクロスを水切り部材４に接触させて放水し、水切り部材４を回転させると同時に、モップクロスが同期して往復運動してモップクロスを洗浄できることが好ましく、洗浄後、放水を停止させ、水切り部材４によりモップクロス上の水を切って乾かす。回転式電動モップクリーナーのモップクロスを洗浄する場合、回転式電動モップクリーナーのモップクロスを水切り部材４に接触させて放水し、水切り部材４を回転させると同時に、モップクロスが同期して回転し、モップクロスを洗浄し、洗浄後、放水を停止させ、水切り部材４によりモップクロス上の水を切って乾かし、回転式電動モップクリーナーのモップヘッドと前記水切り部材４との協働により最高の洗浄又は水切りの効果を奏する。

図１及び図２に示すように、前記バケツ１は、洗浄室ｂ５を備え、前記洗浄室ｂ５内に水切り部材４が設けられ、前記送水機構ｂ４は、洗浄室ｂ５に送水する。

図１に示すように、前記水切り部材４は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラー内のいずれか１つ又はこれらの組み合わせで、前記駆動機構ｂ３は円周方向駆動装置ｂ７を備え、前記円周方向駆動装置ｂ７の回転軸が水切り部材４に固結される。駆動機構ｂ３は、円周方向駆動装置ｂ７を用いることができ、円周方向駆動装置ｂ７の回転軸が水切り部材４に連結され、円周方向駆動装置ｂ７がモーター又は回転式オイルシリンダーであり得ることは当業者によって理解されるであろう。

図１及び図２に示すように、前記送水機構ｂ４は、洗浄ホースｂ９に接続された水槽ｂ８を備え、前記洗浄ホースｂ９の一端が水槽ｂ８に接続され、洗浄ホースｂ９の他端が洗浄室ｂ５内に延在され、洗浄ホースｂ９の吐出口が水槽ｂ８より低い。

本実施例において、洗浄時にモップクロスを洗浄室ｂ５に入れ、水を洗浄室ｂ５に入れる必要がある場合、洗浄ホースｂ９を介して水槽ｂ８内のきれいな水を洗浄室ｂ５に流入させ、モップクロスを洗浄する。

図３及び図４に示すように、前記洗浄ホースｂ９内にバルブｂ１０が設けられる。

具体的には、バルブｂ１０は、ホースバルブｂ１６を含み、ホースバルブｂ１６内に弁体ｂ１７が設けられ、ホースバルブｂ１６に操作レバーｂ１８が回転可能に設けられ、弁体ｂ１７と操作レバーｂ１８との間にシールリングｂ１９が設けられ、ホースバルブｂ１６が水槽ｂ８内のきれいな水を放水又は遮断することができる。弁体ｂ１７内に水通し孔が設けられ、操作レバーｂ１８は、弁体ｂ１７を回転させることができるため、水通し孔と洗浄ホースｂ９とを連通させる又はずらさせ、通水又は遮水の動作を完了し、シールリングｂ１９は水通し孔と洗浄ホースｂ９との位置がずれている場合に、きれいな水の漏れを防ぐためのシールの役割を果たしている。

前記洗浄ホースｂ９の吐出口は、水切り部材４の上に位置し、バケツ１内に汚水貯置室ｂ２０がさらに設けられ、前記ホースバルブｂ１６が汚水貯置室ｂ２０の上に位置し、汚水貯置室ｂ２０は洗浄後の汚水や廃水を格納するために用いられ、前記汚水貯置室ｂ２０と洗浄室ｂ５との間に止水板ｂ２１が設けられ、前記バケツ１内に導流管ｂ２２が設けられ、前記導流管ｂ２２の一端が洗浄室ｂ５に接続され、導流管ｂ２２の他端が汚水貯置室ｂ２０に接続され、止水板ｂ２１は汚水貯置室ｂ２０と洗浄室ｂ５を仕切りすることができ、洗浄過程中に洗浄後の汚水が導流管ｂ２２を経由して汚水貯置室ｂ２０内に流入されることで、汚水ときれいな水の分離を実現し、二次汚染を防ぐことができる。前記洗浄ホースｂ９の吐出口は、水切り部材４の上に位置し、かつ傾斜方向に配置されている。洗浄ホースｂ９の吐出口は、水切り部材４の上に位置し、かつ傾斜して配置されているため、洗い流し時モップクロスにきれいな水を自動的に流れさせ、位置の配置が合理的で、洗い流し効果が良好である。前記水切り部材４に水切り部材４の中心線に沿って複数の裏返しリブｂ２３が対称的に設けられ、裏返しリブｂ２３はモップクロスを裏返して洗浄することに便利で、完全に洗浄できる。前記裏返しリブｂ２３内に複数の排水溝ｂ２４が設けられ、洗浄過程中の汚水が排水溝ｂ２４を経由して流出させ、汚水が裏返しリブｂ２３内にとどまり、水切り効果及び次回の洗浄に影響を及ぼさないように、前記排水溝ｂ２４は勾配を有する。

(実施例２)
本実施例の構造及び動作原理は、基本的に実施例１と同じで、相違点として、図３及び図４に示すように、前記駆動機構ｂ３はバケツ１に設けられた足踏み回転板ｂ１１を備え、前記足踏み回転板ｂ１１と水切り部材４が歯車伝達により協働する。足踏み回転板ｂ１１を回転させることにより、水切り部材４を回転させることができる。人力で駆動するため、エコで省エネになる。

(実施例３)
本実施例の構造及び動作原理は、基本的に実施例１と同じで、相違点として、図５に示すように前記送水機構ｂ４は、バケツ１内に設けられたウォーターポンプｂ７７を備え、前記バケツ１内にシャワープレートｂ８８がさらに設けられ、前記ウォーターポンプｂ７７の一端が水面に接触し、ウォーターポンプｂ７７の他端がシャワープレートｂ８８に連結される。

本実施例において、ウォーターポンプｂ７７によって水を汲み上げる場合、ウォーターポンプｂ７７によって汲み上げられた水がシャワープレートｂ８８に入り、シャワープレートｂ８８は水切り部材４の位置に対応し、きれいな水を所望の位置に移動させる。

前記シャワープレートｂ８８内に複数の吐水溝ｂ９９が設けられ、前記吐水溝ｂ９９は、水切り部材４の位置に対応する。前記シャワープレートｂ８８内に複数の吐水口ｂ１０１がさらに設けられ、前記吐水口ｂ１０１は、吐水溝ｂ９９の位置に対応する。

シャワープレートｂ８８に入るきれいな水は、吐水溝ｂ９９を介して水切り部材４上の洗浄待ちモップクロスに位置合わせして全面的に洗い流し、吐水口ｂ１０１がシャワー面積を増大でき、モップクロスの縁端部も完全に洗い流すことを確保し、さらにシャワー死角の発生を避け、モップクロスの全ての位置にシャワーを浴びることができる。

(実施例４)
図６～図８に示すように、本実施例において、電動モップクリーナーは、ケーシング１００を備え、ケーシング１００の下にモップクロス１０２が移動自在に設けられ、モップクロス１０２は拭き取り円盤に取り付けられ、ケーシング１００に対して移動自在に配置され、かつ円周方向回転又は回転運動或いは往復並進運動することができる。一般的にモーターによって拭き取り円盤を駆動してモップクロス１０２を運動させ、人の力で拭き取り円盤を駆動してモップクロス１０２を運動させることもできる。本実施例において、モップクロス１０２に接触される回転ローラー３をさらに備え、電動モップクリーナーの掃除作業時、回転ローラー３は、モップクロス１０２から分離される。洗浄時、回転ローラー３が水に接触し、回転ローラー３の回転により水をモップクロス１０２に運び、水切り時、回転ローラー３は回転から静止に変え、モップクロス１０２を回転ローラー３にこすりつけることで水気をとる。このため、使用者は、水位の制御に注意を払い、水位が回転ローラー３を完全に沈め込むことができず、回転ローラー３を離れることもできず、水が回転ローラー３に接触しないと、水を汲み上げて洗うことができず、水が回転ローラー３を完全に沈め込むと、その後水気をとることはできない。適度な水位を制御した後、モップクロス１０２を回転ローラー３の上に置き、回転ローラー３を回転させて水を汲み上げてモップクロス１０２を洗う。水を汲み上げて洗った後、回転ローラー３が静止し、モップクロス１０２を回転ローラー３にこすりつけることで水気をとる。本実施例における回転ローラー３を静止する方法はロックピンでロックして静止させるか、障害物を設けて回転しないようにするか、ブレーキ構造を用いて回転ローラー３をロックするか等の従来技術内の慣用技術を用いることができる。本実施例における回転ローラーは、回転状態下で水を汲み上げてモップクロスを水洗でき、静止状態下でモップクロスとこすりつけることで水気をとることができ、水洗と水切り間の位置を切り替える必要がなく、操作に便利である。

好ましくは、前記回転ローラー３は、一方向に回転するように配置され、すなわち、回転ローラー３は時計回り又は反時計回りの方向に一方向にのみ回転することができ、逆方向に回転することはできない。水を汲み上げてモップクロス１０２を洗浄する時、モップクロス１０２が正方向に運動して、回転ローラー３を回転させることで、水をモップクロス１０２に運ぶ。水気をとる時、モップクロス１０２が逆方向に運動し、回転ローラー３の逆回転が阻止されて静止し、この時、モップクロス１０２を回転ローラー３にこすりつけることで、水気をとる。本実施例において、回転ローラー３の一方向に回転するように配置する方法は、ラチェット機構を用いることができる。従来技術におけるラチェット機構は、ラチェットホイールと歯止めとから成る一方向間欠運動機構である。本実施例において、回転ローラー３にラチェットホイールを設けることができ、歯止めはバケツに回転可能に連結され、ラチェットホイールに搭載させると、回転ローラー３の一方向回転を実現できる。本実施例における回転ローラーは、一方向に回転するように配置され、拭き取り円盤の運動により回転ローラーを回転させることができ、したがって、拭き取り円盤の運動を制御することによってのみ、水を汲み上げて洗浄と水気をとる方法でモップクロスを洗浄することを実現でき、両者の実現は正確で同時である。

好ましくは、バケツをさらに備え、前記回転ローラー３は、バケツ内に回転可能に設けられる。バケツは、水を格納でき、回転ローラー３がバケツと一緒に移動するので、移送、転置に便利である。

本実施例において、前記バケツ１に第１検出部材４が設けられ、電動モップクリーナーに第２検出部材Ｃ５が設けられ、第１検出部材４と第２検出部材Ｃ５が相互作用してコマンド情報を生成することができる。電動モップクリーナーは、２つの異なる方向でバケツ１内に入れられることができる。電動モップクリーナーが２つの異なる方向でバケツ１内に入れられ、第１検出部材４と第２検出部材Ｃ５が相互作用の違いにより２つの異なるコマンド情報を生成する。

本実施例において、電動モップクリーナー内にシングルチップマイコンが設けられ、電動モップクリーナー内のシングルチップマイコンは、受信したコマンド情報に基づき電動モップクリーナーの配置位置を判断する。シングルチップマイコンは、受信したコマンド情報に基づき解析した後で対応する制御を行い、例えばアラームを駆動し、操作者に修正を促すように警告し、又はシングルチップマイコンに入力されたコマンド情報に基づき対応する制御方法を選択させる。具体的実施形態は、次の通りである。

本実施例において、電動モップクリーナーをバケツ１内に入れる方向が間違っていると、第１検出部材４と第２検出部材Ｃ５が相互作用して警告を発する。操作者が警告に従って電動モップクリーナーの入れる方向を修正し、先に水洗した後水気をとる方式に従い電動モップクリーナーのモップクロス１０２を正確に洗浄する。

本実施例において、電動モップクリーナーは、２つの異なるコマンド情報に基づきモップクロス１０２の洗浄に適した制御モードを選択し、前記制御モードはモップクロス１０２が先に正方向に運動してから逆方向に運動すること及びモップクロス１０２が先に逆方向に運動してから正方向に運動することを含む。モップクロス１０２は、先に水洗してから水気をとる方法で洗浄する必要があり、回転ローラー３が一方向に回転するように配置され、モップクロス１０２が先に運動する方向は回転ローラー３を回転させなければならず、その後のモップクロス１０２が逆方向に運動する方向は回転ローラー３の静止方向であるため、先に水洗してから水気をとる要件を達成することができる。本実施例において、操作者は、正方向に置くか、逆方向に置くかを問わず、操作者による手動修正を必要とせずに先に水洗してから水気をとる洗浄フローを実現できる。

本実施において、電動モップクリーナーがバケツに入られる方向の違いにより２つの異なるコマンド情報を生成し、具体的にはバケツ内に入れられる電動モップクリーナーは、第１検出部材Ｃ４と第２検出部材Ｃ５の相互作用により第１コマンド情報を生成し、当該第１コマンド情報が先に正方向に運動してから逆方向に運動する制御モードに対応する。第２コマンド情報を生成した場合、当該第２コマンド情報は先に逆方向に運動してから正方向に運動する制御モードに対応する。前記制御方法は、電動モップクリーナーの方向を手動で切り替える必要がなく、操作が便利で、間違いが発生せず、洗浄要件に厳密に従って洗浄することができる。

本実施例において、第１検出部材Ｃ４及び第２検出部材Ｃ５は、従来技術における慣用技術的手段を含み、次の具体的な実施形態も含む。

本実施例において、前記第１検出部材Ｃ４は、永久磁石で、第２検出部材Ｃ５がホールスイッチ又はリードスイッチであり、或いは第１検出部材Ｃ４及び第２検出部材Ｃ５の設置位置が入れ替わっている。永久磁石は、ホールスイッチ又はリードスイッチにトリガー効果があり、電動モップクリーナーの配置位置の違いにより、永久磁石とホールスイッチ又はリードスイッチとの間の距離及び方向が異なり、両者の相互作用により生成されるコマンド情報が異なり、電動モップクリーナー内のシングルチップマイコンが受信したコマンド情報に基づき電動モップクリーナーの配置位置を判断する。

別の好ましい実施形態として、本実施例において、前記第１検出部材Ｃ４及び第２検出部材Ｃ５は、両方とも永久磁石である。電動モップクリーナーの配置位置の違いにより、２つの永久磁石間の距離及び方向が異なるため、両者の相互作用により生成されるコマンド情報が異なる。

さらに別の好ましい実施形態では、前記第１検出部材Ｃ４は、マイクロスイッチで、第２検出部材Ｃ５がマイクロスイッチをトリガーすることができるトリガー部材である。電動モップクリーナーの配置位置の違いにより、トリガー部材がマイクロスイッチにトリガーする状況及びマイクロスイッチにトリガーしない状況があるため、両方のコマンド情報が生成される。

さらに別の好ましい実施形態では、前記第１検出部材Ｃ４及び第２検出部材Ｃ５は、各々凹部及び凹部に挿入できる凸部４１である。好ましくは、凹部は、電動モップクリーナーに設けられ、凸部４１がバケツに設けられ、電動モップクリーナーの配置位置の違いにより、凸部４１が凹部に嵌め込まれる状況及び凸部４１が凹部に嵌め込まないことで、電動モップクリーナーを押し上げる状況があり、凸部４１が凹部に挿入された場合、電動モップクリーナーを平らに入れられることができる。凹部と凸部４１は嵌め合わない場合、凸部４１が電動モップクリーナーを平らに入れられることに干渉する。これにより両方のコマンド情報が生成される。操作者は、２種のコマンド情報に基づき電動モップクリーナーの配置情報を得ることができる。

（実施例５）
図９～図１２に示すように、本実施例において、電動モップクリーナーに床拭き用のモップクロスが設けられ、バケツ１内に回転ローラー１０３が設けられ、回転ローラー１０３に複数のスクイジーワイパー２１が設けられ、回転ローラー１０３はバケツ１に回転可能に連結され、前記回転ローラー１０３に回転ローラー１０３が一方向に連続的に回転する時に回転ローラー１０３の回転を妨害するための妨害機構４００が連結される。

洗浄時、回転ローラー１０３は、一方向に回転し、スクイジーワイパー２１を介してモップクロスに水を送り、水切り時、妨害機構４００は回転ローラー１０３の回転を妨害してスクイジーワイパー２１がモップクロスに水を送ることを停止させる。

電動モップクリーナーをバケツ１に挿入し、電動モップクリーナーの底部に円周方向に回転できるモップクロスが接続され、モップクロスは、スクイジーワイパー２１に対応する。

本実施例において、本考案は、回転ローラー１０３の回転によりバケツ内のきれいな水を洗浄部位に送り、構造が単純で、コストが低く、軽量かつ使い勝手が良く、また妨害機構４００は回転ローラーが一方向に連続的に回転する時に、妨害方法で回転ローラーを制限でき、スクイジーワイパーがモップクロスに水を送ることを停止させることで、モップクロスの水気をとることができる。

電動モップクリーナーをバケツ１に挿入し、モップクロスをスクイジーワイパー２１に対応させ、モップクロスが円周方向に時計回りに回転すると、回転ローラー１０３を回転させることができることからスクイジーワイパー２１を介してバケツ１底部のきれいな水をモップクロスに送ってモップクロスを洗浄する。回転ローラー１０３が数周回転した後、妨害機構４００は回転ローラー１０３の回転を妨害できることで、水の汲み上げを停止し、モップクロスが回転を続け、回転ローラー１０３上のスクイジーワイパー２１と協働して水を切って乾かし、モップクロスの回転が停止した後、妨害機構４００は手動リセットなしで回転ローラー１０３をリセットするように駆動することができ、再利用に便利である。

本考案は、円周方向に回転できる電動モップクリーナーのモップクロスの力を利用して、水を汲み上げてモップクロスを自動的に洗浄でき、かつ洗浄後も他の操作なしでモップクロスの水気をとることができ、構造が単純で、使い勝手が良く、損傷し難い。

妨害機構４００は、回転ローラー１０３に連結されたコイルばね１１０を備え、コイルばね１１０の回転ローラー１０３から離れた端がバケツ１に連結される。

本実施例において、図９～図１２に示すように、回転ローラー１０３が回転し始めると、コイルばね１０３をゆっくりと締めることができるので、水を汲み上げて洗浄することに便利で、コイルばね１０３が完全に締められた後、回転ローラー１０３は他の操作なしで固定され、水気をとることができ、非常に使い勝手が良い。

当業者は、應當理解，妨害機構４００が牽引線でもあり得ることは、当業者によって理解されるであろう。本実施例では、コイルばね１０３を選択することが好ましい。

バケツ１底部にコイルばね１１０と一対一で対応する複数のバインディングポスト４０１がさらに設けられ、バインディングポスト４０１の頂部に締付ネジ４０２が枢結される。

本実施例では、図１～図４に示すように、バインディングポスト４０１と締付ネジ４０２の協働により、コイルばね１０３を締め付け又は緩めることが容易になり、取り付けに便利にできる。

バケツ１内に架台４０３がさらに設けられる。

本実施例では、図９～図１２に示すように、架台４０３は電動モップクリーナーを支持することができるので、モップクロスを回転ローラー１０３とより便利に協働させ、回転ローラー１０３が回転した時、上水槽４０５を介してきれいな水をモップクロスに送って洗浄することができる。

架台４０３は、バケツ１底部のきれいな水の液面より高く、回転ローラー１０３の底部がきれいな水内に浸されている。

本実施例では、図９～図１２に示すように、架台４０３は、バケツ１底部のきれいな水の液面より高くなることでモップクロスが洗浄された後にバケツ内の汚水がモップクロスを汚すことを防止できる。

スクイジーワイパー２１は、回転ローラー１０３上に斜めに配置されている。スクイジーワイパー２１は、回転ローラー１０３の中心点に沿って環状に配列され、回転ローラー１０３の底部にあるスクイジーワイパー２１がきれいな水中に挿入される。

本実施例では、図９～図１２に示すように、スクイジーワイパー２１は、回転ローラー１０３上に斜めに配置され、水を汲み上げる時に運ばれる水の量を増やし、洗浄効率を向上させることができ、回転ローラー１０３の底部にあるスクイジーワイパー２１がきれいな水中に挿入されることで、水を汲み上げて洗浄する過程中に回転ローラー１０３の下にあるきれいな水をモップクロス上に確実に運ばれる。

回転ローラー１０３に複数の裏返しリブ４０４がさらに設けられ、裏返しリブ４０４は、回転ローラー１０３の中心点に沿って環状に配列される。前記裏返しリブ４０４は、スクイジーワイパー２１に固結され、各裏返しリブ４０４が１つのスクイジーワイパー２１に対応し、かつ前記裏返しリブ４０４が傾斜状を呈する。

本実施例では、図９～図１２に示すように、裏返しリブ４０４は、モップクロスを裏返して洗浄するのに便利で、より完全に洗浄でき、裏返しリブ４０４が傾斜状を呈するので、水を汲み上げて洗浄する過程中で回転ローラー１０３の下にあるきれいな水をモップクロスの縁端部まで確実に運ばれる。

裏返しリブ４０４と回転ローラー１０３の軸線との間の夾角は、鈍角で、前記裏返しリブ４０４と回転ローラー１０３の軸線との間の夾角は、スクイジーワイパー２１と回転ローラー１０３の軸線との間の夾角と同じである。

本実施例では、図９～図１２に示すように、裏返しリブ４０４と回転ローラー１０の軸線との間の夾角は、鈍角であるので、水を汲み上げる過程中に運ばれる水の量をより増やす。裏返しリブ４０４と回転ローラー１０３の軸線との間の夾角は、スクイジーワイパー２１と回転ローラー１０３の軸線との間の夾角と同じであるので、裏返しリブ４０４及びスクイジーワイパー２１は、同じ平面上にあることで、運ばれる水量を最大限に高める。

本考案の動作原理：電動モップクリーナーをバケツ１内に挿入し、モップクロスをスクイジーワイパー２１に対応させ、モップクロスが円周方向に沿って回転すると、回転ローラーの頂部にあるスクイジーワイパーにこすりつけることができることから、回転ローラー１０３を一方向に回転させることができる。回転ローラー１０３が一方向に回転すると、回転ローラー１０３の底部及び側部にあるスクイジーワイパー２１を介してバケツ１の底部にあるきれいな水をモップクロスに送ってモップクロスを洗浄することができる。回転ローラー１０３が数周回転した後、コイルばね１１０は、回転ローラー１０３が回転し続けるのを阻止できるので、水の汲み上げを停止し、モップクロスが回転し続け、回転ローラー１０３上のスクイジーワイパー２１と協働して水気をとることができ、水気をとった後モップクロスが回転ローラー１０３から分離し、コイルばね１１０は、手動リセットなしで回転ローラー１０３をリセットするように駆動することができ、再利用に便利である。

（実施例６）
図１３～図１７に示すように、本実施例において、バケツ１は、浄水タンク１´と、浄水タンク１´の上に取り付けられた汚水タンク２とを備え、浄水タンク１´内にポンプ組立体６に取り付けられ、ポンプ組立体６の吐出口が汚水タンク２上に設けられた洗浄機構７に接続される。給水プラグ組立体５が閉状態にある場合、きれいな水が浄水タンク１´の外槽１１内に貯められ、動作時、給水プラグ組立体５が開かれ、きれいな水が内槽１２に流入し、ポンプ組立体６の駆動下で電動モップクリーナー１０１を洗い流し、汚水が上部の汚水タンク２内に流入する。

具体的には、浄水タンク１´は、外槽１１と、内槽１２とを備え、外槽１１は内槽１２の上に設けられ、両者の間に密封機構３を介して隔離板４が取り付けられ、隔離板４に外槽１１と内槽１２を連通するための給水プラグ組立体５が設けられ、ポンプ組立体６は内槽１２内に設けられる。

具体的には、ポンプ組立体６は、ギヤポンプで、ポンプ体６１を備え、ポンプ体６１内に互いに回転して噛み合う駆動輪６２及び従動輪６３が設けられ、ポンプ体６１の一側に吸込口６４が穿設され、他側の上方に吐出口６５が穿設され、駆動輪６２の中心に伝動軸６６が固設され、伝動軸６６の上端に回転ヘッド６７が固定される。ポンプ組立体６内の駆動輪６２は、従動輪６３を回転させて、吸込口６４に入った水を吐出口６５内に押し込み、圧力の作用により上方に移動する。

さらに、洗浄機構７は、隔離板４の中央に設けられた洗浄台７１を備え、洗浄台７１の上端が汚水タンク２中央の洗浄貫通溝７２に挿入され、洗浄台７１の上端に集液室７３が設けられ、集液室７３の上方が密封板７４で封止され、集液室７３の下方がホース７５を介してポンプ体６１の吐出口６５に連通され、密封板７４の中心部に軸方向に沿って複数の噴射孔７６が穿設され、洗浄台７１の上端に回転ヘッド６７を取り付けるための貫通穴７７が穿設され、貫通穴７７の上に回転ヘッド６７に連結される回転係止リング７８が設けられる。きれいな水は、ポンプ組立体６の作用において集液室７３に流し込まれ、次いで噴射孔７６を介して電動モップクリーナー１０１のモップクロスに均一に噴射される。

さらに、洗浄機構７は、汚水タンク２の上に垂直に設けられた複数のブラシ部材２１と、スキージ部材２２とを備え、ブラシ部材２１及びスキージ部材２２は各々洗浄貫通溝７２の両側に設けられる。電動モップクリーナー１０１のモップクロスは、先にブラシ部材２１で大部分の表面汚れをこすり落とし、その後のスキージ部材２２が表面の余分な水分をこすり落とす。

また、ブラシ部材２１及びスキージ部材２２は、縦方向に沿って汚水タンク２の底部に設けられた溝付取付プレート２３を備え、溝付取付プレート２３内にブラシ２４及び／又はスキージ２５が係着される。ブラシ２４及びスキージ２５は、溝付取付プレート２３内に係着されているため、取り外して交換することができる。

同時に密封機構３は、内槽１２の上端縁に設けられシールステップ３１を備え、シールステップ３１が垂直に設けられた密封垂直面３２と、水平に設けられた密封水平面３３とを有し、密封垂直面３２は隔離板４の縁端下方に垂直に設けられた隔離縦板４３とフィットし、密封垂直面３２の上端に密封辺３４が設けられ、密封辺３４が隔離板４の縁と係止し、隔離板４の縁部の下方にシール溝４４が穿設され、シール溝４４内にシールシリカゲル４５が充填され、密封辺３４と押し付けられ、内槽１２の内部に垂直に設けられた複数の固定ポスト１３が設けられ、隔離板４に固定ポスト１３と対応する段付き穴１４が穿設される。密封機構３は、内槽１２と隔離板４の縁のシール性を確保する。段付き穴１４と固定ポスト１３は、ボルトで結合され、隔離板４を内槽１２の上に押し付けられる。

ポンプ組立体６は、制限機構８を介して浄水タンク１と固定し、制限機構８がポンプ体６１の側面上端縁部に設けられた複数の制限リング８１を備え、隔離板４の下方に制限リング８１と一対一で差し込む制限ポスト８２が垂直に設けられる。制限リング８１は、制限ポスト８２に挿通して固定し、限制ポンプ組立体６の水平方向上での揺れを制限する。

明らかに、集液室７３と密封板７４との間は、ロック機構９を介して結合され、ロック機構９が軸方向に沿って延在し、集液室７３内に垂直に設けられた複数の垂直バー９１を備え、集液室７３の底部に軸方向に延在するロック溝９２が穿設され、密封板７４の下方に垂直バー９１又は集液室７３の内側にフィットする複数のロック棒９３が設けられ、密封板の下方にロック溝９２内に挿入するロック板９４が設けられ、ロック板９４の端部側面にロック溝９２の下底面と係合するバックルロック９５が設けられる。ロック機構９は、集液室７３の上端を密封板７４で封止し、密封板７４と集液室７３の連結をより緊定させる。

好ましくは、給水プラグ組立体５は、隔離板４に穿設された開閉穴４１と、開閉穴４１の周辺に配置された注水口４２とを備え、洗浄台７１内に伸縮連結具５１が設けられ、伸縮連結具５１の両側に開閉穴４１内に挿着された伸縮ポスト５２が設けられ、伸縮ポスト５２は伸縮連結具５１とともに上下に運動して隔離板４に対して伸縮し、伸縮ポスト５２の上端に注水口４２に対向する給水プラグ５３が固定され、集液室７３の上方に伸縮連結具５１に連結された押圧ブロック５４が設けられ、押圧ブロック５４の中央に下端が伸縮連結具５１に連結された伸縮シャフト５５が設けられ、伸縮シャフト５５を集液室７３内に設けられた弾性元件５６で外嵌し、押圧ブロック５４の両側の下方に集液室７３底部を挿通するブロック押さえ板５７が設けられ、ブロック押さえ板５７の端部に集液室７３の下底面と係合する押圧ブロック係止具５８が設けられる。給水プラグ組立体５は、外槽１１と内槽１２の連通を制御し、押圧ブロック５４が電動モップクリーナー１０１によって押圧されると、伸縮連結具５１は給水プラグ５３を下向きに動かせ、給水プラグ５３が注水口４２を塞ぎ、外槽１１が内槽１２に注水し続けるのを阻止し、毎回洗浄の用水量を制御する。

上記をとりまとめると、本実施例の原理：浄水タンク１´は、汚水タンク２から分離され、浄水タンク１´に連通を制御できる外槽１１及び内槽１２が設けられ、通常の状態において、外槽１１と内槽１２が連通してきれいな水を注入する。動作時、給水プラグ組立体５は、外槽１１と内槽１２を遮断し、ポンプ組立体６が内槽１２内の水をモップクロス上に噴射し、洗浄後に流れ落ちた汚水が汚水タンク２内に集める。洗浄後、電動モップクリーナー１０１が取り出され、給水プラグ組立体５は注水のため再び開かれ、次回の洗浄の準備が整う。

（実施例７）
図１８、図１９、図２３及び図２４に示すように、本実施例において、バケツ１内に取水部１３と、バケツ１に対して昇降可能な回転ローラー１０３が設けられ、前記回転ローラー１０３は、バケツ１に回転可能に連結される又は回転ローラー１０３は、駆動機構に連結される。

電動モップクリーナーのモップクロスをバケツ１に入れ、回転ローラー１０３が取水部１３に移動すると、電動モップクリーナーのモップクロスが回転ローラー１０３を回転させることができ、回転ローラー１０３の回転により水を電動モップクリーナーのモップクロスに送ることができることで、電動モップクリーナーのモップクロスを洗浄できる、或いは駆動機構が回転ローラー１０３を回転させて水を電動モップクリーナーのモップクロスに送ることで、モップクロスを洗浄し、ウォーターポンプを必要とせずに水を汲み上げることができるため、バケツの自重を増加させ、使いやすくなる。

具体的には、図１８、図１９、図２３及び図２４に示すように、前記回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構は、連杆構造１４或いは手動ロック式構造を介してバケツ１に連結される。連杆構造１４或いは手動ロック式構造は、外力と組み合わせて回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構の昇降を速やかに実現でき、かつ取水部にある時回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構をロックさせることができるため、水を汲み上げて洗浄することを続けることが容易になる。

具体的には、図２３及び図２４に示すように、前記連杆構造１４は、回転ローラー支持体１５と、回転ローラー支持体１５に連結され、バケツ１の外側に延びる昇降ロッド１６とを備える。

昇降ロッド１６の端部は、回転ローラー支持体１５とヒンジ結合し、昇降ロッド１６の中央がバケツ１とヒンジ結合し、昇降ロッド１６のバケツ外側に延びる端を踏むことにより、回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構を取水部まで上昇させることができる。

手動ロック式構造は、バケツ１内に設けられた制限ポスト６０１を備え、制限ポスト６０１内に制限溝６０２が設けられ、前記制限溝６０２内に垂直方向に沿って昇降できるボタン３１０が設けられ、前記ボタン３１０は回転ローラー１０３に連結され、前記制限溝６０２内にボタン３１０を拘束又は解放するデッドロック機構６００がさらに設けられ、前記ボタン３１０の底部に復帰ばね６０３がさらに設けられ、復帰ばね６０３のボタン３１０から離れた端が制限溝６０２の底部に設けられる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、制限溝６０２は、ボタン３１０の位置を制限して、ボタン３１０が移動する時に変位の発生を防止できる。

電動モップクリーナーがバケツ１内に挿入され、ボタン３１０を下向きに押し付けると、ボタン３１０の下向きの動きが回転ローラーを下向きに動かすことから回転ローラーと取水部を分離し、ボタン３１０をもう一度押すと、ボタン３１０をデッドロック機構６００から分離させることができ、この時ボタン３１０及び回転ローラーは弾性体の作用において上方に移動して取水部に戻る。

ボタンの底部にばねなどの弾性体を設けることができ、ボタンを下向きに押し付けることは手動で実現し、ボタン３１０の上向き動きは弾性体によって駆動されることは、当業者によって理解されるであろう。

前記ボタン３１０の底部には、復帰ばね６０３がさらに設けられ、復帰ばね６０３のボタン３１から離れた端が制限溝６０２の底部に設けられる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、復帰ばね６０３は、ボタンを上方に移動させることで、回転ローラーを上方に移動させることから、回転ローラーがロックされていない時に取水部に自動的に戻ることができる。

デッドロック機構６００は、制限溝６０２の底部に設けられた回転可能な係止フック６０４を備え、前記係止フック６０４は、傾斜して設けられ、一端がボタン３１０内に挿入され、前記ボタン３１０内に係止フック６０４に対応するロックキャッチ組立体６０５がさらに設けられる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、係止フック６０４は、ロックキャッチ組立体６０５と協働して、ボタン３１０が下向きに動く時に、回転ローラーが取水部から分離されるまでボタン３１０をロックすることができる。

ロックキャッチ組立体６０５は、ボタン３１０内に設けられたロックキャッチ用溝６０６を備え、係止フック６０４がロックキャッチ用溝６０６内に挿入され、ロックキャッチ用溝６０６の側壁に当接する。前記ロックキャッチ用溝６０６内にロックシリンダー６０７が設けられ、前記ロックシリンダー６０７の左側に係入溝６０８が設けられ、ロックシリンダー６０７の頂部に係止溝６１０が設けられ、前記係止フック６０４の端部が係入溝６０８に向く。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、回転ローラーが取水部にある時、ボタン３１０を下向きに押し付けると、係止フック６０４はロックキャッチ用溝６０６の側壁に沿って係入溝６０８内に滑り込むことができ、ボタン３１０を解放した後、復帰ばねはボタン３１０を上向きに動かして、係止フック６０４を係止溝６１０内に滑り込むようにさせることができ、係止フック６０４が係止溝６１０と協働して、ボタン３１０の復帰を防止させると共にボタン３１０を制限溝の底部に保持させることから回転ローラーを取水部から分離した位置に保持させる。

前記ロックシリンダー６０７の右側に分離溝６０９が設けられ、ロックシリンダー６０７の頂部に分離ブロック６１１が設けられ、前記分離ブロック６１１の底部に分離ステップ６１２が設けられる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、係止フック６０４が係止溝６１０内にある時、ボタン３１０を下向きに押し付けると、分離ブロック６１１を下向きに動かせることができ、分離ブロック６１１の底部にある分離ステップ６１２は、係止フック６０４を分離溝６０９内に滑り込ませることができ、ボタン３１０を解放し、復帰ばねはボタン３１０を上向きに動かせることができ、係止フック６０４が分離溝６０９から滑り出され、この時ボタンは回転ローラーを上向きに動かせて回転ローラーを取水部内に位置させる。

前記制限ポスト６０１の側壁に位置決め溝６１４がさらに設けられ、前記ボタン３１０に位置決め溝６１４内に挿入される位置決めブロック５が設けられる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、位置決めブロック５は、位置決め溝６１４と協働してボタンの上方への動きの最大ストロークを制限でき、またボタンの円周方向を制限して、回転ローラーが円周方向に沿って回転しないようにすることもできる。

本実施例では、図２０～図２２に示すように、前記復帰ばね６０３の弾性力は、ボタン３１０及び回転ローラー１０３の自重より大きく、前記回転ローラー１０３がボタン３１０に回転可能に連結することで、回転ローラーの正常な動作を確保できる。

本考案の動作原理：電動モップクリーナーのモップクロスをバケツ１に入れ、回転ローラー１０３が取水部１３に移動すると、電動モップクリーナーのモップクロスが回転ローラー１０３を回転させることができ、回転ローラー１０３の回転により水を電動モップクリーナーのモップクロスに送ることができることで、電動モップクリーナーのモップクロスを洗浄できる、或いは駆動機構が回転ローラー１０３を回転させて水を電動モップクリーナーのモップクロスに送ることで、モップクロスを洗浄し、ウォーターポンプを必要とせずに水を汲み上げることができるため、バケツの自重を増加させ、使いやすくなり、連杆構造１４或いは手動ロック式構造は、外力と組み合わせて回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構の昇降を速やかに実現でき、かつ取水部にある時回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構をロックさせることができるため、水を汲み上げて洗浄することを続けることが容易になり、
連杆構造１４を用いた時、昇降ロッド１６の端部は、回転ローラー支持体１５とヒンジ結合し、昇降ロッド１６の中央がバケツ１とヒンジ結合し、昇降ロッド１６のバケツ外側に延びる端を踏むことにより、回転ローラー１０３又は回転ローラー１０３及び駆動機構を取水部まで上昇させることができ、
手動ロック式構造を用いた時、制限溝６０２は、ボタン３１０の位置を制限して、ボタン３１０が移動する時に変位の発生を防止できる。電動モップクリーナーがバケツ１内に挿入され、ボタン３１０を下向きに押し付けると、ボタン３１０の下向きの動きが回転ローラーを下向きに動かすことから回転ローラーと取水部を分離し、ボタン３１０をもう一度押すと、ボタン３１０をデッドロック機構６００から分離させることができ、この時ボタン３１０及び回転ローラーは弾性体の作用において上方に移動して取水部に戻る。復帰ばね６０３は、ボタンを上方に移動させることで、回転ローラーを上方に移動させることから、回転ローラーがロックされていない時に取水部に自動的に戻ることができる。係止フック６０４は、ロックキャッチ組立体６０５と協働して、ボタン３１０が下向きに動く時に、回転ローラーが取水部から分離されるまでボタン３１０をロックすることができる。回転ローラーが取水部にある時、ボタン３１０を下向きに押し付けると、係止フック６０４はロックキャッチ用溝６０６の側壁に沿って係入溝６０８内に滑り込むことができ、ボタン３１０を解放した後、復帰ばねはボタン３１０を上向きに動かして、係止フック６０４を係止溝６１０内に滑り込むようにさせることができ、係止フック６０４が係止溝６１０と協働して、ボタン３１０の復帰を防止させると共にボタン３１０を制限溝の底部に保持させることから回転ローラーを取水部から分離した位置に保持させる。係止フック６０４が係止溝６１０内にある時、ボタン３１０を下向きに押し付けると、分離ブロック６１１を下向きに動かせることができ、分離ブロック６１１の底部にある分離ステップ６１２は、係止フック６０４を分離溝６０９内に滑り込ませることができ、ボタン３１０を解放し、復帰ばねはボタン３１０を上向きに動かせることができ、係止フック６０４が分離溝６０９から滑り出され、この時ボタンは回転ローラーを上向きに動かせて回転ローラーを取水部内に位置させる。位置決めブロック５は、位置決め溝６１４と協働してボタンの上方への動きの最大ストロークを制限でき、またボタンの円周方向を制限して、回転ローラーが円周方向に沿って回転しないようにすることもできる。

