JP3239295U - ボール測定用ゲージ - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よくサイズを測定するとともに、所定サイズになった後、球状ボールをボール測定用ゲージから簡単に取り出すことができるボール測定用ゲージを提供する。【解決手段】ボール測定用ゲージ100は、ベース部110と上側部120とを備えている。ベース部が、所定半径の半円を形成する第1弧状部分111、第2弧状部分112を有し、第1弧状部分の両側上端が第2弧状部分の両側上端と接続するとともに第1弧状部分と第2弧状部分との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されている。上側部が、所定半径の半円を形成する第3弧状部分121を有し、第3弧状部分の両側下端が、第1弧状部分の両側上端と接続し、第3弧状部分が、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域ARと球状ボールBLの中心BL3を挟んで対向する。上側部が、ベース部に対して第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線LNを中心として揺動自在である。【選択図】図2

Description

本考案は、球状ボールの球面下側と接触するベース部と、球面上側と接触する上側部とを備えて球状ボールの大きさを測定するボール測定用ゲージに関する。
従来、空気を注入して膨らませるボールに規定された直径と同じ直径の円周を半分にした半円弧状に形成されたボール接触部を有する第1板材とボールに規定された直径と同じ直径の円周を半分にした半円弧状に形成されたボール接触部を有する第2板材とからなるボール測定具であって、第1板材のボール接触部の中央部には切欠部が第1板材の下縁部からボール接触部の側に窪むと共に第1板材の両板面と第1板材の下縁部とのそれぞれに開口した形状に設けられ、第2板材のボール接触部の中央部には切欠部が第2板材のボール接触部から下縁部の側に窪むと共に第2板材の両板面と第2板材のボール接触部とのそれぞれに開口した形状に設けられ、第1板材の切欠部の第1板材の下縁部の側の開口と第2板材の切欠部のボール接触部の側の開口とが互いに向き合された状態で第1板材の切欠部と第2板材の切欠部とが互いに嵌め合わされることにより、第1板材と第2板材とが互いに交差して平面視十字形の状態に組み合わされた構成であると共に、第1板材の下縁部と第2板材の下縁部とが置き場所の上に安定して置ける構成であるボール測定具が知られている(例えば、特許文献1)。
また、同長の一対の無端リング状の測定ゲージを、その2箇所の交差部位が直交する様に一体化し、細長帯体の両端部に接離自在テープを固設して、細長帯体の両端部を連結して、2つの測定ゲージの少なくともどちらか一方の測定ゲージの中間部を接離可能に連結して形成した円周ゲージが知られている(例えば、特許文献2)。
特許第5703015号(特に段落0012参照) 特許第3425433号(特に段落0009参照)
しかしながら、上述した従来のボール測定具は、半円弧状に形成されたボール接触部を有する第1板材と、半円弧状に形成されたボール接触部を有する第2板材とを互いに交差させて平面視十字形にした構造でボールの球面下側のみと接触するものであったため、空気注入が過多となってボール接触部に角がボールに食い込んでも、わかりにくく、ボールが所定サイズを少し超えてしまうという問題があった。
また、上述した従来の円周ゲージは、空気注入後に測定ゲージの中からボールを取り出すために、2つの測定ゲージの少なくともどちらか一方の測定ゲージの中間部が接離自在テープで接離可能な構成であったため、テープを着け直すと測定ゲージの円周長が変化してしまう虞や他方の測定ゲージに対するボール中心がずれてしまう虞があり、ボールが所定サイズより小さいサイズまたは大きいサイズになってしまうという問題があった。
そこで、本考案は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本考案の目的は、精度よくサイズを測定するとともに、所定サイズになった後、球状ボールをボール測定用ゲージから簡単に取り出すことができるボール測定用ゲージを提供することである。
本請求項1に係る考案は、球状ボールの球面下側と接触するベース部と、球面上側と接触する上側部とを備えて球状ボールの大きさを測定するボール測定用ゲージであって、前記ベース部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第1弧状部分および第2弧状部分を有し、前記第1弧状部分および第2弧状部分は、第1弧状部分の両側上端が第2弧状部分の両側上端と接続するとともに第1弧状部分と第2弧状部分との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されて、第1弧状部分および第2弧状部分が、第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線の延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側と接触し、前記上側部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第3弧状部分を有し、前記第3弧状部分の両側下端が、ベース部の第1弧状部分の両側上端と接続するように配置されて、第3弧状部分が、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域と球状ボールの中心を挟んで対向する姿勢で球面上側と接触し、前記上側部が、ベース部に対して着脱自在、または、ベース部に対して前記仮想線を中心として揺動自在な構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る考案は、請求項1に記載されたボール測定用ゲージの構成に加えて、前記第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線が、前記第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域の鉛直方向における上方を通過する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る考案は、請求項2に記載されたボール測定用ゲージの構成に加えて、前記ベース部および上側部が、シート状部材によって連続して一体に形成され、前記上側部の第3弧状部分が、ベース部の第1弧状部分と連続して設けられて、前記上側部が、ベース部に対して所定方向である前記仮想線上に設けられた第1折り筋で屈曲自在であり、前記第1折り筋の延長線が、所定サイズの球状ボールの中心を通過する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る考案は、請求項3に記載されたボール測定用ゲージの構成に加えて、前記ベース部の底面が、所定方向の第1折り筋と同じ方向の第2折り筋で屈曲自在であり、前記第2折り筋で屈曲していないとき、第1折り筋の延長線から底面における最も近い箇所が第1折り筋の延長線から所定サイズのボールの半径の距離だけ離れた構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る考案は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたボール測定用ゲージの構成に加えて、前記上側部が、把持用穴を有した構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本考案のボール測定用ゲージは、球状ボールの球面下側と接触するベース部と、球面上側と接触する上側部とを備えていることにより、球状ボールの大きさを測定することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る考案のボール測定用ゲージによれば、仮想線の延設方向から視て3方向で球状ボールの中心を捉えて球状ボールのサイズが測定されるため、精度よくサイズを測定することができ、球状ボールに空気を注入する際に所定サイズになったときに空気の注入を停止して所定サイズに球状ボールを仕上げることができる。
さらに、所定サイズになった後、上側部をベース部から取り外すと、または、上側部をベース部に対して側方へ揺動させると、球状ボールの球面上側との接触がなくなるため、球状ボールをボール測定用ゲージから簡単に取り出すことができる。
また、ボールをボール測定用ゲージの中にセットする際は、上側部をベース部から取り外すと、または、上側部をベース部に対して側方へ揺動させると、ボール測定用ゲージの上側が開いたような状態になるため、ボールをボール測定用ゲージの中に簡単にセットすることができる。
そして、上側部をベース部に取り付けると、または、上側部をベース部に対して上方へ揺動させると、ボール測定用ゲージの上側が閉じたような状態になるため、空気の注入を開始することができる。
本請求項2に係る考案のボール測定用ゲージによれば、請求項1に係る考案が奏する効果に加えて、ボール測定用ゲージの中にボールをセットする際、ボールの中心が、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域の上方に配置されるため、ユーザーはボールの自重によってボールを確実に安定させてベース部の第1弧状部分および第2弧状部分の上にセットすることができる。
さらに、空気注入後において、上側部をベース部に対して上方へ揺動させる、または、取り外しても、球状ボールは球状ボールの自重によって第1弧状部分と第2弧状部分とによって支えられるため、球状ボールがボール測定用ゲージから勝手に転げ落ちてしまうことを回避することができる。
本請求項3に係る考案のボール測定用ゲージによれば、請求項2に係る考案が奏する効果に加えて、シート状部材の第1折り筋でベース部と上側部とが連続するとともに上側部がベース部に対して屈曲自在で揺動自在となるため、ボールのセットや球状ボールの取り出しを簡単に行うことができる。
さらに、上側部がベース部に対して屈曲する際、上側部の第3弧状部分の球状ボールの中心に対する距離が保たれたままとなるため、球状ボールの取り出しを行う際にスムーズに上側部をベース部に対して揺動させることができる。
本請求項4に係る考案のボール測定用ゲージによれば、請求項3に係る考案が奏する効果に加えて、ボールに空気を注入して所定サイズのボール径になったときに球状ボールの球面が第1弧状部分~第3弧状部分にピタリと接触するだけでなく、底面とも接触するため、空気注入中のボールが所定サイズに達したことをユーザーは簡単に把握することができる。
さらに、空気を少しでも入れすぎた場合、ボールの球面が底面を押圧し、底面が第2折り筋で屈曲して底面の領域のうちの第2折り筋を基準とした少なくとも一方が設置面から浮き上がるように移動してボール測定用ゲージがグラグラと不安定な状態になるため、空気注入が超過したことをユーザーは簡単に把握することができる。
また、第2折り筋を内側に山折りすると、または、第2折り筋を外側に谷折りすると、第1弧状部分と第2弧状部分とが互いに接近して重なりボール測定用ゲージが薄くなるため、ボール測定用ゲージをコンパクトにすることができる。
本請求項5に係る考案のボール測定用ゲージによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る考案が奏する効果に加えて、ユーザーが上側部を把持しやすくなるため、ボール測定用ゲージを持ち運びやすくすることができる。
さらに、ユーザーは、ボール測定用ゲージの中に球状ボールを入れた状態でも持ち運ぶことができる。
また、ユーザーが例えば、審判員として、競技開始前に選手や監督らの前で球状ボールを入れた状態のボール測定用ゲージの上側部を把持して掲げると、球状ボールが所定サイズピッタリである旨が一目でわかるため、選手らは所定サイズピッタリの球状ボールを確認して使用することができる。
つまり、毎試合、ボールサイズの微妙なバラツキをなくして、同じ条件の球状ボールを使用して試合を行うことができる。
本考案の実施例であるボール測定用ゲージのボールなしの状態の概念を示す斜視図。 本考案の実施例であるボール測定用ゲージのボールありの状態の概念を示す斜視図。 図2に示す符号3から視た正面図。 図2に示す符号4から視た側面図。 図4に示すボールの空気注入状態からさらに空気注入したときの様子を示す側面図。 本考案の実施例であるボール測定用ゲージを折り畳んだ状態を示す側面図。
本考案のボール測定用ゲージは、球状ボールの球面下側と接触するベース部と、球面上側と接触する上側部とを備えて、ベース部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第1弧状部分および第2弧状部分を有し、第1弧状部分および第2弧状部分は、第1弧状部分の両側上端が第2弧状部分の両側上端と接続するとともに第1弧状部分と第2弧状部分との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されて、第1弧状部分および第2弧状部分が、第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線の延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側と接触し、上側部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第3弧状部分を有し、第3弧状部分の両側下端が、ベース部の第1弧状部分の両側上端と接続するように配置されて、第3弧状部分が、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域と球状ボールの中心を挟んで対向する姿勢で球面上側と接触し、上側部が、ベース部に対して着脱自在、または、ベース部に対して仮想線を中心として揺動自在な構成であることにより、精度よくサイズを測定することができ、球状ボールに空気を注入する際に所定サイズになったときに空気の注入を停止して所定サイズに球状ボールを仕上げることができ、さらに、所定サイズになった後、球状ボールをボール測定用ゲージから簡単に取り出すことができ、また、ボールをボール測定用ゲージの中にセットする際は、ボールをボール測定用ゲージの中に簡単にセットして、空気の注入を開始することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、ボール測定用ゲージの材質は、プラスチックなどの樹脂、厚紙などのボール紙、金属など如何なるものであってもよい。
また、ベース部および上側部は、別体でもよいし、一体に構成されていてもよい。
さらに、ベース部の第1弧状部分および第2弧状部分は、第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線の延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側と接触すればよく、シート状部材に第1弧状部分および第2弧状部分をそれぞれ形成して、球面下側と線接触する構成でもよいし、立体状部材に第1弧状部分および第2弧状部分を含む所定半径の曲率の凹状の曲面を形成して、この第1弧状部分および第2弧状部分を含む曲面が、球面下側と面接触する構成でもよい。
これと同様に、上側部の第3弧状部分は、例えば、第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線の延設方向から視て、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域と球状ボールの中心を挟んで対向する姿勢で球面上側と接触すればよく、シート状部材に第3弧状部分を形成して、球面上側と線接触する構成でもよいし、立体状部材に第3弧状部分を含む所定半径の曲率の凹状の曲面を形成して、この第3弧状部分を含む曲面が、球面上側と面接触する構成でもよい。
以下に、本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100について、図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100のボールなしの状態の概念を示す斜視図であり、図2は、本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100のボールありの状態の概念を示す斜視図であり、図3は、図2に示す符号3から視た正面図であり、図4は、図2に示す符号4から視た側面図であり、図5は、図4に示すボールの空気注入状態からさらに空気注入したときの様子を示す側面図であり、図6は、本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100を折り畳んだ状態を示す側面図である。
本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100は、図1乃至図4に示すように、球状ボールBLの球面下側BL1と接触するベース部110と、球面上側BL2と接触する上側部120とを備えている。
なお、本実施例において、球面下側BL1および球面上側BL2は、中心BL3を基準としたものである。
そして、球状ボールBLの大きさを測定するように構成されている。
より具体的には、ベース部110が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第1弧状部分111および第2弧状部分112を有している。
例えば、所定サイズのボール径として220mm、190mm、185mm、170mm、150mmなどがある。
所定サイズのボール径220mmの場合、これに対応する所定半径は110mmである。
この場合、第1弧状部分111および第2弧状部分112の径は110mmとなる。
図1、図2および図4に示すように、第1弧状部分111および第2弧状部分112は、第1弧状部分111の両側上端111aが第2弧状部分112の両側上端112aと接続するとともに第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されている。
そして、図4に示すように、第1弧状部分111および第2弧状部分112が、第1弧状部分111の両側上端111aを通過する仮想線LNの延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側BL1と接触する。
なお、本実施例では、ベース部110の第1弧状部分111および第2弧状部分112について、シート状部材に第1弧状部分111および第2弧状部分112をそれぞれ形成して、球面下側BL1と線接触する構成としたが、これに限らない。
例えば、立体状部材に第1弧状部分111および第2弧状部分112を含む所定半径の曲率の凹状の曲面を形成して、この第1弧状部分111および第2弧状部分112を含む曲面が、球面下側BL1と面接触する構成でもよい。
また、上側部120が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第3弧状部分121を有している。
さらに、第3弧状部分121の両側下端121aが、ベース部110の第1弧状部分111の両側上端111aと接続するように配置されている。
そして、第3弧状部分121が、第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の領域ARと球状ボールBLの中心BL3を挟んで対向する姿勢で球面上側BL2と接触する。
なお、本実施例では、上側部120の第3弧状部分121について、シート状部材に第3弧状部分121を形成して、球面上側BL2と線接触する構成としたが、これに限らない。
例えば、立体状部材に第3弧状部分121を含む所定半径の曲率の凹状の曲面を形成して、この第3弧状部分121を含む曲面が、球面上側BL2と面接触する構成でもよい。
そして、上側部120が、ベース部110に対して第1弧状部分111の両側上端111aを通過する仮想線LN(図2~図4参照)を中心として揺動自在に構成されている。
なお、揺動自在な構成としては、図示する第1折り筋BD1に限らず、例えば、上側部120およびベース部110の一方に揺動軸部分、他方に穴部分を一例としてそれぞれ一対設けて、揺動軸部分が穴部分に係合することで揺動自在としてもよい。
また、上側部120が、ベース部110に対して着脱自在となるように構成してもよい。
例えば、上側部120に係合部分、ベース部110に被係合部分を一例としてそれぞれ一対設けて、上側部120の係合部分が、ベース部110の被係合部分と着脱自在に係合するように構成してもよい。
さらに、着脱自在となる構成において、上側部120が、ベース部110の第1弧状部分111の両側上端111aの一方側に対して着脱自在に係合し、他方側において揺動軸で係合し、一方側で着脱自在で、他方側を中心に揺動する構成としてもよい。
つまり、本実施例において、着脱自在な構成とは、少なくとも一部が着脱自在であり、上側部120が、ベース部110に対して移動自在な構成をいう。
これにより、仮想線LNの延設方向から視て3方向で球状ボールBLの中心BL3を捉えて球状ボールBLのサイズが測定される。
その結果、精度よくサイズを測定することができ、球状ボールBLに空気を注入する際に所定サイズになったときに空気の注入を停止して所定サイズに球状ボールBLを仕上げることができる。
さらに、所定サイズになった後、上側部120をベース部110から取り外すと、または、上側部120をベース部110に対して側方へ揺動させると、球状ボールBLの球面上側BL2との接触がなくなる。
その結果、球状ボールBLをボール測定用ゲージ100から簡単に取り出すことができる。
また、ボールをボール測定用ゲージ100の中にセットする際は、上側部120をベース部110から取り外すと、または、上側部120をベース部110に対して側方へ揺動させると、ボール測定用ゲージ100の上側が開いたような状態になる。
その結果、ボールをボール測定用ゲージ100の中に簡単にセットすることができる。
そして、上側部120をベース部110に取り付けると、または、上側部120をベース部110に対して上方へ揺動させると、ボール測定用ゲージ100の上側が閉じたような状態になる。
その結果、空気の注入を開始することができる。
なお、ボールの注入口自体については、公知であるため、本実施例では、ボールの注入口の図示を省略する。
また本実施例では、第1弧状部分111の両側上端111aを通過する仮想線LNが、第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の領域ARの鉛直方向における上方を通過するように構成されている。
これにより、ボール測定用ゲージ100の中にボールをセットする際、ボールの中心BL3が、第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の領域ARの上方に配置される。
その結果、ユーザーはボールの自重によってボールを確実に安定させてベース部110の第1弧状部分111および第2弧状部分112の上にセットすることができる。
さらに、空気注入後において、上側部120をベース部110に対して上方へ揺動させても、球状ボールBLは、球状ボールBLの自重によって第1弧状部分111と第2弧状部分112とによって支えられる。
その結果、球状ボールBLがボール測定用ゲージ100から勝手に転げ落ちてしまうことを回避することができる。
さらに本実施例では、ベース部110および上側部120が、シート状部材によって連続して一体に形成されている。
そして、上側部120の第3弧状部分121が、ベース部110の第1弧状部分111と連続して設けられている。
また、上側部120が、ベース部110に対して所定方向である仮想線LN上に設けられた第1折り筋BD1で屈曲自在である。
さらに、第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)が、所定サイズの球状ボールBLの中心BL3を通過するように構成されている。
これにより、シート状部材の第1折り筋BD1でベース部110と上側部120とが連続するとともに上側部120がベース部110に対して屈曲自在で揺動自在となる。
その結果、ボールのセットや球状ボールBLの取り出しを簡単に行うことができる。
さらに、上側部120がベース部110に対して屈曲する際、上側部120の第3弧状部分121の球状ボールBLの中心BL3に対する距離が保たれたままとなる。
その結果、球状ボールBLの取り出しを行う際にスムーズに上側部120をベース部110に対して揺動させることができる。
また本実施例では、シート状部材によって形成されたベース部110が、底面113を有している。
さらに、図1、図2、図4に示すように、ベース部110の底面113が、所定方向の第1折り筋BD1と同じ方向の第2折り筋BD2で屈曲自在である。
そして、図4に示すように、第2折り筋BD2で屈曲していないとき、第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)から底面113における最も近い箇所113aが、第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)から所定サイズのボールの半径の距離だけ離れるように構成されている。
言い換えると、図4に示すように、仮想線LNの延設方向から視て第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)から底面113における最も近い箇所113aが、球状ボールBLの中心BL3から所定サイズのボールの半径の距離だけ離れている。
これにより、図4に示すように、ボールに空気を注入して所定サイズのボール径になったときに球状ボールBLの球面が第1弧状部分111~第3弧状部分121にピタリと接触するだけでなく、底面113とも接触する。
その結果、空気注入中のボールが所定サイズに達したことをユーザーは簡単に把握することができる。
さらに、図5に示すように、空気を少しでも入れすぎた場合、ボールの球面下側BL1が底面113を押圧し、底面113が第2折り筋BD2で屈曲して底面113の領域のうちの第2折り筋BD2を基準とした少なくとも一方が設置面GDから浮き上がるように移動してボール測定用ゲージ100がグラグラと不安定な状態になる。
その結果、空気注入が超過したことをユーザーは簡単に把握することができる。
なお、図5において、ボール測定用ゲージ100がグラグラと不安定な状態になる様子を理解しやすくするために、図4において、第2折り筋BD2で折っていない状態では、ベース部110の三角形を二等辺三角形にするとともに、第2折り筋BD2をベース部110の底面113における図4中の中央に配置したが、三角形は二等辺三角形に限らないし、第2折り筋BD2をベース部110の底面113における図4中の中央に限らない。
また、図6に示すように、第2折り筋BD2を内側に山折りすると、または、第2折り筋BD2を外側に谷折りすると(図示せず)、第1弧状部分111と第2弧状部分112とが互いに接近して重なりボール測定用ゲージ100が薄くなる(図6の左右方向における長さが短くなる)。
その結果、ボール測定用ゲージ100をコンパクトにすることができる。
なお、ボール測定用ゲージ100を最も効率よくコンパクトにするためには、図4および図6に示すように、第2折り筋BD2で折っていない状態では、ベース部110の三角形を二等辺三角形にするとともに、第2折り筋BD2をベース部110の底面113における図4中の中央に配置することが望ましい。
さらに本実施例では、図1~図3に示すように、上側部120が、把持用穴122を有した構成である。
これにより、ユーザーが上側部120を把持しやすくなる。
その結果、ボール測定用ゲージ100を持ち運びやすくすることができる。
さらに、ユーザーは、ボール測定用ゲージ100の中に球状ボールBLを入れた状態でも持ち運ぶことができる。
また、ユーザーが例えば、審判員として、競技開始前に選手や監督らの前で球状ボールBLを入れた状態のボール測定用ゲージ100の上側部120を把持して掲げると、球状ボールBLが所定サイズピッタリである旨が一目でわかる。
その結果、選手らは所定サイズピッタリの球状ボールBLを確認して使用することができる。
つまり、毎試合、ボールサイズの微妙なバラツキをなくして、同じ条件の球状ボールBLを使用して試合を行うことができる。
なお、本実施例では、シート状部材を複数枚重ねて上側部120を形成している。
言い換えると、上側部120に補強シートを設けている。
複数枚のうちの一枚が、上側部120とベース部110とを連続して形成している。
そして、図4~図6に示すように、そのうちの一枚のシート状部材を折り曲げて(曲げ加工して)、ベース部110を形成している。
さらに、上側部120を上方に立てた状態のとき、ベース部110における仮想線LNの延設方向から視た三角形の頂点の曲げ箇所114が、上側部120の補強シート下端箇所123と接触して支持するように構成されている。
これにより、上側部120を上方に立てた状態のときの上側部120の姿勢が安定する。
また、補強シートおよび仮想線LNの延設方向から視たベース部110の三角形の頂点の曲げ箇所114は、上側部120を側方(図4中の左側、反時計回り)へ揺動させる際の揺動を妨げない。
このようにして得られた本考案の実施例であるボール測定用ゲージ100は、球状ボールBLの球面下側BL1と接触するベース部110と、球面上側BL2と接触する上側部120とを備えて、ベース部110が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第1弧状部分111および第2弧状部分112を有し、第1弧状部分111および第2弧状部分112は、第1弧状部分111の両側上端111aが第2弧状部分112の両側上端112aと接続するとともに第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されて、第1弧状部分111および第2弧状部分112が、第1弧状部分111の両側上端111aを通過する仮想線LNの延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側BL1と接触し、上側部120が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第3弧状部分121を有し、第3弧状部分121の両側下端121aが、ベース部110の第1弧状部分111の両側上端111aと接続するように配置されて、第3弧状部分121が、第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の領域ARと球状ボールBLの中心BL3を挟んで対向する姿勢で球面上側BL2と接触し、上側部120が、ベース部110に対して着脱自在、または、ベース部110に対して仮想線LNを中心として揺動自在な構成であることにより、精度よくサイズを測定することができ、球状ボールBLに空気を注入する際に所定サイズになったときに空気の注入を停止して所定サイズに球状ボールBLを仕上げることができ、さらに、所定サイズになった後、球状ボールBLをボール測定用ゲージ100から簡単に取り出すことができ、また、ボールをボール測定用ゲージ100の中にセットする際は、ボールをボール測定用ゲージ100の中に簡単にセットすることができ、そして、上側部120をベース部110に取り付けて、または、上側部120をベース部110に対して上方へ揺動させて空気の注入を開始することができる。
また、第1弧状部分111の両側上端111aを通過する仮想線LNが、第1弧状部分111と第2弧状部分112との間の領域ARの鉛直方向における上方を通過する構成であることにより、ユーザーはボールの自重によってボールを確実に安定させてベース部110の第1弧状部分111および第2弧状部分112の上にセットすることができ、さらに、空気注入後において上側部120をベース部110に対して移動させても球状ボールBLがボール測定用ゲージ100から勝手に転げ落ちてしまうことを回避することができる。
さらに、ベース部110および上側部120が、シート状部材によって連続して一体に形成され、上側部120の第3弧状部分121が、ベース部110の第1弧状部分111と連続して設けられて、上側部120が、ベース部110に対して所定方向である仮想線LN上に設けられた第1折り筋BD1で屈曲自在であり、第1折り筋BD1の延長線が、所定サイズの球状ボールBLの中心BL3を通過する構成であることにより、ボールのセットや球状ボールBLの取り出しを簡単に行うことができ、さらに、上側部120がベース部110に対して屈曲する際、球状ボールBLの取り出しを行う際にスムーズに上側部120をベース部110に対して揺動させることができる。
また、ベース部110の底面113が、所定方向の第1折り筋BD1と同じ方向の第2折り筋BD2で屈曲自在であり、第2折り筋BD2で屈曲していないとき、第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)から底面113における最も近い箇所113aが第1折り筋BD1の延長線(仮想線LN)から所定サイズのボールの半径の距離だけ離れた構成であることにより、空気注入中のボールが所定サイズに達したことをユーザーは簡単に把握することができ、さらに、空気を少しでも入れすぎた場合、空気注入が超過したことをユーザーは簡単に把握することができ、また、第2折り筋BD2を内側に山折りすると、または、第2折り筋BD2を外側に谷折りすると、ボール測定用ゲージ100をコンパクトにすることができる。
さらに、上側部120が、把持用穴122を有した構成であることにより、ボール測定用ゲージ100を持ち運びやすくすることができ、さらに、ユーザーは、ボール測定用ゲージ100の中に球状ボールBLを入れた状態でも持ち運ぶことができ、ユーザーが例えば、審判員として、競技開始前に選手や監督らの前で球状ボールBLを入れた状態のボール測定用ゲージ100の上側部120を把持して掲げると、選手らは所定サイズピッタリの球状ボールBLを確認して使用することができ、毎試合、ボールサイズの微妙なバラツキをなくして、同じ条件の球状ボールBLを使用して試合を行うことができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ ボール測定用ゲージ
110 ・・・ ベース部
111 ・・・ 第1弧状部分
111a・・・ (第1弧状部分の両側)上端
112 ・・・ 第2弧状部分
112a・・・ (第2弧状部分の両側)上端
113 ・・・ 底面
113a・・・ (第1折り筋の延長線から底面における最も近い)箇所
114 ・・・ (仮想線の延設方向から視て)三角形の頂点の曲げ箇所
120 ・・・ 上側部
121 ・・・ 第3弧状部分
121a・・・ (第3弧状部分の両側)下端
122 ・・・ 把持用穴
123 ・・・ 補強シート下端箇所
BL ・・・ 球状ボール
BL1 ・・・ (球状ボールの)球面下側
BL2 ・・・ (球状ボールの)球面上側
BL3 ・・・ (球状ボールの)中心
LN ・・・ (第1弧状部分の両側上端を通過する)仮想線
BD1 ・・・ 第1折り筋
BD2 ・・・ 第2折り筋
AR ・・・ 仮想線の延設方向から視て第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域
GD ・・・ 設置面

Claims (5)

  1. 球状ボールの球面下側と接触するベース部と、球面上側と接触する上側部とを備えて球状ボールの大きさを測定するボール測定用ゲージであって、
    前記ベース部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第1弧状部分および第2弧状部分を有し、
    前記第1弧状部分および第2弧状部分は、第1弧状部分の両側上端が第2弧状部分の両側上端と接続するとともに第1弧状部分と第2弧状部分との間の距離が下方へ進むにしたがって大きくなるように配置されて、第1弧状部分および第2弧状部分が、第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線の延設方向から視て互いに異なる姿勢で球面下側と接触し、
    前記上側部が、所定サイズのボール径に対応する所定半径の半円を形成する第3弧状部分を有し、
    前記第3弧状部分の両側下端が、ベース部の第1弧状部分の両側上端と接続するように配置されて、第3弧状部分が、第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域と球状ボールの中心を挟んで対向する姿勢で球面上側と接触し、
    前記上側部が、ベース部に対して着脱自在、または、ベース部に対して前記仮想線を中心として揺動自在な構成であることを特徴とするボール測定用ゲージ。
  2. 前記第1弧状部分の両側上端を通過する仮想線が、前記第1弧状部分と第2弧状部分との間の領域の鉛直方向における上方を通過する構成であることを特徴とする請求項1に記載のボール測定用ゲージ。
  3. 前記ベース部および上側部が、シート状部材によって連続して一体に形成され、
    前記上側部の第3弧状部分が、ベース部の第1弧状部分と連続して設けられて、
    前記上側部が、ベース部に対して所定方向である前記仮想線上に設けられた第1折り筋で屈曲自在であり、
    前記第1折り筋の延長線が、所定サイズの球状ボールの中心を通過する構成であることを特徴とする請求項2に記載のボール測定用ゲージ。
  4. 前記ベース部の底面が、所定方向の第1折り筋と同じ方向の第2折り筋で屈曲自在であり、
    前記第2折り筋で屈曲していないとき、第1折り筋の延長線から底面における最も近い箇所が第1折り筋の延長線から所定サイズのボールの半径の距離だけ離れた構成であることを特徴とする請求項3に記載のボール測定用ゲージ。
  5. 前記上側部が、把持用穴を有した構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のボール測定用ゲージ。
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