JP3239349U - ゴルフスイング練習器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴルフにおいて、目標方向に向かって真っ直ぐなショットに必要な、インパクトの瞬間クラブフェースが目標線に対して垂直で、クラブヘッドの軌道が目標線と一致し、クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度である、という条件を満たし、ボールをより遠くへ飛ばせるゴルフスイングを、自然と身につけることができるゴルフスイング練習器具を提供する。【解決手段】グリップ部3を備えたシャフト2と、取付け部とで構成されており、前記シャフトを、前記取付け部を介してゴルフクラブ6に取り付けることができ、前記シャフトの先端がクラブフェース8を向くことを特徴とするゴルフスイング練習器具1であって、そのゴルフスイング練習器具を使用するゴルフクラブに取り付け、実際にボールを打ってゴルフスイングの練習をすることができるものである。【選択図】図2
Description
本考案は、目標方向に向けて真っ直ぐなショットで、ボールをより遠くに飛ばすことができるスイングを、自然と身につけることができるゴルフスイング練習器具に関する。
ゴルフでは、一般的にゴルフコースの各ホールのティーグラウンドから、遠くのカップにボールを運んでいくために、様々なゴルフクラブを使用してショットすることで、ティーグラウンドからグリーンまでボールを近づけていく。そのためスコアアップのためには、いかに目標方向に向かって真っ直ぐなショットで、ボールをより遠くへ飛ばせるかが重要であり、様々な練習器具が考案されている。
ゴルフにおけるボールの飛び方について、公益社団法人 日本プロゴルフ協会発行のPGA基本ゴルフ教本では、次のように記載されている。目標に向けて真っ直ぐなショットは、インパクトの瞬間次の条件を満たしていなければならない。(1)クラブフェースが目標線に対して垂直であること、(2)クラブヘッドの軌道が目標線と一致していること、(3)クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度であること。
上記のように、目標に向けて真っ直ぐなショットには、クラブヘッドの軌道だけでなく、クラブフェースの向きをコントロールして、クラブフェースの中心でボールをとらえる必要があるが、実際のショットでは、使用するゴルフクラブによって、視覚を中心とした感覚的な影響を受けるため、実際に使用するゴルフクラブを使用して、ボールを打ってゴルフスイングの練習をすることができることが望ましいと考えられる。
従来のゴルフスイング練習器具には、ゴルフスイングの身体の動きを覚えるための素振り用練習器具や、身体の向きやクラブフェースの向き、クラブヘッドの軌道などを視覚的に示すための練習器具など、様々な練習器具があるが、実際のショットでは、使用するゴルフクラブによって、視覚を中心とした感覚的な影響を受けながら、目標方向に向かって真っ直ぐなショットに必要な、インパクトの瞬間クラブフェースが目標線に対して垂直で、クラブヘッドの軌道が目標線と一致し、クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度である、という条件を満たし、ボールをより遠くへ飛ばせるゴルフスイングを身につけることが求められる。
本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、実際に使用するゴルフクラブによる視覚を中心とした感覚的な影響を受けながら、目標方向に向かって真っ直ぐなショットに必要な、インパクトの瞬間クラブフェースが目標線に対して垂直で、クラブヘッドの軌道が目標線と一致し、クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度である、という条件を満たし、ボールをより遠くへ飛ばせるゴルフスイングを、自然と身につけることができるゴルフスイング練習器具を提供することである。本考案は、グリップ部を備えたシャフトと、取付け部とで構成されており、前記シャフトを、前記取付け部を介してゴルフクラブに取り付けることができ、前記シャフトの先端がクラブフェースを向くことを特徴とするゴルフスイング練習器具であって、前記ゴルフスイング練習器具を実際に使用するゴルフクラブに取り付け、ボールを打ってゴルフスイングの練習をすることができるものである。
前記ゴルフスイング練習器具は、実際に使用するゴルフクラブに取り付けて、ボールを打ってゴルフスイングの練習をすることができるため、通常のゴルフクラブを使用した練習でも意識しやすいクラブヘッドの軌道に加えて、先端がクラブフェースを向いているゴルフスイング練習器具のシャフトと、ゴルフクラブのシャフトの2本のシャフトの作る面が、クラブフェースの向きと平行になるため、クラブフェースの向きがはっきりと意識できるという効果が得られる。またゴルフスイング練習器具のシャフトの先端がクラブフェースを向いているため、クラブフェースの中心を視覚的に意識しやすくなるという効果が得られる。これらの効果により、目標方向に向かって真っ直ぐなショットに必要な、インパクトの瞬間クラブフェースが目標線に対して垂直で、クラブヘッドの軌道が目標線と一致し、クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度である、という条件を満たすゴルフスイングを自然と身につけることができる。このように目標に向けて真っ直ぐなショットに必要な、インパクトでの両腕を中心とした身体の使い方を身につけられるため、背筋群、腹筋群、下半身の筋肉など、より大きな筋肉で発生した強い力を正確にボールに伝えることができるようになり、ボールをより遠くへ飛ばせるゴルフスイングを自然と身につけることができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1~3は、本考案にかかわるゴルフスイング練習器具の実施の形態を示している。