本明細書に記載の具体的実施例は、本考案の精神を単に例示するものである。本考案の当業者は、描写された具体液実施例に多種多様な修正又は補足を行うか、或いは類似の方法で置き換えることができるが、本考案の精神から逸脱する又は添付の実用新案登録請求の範囲で特定する範囲を超えることはない。

Claims

バケツ（１）を備えた電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置であって、電動モップクリーナーのモップクロス（１０２）に水を送る送水機構（ｂ４）をさらに備え、
洗浄時、送水機構（ｂ４）が水を送り、
水切り時、送水機構（ｂ４）が水の送りを停止する、
ことを特徴とする、電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記バケツ（１）内に水切り部材（４）及び前記水切り部材（４）と前記バケツ（１）とを相対的に回転させるための駆動機構（ｂ３）が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記送水機構（ｂ４）は、モップクロス（１０２）に接触される回転ローラー（３）をさらに備え、洗浄時、前記回転ローラー（３）が水に接触し、前記回転ローラー（３）の回転により水を前記モップクロス（１０２）に運び、水切り時、前記回転ローラー（３）は回転から静止に変え、前記モップクロス（１０２）を前記回転ローラー（３）にこすりつけることで水気をとることを特徴とする、請求項１に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
回転ローラー（１０３）に複数のスクイジーワイパー（２１）が設けられ、前記回転ローラー（１０３）に前記回転ローラー（１０３）が一方向に連続的に回転する時に前記回転ローラー（１０３）の回転を妨害するための妨害機構（４００）が連結され、
洗浄時、前記回転ローラー（１０３）は、一方向に回転し、前記スクイジーワイパー（２１）を介して前記モップクロス（１０２）に水を送り、
水切り時、前記妨害機構（４００）は、前記回転ローラー（１０３）の回転を妨害して前記スクイジーワイパー（２１）が前記モップクロス（１０２）に水を送ることを停止させる、
ことを特徴とする、請求項３に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記バケツ（１）は、浄水タンク（１´）と、浄水タンク（１´）の上に取り付けられた汚水タンク（２）とを備え、前記送水機構（ｂ４）が前記浄水タンク（１´）内に設けられることを特徴とする、請求項１に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記浄水タンク（１´）は、外槽（１１）と、内槽（１２）とを備え、前記外槽（１１）は前記内槽（１２）の上に設けられ、両者の間に密封機構（３）を介して隔離板（４）が取り付けられ、前記隔離板（４）に前記外槽（１１）と前記内槽（１２）を連通するための給水プラグ組立体（５）が設けられ、ポンプ組立体（６）は前記内槽（１２）内に設けられることを特徴とする、請求項５に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記バケツ（１）内に取水部（１３）と、前記バケツ（１）に対して昇降可能な回転ローラー（１０３）が設けられ、前記回転ローラー（１０３）は、前記バケツ（１）に回転可能に連結される又は前記回転ローラー（１０３）が駆動機構に連結されることを特徴とする、請求項１に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記回転ローラー（１０３）又は前記回転ローラー（１０３）及び駆動機構は、連杆構造（１４）或いは手動ロック式構造を介して前記バケツ（１）に連結されることを特徴とする、請求項７に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
前記連杆構造（１４）は、回転ローラー支持体（１５）と、前記回転ローラー支持体（１５）に連結され、前記バケツ（１）の外側に延びる昇降ロッド（１６）とを備えることを特徴とする、請求項８に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。
手動ロック式構造は、前記バケツ（１）内に設けられた制限ポスト（６０１）を備え、前記制限ポスト（６０１）内に制限溝（６０２）が設けられ、前記制限溝（６０２）内に垂直方向に沿って昇降できるボタン（３１０）が設けられ、前記ボタン（３１０）は前記回転ローラー（１０３）に連結され、前記制限溝（６０２）内に前記ボタン（３１０）を拘束又は解放するデッドロック機構（６００）がさらに設けられ、前記ボタン（３１０）の底部に復帰ばね（６０３）がさらに設けられ、前記復帰ばね（６０３）の前記ボタン（３１０）から離れた端が前記制限溝（６０２）の底部に設けられることを特徴とする、請求項８に記載の電動モップクリーナーのモップクロス洗浄装置。