図1に、本考案に係るゴルフスイング練習器具を示す。本考案に係るゴルフスイング練習器具を示す。(a)が側方から見た図、(b)が上方から見た図、(c)が下方から見た図である。ゴルフスイング練習器具1は、グリップ部3を備えたシャフト2と、取付け部4とで構成されており、前記シャフト2を、前記取付け部4を介してゴルフクラブに取り付けることができ、前記シャフト2の先端がクラブフェースを向くことを特徴とする。シャフト2は、通常のゴルフクラブ用のシャフトの長さを50~100センチメートル程度に調節したものが望ましいが、金属や樹脂などの管や木製の棒などを用いることも可能である。グリップ部3は、通常のゴルフクラブ用のグリップを用いることが望ましいが、テープ、布などを用いることも可能である。接続部4は、ゴルフスイング練習器具1をゴルフクラブへ取り付けてゴルフスイングの練習をするため、ゴルフクラブへの接続の強度と着脱のしやすさを両立するために、厚さ5~30ミリメートル程度、長辺方向50~150ミリメートル程度、短辺方向15~50ミリメートル程度の硬質ゴム板に、円形、該円形、矩形などを組み合わせた穴5を開け、図1(b)、図1(c)に示すような形に加工して用いることが望ましいが、樹脂、金属、木などの様々な材料や、金具類、ネジ類、テープ類などの様々な部品を使用することも可能である。
図2に、本考案に係るゴルフスイング練習器具1を、実際に使用するゴルフクラブ6へ取り付けた時の状態を示す。(a)が目標線方向から見た図、(b)が上方から見た図である。ゴルフスイング練習器具1は、図2(a)、図2(b)に示すように、接続部4の穴5を介してゴルフクラブ6のクラブシャフト9とクラブグリップ10に取り付けることができ、練習器具1のシャフト2の先端がクラブヘッド7のクラブフェース8を向くように取り付けた状態で使用する。PGA基本ゴルフ教本では、右打ちの場合、右手は強打するための手であるため、ゴルフクラブ6のクラブグリップ10を右手で持ち、練習器具1のグリップ部3を左手で持ち、実際にゴルフボール11をゴルフクラブ6のクラブフェース8で打つことで、実際に使用するゴルフクラブ6による視覚を中心とした感覚的な影響を受けながらゴルフスイングの練習をすることが可能である。
前記のようにゴルフスイング練習器具1を使用してゴルフスイングの練習をした場合、ゴルフクラブ6だけを使用した練習でも意識しやすいクラブヘッド7の軌道に加えて、先端がクラブフェース8を向いているゴルフスイング練習器具1のシャフト2と、ゴルフクラブ6のクラブシャフト9の2本のシャフトの作る面が、クラブフェース8の向きと平行になるため、クラブフェース8の向きがはっきりと意識できるという効果が得られる。またゴルフスイング練習器具1のシャフト2の先端がクラブフェース8を向いているため、クラブフェース8の中心を視覚的に意識しやすくなるという効果が得られる。
これらの効果により、目標方向に向かって真っ直ぐなショットに必要な、インパクトの瞬間クラブフェースが目標線に対して垂直で、クラブヘッドの軌道が目標線と一致し、クラブヘッドの入射角が、クラブフェースの中心でボールを完全にとらえられる角度である、という条件を満たすゴルフスイングを自然と身につけることができる。このように目標に向けて真っ直ぐなショットに必要な、インパクトでの両腕を中心とした身体の使い方を身につけられるため、背筋群、腹筋群、下半身の筋肉など、より大きな筋肉で発生した強い力を正確にボールに伝えることができるようになり、ボールをより遠くへ飛ばせるゴルフスイングを自然と身につけることができる。
1 ゴルフスイング練習器具
2 シャフト
3 グリップ部
4 接続部
5 穴
6 ゴルフクラブ
7 クラブヘッド
8 クラブフェース
9 クラブシャフト
10 クラブグリップ
11 ゴルフボール
2 シャフト
3 グリップ部
4 接続部
5 穴
6 ゴルフクラブ
7 クラブヘッド
8 クラブフェース
9 クラブシャフト
10 クラブグリップ
11 ゴルフボール
Claims (1)
- グリップ部を備えたシャフトと、取付け部とで構成されており、前記シャフトを、前記取付け部を介してゴルフクラブに取り付けることができ、前記シャフトの先端がクラブフェースを向くことを特徴とするゴルフスイング練習器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002696U JP3239349U (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | ゴルフスイング練習器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002696U JP3239349U (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | ゴルフスイング練習器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239349U true JP3239349U (ja) | 2022-10-05 |
Family
ID=83460231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002696U Active JP3239349U (ja) | 2022-07-27 | 2022-07-27 | ゴルフスイング練習器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239349U (ja) |
-
2022
- 2022-07-27 JP JP2022002696U patent/JP3239349U/ja active Active
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3239349 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |